JPH07194076A - 固定子用ワニス除去装置 - Google Patents

固定子用ワニス除去装置

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JPH07194076A
JPH07194076A JP34786593A JP34786593A JPH07194076A JP H07194076 A JPH07194076 A JP H07194076A JP 34786593 A JP34786593 A JP 34786593A JP 34786593 A JP34786593 A JP 34786593A JP H07194076 A JPH07194076 A JP H07194076A
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JP
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stator
file
cylindrical
rotating
rollers
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JP34786593A
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English (en)
Inventor
Masanori Endo
昌則 遠藤
Hajime Yashiro
一 矢城
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転電機の固定子の固定子鉄心に付着してい
るワニスを迅速・高品質・完全に除去できるようにする
こと。 【構成】 固定子Aが自転しながら第1、第2円柱ヤス
リ401、402によってその内周面および外周面が同
時に研磨され、そこに付着さているワニスが除去され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機、発電機等の回
転電機の固定子に付着したワニスを除去する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】回転電機の固定子には磁界発生用のコイ
ルが巻き付けられる。このコイルのうち、円筒形状の固
定子鉄心の内溝に装着される磁極形成部分から引き出さ
れて折り返される折り返し部分は、固定子鉄心の軸方向
端部外側に露出するので、回転電機を覆う外枠や固定子
内への回転子挿入時の支障とならないように、手作業或
いはコイル自動整形装置などによって所定の形状・寸法
に整形される。
【0003】そして、この整形されたコイル折り返し部
分は、回転子の回転の振動による影響を受けないよう
に、ワニスを含浸させてその整形状態を固化させること
が行なわれる。
【0004】ところが、上記ワニスを含浸させる際に、
上記固定子鉄心の内周面および外周面にそのワニスが付
着し、回転子の挿入のスムーズ化やその他の支障が生じ
るので、従来では、ハンドグラインダーを使用してその
固定子鉄心の内周面および外周面に付着したワニスを削
り取っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このワ
ニス削り取り作業は手作業によるものであるため、固定
子鉄心の片側からしか行なえず作業時間が長くなり、ま
たコイルの線材の絶縁被覆を傷付ける場合があり、さら
にハンドグラインダーのサンダーを頻繁に交換(1台の
固定子当たり1〜3個)する必要があるのでその交換の
時間や多くのサンダー予備を必要とするという問題があ
った。
【0006】また、作業員によって仕上りに個人差が生
じ、仕上り品質にバラツキが発生するという問題もあっ
た。
【0007】本発明の目的は、上記した各種問題を一挙
に解決した固定子用ワニス除去装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、平行に配置された2個のローラを具備し、該ローラ
の少なくとも一方の駆動により該ローラの軸心と軸心が
平行するように該両ローラ間に跨るように該両ローラの
上面に載せた円筒形状の固定子を自転させる固定子回転
部と、平行配置されて各々自転する第1、第2円柱ヤス
リ、および該第1、第2円柱ヤスリを平行状態を保持し
て相互に近接離反させる調整機構を具備するヤスリ回転
部と、上記固定子回転部と上記ヤスリ回転部の一方を他
方に対して近接離反させ、近接時に上記第1円柱ヤスリ
を上記固定子の内面に挿通させるとともに上記第2円柱
