JPH02242946A - 多色ジェットルームにおける給糸処理装置 - Google Patents

多色ジェットルームにおける給糸処理装置

Info

Publication number
JPH02242946A
JPH02242946A JP6186489A JP6186489A JPH02242946A JP H02242946 A JPH02242946 A JP H02242946A JP 6186489 A JP6186489 A JP 6186489A JP 6186489 A JP6186489 A JP 6186489A JP H02242946 A JPH02242946 A JP H02242946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft
yarn
cheese
weft yarn
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6186489A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinpei Mitsuya
三矢 金平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP6186489A priority Critical patent/JPH02242946A/ja
Publication of JPH02242946A publication Critical patent/JPH02242946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、緯糸チーズから引き出される緯糸を巻付方式
の緯糸測長貯留装置にて測長貯留すると共に、緯糸カラ
ー選択パターンに従って緯入れ用メインノズルから選択
緯入れする多色ジエツ’rルームにおける給糸処理装置
に関するものである。
[従来の技術] 特開昭60−110954号公報に開示される多色ジェ
ットルームにおける緯糸測長貯留装置及び緯入れ用メイ
ンノズルは緯糸チーズの使用個数分だけ用意され、複数
の緯入れ用メインノズルのうちのいずれか1つの作動が
緯糸カラー選択パターンに従って選択される。
[発明が解決しようとする課題〕 従って、緯糸チーズの使用個数、即ち使用色数を増やそ
うとすれば緯糸測長貯留装置及び緯入れ用メインノズル
も同じだけ増やす必要があるが、このような装置の個数
増加には設置スペースの制約によって限界がある。特に
、緯入れ用メインノズルではその噴射口を限られた範囲
の緯入れ位置に配置する必要があり、緯入れ用メインノ
ズルの個数が増加すれば静止配置あるいは可動配置のい
ずれにおいても非常に困難となる。
本発明は緯糸測長貯留装置及び緯入れ用メインノズルの
個数増加をもたらすことなく使用色数の増加を図り得る
多色ジェットルームにおける給糸処理装置を提供するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、緯糸測長貯留装置に対応する給
糸位置上の緯糸チーズから引き出される緯糸先端部を緯
糸測長貯留装置の緯糸導入口へ挿入する第1の糸通し装
置と、緯糸測長貯留装置の緯糸導入口に連通ずる糸巻付
管の供給口から延出する緯糸先端部を緯入れ用メインノ
ズルの導入口へ挿入する第2の糸通し装置と、給糸位置
上の緯糸チーズの入れ換えを緯入れパターンに従って行
なう緯糸チーズ入れ換え装置とにより給糸処理装置を構
成した。
[作用] 緯糸チーズ入れ換え装置は互いに色の異なる緯糸チーズ
のうちの1つを待機位置から所定の給糸位置へ移動配置
し、この移動配置は緯糸チーズ入れ換えパターンに従っ
て行われる。所望の緯糸チーズが給糸位置に配置される
と、第1の糸通し装置が緯糸チーズから緯糸先端部を引
き出して巻付方式の緯糸測長貯留装置に通す。緯糸測長
貯留装置に通された緯糸先端部は第2の糸通し装置によ
って緯入れ用メインノズルに通される。これにより緯入
れ用メインノズルには前とは色の異なる緯糸が通され、
この緯糸が以後の緯糸カラー選択パターンに従って緯入
