JPH02234965A - 不織布 - Google Patents
不織布Info
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- JPH02234965A JPH02234965A JP1054643A JP5464389A JPH02234965A JP H02234965 A JPH02234965 A JP H02234965A JP 1054643 A JP1054643 A JP 1054643A JP 5464389 A JP5464389 A JP 5464389A JP H02234965 A JPH02234965 A JP H02234965A
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Landscapes
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、構成単繊維が脱落しにくいという性質、すな
わちリントフリー性に優れ嵩高な特徴をもつメルトブ口
一方式による不織布に関するものである。
わちリントフリー性に優れ嵩高な特徴をもつメルトブ口
一方式による不織布に関するものである。
[従来技術]
従来、不織布の毛羽立ち防止性を改良する技術としては
、熱エンボス等に見られるように、凹凸エンボスロール
と平滑ロール間に不織布を供給して凹凸エンボスロール
の凸部と平滑ロール間で挟まれた不織布の一部部分にだ
け強い圧力をかけて熱融着させ、その他の部分は融着し
ないようにして接着させる方法が一般に知られている。
、熱エンボス等に見られるように、凹凸エンボスロール
と平滑ロール間に不織布を供給して凹凸エンボスロール
の凸部と平滑ロール間で挟まれた不織布の一部部分にだ
け強い圧力をかけて熱融着させ、その他の部分は融着し
ないようにして接着させる方法が一般に知られている。
しかし、この方法で−毛羽立ち防止性を改良し、かつ風
合については柔軟に仕上げようとすると、融着面積を小
さくする必要があり、そうすると、当初の目的である毛
羽立ち防止性は十分には得られなくなるのが常であった
。
合については柔軟に仕上げようとすると、融着面積を小
さくする必要があり、そうすると、当初の目的である毛
羽立ち防止性は十分には得られなくなるのが常であった
。
これを改良するために、特公昭63−17945号公報
に見られるように、部分的に熱エンボスによって接着さ
れた不織布を用いて、該不織布表面の熱エンボスされて
いない部分の表面繊維を火炎または高温流体で溶融せし
めて、該部分の単繊維どうしを融着させて毛羽立ち防止
特性を改良せんとする方法がある。
に見られるように、部分的に熱エンボスによって接着さ
れた不織布を用いて、該不織布表面の熱エンボスされて
いない部分の表面繊維を火炎または高温流体で溶融せし
めて、該部分の単繊維どうしを融着させて毛羽立ち防止
特性を改良せんとする方法がある。
しかし、この方法は、その公報中に示されているように
比較的繊度の大きいスパンボンド不織布などにおける毛
羽立ち性を改良するのに適する方法であって、一般に繊
維径が数ミクロン程度と非常に細い繊維で構成されてい
る嵩高なメルトブロー不織布のリントフリー性を向上さ
せる手法としては全く適さない方法であった。
比較的繊度の大きいスパンボンド不織布などにおける毛
羽立ち性を改良するのに適する方法であって、一般に繊
維径が数ミクロン程度と非常に細い繊維で構成されてい
る嵩高なメルトブロー不織布のリントフリー性を向上さ
せる手法としては全く適さない方法であった。
すなわち、メルトブロー不織布では、上述のように、繊
維径が数ミクロン程度と細いために熱伝達が非常に速く
、全体的に溶融してしまう危険が伴うものであり、とも
すれば繊維溶断が発生し玉状物ができたり風合が硬くな
ったりするという欠点があるからであり、また、完全に
溶融して融着するので繊維物性の低下が避けれられず、
不織布としても物性に優れたものが到底得られなかった
からである。
維径が数ミクロン程度と細いために熱伝達が非常に速く
、全体的に溶融してしまう危険が伴うものであり、とも
すれば繊維溶断が発生し玉状物ができたり風合が硬くな
ったりするという欠点があるからであり、また、完全に
溶融して融着するので繊維物性の低下が避けれられず、
不織布としても物性に優れたものが到底得られなかった
からである。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、上述のような点に鑑み、不織布、特に
微細繊維から構成されるメルトブロー不織布によって構
成されるものでありながら、該メルトブロー不織布にお
ける微細繊維の脱落が改善され、すなわちリントフリー
性が著しく改良されている嵩高なメルトブロー不織布を
提供せんとするものである。
微細繊維から構成されるメルトブロー不織布によって構
成されるものでありながら、該メルトブロー不織布にお
ける微細繊維の脱落が改善され、すなわちリントフリー
性が著しく改良されている嵩高なメルトブロー不織布を
提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記した目的を達成する本発明の不織布は、次の通りの
構成を有するものである。
構成を有するものである。
すなわち、本発明の不織布は、平均繊維径が7μm未満
のメルトブロー繊維と平均繊維径が40μm未満の短繊
維または長繊維とが重量比で9:1から2:8の範囲内
で混合された構成繊維からなり、目付が20g/m2以
上で400g/m2未満、気孔容積が50%以上で90
%未満の不織布であって、かつ部分的に熱エンボスの凸
部により接着されている箇所を有しているとともに、該
部分的に熱エンボスの凸部により接着されている箇所の
面積が不織布の全体面積の7%以上で25%未満であり
、かつ、前記熱エンボスの凸部により接着されていない
部分においては少なくとも表面層の前記メルトブロー単
繊維どうしが固着している構造を有していることを特徴
とする不織布である。
のメルトブロー繊維と平均繊維径が40μm未満の短繊
維または長繊維とが重量比で9:1から2:8の範囲内
で混合された構成繊維からなり、目付が20g/m2以
上で400g/m2未満、気孔容積が50%以上で90
%未満の不織布であって、かつ部分的に熱エンボスの凸
