JPH02234789A - 特に材料を縁かがり縫いもしくは縁飾り縫いするためのミシン - Google Patents

特に材料を縁かがり縫いもしくは縁飾り縫いするためのミシン

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JPH02234789A
JPH02234789A JP2000155A JP15590A JPH02234789A JP H02234789 A JPH02234789 A JP H02234789A JP 2000155 A JP2000155 A JP 2000155A JP 15590 A JP15590 A JP 15590A JP H02234789 A JPH02234789 A JP H02234789A
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JP
Japan
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thread
sewing machine
sewing
needle
gripper
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JP2000155A
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Stefan Michelberger
シユテフアン・ミッヒエルベルゲル
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B1/00General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both
    • D05B1/08General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making multi-thread seams
    • D05B1/18Seams for protecting or securing edges
    • D05B1/20Overedge seams
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B37/00Devices incorporated in sewing machines for slitting, grooving, or cutting
    • D05B37/04Cutting devices
    • D05B37/06Cutting devices with oscillating tools
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2203/00Selection of machines, accessories or parts of the same kind
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2303/00Applied objects or articles
    • D05D2303/02Tape
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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    • D10B2503/04Floor or wall coverings; Carpets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 床敷物或いは類似物の縁部、特に材料の縁
部を縁かがり縫いもしくは縁飾り縫いするためのミシン
に関する。
かがり縫いミシン或いは縁りかがり縫いミシンとも称さ
れるこのようなミシンの課題は特に、巻物としてまとめ
られており、使用寸法に裁断されるジュータン等の縁り
をきれいにかつ長持するようにかがることである。この
際、本発明は、機械をその高い効率が達せられる傍ら取
扱が比較的容易であるように、かつ可能な限り持運びし
て使用し得るように構成することに意を払った。何故な
らそのような構成でない場合特に極めて大きな面のかが
り縫いの際全部の材料片を機械に沿って案内するために
必要とするスペースが極めて大きくなるからである。
本発明によるミシンは、駆動機構、材料を縫製機構に対
して相対的に送るための送り手段を備えた縫製機構、針
機構およびループ形成機構並びに針機構とループ形成機
構に糸を供給するための糸供給機構とを備えている。
本発明による特徴にあっては、特に二本糸裁ち目かがり
を形成するための縫製機構が保持グリンパを備えており
、この保持グリッパが糸ループをかがりループ形成の間
抑止し、かつ糸グリッパから来る糸内に特に針の運動路
の近傍で下から入込むように構成されている。
ドイツ連邦共和国特許公報第25  00  461号
から一本糸裁ち目かがりを形成するミシンが知られてい
る。このミシンは糸グリッパを備えており、この糸グリ
ッパは針により材料を刺通された糸をループ状態で捕ら
え、次にこのループ内に針刺通しを行うためこのループ
を縁りの周囲で折返す。この機械は異論の余地無く働き
、構造寸法が僅かであるにもかかわらず、工率は大きく
、分厚いジュータンであってもかがり縫いすることが可
能である。しかしこの機械にあっては比較的大きな長さ
の糸を早い速度では針孔に通さなければならない。何故
なら、全糸供給を針を介して上方から行わなければなら
ないからである。かがり縫い用の糸としては通常比較的
僅かな撚りの太い、膨らみを持った糸が使用されるので
、極めて開く固い裏地を有する床敷物の場合、糸を孔に
刺通す際に糸がほつれたり、引裂かれないようにするた
め、慎重に作業を行わなければならない。これに対して
、二本糸裁ち目かがりを形成する際縫い目孔において耐
久性の機能のみならず著しく装飾性或いは被覆性が課せ
られる糸が一緒に刺通さなければならない。この場合極
めて丈夫な、高価なかつ細い糸、例えば撚糸が使用され