れされる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
モータ40によって一方向へ回転駆動されるターンテー
ブル41には複数の緯糸チーズ3A、3B。
3C,3Dが回転可能に支持されており、各緯糸チーズ
3A〜3D間にてターンテーブル41上には複数の磁石
42 a、  42 b、  42 c、  42 d
が止着されている共に、磁石42a〜42dの回転軌跡
の近傍には磁気変位検出器からなる位置決めセンサ43
が配設されている。位置決めセンサ43と磁石42aと
の対向状態では緯糸チーズ3Aが給糸位置にあり、他の
磁石42b〜42dと位置決めセンサ43との対向状態
では他の緯糸チーズ3B〜3Dが給糸位置にある。
各緯糸チーズ3A〜3Dの保持ブラケット1の基端部の
被動ギヤ1aの回転軌跡の近傍には緯糸解舒用モータ2
が配設されており、緯糸解舒用モータ2にはエアシリン
ダ44が作動連結されている。エアシリンダ44の没入
状態では緯糸解舒用モータ2の駆動ギヤ2aが第4図に
鎖線で示す退避位置にあり、エアシリンダ44の突出状
態では駆動ギヤ2aが被動ギヤ1aに噛合可能な位置に
配置される。エアシリンダ44への圧力エアの供給は三
方弁型の!磁バルブV1によって制御される。
給糸位置に配置された緯糸チーズ(第1図において3A
)の基端側周面の近傍には緯糸解舒用ブローノズル4が
緯糸チーズ3Aの周面を指向するように配設されており
、緯糸解舒用ブローノズル4への圧力エアの供給が二方
弁型の電磁パルプ■2によって制御される。
給糸位置の緯糸チーズ3Aの前方には公知の巻付方式の
緯糸測長貯留装置6が設置されており、その糸巻付管6
aが機台駆動モータ(図示路)とは別のモータMにより
回転駆動される。糸巻付管6aの回転に伴って糸巻付管
6aから繰り出される緯糸は電磁ソレノイド5によって
駆動される係止ピン5aの出没によって糸巻付面6cか
らの引き出しを制御される。
糸巻付管6aに連通ずる緯糸導入口6b側には緯糸導入
ダクト7が取付けられており、緯糸導入ダクト7の側部
に設けられた導入ロアaには透過式光電センサからなる
緯糸検出器8が設置されている。緯糸検出器8は緯糸測
長貯留装置6より手前における緯糸切断の有無を検出す
る。緯糸導入ダクトマには緯糸挿入用ブローノズル9が
緯糸導入口6bを指向するように接続されており、緯糸
挿入用ブローノズル9への圧力エア供給が二方弁型の電
磁バルブv3によって制御される。緯糸挿入用ブローノ
ズル9からの噴射空気流は緯糸測長貯留装置6の緯糸導
入口6bに連通ずる糸巻付管6aを経由してスレイ (
図示路)上の緯入れ用メインノズル11.IIA側まで
到達する。即ち、緯糸挿入用ブローノズル9は緯糸解舒
用モータ2、緯糸解舒用ブローノズル4及び緯糸案内管
12と共に第1の糸通し装置を構成している。
給糸位置上の緯糸チーズ3Aと緯糸測長貯留装置6との
間には円錐形状の緯糸案内管12が介在されており、そ
の大径開口側が緯糸チーズ3側に向けられていると共に
、小径開口が緯糸導入ダクト7の導入ロアaに対向設定
されている。これにより緯糸解舒用ブローノズル4から
の噴射空気流はほぼ全て緯糸案内管12内へ導入され、
緯糸案内管12内へ導入された噴射空気流は緯糸導入ダ
クト7内へ導入される。又、緯糸案内管12と緯糸導入
ダクト7との間には電磁カッター10が介在されている
緯糸測長貯留装置6の糸巻付面6Cの近傍には円錐形状
の収束案内管13が配設されており、収束案内管13の
大径開口側が糸巻付面6C全体を包囲している。糸巻付
管6aの先端の指向領域は収束案内管130大径開口内
に包含されており、緯糸挿入用ブローノズル9における
噴射によって糸巻付管6aから噴出する空気流は糸巻付
管6aの回転位置に関係なく収束案内管13内に全て導
入される。
収束案内管13の小径開口の直前領域を挟んでブローノ
ズル14と吸引パイプ15とが対向耐直されており、ブ
ローノズル14への圧力エア供給は二方弁型の電磁パル
プ■4によって制御され、吸引パイプ15はプロワ17
に接続されている。
