JPH02232451A - 開口のある梁およびその製造法 - Google Patents

開口のある梁およびその製造法

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JPH02232451A
JPH02232451A JP5276889A JP5276889A JPH02232451A JP H02232451 A JPH02232451 A JP H02232451A JP 5276889 A JP5276889 A JP 5276889A JP 5276889 A JP5276889 A JP 5276889A JP H02232451 A JPH02232451 A JP H02232451A
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吉田 啓喜
Michihiko Ota
太田 道彦
Shinsuke Aoyama
青山 伸介
Koji Murata
耕司 村田
Kunihiro Nogami
野上 邦宏
Akira Shimizu
朗 清水
Mamoru Kimura
木村 衛
Hirofumi Kaneko
洋文 金子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この出願の発明は、開口のある梁,特に、開口の周りが
リブにて補強され,梁成を大きくすることなく開口の口
径を大きくしても梁の強度等が低下しない開口のある梁
およびその製造法に関する。
従来の技術 空調装置等のダクト,管,線等は、有孔鋼製梁のウェブ
の孔(開口)に通して、天井裏等に配設している. 従来の有孔鋼製梁には、(イ)第18図および第19図
に示すように,梁1の円形孔ICのあるウェブ1bの部
分にリング状の補強プレート2を溶接wしたもの.(口
)第20図および第21図に示すように、梁3のウェブ
3bの円形孔3Cに、この孔3cの直径と略同じ外径の
短い円管体の補強スリーブ4を嵌合して,補強スリーブ
4をウェブ3bに溶接したもの,(ハ)第22図および
第23図に示すように、梁5のウェブ5bにその長手方
向の基準線5dの上下にわたって、上水平部5c,と,
下水平部5c,と、上水平部5o1と下水平部5c,と
を結ぶ傾斜部5c,、5c,とからなる角波形の切り溝
5Cを形成して,梁5を一つの梁部材5A、5Bに分割
し、梁部材5Aのウェブの端縁の山部と梁部材5Bのウ
ェブの端縁の山部とを接合し、その接合部を溶接して全
長にわたって多数の六角形の開[:l5dを形成したも
の等がある. 発明が解決しようとする課題 従来の有孔鋼製梁においては,次のような欠点がある. (イ)の有孔鋼製梁においては、円形孔ICを大きくす
ると,孔ICの周囲とフランジ1aの内側面との間隔d
,が小さくなり、補強プレート2のリングの幅が小さく
なり、補強プレート2を設ける意味がなくなるから、円
形孔ICを大きくすることができない.また、円形孔I
Cを大きくしてゆくと、梁の剛性低下や必要な強度を確
保することができない. (口)の有孔鋼製梁においては,円形孔3Cを大きくし
、かつ補強スリーブ4の外径を大きくすると,孔3Cの
周囲とフランジ3aの内側面との間隔d2が小さくなり
、補強スリーブ4はその外径が大きくなってもその強度
があまり増加せず、円形孔3cが大きくなると梁の剛性
、強度などが低下するから,円形孔3cの大きさを十分
に大きくすることができない。
(ハ)の有孔鋼製梁においては、孔5dを大きくしよう
とすると、上水平部5c,または下水平部5c2とフラ
ンジ5aの内側面と間隔d3を小さくする必要があり、
この間隔d,を小さくすると、この部分の梁の強度が小
さくなるから、開口5dの口径の大きさには限度がある
前記(イ)ないし(ハ)の有孔fIlm梁は、いずれも
梁成を大きくしないと口径の大きな孔(開口)を形成す
