JPH0223023Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223023Y2 JPH0223023Y2 JP1983180559U JP18055983U JPH0223023Y2 JP H0223023 Y2 JPH0223023 Y2 JP H0223023Y2 JP 1983180559 U JP1983180559 U JP 1983180559U JP 18055983 U JP18055983 U JP 18055983U JP H0223023 Y2 JPH0223023 Y2 JP H0223023Y2
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- JP
- Japan
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- plate
- cross
- box
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- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、防じん箱の構造に関するものであ
る。
る。
従来の防じん箱の一例を第1図〜第4図によつ
て説明する。第1図は防じん箱の正面図、第2図
は同じく側面図、第3図は第1図の−断面
図、第4図は第1図の−断面図である。これ
らの図において、1は箱体で、接合部は溶接によ
り構成されている。2は扉、3,4はピン状のヒ
ンジ部で、扉2をヒンジし開閉自在に支持してい
る。5は前記扉2の全周にわたつて挿入されてい
るパツキング、6は前記ピン状のヒンジ部3の受
けであり、上部からのじん埃等が箱体1と扉2と
の接合部に落ち込まないように保護するひさしを
も兼ねている。7は前記ピン状のヒンジ部4の受
け金である。なお、上記の図面中には扉2の締め
金具等は省略してある。
て説明する。第1図は防じん箱の正面図、第2図
は同じく側面図、第3図は第1図の−断面
図、第4図は第1図の−断面図である。これ
らの図において、1は箱体で、接合部は溶接によ
り構成されている。2は扉、3,4はピン状のヒ
ンジ部で、扉2をヒンジし開閉自在に支持してい
る。5は前記扉2の全周にわたつて挿入されてい
るパツキング、6は前記ピン状のヒンジ部3の受
けであり、上部からのじん埃等が箱体1と扉2と
の接合部に落ち込まないように保護するひさしを
も兼ねている。7は前記ピン状のヒンジ部4の受
け金である。なお、上記の図面中には扉2の締め
金具等は省略してある。
従来の防じん箱は、第1図〜第4図に示したよ
うに箱体1は全溶接構造で構成されており、その
断面形状は第3図および第4図に示す通り1枚の
板体で構成されている。箱体1に溶接されたピン
状のヒンジの受け金7はピン状のヒンジ部4のピ
ンが溶接されている。
うに箱体1は全溶接構造で構成されており、その
断面形状は第3図および第4図に示す通り1枚の
板体で構成されている。箱体1に溶接されたピン
状のヒンジの受け金7はピン状のヒンジ部4のピ
ンが溶接されている。
このように構成された全溶接構造の防じん箱
は、溶接個所が長いため溶接に多くの工数を要
し、かつ、グラインダーやバフ仕上のため、ま
た、溶接による歪の修正のためなどに多大の工数
を必要としていた。
は、溶接個所が長いため溶接に多くの工数を要
し、かつ、グラインダーやバフ仕上のため、ま
た、溶接による歪の修正のためなどに多大の工数
を必要としていた。
さらに、塗装分野においても、ボンデ処理、塗
り作業、などの自動化が構造上むずかしかつた。
また、箱体1はロツト生産されるので、組立てま
での間箱体1の置き場所も考慮しなければならな
いなどの欠点があつた。
り作業、などの自動化が構造上むずかしかつた。
また、箱体1はロツト生産されるので、組立てま
での間箱体1の置き場所も考慮しなければならな
いなどの欠点があつた。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、防じん箱を構成
する各部材を板体の各端部を折り込んで袋状の断
面形状に形成し、それぞれ別個に作製したものを
ボルト締めにて組立てることにより、溶接個所を
少なくし、溶接による工数を歪取り、仕上げなど
の工数を少なくし、かつ、塗装の自動化を可能と
し、組立て時の置き場所もとらない防じん箱を提
供することを目的としている。
除去するためになされたもので、防じん箱を構成
する各部材を板体の各端部を折り込んで袋状の断
面形状に形成し、それぞれ別個に作製したものを
ボルト締めにて組立てることにより、溶接個所を
少なくし、溶接による工数を歪取り、仕上げなど
の工数を少なくし、かつ、塗装の自動化を可能と
し、組立て時の置き場所もとらない防じん箱を提
供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図面について説明
する。
する。
第5図〜第8図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第5図はこの考案の防じん箱の正面図、第
6図は同じく側面図、第7図は第5図の−断
面図、第8図は第5図の−断面図である。こ
れらの図で、11は防じん箱本体で、この防じん
箱本体11は以下の各部材からなる。すなわち、
