JPH022445A - 多重バスシステム - Google Patents

多重バスシステム

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JPH022445A
JPH022445A JP14321388A JP14321388A JPH022445A JP H022445 A JPH022445 A JP H022445A JP 14321388 A JP14321388 A JP 14321388A JP 14321388 A JP14321388 A JP 14321388A JP H022445 A JPH022445 A JP H022445A
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JP
Japan
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bus
modules
common
bus master
slave
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JP14321388A
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English (en)
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Toshio Okochi
俊夫 大河内
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多重バスシステムさらにはシステムのスルー
プット向上並びにシステムの拡張性に優れるバス構成に
関し、例えば、シングルチップマイクロコンピュータの
ような論理LSI(大規模集積口)に適用して有効な技
術に関するものである。
〔従来技術〕
シングルチップマイクロコンピュータのよう論理LSI
の内部バス構成は従来一般的に単一バス方式とされ、中
央処理装置やダイレクトメモリアクセスコントローラな
どのバスマスタモシルニールと、メモリやタイマなどの
スレーブモジュールが1つの共通バスに接続されている
。また、バスマスタモジュール毎に夫々専用の共通バス
を設けて成る複数バス方式を操用するものもある。
尚、単一バス構成を適用したシングルチップマイクロコ
ンピュータについて記載された文献の例としては昭和6
0年3月株式会社日立製作所発行のrHD64180ユ
ーザーズマニュアルJP3〜P389がある。
〔発明が解決しよう、とする課題〕
しかしながら、単一バス構成では、複数のバスマスタモ
ジュールはバスアービトレーションによりその1が共通
バスを占有使用し、当該所定のバスマスタモジュールが
バス権を放棄するまでその他のバスマスタモジュールは
メモリなどに対するアクセスを待たなければならない、
即ち、複数個のバスマスタモジュールは相互に時分割で
排他的にしか共通バスを占有することができない。
本発明者は複数個のバスマスタモジュールを並列動作さ
せることを検討した。これによれば、複数個のバスマス
タモジュールが相互に同一スレーブモジュールをアクセ
スするような本質的にバスマスタモジュールの並列動作
が不可−とされるような確率は極めて低いため、従来の
ような単一バス構成ではシステムの動作効率を向上させ
るにも限界のあることが明らかにされた。また、逆に、
バスマスタモジュール毎に夫々専用バスを設けて成る複
数バス方式を採用すると、バスマスタモジュールの並列
動作は可能になるものの、並列動作以外において全く利
用されないバスが存在することになってハードウェアに
無駄を生ずると共に、複数のバスマスタモジュールによ
るスレーブモジュールの共有化が難しくなる。個々のバ
スマスタモジュールにスレーブモジュールを共有させよ
うとすると、複数のバスに個々のポートを介して接続す
るマルチポートを有するようなバッファメモリを設けて
バス相互間のインタフェースを行わなければならなくな
り、そのための制御も複雑になり、さらにはシステムの
拡張も゛容易に行えなくなってしまう。
本発明の目的は、複数のバスマスタモジュールによるス
レーブモジュールの共有化を妨げることなく、バスマス
タモジュールの並列動作を可能とし、しかもシステムの
拡張性に優れる多重バスシステムを提供することにある
本発明の前記並びにそのほかの目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本顆において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、複数個のバスマスタモジュールと、相互に同