る。従ってこの糸は以下に撚糸と称し、一方その都度上
方の縫い目列から下方の縫い目列へと外側縁りを、場合
によっては中間に差挟まれた帯状添え布の回りを巡って
走りかつ本来の被覆機能或いは装飾機能を有する糸は縫
い糸と称する。かがり縫いの際ジュータンの色に合わせ
て例えば二色の縫い糸を交えて使用してジュータンの色
ばえを良くするため、二つの異なるボビンから来る木の
縫い糸をまとめて縫い糸として使用するのも有利である
。従って以下において『縫い糸Jと称するのは多数本の
糸をも意味する。
縫製機構において撚糸は、糸グリンパ内に通される縫い
糸で材料の上側および下側でループを形成する針によっ
て押込まれ、この場合かがり縫いグリンバが糸グリッパ
から来る糸を引取り、ループの形で材料縁りを巡って上
側へと移動させる。
この際、糸の張力もしくは糸の粗さおよび他の事情によ
り、縫い糸は下側で形成された撚糸ループを材料縁り方
向に一緒に引付け、一方かがり縫いグリッパは縫い糸を
長いかがりループを形成するために固締めつける。この
ような作業の下で保持グリンパば縫い糸ループの材料下
側に留まっている部分内に入込み、この縫い糸ループを
、かがり縫いグリッパがループを上方へと折返して引く
まで抑止ずる。その後保持グリノバは引出され、撚糸ル
ープは縫い糸を、この縫い糸によって形成された下方の
結びが縫い目列に直接添えられかつ縁り方向にずれない
ように固く締める。このようにして、撚り糸の張りも緩
和される。何故なら撚り糸がもはやこのずれようとする
結びに積極的に抗する力を持つ必要がないからである。
一つのグリッパはすべて振動作用を行うグリッパとして
設けられており、かつ専ら調和のとれた恒常的な運動を
行うことが可能である。この運動は簡単なクランク運動
、偏心運動或いはでこ運動によって可能である。摺動運
動および縫製作業にとって不都合なかつ摩耗を生じる他
の運動は充分に回避される。ただ保持グリッパのみは通
常静止相を有しており、しかもこの静止相ば簡単なスト
ッパによりてこ運動から導出される。上記のグリッパ、
それらの全体の大きさがそれらが運動経過する行程に比
較して僅かであり、かつそれらをまとめて設けるのにも
僅かなスペースで可能であるように、形成されている。
このようにして、グリッパを収容する基台、即ち材料載
置テーブルの下方にある空間を可能な限り凸凹が生しな
いように形成することが可能となり、またこれによりミ
シンを制限されはするが自己転向自在な走行ローラを介
して有利に床を走行可能なミシンとして形成しかつかが
り縫いの際ジュータンを僅かに持上げればよく、ミシン
を横たわっているジュータンに沿って移動させることが
可能となる。
しかも縫い糸の下方の糸グリンパ内への糸通しは糸通し
装置により簡単に可能である。縫い糸が走る糸案内路は
、糸グリッパが一定の、例えばハンドルに付された印の
位置、例えばミシンの下方死点を占める位置において終
わっている。この位置と糸案内路と同様に機械の外側で
終わっている糸通し路が同列位置で終わっており、従っ
てこれら両路とその間に存在しているアイを通して、例
えばフックを備えた線材の様式の糸通し工具を導入し、
この工具に縫い糸を添えて糸通しを行うことが可能であ
る。
本発明の他の特徴により、冒頭に記載した様式のミシン
は、材料のための切断装置を備えており、この切断装置
により通常裁断位置から直角に走る隅がかがり縫いに適
した曲率を与えられる。この目的で、針位置の手前に垂
直方向で振動運動ずるナイフが設けられており、このナ
イフの刃位置は縁りと同列位置に来る。このナイフがた
だ縁りに沿って『削ぎ落とし刀を行うのみなので、この
ナイフの一貫した駆動によりジ1−クン裁断部が直に傷
つけられることはないが、摩耗、騒音の増大等は不都合
である。従って本発明の特徴にあっては、ナイフの駆動
は縫製機構が作動している間ナイフ切換え装置により接
続および遮断可能である。この場合、ナイフ切換え装置
は材料に依存して、例えば材料隅が来た場合、即ち針位
置の手前に設けられている光電池が機械に設けられてい
るランプから光を受けた場合切断装置を作動させる光電
池により自動的に作動可能であり、一方光電池は通常は
かがり縫いの間ジュータンの真っ直くな縁りにより覆わ
れている。
ナイフの駆動力を主駆動機構から導出し得るようにする
ため、ナイフ駆動機構、例えば一縫い目当たりナイフを
ニストローク分だけ運動させる両側カムは絶えず同期し
て運動し、一方本来のナイフ駆動部材、例えばナイフと
協働するレハーは磁石を介して作動される係止部により
駆動機構との噛合いから外れた通常位置に保持される。
ジュータンは裁断のため機械に対して相対的に回転され
なければならず、しかも他方では真っ直くな面のかがり
縫いの際は正確なかつ有効な送りを保証するため正確に
かつしっかりと材料を締付け固定することが重要なので
、本発明により、隅縁りにおいては送り手段は働かない
通常このような除荷は、材料を基台内に設けられている
、振動運動する送り−歯列に対して押付ける押さえのた
めの持上げレハーにより手で行われる。このような持上
げ装置も設けられている。付加的に除荷手段が設けられ
ており、この除荷手段は切断装置が接続された際押さえ
の送り一歯列に対する押圧力を通常この押さえに作用す
るばね力から自動的に解放する。特に優れた構成にあっ
ては、これは切換え装置によって作動可能な、或る方向
で作用するクランプ装置によって行われる。このクラン
プ装置は作動された際押さえを上方へと運動させ、しか
も下方への運動に対してはこれに対抗して押さえを締付
け固定する。これにより、送り締付け条片の持上り運動
により通常持上り毎に幾分持上りかつ再び降下される押
さえが、ばね力により再び下方へと降下することが阻止
され、従って押さえは材料の厚みに依存して定まるこの
作業サイクルの上方位置に留まる。即ち、この位置にお
いて材料の厚みに対する自動的な適合の下にこの押さえ
に対して相対的に敷物を回転させることが容易にかつジ
ュータンを傷つけることな《行うことが可能となり、こ
の場合或る程度の送り力維持のために必要な押圧接触が
失われることがない。
案内ストッパを設けることも可能であり、この案内スト
