JPH0223413Y2 - - Google Patents

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JPH0223413Y2
JPH0223413Y2 JP1984075082U JP7508284U JPH0223413Y2 JP H0223413 Y2 JPH0223413 Y2 JP H0223413Y2 JP 1984075082 U JP1984075082 U JP 1984075082U JP 7508284 U JP7508284 U JP 7508284U JP H0223413 Y2 JPH0223413 Y2 JP H0223413Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スタンプホルダに係り、特にゴム
印、孔版印刷用原版の如き板状のスタンプ手段を
支持して押圧式に印字、印刷を行うためのスタン
プホルダに係る。
考案の背景 ゴム印、孔版印刷用原版の如き板状のスタンプ
手段を支持して押圧式に印字、印刷を行うための
スタンプホルダは、従来より種々提案され、それ
らは例えば実公昭38−26504号、実公昭58−26129
号、米国特許4172419号、英国特許1348772号に於
て知られている。
従来のスタンプホルダは、把手部とスタンプ手
段とを固定的に連結し、把手部を手にて握られて
スタンプ手段を用紙に押付けるようになつてい
る。前記把手部は、一般に、スタンプ手段の中央
部に対応する位置に設けられているから、スタン
プ手段があまり大きいものでない場合には、把手
部とスタンプ手段とを固定的に連結した従来のス
タンプホルダであつても比較的容易にスタンプ手
段をその全面に亙つて一様に用紙に押付けること
ができるが、スタンプ手段が大きいと、即ち印字
或いは印刷面積が大きい場合には上述の如き従来
のスタンプホルダではスタンプ手段の全面を一様
に用紙に押付けることが難しく、隅々まで鮮明で
一様な濃度の印字或いは印刷を行うためには微妙
な手加減が必要とし、能率の良い印字或いは印刷
作業を行うことが難しい。
考案の目的 本考案は、大型のスタンプ手段であつても微妙
な手加減を必要とすることなく隅々まで鮮明で一
様な濃度の印字或いは印刷を容易に能率良く行う
ことができるよう改良されたスタンプホルダを提
供することを目的としている。
考案の構成 上述の如き目的は、本考案によれば、把手部を
有するホルダ本体と、板状のスタンプ手段を支持
し、一つの枢軸周りに所定の回動角範囲内にて回
動可能に前記ホルダ本体に連結されたスタンプ支
持部材とを有し、前記ホルダ本体と前記スタンプ
支持部材とは前記枢軸より離れた両側位置に各々
互いに対向する対向部分を備え前記一つの枢軸周
りに前記所定の回動角範囲を越えて互いに回動し
ようとする時には前記対向部分をもつて互いに剛
固に当接することを特徴とするスタンプホルダに
よつて達成される。
考案の効果 上述の如き構成によれば、スタンプ面上に置か
れたスタンプ支持部材に対しホルダ本体が一つの
枢軸周りに回動されることにより、ホルダ本体は
枢軸部分に加えて対向部分に於てもスタンプ支持
部材に剛固に連結されることになり、そしてこの
対向部分は前記枢軸の両側にあることから、ホル
ダ本体のスタンプ支持部材に対する回動方向の反
転によりホルダ本体とスタンプ支持部材との剛固
な連結部位が前記枢軸の一方の側と他方の側とで
切換り、ホルダ本体よりスタンプ支持部材に対し
て作用する押圧力の作用領域が前記枢軸を境にし
て二分割され、スタンプ支持部材に対する押圧力
の作用領域を変更することが可能になる。
これにより前記スタンプ支持部材に取付けられ
たスタンプ手段に二回に分けて互いに異つた領域
に印圧を及ぼすことができ、スタンプ手段のスタ
ンプ面積が大きくとも、その全体に所要の印圧を
与えることができ、スタンプ面積が大きい場合に
於ても所要の濃度の鮮明なスタンプ画像が得られ
るようになる。
また本考案によるスタンプホルダに於ては、ホ
ルダ本体に取付けられる板状のスタンプ支持部材
は本願出願人と同一の出願人による特願昭59−
103282号に於て提案されている如き押圧式感熱印
刷装置に用いられる孔版印刷用原版を取付けられ
るクツシヨン板付きのパツド板であつてもよい。
実施例の説明 以下に添付の図を参照して本考案を実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案によるスタンプホル
ダの一つ実施例を示している。これらの図に於
て、30は本考案によるスタンプホルダを示して
おり、該スタンプホルダは板状のホルダ本体31
を有している。ホルダ本体31はその上面中央に
ねじ37によつて固定された把手部36を一体的
に有している。ホルダ本体31はその両側端部に
各々把手部36の取付方向とは反対の側に延在す
る脚片部32を有しており、該脚片部の各々には
その中央部にC字形断面の支持ピン受入れ溝35
が設けられている。支持ピン受入れ溝35はその
両側をばね性を有する側片34により与えられ、
パツド板9の取付ピン10を着脱可能に受入れ、
パツド板9を取付ピン10の軸線周りに回動可能
に支持するようになつている。
パツド板9はスタンプ支持部材であり、パツド
板9とホルダ本体31とは前記枢軸より離れた両
側位置に各々互いに対向する部分9a,9b、と
31a,31bとを備えており、対向部分9aと
31aとはパツド板9とホルダ本体31とが前記
軸線周りに一方の側へ所定の回動角範囲を越えて
