JPH02238717A - Ad変換器 - Google Patents
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- JPH02238717A JPH02238717A JP1059430A JP5943089A JPH02238717A JP H02238717 A JPH02238717 A JP H02238717A JP 1059430 A JP1059430 A JP 1059430A JP 5943089 A JP5943089 A JP 5943089A JP H02238717 A JPH02238717 A JP H02238717A
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
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- H—ELECTRICITY
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- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
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- H03M1/14—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
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- H03M1/36—Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はAD変換器(以下,rADcJともいう)に関
し、特に並列形AD変換器に関する.〔従来の技術〕 一般に、並列形ADCは第9図に示す如く、nを出力ビ
ット数とした場合、 (2”−1)レベルに分圧された
参照電圧vJのそれぞれとアナログ入力電圧vlNを比
較する(2n−1)個(オーバーフローを含む場合は2
n個)の比較器1lと、これら比較器からの出力パター
ンを2進化符号に変換するエンコーダ(符号変換回路)
200から成る,また,比較器1lは、参照電圧vJと
入力信号を比較する部分111と排他的OR回路121
から成る.これらの比較する部分111の出力は、参照
電圧VJが入力電圧vlNより低いところではすべて高
電位(以下“1”と表示)となり、その逆のところでは
すべて低電位(以下41 0 PIと表示)となる。隣
接するレベルの参照電圧を受ける1対の比較器の比較部
分111の出力は、排他的OR回路により一致性が検査
される.従って、一連の比較部分111の出力が“0”
から“1”に変わる位置に対応する排他的OR回路12
1のみがtt I I1の出力を生じ、他はすべてta
O”を生じる.すなわち、このIt I I+出力を発
生する排他的OR回路は、入力電圧v1Nのレベルに対
応する.この出力が対応する2進符号の各ビット線に接
続し、ワイヤードORをとることによりエンコーダ2は
構成されている。
し、特に並列形AD変換器に関する.〔従来の技術〕 一般に、並列形ADCは第9図に示す如く、nを出力ビ
ット数とした場合、 (2”−1)レベルに分圧された
参照電圧vJのそれぞれとアナログ入力電圧vlNを比
較する(2n−1)個(オーバーフローを含む場合は2
n個)の比較器1lと、これら比較器からの出力パター
ンを2進化符号に変換するエンコーダ(符号変換回路)
200から成る,また,比較器1lは、参照電圧vJと
入力信号を比較する部分111と排他的OR回路121
から成る.これらの比較する部分111の出力は、参照
電圧VJが入力電圧vlNより低いところではすべて高
電位(以下“1”と表示)となり、その逆のところでは
すべて低電位(以下41 0 PIと表示)となる。隣
接するレベルの参照電圧を受ける1対の比較器の比較部
分111の出力は、排他的OR回路により一致性が検査
される.従って、一連の比較部分111の出力が“0”
から“1”に変わる位置に対応する排他的OR回路12
1のみがtt I I1の出力を生じ、他はすべてta
O”を生じる.すなわち、このIt I I+出力を発
生する排他的OR回路は、入力電圧v1Nのレベルに対
応する.この出力が対応する2進符号の各ビット線に接
続し、ワイヤードORをとることによりエンコーダ2は
構成されている。
上述の如く構成されるADCでは、比較器の比較部11
1にはラッチングコンパレータが使用されるが、高速に
変化する入力信号が入力したとき、入力信号が各比較器
に到達するまでの時間のずれや、ラッチングコンパレー
タへのクロック信号の時間的ずれにより、本来ただ一つ
の比較器の排他的OR回路の出力が′゛1′″となるも
のが、2つ以上の排他的OR回路出力が′゛1”となる
ことがある.符号変換回路でORをとっているために,
この場合デジタル出力は全く別の値となり、いわゆるピ
ット欠けを生じる.これは特に上位ビットの切り換わり
点で大きなビット欠けとなる.例えば、2進化符号で”
011・・・11″となるところが、これの次の値を示
す比較器出力も゛′1″となると、デジタル出力は“0
11・・・11″と”100・・・00″のORをとっ
て“111・・・11”となり、フルスケールの172
の大きな誤差が生じることになる. この影響を避けるため、従来の装置では、例えば、松沢
等による[超高速8ビットA/D変換器」(電子通信学
会技術報告,84巻11号pp,79(1984年))
に記載の如く、上位ビットの切り換わり点を境にして比
較器群のブロック分けを行い、上位ブロック中の符号変
換回路出力で下位のブロックの符号変換回路出力をゲー
トする方法がとられていた.第10図は,この従来の方
法を示した図である。
1にはラッチングコンパレータが使用されるが、高速に
変化する入力信号が入力したとき、入力信号が各比較器
に到達するまでの時間のずれや、ラッチングコンパレー
タへのクロック信号の時間的ずれにより、本来ただ一つ
の比較器の排他的OR回路の出力が′゛1′″となるも
のが、2つ以上の排他的OR回路出力が′゛1”となる
ことがある.符号変換回路でORをとっているために,
この場合デジタル出力は全く別の値となり、いわゆるピ
ット欠けを生じる.これは特に上位ビットの切り換わり
点で大きなビット欠けとなる.例えば、2進化符号で”
011・・・11″となるところが、これの次の値を示
す比較器出力も゛′1″となると、デジタル出力は“0
11・・・11″と”100・・・00″のORをとっ