ッパは通常は材料縁りを案内するが、内側かがり縫いの
ためには揺動可能である。この案内ストッパには材料挿
入ローラが設けられており、この材料挿入ローラは材料
案内テーブルの縁部手前において運動し、材料を案内ス
トッパ方向に送るように傾斜して設けられている。
この構成は特に、幅狭いテープ状片、例えば床敷物縁り
をかがり縫いする際に重要である。
本発明はまた、糸供給装置が、糸を二つの面の間で案内
する少なくとも一つの糸緊張装置を備えたミシンにも関
する。この場合これらの面の一つは糸と共に回転可能な
ローラであり、この際糸は例えば薄板から成る湾曲され
た押圧部分により押圧される。この構成により糸の過剰
捩じれと過少捩じれよって生じる糸の見せ掛けの結節(
いわゆるキンケ)の発生が回避されるか、或いはこのよ
うな糸の見せ掛けの結節が既に以前から発生している場
合この糸が支障無く通過可能であり、以後の処理工程に
あって何等障害を誘起しない。このようなキンケー形成
は、例えば巻取り毎に糸に360゜の捩じれを与えるボ
ビンの正面側から糸を引出すことによって誘起される。
押圧部分に糸通しアイを設けることによりこのキンケ−
形成は自動的に抑制される。即ち糸−供給張力が高い場
合弾性的に調節可能に押圧されている押圧部分は持上り
、従って糸によって常に付加的に増成される張力を低減
させる。この糸通しアイを糸緊張装置の入側に設けた場
合、この糸緊張装置は、非連続的に縫製機構から引出さ
れる糸により何等影響をこおむることなく、手前に設け
られている糸供給部内の抵抗に応動する。
本発明の特徴は、糸供給部を、糸弛緩後アイに外から絡
まる糸の強い締付けーこれは従来では大抵糸切換えを招
いた−がもうはや生しないように構成することである。
即ちアイを、その機械部分との結合部が少なくともアイ
の領域内でアイ外側仕切り部よりも狭くなく形成した場
合、張力をくける糸は自動的にこのアイに沿って滑り落
ち、しかもその場合互いに重なっている二つの糸部分の
強い締付け合いが生しることがない。
本発明により、高い作業率が達せられると共に任意の厚
みの床敷物の加工が可能であり、持運び可能であり、か
つ大きな信頼性と高い作業率をもって起伏の多い雑踏す
る建設作業現場においても使用可能な、縁かがり縫いも
しくは縁飾り縫いするためのミシンが造られる。
本発明による上記の構成とだの優れた構成の特徴は更に
特許請求の範囲および回面がら明らかであり、本発明に
よる個々の特徴はそれ自体で或いは実施例を更に組合わ
せることにより色々な目的で他の分野においても使用可
能であり、それらの構成はそれ自体として発明をなす。
以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明を詳
しく説明する。
図面に示したミシン11は比較的平坦な下方に位置して
いる基台12とこの基台から上方へと突出している塔状
の或いはコラム状の駆動機構13(第1図および第2図
参照)を備えている。この駆動機構は駆動モータ14 
(第3図)と木質的な駆動機構とを擁している。基台下
方側面にはほぼ縫製機構15の下方に設けられている走
行ローラ16が存在しており、他方自己転向作用するよ
うに形成されている他の二つのローラ17は外方へと突
き出し可能ながっレハー18により錠止可能な担持皿状
部19の下方に存在しており、この担持皿状部に二つの
縫い糸ボビン21のための保持部2oが存在しておりか
つ上記担持皿状部は縁り取り帯状材料23の貯蔵ローラ
22を収容している。撚糸ポビン25の保持部24は駆
動部分の取外し可能なケーシング26に設けられている
。ケーシング26は持運びするための把手27を備えて
いる。
ボビン21、25から来る縫い糸28と撚糸29は以下
に詳しく説明する糸通しアイ3oを経て同様に旋回可能
な或いは取外し可能な、張力を均衡するために弾性的に
負荷されている糸巻戻し枠31に沿って走り、次いで上
方で糸通しアイ32を経て、同様にケーシング26に設
けられているそれぞれ一つの糸緊張装置33に供給され
る。
糸緊張装置33はそれぞれ一つの基板34を備えており
、この基板上には回転可能に支承されている(第1図参
照)。弾性鋼板から成り、湾曲されていてかつ軸38を
中心にして旋回可能な押圧部分37は外套面39に平坦
に、しかも約90゜或いはそれ以上の角度で当接する。
押圧部分の軸に相対している端部には糸28、29のた
めの糸案内アイ40が存在している。
押圧部分37は調節ねしとその中で案内されているばね
を介してローラに押圧されており、従って糸はその間で
平坦に押圧される。ローラ36は糸が引かれる際一緒に
回転可能であるので、糸緊張装置が幾分緊張作用もしく
は制動作用を行った際押圧部分37の押圧力は比較的高
くなる。こうして、平坦な当接と共に、糸捩れによる前
々からの或いは糸緊張装置内で生じる糸の過大捩れ(キ
ンケン)が回避されるか或いは糸の無難な通過が達せら
れる。糸緊張装置33の手前で糸走行方向で生じる制動
は糸案内アイ40に対して上方へと指向した引張りが作
用するので押圧部分37の押圧力の低減を誘起し、従っ
て自動的に張力調節もしくは規制が達せられる。撚糸2
9は130〜180゜の角度でローラ36に巻回した後
張力均衡ばね42と糸通しアイ43とを経て糸揚げ装置
44に供給される。
この糸揚げ装置は針と一緒に振動運動するように駆動さ
れ、かつ針46内のアイ45における糸引出し作業を助
ける(第3図参照)。
同じ糸緊張装置が縫い糸28のために設けられている(
第1図参照)。この縫い糸はローラ36を経た後直接糸
通しアイ43を経て湾曲された管体の様式の糸案内路4
7に走る。この糸案内路を通って縫い糸は縫製機構15
まで走る。
ミシン11の駆動は主軸4Bによって行われる。この主
軸は適当な伝動機構、此処では二連の円形ベルl−N速
歯車装置を介してモータ14によって駆動される。ケー
シング26の外側で主軸48上に設けられている手動輪
49は例えば糸通しのための微調節を可能にする。機枠
50内に支承されている主軸48上には材料送り手段5
2を駆動させるための二つの偏心板51が設けられてい
る。主軸48の手動輪49とは反対側の端部には、クラ
