JP3392712B2 - 生地素材にシームを作るための方法と装置 - Google Patents

生地素材にシームを作るための方法と装置

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    • D05B65/00Devices for severing the needle or lower thread

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提部
分に従う方法及び請求項3の前提部分に従う装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ステッ
チ群のための2本糸ロックステッチシーム、例えば安全
ベルトにロックステッチシームを作り出す一般的タイプ
の方法を実行するミシンは、Duerkopp Adler AG 504 、
D/GG/F 11.90のパンプレットから公知である。そ
のようなステッチ群は、所定の閉じられた道筋をとるシ
ーム(縫い目)を形成するために一本化された多数のス
テッチ(縫い)からなる。このタイプのスチッチ群は、
シームの或るソリッド性をもたらすこと、及び生じた糸
のテールピース(尾片)が生地素材から出て延びるのを
出来るだけ短くなるように切断される可能性を提供する
ことが求められる。このためにミシンは、生地素材表面
の近くで動き、例えば糸焼きカッター(thread burn-cut
ter)として具現化した糸カッターを備える。
【0003】満たされるべきシームのソリッド性の要求
のために、対応して上糸が予め張力を与えられることに
よって非常にしまったステッチが作り出されなければな
らない。これをコントロール可能に実施するために、糸
と生地素材の間でステッチング(縫い付け)の間に生じ
る摩擦が高すぎないことに注意しなければならない。当
該摩擦はまた針の太さによって影響されるものである。
これは、糸と生地素材の間の摩擦が余りに低いとシーム
の始めで正常なステッチングを妨げることと対照的であ
る。
【0004】シームの十分なソリッド性を得るために、
シームの始めと終わりは通常、ほどけないように固定さ
れる。シームの固定のやり方は、減少したステッチ長さ
を有するかステッチ長さを全く有せず、ステッチがシー
ムの始めと終わりで作られることにある。シームを固定
する他のやり方は、シームの始めと終わりで作られたス
テッチが互いに重複することにある。例えば安全ベルト
に合成糸が用いられる場合、シームの補助的固定は、糸
焼きカッターによって切断されたテールピースが厚くな
ることで生じる。
【0005】上記した条件のために、それらステッチ群
において、糸の積み重なりは必然的にシームの継ぎ目で
終わることになり、言い換えれば、そこでシームの開始
点と終点が互いに接近する。これはステッチ群の品質と
外観に影響を及ぼし、ある厚みの、例えば0.8mmの
径の糸が用いられる場合には特に美しくない。
【0006】ドイツ連邦共和国特許第4132991号
明細書(DE 41 32 991 C1、米国特許第5345887
号に対応する)は、シームを作る始めに糸クランプが糸
供給部から針に供給された糸に定期的に作用し、当該糸
を或る長さだけ引き、生地素材の下側にたまる過剰な上
糸を避けるような、シーム作成方法を教示する。これは
生地素材の下側でのシームの申し分のない外観を保証す
ることを目的としている。この場合、生地素材を通って
案内される上糸の端切れがシームの開始点で作られる
が、完全に達成できず、その結果、保証されるべきシー
ムの或るソリッド性のために、シームの開始点に沿って
再び縫い付けることが必要である。
【0007】本発明の目的は、請求項1の前提部分に係
る方法と請求項5の前提部分に係る装置を進展させ、シ
ームの始めと終わりで、生地素材から延びる上糸をでき
るだけ短くカットでき、それにも拘わらず丈夫なステッ
チ配置が第1ステッチから適切に達成されうるようにす
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項1の特
徴部分に従う方法によって達成される。本発明に係る方
法によって、過剰の糸が積み重ねられることが避けら
れ、それ故にステッチ群の密集が排除され、シームを確
実に固定し、一方で同時に糸を短く切断する。シームの
固定は、上糸の前端が少なくとも開始ステッチの製作の
間、保持されることによって実行され、その結果、シー
ム製作の終わりに、切断されることになる個所で生地素
材から浮き出ることになり、残った短い部片はしっかり
したシームにとって十分であるように維持される。前端