部により接着されている箇所を有しているとともに、該
部分的に熱エンボスの凸部により接着されている箇所の
面積が不織布の全体面積の7%以上で25%未満であり
、かつ、前記熱エンボスの凸部により接着されていない
部分においては少なくとも表面層の前記メルトブロー単
繊維どうしが固着している構造を有していることを特徴
とする不織布である。
[作用]
本発明の不織布についてさらに詳しく説明する。
第1図は、本発明の不織布の1例構造を説明するための
概略モデル平面図であり、1はメルトブロー繊維、2は
熱エンボスの凸部により接着されていない部分において
表面層のメルトブロー単繊維どうしが固着している部分
、3は短繊維ま.たは長繊維、4は熱エンボスの凸部に
よって接着されている部分をそれぞれ示している。
概略モデル平面図であり、1はメルトブロー繊維、2は
熱エンボスの凸部により接着されていない部分において
表面層のメルトブロー単繊維どうしが固着している部分
、3は短繊維ま.たは長繊維、4は熱エンボスの凸部に
よって接着されている部分をそれぞれ示している。
本発明の不織布は、平均繊維径が7μm未満のメルトブ
ロー繊維1と、平均繊維径が40μm未満の短繊維また
は長繊維3とが重量比で9:lから2:8の範囲内で混
合されている構成繊維からなり、力〜っ、部分的に熱エ
ンボスロールの凸部によりエンボスされて構成繊維どう
しが接着されている部分4を有しているものである。そ
して、該部分4以外の部分においては、表面層のメルト
ブロー単繊維どうしの交点や接点で数多くの固着してい
る部分2、2′および2′を有している。該固着してい
る部分2は、概して平面的な構造を呈していてメルトブ
口・一単繊維どうしの交点や接点で、該メルトブロー単
繊維どうしが強く固着している部分であり、繊維が溶け
て一体的となった構造と、あるいは、複数の単繊維が軟
化して互いにくっつき合った軟着と言うべき程度の構造
などの状態下にあるものである。
ロー繊維1と、平均繊維径が40μm未満の短繊維また
は長繊維3とが重量比で9:lから2:8の範囲内で混
合されている構成繊維からなり、力〜っ、部分的に熱エ
ンボスロールの凸部によりエンボスされて構成繊維どう
しが接着されている部分4を有しているものである。そ
して、該部分4以外の部分においては、表面層のメルト
ブロー単繊維どうしの交点や接点で数多くの固着してい
る部分2、2′および2′を有している。該固着してい
る部分2は、概して平面的な構造を呈していてメルトブ
口・一単繊維どうしの交点や接点で、該メルトブロー単
繊維どうしが強く固着している部分であり、繊維が溶け
て一体的となった構造と、あるいは、複数の単繊維が軟
化して互いにくっつき合った軟着と言うべき程度の構造
などの状態下にあるものである。
上述した熱エンボス構造と固着構造を同時に有する本発
明の不織布は、以下に説明する如き特別な加工条件下で
の加熱エンボス加工を施すことにより製造することがで
き、中でも、特に、加熱口−ルの温度と短繊維または長
繊維の混入比率、さらには接着面積(エンボスロールの
凸部面積)などの条件が重要な要素を占める。
明の不織布は、以下に説明する如き特別な加工条件下で
の加熱エンボス加工を施すことにより製造することがで
き、中でも、特に、加熱口−ルの温度と短繊維または長
繊維の混入比率、さらには接着面積(エンボスロールの
凸部面積)などの条件が重要な要素を占める。
すなわち、本発明者らの知見によれば、本発明の不織布
を製造するには、まず、メルトブロー不織繊維を構成す
る繊維素材の融点よりも低い温度、好ましくは、融点か
ら−3℃〜−30℃の範囲内程度に加熱をされた凹部分
と凸部分を有する加熱凹凸エンボスロール、かつ、好ま
しくはその凹凸差が2.5mm以内で、凸部間の距離が
2mm以上9mm以内である加熱凹凸エンボスロールを
用いて、そのエンボスロールと平坦ロールの間に短繊維
または長繊維を含むメルトブロー不織布を供給して、凸
部分によって強く熱エンボス接着された部分を形成せし
めるとともに、凹部分においても、メルトブロー繊維と
短繊維または長繊維が加熱ロール面に強く圧接されるよ
うに処理することが肝要である。なお、圧接の程度は、
不織布シートが加熱されたロール表面に密着する程度で
あり、その圧力は、エンボヌ接着のように一対の加熱ロ
ール間で直接不織布を圧接して数100kg以上の圧力
を繊維にかけて、繊維の融点以下で繊維を溶かし融着せ
しめるほどの圧力に達しない程度とすればよいものであ
る。
を製造するには、まず、メルトブロー不織繊維を構成す
る繊維素材の融点よりも低い温度、好ましくは、融点か
ら−3℃〜−30℃の範囲内程度に加熱をされた凹部分
と凸部分を有する加熱凹凸エンボスロール、かつ、好ま
しくはその凹凸差が2.5mm以内で、凸部間の距離が
2mm以上9mm以内である加熱凹凸エンボスロールを
用いて、そのエンボスロールと平坦ロールの間に短繊維
または長繊維を含むメルトブロー不織布を供給して、凸
部分によって強く熱エンボス接着された部分を形成せし
めるとともに、凹部分においても、メルトブロー繊維と
短繊維または長繊維が加熱ロール面に強く圧接されるよ
うに処理することが肝要である。なお、圧接の程度は、
不織布シートが加熱されたロール表面に密着する程度で
あり、その圧力は、エンボヌ接着のように一対の加熱ロ
ール間で直接不織布を圧接して数100kg以上の圧力
を繊維にかけて、繊維の融点以下で繊維を溶かし融着せ
しめるほどの圧力に達しない程度とすればよいものであ
る。
メルトブロー繊維に対して短繊維または長繊維の混入比
率は、重量比で9:1から2:8の範囲内にするのが好
ましい。それは短繊維または長繊維の混入比率が上記範
囲よりも小さいものでは補強効果や嵩高性が十分でなく
、かつ加熱ローラー面への圧接も十分にできないので固
着箇所の形成が十分にできないためである。また、上記
範囲よりも大きい場合ではメルトブロー繊維の繊維本数
が少なくなるので、ワイパー効果やフィルター効果が十
分に得られなくなって、メルトブロー不織布を用いた特
徴が失われてしまう。
率は、重量比で9:1から2:8の範囲内にするのが好
ましい。それは短繊維または長繊維の混入比率が上記範
囲よりも小さいものでは補強効果や嵩高性が十分でなく
、かつ加熱ローラー面への圧接も十分にできないので固
着箇所の形成が十分にできないためである。また、上記