吸引パイプ15の入口には固定刃15aが取付けられて
おり、吸引パイプ15内には透過式の光電センサからな
る緯糸検出器16が設置されている。
”11パイプ15の近くにはアーム18が支軸19によ
り揺動可能に支持されており、アーム18の先端部には
固定把持体18aが止着されていると共に、基端部には
正逆可能なモータ20がギヤ機構を介して作動連結され
ている。アーム18の先端部には可動把持体18bが回
動可能かつ固定把持体18aに対して接合可能に支持さ
れており、可動把持体18bには電磁ソレノイド21が
作動連結されている。両把持体18a、18bは常には
開放状態にあり、電磁ソレノイド21の励磁によって両
把持体18a、18bが接合する。アーム18の揺動に
よる両把持体18a、18b (以下、糸把持器36と
いう)の通過領域はブローノズル14と吸引パイプ15
との対向間の領域と交差し、かつ緯入れ用メインノズル
11の導入口の近傍に近接するように設定されている。
即ち、糸把持器36はブローノズル14及び吸引パイプ
15と共に第2の糸通し装着を構成している。
緯入れ用メインノズル11の導入口には透過式の光電セ
ンサからなる緯糸検出器35が設置されており、緯入れ
用メインノズル11の手前における緯糸切断が緯糸検出
器35により検出される。
緯入れ用メインノズル11.IIAの先端上部には固定
刃11aが緯入れ用メインノズル11゜11Aの先端か
ら若干突出するように止着されている。緯入れ用メイン
ノズル11.11Aの直下にはブローノズル22が設置
されており、その噴射口22aが緯入れ用メインノズル
11.IIAの噴射経路を指向するように設定されてい
る。緯入れ用メインノズル11.IIAの直上には緯糸
導入ダクト23が設置されており、その導入口23aが
緯入れ用メインノズル11.IIAの噴射経路を挟んで
ブローノズル22の噴射口22aと対向する位置に設定
されていると共に、出口23bが緯入れ用メインノズル
11の後方を指向する位置に設定されている。出口23
bの後方にはエアガイド24が設置されており、エアガ
イド24のテーバ状の内部通路には透過式の光電センサ
からなる緯糸検出器25が取付けられている。エアガイ
ド24の後方には吸引パイプ26が設置されており、吸
引パイプ26の出口側は図示しないダストボックスに向
けて湾曲されていると共に、この湾曲部にはブローノズ
ル27がダストボックスを指向するように接続されてい
る。
緯入れ用メインノズル11.IIA、ブローノズル22
、緯糸導入ダクト23、エアガイド24及び吸引パイプ
26はいずれもスレイ上に装着されており、スレイの揺
動に伴って一体的に揺動する。これら各部材11.II
A、22.23,24゜26の揺動領域の後方には緯糸
引取モータ28が設置されており、緯糸引取モータ28
に作動連結された駆動ローラ29の直上にはエアシリン
ダ32が下向きに配設されている。その駆動ロンドには
被動ローラ33が駆動ローラ29に対向して回転可能に
支持されており、エアシリンダ32の突出作動により駆
動ロー、729に押接可能である。
緯入れ用メインノズル11及びブローノズル22゜27
への圧力供給はいずれも二方弁型の電磁バルブV5+ 
Ve、v7によって制御され、エアシリンダ32への圧
力エア供給は三方弁型の電磁バルブ■8によって制御さ
れる。第5図に示すように各を磁バルブ■1〜v8、モ
ータ2,20.2B。
40、M、ブロワ17及び電磁ソレノイド5,21は織
機制御用コンピュータとは別の制御コンピュータCの指
令制御を受け、これにより緯糸チーズ3A〜3Dから引
き出される緯糸先端部が緯糸測長貯留装置6及び緯入れ
用メインノズル11に通される。
緯入れ用メインノズルIIAには別のターンテーブル4
1A上に支持された複数の緯糸チーズ3E、3F、3G
、3Hの緯糸が緯糸測長貯留装置6Aを経由して供給さ
れる。ターンテーブル41Aの駆動機構、緯糸測長貯留
装置6A及び緯入れ用メインノズルIIAへの糸通しは
前記した第1及び第2の糸通し装置と同様の構成の別の
装置によって行われ、これら別装置はターンテーブル4