がしっかり結ばれ、比較的厚い針を用いることが可能
で、堅いステッチが作られ得る。更に前端を保持するこ
とは第1ステッチから完全に確実なステッチングを保証
する。更に、シームが短い残り部片を有する特別な利点
がある。これは上糸のテールピースと前端が糸カッター
の一回の走査で切断されることによって機械効率を減少
することなく達成される。更に、上糸の前端が幾つかの
開始ステッチの製作後ですら、言い換えれば、シームの
製作全体の間、非常に確実に位置決めされ得、その結
果、開始糸は一層確実に保持される。これによって、比
較的細い糸を用いることができる。そして、上糸の前端
とテールピースがカッターの一回の操作で切断される。
【0009】2本糸ロックステッチシーム並びにチェー
ンステッチシームの場合に本発明に係る方法を用いるこ
とが可能である。閉じられたステッチ群の場合だけでな
く、シームの始めと終わりで互いに間隔をおいたシーム
にも使用可能である。
【0010】請求項3に従って具現化された装置は、上
記方法を実行に移すのに供される。この装置は僅かな数
の部品によって、したがって低い製造コストと確実な操
作によって特徴づけられる。糸フィーダーは、切断され
るべき糸がカッターの作業範囲内の限定された位置に置
かれること並びにカッティング操作後に新たに作り出さ
れる上糸の前端が保持装置に向かうことを保証する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の更なる特徴、利点及び詳
細は、図面に関連した例示的な実施形態の以下の記載か
ら明らかとなろう。
【0012】ミシン1は通例のように、ベースプレート
2と当該ベースプレート2に固定されヘッド4に移行す
るアングルアーム3とを有して構成されている。アーム
3にアームシャフト5が回転可能に延びており、ヘッド
4に移行し、そこで針棒6とクランクドライブ(図示せ
ず)によって駆動されるように連結する。針棒6はヘッ
ド4に配設され、上下に変位して往復運動する。クラン
クドライブはテークアップレバー7と駆動連結してい
る。ベースプレート2に向いた針棒6の下端は、ポイン
ト(目、穴)9を有した針8を備えている。
【0013】アーム3に、上糸11のための糸供給部1
0からなるボビンが備えられる。図1によれば、上糸1
1は糸供給部10からポイント12を介して糸締め具1
3へ延び、そしてそこからテークアップレバー7の孔を
通って下方へ針8に延び、そこからポイント9を通る。
【0014】アームシャフト5の自由端はアーム3から
延び、ハズミ車14としっかり連結する。当該ハズミ車
にはタイミングベルトプーリー15が形成されている。
更に、アームシャフト5は、ウォーム歯車17とかみ合
うウォーム16を備える。ウォーム歯車17はシャフト
18に据え付けられ、シャフト18は図1に従えばアー
ムシャフト5の下方で当該シャフトに直角に回転可能に
アーム3に延びる。図1によれば、シャフト18はアー
ム3からオペレータの側に向かって延びており、当該側
でシャフトはスレッド20、21を有したカム19にし
っかりと連結している。これらスレッドはそれぞれ駆動
レバー22、23と協働し、ローラ(詳細には明示せ
ず)は遊びをもってスレッド20、21に係合する。そ
の一部のみが図1で大まかに描かれたスレッド20、2
1はカム19の前側で完全に、言い換えれば、360°
にわたって延び、すなわち、連続的な制御輪郭を示して
いる。
【0015】駆動レバー22、23は軸24にピボット
回転可能に支持され、駆動レバー22、23の自由アー
ムはベースプレート2を通り開口(図示せず)を介して
下方に向かって延びている。駆動レバー22、23は、
図1で大まかにのみ描かれたトランスミッション25の
一部であるトランスミッション部材と駆動連結されてい
る。トランスミッション25は、図1に従えばC形状で
あるフレーム26と駆動連結されており、その下脚部2
7はベースプレート2の平面において変位可能で、当該
ベースプレート上に支持されており、その上脚部28は
アーム3の下側で変位可能であり、言い換えれば、フレ
ーム26はベースプレート2とアーム3に対して変位可
能である。針8に向いた端部で、フレーム26の上脚部
28は、押さえ31の脚30が変位可能に延びる滑動ベ
アリング29を備えている。押さえはベースプレート2
に平行に延びるボトム32を備えてなる。押さえ31は
滑動ベアリング29の上方に配設された空気圧シリンダ
33と駆動連結されている。詳述された構造は、押さえ
31が空気圧シリンダ33によって上下に動き、ボトム
32を用いてベースプレート2に対して素材34を押圧
可能なように寸法決めされている。
【0016】針8の下方部分において、針プレート35