範囲よりも大きい場合ではメルトブロー繊維の繊維本数
が少なくなるので、ワイパー効果やフィルター効果が十
分に得られなくなって、メルトブロー不織布を用いた特
徴が失われてしまう。
凸部によるエンボス加工によって部分的に接着せしめる
面積は、7%から25%の範囲がよ《、7%未満では補
強効果とリントフリー性が不十分であり、25%以上で
は不織布が硬くなるので好ましくない。
面積は、7%から25%の範囲がよ《、7%未満では補
強効果とリントフリー性が不十分であり、25%以上で
は不織布が硬くなるので好ましくない。
本発明の不織布において、目付は20g/m2以上で4
00g/m”未満、気孔容積は50%以上で90%未満
であることが重要である。
00g/m”未満、気孔容積は50%以上で90%未満
であることが重要である。
すなわち、不織布の目付および繊度、気孔容積の諸条件
か.ら説明すると、これは使用される用途の要求特性に
よって異なり一概に決定されるものではないが、本発明
の不織布を、例えばサージカルガウンとして使用する場
合は、不織布の目付は20g/m2以上50g/m2未
満のものが、バクテリアバリャー性と通気性あるいはド
レープ性などの諸機能が高く望ましい。
か.ら説明すると、これは使用される用途の要求特性に
よって異なり一概に決定されるものではないが、本発明
の不織布を、例えばサージカルガウンとして使用する場
合は、不織布の目付は20g/m2以上50g/m2未
満のものが、バクテリアバリャー性と通気性あるいはド
レープ性などの諸機能が高く望ましい。
また、ワイパー材料としてガラス拭きなどに用いる場合
は、ある程度ボリューム感があった方がハンダリング性
が良く、ガラス面との密着性も良くなるので気孔容積5
0%〜90%に調整した目付が30g/m2以一Fで4
00g/m2未満のものが適する。中でも40g/m2
以上がカバーファクターが高く手垢などがメルトブロー
不織布を通して拭き取り面に付くことがないのでより好
ましい。また、目付が4 0 0 g/m2以上では、
不織布の厚さが増し、良好なハンドリング性と形態安定
性が得られ難くなるので好ましくない。さらに本発明の
不織布を製造する場合においても、目付が少なすぎると
加熱ローラー面との適度な圧接ができなくなるので強い
固着部分が形成されにくい。また、目付が400g/m
2を越えるものになると、不織布内部まで熱が伝導する
のに時間がかかるので表面層の繊維が著しく収縮し、品
質の低下が起こるので好ましくない。
は、ある程度ボリューム感があった方がハンダリング性
が良く、ガラス面との密着性も良くなるので気孔容積5
0%〜90%に調整した目付が30g/m2以一Fで4
00g/m2未満のものが適する。中でも40g/m2
以上がカバーファクターが高く手垢などがメルトブロー
不織布を通して拭き取り面に付くことがないのでより好
ましい。また、目付が4 0 0 g/m2以上では、
不織布の厚さが増し、良好なハンドリング性と形態安定
性が得られ難くなるので好ましくない。さらに本発明の
不織布を製造する場合においても、目付が少なすぎると
加熱ローラー面との適度な圧接ができなくなるので強い
固着部分が形成されにくい。また、目付が400g/m
2を越えるものになると、不織布内部まで熱が伝導する
のに時間がかかるので表面層の繊維が著しく収縮し、品
質の低下が起こるので好ましくない。
さらに気孔容積については、50%以上で90%未満の
範囲内がメルトブロー不織布の持つ風合が保たれ好まし
い。50%未満では風合が硬くなりペーパーライクとな
り引き裂き強力も低下し好ましくない。また90%以上
では固着点が少ないため、単繊維がルーズになりがちで
あり、本発明の目的とする良好な繊維脱落防止.効果を
得ることが困難となる。
範囲内がメルトブロー不織布の持つ風合が保たれ好まし
い。50%未満では風合が硬くなりペーパーライクとな
り引き裂き強力も低下し好ましくない。また90%以上
では固着点が少ないため、単繊維がルーズになりがちで
あり、本発明の目的とする良好な繊維脱落防止.効果を
得ることが困難となる。
気孔容積の求め方は、JIS L 1096に示さ
れた方法で求めるものである。
れた方法で求めるものである。
次に、繊維径について説明すると、本発明の方法によっ
てリン1・フリー性をメルトブロー不織布に与えようと
すると、平均繊維径7μm未満のメルトブロー繊維を用
いる必要がある。繊維径が太き《繊維本数が小さいとそ
れだけ全繊維表面積が少なく単繊維間の交点や接点が少
なく固着部分が少なくなるので、十分なリントフリー性
を与えることができない。平均繊維径が7μm未満にな
ると単繊維間の交点や接点が非常に多くなり、また熱伝
達も速いので数多くの固着点を速やかに形成させること
が可能となる。
てリン1・フリー性をメルトブロー不織布に与えようと
すると、平均繊維径7μm未満のメルトブロー繊維を用
いる必要がある。繊維径が太き《繊維本数が小さいとそ
れだけ全繊維表面積が少なく単繊維間の交点や接点が少
なく固着部分が少なくなるので、十分なリントフリー性
を与えることができない。平均繊維径が7μm未満にな
ると単繊維間の交点や接点が非常に多くなり、また熱伝
達も速いので数多くの固着点を速やかに形成させること
が可能となる。
また、ワイパー適性やフィルター特性の向上の点からも
平均繊維径が7μm未満が最適である。
平均繊維径が7μm未満が最適である。
次に、短繊維または長繊維について説明すると、平均繊
維径は40μm未満がよく、より細い25μm以下が望
ましい。それは不織布の柔軟性とメルトブロー繊維との
一体性が得られやすいことによる。さらに、該繊維径は
7μm以下のメルトブロー繊維よりも細くてもよく、こ
の場合、単繊維強度が比較的強い繊維を用いるのが好ま
しいものである。また、細いほど混入される繊維本数が
増えるのでメルトブロー繊維との交絡点が増え、よりリ
ントフリー性が向上することによる。
維径は40μm未満がよく、より細い25μm以下が望
ましい。それは不織布の柔軟性とメルトブロー繊維との
一体性が得られやすいことによる。さらに、該繊維径は
7μm以下のメルトブロー繊維よりも細くてもよく、こ
の場合、単繊維強度が比較的強い繊維を用いるのが好ま
しいものである。また、細いほど混入される繊維本数が
増えるのでメルトブロー繊維との交絡点が増え、よりリ
ントフリー性が向上することによる。
