JPH01131283A - 塗料用熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

塗料用熱硬化性樹脂組成物

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JPH01131283A
JPH01131283A JP63197181A JP19718188A JPH01131283A JP H01131283 A JPH01131283 A JP H01131283A JP 63197181 A JP63197181 A JP 63197181A JP 19718188 A JP19718188 A JP 19718188A JP H01131283 A JPH01131283 A JP H01131283A
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resin
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reaction product
amino
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JP63197181A
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Masato Adachi
正人 足立
Hidetaka Hatta
八田 秀孝
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、耐候性、可撓性、光沢、耐食性等の諸物性に
優れた塗膜を形成し得る塗料用熱硬化性樹脂組成物に関
するものである。
〈従来技術および発明が解決しようとする課題〉従来、
塗料用熱硬化性樹脂組成物としては、メラミン、ベンゾ
グアナミン等とホルムアルデヒドとの反応生成物や該反
応生成物のアルキルエーテル化物等のいわゆるメラミン
−ホルムアルデヒド樹脂(以下、メラミン樹脂と略称す
る)、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド樹脂(以下
、ベンゾグアナミン樹脂と略称する)等の架橋剤と官能
基を有する高分子化合物を組合わせて用いたものが公知
である。
しかしながら、メラミン樹脂はその構造上架橋反応性が
高いため、官能基を有する高分子化合物と組合わせて熱
硬化させた場合に、焼付条件の変衾 化によって硬さや耐襟性その物性に大きなふれが生じた
シ、いわゆるオーバーキュア現象によって可撓性が損わ
れ易いという問題がみられた。
一方、ベンゾグアナミン樹脂の場合には、メラミン樹脂
のようなオーバーキュア現象は認められないが、耐候性
が劣るため、長期問屋外で使用する用途や長期間光にさ
らされる用途には適していなかった。
他方、本発明で用いられるシクロヘキサンカルボグアナ
ミンまたはノルボルナンカルボグアナミンとメラミンと
の共縮合物および該共縮合物を成形状料として使用する
ことはUSP 3,379,661 K開示されておシ
、該成形材料から得られた成形品は、耐光性および耐汚
染性に優れていることも知られていた。しかしながら、
該共縮合物を塗料に使用することは記載されておらず、
成形材料における該共縮合物の使用方法を塗料に適用す
ることはできない。また、この共縮合物の可撓性、光沢
、耐食性等に関する記載もなく、この共縮合物が塗料に
要求される諸性能を与える可能性を上記公知事実から見
出すのは困難であった。
したがって、本発明の目的は、新規な塗料用熱硬化性樹
脂組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、耐候性、可撓性、光沢、耐食性等
の諸物性に優れ九塗膜を形成し得る塗料用熱硬化性樹脂
組成物を提供することにある。
く課題を解決するための手段および作用〉これらの諸口
的は、式I (ただし、式中、XはCH!であシ、またnはOまたは
1である)で表わされる少なくとも1種のカルボグアナ
ミン(a)を必須成分として含むアミノ化合物置とホル
ムアルデヒド(B)との反応生成物(Ia)および/ま
たは該アミノ化合物置とホルムアルデヒド(Blとアル
コール(C1との反応生成物(Ib)であるアミノホル