て“111・・・11”となり、フルスケールの172
の大きな誤差が生じることになる. この影響を避けるため、従来の装置では、例えば、松沢
等による[超高速8ビットA/D変換器」(電子通信学
会技術報告,84巻11号pp,79(1984年))
に記載の如く、上位ビットの切り換わり点を境にして比
較器群のブロック分けを行い、上位ブロック中の符号変
換回路出力で下位のブロックの符号変換回路出力をゲー
トする方法がとられていた.第10図は,この従来の方
法を示した図である。
各ブロック毎に第一の符号変換がなされ、上位ブロック
の符号変換回路出力によって下位ブロックの符号変換回
路からの出力がゲートされるようになっている. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術では、上位ブロック中のいくつかの比較器
の呂力で作られる禁止信号によって下位ブロックの符号
変換回路出力をゲートする方法がとられていたため,符
号変換回路のビット線にゲート回路を設ける必要があり
、また,禁止信号でゲートされるブロックの大きさは,
チップレイアウトの都合で決まる1つの符号変換回路に
接続される比較器の数で決まっていた.上位ブロックか
らの禁止信号で下位ブロックからの出力をゲートする方
法では,同じブロック内でのデータの二重発生によるビ
ット欠けを防止することができないため、禁止信号によ
ってゲートされるブロックの大きさはAD変換器のビッ
ト数などに応じて任意に選べることが望まれるが、上記
従来技術では、この点についての配慮がなされておらず
、ブロックの大きさが大きい場合には,同一ブロック内
でのデータの二重発生による誤りが大きくなるという問
題があった。
の符号変換回路出力によって下位ブロックの符号変換回
路からの出力がゲートされるようになっている. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術では、上位ブロック中のいくつかの比較器
の呂力で作られる禁止信号によって下位ブロックの符号
変換回路出力をゲートする方法がとられていたため,符
号変換回路のビット線にゲート回路を設ける必要があり
、また,禁止信号でゲートされるブロックの大きさは,
チップレイアウトの都合で決まる1つの符号変換回路に
接続される比較器の数で決まっていた.上位ブロックか
らの禁止信号で下位ブロックからの出力をゲートする方
法では,同じブロック内でのデータの二重発生によるビ
ット欠けを防止することができないため、禁止信号によ
ってゲートされるブロックの大きさはAD変換器のビッ
ト数などに応じて任意に選べることが望まれるが、上記
従来技術では、この点についての配慮がなされておらず
、ブロックの大きさが大きい場合には,同一ブロック内
でのデータの二重発生による誤りが大きくなるという問
題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので,その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し,比較器の動作ばらつきに起因するデータの二重発
生による誤差を極力小さくし、ビット欠けの生じにくい
AD変換器を提供することにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明の上記目的は、入力信号と分解能に応じたレベル
を発生する参照信号とを比較し,入力信号と各参照信号
との大小関係を判定する比較器により温度計符号(サー
モメータコード)に変換されたデジタル信号を符号変換
することにより所望のデジタル信号を得るAD変換器に
おいて,前記比較器複数個をまとめてグループとし、各
グループ内の各比較器の出力を加算し、加算結果がある
閾値を越えたかどうかでグループ出力とし、該グループ
出力を符号変換することによりAD変換器のデジタル出
力の上位ビットを得るとともに、前記各グループ内の加
算結果から下位ビットを得ることを特徴とするAD変換
器により達成される.〔作用〕 本発明に係るAD変換器においては,排他的OR回路に
より比較器呂力の変化点を検出するのではな< . 1
1 1 IT出力の数によりデジタルデータを求めるた
めに本質的にデータの二重発生が起きず,ビット欠けを
防止することができる。
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し,比較器の動作ばらつきに起因するデータの二重発
生による誤差を極力小さくし、ビット欠けの生じにくい
AD変換器を提供することにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明の上記目的は、入力信号と分解能に応じたレベル
を発生する参照信号とを比較し,入力信号と各参照信号
との大小関係を判定する比較器により温度計符号(サー
モメータコード)に変換されたデジタル信号を符号変換
することにより所望のデジタル信号を得るAD変換器に
おいて,前記比較器複数個をまとめてグループとし、各
グループ内の各比較器の出力を加算し、加算結果がある
閾値を越えたかどうかでグループ出力とし、該グループ
出力を符号変換することによりAD変換器のデジタル出
力の上位ビットを得るとともに、前記各グループ内の加
算結果から下位ビットを得ることを特徴とするAD変換
器により達成される.〔作用〕 本発明に係るAD変換器においては,排他的OR回路に
より比較器呂力の変化点を検出するのではな< . 1
1 1 IT出力の数によりデジタルデータを求めるた
めに本質的にデータの二重発生が起きず,ビット欠けを
防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
. 第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック構成図で
ある.第1図において、10は比較器,1は比較器群、
6は比較器からの出力を加算する加算回路、5は加算結
果があるレベルを超えているかを判定するレベル判定器
、2は上位のビットを決める上位用エンコーダ、3は下
位のビットを決定する下位用エンコーダである.各比較
器には入力信号と量子化レベルに対応した参照電圧が入
力される.ここでは、説明の都合上、4個の比較器で1
比較器群を構成するものとする. ある入力信号が参照電圧を超える比較器の出力を“1″
とし,超えていない比較器の出力を″0”とする。今,
j番目までの比較器の出力が゛′1″であるとする.ま
た、ここでj=4n+iとし,nは群内の比較器出力が
すべてu 1 uである比較器群の番号、i=0〜3で