短繊維または長繊維は非捲縮繊維でもよいが、捲縮のか
かったものを用いる方が嵩高性をメルトブロー不織布に
与える点で、また、固着点を有利に形成させる点で好適
であり、中でも捲縮数が10個/イン千程度のものでか
つ平均繊維径が30μm以下程度のものを用いるのがよ
い。また、これら短繊維または長繊維は、その融点がメ
ルトブロー繊維の融点温度からプラス15℃の温度範囲
内の素材を用いるのがよい。
かったものを用いる方が嵩高性をメルトブロー不織布に
与える点で、また、固着点を有利に形成させる点で好適
であり、中でも捲縮数が10個/イン千程度のものでか
つ平均繊維径が30μm以下程度のものを用いるのがよ
い。また、これら短繊維または長繊維は、その融点がメ
ルトブロー繊維の融点温度からプラス15℃の温度範囲
内の素材を用いるのがよい。
また、短繊維または長繊維が複合繊維で、繊維断面の少
なくとも外側に面する部分の素材に、メルトブロー繊維
の融点と同じ温度からマイナス55℃の温度の範囲内の
素材のものを用い、また、他の素材にメルトブロー繊維
の融点よりも高い融点をもつ素材を用いた場合には、短
繊維または長繊維の表面が比較的容易に溶融するのでメ
ルトブロー繊維との融着がより強固となり、高いリント
フリー性が得られ、さらには、高い融点側の繊維素材に
よって補強効果と嵩高性も得られるので、ワイパー素材
として優れたものが得られる。
なくとも外側に面する部分の素材に、メルトブロー繊維
の融点と同じ温度からマイナス55℃の温度の範囲内の
素材のものを用い、また、他の素材にメルトブロー繊維
の融点よりも高い融点をもつ素材を用いた場合には、短
繊維または長繊維の表面が比較的容易に溶融するのでメ
ルトブロー繊維との融着がより強固となり、高いリント
フリー性が得られ、さらには、高い融点側の繊維素材に
よって補強効果と嵩高性も得られるので、ワイパー素材
として優れたものが得られる。
さらに詳しくこれらの点を説明すると、加工前の短繊維
または長繊維を含むメルトブロー不織布を、上記加熱温
度範囲内に保たれたロール表面に圧接した状態で通すこ
とにより、メルトブロー単繊維はメルトブロー不織布表
面や内部で蛇行している1本1本の繊維が、融点近くに
加熱されたロール間で加熱され軟化して熱収縮を起こす
。この状態でロール間の加熱ロール面に強く圧接される
ことにより、圧接状態にあるメルトブロー単繊維1ま繊
維の交点や繊維の接する部分で軟着化し、冷却されて強
く固着した固着部分がメルトブロー不織布の繊維交点や
繊維の接する部分に無数に散在した状態で形成されるも
のである。
または長繊維を含むメルトブロー不織布を、上記加熱温
度範囲内に保たれたロール表面に圧接した状態で通すこ
とにより、メルトブロー単繊維はメルトブロー不織布表
面や内部で蛇行している1本1本の繊維が、融点近くに
加熱されたロール間で加熱され軟化して熱収縮を起こす
。この状態でロール間の加熱ロール面に強く圧接される
ことにより、圧接状態にあるメルトブロー単繊維1ま繊
維の交点や繊維の接する部分で軟着化し、冷却されて強
く固着した固着部分がメルトブロー不織布の繊維交点や
繊維の接する部分に無数に散在した状態で形成されるも
のである。
また、同時に、メルトブロー単繊維と短繊維あるいは長
繊維とが固着した部分も形成される。
繊維とが固着した部分も形成される。
また、メルトブロー繊維間に混入された短繊維または長
繊維が、このメルトブロー単繊維の軟着化を促進する。
繊維が、このメルトブロー単繊維の軟着化を促進する。
それは、太くて嵩高性と硬さを有している短繊維または
長繊維が、加熱凹凸ロールの凹部分と平面ロール間で挾
まれた部分の隙間よりも嵩高な不織布について、メルト
ブロー単繊維を加熱ロール表面に押し当てるように作用
するので、目付の小さい不織布でも効率良くメルトブロ
ー単繊維の固着点が形成されるものである。
長繊維が、加熱凹凸ロールの凹部分と平面ロール間で挾
まれた部分の隙間よりも嵩高な不織布について、メルト
ブロー単繊維を加熱ロール表面に押し当てるように作用
するので、目付の小さい不織布でも効率良くメルトブロ
ー単繊維の固着点が形成されるものである。
すなわち、リントフリー性が発現されるのは、メルトブ
ロー単繊維どうしやメルトブロー単繊維と短繊維あるい
は長繊維との固着部分や融着部分が形成されること、さ
らには、固着部分が熱収縮過程中に圧接された状態で形
成されるので、不織布内でルーズさが解消されて該固着
部分は安定な状態となること、また平面に押さえ付けら
れて固着部分が形成されるので、メルトブロー不織布表
面の仕上がりが平面的となり、毛羽伏せ効果や物体をワ
イピングしたときの滑り性の良さをも発揮できることに
よる。
ロー単繊維どうしやメルトブロー単繊維と短繊維あるい
は長繊維との固着部分や融着部分が形成されること、さ
らには、固着部分が熱収縮過程中に圧接された状態で形
成されるので、不織布内でルーズさが解消されて該固着
部分は安定な状態となること、また平面に押さえ付けら
れて固着部分が形成されるので、メルトブロー不織布表
面の仕上がりが平面的となり、毛羽伏せ効果や物体をワ
イピングしたときの滑り性の良さをも発揮できることに
よる。
また、短繊維または長繊維が混入されており、適当な面
積で部分的に熱エンボスによって接着されているので、
不織布全体に対する補強効果やメルトブロー繊維との良
好な一体性が得られ、外力や摩擦力に対して耐久性が向
上し、繊維脱落性が改善されるものである。
積で部分的に熱エンボスによって接着されているので、
不織布全体に対する補強効果やメルトブロー繊維との良
好な一体性が得られ、外力や摩擦力に対して耐久性が向
上し、繊維脱落性が改善されるものである。
本発明の不織布を製造するに際して、加熱ロールの温度
は、メルトブロー繊維の融点よりも−3℃〜−30℃の
範囲内に、好ましくは、−3℃〜−20℃の範囲内にし
て加工を行なうのがよい。
は、メルトブロー繊維の融点よりも−3℃〜−30℃の
範囲内に、好ましくは、−3℃〜−20℃の範囲内にし
て加工を行なうのがよい。
これは繊維を軟化して固着させるために好都合な条件で
あり、融点から−3℃の温度よりも高い温度では繊維が
一般に非常に収縮してしまうことや、また繊維が全体的
に融着してしまう傾向が強くなり加工の困難さが増し、
得られる不織布も一般には硬い弱いものとなる。一方、
融点から−30℃未満の温度では、一般に繊維の軟化状