ヤスリを上記固定子の外面近傍に位置付ける移動機構
と、を有することを特徴とする固定子用ワニス除去装置
によって達成される。
【0009】本発明では、上記ヤスリ回転部の上記調整
機構の駆動源を対向配置された第1、第2エアーシリン
ダから構成し、上記第1エアーシリンダのロッド伸長に
より上記第1円柱ヤスリを上記第2円柱ヤスリ方向に近
接させ、上記第2エアーシリンダのロッド伸長により上
記第2円柱ヤスリを上記第1円柱ヤスリ方向に近接さ
せ、かつ上記第1、第2エアーシリンダのエアーの出入
口を共通化することができる。
【0010】また、本発明では、上記ヤスリ回転部の上
記第1円柱ヤスリが内面に位置し、上記第2円柱ヤスリ
が外面に位置する位置にセットされた上記固定子に上面
から押圧力を加える固定子押え部を有するようにするこ
ともできる。
【0011】
【作用】本発明では、固定子が自転しながら第1、第2
円柱ヤスリによってその内周面および外周面が同時に研
磨され、そこに付着さているワニスが迅速・完全・高品
質に除去される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその固定子用ワニス除去装置の正面図、図2は概略
側面図である。この固定子用ワニス除去装置は、電気的
制御部およびエアーシリンダ制御部を収納する制御キャ
ビネット1の上面のテーブル2上に、固定子回転部3、
ヤスリ回転部4、固定子押え部5、およびカバー6が設
けられる。Aはワークとしての固定子である。
【0013】固定子回転部3は、離間距離が調整可能と
なった平行設置の駆動ローラ301と遊動ローラ30
2、それらを支持する移動台303などを具備し、その
移動台303は移動機構304によってカバー6の内外
に進退移動が可能となっている。この移動機構304は
詳しくは図示しなかったが、軸の回転運動をその軸に螺
合したナットの直進運動に変換する機構その他によって
構成できる。
【0014】ヤスリ回転部4は、電動機で個別的に駆動
されその離間距離が調整可能となった平行配置の第1、
第2円柱ヤスリ401、402、それらを支持しカバー
6内に固定的に設けられた取付台403などを具備す
る。
【0015】さらに、固定子押え部5は、相互に近接す
る方向に弾力を付与された1対の重量遊動輪501、5
02、それら重量遊動輪501、502を上下移動可能
に支持するシリンダ503、そのシリンダ503を取り
付けた移動台504、その移動台504をカバー6の内
天井を前後方向に移動させるガイドレール505などを
具備する。
【0016】図3は上記した固定子回転部3の平面図、
図4はその正面図である。駆動ローラ301、遊動ロー
ラ302は扱う固定子Aの最大長の長さに対応した長さ
に設定され、その胴部表面に熱収縮チューブ(ゴム)が
装着され、両方の端部には胴部より若干外径が大きな高
剛性プラスチック材(商品名:MCナイロン)のスリー
ブ305が装着されている。
【0017】そして、この両ローラ301、302の各
々の軸の両端が調整台306、307に対して軸受30
8、309により支持されている。この調整台306、
307はガイドレール310により両ローラ301、3
02の軸方向と直交する方向への連動移動が可能となっ
ている。
【0018】311は調整台306下面に固着された台
形左ナット311、312は調整台307の下面に固着
された台形右ナットであり、その両ナット311、31
2には共通の台形ネジ棒313が螺合されている。この
台形ネジ棒313は片端部に摘み314が設けられ、両
端部は軸受315で支持されている。
【0019】従って、この両ローラ301、302は、
摘み314を一方に回転することより、台形ナット31
1、312および台形ネジ棒313の作用によって、相
互間の距離が近接又は離反する。最小近接距離は一方の
移動台307がストッパ316に当接することで規制さ
れ、最大離間距離はストッパ317に当接することで規
制される。
【0020】318は駆動ローラ301の側の軸に固着
されたプーリであり、電動機319の軸に固着したプー
リ320との間にかけたベルト321により、その電動
機319の駆動力を受けて駆動側ローラ301を回転駆
動する。322はそのベルト321にテンションを与え
るためのテンションローラである。
【0021】図5はヤスリ回転部4の平面図、図6はそ
の正面図である。装置本体に固定された取付台403の
上面には、ガイドレール404、405が取り付けら
れ、両ガイドレール404、405に直交方向に架け渡