1A上の磁石42e、42f、42g、42hを除いて
ターンテーブル41の駆動機構、第1の糸通し装置及び
第2の糸通し装置を構成する前記各部材の番号に符号A
を付加して示しである。
制御コンピュータCには緯糸カラー選択パターンが入力
設定されており、制御コンピュータCはこの緯糸カラー
選択パターンに従って綿入れ用メインノズル11.II
Aの作動を制御する。又、制御コンピュータCは緯糸カ
ラー選択パターン及び位置決めセンサ43(43A)か
らの検出信号に基づいてモータ40(40A)の制御を
行ない、緯糸検出器16  (16A)、25からの検
出信号に応答して電磁バルブV1 (VAt )〜v5
  (VAs)、Va〜■8の開閉制御を行なうと共に
、モータ2 (2A)、20  (20A)、28.M
(MA) 、プロワ17(17A)及び電磁ソレノイド
5  (5A) 、  21  (21A)の制御を行
なう。
第6図は緯入れ用メインノズル11側で緯糸交換の必要
が生じた場合の緯糸交換処理プログラムを示すフローチ
ャートであり、以下、このフローチャートに従って緯糸
交換処理作業を説明する。
第1,2図は緯糸チニズ3A、3Eがら繰り出される緯
糸Ya、Yeの給糸経路を表す。緯糸カラー選択パター
ンにおいて緯糸YaあるいはYeから例えば緯糸チーズ
3cの緯糸Ycへの交換となった場合、即ち緯糸チーズ
入れ換えパターンとなった場合には制御コンピュータC
は機台停止信号を織機制御用コンピュータに送り、織機
制御用コンピュータはこの信号に応答して機台停止指令
を発する。これによりスレイ上の緯入れ用メインノズル
11.11Aは織布の織前位置付近に停止する。機台停
止後、織機制御用コンピュータは所定量の機台逆転を指
令し、緯入れ用メインノズル11.11Aが第3図に示
す揺動領域の最後退位置(糸通し位置)へ移動配置され
る。
制御コンピュータCは機台停止信号発信に続いて電磁ソ
レノイド5の励磁を指令し、緯糸測長貯留装置6側の係
止ピン5aが糸巻付面6cから離間する。次いで、制御
コンピュータCは電磁バルブv6.v7.v5の開放を
指令し、ブローノズル22.27及び緯入れ用メインノ
ズル11が噴射する。従って、係止ピン5aの係止作用
から解放された緯糸Yaが緯入れ用メインノズル11か
ら噴出すると共に、緯糸導入ダクト23内へ強制導入さ
れ、吸引バイブ26内まで案内される。さらに、制御コ
ンピュータCは電磁カッター10の作動を指令し、電磁
カッター10が緯糸案内管12と緯糸導入管7との間で
緯糸Yaを切断する。これにより切断分離された緯糸Y
aが吸引パイプ26内へ導入され、前記したダストボッ
クスへ排出される。
緯糸Yaが緯糸測長貯留装置6から解舒されない場合に
はその先端部はエアガイド24内の緯糸検出器25まで
到達しないが、制御コンピュータCは緯糸検出器25か
らの緯糸有検出情報を設定時間以内に得られない場合に
は電磁バルブV4゜V5.V5の閉成を指令すると共に
、警報装置34に警1指令を送る。
切断緯糸Yaの排除に成功した場合、制御コンピュータ
Cは電磁バルブv4.v5.V5の閉成及び!磁ソレノ
イド5の消磁を指令し、ブローノズル22.27及び緯
入れ用メインノズル11の噴射が停止すると共に、係止
ピン5aが糸巻付面6Cに係合する。
この後、制御コンピュータCは電磁バルブv1の開放を
指令し、エアシリンダ44が没入作動する。これにより
緯糸解舒用モータ2の駆動ギヤ2aが緯糸チーズ3への
保持ブラケット1の被動ギヤ1aから離間し、ターンテ
ーブル41が回転可能となる。続いて、制御コンピュー
タCはモータ40の作動を指令し、ターンテーブル41
が回転する。
ターンテーブル41の回転に伴って磁石42b。
42cが位置決めセンサ43と対向してゆき、この対向
に伴う位置決めセンサ43からのON信号が制御コンピ
ュータCに送られる。緯糸チーズ3Aから緯糸チーズ3
Cへの交換パターンでは位置決めセンサ43からのON
信号数が2に設定されており、制御コンピュータCは位
置決めセンサ43からのON信号の入力数が設定数2に
達した時にモータ40の作動停止を指令する。これによ
り緯糸チーズ3Cが給糸位置に移動配置される。そして
