JPH02243256A - ロール表面の改削装置 - Google Patents
ロール表面の改削装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B28/00—Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
- B21B28/02—Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
- B21B28/04—Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning while in use, e.g. polishing or grinding while the rolls are in their stands
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
製鋼工場等で使用される圧延ロールその他矯正ロール等
の表面を、該ロールに沿って往復動するサドルに設けた
改削用治具で改削する装置の新たな提案に関するもので
ある。
を経た湿紙は、上下の関係で千鳥状に配設された多数の
ドライヤーロール間に通されて、加熱乾燥による脱水が
なされる。その際に、各段毎に木綿のカンバスや厚手の
フェルトをエンドレスに掛渡し、該カンバス等により湿
紙を誘導すると共に前記ドライヤーロールに押し当てて
、水分蒸発を促進させるのが一般的である。
紙原料の木材やバルブが含有しているヤニその他の不純
物に起因して、ロール表面にヤニ等が強力に付着するに
至る。これは該ロールを通過する湿紙の乾燥ムラを来し
たり、また不純物による湿紙の再汚染を招くので、これ
らヤニ等は定期的に除去する必要がある。そこで、これ
に対処するべく、ドライヤーロールと平行にドクターを
配設し、このドクターによりロール表面のヤニ等を掻削
る手段が一般に採用されている。
、また酸化皮膜によるサビも発生したりするので、その
傷やサビを研磨または切削(以下、研磨・切削の両者を
「改削」と称する)して修正する必要がある。この目的
のために、該ロールと平行に配設した横梁にサドルを往
復動自在に担持し。
改削装置が使用されている。なお、製鋼工場等に据付け
た圧延ロールや矯正ロール等も、稼動中にロール表面に
多数の傷を生ずるので、その傷を改削するために、同様
の改削装置が使用される。
作業に先立ち該装置をロールの横方向から挿入して、サ
ドルを担持した横梁を該ロールに沿い平行にセットして
やる必要がある。しかし、改削を要する各種ロールは、
一般にその差渡しのスパンが充分に大きく、場合によっ
ては8mの長さに亘るものもある。そこで改削装置をロ
ールの横方向からセットするため、従来は該装置をクレ
ーンで吊り上げて、各種ロールの間に挿入する作業がな
されている。しかし、このようなりレーン作業では、装
置を吊り上げているビームがロール表面に衝突し、却っ
て大きな損傷を来すことがあるので、極めて慎重に作業
を遂行する必要があり煩雑であった。
削位置より下方に落下するが、これら金属粉は完全に回
収する必要がある。さもないと、例えば製紙用のドライ
ヤーロールの場合、該ロールの下方に延設された木綿カ
ンバスやフェルト等のエンドレスシートに金属粉が直接
付着することになる。このように金属粉がカンバス等に
付着するのを放置すると、湿紙を該カンバス等により誘
導する際に、前記金属粉が湿紙に転移することになり、
紙質の低下等の重大な欠陥を来すことになる。しかるに
従来は、これに対する有効な対処手段は未だ提案されて
いなかった。
いる難点を好適に解決するべく提案されたものであって
、ドライヤーロール、圧延ロールその他矯正ロール等の
表面を改削する装置を、該ロールに沿ってセットするべ
く横方向から挿入する作業を容易化し、その作業中にロ
ールを損傷する畏れもない新規な手段を提供することを
目的とする。
改削作業を実施するに際し1Mロールから生ずる改削粉
(金属粉)を簡単かつ確実に回収することができる新規
な手段を提供することを目的とする。
、ドライヤーロール、圧延ロールその他矯正ロール等と
平行に配設した横梁にサドルを往復動自在に担持し、該
サドルに設けた改削用治具により前記ロールの表面を改
削する装置において、前記横梁を支持し、かっ改削を要
するロール上またはこれに隣接するロール上に車輪を介
して横方向から挿入可能な台車と。
られ、前記横梁の両Mj部を解除自在に固定する固定手
段と、 前記ロール上に横方向から挿入された台車を昇降動作さ
せて、前記横梁の両端部を前記固定手段に載置させる昇
降駆動手段とから構成したことを特徴とする。