ることができない欠点がある.梁成が大きくなると天井
裏の空間が大きくなり,建物の有効な室空間を狭めてし
まう. この出願の発明の解決しようとする課題は、上記の欠点
のない口径の大きい開口のある梁を提供すること,換言
すると,梁成を大きくせずに開口の口径を大きくできか
つ強度等の低下をきたさない梁およびその梁を造る簡便
な製造法を提供することにある. 課題を解決するための手段 この出願の梁の発明は、ウェブと一対のフランジとから
なる梁において,ウェブには少なくとも一つの四角形の
開口があり、この開口の四角形の対角線の一つが梁の長
手方向に対して直角に位置しており、開口の周囲のウェ
ブの部分にこれと一体にリブが形成され,このリブが開
口の四角形の各辺に沿った辺からなる角形リブ体を形成
している梁にある. 前記角形リブ体は、その4つの辺部分がそれぞれ梁のフ
ランジの面に対して傾斜してウェブやフランジにトラス
状に結合されていて,角形リブ体によるトラス効果(ラ
チス的効果)により、梁に作用する重直力を軸力に置き
換えうるから、梁成を大きくしないで、ウェブの開口を
大きくしても,梁の剛性、耐力等を低下させることがな
い。
梁としては,たとえば、H形鋼梁または組立H形鋼梁を
使う. リブはウェブの両側の開口の周囲の部分にウェブと一体
に形成され、このリブは,開口のあるウェブの部分を挾
んで、角形リブ体を形成している。
好ましい実施形態においては、ウェブの開口の形状を隅
部に円弧状部のある四角形にし5角形リブ体の四角形も
隅部に円弧状部のある四角形にするが、四角形の隅部に
は円弧状部がなくても良い6こ゛の出願の梁の製造法の
発明は、ウェブと一対のフランジとからなる金属製梁の
製造法において、孔の四角形の対角線の一つが梁の長手
方向に対して直角に位置するように.ウェブに少なくと
も一つの四角形の孔を形成し,この四角形の孔にその内
形と略同じ外形の金属製の角形リブ体を嵌合し、西角形
の孔のR囲に対応する角形リブ体の部分とウェブの四角
形の孔のある部分とを溶接して一体化し.角形リブ体の
内空部を梁の開口とする金属製梁の製造法にある. 角形リブ体をウェブの孔に嵌合し,その両端をそれぞれ
ウェブの両側面から突出させ、角形リブ体をウェブの四
角形の孔のある部分に溶接し、梁と角形リブ体とを一体
に結合する.また、好ましい実施形態においては、フラ
ンジの内側面に面する角形リブ体の部分をフランジの内
側の部分に溶接し,梁と角形リブ体とを強固に結合する
ウェブに2以上の四角形の孔を互いに隣接して形成する
場合は、2以上の四角形の孔にそれらの内形と略同じ外
形の角形リブ体をそれぞれ嵌合し、角形リブ体をウェブ
に溶接し,かつ梁の長手方向の角形リブ体の端部をこれ
と隣接する他の角形リブ体の端部に溶接する。梁のウェ
ブ,フランジおよび各角形リブ体をそれらの隣接部分で
互いに溶接して完全に一体化する. #l製梁としてH形鋼を使い,リブとなる角形リブ体と
して角形鋼管を所定長さに切断して作ったものを使うと
、大口径の開口のある鋼製梁の製造が容易にある.前記
所定長さは,たとえば,梁のフランジの幅に相当する長
さである. なお、この明M書で使う「四角」または「四角形ノとい
う語は,角部に円弧状部のある四角形や,角部が切り欠
いてある四角形をも含んでいる。
実施例 第1実施例は、第1図および第2図に示すように,ll
lITwのフランジ10aとウェブ10bとを備えた高
さhのH形鋼梁10に一つの口径の大きい開口八〇を形
成する例である. 第3図および第4図に示すように、I1形鋼梁10のウ
ェブ10bの所望位置に、平行な辺間の間隔X.が等し
い四角形の孔1−Ocをあけろ。この孔foeは,その
北下方向の対角線をH形鋼梁10の長手方向に灯して直
交させ,孔Roeの四角形の各辺10eをウェブ10b
に対して45゜傾斜させる。四角形の角隅部にそれぞれ
円弧状部(アールともいう)10dを形成する,孔].