、ターンテーブル41の回動により緯糸チーズ3Aの緯
糸先端部は緯糸案内管12から抜ける。
ターンテーブル41の回転後、制御コンピュータCは電
磁バルブ■1の閉成を指令し、緯糸解舒用モータ2の駆
動ギヤ2aが緯糸チーズ3Cの保持ブラケット1の被動
ギヤ1aに噛合する。続いて、制御コンピュータCはブ
ロワ17の作動を指令すると共に、電磁バルブv3.v
4の開放を指令する。これによりブローノズル14と吸
引パイプ15との間には吸引パイプ15へ向かう空気流
が生じると共に、緯糸挿入用ブローノズル9がら空気が
噴射し、糸巻付管6aを通って糸巻付管6a先端から収
束案内管13に向けて吹き出す、糸巻付管6aから吹き
出した空気流は収束案内管13の収束作用によって収束
案内管13の先端開口からブローノズル14と吸引パイ
プ15との間に噴出し、この空気流はブローノズル14
と吸引パイプ15との間の空気流に合流して吸引パイプ
15内へ導入される。
制御コンピュータCは両電磁バルブv3.v4に対する
開放指令と同時に電磁バルブ■2の開放及び緯糸解舒用
モータ2の作動を指令する。これにより緯糸チーズ3C
が緯糸解舒用ブローノズル4からの噴射作用を受けつつ
緯糸解舒方向へ回転し、緯糸チーズ3C上の緯糸Ycの
先端部が緯糸チーズ3Cの周面から剥がされ、緯糸解舒
用ブローノズル4からの噴射空気流に乗うて緯糸案内管
12内へ搬送される。緯糸解舒用ブローノズル4からの
噴射空気流は緯糸案内管12の収束作用によって緯糸導
入ダクト7の導入ロアaに向かい、緯糸チーズ3Cから
剥がされた緯糸Ycの先端部が緯糸導入ダクト7内へ導
入される。
緯糸導入ダクト7内へ導入された緯糸Ycの先端部は緯
糸挿入用ブローノズル9からの噴射空気流に乗って糸巻
付管6aから吹き出し、収束案内管13の先端開口から
噴出する。従って、緯糸Ycの先端部はブローノズル1
4と吸引パイプ15との間の空気流に乗って吸引パイプ
15内へ導入され、吸引パイプ15の吸引把持作用を受
ける。緯糸Ycの先端部が吸引パイプ15内へ導入され
ると、緯糸検出器16が緯糸Ycの先端部を検出し、以
後の糸継ぎ動作が引き続き行われる。
緯糸Ycの先端部が緯糸測長貯留装置6を通らないとい
った糸通しに失敗した場合には緯糸Ycの先端部が吸引
パイプ15内まで到達しないが、制御コンピュータCは
緯糸検出器16からの緯糸有検出情報を設定時間以内に
得られない場合にはプロワ17の作動停止及び電磁バル
ブV2〜■4の閉成を指令すると共に、警報装置34に
警報指令を送る。
吸引パイプ15までの糸通しに成功した場合、制御コン
ピュータCは電磁パルプv1.v2の閉成を指令し、ブ
ローノズル4,9.14からの噴射が停止する。この時
点でプロワ17は作動しており、緯糸Ycの先端部が吸
引パイプ15によって吸引把持されている。この状態の
もとに制御コンピュータCはモータMの所定量作動を指
令し、糸巻付管6aが所定量回転する。これにより糸巻
付面6c上には緯糸Ycが所定量予備巻される。
次いで、制御コンピュータCはモータ20の所定量正転
及び電磁ソレノイド21の励磁を指令する。これにより
糸把持器36が開放状態で緯糸Ycの先端部の緊張領域
を回動通過し、緯糸Ycの先端部の緊張領域を通過後に
閉じる。糸把持器36の閉成動作によって緯糸Ycの先
端部が糸把持器36によって把持され、把持された緯糸
Ycの先端部が緯入れ用メインノズル11の導入口へ移
動する際に吸引パイプ15上の固定刃15aに接触して
切断分離される。これにより緯糸Ycの先端部の糸把持
器36からの延出長さが一定の短さに整えられ、糸把持
器36からの延出端部が緯入れ用メインノズル11の導
入口近傍に配置される。
モータ20の所定量の正転作動停止後、制御コンピュー
タCは!磁バルブ■4の閉成及びプロワ17の作動停止
を指令する。次いで、制御コンピュータCは電磁パルプ
v5.v6の開放及びNTIIソレノイド5の励磁を指
令し、ブローノズル22及び緯入れ用メインノズル11
において噴射が行われると共に、係止ピン5aが糸巻付
面6Cから離間する。
緯入れ用メインノズル11の噴射によってその導入口に