ムアルデヒド樹脂(りおよび該アミノホルムアルデヒド
樹脂(I)と反応し得る官能基を分子内に有する高分子
化合物(II)を含有してなる塗料用熱硬化性樹脂組成
物により達成される。
式Iで表わされるカルボグアナミン(alとしては、シ 式■で表わされるキクロヘ牛サンカルボグアナミンおよ
び弐■で表わされるノルボルナンカルボグアナミンがあ
〕、アミノ化合物置は、該カルボグアナミンの18!ま
たは2種を任意の割合で必須に含んでなるものである。
(II)          (III)アミノ化合物
置は、上記式で示されるカルボグアナミン(a)を必須
に含んでなるものであるが、必要によシ該カルボグアナ
ミンに該当しないメチロール化等を含んでいてもよい。
カルボグアナミン(a)の使用量は、塗料用熱硬化性樹
脂組成物の使用目的に応じて適宜決定されるべきもので
あるが、本発明においてカルボグアナミン(alを用い
る意義は、得られる塗料用熱硬化性樹脂組成物の硬化被
膜に優れた耐候性、可撓性、光沢、耐食性等の諸性能を
賦与する点にあシ、これらの諸性能は、アミノ化合物置
中のカルボグアナミン(a)の含有量が多いほど向上す
る傾向が認められる。したがって、カルボグアナミン(
a)の使用量は、アミノ化合物置中で20〜100重量
係とするのが好ましく、よシ好ましくは80〜100重
f%である。なお、アミノ化合物置中に含まれるカルボ
グアナミン(a)以外の化合物としては、耐候性の面で
メラミンが好ましい。また、メラミンは所望によジアミ
ノホルムアルデヒド樹脂(I)に親水性を賦与する際に
好適に使用されるものである。
本発明におけるアミノホルムアルデヒド樹脂(I)は、
カルボグアナミン(alを必須成分として含むアミノ化
合物置、ホルムアルデヒド(Blおよび必要によジアル
コールtc+を、原料に用いて得られるもので、該アミ
ノ化合物置のメチロール化物、該メチロール化物の脱水
網金物および該メチロール化物や該脱水網金物のアルキ
ルエーテル化物がアミノホルムアルデヒド樹脂(I)に
該当するものである。
このようなアミノホルムアルデヒド樹脂(りを型造する
方法は、特に制限されるものではなく、種々の方法によ
ることができるが、その具体例を挙げるならば、例えば
つぎのとおりである。
(I)  アミノ化合物^とホルムアルデヒド(Blと
をI)H7〜10、好ましくは7〜9に調整した水溶液
中で加熱してメチロール化反応する方法、(2)  ア
ミノ化合物置とホルムアルデヒド(B)とをpH7〜1
0、好ましくは7〜9に調整した水溶液中で加熱してメ
チロール化反応したのち、pH3〜7、好ましくは4〜
7で脱水縮合反応する方法、(3)  アミノ化合物置
とホルムアルデヒド(B)とをpH3〜7、好ましくは
4〜7に調整した水溶液中で加熱してメチロール化反応
と脱水縮合反応を同時に行なう方法、 (4)前記(I)〜(3)の方法によシ得られたアミノ
化合物置のメチロール化物または該メチロール化物の脱
水網金物とアルコール(C1とをpH3〜7、好ましく
は4〜7に調整した水溶液中で加熱してアルキルエーテ
ル化する方法、および (5)  アミノ化合物置とホルムアルデヒドFB+と
をpH3〜7、好ましくは4〜7に′A整したアルコー
ル(C1の溶液中で加熱してメチロール化反応とアルキ
ルエーテル化反応とを同時に行なう方法。
アミノホルムアルデヒド樹脂(りの形態として上記方法
で得られた反応生成物(Ia)および/または(Ib)
をそのまま使用してもよく、必要により揮発分を留去さ
せたシあるいは水および/または適当な溶剤を加えて希
釈して使用してもよい。
その際アミノホルムアルデヒド樹脂(I)は含まれる不
揮発分が30〜100重量%、よシ好ましくは50〜1
00重t%の液状物または固形物とするのが一般的であ
る。
上記いずれの方法においても、ホルムアルデヒドtB)
の使用量は、アミノ化合物置1モルに対して1.5〜1
0モルの範囲が好ましく、特に1.5〜8モルの範囲が
好ましい。すなわち、1.5モル未満では得られたアミ
ノホルムアルデヒド樹脂(I)の架橋剤としての性能が
乏しく、一方、10モルを超える量を使用しても、その
使用量に見合っただけの性能が得られず、経済的でカい
からである。
反応は、通常50〜200℃、好ましくは50〜150
℃で行なわれる。
本発明におけるアミノホルムアルデヒド樹脂(I)とし
