JPH02242674A - 新規ハンタンウイルス rok 84/105菌株、そのウイルスワクチン及びその製造方法 - Google Patents

新規ハンタンウイルス rok 84/105菌株、そのウイルスワクチン及びその製造方法

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JPH02242674A
JPH02242674A JP1296309A JP29630989A JPH02242674A JP H02242674 A JPH02242674 A JP H02242674A JP 1296309 A JP1296309 A JP 1296309A JP 29630989 A JP29630989 A JP 29630989A JP H02242674 A JPH02242674 A JP H02242674A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は腎症候群出血熱の病原体である新規ハンタンウ
ィルス菌株及び腎症候群出血熱の予防に卓越した効果を
有するハンタンウィルスワクチンに関する。
[従来の技術] 現在地球上にウィルスに因る流行性出血熱の種類は10
余種が存在し、その伝播経路に従ってモスキードボン(
mosquttoborne )、チックボン(tic
kborne )及びチュノチック(zoonotic
 )に分類しているが、本発明のハンタンウィルス菌株
から起因する韓国型流行性出血熱はチュノチックに属す
る。
この韓国型流行性出血熱の病原体は未だ分離されていな
いが、鼠のどの種が宿主であり、どこにどんな病原体を
有するかは証明されてはいないものの、鼠と関連あると
のことは知られている。 流行性出血熱の自然系宿主に
対しては多くの予測等があったが証明されたものはなか
った。しかし、日本の浅沼等は背筋鼠に寄生する毛ダニ
(Trombicularmit)の乳液を人体に接種
して疾病を引き起こすことから、毛ダニが宿主及び媒介
であると推定した。
本発明者等は、韓国型流行性出血熱の流行地域である東
豆用(韓国京畿道北部地名)で採集した背筋鼠(江皿聾
■区田us coreae )の肺及び腎臓組織から病
原体を分離することに成功・した。そして、得られた病
原体がウィルスであることを確認し、これをハンタンウ
ィルス(Hantaan Virus)と命名した。
ウィルスに起因する出血熱患者は韓国ばかりでなく世界
各地において多発しており、その症状もまた韓国型流行
性出血熱と類似していることが明らかにされた。
本発明者らはソ連の出血熱賛症性腎炎 (Hemorrhagic nephrosoneph
ritis ) 、フィンランドの流行性腎臓炎(Ne
phropatj、aepidemica )及び日本
の流行性出血熱(Epidea+ic hemorrh
agjc fever)患者の血清に上記ビールスに対
する蛍光抗体があることを証明し、これら疾病がハンタ
ンウィルス又はこれと抗原的に類似のウィルスに依り発
生されることが証明された。従って、1982年世界保
健機Fil(WHO)はこれら疾病の名称を腎症候出血
熱(Hea+orrhagic fever with
renal 5yndroa+e)と統一して称するこ
とに決定した。
[発明が解決しようとする課題] 前記ハンタンウィルスに感染した患者の大部分は、3〜
5日間の、上部呼吸系の感染症、例えば咳、咽喉痛及び
鼻症を伴なった38〜40℃の発熱、俄な悪汗、頭痛、
神経衰弱及び筋肉痛の症状を呈し、次いで、病状の進行
に伴ない、甚だしい呼吸困難、胸部疼痛及び血痰の症状
を呈する。 稀ではあるが甚だしい場合には特異の顔面
出血斑が皮膚又は結膜にあられれて呼吸感染ウィルス疾
病のため死亡に至ることもある。
一方、前記のように韓国型流行性出血熱等の疾病ウィル
スは発見されたが、その予防及び治療薬としては満足す
べき結果は得られていない。その上、ワクチンの製造に
あたり、ウィルスの毒性の問題のため、人体に安全なワ
クチンの製造が非常に困難であるという問題がある。
従って、腎症候群出血熱のウィルス感染を防ぐ薬剤を提