ンク駆動部が設けられており、このクランク駆動部は二
つの円板状のクランク腕53、54、これらのクランク
腕を結合しているクランクピン55および自由に突出し
ているクランクピン56とから成る。内方のクランク腕
53は周囲に二つの相対しているカム隆起部を備えた切
断装置のための駆動カムとして形成されている(第8図
参照)。クランクビン56は長手方向で滑動するように
案内されていてかつ材料走行方向58に対して幾分後方
に傾斜して設けられている針ロッド59の駆動部を連接
ロッド57を介して作動させる。
連接ロソド57は針ロッド59上に締付け固定されてい
る締付けブロノク60を介して針口・ノドに取付いてい
る。この締付けプロンクは糸揚げ装置44を担持してお
り、この糸揚げ装置はケーシング26内のスリットを経
て外方へと突出している。基台12内に設けられている
ループ形成機構61−これに関しては第3図〜第6図に
よって以下に説明するーはクランクピン55により連接
ロンド62を介して駆動される。
この連接ロソド62は駆動レハー63を介して軸64を
振動運動ずるように往復運動させる。
この軸には糸グリンパ65と作動レバー68が確実に回
転するように設けられている。
糸グリッパ65はその外方部分がアーチ形或いは環状セ
グメント形であり、この部分はその前端部の近傍に糸通
しアイ69を備えており、半径方向のアームを介して軸
64と結合されている。
軸70を中心にしてかがり縫いグリッパ66が旋回可能
に支承されており、このかがり縫いグリッパは送りロッ
ド71を介してレノX−63から駆動される。このかが
り縫いグリツパは環アーチ形であり、この環アーチ形の
一端には軸70が固定されており、他方多端はフォーク
状グリッパ150を備えている。
前端部に保持フインガ151を備えている保持グリッパ
67は軸72を中心にして旋回可能であり、かつレバー
68によりレハーアーム73を介して駆動される。スト
ップレハ−74は、保持グリッパ67の運動を制限する
ため、ケーシング当接部75と協1肋し、このケーシン
グ当接部に対してばね76の作用の下に押付けられる。
かがり縫いされるべき材料80のための送り手段52(
第9図参照)は送り−歯条片(歯板)81を備えており
、この送り−歯条片は第9図において一点鎖線で示した
卵形の運動軌跡82で運動し、従ってその都度送りスト
ロークーこの送りストロークの際歯条片は材料載置テー
ブル83の面上を送り方向58で運動ずる−に続いて面
83が降下した位置で戻りストロークが行われる。これ
は偏心板51に接続されている連接ロノド84、85を
介して行われる。連接ロソド84が極めて象、傾斜なね
し山を備えた調節ねじロンド88上を調節ノブ89によ
り摺動可能なねじプッシュ87に関着されていることに
より、この連接ロッド84はレバー86を旋回させる。
このレハーは軸90を中心にして旋回し、一方このレハ
ーの他端にはレハー91が関着されており、このレハー
はその他端に送り歯条片81を担持している。レハー8
6における関着部92から若干の間隔をおいて連接ロソ
ド85が関着されている。
主軸48が回転した際連接ロッド84により調節ねしロ
ッド88とこれと結合されているレバー86が一第9図
に示すように一往復旋回される。これによりレハー91
およびこれと共に送り一歯条片81とに大体水平に指向
された長手方向運動が与えられ、一方連接ロッド85を
介してレバー91にほぼ垂直方向に指向した運動が重塁
される。これらの運動は共通して運動軌跡82を描く。
第8図は切断装置93と材料を傾斜方向で上方から送り
−歯条片(針板)81に対して押つける(第1図も参照
)押さえ94とが示されている。この押さえ94ははり
ロッド95に対して平行に摺動可能に案内されており、
かっぱね96により下方へと押付けられており、これに
よりそのあぶみ状のかつ針をフォーク状に囲繞する脚部
97は下方へと材料に対して押付けられる。手動レハー
98により押さえ94を持上げ可能であり、以下に述べ
る自動的な切断装置が接続され、作動している場合、持
上げられた位置で錠止可能である。
押さえを案内するロッド99を囲繞して締付け板100
が取着いており、この締付け板は鎖線で示したレハー1
01と共に軸102を中心にして旋回可能である。この
旋回運動はレハーに設けられている板ばね103を介し
て行われ、この板ばねは電磁石104によりこれが引き
っけ作用をした際レハー101を時計の針と反対方向に
旋回させる。押さえ94はその上端部がそのロソド99
の摺動案内部において機枠内を案内されているが、押さ
えの下方端部はスイング105により大体垂直方向で運
動可能に案内されている。
レハー101は下方へと連なっているアーム106を備
えており、このアームの傾斜した終端面はてこ状のナイ
フ駆動部材78の自由端と保合する。このナイフ駆動部
材は軸107を中心にして基礎枠に旋回可能に設けられ
ており、ナイフ108に関節的に結合されている。ナイ
フは大体垂直方向で案内されているナイフロンド109
に沿って存在しており、このナイフロンドにナイフをそ
の上方終端位置に引くように働くばね110が取着いて
いる。
両側カムの様式で形成されているクランク板53はナイ
フ駆動部材78と協働し、これによりナイフは主軸48
の一回転当たりそれぞれ二ストロークで振動するように
駆動される。
ナイフは材料送り方向58とは反対方向でかつ下方向へ
と傾斜して指向している刃111を備えている。この刃
の下端部に沿って案内隆起部112が下方向へと延びて
いる。ナイフは対抗ナイフ113と協働し(第10図参
照)、この場合案内隆起部はナイフを材料載置テーブル
83に設けられている対抗ナイフ113に対するその上
方における位置でも正しく整向された状態で保持する。
第10図から、対抗ナイフ113が材料載置テーブル8
3内に挿入された、交換可能な針板114に設けられて
おり、僅かな角度で材料走行方向58に対して傾斜して
設けられているのが認められる。このことは、大抵針4
6が回転軸線を決定する隅部における切断状態を考慮し
たものである。
第10図において、針46の領域内において材料走行方