ライヤーロール、圧延ロールその他矯正ロール等と平行
に配設した横梁にサドルを往復動自在に担持し、該サド
ルに設けた改削用治具により前記ロールの表面を改削す
る装置において、前記横梁を支持し、かっ改削を要する
ロール上またはこれに隣接するロール上に車輪を介して
横方向から挿入可能な台車と。
られ、前記横梁の両端部を解除自在に固定する固定手段
と。
せて、前記横梁の両端部を前記固定手段に載置させる昇
降駆動手段と。
に沿って下方に設けられ、改削時に生じて該ロールの表
面に付着する金属粉を掻取るスクレーパと、 前記スクレーパで掻取った金属粉の落下部に張設され、
該金属粉を磁気吸着して集積回収するマグネットシート
とから構成したことを特徴とする。
な実施例を挙げて以下説明する。なお本明細書では、ロ
ール表面の改削装置を、製紙工場で湿紙乾燥に供される
ドライヤーロールにおける傷取り作業に使用する場合を
例示して説明するが。
場での圧延ロールや矯正ロールの表面傷取り等にも好適
に使用し得るものである。
袋W2Bを1表面に傷を生じ改削を必要としているドラ
イヤーロール1oに近接して据付けた状態を示す一部切
欠斜視図である。また第2図、第3図は、製紙工場の乾
燥工程で使用されるドライヤーロール10.16が、上
下の関係で千鳥状に多数配列されている状態の一部を示
している。
で多数立設され、各フレーム12がら張り出したアーム
12aに設けた軸受14に、ドライヤーロール10が回
転自在に軸支されている。
ール16が位置し、該ロール16は工場敷地面に配設し
た軸受18に回転自在に軸支されている。
ム12bにカンバスロール22が回転自在に軸支され、
このカンバスロール22およびドライヤーロール16の
組合せからなるロール群に、例えば木綿材質のカンバス
20が走行可能に巻き掛けられている。なお第2図およ
び第3図では、改削装置を据付けた状態で示しているの
で、上部ドライヤーロール10に関係的に掛は渡される
別のカンバスおよびこれを案内するカンバスロールは図
示を省略しである。
5図に示す如く、据付は完了時にドライヤーロール10
と略平行に位置可能な横梁28と、この横梁28に対し
往復動自在なサドル34と。
治具44とを基本的に備えている。改削用治具44は、
ロール表面に生じた傷の程度に応じて、研磨用リングバ
フまたは切削用バイトの使用が任意に選択される。
ル10の軸方向の最大長さよりも大きく設定され、充分
の剛性を備えると共にその底面に台車30が設けられて
いる。この台車30は、所定個所、例えば平面において
仮想矩形体の各頂点位置に、各ゴム製車輸32を回転自
在に備え、後述する如く据付けに際して、改削を要する
上部ドライヤーロール10に隣接している下部ドライヤ
ーロール16上に、前記車輪32を介して軸方向に挿入
可能になっている。
接して、第1図〜第3図に示す如く、前記横梁28の両
端部を、昇降駆動手段60(後述)を介して支持し得る
固定手段24が夫々設けられている。この固定手段24
は、改削装置26を所要の改削位置に据付けた際に、第
3図に示すように、昇降駆動手段60を介して該装v1
26の全荷重が支持され、また第2図に示すように、昇
降駆動手段60による荷重の支持を解除すると、前記台
車30の車輪32を介して装置!26の荷重がドライヤ
ーロール16に掛けられるものである。
には、垂直方向に伸縮自在なジヤツキ等からなる昇降駆
動手段60が夫々配設されている。
ール16上に横方向から挿入された台車30および改削
装置26を、前記固定手段24に対して昇降動作させる
。なお改削装置26をドライヤーロール10に対し平行
に据付けるべく、横方向から挿入する際は、前記昇降駆
動手段60はその脚部を限界位置にまで後退させて、該
装置が最初にセットされるドライヤーロール16と干渉
しないようにされる。
示す如く、2本の平行なレール54゜56が横梁28の
垂直側面に突設されて長手方向に延在し、これらレール
54.56にサドル34が横方向への摺動自在に嵌合さ
れている。また横梁28の上面にラック52が延設され
、該ラック52と図示しないビニオンとが噛み合うと共
に。
ドル34に横梁28と平行なZ方向の往復動が与えられ
る。サドル34の上面には、中間サドル36がアリ溝嵌
合され、サーボモータ38を駆動することによって、こ
の中間サドル36はX方向に進退移動される。また中間
サドル36の上面には改削台4oが着脱可能に設けられ
、この改削台40に基台42がアリ溝嵌合されて、同じ
くX方向に進退移動されるようになっている。
するドライヤーロール10の表面にこの改削用治具44
を作用させることにより、所要の改削作業を行ない得る
。