一インタフェース機能を備えたマルチポートを持つ複数
個のスレーブモジュールを備え。
夫々のスレーブモジュールは夫々個別のポートを介して
複数個の共通バスに接続され、相互に異なる共通バスの
バス権を異なるバスマスタモジュールに並列的に割り当
て可能にされたバスコントローラを含んで多重バスシス
テムを構成するものである。
このとき、バスコントローラは、夫々のバスマスタモジ
ュールから供給されるバス権要求信号に基づいて相互の
要求を調停するバスアービタと、その調停結果に応じて
共通バスとバスマスタモジュールとの接続制御を行うバ
ススイッチ回路とによって構成することができる。
さらにこのとき、所定のスレーブモジュールがバスサイ
クル上型なったタイミングで複数のポートを介してアク
セスされるとき、何れか一方のポートをアクセスするバ
スマスタモジュールにアクセス動作の実質的な休止もし
くは引き延ばしを指示するための信号を与える手段をバ
スコントローラ又は個々のスレーブモジュールに設け、
複数個の共通バスを介する同一スレーブモジュールへの
アクセス競合を回避するようにしておくことが望ましい
〔作 用〕
前記した手段によれば、スレーブモジュールが持つマル
チポートの夫々に個別的に結合された複数の共通バスは
、夫々のバスマスタモジュールが夫々のスレーブモジュ
ールを共有するように働く。
即ち1個々のバスマスタモジュールに対する夫々のスレ
ーブモジュールのインタフェースを共通化するように働
く。
そして、バスコントローラは、スレーブモジュールとの
インタフェースが共通化された複数のバスマスタモジュ
ールに対して、共通バス毎にバス権を与えるように動作
して、複数個のバスマスタモジュールの並列動作を可能
とするように作用する。このとき、所定のスレーブモジ
ュールがバスサイクル上型なったタイミングで複数個の
バスマスタモジュールにより異なるポートを介してアク
セスされるときには、バスコントローラに含まれる論理
又は個々のスレーブモジュールに含まれる論理が、何れ
か一方のポートをアクセスするバスマスタモジュールに
アクセス動作の実質的な休止もしくは引き延ばしを指示
して、複数個の共通バスを介する同一スレーブモジュー
ルへのアクセス競合を回避するように働く。
〔実施例〕
第1図には本発明の一実施例であるシングルチップマイ
クロコンピュータのブロック図が示される。同図に示さ
れるシングルチップマイクロコンピュータは、公知の半
導体集積回路製造技術によってシリコン基板のような1
個の半導体基板に形成される。
第1図に示されるシングルチップマイクロコンピュータ
は、特に制限されないが、バスマスタモジュールとして
、CPU (セントラル・プロセッシング・ユニット)
1と2つのDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・
コントローラ)2及び3などを備え、また、スレーブモ
ジュールとして。
パラレル入出力回路4、シリアル入出力回路5、タイマ
6、及びRAM (ランダム・アクセス・メモリ)で成
るようなメモリ7などを備える。
本実施例において上記各スレーブモジュール4〜7は夫
々相互に同一インタフェース機能を備えた2個のポート
を有し、夫々の一方のポートは第1共通バス8に結合さ
れ、他方のポートは第2共通バス9に結合される。
10は、上記第1共通バス8及び第2共通バス9に対す
るバス権を、上記CPUI、DMAC2、DMAC5に
選択的に与えるための制御を行うバスコントローラであ
る。このバスコントローラ10は、マスタバス11〜1
3を介してCPUI、DMAC2、DMAC5に結合さ
れ、共通バス8゜9毎に何れかのバスマスタモジュール
1,2.3にバス権を与えるように動作する。したがっ
て。
3個のバスマスタモジュール1〜3のうち2個の並列動
作が可能になり、また、共通バス8,9のバス権が何れ
のバスマスタモジュールに与えられてもそのバスマスタ
モジュールとインタフェース可能なスレーブモジュール
はバスマスタモジュールの種類に関係なく共通化される
ここで、夫々のマスタバス11〜13は、特に制限され
ないが、データDATAの入出力信号線と、アドレスA
DDRESSの出力信号線と、リードサイクルであるこ
とを示すためのリード信号RD、ライトサイクルである
ことを示すためのライト信号WT−人出力回路がリード
/ライト動作を行っていることを示すための入出カイネ
ーブル信号IOE、メモリがリード/ライト動作を行っ
ていることを示すためのメモリイネーブル信号ME、及