向58に整向されている案内隆起部115が設けられて
おり、この案内隆起部が材料縁りを案内し、かつこの縫
い糸が更に送りが行われる際にこの案内隆起部から滑り
落ち、締付けられる以前に、かがりループを形成する際
にこの案内隆起部の周囲に縫い糸28が置かれのが認め
られる。材料縁りと案内隆起部115との間には縁り取
りを必要とする場合縁り取り帯状材料23が案内されて
いる。
材料載置テーブル内において、材料送り方向で針位置の
手前で間隔をおいて、またかがり縫いされるべき材料縁
りのための旋回離間可能な案内板116から間隔をおい
て光電池117が設けられており、この光電池は縫製領
域内の作業のための光源としてのランプ11Bから光を
受ける。
光感知器117は切換え装置に所属しており、この切換
え装置は電気的な制御部119内で制御装置を備えてお
り、更に切断装置の作動と押さえ持上りを行うための電
磁石104を制御する(第8図参照)。スイッチ120
の選択により自動切断が行われるか、或いは手により接
続および遮断が行われる。
旋回可能な案内板11Bに材料挿入ローラ121が設け
られており、この材料挿入ローラは材料蔵置テーブル8
3の手前においてその上縁部がほぼこの材料載置テーブ
ルの面の上方に存在しており、その軸は傾斜して設けら
れており、従って特に同様に旋回離間可能な押さえロー
ラ122がその間を案内される材料を弾性的に材料挿入
ローラ121に押付ける場合、この材料挿入ローラ方向
に運動する材料が僅かな角度で案内板160方向に送ら
れる。材料挿入ローラ121の傾斜している軸123は
回転可能な軸として案内板116の背面へと続いており
、其処で例えば永久磁石124を備えているパルス発生
装置124を担持している(第10図参照)。
このパルス発生装置124は基台に設けられている非接
触様式のパルス受信装置125と協働し、従って材料挿
入ローラの円周に相当する材料送りに関するそれぞれ一
つのカウントパルスを与える。この長さのカウントの結
果は表示装置126(第2図)を介して読取られ、例え
ば費用計算の基礎データとして使用される。球状案内部
127はテーブル183上での材料の送りを容易にする
第11図はケーシング26に設けられている糸案内アイ
32を示している。糸巻き戻しポビン31に設けられて
いる糸通しアイ30はその基本構造において糸案内アイ
32に類似して形成されている。糸案内アイ32は磨が
れた、滑らかな線材129から成るループであり、この
線材のその両端部でもって基板128に設けられている
。糸案内アイ32の開口130は環状仕切り部によって
囲繞されており、この環状仕切り部は1と2分の1がら
せん形の線材巻体から成り、この線材巻体は互いに密接
しており、従ってその間での糸の締込みが回避される。
環状仕切り部131には二つの結合脚部132が連なっ
ており、これらの結合脚部はこの環状仕切り部131を
基板128と結合している。これら両結合脚部はそれら
の外径が互いに間隔を持っている。この間隔は少なくと
も環状仕切り部131の最大幅と等しく設定されている
。これら両結合脚部は互いに平行に指向しているか或い
は場合によっては幾分環状仕切り部から基板方向に広が
っている。
上記の糸案内アイは、ルーズな糸がループ状に結合部分
に絡まり、糸切れを誘起する互いに重なり合った糸部分
の挟み合いによる締込みを阻止する。このように糸案内
アイを形成した場合、糸は張力を受けた際絶えず自分で
再び環状仕切り部から離れるように滑動する。
本発明によるミシンの作動態様を以下に説明する。
ミシンを例えば作業現場に運込み、皿状担持部19を第
2図に示す位置に展開し、固定した後、縫い糸ボビンと
撚糸ボビン21、25を設置し、糸28、29を針に通
す。撚糸の通り道は既に説明した。縫い糸28を糸通し
するため、縫い糸案内路47が延長されることにより基
台12にまで達している糸通し路133を経て線材に様
式の、その前端部にフックを備えた糸通し工具158が
導入される。ミシンが手動輪49の印を付された位置に
在る場合、糸通し路133の開口が縫い糸案内路47の
開口と糸グリッパ65内のアイ69と同列来るので、糸
通し工具158は、縫い糸案内路47の外側聞口134
から出るまで挿入される。次いで多数の単糸から成る縫
い糸がフックに引っ掛けられ、縫い糸案内路とアイ69
と糸通し路133とを経て一気に引通される。フックを
外した後、ミシンの作業準備が整う。
次いでかがり縫いされるべき材料80が、第1図の左側
から、材料載置テーブル83上に載せられる。材料が比
較的大きい場合、押圧ローラ122が上方へと旋回され
る。ミシンは例えばテーブル上に定置して据えつけるこ
とも可能である。しかし有利なのはミシンをローラ16
と17により走行させて、敷いた材料に沿って移動させ
ることであり、その際材料を材料載置テーブル83上に
載せるためには、材料をほんの僅か持上げればよい。何
故なら基台12が縫製機構の上記したような構成により
比較的平坦な形状を成しているからである。この際、材
料挿入ローラ121と球形案内部127も材料の送りを
容易にする。握り138は係止固定部材153によりケ
ーシング26に取付け可能であり、電気差込み結合部を
介してミシン11とされる。この握りは第1図において
鎖線で示した延長口y ト’ 1 5 2に設けられて
おり、この延長ロンドは自体係止固定部材153に掛止
められる。この延長ロッドはミシンを床に沿って案内す
る際にこれを容易にする。
材料80のかがり縫いされるべき縁り135は案内板1
16に沿って移動し、押さえ94のあぶみ状脚部97の
下方を案内される。押さえはこの目的のため持上りレバ
ー98により上方位置へと揚げられている。押さえはそ
の後降下され、材料80の下側を送り−歯条片(歯板)
81に押付ける。
次いで主スイッチ136(第2図参照)が接続された後
ミシンは移動のために取外し可能な把手138に取付け
られ、握り内に設けられている作動スインチ137によ
り作動される。これにより第9図に関連して説明した送
りが開始され、材料が送り方向58に送られるか或いは
機械が相応する方向で材料縁りに沿って引かれる。スト