て前記(I)〜(5)のいずれの方法によ)得たものを
用いるかは、塗料用熱硬化性樹脂組成物に望まれる性状
やその使用目的に応じて任意に選択されるべきであるが
、−船釣には該樹脂(I)自体および塗料用熱硬化性樹
脂組成物の保存安定性や該樹脂(I)と後述の高分子化
合物(II)との相溶性の面で(4)または(5)の方
法によシ得られる反応生成物(Ib)であるアルキルエ
ーテル化物を用いるのが好ましい。
アルキルエーテル化反応に用いるアルコール類としては
メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノール、
ヘキサノール、オクタツール等の脂肪族アルコール類、
シクロヘキサノール等の脂環式アルコール類、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル等のエーテルアルコール類、ジアセト
ンアルコール等のケトンアルコール類等が挙げられる。
また上記アルコールは単独でも複数種併用でも用いられ
ると共に、アルコールは上記反応における溶媒でもある
。これらのアルコールの中でもメタノール、エタノール
、n−プロパツール、インプロパツール、n−ブタノー
ル、インブタノール、5ec−ブタノール等の炭素数1
〜4の脂肪族アルコールを用いるのが、後述の高分子化
合物(Iりとの相溶性の面や硬化被膜の諸性能の面で好
ましい。
また、該アルコールの使用量はアミノ化合物(A)1モ
ルに対して1.5〜15モルが好ましく、特に1.5〜
10モルが好ましい。1.5モル未満ではアルキルエー
テル化が充分進行せず、また15モルを超える量を使用
してもアルキルエーテル化の進行にはあまシ影響するこ
とがなく、経済的には有利ではない。
本発明における高分子化合物(II)は、その分子内に
前記アミノホルムアルデヒド樹脂(I)と反応し得う官
能基を有するものであれば特に制限なく用いることがで
きる。アミノホルムアルデヒド樹脂(I)と反応し得る
官能基としては、例えばヒドロキシル基、カルボキシル
基、エポキシ基、アミド基、メチロールアミド基、アル
コキシメチロールアミド基、アミノ基、シラノール基、
アルコキシシリル基等があシ、反応性からみて、ヒドロ
キシル基、カルボキシル基、エポキシ基、メチロールア
ミド基、アルコキシメチロールアミド基が特に好ましい
高分子化合物(II)としては、例えば前記官能基の少
なくとも1種を分子内に有するアクリル樹脂、ビニル樹
脂、アルキッド樹脂、飽和ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、シ
ロキサン樹脂、シリコン変性ポリエステル樹脂、シリコ
ン変性アクリル樹脂等がある。また、アミノホルムアル
デヒド樹脂(I)との相溶性や硬化塗膜の諸性能の面か
らみてアクリル樹脂、アルキッド樹脂、飽和ポリエステ
ル樹脂、シリコン変性ポリエステル樹脂およびシリコン
変性アクリル樹脂が特に好ましい。高分子化合物(II
)の形態は特に制限されるものではないが、例えば固体
状、または適当な溶媒の溶液もしくは分散液であっても
よい。その際溶媒としては、水および/または有機溶媒
とすることができる。
本発明の塗料用熱硬化性樹脂組成物は、前記アミノホル
ムアルデヒド樹脂(I)および高分子化合物(II)を
含有してなるものであシ、該組成物中の両者の比率は、
特に限定するものではないが、(I)/(■)を不揮発
分重量比で5〜70/95〜30、特に10〜50/9
0〜50とするの′が好ましい。
本発明の塗料用熱硬化性樹脂組成物には、前記成分以外
に、アミノホルムアルデヒド樹脂(I)に該当しないメ
ラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂剤が含まれていても
よい。特に、2′2:0℃を越えた温度条件で焼付ける
場合には、酸化防止剤の添加は、塗膜の熱変色の防止に
効果がある。酸化防止剤としては、通常市販されている
ものであれば、特に制限はないが、なかでもヒンダード
フェノール類が効果的である。これらの酸化防止剤は、
アミノホルムアルデヒド樹脂(りの不揮発分に対して0
.01〜10重量係用いるのが一般的であシ、好ましく
は0.05〜2.0重量%である。
本発明の塗料用熱硬化性樹脂組成物は、アミノホルムア
ルデヒド樹脂(I)、高分子化合物(II)および必要