は、針8を貫通させるためのステッチ孔を通例備えたベ
ースプレート2に据え付けられている。針プレート35
の下方で、下糸供給部37(図6)を備えてなるフック
36がベースプレート2に回転可能に配設されている。
当該フック36はアーム3内の駆動延長部を介してアー
ムシャフト5と駆動連結している。タイミングベルト3
8がタイミングベルトプーリ15にかかり、その自由端
はタイミングベルトプーリ39に巻き付いている。この
プーリは、ベースプレート2に取り付けられた位置駆動
モータである駆動モータ41のシャフト40にきつく取
り付けられている。電子制御ユニット42は駆動モータ
41の傍らに配設されている。
【0017】トランスミッション25、駆動レバー2
2、23、当該レバーを駆動するカム19及びフレーム
26がガイド43を形成する。このガイドは素材34の
ための素材ホルダー44を形成する押さえ31と駆動連
結している。
【0018】図6及び7に示されるように、これまで詳
述されたミシン1によって、上糸11と下糸供給部37
から供給された下糸46とからなる二本糸ロックステッ
チシーム(ダブルロックステッチシーム)45が素材3
4に作り出される。素材34において、二本糸ロックス
テッチシーム45は、カム19でスレッド20、21の
コース(経路)によって決定されるように、所定の形状
をとる。スレッド20、21はカム19において、シー
ム配置がステッチ群47としても示されるように或る数
のステッチを割り当てられる閉じられたシームの概念を
与えるように形成される。このステッチ群47は互いに
近くに配設された開始点48と終点49を備えてなって
いる。より良好な理解のために、両点48、49は図7
において間隔aをもって示されている。両点48、49
はしばしば、実施されたステッチ群において、引き締め
のためにシームのエンディング部分が重複するように配
設され、両点48、49は小さな間隔a(多くても6m
mの範囲)を有することとなる。
【0019】図4及び5によれば、保持装置50がネジ
51、52によって上脚部28に据え付けられている。
当該保持装置50はブロックタイプの構造を有し、シリ
ンダ状の室53を備え、そこでピストン54はスプリン
グ55の負荷に抗して変位可能である。外部から、当該
シリンダ状室53はコーキンカバー56によって気密に
閉じられて、1本のパイプ58によってフレキシブルな
エアホース59と連結している。シリンダ状室53にお
けるスプリング負荷されたピストン54の配置は、パワ
ートランスミッターである簡易作動空気圧シリンダを構
成する。
【0020】更に保持装置50は、シリンダ状室53に
対しほぼ直角に延びる横孔60を有する。当該孔にフレ
キシブルなホース61が配設され、その前端62は、そ
の中に押し入れられる大き目の寸法のパイプ63のため
に、軸線方向変位に対し固定されている。パイプ63
は、吸気開口64を備え曲がった部分を備えてなってい
る。パイプ65を介して、ホース61の自由端は吸引装
置66に連結され、当該装置は公知のように直線的な排
出孔67とこれに鋭角に開口する孔68とを備えてなっ
ている。開口孔はパイプ69を介してホース70とつな
がっている。
【0021】保持装置50のデザインは、エアホース5
9を通して圧縮空気源から供給された圧縮空気によるピ
ストン54の作動に関して、当該ピストン54がスプリ
ング55の作用に抗してホース61に向かう方向で可動
で、当該ホース61が押し付けられ、それ故に横断面に
おいて圧縮され、これによって接触点61aを生じる。
【0022】図1及び2によれば、ミシン1のヘッド4
は、ヒンジ部72によってアーム3に固定された受け皿
タイプのカバー71によって閉じられている。図3に示
されるように、バー75はカバー71の範囲内に位置
し、ベアリング73、74において変位可能に動き、針
棒6に実質的に平行に配置されている。レバー76はバ
ー75に据え付けられ、作業シリンダ77に関節連結し
ている。作業シリンダ77は、カバー71に据え付けら
れた空気圧式の簡易作業シリンダである。滑動ベアリン
グ78はレバー76の自由端に位置し、カバー71に据
え付けられたバー79を遊びをもって収容している。
【0023】プレート80はレバー76に配設され、ボ
ルト81を収容している。更に、カバー71はボルト8
2を備える。プレストレスを受けた引っ張りスプリング
83の端部はボルト81、82に取り付けられている。
プレート80は、ベースプレート2に向かう方向に延び
る部分84を有する。簡易に動きスプリングをリセット
する空気圧シリンダ85が当該部分84に固定されてい
る。
【0024】糸カッター87が空気圧シリンダ85のピ