互いに回動しようとする時に互いに剛固に当接し
てそれ以上の回動を阻止し、また対向部分9bと
31bとはパツド板9とホルダ本体31とが前記
軸線周りに他方の側へ所定の回動角範囲を越えて
互いに回動しようとする時に互いに剛固に当接し
てそれ以上の回動を阻止するようになつている。
パツド板9は、第4図に示されている如き押圧
式製版印刷装置に用いられるパツド板であつて良
く、その詳細は第5図乃至第7図に示されてい
る。パツド板9は表裏両面に各々製版用クツシヨ
ン板11と印刷用クツシヨン板13とを備えてい
る。製版用クツシヨン板11はネオプレンゴムの
如き比較的硬い弾性材より構成され、その表面に
はガス抜き用のポリエステル樹脂繊維製のアムン
ゼン織布12が貼着されている。印刷用クツシヨ
ン板13はウレタンフオームの如く製版用クツシ
ヨン板11より軟かい発泡弾性材により構成され
ている。印刷用クツシヨン板13の互いに平行な
一対の側縁部にはその側縁に沿つて溝形断面の原
紙支持要素14が取付けられており、また印刷用
クツシヨン板13の互いに平行な一対の端縁部に
は各々可撓性の原版ストツパ15が設けられてい
る。パツド板9は印刷用クツシヨン板13の側に
原版支持要素14によつて孔版印刷用原版20を
着脱可能に支持するようになつている。この孔版
印刷用原版は、本願出願人と同一の出願人による
実願昭50−51306号(実開昭51−132007号)に於
て提案されている如き孔版印刷用原版であつて良
く、厚紙により構成された額縁状の枠体21と、
枠体21の一方の面に張着された感熱性孔版印刷
用原紙22と、枠体21の他方の面に開閉可能に
貼着されたインキ不通過性のインキカバーシート
23とからなり、枠体21の内側にて孔版印刷用
原紙22とインキカバーシート23との間に比較
的硬い印刷インキを貯容し得るようになつてい
る。
パツド板9は、第4図に示されている如く、取
付ピン10にて押圧式製版印刷装置の押圧板7の
ばね性を有する二つのピン受入れ溝7aに各々取
り外し可能に嵌合することによつて押圧板7に表
裏反転可能に且所定角のみ傾動可能に装着される
ようになつている。
第4図に示されている押圧式製版印刷装置は本
願出願人と同一の出願人による特願昭59−103282
号に於て提案されている押圧式製版印刷装置であ
り、この押圧式製版印刷装置は箱状の基台1と枢
軸6によつて一端縁部を基台1に回動可能に連結
された押圧板7とを有している。基台1は上部に
平な受圧面部を2を有しており、該受圧面部はそ
の実質的に全てを透明ガラス板製の光透過板3よ
り構成されている。基台1内にはキセノン放電管
の如き光源装置4と反射鏡5及び光源装置4の電
源装置(図示省略)とが設けられており、光源装
置4は前記電源装置より電力を供給されることに
より発光し、光線を光透過板3へ向けて放つよう
になつている。また基台1には製版電源スイツチ
17が設けられている。
押圧板7は受圧面部2に対応する側に押圧面部
8を構成するパツド板9を前述の如く着脱可能に
且表裏反転可能に取付けられ、押圧面部8を光透
過板3に押付けられる押圧位置と押圧面部8を光
透過板3より引離された開放位置との間に枢軸6
の周りに基台1に対し回動移動し得るようになつ
ている。
上述の如き押圧式製版印刷装置を用いて製版を
行う場合は、製版電源スイツチ17をオン状態に
して、製版用クツシヨン板11が外側に露呈すべ
くパツド板9を押圧板7に取付け、光透過板3上
に孔版印刷用原版20をその感熱性孔版印刷用原
紙22の側を上向きにして載置し、更に孔版印刷
用原版20上に印刷画像面を下向きにして原稿シ
ートを載置し、次に押圧板7の把手部7bをもつ
て押圧板7を前記開放位置より前記押圧位置へ向
けて回動させ、製版用クツシヨン板11を光透過
板3へ向けて押圧せしめる。この押圧力が所定値
に達し、これが基台1内に設けられている押圧力
検出装置によつて検出されると、光源装置4が発
光し、感熱性孔版印刷用原紙22に光線が照射さ
れることにより感熱式に穿孔製版が行われる。
尚、この押圧力検出装置は本願出願人と同一の出
願人による特願昭59−103281号に於て提案されて
いる如き構造の押圧力検出装置であつて良い。
押圧式製版印刷装置を用いて印刷を行う場合
は、押圧板7を開放位置に位置せしめた状態にて
パツド板9を押圧板7より一旦取外し、この取外
し状態にてパツド板9を表裏反転し、第4図に示
されている如く、印刷用クツシヨン板13が外側
に露呈すべくパツド板9を再び押圧板7に取付
け、そして孔版印刷用原紙22とインキカバーシ
ート23との間に印刷インキを充填された孔版印
刷用原版20を原版支持要素14の溝部に挿入し
て該孔版印刷用原版をパツド板9に取付け、また
光透過板3上に印刷用紙を載置し、次に押圧板7
の把手部7bを握つて押圧板7を前記開放位置よ
り前記押圧板へ向けて回動させ、孔版印刷用原版
20と共に印刷用クツシヨン板13を光透過板3
へ向けて押圧せしめる。これにより押圧式の孔版
印刷が行われる。
本考案によるスタンプホルダ30を用いて簡易
式に孔版印刷を行う場合は、押圧板7より孔版印
刷用原版20と共にパツド板9を取外し、このパ
ツド板9を、第2図及び第3図に示されている如
く、取付ピン10の各々を取付ピン受入れ溝35
に嵌合させることによりホルダ本体1に取付け
る。取付ピン10が取付ピン受入れ溝35に嵌合
することによつてホルダ本体31に取付けられた
パツド板9はその両側縁部にある対向部分9a,
9bがホルダ本体31の両側縁部にある対向部分