であれば上記添加物等をそのまま混合したものであって
もよく、また適当な有機溶剤および/または水の溶液ま
たは分散液であってもよい。
本発明の塗料用熱硬化性樹脂組成物は、有機溶剤系塗料
や水系塗料に好適に使用できる。有機溶剤系塗料に用い
る場合には、アミノホルムアルデヒド樹脂(I)は水を
可能なかぎシ除いて使用するのが好ましい。
水系塗料に用いる場合は、アミノホルムアルデヒド樹脂
O)が水溶性であることが好ましく、このよりなアミノ
ホルムアルデヒド樹脂(I)はメラミンを40〜80重
量係含むアミノ化合物置、ホルムアルデヒドfB)およ
び必要によジアルコール(C)を原料に用い、前記と同
様な手順に従って縮合反応を行なって得ることができる
が、塗料用熱硬化性樹脂組成物の安定性の面からアルコ
ール(C1を必須に用いるのが好ましく、アミノホルム
アルデヒド樹脂(I)の水溶性を阻害しないためにはメ
タノールをアルコール(C)として用いるのがより好ま
しい。また、本発明の特徴を損なわないために、該アミ
ノ系化合物置中にはカルボグアナミン(alが20〜6
0重量%含有されているのが好ましい。
この際、上記条件を満たす範囲において、該アミノ化合
物図中には、カルボグアナミン(a)およびメラミン以
外のアミノ化合物が適宜母金まれていてもよい。こうし
て得られる水溶性を有してなるアミノホルムアルデヒド
樹脂(りは、水溶性または水分散性の高分子化合物(I
I)とともに水系塗料に好適に使用できる他、有機溶剤
系塗料にも使用することができる。
〈発明の効果〉 本発明の塗料用熱硬化性樹脂組成物は、アミノホルムア
ルデヒド樹脂(I)および高分子化合物(II)を含有
してなるために、焼付条件のふれによる物性の変化が少
なく、しかもその硬化被膜は耐候性、食 可撓性、光沢、耐軸性等の性能にすぐれたものである。
したがって、本発明の塗料用熱硬化性樹脂組成物は自動
車、家電製品、缶、事務用機器等の塗料として好適に用
いることができる。
〈実施例〉 以下実施例で具体的に説明する。なお、例中の%および
部は特に断わりのないかぎ9重量による。
製造例1 温度計、撹拌機、還流冷却管および溶剤回収装置を備え
た反応器にシクロヘキサンカルボグアナミン50.0.
!i’および37%ホルマリン水溶液149.2!!を
仕込み、トリエチルアミノによりpHを約8.8に調整
した。90℃で75分間メチロール化した後、約90分
で105°Ctで昇温しながら脱水を行ない、その後n
−ブタノール155.7Iを加え修酸にてpHを約4.
0に調整した。反応液の還流温度条件で水を系外へ除去
しながら4時間反応した後トリエチルアミノでpHを7
.0に調整し、さらに加熱減圧下に過剰のブタノールを
系外へ除去した。このようにして不揮発分70%、粘度
13ポイズ(25℃)のアミノホルムアルデヒド樹脂(
I−1)を得た。
製造例2 製造例1におけるシクロヘキサンカルボグアナミン50
.0.9をノルボルナンカルボグアナミン53、 I 
Nにかえた他は全て製造例】と同条件で反応を行ない、
不揮発分70%、粘度16ボイズ(25℃)のアミノホ
ルムアルデヒド樹脂([−2)を得た。
製造例3 製造例1で用いたのと同様の反応器にシクロヘキサンカ
ルボグアナミン35.0!j、メラミン15.。
Iおよび40.3%ホルムアルデヒド−ブタノール溶液
90.0.li+をいれ、10%炭酸ナトリウム水浴液
を加えてpHを8,0に調整した後、反応中に失笑 成した水をブタノールとの喚沸を利用して系外に除去し
ながら反応を行ない、反応温度が117°Cに到達して
から更に1時間反応させた。このようにして不揮発分7
0%、粘度45ポイズ(25℃)のアミノホルムアルデ
ヒド樹脂(”l−3)を得た。
製造例4 製造例1で用いたのと同様の反応器にシクロヘキサンカ
ルボグアナミンis、oy、メラミン35.0gおよび
40.3%ホルムアルデヒド−メタノール溶液69.O
Fをいれ、10%炭酸ナトリウム水溶液を加えてpHを
8.0に調整した後、加熱しながら撹拌した。還流下で
1時間反応させた後、ギ酸を加えてpHを5.8に下げ
、反応温度が80℃になるまで反応を行なった。80℃
に到達後、生成した水をメタノールとともに系外に除去
した。このようにして不揮発分66%、粘度15ボイズ
(25℃)のアミノホルムアルデヒド樹脂(I−4)を
得た。