、該ロール10に蒸気を供給する管体(図示せず)の膨
張収縮を許容する隙間が形成されている。そのためドラ
イヤーロール10は楕円軌跡を描いて回転し、前記改削
用治具44を平行に移動させただけでは、ドライヤーロ
ール10の外周面が楕円状に改削されてしまう、そこで
、前記基台42から上方に張り出したアーム48に倣い
ロール46を設け、この倣いロール46を常にドライヤ
ーロール10の表面に接触させて、流体圧シリンダ50
の作用下に改削用治具44に適切な倣い運動を与え得る
ようになっている。従って、ドライヤーロール10が楕
円軌跡を描いて回転しても。
イヤーロール10の表面を改削する際に生ずる金属粉を
好適に回収し得る手段が付帯的に設けられている。すな
わち、第1図、第26図および第5図に示すように、改
削用治具44の所要位置に前記サドル34の往復動方向
と平行に延在する送りねじ66が回転自在に枢支され、
この送りねじ66に対をなす雌ねじからなる摺動コマ6
8゜6Bが所定間隔で螺挿されている。各摺動コマ68
には支幹70が形成されてドライヤーロール10に指向
する方向に延出し、両支幹70.70の先端にゴムその
他軟質プラスチック等の弾力性に富むスクレーパ62が
取付けられている。また支幹70.70は1図示しない
機構により角度調節可能であって、これにより前記スク
レーパ62を、■第2図に示す如くドライヤーロール1
0の表面から離間させた位置と、■第3図に示す如くド
ライヤーロール10の表面に密着させて、改削により生
じて該ロール表面に付着した金属粉を、無理なく掻取り
得る位置とを選択し得るようになっている。
のマグネットシート64の一端部が取付けられ、該シー
ト64は前記スクレーパ62の下方で緩く湾曲した後、
その他端部において台車30の下部側面に取付けられて
いる。このマグネットシート64は、その製造時に磁性
粉を樹脂材料に混入して得たものであって、改削時に直
接落下する金属粉および前記スクレーパ62で掻取った
金属粉を磁気吸着して回収する用途に使用される。なお
前記スクレーパ62およびマグネットシート64は、改
削用治具44が横方向に往復動する改削領域の下方にの
み設ければよく、従って図示例では、送りねじ66を図
示しない駆動源により回動させることによって、摺動コ
マ68との螺合作用下に横方向に移動させ得るよう構成
した。
トシート64を、改削用治具44が横梁28に沿って往
復動する最大領域に亘って配設してもよいことは勿論で
ある。
進退自在に配設される基台42は、改削を要するドライ
ヤーロール10における表面傷の程度に応じて各種の改
削用治具44に着脱自在に交換されるようになっている
0例えば、ロール表面の傷が軽微であれば、第10図に
示す如く、公知のリングバフを改削用治具44として使
用して、表面研磨をなし得る。この場合は、リングパフ
44自体に固有の弾力と撓みとが備わっているので、研
磨作業中に前記倣いロール46による倣い運動を与える
必要はない。
、これら荒さの異なる研磨部を有するリングバフ44を
、第11図に示すように複数基並列的に設けてもよい、
このときは、初めに最も荒い研磨部を有するリングバフ
44でロール表面の研磨を行ない1次いで中間の荒さの
リングバブ44で表面研磨した後、最も細いリングバフ
44で表面の仕上研磨を行なうのが好適である。更にロ
ール10の表面傷の程度が重大であれば、第5図、第9
図に示す如く、バイトを改削用治具44として使用する
ことにより、その傷を切削除去することができる。
用の実際につき説明する。上部ドライヤーロール10の
表面を改削する場合、該ロール10に隣接位置するカン
バスロールおよびその軸支機構(何れも図示せず)を横
方向に引出すことにより取外しておく。また改削装置2
6は、その横梁28に設けた複数の昇降駆動手段6oを
同時に付勢して、その下方に延出している各脚部を極限
にまで縮小させておく、この状態で改削装置26の台車
30に設けた車輪32を、第4図および第6図に示す如
く、改削がなされるドライヤーロール10と隣接する下
部ドライヤーロール16の上面に載置し、そのまま略水
平に押すことにより、該装置26をロール間に沿って横
方向から挿入する。このとき改削装置26の荷重は1台
車30の各車輪32を介してドライヤーロール16で支
持される。そして装置26を横方向に完全に挿入した状
態で前記固定手段24.24は、第7図に示す如く、横
梁28の両端部に設けた各昇降駆動手段60の下方に夫
々位置することになる。
ル16で支持されている状態において、前記昇降駆動手
段60を同期的に逆方向に一斉駆動して脚部を下方に延
出させれば、該脚部は対応的に位置する固定手段24.