供し、腎症候群出血熱の感染防御及び治療のための技術
を開発することが望まれていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、このような現状において、上記ウィルス疾
病を根絶すべく、鋭意研究を重ねた結果、上記疾病を誘
発する新規病原体を見出し、更に、この病原体からの感
染を阻止若しくは抑制するための予防ワクチンを発明す
るに至った。
従って、本発明の目的は、ハンタンウィルス菌株を利用
したハンタンウィルスワクチンの大量生産に適切な、経
済的かつ効率的な方法を提供するものである。
本発明のまた他の目的は、上記方法において実質的に利
用される新規のハンタンウィルス菌株を提供するもので
ある。
本発明者は1984年流行性出血熱症状で入院した患者
(韓国京畿道波州で服務する軍人)の血清を発病3日目
に採取し、これをVerOEe細胞で4回継代培養して
ウィルスを分離することに成功した。
このウィルスを韓国種菌協会(KFCC)に1988年
11月9日付で寄託した所、本発明の菌株が病原性菌株
であるので寄託が拒否された(本発明の菌株をハンタン
ウィルスROK  84/105と命名し、これをハン
タンウィルスワクチンのシード(seed)として使用
した)。なお、工業技術院微生物工業研究所(微工研、
FERM)においても本ウィルスは病原性であるとして
受託を拒否することは明確であるので、微工研に対して
も寄託は行なっていない。 しかしながら、特許法施行
規則27条の3の条件を満たす場合は、出願人において
本発明のウィルスを分譲する用意がある。
−S的に人体に適用されるワクチンは、人体由来の菌株
を使用することが望ましく、かつ人体より採取された血
液中のハンタンウィルスはマウスかラットの脳でよく増
殖されるばかりでなく、ワクチンの製造に必要な抗原を
多量に保有するためにマウスかラットを利用して上記目
的を達成するのに適合している。
本発明のウィルス菌株は分類学上からはブンヤウイリタ
x (Bunyaviridae)科のハンタウイルス
属()lanta virus genus)の4種の
形、即ちハンタンウィルス(Ilantaan Vlr
us)(原型76−118)、ソウルウィルス(Seo
ul Virus)  (原型8O−39)、プロスペ
クトヒルウィルス(Prospect  HillVi
rus) 、ブマラウイルス(Pumala Viru
s)中よりハンタンウィルスに属し、腎症候出血熱患者
の血液から採取してマウスかラットの脳で増殖されるよ
う適用させたものである。
本発明者らに依って本ウィルスの成長、増殖および分離
が最初になされたのであるが、該ウィルスの分離のため
に使用された細胞はVero  E6であって、ATC
C(寄託番号:C1008,CRL1586)とアメリ
カ陸軍伝染病研究所で分譲を受けて組織培養培地で増殖
して使用した。
組織培養培地はイーグル(Eagle)培地95%およ
びウシ胎児血清(Fe2)5%であり、組織培養細胞に
ウィルスで感染された患者の血液を加えた後、36℃の
Co2インキュベーターで培養させ、ウィルス増殖を間
接蛍光抗体法で確認した。 −次代代においてはウィル
スの増殖はなく、4次代代においては、ウィルス抗原が
細胞の円形質(Pt’0tO−plast)内で蛍光斑
点を示すことを確認した。
該ウィルスを哺乳マウスと哺乳ラットの脳に接種しウィ
ルスの増殖の有無を検査した。
この結果、該ウィルスは噴孔マウスと哺乳ラットの脳に
おいてのみ特異的に増殖することを確認した。
本発明者によって、本発明のハンタンウイルスROK8
4/105菌株を哺乳マウスと哺乳ラットの脳で大量生
産される方法が確立され、またその抽出、精製法が最初
に確立された。 本発明によれば、ハンタンウィルスR
OK84/105菌株を4℃(7)温度、pH762の
条件下で安定化させ、安定化されたウィルスを鼠の脳に
接種、培養し、pH 7,2,20%燐酸塩緩衝液で脳乳剤を製造すれば、酵
素結合免疫分析法(ELISA法)による抗原の力価と
して8,192Unit以上との結果を得た。
本発明のハンタンウィルスROK  84/105菌株
の収車は、他のハンタウイルス菌株、例えば、パンタン