された状態で調整台406、407がガイドされて、そ
れら調整台406、407上には交流サーボ電動機40
8、409が搭載されている。
【0022】そして、その両電動機408、409の出
力軸が、カップリング410、411を介して第1、第
2円柱ヤスリ401、402をナット418、419に
より取り付けたヤスリ軸412、413に結合されてい
る。414、415はヤスリ軸412、413の各々を
支持する軸受である。また416、417は取付台40
3上にガイドレール404、405と平行状態に搭載さ
れた第1、第2エアーシリンダあり、そのロッド先端が
各々調整台406、407の外側に結合されている。こ
れらガイドレール404、405、調整台406、40
7、エアーシリンダ416、417などは調整機構を構
成する。
【0023】よって、このヤスリ回転部4では、エアー
シリンダ416、417をそのロッドが伸長するように
駆動することにより調整台406、407がガイドレー
ル404、405上を移動して相互に近接し、両円柱ヤ
スリ401、402の相互間隔が狭まる。逆にエアーシ
リンダ416、417をロッドを縮小するように駆動す
ることで両円柱ヤスリ401、402の相互間隔が広が
る。
【0024】なお、初期状態では左側の第1円柱ヤスリ
401が、その軸心を延長したラインが固定子回転部3
の両ローラ301、302の軸心の中間の上方になるよ
うな位置にあり、第2円柱ヤスリ402は右側に大きく
移動した位置にある。
【0025】図7は固定子押え部5の正面図である。重
量遊動輪501、502は個々のブラケット506、5
07の先端に回転自在に支持され、且つその両ブラケッ
ト506、507はエアシリンダ503のロッド508
の先端に取り付けた支持体509に対して軸510、5
11により回動自在に支持されている。512は一方の
ブラケット506を内方向に引っ張るためのスプリン
グ、513は他方のブラケット507を内方向に引っ張
るためのスプリングである。514はハンドルであっ
て、これを回転させて締めることによりブロック515
がガイドレール505に対して押し付けられて全体がロ
ックされ、反対に緩めることによりブロック515がガ
イドレール505から離れて、そのロックが解除され
る。
【0026】よって、この固定子押え部5は、ハンドル
514を緩めてロックを解除することにより、その全体
をガイドレール505に沿った方向、つまり上記した固
定子回転部3の進退方向と同じ方向に移動させることが
でき、所望の位置でハンドル514を締めるとその位置
で全体がロックされるようになる。
【0027】さて、固定子Aの固定子鉄心の内周面およ
び外周面に付着したワニスを除去するには、最手前(図
2の仮想線で固定子Aを示すセット位置)に引き出され
た固定子回転部3に固定子Aを載せる。つまり、両ロー
ラ301、302の軸心と固定子Aの軸心が平行となり
両ローラ301、302に跨るように載せる。このと
き、固定子Aの外径に応じて、その外径が大きい場合は
両ローラ301と302の離間距離を大きくして載置高
さを低くし、小さい場合には小さくして載置高さを高く
し、そこに載せた固定子Aの軸心がヤスリ回転部4の第
1円柱ヤスリ401の軸心とほぼ一致するように、調整
する。この調整は上記したように、摘み314を回転さ
せ調整台306、307を移動させて行なう。
【0028】この固定子Aのセットが終った時点でスタ
ートスイッチ(図示せず)を操作すると、固定子回転部
3が移動機構304によって奥方向に移動され、そこに
乗った固定子Aの固定子鉄心の内面にヤスリ回転部4の
第1円柱ヤスリ401が挿入され、第2円柱ヤスリ40
2は正面から見て右外側に位置する(研磨位置)。
【0029】このように固定子Aがカバー6の奥側の研
磨位置に挿入された時点で、固定子押え部5のエアーシ
リンダ503が駆動されてロッド508が伸長し重量遊
動輪501、502が下降して固定子Aの固定子鉄心の
上面を押える。このとき、エアーシリンダ503のロッ
ド508の伸長距離が一定であっても、固定子Aに当接
した重量遊動輪501、502はスプリング512、5
13の引張力に抗して外側に広がるので、固定子Aの外
径が個々に異なっていても、全てに対して適正な押え力
を発揮できるようになる。
【0030】この後、固定子回転部3の電動機320が
駆動されて駆動ローラ301が図3、図4おいて矢印a
方向に回転すると、その駆動ローラ301に乗っている
固定子Aが対応して矢印aと反対の反時計回り(図1の
矢印b)に回転し、この回転は遊動ローラ302の遊動