ある.このとき、(n)番目までの比較器群からの出力
の加算結果は4となり、(n+1)番目の比較器群から
の加算結果はiとなる.そこで,加算結果が4以上であ
るかどうかをレベル判定器5により判定する. この判定結果をエンコーダ2に入力し、入力電圧がどの
比較器群のレベルに対応するかを判定する.これによっ
て上位のビットを決定できる。この結果から( n +
1 )番目の比較器群からの比較器出力の加算結果の
みを2進化符号に変換するように下位ビット用エンコー
ダ3を制御する.これによって,下位ビットを決定する
. 第2の実施例を第2図に示す.図において、6は加算回
路,5はレベル判定器である.第1の実施例と同様に、
レベル判定器で比較器群からの比較器出力の和が4以上
であるかどうかを判定し、例えば、4以上のとき″1”
を、また3以下のとき#0”を出力する.ここで、第1
図と同様に(n)番目までの比較器群からの出力の加算
結果が4以上であり、(n+1)番目で比較器群からの
出力の加算結果が3以下のiであるとする。
. 第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック構成図で
ある.第1図において、10は比較器,1は比較器群、
6は比較器からの出力を加算する加算回路、5は加算結
果があるレベルを超えているかを判定するレベル判定器
、2は上位のビットを決める上位用エンコーダ、3は下
位のビットを決定する下位用エンコーダである.各比較
器には入力信号と量子化レベルに対応した参照電圧が入
力される.ここでは、説明の都合上、4個の比較器で1
比較器群を構成するものとする. ある入力信号が参照電圧を超える比較器の出力を“1″
とし,超えていない比較器の出力を″0”とする。今,
j番目までの比較器の出力が゛′1″であるとする.ま
た、ここでj=4n+iとし,nは群内の比較器出力が
すべてu 1 uである比較器群の番号、i=0〜3で
ある.このとき、(n)番目までの比較器群からの出力
の加算結果は4となり、(n+1)番目の比較器群から
の加算結果はiとなる.そこで,加算結果が4以上であ
るかどうかをレベル判定器5により判定する. この判定結果をエンコーダ2に入力し、入力電圧がどの
比較器群のレベルに対応するかを判定する.これによっ
て上位のビットを決定できる。この結果から( n +
1 )番目の比較器群からの比較器出力の加算結果の
みを2進化符号に変換するように下位ビット用エンコー
ダ3を制御する.これによって,下位ビットを決定する
. 第2の実施例を第2図に示す.図において、6は加算回
路,5はレベル判定器である.第1の実施例と同様に、
レベル判定器で比較器群からの比較器出力の和が4以上
であるかどうかを判定し、例えば、4以上のとき″1”
を、また3以下のとき#0”を出力する.ここで、第1
図と同様に(n)番目までの比較器群からの出力の加算
結果が4以上であり、(n+1)番目で比較器群からの
出力の加算結果が3以下のiであるとする。
この動作は、レベル判定器出力を排他的論理和(EX−
OR)回路25に入力し、どの比較器群まで各比較器の
出力がtt 1 t+であるかを判定する。このとき、
(n)番目のEX−OR出力のみがII 1 11とな
り、このEX−OR回路出力をOR回路から成るエンコ
ーダ20に入力し、下位2ビットを除く上位ビットが2
進化符号に変換する.また、E X−OR回路出力はス
イッチ回路3lを制御する.ここでは、(n)番目のE
X−OR回路出力のみが“1”であるため、(n+1)
番目のスイッチ回路のみが閉じ.(n+1)番目の加算
回路出力が下位を決定するエンコーダ回路30に接続さ
れ,2進化符号に変換される.但し、加算回路6による
加算結果が2進化符号となっている場合にはエンコーダ
回路30は必要としない. 第1および第2の実施例に基づいたAD変換結果につい
て、具体的例を用いて説明する。まず、第11図(a)
に、いくつかの場合の比較器出力パターンを示す.ここ
では、簡単のために6ビットADCを例とした.同図に
示したデジタル対応値とは、ある比較器までが出力“1
”である時のADCの2進化符号出力である.ここでは
、正常時には“011010”というデータを出力する
場合を考える.比較器出力パターンAの場合は、各比較
器が正常に動作している場合であり、″’011010
”に対応する比較器以下が11 1 #lを出力し、そ
れ以上の比較器は“0”を出力している.B−Dでは,
隣接する比較器群内で本来“0”となる比較器が誤動作
により“1”を出力した場合を示している.Eは隣接す
る比較器群を越えた比較器の出力が′″1”となった場
合である.次いで、FとGは本来14 1 31となる
比較器が“O”を出力した場合、Hは本来It O #
#となる比較器が“1”1”となるべき比較器が“0”
と出力した場合を示している. このような比較器出力パターンに対応するADC出力を
従来のビット欠け防止を考慮していないエンコード方式
により得た場合と、本発明の第1および第2の実施例に
示した方式により得た場合についての比較を第11図(
b)に示す.従来方式では、30LSBを越える大きな
誤差が生じるのに対し、本発明による方式では高々3〜
4LSHの誤差に収まることが分かる. 第11図から、入力電圧より高いレベルに対応する比較
器、すなわち、本来“0 71を出力すべき比較器の誤
動作に対しては,本発明による方法はそれらを無視する
ように動作するため、ADCの誤差は小さくなることが
わかる.上記実施例に示したADCは,回路構成が比較
的簡単でありビデオ信号の如く、波形として捉え、信号
の精度をS/Nで規定する性格のものについて用いるに
適している. しかし、波形ディジタイザの如く,波形を個々のディジ
タル値として捉える性格のものについては、上記実施例
に示したADCより、以下に示すADCの方が適性が高
い.すなわち、以下に示すADCは、上述の実施例の如
く、入力電圧より低いレベルに対応する比較器、すなわ
ち,本来R l uを出力すべき比較器の誤動作に対し
、そこが変化点と判断して上位ビットを決定するのでは
なく.これを無視することにより、誤差の発生を防止す
るようにしたものである. 第3図は,第3の実施例を示したものである.同図にお
いて,各符号は第2図のそれと対応している.本実施例
では加算回路6には同一比較器群からの比較器出力とそ
の上位に隣接する比較器群からの比較器出力とが加えら
れる.第3図には.同一比較器群内の4個の比較器出力
とその上位にある2個の比較器出力を加算回路6に加え
た場合を示した.この図を用いて本実施例を説明する.