製造例5 製造例1で用いたのと同様の反応器にシクロヘキサンカ
ルボグアナミン100g、10%炭酸ナトリウム水溶液
0.33Nおよび37%ホルムアルデヒド水溶ff12
7.9を入れた。90℃で4時間反応させた後、120
℃まで加熱して残存するホルムアルデヒドおよび水を系
外へ除去し、不揮発分97%の固形のアミノホルムアル
デヒド樹脂C1−5〕を得た。
実施例1〜5 製造例1〜5で得られたアミノホルムアルデヒド樹脂(
I−1)〜〔1−5:]を用い、表IK″示した配合物
をペイントシェーカーで混練してこれらアミノホルムア
ルデヒド樹脂と市販アクリル樹脂(アロセット■581
3、日蝕アロー■製、不揮発分50%、粘度W−Z、酸
価2〜5)からなる熱硬化性樹脂組成物をビヒクルとす
る塗料A、B。
C%DおよびEを作成した。
得られた塗料A、B、C,DおよびEを乾燥塗膜が35
ミクロンになるようにリン酸亜鉛処理板上に塗装し乾燥
機で、加熱して塗装板を作成した。
得られた塗膜の評価結果を表2に示した。
比較例1〜2 実施例1におけるアミノホルムアルデヒド樹脂(I−1
)の代わりに下記のベンゾグアナミン樹脂およびメラミ
ン樹脂を表1の配合で用いた以外は実施例1と同じ操作
をくシ返して比較用樹脂組成物をビヒクルとする比較塗
料AおよびBを作成した。
ベンゾグアナミン樹脂(ブタノール変性ベンゾグアナミ
ン樹脂、不揮発分70%、粘度R〜U) メラミン樹脂(ブタノール変性メラミン樹脂、不揮発分
60%、粘度Q−T) これら比較塗料AおよびBを用い、実施例1と同様にし
て塗装板を作成し、その評価結果を表2に示した。
実施例6〜10 製造例1〜5で得られたアミノホルムアルデヒド樹脂〔
1−1)〜[1−5,1を用い、表3に示した配合物を
ペイントシェーカーで混練してこれらアミノホルムアル
デヒド樹脂と市販飽和ポリエステル樹脂(アロプラッッ
■0B−10、口触アロー■製、不揮発分70%、粘度
V −Y”、酸価5〜8)からなる熱硬化性樹脂組成物
をビヒクルとする塗料F%G、H,IおよびJを作成し
た。
得られた塗料F、G、H,IおよびJを用い1、実施例
1と同様にして乾燥塗膜が20μの塗装板を作成し、そ
の評価結果を表4に示した。
比較例3〜4 実施例6におけるアミノホルムアルデヒド樹脂[1−1
)の代わυに比較例1および2でそれぞれ用いたベンゾ
グアナミン樹脂およびメラミン樹脂を表3の配合で用い
た以外は実施例6と同じ操作をくり返して比較用樹脂組
成物をビヒクルとする比軸塗料CおよびDを作成した。
これら比較塗料CおよびDを用い、実施例6と同様にし
て塗装板を作成し、その評価結果を表4に示した。
実施例11〜12 製造例1で得られたアミノホルムアルデヒド樹脂[:l
−1)および製造例2で得られたアミノホルン ノホルムアルデヒド樹脂と市販アルキド樹脂(アロブラ
ッツ■28、口触アロー化学■製、不揮発分60%、粘
度Z3〜Z5、酸価5〉)からなる熱硬化性樹脂組成物
をビヒクルとする塗料におよびLを作成した。
得られた塗料におよびLを用い、実施例1と同様にして
塗装板を作成し、その評価結果を表6に示した。
比較例5〜6 実施例11におけるアミノホルムアルデヒド樹脂([−
1)の代わりに比較例1および2でそれぞれ用いたベン
ゾグアナミン樹脂およびメラミン樹月冒を表5の配合で
用いた以外は実施例11と同じ操作をくり返して比較用
樹脂組成物をビヒクルとする比較塗料EおよびFを作成
した。
これら比較塗料EおよびFを用い、実施例1と同様にし
て塗装板を作成し、その評価結果を表6に示した。
実施例13〜14 製造例1で得られたアミノホルムアルデヒド樹脂(I−
1)および製造例2で得られたアミノホルムアルデヒド
樹脂(I−2)を用い、表7に示した配合物をペイント
シェーカーで混練してこれらアミノホルムアルデヒド樹
脂と市販シリコン変性ポリエステル樹脂(アロプフッツ
■1713−R−60、口触アロー化学■製、不揮発分
60%、粘度V〜Z%酸価7〉)からなる熱硬化性樹脂
組成物をビヒクルとする塗料MおよびNを作成した。
得られた塗料MおよびNを用い、実施例1と同様にして
乾燥塗膜が15μの塗装板を作成し、その評価結果を表
8に示した。
比較例7〜8 実施例13におけるアミノホルムアルデヒド樹脂(I−
1)の代わシに比較例1および2でそれぞれ用いたベン
ゾグアナミン樹月旨およびメラミン樹脂を表7の配合で