は吸引空気流が生じ、糸把持器36から延出する緯糸Y
cの先端部が緯入れ用メインノズル11へ導入される。
この後、制御コンピュータCは1を磁ソレノイド21の
消磁及びモータ20の所定量逆転作動を指令し、糸把持
器36が開放してから待機位置へ復帰する。これにより
緯入れ用メインノズル11内へ導入された緯糸Ycの先
端部は緯入れ用メインノズル11から吹き出されるが、
ブローノズル22の噴射作用により緯糸導入ダクト23
の導入口23a内へ強制挿入される。
そして、緯糸Ycの先端部は緯糸導入ダクト23の出口
23bからエアガイド24に向けて吹き出され、エアガ
イド24を通って吸引パイプ26内へ吹き入れられる。
緯糸Ycの先端が吸引パイプ26内の緯糸検出器25の
位置まで到達した場合、制御コンピュータCは緯糸検出
器25からの緯糸有検出情報に基づいて以後の給糸ミス
処理を引き続き行なう。緯入れ用メインノズル11への
糸通しに失敗したような場合には緯糸Ycの先端は緯糸
検出器25の位置まで到達しないが、制御コンピュータ
Cは緯糸検出器25からの緯糸有検出情報を設定時間以
内に得られない場合にはプロワ17の作動停止、電磁バ
ルブV5.Vaの閉成及び電磁ソレノイド5の消磁を指
令し、緯入れ用メインノズル11及びブローノズル22
からの噴射が停止すると共に、係止ピン5aが糸巻付面
6Cに係合する。そして、制御コンピュータCは糸通し
失敗回数が設定回数nに達しない場合には緯糸測長貯留
装置6上における予(11巻から以後の処理動作を再び
遂行し、糸通し失敗回数が設定回数nに達した場合には
警報装置34の警報を指令する。
糸通しに成功した場合、制御コンビエータCは緯糸検出
器25からの緯糸有検出情報に基づいて電磁バルブV5
.Vaの閉成及び電磁ソレノイド5の消磁を指令し、緯
入れ用メインノズル11及びブローノズル22からの噴
射が停止すると共に、係止ピン5aが糸巻付面6Cに係
合する。次いで、電磁パルプv8の開放を指令し、エア
シリンダ32が突出作動する。これにより被動ローラ3
3が駆動ローラ29に接合し、緯糸Ycの先端部が両ロ
ーラ29,33間に把持される。続いて、制御コンピュ
ータCはモータMに所定量の正転作動を指令し、糸巻付
管6aが所定量回転する。これにより緯糸測長貯留装置
6には緯糸Ycが所定量予備巻される。この予備巻後、
制御コンピュータCは電磁バルブv7の開放を指令する
と共に、緯糸引取モータ28の作動を指令する。これに
より緯糸Ycが両ローラ29,33によって引き取られ
、この引き取り張力によって緯糸Ycが緯入れ用メイン
ノズル11上の固定刃11aによって切断分離される。
この切断片は両ローラ29,33によって引き取られる
と共に、ブローノズル27によりダストボックスへと排
出される。
緯糸Ycの切断片がすべてエアガイド24を通過すると
、緯糸検出器25が緯糸熱を検出し、これに応じて制御
コンピュータCが緯糸引取モータ28の作動停止を指令
すると共に、電磁バルブ■8の閉成を指令する。これに
より緯糸引取モータ28の作動が停止し、エアシリンダ
32が没入作動して被動ローラ33が駆動ローラ29か
ら離間する。
次いで、制御コンピュータCは電磁バルブ■7の閉成を
指令し、ブローノズル27からのエア噴射が停止する。
以後、機台が起動位置へ回転移行し、緯糸カラー選択パ
ターンに従う緯入れが緯糸Ycの緯入れから再開される
このようにしてターンテーブル41上の緯糸チーズ3A
〜3Dは緯糸カラー選択パターンに基づいて給糸位置に
回動配置され、緯糸カラー選択パターンに正確に従う緯
入れが行われる。従って、1つの緯入れ用メインノズル
11と1つの緯糸測長貯留装置!!6とからなる緯入れ
装置のみに対して複数色の緯糸を供給することができ、
これは他方の緯入れ用メインノズルIIAと緯糸測長貯
留装置6Aとからなる緯入れ装置に関しても全く同様で
ある。従って、緯糸測長貯留装置及び緯入れ用メインノ
ズルの使用個数の増加をもたらすことなく使用色数の増
加を図ることができ、従来の緯入れ用メインノズルの使
用個数の増加に伴ってそれらの噴射口を限られた範囲の