 O cの−L下の円弧状部10dとフランジ10aの
内側の面10aよとの間隔d4は、H形鋼梁10のフラ
ンジ1. 0 aとウェブ10bとの連結部に形成され
た円弧状部Job,が残る大きさにする. 平行な辺間の間隔X2が孔10cの平行な辺間の間隔x
1よりも少々小さい角形鋼管11を用意する.角形鋼管
】1はその角部に円弧状部11aがある.角形鋼管11
を、第5図に示すように、所定の長さ,たとえば、H形
S梁10のフランジ10aの幅Wに相当する長さで、そ
の長手方向に対して直角に切断する.所定長さに切断し
た角形鋼管11は、第6図および第7図に示す、角形リ
ブ体12となる。なお、細長い矩形の鋼板を四角簡状に
屈曲させて鋼板の端部を互いに溶接して角形リブ体を造
っても良い. 次に、角形リブ体12を、第8図および第9 1mに示
すように,H形鋼梁10の四角形の孔1 0 cに嵌合
し、角形リブ体12の端面と上下のフランジ10aの端
面とを同一平面内に位置させ、孔10cに対向する角形
リブ体】2の部分12aを孔10cの部分10eに溶接
し.かつ角形リブ体12の上下の円弧状部12bをフラ
ンジ10aの内側の部分10a.に溶接Wする. 角形リブ体12はその部分12aおよび1. 2 bに
てH形鋼梁10のウェブlobおよびフランジ10aに
強固に溶接され,角形リブ体12のウェブlobの両側
に突出する部分は、四角筒形のリブを構成する。角形リ
ブ体の四つの辺部分は,それぞれH形鋼梁10のフラン
ジ10aの面に対して45゜傾斜して、トラス状に結合
されてあり、この角形リブ体の存在により生ずるトラス
効果(ラチ人的効果)により.H形鋼梁10に作用する
剪断力を軸力に置き換え得るから、ウェブ10bに口径
の大きな開口A1を形成しても、II形鋼梁10の剛性
,耐力等を低下させることがない.したがって、梁成に
比して大口径の開口を形成することができる, 第2実施例は,第10図に示すように、第1実施例と同
じH形鋼梁20に2つ口径の人きな開口A,、A2を隣
接して形成する例である。
第11図に示すように,H形鋼梁20のウェブ20bの
所望の位置に、平行な辺間の間隔が等しい四角形の孔2
0cい20c2を隣接して二つあける.なお、孔20e
iと孔20c2とは梁の長子方向の角部にて互いに連通
させなくても良い。
第2実施例の孔20c−.20c,の形状、孔2Oc1
,20cユヘの角形リブ体22.23の嵌合や溶接等の
仕方は第1実施例と同じである。
第12図に示すように、梁20の長手方向の角形リブ体
22のアールのある部分22blと、この部分22b.
に隣接する角形リブ体23のアールのある部分23b、
とを互いに溶接Wする。
なお、第10図に示す第2実施例は、I{形R梁20に
2つの口径の大きな開口A,、A2を隣接して形成する
例であるが、3つ以上の口径の大きな開口を隣接して形
成する場合も同様である。
二つの開口A1. A,のある第2実施例の鋼製梁につ
いて、その荷重一変形曲線図をえかき,従来の各種の梁
のそれとを比較すると、第13図のようになる.この図
においては、■は開[1のない1{形鋼梁,■は前記の
第2実施例のH形鋼梁、■は第20図に示す開口を円管
体の補強スリーブで補強したH形鋼梁2■は第22図に
示すようなハニカム形の多数の開口のあるH形鋼梁、■
は四角形の平行な二つの辺が梁の艮手方向に対して平行
に位置し他の平行な二つの辺が梁の長手方向に対して直
角に位置する四角形の孔をウェブにあけ,この四角形の
孔をこの孔と同形の角形リブ体で補強した}]形鋼梁(
いわゆる,ボックス穴のあるH形jll梁)の特性をそ
れぞれ示す. 第13図の荷重一変形曲線図から、■のこの発明の第2
実施例の1{形鋼梁が,■の開口のないI{形鋼梁に近
い特性を有し、開口の口径を大きくしても、充分な最大
耐力、変形能力、剛性を確保していることがわかる. 第3実施例は、第14図に示すように、開口の回りに四
角筒形状のリブを備えた多数の大口径の開口孔Aエない
しA,を梁30のウェブ30bの全長にわたって隣接し
て形成する例である.角形リブ体を嵌合する多数の孔は
、第22図および第23図に示す(ハ)の従来技術を使
って形成する. 第15図に示すように、梁30のウェブ30bにその上
下中間部を境として,角波状の切り溝30cを形成して
、梁30を上下に分割し,2の梁部材30A.30Bを
形成する.切り溝30cは,梁30の長手方向に対して
直交する[35に対して45゜傾斜する傾斜部30cエ
と,前記線35に対して傾斜部30cエと異なる方向に
45″傾斜する傾斜部30c2と、傾斜部30cmと傾
斜部30c,とを結ぶの上円弧状部30c,および下円