31a,31bに当接するまでの範囲内にてホル
ダ本体31に対し取付ピン10の軸線周りに回動
可能である。
スタンプホルダ30を用いた孔版印刷に際して
は手にて把手部36を握り、パツド板9に取付け
られている孔版印刷用原版20を用紙上に押付け
ることにより行われる。孔版印刷用原版20を用
紙上に押付けた状態にてホルダ本体31がパツド
板9に対し取付ピン10の軸線周りに回動され、
対向部分31a或いは31bがこれに対応するパ
ツド板9の対向部分9a或いは9bに剛固に当接
してこれを直接に押圧することにより、把手部3
6より孔版印刷用原版20に与える押圧力の主要
領域が枢動位置を境として変更され、これによつ
て孔版印刷用原版20の印刷面が比較的大きくて
も容易にその全面を一様に用紙に押付けることが
でき、全体に亙つて鮮明で且一様は濃度の孔版印
刷が行われるようになる。
尚、上述した実施例に於ては、本考案によるス
タンプホルダは孔版印刷用原版を用いた孔版印刷
に用いられたが、本考案によるスタンプホルダは
ゴム印或いはその他の板状のスタンプ手段を支持
して各種のスタンプ印字に用いられて良い。
以上に於ては、本考案を特定の実施例について
詳細に説明したが、本考案は、これに限定される
ものではなく、本考案の範囲内にて種々の実施例
が可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスタンプホルダの一つの
実施例を示す分解側面図、第2図は第1図に示さ
れた本考案によるスタンプホルダの組立側面図、
第3図は第2図の線−に沿う断面図、第4図
は本考案によるスタンプホルダに用いられるパツ
ド板を組込まれる押圧式製版印刷装置の一例を示
す斜視図、第5図は本考案によるスタンプホルダ
に用いられるパツド板の平面図、第6図は第5図
の線V−Vに沿う断面図、第7図は第5図に
示されたパツド板の背面図である。 1……基台、2……受圧面部、3……光透過
板、4……光源装置、5……反射鏡、6……枢
軸、7……押圧板、8……押圧面部、9……パツ
ド板、10……取付ピン、11……製版用クツシ
ヨン板、12……アムンゼン織布、13……印刷
用クツシヨン板、14……原版支持要素、15…
…原版ストツパ、16……ストツパ要素、17…
…製版電源スイツチ、20……孔版印刷用原版、
21……枠体、22……感熱性孔版印刷用原紙、
23……インキカバーシート、30……スタンプ
ホルダ、31……ホルダ本体、32……脚片部、
34……側片、35……取付ピン受入れ溝、36
……把手部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把手部を有するホルダ本体と、板状のスタンプ
    手段を支持し、一つの枢軸周りに所定の回動角範
    囲内にて回動可能に前記ホルダ本体に連結された
    スタンプ支持部材とを有し、前記ホルダ本体と前
    記スタンプ支持部材とは前記枢軸より離れた両側
    位置に各々互いに対向する対向部分を備え前記一
    つの枢軸周りに前記所定の回動角範囲を越えて互
    いに回動しようとする時には前記対向部分をもつ
    て互いに剛固に当接することを特徴とするスタン
    プホルダ。
JP7508284U 1984-05-22 1984-05-22 スタンプホルダ Granted JPS60187068U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7508284U JPS60187068U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 スタンプホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7508284U JPS60187068U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 スタンプホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60187068U JPS60187068U (ja) 1985-12-11
JPH0223413Y2 true JPH0223413Y2 (ja) 1990-06-26

Family

ID=30615969

Family Applications (1)

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JP7508284U Granted JPS60187068U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 スタンプホルダ

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JP (1) JPS60187068U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48101713U (ja) * 1972-02-29 1973-11-29
JPS5483418U (ja) * 1977-11-24 1979-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60187068U (ja) 1985-12-11

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