びバス権の獲得もしくは他のバスマスタモジュールに対
してバスの開放を要求するためのバスリクエスト信号B
REQの夫々の出力信号線と。
バスの占有使用をバスマスタモジュールに認めるために
バスコントローラ10から出力されるバスアクノリッジ
信号BACK、及びアクセスサイクルの実質的な引き延
ばしを要求するためにスレーブモジュールから出力され
るウェイト信号WAITの夫々の入力信号線の集合とさ
れる。
上記第1共通バス8及び第2共通バス9は、特に制限さ
れないが、データDATA、アドレスADDRESS−
リード信号RD、ライト信号WT、入出カイネーブル信
号工○E、メモリイネーブル信号ME、及びウェイト信
号WAITのための信帯線の集合とされる。
尚、第1図において14は、CPUIが第2共通バス9
を介してDMAC2,3に転送語数やバースト数などの
初期設定を行ったり、その他の制御情報を与えたりする
ための専用内部バスとされる。
第2図にはバスコントローラ10の詳細な一例が示され
る。このバスコントローラ10は、夫々のバスマスタモ
ジュール1,2.3相互間のバス権要求を調停するバス
アービタ15と、このバスアービタ15による調停結果
に応じて共通バス8゜9とバスマスタモジュール1,2
.3との接続制御を行うバススイッチ回路16とを含ん
で成る。
第2図において、BREQ、はCPUIが出力するバス
リクエスト信号、BREQ、はDMAC2が出力するバ
スリクエスト信号、BREQ、はDMAC5が出力する
バスリクエスト信号である。
これらのバスリクエスト信号は、特に制限されないが、
ローレベルによってバス権の獲得を要求する。また、B
ACK、はCPUIに与えられるバスアクノリッジ信号
、BACK2はDMAC2に与えられるバスアクノリッ
ジ信号、BACK3はDMAC5に与えられるバスアク
ノリッジ信号である。これらのバスアクノリッジ信号は
、特に制限されないが、ローレベルによりバスの占有使
用を承認する。
バススイッチ回路16は、特に制限されないが、第1共
通バス8をマスタバス11又は12に接続するスイッチ
17と、第2共通バス9をマスタバス11又は13に接
続するスイッチ18によって構成される。そのスイッチ
制御はバスアービタ15によるバス権の調停結果に応じ
て形成される選択制御信号φ□、φ2によって行われる
ここで先ず、バスアービタ15によるバス権の調停論理
は次のようにそれる。即ち、CPUIとDMAC2との
間で夫々のバス使用要求が競合しない場合にはバスリク
エスト信号BREQa、BRE Q zがローレベルに
7サートされるタイミングの早遅により早い方にバス権
を与え、競合する場合には予め設定されている優先順位
に従って優先度9の高い方にバス権を与える。同様に、
CPU1とDMAC5との間で夫々のバス使用要求が競
合しない場合にはバスリクエスト信号BREQ1゜B 
RE Q aがローレベルに7サートされるタイミング
の早遅により早い方にバス権を与え、競合する場合には
予め設定されている優先順位に従って優先度の高い方に
バス権を与える。
このようなバス調停論理に応するバススイッチ回路16
の選択制御論理は、CPUIとDMAC2との間でバス
権が認められる側の一方のマスタバス11又は12の何
れか一方に第1共通バス8を接続し、CPUIとDMA
C5との間でバス権が認められる側の一方のマスタバス
11又は13の何れか一方に共通バス9を接続するよう
にされている。尚、CPUIだけにバス権が与えられる
場合には、一方の第1共通バス8の利用を優先させるよ
うな論理を備え、一方のスイッチ17の動作によって第
1共通バス8だけがCPUIのマスタバス11に接続さ
れる。
第3図にはスレーブモジュール4〜7のマルチインタフ
ェース構成の概略的構成が代表的に示される。
各スレーブモジュール4〜7は、第1共通バス8に結合
されるポートを含む第1バスインタフェース回路20と
、第2共通バス9に結合されるボートを含む第2バスイ
ンタフェース回路21を夫々含む、第1バスインタフェ
ース回路2oと第2バスインタフェース回路21は相互
に同一のインタフェース機能を備え、何れのインタフェ
ース回路を介しても全く同様にバスマスタモジュールと
各種情報のやりとりを行うことができるようになってい
る。
ところで、2個のバスマスタモジュールが相互に同一ス
レーブモジュールをアクセスするような競合状態では2
個のバスマスタモジュールの並列アクセス動作は本質的
に不可能とされる0本実施例においてこのような競合を
回避する構成は、特に制限されないが、各スレーブモジ
ュールに含まれている。
例えば、所定のスレーブモジュールがバスサイクル上型