態を十分に得るには不十分であり、単繊維の固着が十分
に達成されないので、良好なリントフリー性を得ること
は概して難しい。
あり、融点から−3℃の温度よりも高い温度では繊維が
一般に非常に収縮してしまうことや、また繊維が全体的
に融着してしまう傾向が強くなり加工の困難さが増し、
得られる不織布も一般には硬い弱いものとなる。一方、
融点から−30℃未満の温度では、一般に繊維の軟化状
態を十分に得るには不十分であり、単繊維の固着が十分
に達成されないので、良好なリントフリー性を得ること
は概して難しい。
本発明の不織布は、他の布帛やシート状物と積眉されて
用いられてもよく、次に、本発明の不織布と積層接着さ
れて用いられ得る布帛状またはシート状物について説明
する。
用いられてもよく、次に、本発明の不織布と積層接着さ
れて用いられ得る布帛状またはシート状物について説明
する。
すなわち、たとえばワイパー材として本発明の不織布を
用いる際に、極細繊維からなる不織布(ワイパー材)表
面を、拭き取る面に全体的に擦りつける必要性が生じる
場合がある。また高い強力や耐久性が必要な場合もある
。このような場合に、やや硬い布帛やプラスチック性シ
ート状物と積層接着されていると、かけた力が積層した
布帛を介して全体的に伝わるので広い範囲を良く拭き取
ることができ、また、拭き取る際の摩擦力によるメルト
ブロー繊維への局部的な応力集中が避けられ耐久性を大
巾に向上させることが可能となる。
用いる際に、極細繊維からなる不織布(ワイパー材)表
面を、拭き取る面に全体的に擦りつける必要性が生じる
場合がある。また高い強力や耐久性が必要な場合もある
。このような場合に、やや硬い布帛やプラスチック性シ
ート状物と積層接着されていると、かけた力が積層した
布帛を介して全体的に伝わるので広い範囲を良く拭き取
ることができ、また、拭き取る際の摩擦力によるメルト
ブロー繊維への局部的な応力集中が避けられ耐久性を大
巾に向上させることが可能となる。
これらの積層接着されるのに適する素材は、一般織編物
や不織布などの布帛、あるいはプラスチック性シート状
物が適する。
や不織布などの布帛、あるいはプラスチック性シート状
物が適する。
より具体的には、布帛状物としては、織編物や不織布が
適するが、特にリントフリー性と耐久性、補強性などの
諸条件を満たす材料として望ましいのは、天然繊維から
なるものよりもポリエステルやポリアミド、またポリプ
ロピレンなどの有機重合体からなるものの方が発塵が少
ないので適する。
適するが、特にリントフリー性と耐久性、補強性などの
諸条件を満たす材料として望ましいのは、天然繊維から
なるものよりもポリエステルやポリアミド、またポリプ
ロピレンなどの有機重合体からなるものの方が発塵が少
ないので適する。
特にスパンボンド不織布は、適当な硬さとリントフリー
性を有しており、また比較的ドレープ性が低いので好ま
しい素材である。
性を有しており、また比較的ドレープ性が低いので好ま
しい素材である。
積層素材の諸条件は、使用される用途によって異なり一
概に決定されるべきものではないが、例えばメガネ拭き
として本発明の不織布を布帛状物に積層して用いる場合
には、ヨコ編物よりも伸びの少ない織物やトリコット編
物等と積層接着せしめる方がメルトブロー不織布の破損
の発生が防止でき、またドレープ性も得られるので好ま
しい。
概に決定されるべきものではないが、例えばメガネ拭き
として本発明の不織布を布帛状物に積層して用いる場合
には、ヨコ編物よりも伸びの少ない織物やトリコット編
物等と積層接着せしめる方がメルトブロー不織布の破損
の発生が防止でき、またドレープ性も得られるので好ま
しい。
また、本発明の不織布に布帛を積層してサージカルガウ
ン等に用いる場合には、特に、補強効果の必要性や良好
なドレープ性、バクテリアバリアー性、軽量であること
や通気性が必要となるので、低目付のスパンボンド不織
布などが適する。特に目付が5g/m2以上40g/m
2未満、また平均繊維径が40μm未満の繊維からなる
スパンボンド不織布が適する。補強という点から言えば
、目付が5g/m2未満では補強効果が小さく適当でな
く、また、250g/m’以上では補強効果は高いが不
織布の柔軟性が乏しくなり適さないものである。平均繊
維径が40μm以上では柔軟性に欠け適当でない。した
がって、平均繊維径が25μm以下で目付も100g/
m2以下のポリプロピレンやポリアミド製のスパンボン
ド不織布を用いるのが最適である。
ン等に用いる場合には、特に、補強効果の必要性や良好
なドレープ性、バクテリアバリアー性、軽量であること
や通気性が必要となるので、低目付のスパンボンド不織
布などが適する。特に目付が5g/m2以上40g/m
2未満、また平均繊維径が40μm未満の繊維からなる
スパンボンド不織布が適する。補強という点から言えば
、目付が5g/m2未満では補強効果が小さく適当でな
く、また、250g/m’以上では補強効果は高いが不
織布の柔軟性が乏しくなり適さないものである。平均繊
維径が40μm以上では柔軟性に欠け適当でない。した
がって、平均繊維径が25μm以下で目付も100g/
m2以下のポリプロピレンやポリアミド製のスパンボン
ド不織布を用いるのが最適である。
また、制電性を有するスパンボンド不織布を用いること
も用途によっては適当なものである。
も用途によっては適当なものである。
次に、硬さとより一体性が要求される用途では、プラス
チック性シート状物と積層するのが好ましく、特にポリ
エステルやポリカーボネート、ポリプロピレンなどのフ
イルムや板状物と積層接着するのが望ましい。
チック性シート状物と積層するのが好ましく、特にポリ
エステルやポリカーボネート、ポリプロピレンなどのフ
イルムや板状物と積層接着するのが望ましい。
上述のような布帛状物やプラスチック性シート状物と本
発明の不織布を積層接着させる方法は、バインダーを介
して接着してもよいし、超音波接着による方法や高周波
エルダー等の手段を用いてもよい。さらによい接着方法
は、エンボス装置を用いて部分熱エンボス接着する方法
が好ましい。
発明の不織布を積層接着させる方法は、バインダーを介
して接着してもよいし、超音波接着による方法や高周波
エルダー等の手段を用いてもよい。さらによい接着方法
は、エンボス装置を用いて部分熱エンボス接着する方法
が好ましい。