24の上面に当接するに至る。更に付勢を継続すると、
改削装置26は水平姿勢を保持したまま上昇させられ、
第3図および第8図に示す如く、車輪32はドライヤー
ロール16の表面から離脱する。このとき改削装置26
の全荷重は、昇降駆動手段60を介して固定手段24に
支持されている。これにより改削装置26における横梁
28は、改削を要するドライヤーロール10に対し略平
行に延在して、定位置に据付けされたことになる。
用治具44を備える基台42および中間サドル36は最
大限離間する位置に退避しており。
10に接触しないよう離間している。この改削装置26
の据付けが終了した後、第5図に示すサーボモータ58
を駆動してサドル34を改削装置26に対し平行に移動
させ、改削用治具44をドライヤーロール10の改削を
要する部分にまで到来させる。また別のサーボモータ3
8を駆動して、中間サドル36をサドル34に対し移動
させて、改削用治具44とドライヤーロール10との位
置決めを行なう、更に図示しない駆動源を駆動して、送
りねじ66を回動させることにより。
ットシート64を横梁28に対し平行に移動させ、前記
改削用治具44による改削領域の下方位置で停止させる
。そして第3図に示す如く。
せて、改削用治具44による改削作業の際に生ずる金属
粉の落下回収を待機する。
バイトを使用する場合には、アーム48で支持した倣い
ロール46がロール10の表面に当接すると共にシリン
ダ50による倣い運動が改削用治具44に与えられ、好
適な切削作業が行なわれる。切削作業によりドライヤー
ロール10から削り取られた金属粉は、改削領域の下方
に落下するが、当該金属粉はその位置に待機しているマ
グネットシート64に磁気吸着して完全に回収される。
した金属粉は、ロール表面に摺擦的に当接している前記
スクレーパ62により掻取られ、同じくマグネットシー
ト64に磁気吸着される。
の改削状態を上方から観察した平面図であり、第10図
は、第5図に示す改削用治具に代えて、リング状の研磨
用バフ44を使用した例を示すものである。また第11
図に示す如く、サドル34の上面に複数のリング状バフ
44を並列的に配設し、このバフの粗さを段階的に変更
することによって、ロール表面の傷を順次研磨して仕上
げるようにしてもよい。
ことになるが、この作業は第6図〜第8図に示した装置
据付は作業を全く逆の手順で遂行することになる。すな
わち、固定手段24に対し突っ張っている昇降駆動手段
60の脚部を同期的に短縮させることにより、第7図に
示す如く改削装置26が下降して1台車30の車輪32
がドライヤーロール16の表面に接することになる。こ
の状態で第6図に示す如く左方向に改削装置26を引き
出せば、容易に装置の取り出しがなされるものである。
イヤーロール16に台車支持する構成とし、これにより
上部のドライヤーロール10の表面を改削するようにし
たものであった。これに対し、前記下部のドライヤーロ
ール16の表面を改削する必要がある場合も当然にあり
得る。この場合は、改削装@26における改削用治具4
4の取付位置を僅かに変更するだけで、装置26を当該
下部のドライヤーロール16に台車支持した状態で、該
ロール16の改削を充分になし得るものである。
よれば、改削を必要とするロールの隣接位置に、当該装
置を台車使用により容易に横方向から挿入することがで
きる。しかも該装置は。
装置の荷重がロール表面に加わることがなく、また据付
は作業中に不測の事故を生じてロール表面に大きな損傷
を与える畏れも全くなく、安全に作業を進行させ得るも
のである。しかもロール表面の改削作業中に生ずる金属
粉は、完全にロール表面から掻取られると共に、これを
マグネットシートにより磁気吸着させて回収するので、
例えば製紙工場において、該金属粉がカンバス等に付着
して紙質を低下させる畏れもない、更にサドル上に設け
た改削用治具を、ロール表面の傷の程度に応じ研磨用お
よび切削用に簡単に着脱交換することができ、また複数
の研磨用治具を併設することもできて段階的に表面を磨
くこともでき極めて好適である。
装置を、改削を要するロールに隣接して据付けた状態を