なったタイミングで第1バスインタフェース回路20及
び第2バスインタフェース回路21を介してアクセスさ
れるとき、何れか一方のバスインタフェース回路からア
クセスするバスマスタモジュールにアクセス動作の引き
延ばしを指示するウェイト信号WAIT(第3図におい
て共通バス8に与えられるウェイト信号はWAIT工で
示され、共通バス9に与えられるウェイト信号はWAI
T2で示される)を与えるようになっている。
すなわち、第1バスインタフェース回路20はこれに供
給されるアドレス信号ADDRESSに基づいて自分自
身の動作の指示を検出すると、当該第1バスインタフェ
ース回路2oから供給されるメモリイネーブル信号ME
又は入出カイネーブル信号■○Eがネゲートされるまで
ウェイト信号WAIT2’を第2バスインタフェース回
路21に向けてアサートする。このとき第2バスインタ
フェース回路21は、第2共通バス9から供給されるア
ドレス信号ADDRESSに基づいて自分自身の動作指
示を検出すると、上記ウェイト信号WAIT2’と同相
のウェイト信号WAIT2を、第2バスインタフェース
回路21側から当該スレーブモジュールをアクセスする
バスマスタモジュールに与える。これにより、当該バス
マスタモジュールによる第2バスインタフェース回路2
1側からのアクセスが引き延ばされ、第1バスインタフ
ェース回路2o側からのアクセスが終了するまでその第
2バスインタフェース回路21側からのアクセス動作が
実質的に休止される。特に、アサートされたウェイト信
号が供給されるバスマスタモジュールにおいてウェイト
サイクルの挿入タイミングは、リードデータの取り込み
タイミング以前とされ、また、書き込みデータの出力タ
イミング以前とされている。
同lに、第2バスインタフェース回路21は。
これに供給されるアドレス信号ADDRESSに基づい
て自分自身の動作の指示を検出すると、当該第2バスイ
ンタフェース回路21から供給されるメモリイネーブル
信号ME又は入出カイネーブル信号IOEがネゲートさ
れるまでウェイト信号WAIT1’を第1バスインタフ
ェース回路20に向けてアサートする。このとき第1バ
スインタフェース回路20は、第1共通バス8から供給
されるれるアドレス信号に基づいて自分自身の動作指示
を検出すると、上記ウェイト信号WA I T。
′と同相のウェイト信号WAIT工を、第1バスインタ
フェース回路2o側から当該スレーブモジュールをアク
セスするバスマスタモジュールに与える。これにより、
当該バスマスタモジュールによる第1バスインタフェー
ス回路20側からのアクセスが引き延ばされ、第2バス
インタフェース回路21側からのアクセスが終了するま
でその第1バスインタフェース回路20側からのアクセ
ス動作が実質的に休止される。
尚、第1バスインタフェース回路20及び第2バスイン
タフェース回路21を介して同時に所定1つのスレーブ
モジュールがアクセスされる場合には第1共通バス8か
らのアクセスを優先するように一方のウェイト信号WA
IT2だけがアサートされるようになっている。
次に本実施例の動作の一例を第4図のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。
第4図はパラレル入出力回路4が第1共通バス8と第2
共通バス9を介して同時にリードアクセスされる場合の
競合回避の動作を一例とする。
例えば第1共通バス8のバス権がCPU1に与えられ、
第2共通バス9のバス権がDMAC5に与えられている
ものとする。この状態でCPUIは第1共通バス8を介
して所望のスレーブモジュールをアクセスすることがで
き、これと並列的にDMAC5は第2共通バス9を介し
て所望のスレーブモジュールをアクセスすることができ
る。
このとき、例えばCPUIとDMAC5が同時にパラレ
ル入出力回路4をリードアクセスする場合、パラレル入
出力回路4にはCPUIから出力されるアドレス信号A
DDRESSや入出カイネーブル信号IOE及びリード
信号RDのアサートレベルが第1バスインタフェース回
路20を介して供給される。同様に、パラレル入出力回
路4にはDMAC5から出力されるアドレス信号ADD
RESSや入出カイネーブル信号IOE及びリード信号
RDのアサートレベルが第2バスインタフェース回路2
0を介して供給される。
この状態で第1バスインタフェース回路20及び第2バ
スインタフェース回路21は、競合回避の論理に従い、
第1バスインタフェース回路20がウェイト信号W A
 I Tz ’をアサートし、これを受ける第2バスイ
ンタフェース回路21がそのウェイト信号WA I T