ここでは、(n)番目の比較器群まで比較器出力がすべ
て11 1 Pjであり、(n+1)番目でII I
I1を出力する比較器の数が3以下のiであるとする.
この場合には、(n)番目の加算回路までの出力は6と
なり、(n+1)番目の加算回路出力がiとなる.この
加算結果は、レベル判定器5に入力され、比較器出力の
和が4以上であるかどうかが判定される.更に、第2の
実施例と同様にレベル判定器5の出力は排他的論理和(
E X − O R)25に入力し,全比較器の出力が
゛″1”である比較器群からそうでない比較器群に変化
する点が検出できる.この出力をエンコーダ20に入力
し、上位ビットを決定する.それと同時に、EX−OR
回路の出力により.(n+1)番目のスイッチ回路を閉
じ、(n+1)番目の加算回路出力がエンコーダ回路3
0に接続され,その加算結果に応じた下位ビットを得る
, この方式によれば、第11図(a)に示したF−Hの比
較器出力パターンのように、本来1゛1”となる比較器
が誤動作して“O ITを出力しても、各加算器の加算
結果は5〜4となり、そこが比較器群の変化点と誤って
判定することが無くなり、ADCの変換誤差を減少でき
ることになる. この方式によるAD変換結果を,第11図(a)の比較
器出力パターンを例として調べてみる.その結果を第1
2図に示す.この表から明らかな如く、本来111”と
なる比較器が“Q IIと誤動作してもそれは無視され
誤差を生じない.そのため極めて正確にAD変換値を得
ることができるようになる.次に、加算回路6の具体的
な構成について説明する.比較器の出力は、既にデジタ
ル値であるから、通常のデジタル加算回路で構成するこ
とができる.しかし、数段のロジックゲートで構成する
ために,遅延時間や素子数などが問題となる.そこで、
比較的簡単な構成で実現できる加算回路を第4図に示す
. この回路は、前置増幅器やラッチ回路などから成る比較
器10に、電流スイッチを設けたものである.例えば、
比較器の出力が″′1″のときに電流出力端子111側
に電流が流れ、同112側には流れないとする.この電
流出力端子を、第2の実施例の場合には、同一比較器群
内で相互に接続することにより、加算された電流を得る
ことができ、この端子に負荷抵抗を接続すれば、加算さ
れた電圧を得ることができる. 上で得られた電圧を、第5図に示す如く、閾値VTHC
と比較する.今、1比較器の電流出力を工。、負荷抵抗
をRLAIEEII!電圧をVcoとすると、?cc−
3 Io・RLA> Vtoc > Vcc−4 Io
・R+,Aとなるように閾値V■。を選んでおけば、加
算した結果が4を越えているかどうか判定できる.同図
において251は比較器であり、16は比較器IOと電
流加算用の電流スイッチを含んだものである.ここで、
比較器251の出力が、第2図のレベル判定器5の出力
に対応する.更に、レベル判定器とEX−OR回路で制
御されるスイッチ回路により、加算結果が4から3以下
となる比較器群が選択され,この加算結果を2進化符号
に変換することで下位ビットを得る. このとき、上述の負荷抵抗RLAでの電圧降下、すなわ
ち、アナログ量として得た加算結果を、アナログスイッ
チを介して2ビットのAD変換回路に入力して、下位ビ
ットを得ることができる.あるいは,各比較器群の加算
結果をまず、2ビッ1一のAD変換回路によりデジタル
値に変換し,その結果をレベル判定器とEX−OR回路
で制御されるスイッチ回路またはゲート回路により、加
算結果が4から3以下となる比較器群の加算結果のみ?