それは、エンボスロール表面の凸部と平坦ロール面で挟
まれた加工体の一部を熱融着してドット状に部分融着さ
せた部分を形成させると同時に、エンボスロール表面の
凹部と平坦ロール面で挟まれたメルトブロー不織布部分
をも積層用素材が強く圧接縮することを助長するので、
強固に軟着化した固着点を形成させることが可能である
からである。
まれた加工体の一部を熱融着してドット状に部分融着さ
せた部分を形成させると同時に、エンボスロール表面の
凹部と平坦ロール面で挟まれたメルトブロー不織布部分
をも積層用素材が強く圧接縮することを助長するので、
強固に軟着化した固着点を形成させることが可能である
からである。
この点をさらに詳しく説明すると、ローラー間で挾まれ
た部分は、当然部分的に熱エンボスされる。同時にエン
ボスロール表面の凹部と平坦ロール面で挟まれたメルト
ブロー不織布部分は他の積層体によって加熱されたロー
ラー面により強く押し当られ、単繊維の交点や接点で軟
着化が促進されるので強固な固着部分が形成されるから
である。
た部分は、当然部分的に熱エンボスされる。同時にエン
ボスロール表面の凹部と平坦ロール面で挟まれたメルト
ブロー不織布部分は他の積層体によって加熱されたロー
ラー面により強く押し当られ、単繊維の交点や接点で軟
着化が促進されるので強固な固着部分が形成されるから
である。
次に、本発明の不織布は、エレクトレット化された布帛
状またはシート状物を含んでなるものであってもよく、
また、あるいは、該不織布自体が、エレクトレット化さ
れたものであってもよく、これらの本発明のメルトブロ
ー不織布並びに布帛やプラスチック性シート状物がエレ
クトレット化されたものについて、次に説明すると、そ
れらの表面電位が10V以上のものが、リントフリー性
とエレクトレット性が同時に要求される用途、例えば、
各種ワイパーや医療用具、あるいはフィルター等に使用
する場合に異物の吸着性やバクテリヤバリャー性などの
特性向上に効果的であり適するものである。
状またはシート状物を含んでなるものであってもよく、
また、あるいは、該不織布自体が、エレクトレット化さ
れたものであってもよく、これらの本発明のメルトブロ
ー不織布並びに布帛やプラスチック性シート状物がエレ
クトレット化されたものについて、次に説明すると、そ
れらの表面電位が10V以上のものが、リントフリー性
とエレクトレット性が同時に要求される用途、例えば、
各種ワイパーや医療用具、あるいはフィルター等に使用
する場合に異物の吸着性やバクテリヤバリャー性などの
特性向上に効果的であり適するものである。
特に、本発明の不織布自体がエレクトレットされてなる
ものを得たいときには、先にエレクトレット化された布
帛を用いてエンボス装置で部分接着せしめると同時に単
繊維の固着化を行なったものの方が、後でエレクトレッ
ト化をするものよりも表面電位の高いものが得られるの
で好ましい。
ものを得たいときには、先にエレクトレット化された布
帛を用いてエンボス装置で部分接着せしめると同時に単
繊維の固着化を行なったものの方が、後でエレクトレッ
ト化をするものよりも表面電位の高いものが得られるの
で好ましい。
エレクトレット化される布帛やシートなどの素材は、体
積固有抵抗値が1010Ω・cm以上のポリマー、例え
ばポリオリフエン系のポリプロピレンやポリエチレン、
ポリエステル、フッソ系の4フッカエチレンや3フッカ
エチレン、ポリカーボネートなどのポリマーがエレクト
レット化素材として適するものである。
積固有抵抗値が1010Ω・cm以上のポリマー、例え
ばポリオリフエン系のポリプロピレンやポリエチレン、
ポリエステル、フッソ系の4フッカエチレンや3フッカ
エチレン、ポリカーボネートなどのポリマーがエレクト
レット化素材として適するものである。
また、本発明の不織布の単体それ自体がエレクトレット
化されているものに加えて、さらに、積層をする布帛や
プラスチック性シート状物としてもエレクトレット化さ
れたものを用いることによって、さらに上記特性の向上
が図られ好ましいものとなる。この場合の素材も体積固
有抵抗値が10!0Ω・cm以上のポリマー、例えばポ
リオリフエン系のポリプロピレンやポリエチレン、ポリ
エステル、フッソ系の4フッカエチレンや3フッカエチ
レン、ポリカーボネートなどのポリマーがエレクトレッ
ト化素材として適するものである。
化されているものに加えて、さらに、積層をする布帛や
プラスチック性シート状物としてもエレクトレット化さ
れたものを用いることによって、さらに上記特性の向上
が図られ好ましいものとなる。この場合の素材も体積固
有抵抗値が10!0Ω・cm以上のポリマー、例えばポ
リオリフエン系のポリプロピレンやポリエチレン、ポリ
エステル、フッソ系の4フッカエチレンや3フッカエチ
レン、ポリカーボネートなどのポリマーがエレクトレッ
ト化素材として適するものである。
表面電位の求め方は、振動容量型の電位計を用いて行な
うものである。
うものである。
なお、本発明において、不織布中の繊維の平均繊維直径
の求め方は、不織布の表面を電子顕微鏡写真に撮り、該
不織布中の、エンボスによって変形されていない繊維に
ついて該写真上で繊維側面幅を計測して(n数:300
)、その平均幅値を平均直径とするものである。
の求め方は、不織布の表面を電子顕微鏡写真に撮り、該
不織布中の、エンボスによって変形されていない繊維に
ついて該写真上で繊維側面幅を計測して(n数:300
)、その平均幅値を平均直径とするものである。
[実施例]
実施例をもってさらに詳しく本発明を説明する。
実施例1
目付50g/m2、平均繊維径2.6μm1気孔容積9
0%のポリプロピレン(融点=163℃)メルトブロー
不織繊維中に平均繊維径25μm1繊維長50mmで捲
縮数12個/インチの芯鞘複合繊維(芯がポリプロピレ
ン(融点=165℃)、鞘がポリエチレン(融点=11
5℃))を30g/ m 2含む不織布を、145℃に
加熱されたエンボスロールに通し、部分的に熱エンボス
接着(接着面積=15%)された気孔容積75%の本発
明の不織布を製造した(メルトブロー繊維と短繊維の混
合比は、50:30)。
0%のポリプロピレン(融点=163℃)メルトブロー
不織繊維中に平均繊維径25μm1繊維長50mmで捲
縮数12個/インチの芯鞘複合繊維(芯がポリプロピレ
ン(融点=165℃)、鞘がポリエチレン(融点=11