、 ’と同相のウェイト信号WAIT2を第2共通バス
9に出力する。
第2共通バス9に出力されたウェイト信号WAIT、は
DMAC5により所定のタイミングでサンプリングされ
、これによって当該DMAC5はそのアクセスサイクル
にウェイトサイクルを挿入して実質的なリード動作を休
止する。この間にCPUIは第1共通バス8を介してパ
ラレル入出力回路4をリードアクセスする。
CPU1がパラレル入出力回路4のアクセスを終了して
み出力、イネーブル信号IOEをネゲートすると、第1
バスインタフェース回路20から第2バスインタフェー
ス回路21に与えられているウェイト信号WAIT2’
がネゲートされ、これに呼応して第2バスインタフェー
ス回路21は第2共通バス9に出力しているウェイト信
号WAIT2をネゲートする。DMAC5がこのウェイ
ト信号WAIT2のネゲート状態を検出すると、ウェイ
トサイクルの挿入を停止してパラレル入出力回路4に対
する実質的なリードアクセスを再開すして、所望のリー
ドデータを得る。
上記実施例によれば以下の作用効果を得るものである。
(1)複数個のスレーブモジュール4〜7は相互に同一
インタフェース機能を備えたマルチポートを持ち、それ
らスレーブモジュール4〜7は夫々個別のポートを介し
て第1共通バス8及び第2共通バス9に接続され、第1
共通バス8及び第2共通バス9のバス権調停を行うバス
コントローラ10は、第1共通バス8.第2共通バス9
毎に何れかのバスマスタモジュール1,2.3にバス権
を与えるように動作するから、3個のバスマスタモジュ
ール1〜3のうち2個の並列動作が可能になり、また、
共通バス8.9のバス権が何れのバスマスタモジュール
1〜3に与えられてもそのバスマスタモジュールとイン
タフェース可能なスレーブモジュールはバスマスタモジ
ュールの種類に関係なく共通化される。
(2)上記作用効果より、複数のバスマスタモジュール
1〜3によるスレーブモジュール4〜7の共有化を妨げ
ることなくバスマスタモジュールの並列動作が可能にな
るから、従来の単一バス構成やバスマスタモジュール毎
に夫々専用バスを設けて成る複数バス方式に比べて、シ
ステムの動作効率を向上させることができると共に、各
種モジュールの追加変更といったシステムの拡張もしく
は変更を単一バス構成と同様に容易に行うことができる
(3)上記作用効果よりシステムの拡張もしくは変更が
容易であるから1本実施例の多重バス方式はアプリケー
ションスペシフィック方式のシングルチップマイクロコ
ンピュータなどに容易に適用することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが本発明はそれに限定されずその要旨
を逸脱しない範囲において種々変更することができる。
例えば、マイクロコンピュータに含まれるバスマスタモ
ジュールやスレーブモジュールの種類や数は上記実施例
に限定されず適宜変更することができる。
スレーブモジュールが持つ相互に同一機能を備えたポー
トの数は上記実施例の2個に限定されずそれ以上とする
こともでき、これに応じて共通バスの数も変更し得る。
1つのスレーブモジュールに対する複数のバスマスタモ
ジュールによるアクセス競合回避の論理もしくは構成は
上記実施例のように各スレーブモジュールに内蔵させる
場合に限定されず、そのようなアクセス競合回避の論理
をバスアービタなどの回路に含めて集中管理するように
してもよい。
また、上記実施例では斯るアクセス競合回避のための信
号としてウェイト信号を流用するようにしたが、ホール
ト信号などを流用したりさらにはその他の専用信号を利
用するようにしてもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるシングルチップマイ
クロコンピュータに適用した場合について説明したが、
本発明はそれに限定されず、その他の論理LSIさらに
はボード上のバス構成にも広く適用することができる。
本発明は少なくとも複数個のバスマスタモジュールとス
レーブモジュールを含む条件のものに適用することがで
きる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、複数個のスレーブモジュールは相互に同一イ
ンタフェース機能を備えたマルチポートを持ち、それら
スレーブモジュールは夫々個別のポートを介して複数の
共通バスに接続され、共通バスのバス権調停を行うバス
コントローラは、共通バス毎に何れかのバスマスタモジ
ュールにバス権を与えるように動作することにより、複
数のバスマスタモジュールの並列動作が可能になり、ま
た、共通バスのバス権が何れのバスマスタモジュールに