選択して出力するようにしても良い.更に、第3の実施
例に対応した加算回路およびレベル判定回路を、第6図
に示す.4個の比較器で1比較器群を構成し、1比較器
群内の全比較器と上位に隣接する2個の比較器、合計6
個の比較器出力を加算する場合を示してある.これらは
各比較器群の比較器の内,2個は2つの電流出力を持つ
ことで実現できる.第6図においては、1つの電流出力
を持つ比較器を16a、2つの電流出力を持つものを1
6bとしてある. レベル判定器については,第5図と同様に閾値V■。を Vcc 3 Io・R+,A> Vyuc > Vc
c 4 Io・RbAとなるように選んだ比較器25
1で実現できることは明らかである.ここで、6個の比
較器の出力電流がすべて負荷抵抗RLAに流れたとき、
その電圧降下が最大となる.このときでも電流スイッチ
を構成するトランジスタが飽和しないためには,1比較
器の出力電流工。による電圧降下 I0・RLAを大き
く取ることができず、高々0.2v程度である.このた
め,■。およびRLAが変動しても上式が成り立つよう
に閾値vTHcを決めることが難しい場合がある.この
問題を解決した方式を次に示す.第7図に、加算回路と
レベル判定回路の構成を示す。図において、比較器出力
が“1″のとき電流が流れる出力端子111と、その反
転出力端子112に同一の負荷抵抗を接続し、更に、反
転出力端子112側に1比較器の出力電流 工。と等し
い電流を別の電流源 Iodにより流す.この時の出力
端子111と反転出力端子112の電圧は、各比較器が
順に“0”から14 1 $1になるに従って、第8図
に示すように変化し、ちょうど{j I I+を出力す
る比較器の数が3から4に変わるところで切り替わるこ
とになる. 従って、端子111と112の電圧を比較器251で比
較することにより、加算結果が4を越えているかどうか
判定することができる。この方式によれば、出力電流
■。および負荷抵抗RLAが変動しても全く問題が無く
なり、安定にレベル判定ができるようになる. 第6図および第7図に示した構成例の場合も、下位ビッ
トを得る方法として,第5図の場合と同様に、加算結果
である電圧降下量をアナログスイッチで選択し、2ビッ
トAD変換器により下位ビットを得ることができる.ま
た、各比較器群の加算結果をそれぞれ2ビットAD変換
器によりデジタル値に変換し,それをスイッチあるいは
ゲート回路により選択して、下位ビットを得ることもで
きる. なお、以上の説明で,2ビットAD変換器としたのは、
選択される加算結果の最大値が3であるためで、これは
比較器群を構成する比較器の数を4としたことによる.
ここでは、説明の都合上,比較器群を構成する比較器の
数を4としたが、この数は任意に選ぶことができる.但
し、2N(M=2,3,・・・)に選ぶ方が2進化符号
への変換が容易となる. 第1から第3の実施例で述べた如く、上位各比較器群に
接続されたレベル判定器出力を排他的論理和回路に入力
し、その結果から上位ビットが決定される.このとき、
一般的には、2進化符号に変換するのが処理に都合が良
いが、その他のコード(例えば、グレイコード等)に変
換しても良いことは明らかである。
OR)回路25に入力し、どの比較器群まで各比較器の
出力がtt 1 t+であるかを判定する。このとき、
(n)番目のEX−OR出力のみがII 1 11とな
り、このEX−OR回路出力をOR回路から成るエンコ
ーダ20に入力し、下位2ビットを除く上位ビットが2
進化符号に変換する.また、E X−OR回路出力はス
イッチ回路3lを制御する.ここでは、(n)番目のE
X−OR回路出力のみが“1”であるため、(n+1)
番目のスイッチ回路のみが閉じ.(n+1)番目の加算
回路出力が下位を決定するエンコーダ回路30に接続さ
れ,2進化符号に変換される.但し、加算回路6による
加算結果が2進化符号となっている場合にはエンコーダ
回路30は必要としない. 第1および第2の実施例に基づいたAD変換結果につい
て、具体的例を用いて説明する。まず、第11図(a)
に、いくつかの場合の比較器出力パターンを示す.ここ
では、簡単のために6ビットADCを例とした.同図に
示したデジタル対応値とは、ある比較器までが出力“1
”である時のADCの2進化符号出力である.ここでは
、正常時には“011010”というデータを出力する
場合を考える.比較器出力パターンAの場合は、各比較
器が正常に動作している場合であり、″’011010
”に対応する比較器以下が11 1 #lを出力し、そ
れ以上の比較器は“0”を出力している.B−Dでは,
隣接する比較器群内で本来“0”となる比較器が誤動作
により“1”を出力した場合を示している.Eは隣接す
る比較器群を越えた比較器の出力が′″1”となった場
合である.次いで、FとGは本来14 1 31となる
比較器が“O”を出力した場合、Hは本来It O #
#となる比較器が“1”1”となるべき比較器が“0”
と出力した場合を示している. このような比較器出力パターンに対応するADC出力を
従来のビット欠け防止を考慮していないエンコード方式
により得た場合と、本発明の第1および第2の実施例に
示した方式により得た場合についての比較を第11図(
b)に示す.従来方式では、30LSBを越える大きな
誤差が生じるのに対し、本発明による方式では高々3〜
4LSHの誤差に収まることが分かる. 第11図から、入力電圧より高いレベルに対応する比較
器、すなわち、本来“0 71を出力すべき比較器の誤
動作に対しては,本発明による方法はそれらを無視する
ように動作するため、ADCの誤差は小さくなることが
わかる.上記実施例に示したADCは,回路構成が比較
的簡単でありビデオ信号の如く、波形として捉え、信号
の精度をS/Nで規定する性格のものについて用いるに
適している. しかし、波形ディジタイザの如く,波形を個々のディジ
タル値として捉える性格のものについては、上記実施例
に示したADCより、以下に示すADCの方が適性が高
い.すなわち、以下に示すADCは、上述の実施例の如
く、入力電圧より低いレベルに対応する比較器、すなわ
ち,本来R l uを出力すべき比較器の誤動作に対し
、そこが変化点と判断して上位ビットを決定するのでは
なく.これを無視することにより、誤差の発生を防止す
るようにしたものである. 第3図は,第3の実施例を示したものである.同図にお
いて,各符号は第2図のそれと対応している.本実施例
では加算回路6には同一比較器群からの比較器出力とそ
の上位に隣接する比較器群からの比較器出力とが加えら
れる.第3図には.同一比較器群内の4個の比較器出力
とその上位にある2個の比較器出力を加算回路6に加え
た場合を示した.この図を用いて本実施例を説明する.