用いた以外は実施例13と同じ操作をくシ返して比較用
樹脂組成物をビヒクルとする比較塗料GおよびHを作成
した。
これら比較塗料GおよびHを用い、実施例13と同様に
して塗装板を作成し、その評価結果を表8に示した。
実施例15 製造例4で得られたアミノホルムアルデヒド樹脂 脂〔I−キ〕を用い表9に示した配合物をペイントシェ
ーカーで混練して、このアミノホルムアルデヒド樹脂〔
1−4)と市販水溶性アクリル樹脂(アロロン■76、
口触アロー化学■製、不揮発分50係、粘度Z−23、
pH8〜9)からなる熱硬化性樹脂組成物をビヒクルと
する水系塗料Oを作成した。
得られた塗料Oを用い、乾燥塗膜が35μになるように
磨軟鋼板上に塗装し乾燥機で加熱して塗装板を作成した
。得られた塗膜の評価結果を表10に示した。
比較例9 実施例15におけるアミノホルムアルデヒド樹脂(I−
4)の代わりに市販水溶性メラミン樹脂(メタノール変
性メラミン樹脂、不揮発分70%、粘度A以下)を表9
の配合で用いた以外は実施例15と同じ操作をくり返し
て比較用樹脂組成物をビヒクルとする水系比較塗料工を
作成した。この比較塗料工を用い、実施例15と同様に
して塗装板を作成し、その評価結果を表10に示した。
実施例16〜19 製造例1で得られたアミノホルムアルデヒド樹脂(I−
1)を用い表11に示した配合物を混合し、このアミノ
ホルムアルデヒド樹脂(I−1)を実施例1で用いた市
販アクリル樹脂(アロセット■5813 )からなる熱
硬化性樹脂組成物をビヒクルとする透明塗料P、Q%R
およびSを作成した。
次に比較例2で得られた比較塗料Bを用いて乾燥塗膜が
20μになるようブリキ板上に塗・装し、乾燥機で15
0℃で20分間加熱して白板を作成した。
このようにして作成した白板上に透明塗料P1Q、Rお
よびs+乾燥塗膜が20μになるように塗装し乾燥機で
加熱して白色塗膜と透明塗膜が重なった塗装板を作成し
た。得られた塗膜の変色度を白板だけの場合との比較で
測定し表12の結果を得た。
表12の評価結果から明らかなように、ホルムアルデヒ
ド樹脂(I)K酸化防止剤を含む本発明の塗料用熱硬化
性樹脂組成物はある一定の温度を越巳た条件で焼付けた
時には、酸化防止剤を含まな1場合よシ変色が少なかっ
た。
また、表2、表4、表6、表8および表10のイ価結果
から明らかなように本発明の塗料用熱硬≦性樹脂組成物
をビヒクルとする塗料は光沢、可食 1性、耐候性、耐蝕性等の諸物性にすぐれ、且つ4性条
件の変化によっても硬度、可撓性等の変化−るオーバー
キュアー現象を起さなかった。
なお、各実施例の性能評価結果を示した表2、侵4、表
6、表8および表10におけるデュポン衝撃、耐候性、
曲げ(:)+mφ)および折シ曲げ:2T)の評価基準
は以下の逍シである。
デュポン衝撃 ○ :異常なし ○〜Δ:ごく一部にクラック発生 Δ ニ一部にクラック発生 × :全面にクラック発生 耐書性 O:変化なし ○〜Δ:わずかの変色およびっや引けありΔ :変色お
よびつや引けあり × :激しい変色とっや引けあり 曲  げ(21Wφ ) ○ :異常なし × :クラック発生 折シ曲げ(2T) O:異常なし ○〜Δ:ごく一部にクラック発生 × :クラック発生 特許出願人   日本触媒化学工業株式会社昭和63年
10月3日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中、XはCH_2であり、またnは0また
    は1である)で表わされる少なくとも1種のカルボグア
    ナミン(a)を必須成分として含むアミノ化合物(A)
    とホルムアルデヒド(B)との反応化合物( I a)お
    よび/または該アミノ化合物(A)とホルムアルデヒド
    (B)とアルコール(C)との反応生成物( I b)で
    あるアミノホルムアルデヒド樹脂( I )および該アミ
    ノホルムアルデヒド樹脂( I )と反応し得る官能基を
    分子内に有する高分子化合物(II)を含有してなる塗料
    用熱硬化性樹脂組成物。 2、アミノ化合物(A)に含まれるカルボグアナミン(
    a)が20〜100重量%である請求項1記載の組成物
    。 3、アミノ化合物(A)に含まれるカルボグアナミン(
    a)が80〜100重量%である請求項2記載の組成物