回転により支持される。よって、固定子Aは両ローラ3
01の各々の軸心の中央に軸心をセットされた状態で、
比較的低速で自転する。このときの固定子Aは、両ロー
ラ301、302の表面がチューブでありしかも両端が
高剛性プラスチック材のスリーブ305であるので、ロ
ーラ301、302との間でスベリは発生せず、しかも
これらと接触して傷を受けるおそれもない。
【0031】また、上記固定子回転部3の電動機320
の回転と同時に又は前後して、ヤスリ回転部4の電動機
408、409も回転を開始し、これにより第1、第2
円柱ヤスリ401、402も回転(比較的高速で、例え
ば2500〜3000rpm)する。第1円柱ヤスリ4
01は図6に矢印cで示すように時計まわりに回転し、
第2円柱ヤスリ402は矢印dで示すように逆の反時計
まわりに回転する。
【0032】この後、ヤスリ回転部4のエアーシリンダ
416、417が駆動され、そのロッドが伸長して両円
柱ヤスリ401、402が近接し、固定子Aの固定子鉄
心の内面と外面に、つまり固定子鉄心の肉厚方向にその
両円柱ヤスリ401、402が押し付けられるようにな
る。このとき、両エアーシリンダ416、417のロッ
ドの伸長動作にはクッション性があるので、両エアーシ
リンダ416、417のエアー出入口を共通化する(つ
まり、同一箇所からエアーの出入口をとる)ことにより
両エアーシリンダ416、417のロッドの押圧力が同
一になるので、両円柱ヤスリ401、402の押圧力が
均一となる。このため、固定子Aの内周面や外周面に凹
凸があっても、その凹凸部分に円柱ヤスリ401、40
2が追随して移動する。
【0033】以上により、正面からみて反時計方向に自
転している固定子Aの内面に位置する第1円柱ヤスリ4
01は時計方向に回転し、外面に位置する第2円柱ヤス
リ402は反時計方向に回転するので、固定子Aの固定
子鉄心の研磨面の移動方向に対して円柱ヤスリ401、
402は反対方向に回転して研磨を行なうことになり、
そこに付着しているワニスが効果的に削りとられる。
【0034】この後、予め設定した一定時間が経過する
と、固定子押え部5がエアーシリンダ503のロッド5
08の収縮により上方に退避して固定子Aから離れ、ま
た固定子回転部3が手前に引き出されるが、この引出し
途中もヤスリ回転部4による研磨が継続される。このた
め、両円柱ヤスリ401、402はその研磨面が均一に
使用され、その摩耗が均一化されるのでそこに段差が発
生することはない。また、この両円柱ヤスリ401、4
02は自生作用があるため、目詰りせず、常に新しい研
磨面にて研磨が行なわれるので、その交換周期は極めて
長い。
【0035】そして、固定子Aが両円柱ヤスリ401、
402から完全に外れる位置まで引き出された時点で、
固定子回転部3の駆動ローラ301の回転駆動とヤスリ
回転部4の円柱ヤスリ401、402の回転駆動が解除
され、固定子Aを載せた固定子回転部3は最手前のセッ
ト位置まで戻り、動作が完了する。
【0036】この後、固定子回転部3から固定子Aを取
り外して別の固定子Aを載せ、スタートスイッチを操作
することにより、上記と同様な動作によりワニス除去が
行なわれる。
【0037】なお、上記実施例において、固定子押え部
5は固定子回転部3での固定子Aの自転が浮き上がった
りせず滑らかに行なわれるようにするためのものである
が、固定子Aの重量が大きい場合にはそれが浮き上がる
ようなことは発生しないので、このような重量物の固定
子Aのワニス除去の場合には、その固定子押え部5は必
ずしも使用する必要はない。
【0038】また、この実施例のワニス除去装置におい
ては、カバー6内では固定子Aから除去されたワニスの
粉塵が発生するので、そのカバー6内のエアーを吸引す
るフィルタ付き吸引装置を具備させることが好ましい。
【0039】さらに、固定子Aから除去されたワニス屑
がその固定子Aに再付着することも発生するので、円柱
ヤスリ401、402が固定子Aを研磨する部分にノズ
ルによりエアーを吹き付け、およびそのワニス屑を吸引
するる機構を具備させることが好ましい。
【0040】さらに、上記実施例では固定子回転部3を
固定子セット位置と研磨位置の間を移動機構304によ
り進退移動できるようにし、ヤスリ回転部4は固定配置
としたが、これは同様の移動機構を構成して、逆に固定
子回転部3を固定配置しヤスリ回転部4を移動できるよ
うにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上から本発明によれば、固定子が自転