5℃))を30g/ m 2含む不織布を、145℃に
加熱されたエンボスロールに通し、部分的に熱エンボス
接着(接着面積=15%)された気孔容積75%の本発
明の不織布を製造した(メルトブロー繊維と短繊維の混
合比は、50:30)。
熱エンボス接着された部分以外のメルトブロー不織布表
面の単繊維は第1図のように単繊維どうしで固着したも
のであった。
面の単繊維は第1図のように単繊維どうしで固着したも
のであった。
この不織布の繊維脱落性を次の方法で評価した。
すなわち、メガネのレンズ面を両方から包んで手で拭い
てみて後、レンズ面に残った繊維本数を数えたところ全
く付着していなかった。
てみて後、レンズ面に残った繊維本数を数えたところ全
く付着していなかった。
次に、実施例1で用いたメルトブロー不織布のみを同様
の方法で繊維脱落性を評価した。
の方法で繊維脱落性を評価した。
この結果、レンズ面の繊維本数がlcm2当たり100
本以上あり、正確に数えられないほど多いものであった
。これらの結果から、明らかに本発明の不織布が繊維脱
落性で優れていることがわかる。
本以上あり、正確に数えられないほど多いものであった
。これらの結果から、明らかに本発明の不織布が繊維脱
落性で優れていることがわかる。
実施例2
目付45g/m2、平均繊維径1.3μm1気孔容積8
3%、表面電位100vのエレクトレットポリプロピレ
ン(融点=163℃)メルトブロー不織繊維中に平均繊
維径25μm1繊維長50mm,捲縮数12個/インチ
の芯鞘複合繊維(芯がポリプロピレン(融点:165℃
)、鞘がポリエチレン(融点=115℃))を30g/
m2含む不織布(メルトブロー繊維と短繊維の混合比は
、45:30)と、ポリプロピレンスパンボンド不織布
(平均繊維径25μm1目付30g/m2)を、140
℃に加熱されたエンボスロールに通し部分的に熱エンボ
ス接着(接着面積=12%)された気孔容積80%の不
織布を製造した。熱エンボス接着された部分以外のメル
トブロー不織布表面の単繊維は、第1図の2、2′
2″に示したように単繊維どうしで固着したものであっ
た。
3%、表面電位100vのエレクトレットポリプロピレ
ン(融点=163℃)メルトブロー不織繊維中に平均繊
維径25μm1繊維長50mm,捲縮数12個/インチ
の芯鞘複合繊維(芯がポリプロピレン(融点:165℃
)、鞘がポリエチレン(融点=115℃))を30g/
m2含む不織布(メルトブロー繊維と短繊維の混合比は
、45:30)と、ポリプロピレンスパンボンド不織布
(平均繊維径25μm1目付30g/m2)を、140
℃に加熱されたエンボスロールに通し部分的に熱エンボ
ス接着(接着面積=12%)された気孔容積80%の不
織布を製造した。熱エンボス接着された部分以外のメル
トブロー不織布表面の単繊維は、第1図の2、2′
2″に示したように単繊維どうしで固着したものであっ
た。
この不織布を用いて手術用器具を包むラップ材として使
用したところ、繊維脱落もなくバクテリアバリャー性も
あるので好適な素材であることが確認された。
用したところ、繊維脱落もなくバクテリアバリャー性も
あるので好適な素材であることが確認された。
一方、比較例として、部分熱エンボス接着前のエレクト
レットメルトブロー不織布で同様の試験を行ったところ
、脱落した繊維が手術用器具に付着する問題があること
がわかった。
レットメルトブロー不織布で同様の試験を行ったところ
、脱落した繊維が手術用器具に付着する問題があること
がわかった。
[発明の効果]
これまでメルトブロー不織布をリントフリー性が要求さ
れる用途に使用すると、例えば平均繊維径7lLm未満
などの極細繊維、特に2.4μm未満などのメルトブロ
ー不織布をワイパー材等として使用する場合において、
拭き取る面との摩擦によって繊維が切断し拭き取る面に
付着する、あるいはハンドリング中に繊維が抜け落ちる
などの繊維脱落性が問題となって用途が限定されていた
。
れる用途に使用すると、例えば平均繊維径7lLm未満
などの極細繊維、特に2.4μm未満などのメルトブロ
ー不織布をワイパー材等として使用する場合において、
拭き取る面との摩擦によって繊維が切断し拭き取る面に
付着する、あるいはハンドリング中に繊維が抜け落ちる
などの繊維脱落性が問題となって用途が限定されていた
。
これに対して、本発明によれば、リントフリー性が要求
される用途に好適に用いられるメルトブロー不織布が提
供されるものである。
される用途に好適に用いられるメルトブロー不織布が提
供されるものである。
すなわち、本発明の不織布の特徴は、メルトブロー繊維
と短繊維または長繊維を含む不織布を部分的に熱エンボ
ス接着すると同時に、非エンボス接着部分の (1)少なくとも不織布表面のメルトブロー単繊維が交
点や接点で固着されていること。
と短繊維または長繊維を含む不織布を部分的に熱エンボ
ス接着すると同時に、非エンボス接着部分の (1)少なくとも不織布表面のメルトブロー単繊維が交
点や接点で固着されていること。
■ メルトブロー不織布の表面が、ローラー面に圧接さ
れて固着部分が形成されるので、固着部分を含む周辺が
平滑であること。
れて固着部分が形成されるので、固着部分を含む周辺が
平滑であること。
(3)繊維を軟化接着するので繊維物性が高いこと。
(4)メルトブロー単繊維と短繊維または長繊維が固着
または融着していること。
または融着していること。
■ 部分的に熱エンボス接着されているので、メルトプ
ロー単繊維と短繊維または長繊維との一体性が高く、ル
ーズさが少ないので外力や摩擦力に対する耐久性が高い
こと。
ロー単繊維と短繊維または長繊維との一体性が高く、ル
ーズさが少ないので外力や摩擦力に対する耐久性が高い
こと。
等の数々の理由によって、繊維脱落のために従来用途限
定されていた用途に使用可能な不織布が得られるように
なる。
定されていた用途に使用可能な不織布が得られるように
なる。
また、エレクトレットシ一トを含むものでは、電気作用
を有しているので、吸着作用や電気作用を利用した用途
でも使用可能となる。さらに他の布帛状物やプラスチッ
ク製シート状物と積層接着されたものでは、補強効果は
もちろん硬さを付与することが可能であるので、このよ
うな用途にも使用範囲を拡大することができる。
を有しているので、吸着作用や電気作用を利用した用途
でも使用可能となる。さらに他の布帛状物やプラスチッ