ローク当たりの送り長さ、即ち縫い目長さは調節ノブ8
9により調節可能であり、この調節ノブは連接ロッド8
4が取付いているねじプッシュ87をねし山口ソド88
上で摺動させ、これによりレバー86の旋回角度および
ロッド91と歯条片81の長手方向送りを決定する。
縫い目形成を第4回〜第6図に、!、って説明する。第
4図においてかがり縫いグリッパ66はそのフォーク状
グリップ150で縫い糸−かがリループ139を材料縁
り135を巡って引っ張って、針46を越した位置にも
たらす。従って針はかがりループ139内に刺通される
。この際かがり縫いグリッパ66は針の後方を通過し、
針はループ内に、即ちループの手前の縫い糸の後側で刺
通され、一方撚糸はループ外に留まる。即ち撚糸は縫い
糸の手前を通過する。この工程は第4図〜第6図に示し
た図に関しており、この図において材料の(矢印58で
の)送り方向は観察者方向を向いている。
更に第4図から、縫い糸案内路47から来る縫い糸28
が縫い糸グリンパ65のアイ69を通って走り、この縫
い糸グリッパが時計の針と反対方向に旋回することによ
り後方に引かれているのが認められる。第5図において
、かがり縫いグリッパ66がかがりループ139を解放
しており、針が材料80に刺通され、これにより撚糸ル
ープが上側のかがりループの腕の周囲に形成されている
ここで再び時計の針の方向で旋回する縫い糸グリッパ6
5は針アイ45の上方で針と撚糸との間を通過し、特に
第6図から認められるように、縫い糸をかがりループを
形成するために下方の撚糸ループ間を引通す。第6図に
示されている、縫い糸案内路47の開口に接している縫
い糸案内ローラ154は縫い糸が弛んだ際の再引締めを
容易にする。こうして、かがりループ139は縫い糸案
内路47の上方の縫い糸供給部と先行するかがりループ
に連なる縫い糸部分間で形成される。この領域において
保持グリッパ67が関与し、この縫い糸部分(保持ルー
プ140)がかがり縫い目が形成される際縁り135の
方向で引かれて広がり過ぎるのを阻止する。即ち、この
位置において、下方の撚糸ループ141は未だ引締めら
れておらず、従って撚糸は縫い目列の領域内に存在しお
らず、この縫い目列と縁り135の間のどこかに存在し
ている。
第6図から、かがり縫いグリッパ66が完全に戻り旋回
した後再び上方へと運動し、この際かがりループ内に入
り、このかがりループを縁り135を巡ってこれに添え
、一方縫い糸グリッパ65が再び第4図に図示した位置
に旋回して戻り、針が上方へと運動するのが認められる
第5図に図示した、針板の下方の針案内部155は縫い
目を引締める際に針が湾曲するのを阻止する。
この縫製機構により第7図に図示した二木糸かがり縫い
156が形成され、この二本糸かがり縫いは極めてはず
れにくく、比較的高価な撚糸の使用量も僅かで済みしか
も大きな持久性を保証する。縫い目142毎に二本の縫
い糸ルプが縁り135の周囲を取巻いて添えられており
、一方撚糸29は平面図で見てほとんど真っ直くに縫い
目から縫い目へと走っており、縫い糸ループをしっかり
と固持している。即ち装飾性に富んだ、比較的膨らみを
もった、しかも安価な縫い糸を使用することができる。
何故ならこの縫い糸は縫製工程において余計な力を受け
ることも僅かであり、保持機能も撚糸29から与えられ
るからである。『縫い糸Aおよび『撚糸jと言う概念は
ここでは二つの糸機能を区別するために使用したに過ぎ
ず、その種別を指すのに利用したものではないことは上
に記載した。
即ち、撚糸としては例えば充分に強い糸であればどんな
種類の糸でも、例えばモノフィラメント合成糸でも、使
用可能である。このことは『縫い糸』と言う概念にも当
てはまる。
かがりループ139を直接縁り135の周囲を巡って縁
りに添えず、案内隆起部115を経て添えることも可能
である(第10図参照)。
しかも糸はかがりループが締込まれる以前にこの案内隆
起部から滑落する。所望の際は、材料縁り135と案内
隆起部115との間に縁取り帯状材料23を挿入するこ
とも可能であり、この縁取り帯状材料は、例えば極めて
毛足の長いジュータンの場合、毛足が縫い糸ループから
起立するのを防ぐために、材料縁り135を覆う。
縫い目形成が優れた品質で行われかつ縫い目長さの調節
も広い範囲で行うことが可能であることから、装飾用の
縁取り帯状材料で作業を行うことが可能であり、例えば
モノフィラメントの透明な縫い糸で比較的長い縫い目間
隔をもってかがり縫いすることが可能である。
また、糸供給も上記の構成から極めて均一に、しかも糸
に過度の張力を与える危険を伴うことなく行われる。ボ
ビンによる巻戻しにより糸に上力へと向かって生しる付
加的な捩しれは上記の糸緊張装置により補正され、撚糸
は供給側C,おいて付加的な捩れを与えられることがな
い。
これは板−糸緊張装置の場合ストランドがらせん状に形
成されているので生しる。糸持上げ体と協働する糸緊張
補正ばね42は縫い糸が糸緊張装置を一様に通過するよ
うに働く。もちろん撚糸の糸張力はミシンにあっては強
く設定する必要がない。何故なら、保持グリッパ67に
より下方の縫い糸ループの縫い目の領域内での抑留を高
い撚糸の糸張力によって行う必要がないからである。従
って撚糸の破断の危険は著しく低減される。
材料の隅を縫製する場合、これまでの縫製作業において
材料80で覆われていた光感知器117が露出され、ラ
ンプ118から光が射す。
これにより、切換え装置が始動し、これまで電流が与え
られなかった磁石104に電流が与えられ、この磁石は
吸着作用を行う。この際この磁石は板ばね103を時計
のはりと反対方向に旋回させ、従ってレハー101がこ
の方向で旋回させられる(第8図参照)。これによりク
ランプ板100がその孔の縁部でもって押さえロッド9
9に押付けられ、これを締付ける。従って押さえロッド
は専ら上方へと運動可能ではあるが、しかしもはや下方
へは運動不可能である。
送り一歯条片(歯板)81による送りに伴って材料とこ
れに伴い押さえが周期的に持上げられかつ降下されるの
で、ここで押さえが専ら上方へと運動し、次いで上方位
置に留まる。次いで押さえは上方の送り位置において未
だ接触圧力を備えているが、送り一歯条片(歯板)81