ウィルスフ6−118菌株より遥かに高かった。
前述した条件で本発明者はハンタンウィルス増殖に対し
て広範囲な研究をした結果、本発明のハンタンウィルス
ROK  84/105菌株がハンタンウィルスワクチ
ンの製造に必要な十分な量の抗原を提供し得るシードで
あり、抗体の形成が卓越であることを発見した。
本発明に依るウィルス菌株は、背筋鼠から分離されたハ
ンタンウィルス原型(prot。
type)76−118よりは人体から分離されたとの
点番こおいて人体に適用されるワクチンを製造するのに
より適合している。
本発明のハンタンウィルスROK84/105菌株は下
記の物理化学的性状即ちブンヤビリタx (8unny
aviridae)の特性を有する。
A、ピッオン粒子 球形又は楕円形、直径約95nm、RNAB、エンベロ
ープ リポ蛋白のエンベロープで囲まれており、5〜10nm
の大きさの多数の繊維状物(fiber )が突出(p
rojecting ) している。
C,Wl造 ■単一螺旋 ■3分節(three−segment )■陰性反応
RNAゲノム(Negative−sence RNA
 Genomes )■総分子ffi:4.5X106 ■3個のウィラルニュクレオカブシド (three viral nucleo capsi
d)02個のウィルス特異糖蛋白(two virus
specified  glyco  protein
)D、ウィルス増殖 感染細胞の細胞質(cytoplasm )E、特性 本発明の新規ウィルスであるハンタンウイルスROK8
4/105m株は公知のパンタンウィルスフ6−118
菌株との下記のような相異なる特性を示す。
■ウィルスの力価がVero  Ees細胞で10 =
 ・2/ m 1である。
■ウィルスの力価が哺乳マウス脳で 109・” / m 1である。
■ウィルスの力価が哺乳ラットの脳で 10””/mlである。
以上のとおり該ウィルスは鼠での病原性が強くウィルス
接種佳7〜12日間に鼠が死亡する。
■前記ウィルスはICRffili乳マウスに接種すれ
ばウィルスの増殖が他のウィル スより早く起こり、抗体がウィルス接 種?&5日月よりあられれ10日頃には2.000以上
に達する。
■該つィルスをSDラットに接種すればウィルス接種7
日後に抗体が検出し得 る。
■該つィルスをVero  Ee細胞で培養すれば他の
ウィルスに比べて大きなサ イズである0 、 3 c+a内外のプラークを観察し
得る。
本発明は新規ウィルスを培養、増殖、分離、および不活
化して製造したハンタンウィルスワクチンを提供する。
即ち、本発明のハンタンウィルスワクチンは、好ましく
は1日齢の哺乳マウス又はラットに人体より分離したハ
ンタンウィルスROK  84/105菌株をシードと
して接種し、約10日間飼育した徨、完全に麻痺をおこ
したマウスの頭部を切開して脳を採取しこれをエチルア
ルコールとプロタミンスルフエイト溶液で処理した後、
更にN製、不活化し補助剤を添加して製造される。
本発明のワクチンを製造するためにシードウィルスの増
殖が必要である。 このような目的のため、シードウィ
ルスは、好ましくは1.0%ウシ血清アルブミン(BS
A)を含有したBSS  (BalancedSalt
Soltion)溶液(pH7,6)で希釈して使用さ
れる。 希釈されたウィルス液は4℃で保存使用しうる
が、長期間保存時には一60℃で保存して使用すること
が望ましい。
前記ハンタンウィルス希釈液を哺乳マウス又は哺乳ラッ
トの脳に接種させた。 10日間飼育したマウスの平均
脳重量は0.262gであり、20%脳懸濁液の抗原の
力価は、8.192であった。 10日間飼育されたラ
ットの平均脳重量は0.718gであったし、脳懸濁液
の抗原の力価は8,192であった。
本発明においてシードウィルスの増殖はマウスだけでな
く、ラットにおいても良好であるが、ラットで増殖され
る方がより曹ましい。
ウィルスが増殖されたマウスは8日目から麻痺を引き起
こし、10日頃には死亡するに至るが、ワクチンは死亡
直前の脳を採取して重量を計った後、下記組成の希釈液
(PBS、pH7,2)で20%(W/v)溶液とし、