ストンロッド86に据え付けられており、この場合、当
該カッターは糸焼きカッター(thread burn-cutter)であ
る。糸焼きカッターは、必要の際に流れ加熱すべく、高
圧電流用電流源に電気的に連結したU形状の湾曲シート
(図示せず)を有する。このタイプの糸焼きカッターは
一般的に公知である。
【0025】更にボルト88がプレート80に備えら
れ、簡単に動きバネリセットする空気圧シリンダ89が
このボルト88に関節連結している。作業シリンダ89
のピストンロッド90は、プレート80に配設されたボ
ルト92にピボット回転可能に支持されるレバー91に
関節連結する。更にレバー91はワイヤのアーム93を
備え、ベースプレート2に向かって曲がるその端部は屈
曲した糸供給部分94を有し、当該部分はアームシャフ
ト5に実質的に平行に延在する。当該部分94と協働す
る駆動部材とを有したアーム93の既述した配置構成は
糸フィーダー95を形成する。糸フィーダー95は、そ
の止め位置において、ミシン1、特に針8が妨害を受け
ることなく作動し、ボルト92周りにピボット回転する
ことでその作業動作が実行される際に上方死点に止まる
針8の下方そばを通り、カットされるべき上糸11の2
つの部分と接触するようになって、これらをゆがめるよ
うに、配設される。
【0026】最後に、下方エルボー部分97を有し屈曲
した弧形部96がプレート80に据え付けられている。
カバー71上のプレート80の既述の配置構成では、糸
フィーダー95及び弧形部96と共にカッター87が上
方及び下方位置に動きうるものである。上方位置が図3
で実線で示される一方、下方位置は一点鎖線の弧形部9
6によって表されている。この下方位置で、弧形部96
の下方部分97は押さえ31の底部32の上側に支持さ
れる。このようにして、カッター87の下方位置は押さ
え31によって挟持された生地素材34に対して固定さ
れる。言い換えれば、生地素材34の厚みに合わせられ
る。下方位置に関して、図3に、カッター87が同じく
作業シリンダ85の位置のために、一点鎖線の引き出し
位置と一点鎖線の引き込み位置へ動くことが可能である
ことが大まかに示されている。図1において図形的に概
略されるように、ミシン1はフック36の近傍にカッタ
ー98を備えている。当該カッターは上記したカッター
87に類似の糸カッターであり、カットされるべき下糸
46にとって必要な場合に作動させられるようになって
いる。
【0027】図5によれば、圧縮空気源(図示せず)に
よって作動される圧縮空気ライン99は弁100、10
1と連結され、これらはバネ負荷によって又は電気的に
2つの作動位置に動かされ得る。エアホース59によっ
て、保持装置50は弁100と連結し、その結果、保持
装置50は開閉可能である。図5の図式表示によれば、
ホース70は弁101と連結し、その構造及び始動は弁
100に対応する。弁100、101は電気ライン10
2、103を介して制御ユニット42と連結する。同様
に、上記した空気圧シリンダ33、77、85、89は
制御要素(図示せず)を介して制御ユニット42によっ
て起動され得る。
【0028】ミシン1の操作は、以下のように詳述され
る。ミシン1は基礎位置にあって、次のように想定され
る。 −生地素材34が押さえ31の下に挟持され、 −プレート80がその上方位置にあり、 −空気圧シリンダ85、89、98がその止め位置にあ
り、 −針がその最上位置をとる位置にアームシャフト5があ
り、そして −上糸11が通されて、前端104が約2cmの長さだ
け針8の穴9から出ていて、この前端104が吸引装置
66の先行する活動の結果としてホース61内に位置
し、保持装置50の始動によって接触点61aで挟持さ
れる(図5)。
【0029】オペレータの開始命令にしたがって、ミシ
ン1は生地素材34に2本糸ロックステッチシーム45
を縫い、それは開始点48で始められる。アームシャフ
ト5が第1回転をする場合、フック36は上糸11の前
端104をつかみ、これを引っ張る。しかしながら、保
持装置50での挟持拘束のために、前端104はフック
36に向けられた生地素材34の側に完全に引き降ろさ
れることが防がれ、その結果、針8の第1ステッチが普
通に縫われた2本糸ロックステッチを与え、言い換えれ
ば、固い第1の2本糸ロックステッチが生じる。
【0030】2本糸ロックステッチシーム45が作られ
る一方で、生地素材ホルダー44は上下に往復駆動され
る糸8に対し生地素材34を動かす。前端104は保持
装置50に挟持された状態のままである。これは、保持
装置50がフレーム26にしっかりと据え付けられ、ガ
イド43によってフレーム26に押し付けた動きが生地