ここでは、(n)番目の比較器群まで比較器出力がすべ
て11 1 Pjであり、(n+1)番目でII I
I1を出力する比較器の数が3以下のiであるとする.
この場合には、(n)番目の加算回路までの出力は6と
なり、(n+1)番目の加算回路出力がiとなる.この
加算結果は、レベル判定器5に入力され、比較器出力の
和が4以上であるかどうかが判定される.更に、第2の
実施例と同様にレベル判定器5の出力は排他的論理和(
E X − O R)25に入力し,全比較器の出力が
゛″1”である比較器群からそうでない比較器群に変化
する点が検出できる.この出力をエンコーダ20に入力
し、上位ビットを決定する.それと同時に、EX−OR
回路の出力により.(n+1)番目のスイッチ回路を閉
じ、(n+1)番目の加算回路出力がエンコーダ回路3
0に接続され,その加算結果に応じた下位ビットを得る
, この方式によれば、第11図(a)に示したF−Hの比
較器出力パターンのように、本来1゛1”となる比較器
が誤動作して“O ITを出力しても、各加算器の加算
結果は5〜4となり、そこが比較器群の変化点と誤って
判定することが無くなり、ADCの変換誤差を減少でき
ることになる. この方式によるAD変換結果を,第11図(a)の比較
器出力パターンを例として調べてみる.その結果を第1
2図に示す.この表から明らかな如く、本来111”と
なる比較器が“Q IIと誤動作してもそれは無視され
誤差を生じない.そのため極めて正確にAD変換値を得
ることができるようになる.次に、加算回路6の具体的
な構成について説明する.比較器の出力は、既にデジタ
ル値であるから、通常のデジタル加算回路で構成するこ
とができる.しかし、数段のロジックゲートで構成する
ために,遅延時間や素子数などが問題となる.そこで、
比較的簡単な構成で実現できる加算回路を第4図に示す
. この回路は、前置増幅器やラッチ回路などから成る比較
器10に、電流スイッチを設けたものである.例えば、
比較器の出力が″′1″のときに電流出力端子111側
に電流が流れ、同112側には流れないとする.この電
流出力端子を、第2の実施例の場合には、同一比較器群
内で相互に接続することにより、加算された電流を得る
ことができ、この端子に負荷抵抗を接続すれば、加算さ
れた電圧を得ることができる. 上で得られた電圧を、第5図に示す如く、閾値VTHC
と比較する.今、1比較器の電流出力を工。、負荷抵抗
をRLAIEEII!電圧をVcoとすると、?cc−
3 Io・RLA> Vtoc > Vcc−4 Io
・R+,Aとなるように閾値V■。を選んでおけば、加
算した結果が4を越えているかどうか判定できる.同図
において251は比較器であり、16は比較器IOと電
流加算用の電流スイッチを含んだものである.ここで、
比較器251の出力が、第2図のレベル判定器5の出力
に対応する.更に、レベル判定器とEX−OR回路で制
御されるスイッチ回路により、加算結果が4から3以下
となる比較器群が選択され,この加算結果を2進化符号
に変換することで下位ビットを得る. このとき、上述の負荷抵抗RLAでの電圧降下、すなわ
ち、アナログ量として得た加算結果を、アナログスイッ
チを介して2ビットのAD変換回路に入力して、下位ビ
ットを得ることができる.あるいは,各比較器群の加算
結果をまず、2ビッ1一のAD変換回路によりデジタル
値に変換し,その結果をレベル判定器とEX−OR回路
で制御されるスイッチ回路またはゲート回路により、加
算結果が4から3以下となる比較器群の加算結果のみ?