示す一部切欠斜視図、第2図は。 改削を要するロールと隣接、するロールに該装置を台車
を介して支持させた状態を示す側面図、第3図は、昇降
駆動装置を利用して装置を上昇させ定位置に固定した状
態を示す側面図、第4図は、実施例に係る装置を、改削
を要するロールに平行に据付ける作業の第1段階を示す
説明斜視図、第5図は、実施例に係るロール表面の改削
装置の要部拡大斜視図、第6図、第7図および第8図は
、実施例に係る装置を、改削を要するロールと平行に据
付ける際の状態を段階的に示す説明図、第9図は。 改削用の工具としてバイトを使用した例を示す平面図、
第10図は、改削用治具としてリング状のパフを使用し
た場合の平面図、第11図は、リング状パフを複数基並
列に設けた状態を示す平面図である。 60・・・昇降駆動手段 62・・・スクレーパ64・
・・マグネットシート
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕ドライヤーロール、圧延ロールその他矯正ロール
等と平行に配設した横梁にサドルを往復動自在に担持し
、該サドルに設けた改削用治具により前記ロールの表面
を改削する装置において、前記横梁を支持し、かつ改削
を要するロール上またはこれに隣接するロール上に車輪
を介して横方向から挿入可能な台車と、 前記ロールを枢支して対向するフレームの定位置に設け
られ、前記横梁の両端部を解除自在に固定する固定手段
と、 前記ロール上に横方向から挿入された台車を昇降動作さ
せて、前記横梁の両端部を前記固定手段に載置させる昇
降駆動手段と から構成したことを特徴とするロール表面の改削装置。 〔2〕ドライヤーロール、圧延ロールその他矯正ロール
等と平行に配設した横梁にサドルを往復動自在に担持し
、該サドルに設けた改削用治具により前記ロールの表面
を改削する装置において、前記横梁を支持し、かつ改削
を要するロール上またはこれに隣接するロール上に車輪
を介して横方向から挿入可能な台車と、 前記ロールを枢支して対向するフレームの定位置に設け
られ、前記横梁の両端部を解除自在に固定する固定手段
と、 前記ロール上に横方向から挿入された台車を昇降動作さ
せて、前記横梁の両端部を前記固定手段に載置させる昇
降駆動手段と、 改削がなされるロールにおける改削用治具の往復動領域
に沿って下方に設けられ、改削時に生じて該ロールの表
面に付着する金属粉を掻取るスクレーパと、 前記スクレーパで掻取った金属粉の落下部に張設され、
該金属粉を磁気吸着して集積回収するマグネットシート
と から構成したことを特徴とするロール表面の改削装置。 〔3〕改削を要するロールの表面状態に応じて、前記サ
ドルに設けられる改削用治具を、研磨用または切削用の
治具に交換可能に構成したことを特徴とする請求項1ま
たは2記載のロール表面の改削装置。 〔4〕改削を要するロールの表面状態に応じて、研磨荒
さを段階的に変化させた複数基の研磨用治具を、前記横
梁に往復動自在に並設したことを特徴とする請求項1ま
たは2記載のロール表面の改削装置。 〔5〕改削を要するロール表面に常に接触して、前記改
削用治具に倣い運動を与える倣いロールを備えることを
特徴とする請求項1または2記載のロール表面の改削装
置。 〔6〕前記ロールは、上下の関係で千鳥状に多数配列さ
れることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のロ
ール表面の改削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6139189A JPH0632884B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ロール表面の改削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6139189A JPH0632884B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ロール表面の改削装置 |
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