JPH02238070A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JPH02238070A
JPH02238070A JP6012689A JP6012689A JPH02238070A JP H02238070 A JPH02238070 A JP H02238070A JP 6012689 A JP6012689 A JP 6012689A JP 6012689 A JP6012689 A JP 6012689A JP H02238070 A JPH02238070 A JP H02238070A
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JP
Japan
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resin
spiroguanamine
alkyl
weight
parts
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JP6012689A
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English (en)
Inventor
Takao Hirayama
隆雄 平山
Toshio Oshikubo
押久保 寿夫
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗料用樹脂組成物に関する。
(従来の技術) ポリエステル樹脂は,従来メチル化メラミン樹脂やプチ
ル化メラミン樹脂を硬化剤とし,家電,缶等の金属製品
の塗料用樹脂として用いられてきたが,硬度,加工性,
耐水性K充分満足しうるものではない。
一方,メチル化メラミン樹脂は,加工性が良いが,硬度
,耐水性が充分でなく,プチル化メラミン樹脂は,加工
性が充分でない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は,前記の従来技術の問題点を解決するものであ
り,ポリエステル樹脂の硬化剤として,アルキルエーテ
ル化スピログアナミン樹脂を使用し,塗膜の硬度,加工
性,耐水性に優れた塗料用樹脂組成物を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は,(A)アルデヒドを付加し次いで炭素数4以
下のアルコールでアルキルエーテル化されたスピログア
ナミン樹脂であってスビログアナミン核1個当シ平均4
個以上の結合ホルムアルデヒド,平均2個以上のアルキ
ルエーテル基を有するアルキルエーテル化スピログアナ
ミン樹脂を5〜60重量部,及びCB)数平均分子量s
,ooo以上のポリエステル樹脂95〜40重量部から
なシ総量を100重量部とした配合物を含む塗料用樹脂
組成物に関する。
本発明Kおける囚成分のアルキルエーテル化スビログア
ナミン樹脂の製造法は既建公知であり反応条件を適宜選
ぶことにより容易忙合成できる。
例エば.まずホルムアルデヒド,パラホルムアルデヒド
等のアルデヒドをスピログアナミンに付加し(結合ホル
ムアルデヒドの個数がスピログアナミン核当り平均4個
以上とされる。結合ホルムアルデヒドの個数が平均4個
未満では,塗料の安定性上好ましくない),次いで,炭
素数4以下のアルコール(メタノール,エタノール,プ
ロパノール,イソブロパノール,プタノール,イソプタ
ノール又はターシャリープタノール)によシアルキルエ
ーテル化して(アルキルエーテル化反応Kよシ結合され
たアルキルエーテル基の個数がスピログアナミン核1個
当り,平均2個以上とされる。
2個未満では塗料安定性上好ましくなb》合成すること
ができる。アルキルエーテル化反応によシ結合できるア
ルキルエーテル基の総数はスビログアナミン核1個当り
最大8個であるが,多くの場合スピログアナミン樹脂は
一部縮合したものであるので8個より少々い。
なお,スビログアナミンは,2,4,8.10−テトラ
オキサスビロ(5.5:lウンデカンーへ9−ビス(2
−エチルグアナミン)を意味しその構造は下式で示され
る。このものは,例えば味の素■製商品名CTUグアナ
ミンとして入手することができる。
本発明Kおけるアルキルエーテル化スビログアナミン樹
脂は,各種の方法で製造できる。
例えば,スピログアナミン,ホルムアルデヒド,メタノ
ールを混合してアルカリ性(好まし<FipH9〜11
)下K加熱して付加反応させ,ついで,酸性{好ましく
けpH2〜5}下K加熱して,縮合およびエーテル化反
応させる方法,スビログアナミン,ホルムアルデヒドお
よびメタノール若しくは水を混合し,アルカリ性下Kて