素材34を保持する生地素材ホルダー44によって並び
に保持装置50によってなされるという事実のために、
可能である。言い換えれば、生地素材34に対する保持
装置50の割り当ては変わらずもとのままである。
【0031】ステッチ群47が終点49で終了するや、
ミシン1は止まり、針8はその最上位置にある。そして
制御ユニット42は作動シリンダ77を作動して、その
結果、プレート80は引っ張りスプリング83の負荷に
抗して、下方エルボー部分97がボトム32の上側に止
まるまで、その上方位置からその下方位置へ動き、それ
故にプレート80の下方への動きが止まる。そして制御
ユニット42は糸フィーダー95を作動して、当該フィ
ーダーの振動動作の終わりで、糸フィーダー95の供給
部94は、図6に示されるように、針8の穴9に向かっ
て延びる上糸11のテールピース110及び前端104
を捉えてその向きをそらせる。
【0032】そして制御ユニット42はカッター87、
98に割り当てられた空気圧シリンダを始動する。糸カ
ッター87と糸供給部95の構造上の配置によって、生
地素材34の点48、49から延びる上糸11の部分、
即ち、前端104とテールピース110がカッター87
の作業範囲を通って延在することが保証される。カッタ
ー98、87の動きは、一方で下糸46が、他方で上糸
11の前端104とテールピース110が生地素材34
を離れるところで直接的に切断されることを保証する。
この動きが図6に図式的に概略されている。図8にした
がえば、残っている糸105、106、107はしたが
って、生地素材34に生み出された。更に図式的に概略
されたように、下糸46の前端108は2本糸ロックス
テッチシーム45の第1ステッチの糸によってカバーさ
れる。
【0033】糸カッター87、98を電流が流れ、完全
に合成糸を溶かすべく加熱されて当該カッターが短時間
止まった後、制御ユニット42は当該カッター87、9
8をその停止位置に引っ込める。同時に弁100、10
1の短い反転がなされ、保持装置50の短い反転と吸引
装置66の空気による駆動を引き起こし、その結果、前
端104を切り取られた残り部片109は保持装置50
から吸収される。吸引装置66の吸引効果の結果とし
て、上糸11の別の続く前端104が同時に保持装置5
0に吸引される。上糸前端104の吸出しは、糸フィー
ダ95が吸出し開口64に向かう方向において前端10
4を逸らすという事実によって支持される。
【0034】糸(下糸及び上糸)が生地素材34の上側
のすぐ近くで切断されることによって識別される2本糸
ロックステッチシーム45の上記製作は、開始点48と
終点49に配設されたステーステッチによってゆるむこ
とに対し確実である。
【0035】合成糸の使用によって、糸焼きカッターの
形状をしたカッターによるカッティング操作の後に肥大
部111が切断端部にもたらされるので、他の利点がも
たらされる。このようにして、2本糸ロックステッチシ
ーム45は、図9において他のものの間に示されるよう
に、ゆるむことに対し補助的に安全にされる。
【0036】図10及び11は、シーム45’が生地素
材34に縫われる場合に、どのように上糸11の前端1
04とテールピース110が切断されるかを示すもので
あり、その開始点48’と終点49’は互いに接近して
おらず、しかし離れてもいない。この場合において、生
地素材34は生地素材ホルダー44を形成する押さえ3
1’によって保持される。保持装置50は押さえ31’
に取り付けられる。この場合において、シーム全体4
5’が作られる間、上糸11の前端104は保持装置5
0に挟持される。続いて上糸11のテールピース110
が既述のようにカッター87によって切断される。そし
て停止したミシンで、生地素材34を有する生地素材ホ
ルダー44は元の位置に戻り、上糸11の挟持された前
端104は再びカッター87の作業範囲に達する。そし
て前端104が切断され、残った部片109が詳述のよ
うに吸収される。下糸46の切断が既に述べたようにし
て行われる。
【0037】更に、シーム45’を作ることが二縫い後
に中断され上糸11の前端104がカッター87によっ
て開始点48’で切断される操作モードが考えられる。
そして当該シーム45’が完了し、上糸11のテールピ
ース110が既述のように切断される。この操作モード
は、保持装置50が機械ケースに取り付けられ、即ち、
固定的であり、シーム45’が作られる間及びアイドル
運転の間、言い換えれば、縫うことなく、押さえ31’
が動くようなミシンで実現可能である。
【0038】以上の記載は2本糸ロックステッチシーム
に関するものであるが、本発明に係るミシン及び本発明