ク製シート状物と積層接着されたものでは、補強効果は
もちろん硬さを付与することが可能であるので、このよ
うな用途にも使用範囲を拡大することができる。
これらの特徴が得られたので、耐摩擦性が向上し繊維の
脱落を防ぐことが可能となる。
脱落を防ぐことが可能となる。
また、製造方法が、加熱ロールを用いるものなので、固
着の程度を厳密に制御可能であり繊維物性に優れたもの
を得ることが可能となる。
着の程度を厳密に制御可能であり繊維物性に優れたもの
を得ることが可能となる。
以上の結果として、本発明によれば、次の用途に使用可
能なものが得られる。
能なものが得られる。
すなわち、従来、単繊維の脱落のために用途展開の限定
されていた、リントフリー性の要求される分野であるワ
イパー材、メデカル用布帛、精密機器用フィルター、簡
易衣料、マスク外装材、防塵衣料、衛生材料などとして
有効に使用可能なものである。
されていた、リントフリー性の要求される分野であるワ
イパー材、メデカル用布帛、精密機器用フィルター、簡
易衣料、マスク外装材、防塵衣料、衛生材料などとして
有効に使用可能なものである。
第1図は、本発明の不織布の1例構造を説明するための
概略モデル平面図である。 1:メルトブロー繊維 2、2’2’:熱エンボスにより接着されていない部分
において表面層のメルトブロー単繊維どうしが固着して
いる部分 3:短繊維または長繊維
概略モデル平面図である。 1:メルトブロー繊維 2、2’2’:熱エンボスにより接着されていない部分
において表面層のメルトブロー単繊維どうしが固着して
いる部分 3:短繊維または長繊維
Claims (7)
- (1) 平均繊維径が7μm未満のメルトブロー繊維と
平均繊維径が40μm未満の短繊維または長繊維とが重
量比で9:1から2:8の範囲内で混合された構成繊維
からなり、目付が20g/m^2以上で400g/m^
2未満、気孔容積が50%以上で90%未満の不織布で
あって、かつ部分的に熱エンボスの凸部により接着され
ている箇所を有しているとともに、該部分的に熱エンボ
スの凸部により接着されている箇所の面積が不織布の全
体面積の7%以上で25%未満であり、かつ、前記熱エ
ンボスの凸部により接着されていない部分においては少
なくとも表面層の前記メルトブロー単繊維どうしが固着
している構造を有していることを特徴とする不織布。 - (2) 短繊維または長繊維が複合繊維であり、繊維断
面の少なくとも外側に面する部分に、メルトブロー繊維
の融点と同じ温度からマイナス55℃の範囲内の融点を
もつ素材が用いられ、もう一方の複合素材としてメルト
ブロー繊維の融点より高い融点をもつ素材が用いられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
不織布。 - (3) 他の布帛と積層接着されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の不
織布。 - (4) プラスチック性シート状物と積層接着されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)または第(
2)項記載の不織布。 - (5) 他の布帛が、目付5g/m^2以上で250g
/m^2未満であり、平均繊維径が40μm未満の繊維
からなるスパンボンド不織布であることを特徴とする特
許請求の範囲第(3)項記載の不織布。 - (6) 少なくとも表面電位が10V以上を示すエレク
トレット化された布帛状またはシート状物を含んでなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項、第(2)
項、第(3)項、第(4)項または第(5)項記載の不
織布。 - (7) 不織布が、少なくとも表面電位が10V以上を
示すエレクトレット化されたものであることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項
、第(4)項、第(5)項または第(6)項記載の不織
布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054643A JP2770379B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 不織布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054643A JP2770379B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 不織布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02234965A true JPH02234965A (ja) | 1990-09-18 |
JP2770379B2 JP2770379B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12976458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1054643A Expired - Lifetime JP2770379B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 不織布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2770379B2 (ja) |
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-
1989
- 1989-03-07 JP JP1054643A patent/JP2770379B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN106232887B (zh) * | 2014-05-08 | 2018-11-20 | 三菱化学株式会社 | 填充物 |
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---|---|
JP2770379B2 (ja) | 1998-07-02 |
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