与えられてもそのバスマスタモジュールとインタフェー
ス可能なスレーブモジュールはバスマスタモジュールの
種類に関係なく共通化されるという効果を得る。
これにより、複数のバスマスタモジュールによるスレー
ブモジュールの共有化を妨げることなくバスマスタモジ
ュールの並列動作が可能になるから、従来の単一バス構
成やバスマスタモジュール毎に夫々専用バスを設けて成
る複数バス方式に比べて、システムの動作効率を向上さ
せることができると共に、各種モジュールの追加変更と
いったシステムの拡張もしくは変更を単一バス構成と同
様に容易に行うことができるという効果がある。
特に、夫々のバスマスタモジュールから供給されるバス
権要求信号に基づいて相互の要求を調停するバスアービ
タの調停結果に応じて共通バスとバスマスタモジュール
との接続制御を行うバススイッチ回路を採用することに
より、複数のバスマスタモジュールを並列動作させるた
めに必要なバスマスタモジュールと共通バスとの接続制
御及びその回路構成を簡素化することができる。さらに
所定のスレーブモジュールがバスサイクル上乗なったタ
イミングで複数のポートを介してアクセスされるとき、
何れか一方のポートをアクセスするバスマスタモジュー
ルにアクセス動作の実質的な休止もしくは引き延ばしを
指示するための信号を与える手段を持つことにより、複
数のバスマスタモジュールの並列動作に際して同一スレ
ーブモジュールへのアクセス競合による動作異常を外部
ハードウェアや外部における特別な制御手順に頼ること
なく自らで未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるシングルチップマイク
ロコンピュータのブロック図、第2図はバスコントロー
ラの一例を示すブロック図、 第3図はスレーブモジュールのマルチインタフェース構
成の一例を示す概略ブロック図、第4図は複数のバスマ
スタモジュールの並列アクセス動作の一例を示すタイミ
ングチャートである。 1−CP U、2.3−DMAC14・・・パラL//
L/入出力回路、5・・・シリアル入出力回路、6・・
・タイマ、7・・・メモリ、8・・・第1共通バス、9
・・・第2共通バス、10・・・バスコントローラ、1
1〜13・・・マスタバス、15・・・バスアービタ、
16・1.バススイッチ回路、20・・・第1バスイン
タフェース回路、21・・・第2バスインタフェース回
路、BREQ(BREQ工、BREQ、、BREQ、)
・・・バスリクエスト信号、BACK (BACK□、
BACK2゜BACK、)・・・バスアクノリッジ信号
、WA I T(WA I T、、 WA I T、)
・・・ウェイト信号。 ロ」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数個のバスマスタモジュールと、相互に同一イン
    タフェース機能を備えたマルチポートを持つ複数個のス
    レーブモジュールを備え、夫々のスレーブモジュールは
    夫々個別のポートを介して複数個の共通バスに接続され
    、相互に異なる共通バスのバス権を異なるバスマスタモ
    ジュールに並列的に割り当て可能にされたバスコントロ
    ーラを含んで成るものであることを特徴とする多重バス
    システム。 2、上記バスコントローラは、夫々のバスマスタモジュ
    ールから供給されるバス権要求信号に基づいて相互の要
    求を調停するバスアービタと、その調停結果に応じて共
    通バスとバスマスタモジュールとの接続制御を行うバス
    スイッチ回路とを含んで成るものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の多重バスシステム。 3、所定のスレーブモジュールがバスサイクル上重なっ
    たタイミングで複数のポートを介してアクセスされると
    き、何れか一方のポートをアクセスするバスマスタモジ
    ュールにアクセス動作の実質的な休止もしくは引き延ば
    しを指示する信号を与える手段を備え、複数個の共通バ
    スを介する同一スレーブモジュールへのアクセス競合を
    回避するようにされて成るものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の多重バスシステ
    ム。
JP14321388A 1988-06-10 1988-06-10 多重バスシステム Pending JPH022445A (ja)

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