が降下した際材料は解放され、従って材料はミシン11
に対して相対的に回転可能となる(もしくはこの反対の
工程も可能である)。同時に下方のレバーアーム106
が右方向へと旋回し、これによりナイフ駆動部材78の
これまでこのレハーアームに当接していたアームが解放
され、従ってナイフ108とナイフロッド109がばね
1 ]. 0の弾力の下にカム53に対して押付けられ
、このカムによって振動運動させられる。
即ち、ナイフは作動し、その傾斜した刃111で対抗刃
113と協働して材料の例えばこれまで鋭い直角に形成
されている隅を余り大きくない、しかも均一な曲率で裁
断する。この際生じる裁断屑は屑排出路143(第1図
および第10図参照)を経て基台12内に導出される。
裁断曲率は、送り方向58で指向している縁部144を
存する案内板116が縫製領域がら間隔をもって、特に
針位置内に存在していることによって定まる。材料隅が
この縁部144を通過して始めて、材料80はミシンに
対して相対的に回転可能となる。次いで円味部は直ちに
かがり縫いされる。円味部の縫製が終了した後材料は再
び光感知器117を覆う。切換え装置は磁石104を無
電流にする。これにより、レバー101は時計の針の回
転方向で負荷され、クランプ板100は押さえロッド9
9を解放する。ナイフ駆動部材78は旋回運動してアー
ム106に沿って滑動し、死点の直前でこのレバーの下
方に入り、これにより錠止される。第8図から認められ
るようにア一ム106の下面が傾斜していることにより
ナイフ駆動部材は、これがカム53によりもはや運動さ
せられない位置に入る。これにより、ナイフはその下方
の位置に錠止され、従って刃も下向きとなり、覆われる
付加的な光感知器157(第10図)を縁り135の普
通の位置から僅かな間隔をおいて縫い目位置の後方に設
け、これを光感知器117と共に作用するように並列し
て接続することも可能である。この場合ナイフは、材料
が材料載置テーブル83上で円味を形成するために回転
されて始めて始動し、材料が例えばストリノプかがり縫
いの際端にある場合は始動しない。しかしナイフが縁り
135の線外で作業するのでこのことはほとんど妨げに
ならない。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシンの正面図、 第2図は側面図、 第3図は側面図の概略部分断面図、 第4図〜第6図は縫製機構の三つの作業位置を示す図、 第7図はミシンで行われたかがり縫いの際に形成される
糸経過を示す概略した縫い目の図、第8図はカバーを外
し、切断装置と押さえ除荷手段とを共に示したミシンの
部分正面図、第9図は送り−歯条片の駆動機構を示す図
、第10図はほぼ材料載置テーブルの面で示したミシン
の概略部分断面図、 第11図は糸案内アイの透視図。 図中符号は、 11・・・ミシン、12・・・基台、14・・・駆動機
構、15・・・縫製機構、19・・・材料供給部分、2
1・・・糸ボビン、23・・・帯状縁取り材料、28・
・・撚糸、29・・・縫い糸、30、32・・・アイ、
33・・・糸緊張装置、35、135・・・材料縁り、
36・・・ローラ、37・・・押圧部分、40・・・糸
案内アイ、46、59、60・・・針機構、47・・・
糸案内路、52・・・送り手段、61・・・ループ形成
機構、64、70、72・・・軸、65・・・縫い糸グ
リッパ、66・・・かがりグリッパ、67・・・保持グ
リッパ、69・・糸案内アイ、80・・・材料、83・
材料載置テーブル、100・・・クランプ装置(板)、
104、117・・・光感知器、116・・・案内スト
ッパ、131・・・環状仕切り部、132・・・結合脚
部、139・・・かがりループ、140・・・糸ループ
、156・・・二本一かかり縫い目。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、床敷物或いは類似物の縁部、特に材料(80)の縁
    部を縁かがり縫いもしくは縁飾り縫いするためのミシン
    において、駆動機構(14)、材料(80)を縫製機構
    (15)に対して相対的に送るための送り手段(52)
    、針機構(46、59、60)およびループ形成機構(
    61)を有する縫製機構(15)および針機構とループ
    形成機構へ糸を供給するための糸供給部とを備えた、上
    記ミシン。 2、特に二本糸裁ち目かがり(156)を形成するため
    の縫製機構(15)が保持グリッパ(67)を備えてお
    り、この保持グリッパが糸ループ(140)をかがりル
    ープ(139)形成の間抑止し、かつ糸グリッパ(65
    )から来る糸(28)内に特に針(46)の運動路の近
    傍で下から入込むように構成されている、請求項1記載
    のミシン。 3、縫製機構(15)が針(46)内に通された糸(2
    9)とグリッパ(65)内に通された他方の糸(28)
    並びに糸(28)を糸グリッパ(65)から引取りかつ
    針(46)が刺通されるかがりループ(139)を形成
    するかがりグリッパ(66)と協働するように構成され
    ている、請求項1或いは2記載のミシン。 4、全てのグリッパ(65、66、67)、特に保持グ
    リッパ(67)が軸(64、70、72)を中心にして
    揺動運動するように設けられており、かつ特に糸グリッ
    パおよびかがりグリッパ(65、66)が駆動されるこ
    とにより調和したかつ実際に恒常的な運動を行うように
    構成されている、請求項2或いは3記載のミシン。 5、基礎部分(12)内に設けられている糸グリッパ(
    65)のアイ(69)内に糸(28)を糸通しするため
    の糸通し装置が設けられており、この糸通し装置が糸案
    内路(47)を備えており、この糸案内路が縫製機構(
    15)の一定した、特に印を付された位置においてアイ
    (69)の手前で終わっており、かつアイ(69)の他
    方の側に存在しておりかつ糸通し工具(158)をアイ
    (69)および糸案内路を経て案内可能な糸通し路(1