弧状部30c4とからなっている。この円弧状部3 0
 c,. 3 0 c4はその曲率半径を角形リブ体3
1ないし4の肉厚の約3倍にする。
第16図に示すように、梁部材30Aの波形の山部と梁
部材30Bの波形の山部とを近接または当接させ、鋼材
の連結部材36を使って溶接等により仮固定し、互いに
連通または隣接する多数の四角形状の孔30dを形成す
る。四角形状の孔30dはその上下方向の対角線が梁の
長手方向に対して直交する.各四角形状の孔30dに、
それぞれ角形リブ体31ないし34を嵌合する。
第3実施例の角形リブ体31ないし34のウェブの部分
等への溶接の仕方、隣接する角形リブ体の相互の結合の
させ方等は第1実施例および第2実施例のものと同じで
ある. 多数の角形リブ体31ないし34を互いに溶接wして結
合させてから、互いに連通ずる多数の孔30dに嵌合す
るようにしてもよい. なお、第17図に示すように、細長い矩形の鋼板を山部
と谷部のある波形に屈曲させたて波形板41.42を作
り、二つの波形板の山部と谷部とを互いに溶接Wして,
四角筒形のリブ体が隣接して形成されている連続角形リ
ブ体40を作り、これ40をウェブの連通する複数の四
角形状の孔に嵌合して溶接するようにしてもよい. 発明の作用効果 この発明の梁は,四角形の対角線の一つが梁の長手方向
に対して直角に位置している四角形の開口の周囲のリブ
により,開口の四角形の各辺に沿った辺からなる角形リ
ブ体が形成されてあり、この角形リブ体の四つの辺部分
が,それぞれ梁のフランジの面に対して傾斜して,トラ
ス状に結合され,この角形リブ体の存在により生ずるト
ラス効果(ラチス的効果)により、梁に作用する垂直力
を軸力に置き換えつるから,ウェブの開口を大口径にし
ても.梁の剛性、耐力等を低下させることがない.した
がって、梁成に比して口径の大きい開”口を有する梁を
容易に形成することができる。
また、この発明の梁の製造法は、四角形の対角線の一つ
が梁の長手方向に対して直角に位置するように、ウェブ
に四角形の孔を形成し、この四角形の孔に角形リブ体を
嵌合し,角形リブ体をウェブにに溶接して一体に結合さ
せるものであるから、Il造工程を単純化することがで
き,口径の大きな開口を有する梁を安価に供給できる。
特に、鋼製梁としてH形鋼を使い、角形リブ体として角
形鋼管を所定長さに切断して形成したものを使うと、H
形鋼、角形鋼管等の既製の鋼材に簡単な加工を施して組
み立てるだけで、開口を簡単に補強できるから,大口径
の開口のある鋼製梁を安価に提供できる.
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は第1実施例を説明するもので,第
1図は鋼製梁の正面図、第2図は第1図のものを!−1
線で断面した側面図、第3図はその製造過程を示す側面
図,第4図は第3図に示すものを■一■線で断面した側
面図,第5図は角形リブ体の製作過程を示す斜視図,第
6図は角形リブ体の正面図、第7図は第6図に示すもの
の画面図,第8図はその製造過程の一部を示す側面図、
第9図は第8図に示すものを■一■線で断面した側面図
である.第10図ないし第13図は第2実施例を説明す
るもので、第10図はその鋼製梁の正面図、第11図お
よび第12図はその製造過程を示す正面図、第13図は
荷重一変形曲線図、第14図ないし第16図は第3実施
例を説明するもので、第14図はその鋼製梁の正面図,
第15図および第16図はその製造過程を示す正面図で
あり、第17図は連続角形リブ体の正面図である。 第18図ないし第23図は従来のfR爬梁およびその製
造方法を示すもので、第18図は開口をリング状のプレ
ートで補強した鋼製梁の正面図,第19図は第18図に
示すものをIV−4線で断面した側面図,第20図は開
口を補強スリーブで補強した鋼製梁の正面図、第21図
は第20図に示すものを■−■線で断面した側面図、第
22図はその他のm製梁の正面図、第23図は第22図
に示すものの製造過程を示す正面図である。 図中、10.20および30はH形鋼梁、10a、20
aおよび30aはフランジ、fob.20bおよび30
bはウェブ、10c、20cおよび30dは四角形の孔
、10dおよび20dは円弧状部,11は角形鋼管、l
laは円弧状部、12、22.23,および31ないし
34は角形リブ体、40は連続角形リブ体、A.ないし
A4はCjJ口である. 特許 出願人 株式会社竹中工務店

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウェブと一対のフランジとからなる梁において、ウ
    ェブには少なくとも一つの四角形の開口があり、この開