に係る方法は、チェーンステッチシームのような他のシ
ームの場合にも使用可能である。
【0039】以下に好適な実施態様を列記しておく。 (1)上糸11の前端104が、作られるシーム45,
45’の第1ステッチの間だけ保持され、上糸11の前
端104が切断され、シーム45,45’が仕上げら
れ、上糸11のテールピース110が切断されることを
特徴とする請求項1に記載の方法。
【0040】(2)第1カッター87が糸焼きカッター
であることを特徴とする請求項3に記載の装置。 (3)第2カッター98が糸焼きカッターであることを
特徴とする請求項3に記載の装置。これらの態様は、合
成糸が使用される場合に有利である。
【0041】(4)上記保持装置50が吸引装置66と
連結することを特徴とする請求項3又は上記(2)項若
しくは(3)項のいずれか一項に記載の装置。上糸前端
は簡単で操作的に安全なように保持装置に確実に収容さ
れることとなる。
【0042】(5)上記保持装置50が前端104を挟
持するパワートランスミッターを備えてなることを特徴
とする請求項3又は上記(2)項〜(4)項のいずれか
一項に記載の装置。これにより前端の安全な保持が達成
される。
【0043】(6)保持装置50がフレキシブルなホー
ス61を備えてなり、当該ホース61が保持装置50の
一部を形成し、接触点61aで当該ホース61の断面を
圧縮するようにパワートランスミッターが形成されてい
ることを特徴とする上記(5)項に記載の装置。低いコ
ストで簡単な構成が実現する。同時に、保持装置はエッ
ジ内側がないことが保証され、操作の安全性が増す。
【0044】(7)吸引装置66と保持装置50が、交
互に作動するように制御ユニット42と連結されてお
り、吸引装置66は上糸11の前端104が切断された
後に短時間作動することを特徴とする上記(4)項〜
(6)項のいずれか一項に記載の装置。トラブルのない
操作が得られる。
【0045】(8)保持装置50が押さえ31’に取り
付けられていることを特徴とする請求項3に記載の装
置。シームが縫われ、その開始点と終了点が互いに隣り
合わない場合に、特別な利点をもって使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミシンの正面図である。
【図2】図1の矢印IIに従うミシンの側面図である。
【図3】図2の図の拡大部分図である。
【図4】図2の矢印IVに従うミシンの部分的な拡大図で
ある。
【図5】気圧ドライブとの組み合わせでの図4のV-V 線
における拡大断面図である。
【図6】ミシンのステッチ製造部分の図式図である。
【図7】ステッチ群の図式図である。
【図8】ステッチ群の概略図式イラストである。
【図9】図8に示されたステッチ群の部分の拡大イラス
トである。
【図10】本発明に係るミシンの他の実施態様の図6に
対応するイラストである。
【図11】図10に係る実施態様の部分的平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ミシン 8 針 11 上糸 34 生地素材 45 シーム 46 下糸 50 保持装置 87 第1カッター
フロントページの続き (72)発明者 マンフレート クレッパー ドイツ連邦共和国 デー・33613 ビー レフェルト ランゲ シュトラーセ 11 (56)参考文献 特開 昭61−232888(JP,A) 実開 平2−4577(JP,U) 米国特許5345887(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 65/00 - 65/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地素材(34)にシーム(45,4
    5’)を形成するための方法にして、当該シーム(4
    5,45’)が、 −開始点(48,48’)と終点(49,49’)を有
    しており、 −フック(36)と穴(9)付き針(8)を有するミシ
    ン(1)によって形成され、 −上記穴(9)に供給された上糸(11)と下糸(4
    6)から成っていて、 上糸(11)の前端(104)がシーム(45)を形成
    し始める前に針(8)の穴(9)から出て延びているよ
    うな方法であって、 この方法が、 −シーム(45,45’)を形成するステップと、 −上糸(11)がシーム(45,45’)の終点(4
    9,49’)から針(8)の穴(9)に向けて延び、下
    糸(46)がシーム(45,45’)の終点(49,4
    9’)からフック(36)へ向けて延びている状態で、
    生地素材(34)の外に針(8)を出してミシン(1)