細胞粉砕機で十分に粉砕し、4℃、3000rpmで2
0分間遠沈して上層液を回収することにより製造される
(組成) 塩化ナトリウム        8.5g燐酸ナトリウ
ム(1塩基)・2 H2O0,4g 燐酸ナトリウム(2塩基)・12H202,54g 蒸留水          17にとなる量(pH=7
.2) 回収された上層液に30〜40%の冷エタノールを同量
添加し、40℃で16〜20時間放置して蛋白質を沈澱
させた。 前記40%冷エタノールの組成はPBS:エ
タノールが6:4である。
前記溶液を300Orpmで30分間遠心分離して沈澱
物を回収し、該沈澱物に上記において最初使用した量と
同量の希釈液[PBS (pH7,2)]を加えて希釈
した。次いで、混合機で混合してウィルスを抽出した陵
、5000ppmで30分間遠心分離させて上層液を回
収し、上層液に0.1〜0.5mg/m1となるようプ
ロタミンスルフエイト水溶液を加えて1〜2時間【こ亘
って撹拌させ、5000rpmで30分間遠心分離して
上層液を中間原料として回収する。
上記中間原料を通常の方法、例えば、ホルムアルデヒド
で処理するか又は熱処理して不活化させ、水酸化アルミ
ニウムゲルを500m g / m 1となるよう添加
して所望のワクチンを得た。
上記不活化工程において、ホルムアルデヒドを使用する
場合には0.01〜0.05%の懸濁液の濃度で15日
間処理することが望ましく、熱処理する場合には60℃
で30分間処理することが望ましい。 前者の工程では
4℃以下の温度を維持させることが望ましい。
[実施例] 以下に、実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明する
が、本発明はなんらこれら実施例に制約されるものでは
ない。
実施例 1 ハンタンウィルスワクチン: (1)ハンタンウィルスの製造 1日齢の哺乳マウスにハンタンウィルスROK  84
/104菌株を接種し、約10日間飼育した徨、完全に
麻痺を引き起したマウスの頭部を切開し脳を採取した。
採取した脳の重量に対して4倍量の燐酸塩1iyj、養
液(pH7,2)を添加して乳化させ、3000rpm
で20分間遠心分離し、上層液をウィルス液として取得
した。該ウィルス液の感染性を知るために致死率を測定
した。 この結果、該ウィルスの致死率(LDso)は
10−9・6 B 、 、、、 lであった。なお、測
定方法は次の通りであった。
■ 1日齢の哺乳マウスを選択した。
■ウィルス液を緩衝希釈液で10−2乃至10−9に段
階希釈する。
■各段階のウィルス希釈液を、適当数の哺乳マウスに各
々0.02 m lづつ接種する。
■接種後20日間観察し、症状が現われてへい死するマ
ウスの数を記録する。
■へい死したマウスの数が接種したマウスの1/2とな
る希釈液温度を求める。
■希釈液の濃度を求めてリードアンドミュンヒ法(Re
ad and Muench)に依りLD、。を求める
その結果を下記第1表及び第2表に示した。
(以下余白) 第  2  表 マウスの致死率(LDsa) In対数 (匹) (匹) 総致死数 4生存数  致 死 車 (匹)   (匹)  比率 % −29078078/78100 −3     13    0    69     
0   69/69100−5    15    0
    39     0   39/39100−6
    12    1    24     1  
 24/25   96−7     5    8 
   12     9   12/21   57−
8     3    6     7    15 
   7/22   32−9     4   19
     4    34    4/38   11
*ウィルス希釈倍数は、10を底とする対数の指数で示
した。従って、−2及び−3は各々ウィルスを100倍
及び1000倍に希釈したことをN味する。
第2表から、L I)5o= 10−”・口e/ m 
1である。
前記ウィルス抗原の力価は、8,192u n i t
 70 、1m lであった。なお、その力価は次の方
法で測定した。
測定は、プレートとしてポリビニルボトム96を、4I