    口の四角形の対角線の一つが梁の長手方向に対して直角
    に位置しており、開口の周囲のウェブの部分にこれと一
    体にリブが形成され、このリブが開口の四角形の各辺に
    沿った辺からなる角形リブ体を形成していることを特徴
    とする開口のある梁。 2、ウェブと一対のフランジとからなる鋼製梁において
    、ウェブには少なくとも一つの四角形の開口があり、こ
    の開口の四角形の対角線の一つが梁の長手方向に対して
    直角に位置しており、開口の周囲のウェブの両側の部分
    にこれと一体にリブが形成され、前記リブが、開口のあ
    るウェブの部分を挾んで、開口の四角形の各辺に沿った
    辺からなる角形リブ体を形成し、この角形リブ体のフラ
    ンジの内側面に対向する部分とフランジの内側の部分と
    が結合されていることを特徴とする開口のある鋼製梁。 3、開口の形状が隅部に円弧状部のある四角形であり、
    角形リブ体の形状が隅部に円弧状部のある四角筒形であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の開口のある
    鋼製梁。 4、鋼製梁がH形鋼または組立H形鋼で構成され、角形
    リブ体が角形鋼管を短く切断したもので構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の開口のある鋼製梁。 5、鋼製梁のウェブに2以上の四角形の開口が隣接して
    形成してあり、各開口の四角形の対角線の一つが梁の長
    手方向に対して直角に位置しており、各開口の周囲のウ
    ェブの両側の部分にこれと一体にリブが形成され、リブ
    が各開口の四角形の各辺に沿った辺からなる角形リブ体
    を形成し、一つの開口の角形リブ体とこれに隣接する他
    の開口の角形リブ体とが梁の長手方向の端部において互
    いに結合されていることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか1項に記載の開口のある鋼製梁。 6、ウェブと一対のフランジとからなる金属製梁の製造
    法において、孔の四角形の対角線の一つが梁の長手方向
    に対して直角に位置するように、ウェブに少なくとも一
    つの四角形の孔を形成し、この四角形の孔にその内形と
    略同じ外形の金属製の角形リブ体を嵌合し、四角形の孔
    の周囲に対応する角形リブ体の部分とウェブの四角形の
    孔のある部分とを溶接して一体化し、角形リブ体の内空
    部を梁の開口とすることを特徴とする開口のある金属製
    梁の製造法。 7、ウェブと一対のフランジとからなる鋼製梁の製造法
    において、四角形の孔の対角線の一つが梁の長手方向に
    対して直角に位置するように、ウェブに少なくとも一つ
    の四角形の孔を形成し、この四角形の孔にその内形と略
    同じ外形の鋼製の角形リブ体を嵌合して、角形リブ体の
    両端をそれぞれウェブの両側面から突出させ、四角形の
    孔の周囲に対応する角形リブ体の部分とウェブの四角形
    の孔のある部分とを溶接し、かつフランジの内側面に面
    する角形リブ体の部分をフランジの内側部に溶接し、梁
    と角形リブ体とを一体化し、角形リブ体の内空部を梁の
    開口とすることを特徴とする開口のある鋼製梁の製造法
    。 8、梁のウェブに2以上の四角形の孔を互いに隣接して
    形成し、各四角形の孔にその内形と略同じ外形の鋼製の
    角形リブ体をそれぞれ嵌合し、角形リブ体をウェブに溶
    接し、一つの角形リブ体の梁の長手方向の端部をこれに
    隣接する他の角形リブ体の梁の長手方向の端部に溶接し
    て結合することを特徴とする請求項6または7記載の開
    口のある鋼製梁の製造法。 9、鋼製梁をH形鋼または組立H形鋼で構成し、そのウ
    ェブに形成する開口の形状を隅部に円弧状部のある四角
    形にし、角形リブ体を角形鋼管を短く切断して形成する
    ことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記
    載の開口のある鋼製梁の製造法。
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JPH07122307B2 (ja) * 1991-02-05 1995-12-25 敏郎 鈴木 構造部材の補強構造
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