    を止めるステップと、 −短い残り糸(106,107)が生地素材(34)に
    残るように、第1カッター(87)によって上糸(1
    1)を切り、第2カッター(98)によって下糸(4
    6)を切るステップとを備えてなる方法において、 シーム(45,45’)の開始ステッチを形成し出す前
    及び少なくとも当該開始ステッチを形成している間、上
    糸(11)の前端(104)を、生地素材(34)の上
    方に配された保持装置(50)によって挟持保持してお
    り、当該前端(104)が開始点(48,48’)から
    保持装置(50)に向かって、また第1カッター(8
    7)の作業範囲を通って延びていること、 シーム(45,45’)を形成している間、生地素材
    (34)が案内生地素材ホルダー(44)によって保持
    され、形成されるべきシームの道筋に沿って案内される
    こと、 シーム(45,45’)を形成している間、生地素材
    (34)とともに保持装置(50)を動かすこと、 第1カッター(87)によって上記前端(104)を切
    断すること、及び上糸(11)の前端(104)が、シ
    ーム(45,45’)全体を形成している間、及び同時
    に上糸(11)のテールピース(110)が切断される
    当該前端(104)を有した第1カッター(87)の作
    業動作の間、保持されていることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 シーム(45)が仕上げられるや上糸
    (11)の前端(104)とテールピース(110)が
    第1カッター(87)の作業範囲を通って延びるよう
    に、シーム(45)の開始点(48)と終点(49)が
    お互いに位置を定めていることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 シーム(45,45’)を生地素材(3
    4)に形成するための、上下に往復駆動される穴(9)
    付き針(8)とフック(36)とを備えるミシン
    (1)、 当該ミシン(1)を駆動し針(8)が生地素材(34)
    から出ている状態で当該ミシンを停止するための当該ミ
    シン(1)用駆動モータ(41)、 シーム(45,45’)を縫う間に生地素材(34)を
    保持し且つ形成されるべきシーム(45,45’)の道
    筋に沿って案内され且つ生地素材(34)の上方に配さ
    れた生地素材ホルダー(44)、 生地素材(34)の上方に配された上糸(11)用第1
    カッター(87)と生地素材(34)の下方に配された
    下糸(46)用第2カッター(98)、並びに駆動モー
    タ(41)とカッター(87,98)とに接続された制
    御ユニット(42)を備えてなる装置にして、 上記シーム(45,45’)は針(8)に供給された上
    糸(11)と下糸(46)から成り、当該シーム(4
    5,45’)は開始点(48,48’)と終点(49,
    49’)のある道筋をとり、シーム(45,45’)を
    形成し出す前に上糸(11)の前端(104)が針
    (8)の穴(9)から出て延在しており、上記生地素材
    (34)は、上糸(11)と下糸(46)を切断した後
    に短い残り糸部分(106,107)を有するような、
    請求項1又は2に係る方法を実施するための装置にし
    て、 生地素材ホルダー(44)と接続した、上糸(11)前
    端(104)用の保持装置(50)が、制御ユニット
    (42)と接続していて、シーム(45,45’)を形
    成し出す前及び少なくともシーム(45,45’)の開
    始ステッチを形成している間、上糸(11)の前端(1
    04)を保持するように制御ユニット(42)によって
    作動され、及びシーム(45)を形成している間、生地
    素材(34)が案内生地素材ホルダー(44)によって
    保持され、形成されるべきシームの道筋に沿って案内さ
    れるようになった装置において、 制御ユニット(42)によって始動されるように当該ユ
    ニットと連結され、シーム(45,45’)の終結後で
    第1カッター(87)によって実行される作業動作の前
    に上糸(11)のテールピース(110)に適用可能で
    ある糸フィーダ(95)が備えられることを特徴とする
    装置。
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