il希釈液としてシグマ・ダイアゴノステックス社製の
コーティング緩衝液(PBS)を、緩衝液として洗浄緩
衛液(PBS+0.1%TWEEN 20) 、希釈緩
衝液(F’BS+0.1%TWEEN 20 + 2 
、5%Ravine 5eru@+ 0 、1%thi
merosal )を各々使用するE、IA法により行
なった。
■プレートのコーティングは緬羊由来抗ヒト免疫グロブ
リンM (Goat Antihulan IgM)を
希釈緩衝液で500倍希釈してプレートウェル当910
0μmづつ加え、40℃で16〜20時間反応させた。
 緬羊由来抗ヒト免疫グロブリンM抗体はTago社製
で、総蛋白量は、1.15mg/mlであった。
■前記プレートを洗浄緩衝液で3回洗浄し、人体から分
離された陽性血清を最終EIA力価16unitとなる
ように希釈してプレートウェル当9100μmづつ加え
た復、37℃のインキュベーターで1時間反応させた。
■プレートを洗浄緩衝液で3回洗浄した後、ウィルス液
を2倍段階希釈してプレートウェル当9100μlづつ
加えた後、37℃のインキュベーターで1時間反応させ
る。
■上記■のプレートを洗浄1i!1gB液で3回洗浄し
、ラビットのアンチーハンタンウィルス抗体を希釈緩衝
液で3000倍希釈して、プレートウェル当9100μ
lづつ加えた復、37℃のインキュベーターで1時間反
応させた。 この時のラビットアンチーハンタンウィル
ス抗体のEIA力価は4であった。
■■のプレートを洗浄緩衝液で3回洗浄し、酵素コンジ
ュゲートアンチ−ラビットを希釈緩衝液で1000倍希
釈してプレートウェル当9100μmづつ加えた(麦、
37℃のインキュベーターで1時間反応させる。 この
酵素コンジュゲートとしては、KPL社製で、蛋白含量
が0.1mgであり、ペルオキシダーゼで標識され、ア
フィニティで精製された緬羊由来ヒトエgM抗体 (p
eroxidaselabeled affinity
  purified antibody  t。
huo+an rgM goat)を使用した。
■前記プレートを洗浄緩衝液で洗浄し、基質をプレート
ウェル当9100μmづつ加えた後、37℃のインキュ
ベーターで30分間反応させる。使用した基質はABT
Sであって、過酸化酵素基質溶液A (2,2−azi
no−dl−3−ethyl−benzthiazol
e 5ulfonate)と過酸化酵素基質溶液B(過
酸化水素)を1=1で混合して得たものである。
■上記■で得たプレートを肉眼または ELISA判読機を使用して405〜415nmで判読
した。
■限界値(threshold value )は、公
知の対照陰性血清値の算術平均値に標準偏差の3倍値を
合算したものである。
その結果、ウィルスの力価は8,192であった。
(2)エタノール処理 前記ウィルス液を各種エタノール濃度で処理して最適濃
度を選択した。すなわち、各々15%、20%、30%
、40%の濃度エタノールで処理し、4℃で16〜20
時間放置した徨、12.00Orpmで30分間遠心分
離して上層液と沈澱物のEIA力価を算出してその結果
を第3表に示した。
各種エタノール濃度におけるEIA力価濃度 沈澱物 上層液 15% 20% 30% 40% 1.024 1.024 1.024 1.024 エタノール処理後、60℃で30分間不活化させ、ラッ
トに接種し抗原性を比較検査して第4表に示した。
第  5  表 エタノール処理後、60℃で30分間熱処理して不活化
後、ラットに接種したときの免疫蛍光抗体価 濃度 14日 21日  28日 15%       32    64     64
20%      128   256    512
30%     512  1024  204840
%     512   512    256上記第
3〜5表より、30%エタノール潰度が抗原の回収率と
抗体型成立とが最も優秀であった。従って、ウィルス液
は30%エタノール濃度で処理することが望ましい。
(3)プロタミンスルフェート処理 上記エタノール処理ウィルス液を種々のプロタミンスル
フェート濃度で処理して最適濃度を選択した。 すなわ
ち、エタノール処理が絆わったウィルス液を、各々0.