緯入れ位置に配置する困難性と費用の増大を回避するこ
とができる。
本実施例では緯入れ用メインノズルは1対の場合であり
、通常は2色で製織して一部のみ他の色を挿入するとい
った製織の場合に特に有効である。
又、織機停止の際の止め段の発生を問題としないタオル
製織の場合には1つのターンテーブル上の緯糸チーズの
交換の際に機台停止を必要とする本発明は特に有効であ
る。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば前記実施例の位置決めセンサに代えて給糸位置
上の緯糸チーズの種類を検出する色センサを用いたり、
緯入れ用メインノズルと緯糸測長貯留装置との対の数を
3以上に増やしたり、逆に1つのみとすることも可能で
ある。
又、第1の糸通し装置としては緯糸チーズの周面から緯
糸先端部を吸引把持すると共に、緯糸測長貯留装置へ把
持移動して挿入するといった他の形態の装置を用いたり
、第2の糸通し装置においても吸引把持式といった他の
形態の装置の採用も可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、給糸位置上の緯糸チーズ
の入れ換えを緯入れパターンに従って行なうと共に、給
糸位置上に配置された緯糸チーズの緯糸先端部を糸通し
装置によって緯入れ用メインノズルまで通すようにした
ので、色の異なる複数の緯糸を1つの緯入れ用メインノ
ズルから緯入れすることができ、これにより緯入れ用メ
インノズル及び緯糸測長貯留装置の使用個数を増やすこ
となく使用色数の増加を図り得るという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図は通
常の給糸案内状態を示す平断面図、第2図は第1図と同
一状態の側断面図、第3図は緯糸チーズから緯糸消長貯
留装置側の吸引パイプまで緯糸先端部を導き出した状態
を示す平断面図、第4図は緯糸チーズを交換した状態を
示す平断面図、第5図は緯糸先端部を引き取りローラ対
の接合位置まで通した状態を示す側断面図、第6図はブ
ロック図、第7図(a)、  (b)、  (c)、 
 (d)は給糸処理プログラムを示すフローチャートで
ある。 第1の糸通し装置を構成する緯糸解舒用モータ2(2A
)及びブローノズル4 (4A) 、  9 (9A)
並びに緯糸案内管12(12A)、第2の糸通し装置を
構成する吸引パイプ15(15A)及び糸把持器36(
36A)、緯糸チーズ入れ換え装置を構成するモータ4
0(40A)及びターンテーブル41(41A)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の緯糸チーズから引き出される緯糸を巻付方式
    の緯糸測長貯留装置にて測長貯留すると共に、緯糸カラ
    ー選択パターンに従って緯入れ用メインノズルから選択
    緯入れする多色ジェットルームにおいて、 緯糸測長貯留装置に対応する給糸位置上の緯糸チーズか
    ら引き出される緯糸先端部を緯糸測長貯留装置の緯糸導
    入口へ挿入する第1の糸通し装置と、 緯糸測長貯留装置の緯糸導入口に連通する糸巻付管の供
    給口から延出する緯糸先端部を緯入れ用メインノズルの
    導入口へ挿入する第2の糸通し装置と、 給糸位置上の緯糸チーズの入れ換えを緯入れパターンに
    従って行なう緯糸チーズ入れ換え装置とにより構成した
    多色ジェットルームにおける給糸処理装置。
JP6186489A 1989-03-14 1989-03-14 多色ジェットルームにおける給糸処理装置 Pending JPH02242946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6186489A JPH02242946A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 多色ジェットルームにおける給糸処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6186489A JPH02242946A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 多色ジェットルームにおける給糸処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02242946A true JPH02242946A (ja) 1990-09-27

Family

ID=13183412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6186489A Pending JPH02242946A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 多色ジェットルームにおける給糸処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02242946A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7360354B2 (en) Method and device for the production of covered elastic yarn and for automatically replacing feeding spools
JPH02242946A (ja) 多色ジェットルームにおける給糸処理装置
JP4057124B2 (ja) ジェットルームにおける緯糸把持装置
JP2791806B2 (ja) よこ糸通し装置
JP2715591B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JP2584991Y2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
WO1997024481A1 (fr) Systeme de traitement de fil
JP2884644B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置及び給糸処理方法
JP2765121B2 (ja) ジェットルームにおける給糸案内装置
JPH0714375Y2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
EP0467215A1 (en) Apparatus for handling weft yarns in a jet loom
JP3319091B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理方法
JP3036025B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JPH02234952A (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JPH0796734B2 (ja) ジェットルームにおける給糸ミス処理方法
JPH02251637A (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JPH03119145A (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JP2659711B2 (ja) 無杼織機における起動準備装置
JP2669061B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JPH03113050A (ja) ジェットルームにおける給糸案内装置
JP2615774B2 (ja) 織機における不要緯糸排出方法
JPH02234951A (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JPH0323660B2 (ja)
JPH02234954A (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JPS6146569B2 (ja)