    。 4、アミノホルムアルデヒド樹脂( I )として反応生
    成物( I b)を必須に用いる請求項2記載の組成物。 5、アミノホルムアルデヒド樹脂( I )として反応生
    成物( I b)を必須に用いる請求項3記載の組成物。 6、反応生成物( I b)がアルコール(C)として炭
    素数1〜4の脂肪族アルコールを用いて得られる請求項
    4または5記載の組成物。 7、反応生成物( I b)がアミノ化合物(A)1モル
    に対してアルコール(C)を1.5〜15モルの範囲で
    使用して得られるものである請求項4または5記載の組
    成物。 8、アミノ化合物(A)がメラミンを40〜80重量%
    の量で含むものである請求項1記載の組成物。 9、アミノ化合物(A)に含まれるカルボグアナミン(
    a)が20〜60重量%である請求項8記載の組成物。 10、アミノホルムアルデヒド樹脂( I )として反応
    生成物( I b)を必須に用いる請求項8または9記載
    の組成物。 11、反応生成物( I b)がアルコール(C)として
    メタノールを用いて得られる水溶性のものである請求項
    10記載の組成物。 12、反応生成物( I b)がアミノ化合物(A)1モ
    ルに対してアルコール(C)を1.5〜15モルの範囲
    で使用して得られるものである請求項10記載の組成物
    。 13、反応生成物( I a)および( I b)がアミノ化
    合物(A)1モルに対してホルムアルデヒド(B)を1
    .5〜10モルの範囲で使用して得られるものである請
    求項1記載の組成物。 14、高分子化合物(II)がヒドロキシル基、カルボキ
    シル基、エポキシ基、アミド基、メチロールアミド基、
    アルコキシメチロールアミド基、アミノ基、シラノール
    基およびアルコキシシリル基から選ばれた少なくとも1
    種以上の官能基を有するものである請求項1記載の組成
    物。 15、高分子化合物(II)がヒドロキシル基、カルボキ
    シル基、エポキシ基、メチロールアミド基およびアルコ
    キシメチロールアミド基から選ばれた少なくとも1種以
    上の官能基を有するものである請求項14記載の組成物
    。 16、高分子化合物(II)がアクリル樹脂、ビニル樹脂
    、アルキッド樹脂、飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹
    脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、シロ
    キサン樹脂、シリコン変性ポリエステル樹脂およびシリ
    コン変性アクリル樹脂から選ばれた少なくとも1種以上
    の樹脂を含むものである請求項1記載の組成物。 17、高分子化合物(II)がアクリル樹脂、アルキッド
    樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン変性ポリエス
    テル樹脂およびシリコン変性アクリル樹脂から選ばれた
    少なくとも1種以上の樹脂を含むものである請求項16
    記載の組成物。 18、アミノホルムアルデヒド樹脂( I )と高分子化
    合物(II)との不揮発分重量比が5〜70:95〜30
    である請求項1記載の組成物。 19、さらに酸化防止剤を含有してなる請求項1記載の
    組成物。 20、酸化防止剤の配合量がアミノホルムアルデヒド樹
    脂( I )の不揮発分に対して0.01〜10.0重量
    %である請求項19記載の組成物。 21、酸化防止剤がヒンダードフエノール類である請求
    項19記載の組成物。 22、カルボグアナミン(a)がシクロヘキサンカルボ
    グアナミンである請求項1記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010116526A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Mitsui Chemicals Inc 熱硬化性組成物

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