加熱し付加反応させ,得られたスビログアナミン樹脂を
単離し.これにメタノールを加えて,酸性下K加熱反応
させる方法々どがある。このような製造法に当ってスビ
ログアナミン1モルK対して,ホルムアルデヒド4〜2
0モル,アルコールを5〜50モルの割合で使用するの
が望ましい。
本発明に用いられるポリエステル樹脂は,数平均分子量
5, O O O以上であシ多塩基酸と多価アルコール
から成る。使用できる多塩基酸としては,例えば,テレ
フタル酸,イソ7タル酸,フタル酸.アジピン酸,コハ
ク酸,アゼライン酸,セパシン酸,マレイン酸,フマル
酸,シクロヘキサンジカルボン酸,トリメリット酸等あ
るいはそれらの低級アルキルエステル,酸無水物等があ
りこれらのIl!以上を使用することができる。使用で
きる多価アルコールとしては,例えば,エチレングリコ
ール.1.2−プロパンジオール,1.3−プロパンジ
オール,l,3−ブタンジオール,1.4−ブタンシオ
ール,ネオペンチルグリコール,1.5−ペンタンシオ
ール,3−メチルペンタンジオール,1.6−ヘキサン
ジオール,シエチレンクリコール,1.4−シクロヘキ
サンジメタノール,トリメチロールプロパン,トリメチ
ロールエタン,グリセリン,ペンタエリスリトール等が
ある。この他に,ジメチロール,プロピオン酸,ε一カ
ブロラクトン,カージュラーE(シエル■製)等も使用
することができる。
ポリエステル樹脂の製造法としては,多塩基酸と多価ア
ルコールを通常の常圧下でエステル化反応させ合成する
こともできるが,減圧重縮合反応Kより合成することが
好ましい。すなわち,上記ジカルポン酸とジアルコール
を用いて必要に応じて触媒の存在下150〜300℃に
てエステル化し,続込て1mmHg程度の減圧下でエス
テル交換反応させてポリエステル樹脂を得る。この際3
価以上の多価アルコールもしくは酸を少量数平均分子量
がs, o o o以上になるように用いても良い。
本発明のポリエステル樹脂は,数平均分子量がs,oo
o以上である。5, 0 0 0未満では加工性が充分
でない。なお,本明細書における「数平均分子量」とは
,ゲルパーミッションクロマトグラ7イーを利用し標準
ボリスチレンの検量線を使用し測定したものである。
本発明において囚成分のアルキルエーテル化スビログア
ナミン樹脂,及び(B)成分のポリエステル樹脂は, 
(A)/(B)が重量比《固形分比》で5/95〜60
/4(1:なるように配合される。この範囲外では塗膜
の硬度,あるいは加工性等の塗膜性能が劣る。
また,本発明の塗料用樹脂組成物Kは,塩酸,!) ン
酸,バラトルエンスルホン酸,ジノニルナフタレンジス
ルホン酸,あるいはそのアミンブロック体等の触媒を添
加しても良い。使用量は(4)及び(B)の総量100
重量部忙対して3重量部以下とすることが好ましい。
本発明の塗料用樹脂組成物は,芳香族炭化水素,脂肪族
炭化水素,エステル,アルコール,ケトン,エーテル類
等の溶剤で稀釈して使用することができる。必要に応じ
てチタン白等の顔料,可塑剤,着色剤,レベリング剤,
消泡剤等を添加することもできる。このようにして得ら
れた塗料は,鉄,非鉄金属,メッキ鋼板等の表面にロー
ル塗装,カーテン塗装,スプレー塗装等の公知の方法に
よって塗装できる。
次に,本発明に関する製造例および実施例を示す。以下
,部およびチはそれぞれ重量部および重量チを示す。
(実施例) 0アルキルエーテル化スビログアナミン樹脂の製造例 〔製造例1〕 かきまぜ機,還流冷却器,温度計のついたフラスコに,
80%パラホルムアルデヒド(水分を20チ含む)56
L59(15モル),メタノール6409(20モル)
,30%水酸化ナトリウム169を秤シ取り,更にスピ
ログアナミン4342G(1モル)を加え,還流温度(
83℃) 1)Hl O.5で4時間付加反応を行なっ
た。その後62%硝酸をZO9加え, pHを3.5K
調整し,70℃Kて10時間,アルキルエーテル化反応
を行なった。
反応終了後再び30チ水酸化ナ} IJウムで反応液を
アルカリ性(pH10.0)iCl.て減圧濃縮を行な
った。この時の生成量は約650gであった。この樹脂
をプチルセロソルブにて希釈し,固型分75esに調整
した。粘度はY(ガードナ/25℃)であった。
〔裂造例2〕 製造例1と同様の装置を用い,80%パラホルムアルデ
ヒド7509(19.5モル),メタノール8009(
25そル),30チ水酸化ナトリウム2.69を秤り取
り,更にスピログアナミン434.29(1モル】を加
え,60℃に昇温後,同温度で4時間付加反応を行なっ
た。その後62チ硝酸を109加え,更Kメタノールを
8009加え,pHを酸性(pH&5)Kし,70℃!