しながら、その内周面と外周面を対の第1、第2円柱ヤ
スリで研磨されるので、そこに付着しているワニスが効
率的に除去されるようになり、手作業に比べて遥かに完
全・迅速・高品質なワニス除去を行なうことができ、従
来の問題が一掃される。
【0042】また、固定子回転部とヤスリ回転部が相対
的に近接離反するので、固定子と円柱ヤスリの相対移動
中にも固定子研磨を行なうことができ、固定子の被研磨
面の研磨ムラが防止されるとともに、そのヤスリの研磨
面の摩耗量が均一化されてそこに段差生じることが防止
される。
【0043】さらに、第1、第2円柱ヤスリの相互間距
離を調整する手段としてエアーシリンダを使用し、その
シリンダのエアーの出入口を共通化することによって、
両シリンダの押圧力を均一化できるので、固定子の研磨
面に凹凸があってもそれに各々の円柱ヤスリがスムーズ
に追従し、適正な研磨面が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の固定子用ワニス除去装置
の正面図である。
【図2】 同実施例の固定子用ワニス除去装置の一部欠
除の右側面図である。
【図3】 固定子回転部の平面図である。
【図4】 同固定子回転部の正面図である。
【図5】 ヤスリ回転部の平面図である。
【図6】 同ヤスリ回転部の正面図である。
【図7】 固定子押え部の正面図である。
【符号の説明】
1:制御キャビネット、2:テーブル 3:固定子回転部、301:駆動ローラ、302:遊動
ローラ、303:移動台、304:移動機構、305:
スリーブ、306、307:調整台、308、309:
軸受、310:ガイドレール、311:台形左ナット、
312:台形右ナット、313:台形ネジ棒、314:
摘み、315:軸受、316、317:ストッパ、31
8:プーリ、319:電動機、320:プーリ、32
1:ベルト、322:テンションローラ、4:ヤスリ回
転部、401:第1円柱ヤスリ、402:第2円柱ヤス
リ、403:取付台、404、405:ガイドレール、
406、407:調整台、408、409:交流サーボ
電動機、410、411:カップリング、412、41
3:ヤスリ軸、414、415:軸受、416:第1ア
エシリンダ、417:第2エアシリンダ、418、41
9:ナット、5:固定子押え部、501、501:重量
遊動輪、503:エアシリンダ、504:移動台、50
5:ガイドレール、506、507:ブラケット、50
8:シリンダロッド、509:支持体、510、51
1:軸、512、513:スプリング、514:ハンド
ル、515:ブロック、6:カバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に配置された2個のローラを具備し、
    該ローラの少なくとも一方の駆動により該ローラの軸心
    と軸心が平行するように該両ローラ間に跨るように該両
    ローラの上面に載せた円筒形状の固定子を自転させる固
    定子回転部と、 平行配置されて各々自転する第1、第2円柱ヤスリ、お
    よび該第1、第2円柱ヤスリを平行状態を保持して相互
    に近接離反させる調整機構を具備するヤスリ回転部と、 上記固定子回転部と上記ヤスリ回転部の一方を他方に対
    して近接離反させ、近接時に上記第1円柱ヤスリを上記
    固定子の内面に挿通させるとともに上記第2円柱ヤスリ
    を上記固定子の外面近傍に位置付ける移動機構と、 を有することを特徴とする固定子用ワニス除去装置。
  2. 【請求項2】上記ヤスリ回転部の上記調整機構の駆動源
    を、対向配置した第1、第2エアーシリンダから構成
    し、上記第1エアーシリンダのロッド伸長により上記第
    1円柱ヤスリを上記第2円柱ヤスリ方向に近接させ、上
    記第2エアーシリンダのロッド伸長により上記第2円柱
    ヤスリを上記第1円柱ヤスリ方向に近接させ、かつ上記
    第1、第2エアーシリンダのエアーの出入口を共通化し
    たことを特徴とする請求項1に記載の固定子用ワニス除
    去装置。
  3. 【請求項3】上記ヤスリ回転部の上記第1円柱ヤスリが
    内面に位置し、上記第2円柱ヤスリが外面に位置する位
    置にセットされた上記固定子に上面から押圧力を加える
    固定子押え部を有することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の固定子用ワニス除去装置。
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