1mg/m1.0 、2 m g / m l、0 、
3 m g / m 1.0 、4 m g / m 
1.0.7mg/ml、1.0m g / m 1 濃
度のプロタミンスルフェートで処理した後、4℃で2時
間放置し、30分間18、OOOrpmで遠心分離し、
上層液のEIA力価を検査した。 その結果を第1図に
示した。
(4)不活化工程 上記ウィルス液を0.05%ホルマリン溶液で処理して
、処理期間に伴なう致死率(LDlao>の変化と感染
率(IDao)を観察した。
1日齢の哺乳マウスを使用してホルマリン処理直後およ
び4日経過後、7日経過後、9日経過後、10日経過後
のウィルス液を10倍段階希釈してマウスに接種した。
これに伴なうマウス致死率は次の第6表の濃度希釈倍数
を使用し、その結果、マウスの致死率は第2図に、感染
率は第3図に示した。
第2図及び第3図より、本発明のハンタンウイルスを0
.05%のホルマリンで10日以上不活化させた時感染
がなかった。また、本発明のハンタンウィルスを0.0
5%のホルマリンで14日間不活化させ、ラットに接種
した時の抗原性を比較検討し、その結果を第7表に示し
た。
第  7  表 ROK 84/105 (MBVl 株をラットにti
ff117)tftff性t1   種 実験動物  投与経路 実験番号  免疫蛍光抗体21
日  28日 10K 847105(IIBY)         
            1  256  256ホル
マリン    SDラット  0.5■l/Ill  
   3   64  12814日間処理     
               4  128  25
6上記第6〜7表から知りえるように、本発明のハンタ
ンウィルスROK  84/105をホルマリンで10
日以上不活化させ、マウスの脳に接種したとき、へい死
したマウスは1匹もなかった。また、投与30日8にそ
のマウスの脳組織のウィルス感染の有無を間接免疫蛍光
法でi=した結果、ウィルスの感染は確認しえなかった
従って、本発明のハンタンウィルスROK84/105
は完全に不活化したことをW1認した。
(5)補助剤処理工程 ホルマリンで不活化した本発明のハンタンウイルスRO
K  84/105に、補助剤として水酸化アルミニウ
ムゲルを添加し、4℃で15日間静置した。これをラッ
トに0.5ml/匹を筋肉接種してEIA力価を測定し
た。
その結果を次の第8表、第9表及び第4図、第5図に示
した。
(以下余白) 補助剤処理後のEIA力価 水酸化アルミニウムゲル (250mg/ml) 水酸化アルミニウムゲル (50[1mg/m1) 2.048 2.048 1.024 以 上記第8〜9表及び第3〜4図とから、抗体の生成のた
めには本発明のハンタンウィルスROK  84/10
5を補助剤としてアルミニウムゲル500mg/mlで
処理することが最も満足の行く方法であることを知りえ
る。
第   10    表 試験例 1゜ ハンタンウィルスワクチンの動物実験:(1)ラットに
おける投与量決定実験 上記実施例1において製造されたハンタンウイルスワク
チンを各種の力価(EIAAntigen Titer
)でラットに接種して最適量を決定した。
ラットを本発明のハンタンウィルスワクチンで免疫した
後、一定期量刑抗体生成程度を間接免疫蛍光抗体法によ
りW1認した。 ハンタンウィルスワクチンをSDラッ
トに筋肉注射した。 抗体反応の結果を第10表に示し
た。
上記第10表から、本発明のワクチンを512  EI
A力価以上接種した場合に抗体が生成されることを確認
した。
(2)抗体の増幅(Booster )実験本発明ワク
チンはラットに一次接種後、ケ月程度まで抗体の生成が
増加し、その後抗体の生成が減少することを見出した。
 約45〜60日の間に二次接種すれば抗体の生成が顕
著に増加する。 その結果を第5図に示した。
(3)ハンタンウィルスワクチンの安全性試験 本発明のワクチンの安全性を検査するために、哺乳マウ
スの脳に本発明のワクチンを0.2mlづつ接種し、マ
ウスの健康状態を30日間観察した。4 接種30日後
にマウスの頭部を切開して脳を採取し、これを−30℃
のクリオスタット(Cryostat )で0.4μm
に切断して組織切片を作る。
アセトンで固定した後、16ユニツト/滴の出血熱意者
の血清を一次反応させ、次いでFITC結合抗ヒトガン
マグロブリン 8ユニット/滴を加えて二次反応させ、
ウィルスの増殖を蛍光顕微鏡で観察した。 その結果、
脳内におけるウィルス増殖が確認されなかった。このマ
ウスの脳を更に乳化して20%溶液にした徨、哺乳マウ
スの脳に接種し、上記と同様な方法で検査した。