Cて10時間アルキルエーテル化反応を行なった。反応
終了後,30チ水酸化ナトリウムで反応液をアルカリ性
(pH1αO)FCL,た後,減圧濃縮を行なった。こ
の時の生成量は約725gであった。この樹脂をプチル
セロソルプkて希釈し固盤分75チに調整した粘度はX
(ガードナ/25°C)であった。
以上のようKして得られたアルキルエーテル化スピログ
アナミン樹脂のスビログアナミン核1個K対する結合ホ
ルムアルデヒドの個数,アルキルエーテル基の個数を分
析した結果を表1に示す。
*1)夛ん酸分解法及びNMR分析にょる冬2)NMR
分析による 0ポリエステル樹脂の製造例 〔裂造例A〕 イソフタル酸66.4重量部(0.4モル),テレフタ
ル酸66.4重量部(0.4モル),アゼライン酸37
.6重量部(0.2モル),ネオペンチルグリコール6
2.4重量部(0.6モル),エチレングリコール37
.2重量部《0.6モル)及びジブチルチンジオキシド
0.05重量部を不活性ガス存在下250℃でエステル
化反応させ,続いて0. 8 mmHHの存在下280
℃で重縮合反応を行ない数平均分子量19,000のポ
リエステル樹脂を得た。
〔製造例B〕
製造例Aで得たポリエステル樹脂200重量部K,}リ
メチロールプロパン2重量部を加え260℃で1時間反
応させ,数平均分子量7,000のポリエステル樹脂を
得た。
製造例A,  Bで得られた樹脂を各々ソルペツソ15
0/シクロヘキサノン=1/l重量比)により加熱残分
40%液K調整した。
表2K示す配合でポリエステル樹脂とチタン白を混練し
た後.硬化剤(アルキルエーテル化スビログアナミン樹
脂:メチルエーテル化メラミン樹脂またはプチルエーテ
ル化メラミン樹脂)と触媒(ナキュア−2500X)を
配合した。なお,シンナーとしてソルベツソ150/シ
クロヘキサノン=1/1(重量比)を添加し,塗料の固
形分を50チにし,レペリング剤BTK354(ビック
ケミ−社製)を塗料中に0. 2%添加し,バーコータ
で乾燥膜厚20μmになるようにポンデライト÷144
処理鋼板に(日本テストパネル社,厚さ0. 6 rm
 )塗布し,280℃で60秒焼付けた。
試験結果を表2に示した。
〔試験方法〕
光沢:入射角60’で測定した(JIS K 5400
)鉛筆硬さ:三菱二二を用いて測定した (JIS K 5400) 加工性:塗膜面を外側にし,試験片を180°に折り曲
げプレスし,折り曲げ部を20 倍のルーペで観察し念。
耐沸水性:沸騰水中に2時間浸漬後外観を観察した。
表2 表2から明らかの様にスビログアナミン樹脂硬化系では
,光沢,硬さ,加工性,耐沸水性いずれも良好であるの
K対し,メチルエーテル化メラミン樹脂では,硬さ,耐
沸水性が充分でなく,ブチルエーテル化メラミン樹脂で
は加工性が充分でない。
(発明の効果) 本発明の塗料用樹脂組成物は,塗膜の硬度,加工性,耐
水性等K優れたものである。
餐1)日立化成工業球製メチルエーテル化メラミン樹脂
簀2)日立化成工業KKI!プチルエーテル化メラミン
樹脂+3) 楠本化成lパラトルエンスルホン酸のアミ
ン塩ノ25重量チ溶液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、(A)アルデヒドを付加し次いで炭素数4以下のア
    ルコールでアルキルエーテル化されたスピログアナミン
    樹脂であつてスピログアナミン核1個当り平均4個以上
    の結合ホルムアルデヒド、平均2個以上のアルキルエー
    テル基を有するアルキルエーテル化スピログアナミン樹
    脂を5〜60重量部、及び(B)数平均分子量5,00
    0以上のポリエステル樹脂95〜40重量部からなり、
    総量を100重量部とした配合物を含む塗料用樹脂組成
    物。
JP6012689A 1989-03-13 1989-03-13 塗料用樹脂組成物 Pending JPH02238070A (ja)

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