選択して出力するようにしても良い.更に、第3の実施
例に対応した加算回路およびレベル判定回路を、第6図
に示す.4個の比較器で1比較器群を構成し、1比較器
群内の全比較器と上位に隣接する2個の比較器、合計6
個の比較器出力を加算する場合を示してある.これらは
各比較器群の比較器の内,2個は2つの電流出力を持つ
ことで実現できる.第6図においては、1つの電流出力
を持つ比較器を16a、2つの電流出力を持つものを1
6bとしてある. レベル判定器については,第5図と同様に閾値V■。を Vcc 3 Io・R+,A> Vyuc > Vc
c 4 Io・RbAとなるように選んだ比較器25
1で実現できることは明らかである.ここで、6個の比
較器の出力電流がすべて負荷抵抗RLAに流れたとき、
その電圧降下が最大となる.このときでも電流スイッチ
を構成するトランジスタが飽和しないためには,1比較
器の出力電流工。による電圧降下 I0・RLAを大き
く取ることができず、高々0.2v程度である.このた
め,■。およびRLAが変動しても上式が成り立つよう
に閾値vTHcを決めることが難しい場合がある.この
問題を解決した方式を次に示す.第7図に、加算回路と
レベル判定回路の構成を示す。図において、比較器出力
が“1″のとき電流が流れる出力端子111と、その反
転出力端子112に同一の負荷抵抗を接続し、更に、反
転出力端子112側に1比較器の出力電流 工。と等し
い電流を別の電流源 Iodにより流す.この時の出力
端子111と反転出力端子112の電圧は、各比較器が
順に“0”から14 1 $1になるに従って、第8図
に示すように変化し、ちょうど{j I I+を出力す
る比較器の数が3から4に変わるところで切り替わるこ
とになる. 従って、端子111と112の電圧を比較器251で比
較することにより、加算結果が4を越えているかどうか
判定することができる。この方式によれば、出力電流
■。および負荷抵抗RLAが変動しても全く問題が無く
なり、安定にレベル判定ができるようになる. 第6図および第7図に示した構成例の場合も、下位ビッ
トを得る方法として,第5図の場合と同様に、加算結果
である電圧降下量をアナログスイッチで選択し、2ビッ
トAD変換器により下位ビットを得ることができる.ま
た、各比較器群の加算結果をそれぞれ2ビットAD変換
器によりデジタル値に変換し,それをスイッチあるいは
ゲート回路により選択して、下位ビットを得ることもで
きる. なお、以上の説明で,2ビットAD変換器としたのは、
選択される加算結果の最大値が3であるためで、これは
比較器群を構成する比較器の数を4としたことによる.
ここでは、説明の都合上,比較器群を構成する比較器の
数を4としたが、この数は任意に選ぶことができる.但
し、2N(M=2,3,・・・)に選ぶ方が2進化符号
への変換が容易となる. 第1から第3の実施例で述べた如く、上位各比較器群に
接続されたレベル判定器出力を排他的論理和回路に入力
し、その結果から上位ビットが決定される.このとき、
一般的には、2進化符号に変換するのが処理に都合が良
いが、その他のコード(例えば、グレイコード等)に変
換しても良いことは明らかである。
以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、入力信号
と分解能に応じたレベルを発生する参照信号とを比較し
,入力信号と各参照信号との大小関係を判定する比較器
により温度計符号に変換されたデジタル信号を符号変換
することにより所望のデジタル信号を得るAD変換器に
おいて、前記比較器複数個をまとめてグループとし、各
グループ内の各比較器の出力を加算し、加算結果がある
闇値を越えたかどうかでグループ出力とし、該グループ
出力を符号変換することによりAD変換器のデジタル出
力の上位ビットを得るとともに、前記各グループ内の加
算結果から下位ビットを得るようにしたので、比較器の
動作ばらつきを起因とするデータの二重発生を防止する
ことができ、高速の入力信号に対して変換誤差を極めて
小さくすることかできる.また、集積回路として実現す
る場合に特別なプロセスも要求することもなく、回路規
模も従来より増大することもないため,経済的に性能向
上が図れるという効果がある。
と分解能に応じたレベルを発生する参照信号とを比較し
,入力信号と各参照信号との大小関係を判定する比較器
により温度計符号に変換されたデジタル信号を符号変換
することにより所望のデジタル信号を得るAD変換器に
おいて、前記比較器複数個をまとめてグループとし、各
グループ内の各比較器の出力を加算し、加算結果がある
闇値を越えたかどうかでグループ出力とし、該グループ
出力を符号変換することによりAD変換器のデジタル出
力の上位ビットを得るとともに、前記各グループ内の加
算結果から下位ビットを得るようにしたので、比較器の
動作ばらつきを起因とするデータの二重発生を防止する
ことができ、高速の入力信号に対して変換誤差を極めて
小さくすることかできる.また、集積回路として実現す
る場合に特別なプロセスも要求することもなく、回路規
模も従来より増大することもないため,経済的に性能向
上が図れるという効果がある。
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明の第1、
第2および第3の実施例を示す図、第4図は加算回路の
具体的構成を示す図、第5図は第2の実施例に対応した
具体的構成例を示す図、第6図は第3の実施例に対応し
た具体的梼成例を示す図、第7図は第3の実施例に対応
した他の具体的構成例を示す図、第8図は第7図のレベ
ル判定を説明するための図、第9図は並列形ADCの構
成図、第10図は従来例を示す図、第11図,第12図
は実施例の動作の比較図である. 1:比較器群、lO:比較器、2.20:上位用エンコ
ーダ、3,30:下位用エンコーダ、5:レベル判定器
、6:加算回路、25:排他的論理和回路、31:スイ
ッチ回路、251:レベル判定用比較器.第 図 第 図 第 図 第 図 (a) 第 図 第 図(その1) 比較器群元紗ル対応値 比較器出力パターン (b) 第 図(その2)
第2および第3の実施例を示す図、第4図は加算回路の
具体的構成を示す図、第5図は第2の実施例に対応した
具体的構成例を示す図、第6図は第3の実施例に対応し
た具体的梼成例を示す図、第7図は第3の実施例に対応
した他の具体的構成例を示す図、第8図は第7図のレベ
ル判定を説明するための図、第9図は並列形ADCの構
成図、第10図は従来例を示す図、第11図,第12図