その結果、ウィルスの増殖は確認されず、マウス麻痺も
惹き起こさなかった。
従って、本発明のハンタンウィルスワクチンは完全に不
活化されたことを確認し、無毒が証明された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1中、プロタミンスルフェー
ト処理量による上層液のEIA力価を示す図面である。 第2図は、ハンタンウィルスのホルマリン処理期間によ
るマウスの致死率(LD5゜)を示す図面である。 第3図は、ハンタンウィルスのホルマリン処理期間によ
るマウスの感染率(ID50)を示す図面である。 第4図は、補助剤量による免疫蛍光体(1F)の生成曲
線を示す図面である。 第5図は、水酸化アルミニウムゲルで吸着させたROK 84/10 (MBV) を接 種したラッ トの水酸化アルミニウムの量によ る免疫蛍光抗体生成曲線を示す図面である。 以 上 出 願 人 株式会社 緑 十 字 第 図 (0,05% ホルマリンと混合したハンタンワイルスワクナンノ第 図 プロタミンスルフェート量 第 図 手続補 (自発) 平成2年2月7日 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の掴

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の特性を有するハンタンウィルスROK84
    /105菌株 A、ビリオン粒子 球形又は楕円形、直径約95nm、 RNA B、エンベロープ リポ蛋白のエンベロープで囲まれてお り、5〜10nmの大きさの多数の繊 維状物が突出されている。 C、構造 [1]単一螺旋 [2]3個の分節 [3]陰性反応RNAゲノム [4]全分子量:4.5×10^6 [5]3個のウィラルニュクレオカプシド [6]2個のウィルス特異糖蛋白 D、ウィルス増殖 感染細胞の細胞質 E、特性 本発明の新規ウィルスであるハンタン ウィルスROK84/105株は公 知のハンタンウィルス76−118 株とは下記のような相異なる特性を示 す。 [1]ウィルスの力価がVeroE_6細 胞で10^7^.^2/mlである。 [2]ウィルスの力価が哺乳マウス脳で 100^9^.^8/mlである。 [3]ウィルスの力価が哺乳ラットの脳で 100^9^.^3/mlである。 以上のようにこのウィルスは鼠に対 する病原性が強くウィルス接種後7〜 12日の間に鼠が死亡する。 [4]このウィルスはICR哺乳マウスに 接種すればウィルスの増殖が他のウィ ルスより速く起こり、抗体がウィルス 接種後5日目よりあらわれ、10日頃 には2,000以上に達する。 [5]このウィルスをSDラットに接種す ればウィルス接種後7日に抗体が検出 される。 [6]このウィルスをVeroE_6細胞 で培養すれば他のウィルスに比べて大 きいサイズである0.3cm内外のプラ ークを観察し得る。
  2. (2)ハンタンウィルスROK84/ 105菌株をマウスあるいはラットに接 種して増殖させた後、マウスあるいはラ ットの組織を採取し、この組織をエチル アルコールとプロタミンスルフェート溶 液で処理して精製、不活化させ、更に補 助剤を添加することにより製造されるハ ンタンウィルスワクチン。
  3. (3)エチルアルコール処理が30〜40%濃度のエチ
    ルアルコール溶液でおこなわ れる請求項第2項記載のハンタンウィル スワクチン。
  4. (4)プロタミンスルフェート処理が0.1〜0.5m
    g/ml濃度のプロタミンスルフェートの溶液でおこな
    われる請求項第2項 記載のワクチン。
  5. (5)不活化が、0.01〜0.05%となるようなホ
    ルマリンの添加および4℃での 10日以上の放置によりおこなわれる請 求項第2項記載のワクチン。
  6. (6)不活化が、60℃での30分間の熱処理によりお
    こなわれる請求項第2項記載 のワクチン。
  7. (7)マウスあるいはラットとして1日齢の哺乳マウス
    あるいは哺乳ラットを使用す る請求項第2項記載のワクチン。
  8. (8)ハンタンウィルスROK84/ 105菌株をマウスあるいはラットに接 種して増殖させ、次いでマウスあるいは ラットの組織を採取し、この組織をエチ ルアルコールとプロタミンスルフェート 溶液で処理して精製し、更に不活化させ ることを特徴とするハンタンウィルスワ クチンの製造法。
  9. (9)不活化後、更に補助剤を添加することを特徴とす
    る請求項第8項記載のハンタ ンウィルスワクチンの製造法。
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