    33)が終わっている位置と同面に存在している、請求
    項1から4項までのいずれか一つに記載のミシン。 6、特に針機構の運動路の手前で大体垂直方向で振動す
    るように駆動されかつ対抗ナイフ (113)と協働するナイフ(108)を備えた材料(
    80)のための切断装置を備え、この場合ナイフ駆動部
    が縫製機構(15)が作動している間切換え装置(10
    4、117)により接続かつ遮断可能である、請求項1
    から5項までのいずれか一つに記載のミシン。 7、切換え装置が特に隅縁りを切断するために材料(8
    0)に依存して、特に材料載置テーブル(83)を形成
    している基台部分(112)内に設けられている光感知
    器(117)のような少なくとも一つの非接触様式によ
    る感知装置により自動的に作動可能である、請求項6記
    載のミシン。 8、切換え装置が特に磁石(104)のような電動駆動
    部を介して作動可能な係止機構を備えており、この係止
    機構がナイフ駆動部材 (78)を選択的に振動駆動部(53)から解除されて
    いる位置に錠止するか或いはナイフを駆動させるために
    解放するように構成されている請求項6或いは7記載の
    ミシン。 9、送り手段(52)が場合によっては手により上方位
    置に移動可能でありかつ、材料(80)を送り部材(8
    1)に対して押圧する除荷手段を有する押さえ(94)
    を備えており、上記除荷手段が隅縁りをかがりかつ特に
    同時に材料(80)を押さえながら隅縁りを切断するた
    めに切換え装置により作動可能であるように構成されて
    いる、請求項1から8項までのいずれか一つに記載のミ
    シン。 10、除荷手段が材料の厚みに依存した位置に押さえ(
    94)を固定するために形成されており、特に切換え装
    置(104、117)により作動可能なかつ或る方向で
    作動するクランプ装置(100)を備えており、このク
    ランプ装置が押さえ(94)をその最も高い位置に固定
    することが可能であり、この位置に押さえが振動作用を
    行う送り部材(81)の押さえ−案内方向で働く運動分
    力により材料 (80)の間挿入下に持上り可能である、請求項9記載
    のミシン。 11、針機構の運動路の手前において材料縁り(135
    )と協働する案内ストッパ(116)が設けられており
    、この案内ストッパが切断装置(108)の作用面と本
    質的に同位置にあるが、しかこの切断位置から間隔を置
    いて終わっており、この際特に案内ストッパ(116)
    が材料(80)の内側縁りをかがるために運動可能であ
    る、請求項1から10項までのいずれか一つに記載のミ
    シン。 12、材料が入込む方向(58)で基台の手前で材料挿
    入ローラ(121)が場合によっては所属する押さえロ
    ーラ(122)を備えて設けられており、この材料挿入
    ローラが特に傾斜して指向されている軸(123)を備
    えており、この軸の傾斜により材料挿入ローラが本質的
    に基台(12)の上側によって形成されている材料移動
    テーブル(83)と同列の外套線の位置に来た際材料(
    80)にかがり縫いされるべき材料縁り(135)のた
    めの案内ストッパ(116)方向に指向している方向分
    力が与えられ、かつ場合によっては特にパルスによって
    制御されて非接触様式で作動する計数装置(124、1
    25、126)と結合されており、この場合特に材料挿
    入ローラ(121)が案内ストッパ(116)に設けら
    れてこれにより離間運動することが可能である、請求項
    1から11項までのいずれか一つに記載のミシン。 13、糸供給部が少なくとも一つの糸案内緊張装置(3
    3)を備えており、この糸案内緊張装置が糸(28、2
    9)を二つの面の間を案内し、これらの面のうち一つの
    面は糸(28、29)と共に運動可能であり、特にこれ
    らの面間で作用する押さえ力が糸案内張力により変更可
    能である、請求項1から12項までのいずれか一つに記
    載のミシン。 14、糸案内緊張装置(33)が回転可能なローラ(3
    6)を備えており、このローラのローラ胴面を介して糸
    (28、29)が案内され、かつ実際にこのローラ胴面
    の線に適合した押さえ部分(37)により調節可能なば
    ね力によりローラ胴面曲面の少なくとも90°の角度で
    ローラ胴に押付けられるように構成されており、この場
    合糸案内アイ(40)が上記押さえ部分(37)に設け
    られている、請求項13記載のミシン。 15、糸供給部が少なくとも一つのアイ(30、32)
    を備えており、これらのアイの糸(28、29)を収容
    する開口(130)が環状仕切り部(131)によって
    囲繞されており、この環状仕切り部のミシン(11)も
    しくは他の構造部分との結合部(132)が少なくとも
    アイ(30、32)の領域において環状仕切り部(13
    1)の外径と異ならない幅を有しており、この場合上記
    環状仕切り部(131)が互いに密接する、約1と2分
    の1巻体の線材環体から成り、この環体に互いに平行に
    かつ環状仕切り部(131)から離間する結合脚部(1
    32)が連なっている、請求項1から14項までのいず
    れか一つに記載のミシン。 16、限られてはいるが自己転向するローラ(16、1
    7)上で運動可能であり、かつ少なくとも一つの糸ボビ
    ン(21)もしくは縁どり帯材(23)を収容する材料
    供給部分(19)が設けられており、この材料案内部分
    がミシン(11)の残りの部分と跳上り可能に結合され
    ている、請求項1から15項までのいずれか一つに記載
    のミシン。
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