は実施例の動作の比較図である. 1:比較器群、lO:比較器、2.20:上位用エンコ
ーダ、3,30:下位用エンコーダ、5:レベル判定器
、6:加算回路、25:排他的論理和回路、31:スイ
ッチ回路、251:レベル判定用比較器.第 図 第 図 第 図 第 図 (a) 第 図 第 図(その1) 比較器群元紗ル対応値 比較器出力パターン (b) 第 図(その2)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、入力信号と分解能に応じたレベルを発生する参照信
号とを比較し、入力信号と各参照信号との大小関係を判
定する比較器により温度計符号(サーモメータコード)
に変換されたデジタル信号を符号変換することにより所
望のデジタル信号を得るAD変換器において、前記比較
器複数個をまとめてグループとし、各グループ内の各比
較器の出力を加算し、加算結果がある閾値を越えたかど
うかでグループ出力とし、該グループ出力を符号変換す
ることによりAD変換器のデジタル出力の上位ビットを
得るとともに、前記各グループ内の加算結果から下位ビ
ットを得ることを特徴とするAD変換器。 2、入力信号と分解能に応じたレベルを発生する参照信
号とを比較する複数の比較器と、該比較器の各々の出力
を加算する加算手段と、該加算手段の出力とある閾値と
を比較するレベル判定手段と、該レベル判定手段の出力
が他のレベル判定手段の出力と異なる変化点を検出する
変化点検出手段と、該変化点検出手段により開閉される
スイッチ手段とを有し、前記加算手段は複数個の前記比
較器をグループとして該グループ内の比較器出力を加算
するものであり、また、前記変化点検出手段の出力から
デジタル符号に変換する第1の符号変換手段と、前記加
算器出力をデジタル符号に変換する第2の符号変換手段
とを有することを特徴とするAD変換器。 3、前記比較器は2^M個を以って1群を構成し、前記
レベル判定手段は該1群の比較器を1グループとして1
グループ内の比較器出力の加算結果が1比較器出力の2
^M倍以上かどうかを判定し、1グループ内の比較器出
力の加算結果が1比較器出力の2^M倍から2^M倍未
満に変化したところを、隣接するレベル判定手段の出力
の排他的論理和回路からなる変化点検出手段により検出
して該変化点検出手段の出力から上位ビットを決定する
とともに、加算結果が1比較器出力の2^M倍から2^
M倍未満に変化したところのグループの加算結果を前記
スイッチ手段により選択し、下位ビットを決定すること
を特徴とする請求項2記載のAD変換器。 4、前記比較器は2^M個を以って1群を構成し、前記
レベル判定手段は該1群の比較器と該比較器群の上位の
参照信号と入力信号を比較する隣接する比較器のいくつ
かとを以って前記1グループとして1グループ内の比較
器出力の加算結果が1比較器出力の2^M倍以上かどう
かを判定し、1グループ内の比較器出力の加算結果が1
比較器出力の2^M倍から2^M倍未満に変化したとこ
ろを、隣接するレベル判定手段の出力の排他的論理和回
路からなる変化点検出回路により検出して該変化点検出
回路の出力から上位ビットを決定するとともに、加算結
果が1比較器出力の2^M倍から2^M倍未満に変化し
たところのグループの加算結果を前記スイッチ手段によ
り選択し、下位ビットを決定することを特徴とする請求
項2記載のAD変換器。 5、前記加算手段は各比較器の出力を電流出力とし、該
電流出力を加算するものであることを特徴とする請求項
2〜4のいずれかに記載のAD変換器。 6、前記加算手段は各比較器の出力によって制御される
電流スイッチの出力端子を、加算すべき比較器について
相互に負荷抵抗に接続したものであり、レベル判定手段
は該負荷抵抗の端子電圧を閾値と比較する比較器である
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のAD
変換器。 7、前記加算手段は各比較器の出力によって制御される
電流スイッチの正出力端子および反転出力端子を、加算
すべき比較器についてそれぞれ相互に負荷抵抗に接続し
たものであり、正あるいは反転出力端子の一方に他の電
流源を接続し、それぞれの負荷抵抗における端子電圧を
比較することによってレベル判定を行うことを特徴とす
る請求項2〜4のいずれかに記載のAD変換器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059430A JP2800233B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | Ad変換器 |
US07/475,799 US4978957A (en) | 1989-03-10 | 1990-02-06 | High-speed analog-to-digital converter |
KR1019900001677A KR900015472A (ko) | 1989-03-10 | 1990-02-12 | 고속 아날로그 디지탈 변환기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059430A JP2800233B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | Ad変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02238717A true JPH02238717A (ja) | 1990-09-21 |
JP2800233B2 JP2800233B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=13113045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1059430A Expired - Fee Related JP2800233B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | Ad変換器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4978957A (ja) |
JP (1) | JP2800233B2 (ja) |
KR (1) | KR900015472A (ja) |
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