天板12、底板13、左側板14、右側板15、
裏板16および扉17で構成され、裏板16以外
の各部材は何れも板体の各端部が折り込まれて図
示のように袋状の断面形状に構成されている。ま
た、裏板16は凹状断面に形成されている。な
お、ここでは裏板16は凹状断面に形成した場合
について説明したが、これは他の部材と同様に袋
状断面の部材を使用してもよい。
ので、第5図はこの考案の防じん箱の正面図、第
6図は同じく側面図、第7図は第5図の−断
面図、第8図は第5図の−断面図である。こ
れらの図で、11は防じん箱本体で、この防じん
箱本体11は以下の各部材からなる。すなわち、
天板12、底板13、左側板14、右側板15、
裏板16および扉17で構成され、裏板16以外
の各部材は何れも板体の各端部が折り込まれて図
示のように袋状の断面形状に構成されている。ま
た、裏板16は凹状断面に形成されている。な
お、ここでは裏板16は凹状断面に形成した場合
について説明したが、これは他の部材と同様に袋
状断面の部材を使用してもよい。
天板12、底板13、左,右側板14,15は
第7図および第8図に示すように、それぞれの折
り曲げ端部近くに穴あけがしてあり、防じん箱は
その穴を利用してボルト締めして組み立てられる
が、接合面にはパツキングが使用される。
第7図および第8図に示すように、それぞれの折
り曲げ端部近くに穴あけがしてあり、防じん箱は
その穴を利用してボルト締めして組み立てられる
が、接合面にはパツキングが使用される。
扉17の折り曲げ端部には、第7図または第8
図に示すようにパツキング18を全周に装置して
いる。また、扉17の右端近くの上下にはピン状
のヒンジ部19,20が装着されてヒンジされ、
天板12および底板13には前記ピン状のヒンジ
部19,20がそれぞれはめ合うように穴があけ
られている。21および22は前記扉17の当り
板で、天板12および底板13にネジ止めされて
いる。
図に示すようにパツキング18を全周に装置して
いる。また、扉17の右端近くの上下にはピン状
のヒンジ部19,20が装着されてヒンジされ、
天板12および底板13には前記ピン状のヒンジ
部19,20がそれぞれはめ合うように穴があけ
られている。21および22は前記扉17の当り
板で、天板12および底板13にネジ止めされて
いる。
このように構成された防じん箱は、板金製造技
術の進歩により、断面が袋状または凹状の各部材
は、板取り→パンチング→折り曲げの各工程が一
連のラインで自動化され、部材1個の生産はわず
か数分で完成することができる。また、塗装工程
も分割構造のため前処理→下塗り→上塗りの自動
化ラインに適用できる。
術の進歩により、断面が袋状または凹状の各部材
は、板取り→パンチング→折り曲げの各工程が一
連のラインで自動化され、部材1個の生産はわず
か数分で完成することができる。また、塗装工程
も分割構造のため前処理→下塗り→上塗りの自動
化ラインに適用できる。
すなわち、この考案では、上記の製造ラインに
適用できるように個別の各部材により防じん箱を
構成するようにしたもので、各部材は板体の各端
部が折り込まれた袋状または凹状断面のもので構
成し、各部材をパツキング(図示せず)を介して
ボルト締めして組立てを行う。また。図示はして
いないが、防じん箱内には各部材の折り曲げ端部
近くにあけられた穴を利用して制御器具の取付金
具も取り付けられる。天板12および底板13の
前部はオーバハングして、上部からじん埃や水滴
などの浸入を防止するとともに、扉17のヒンジ
を受ける役目も兼ねている。
適用できるように個別の各部材により防じん箱を
構成するようにしたもので、各部材は板体の各端
部が折り込まれた袋状または凹状断面のもので構
成し、各部材をパツキング(図示せず)を介して
ボルト締めして組立てを行う。また。図示はして
いないが、防じん箱内には各部材の折り曲げ端部
近くにあけられた穴を利用して制御器具の取付金
具も取り付けられる。天板12および底板13の
前部はオーバハングして、上部からじん埃や水滴
などの浸入を防止するとともに、扉17のヒンジ
を受ける役目も兼ねている。
以上説明したように、この考案は防じん箱をそ
れぞれ別個に作製できる天板、底板、左,右側
板、裏板、および扉の各部材により構成し、前記
各部材をそれぞれ各端部を折り曲げて袋状に形成
し、ボルトの締付けにより組立てるようにしたの
で、各部材の製造も最近の板金製造技術を有効に
活用できるので、板金、塗装工程は自動化するこ
とができ、いちじるしい工数節約が可能となる。
そして、天板と底板の前縁をオーバハングさせ、
このオーバハング間に扉を位置させ、かつ、その
一端を開閉自在にヒンジしたので、上部や下部か
らじん埃や水滴などの侵入が防止されるの効果が
得られる。
れぞれ別個に作製できる天板、底板、左,右側
板、裏板、および扉の各部材により構成し、前記
各部材をそれぞれ各端部を折り曲げて袋状に形成
し、ボルトの締付けにより組立てるようにしたの
で、各部材の製造も最近の板金製造技術を有効に
活用できるので、板金、塗装工程は自動化するこ
とができ、いちじるしい工数節約が可能となる。
そして、天板と底板の前縁をオーバハングさせ、
このオーバハング間に扉を位置させ、かつ、その
一端を開閉自在にヒンジしたので、上部や下部か
らじん埃や水滴などの侵入が防止されるの効果が
得られる。
第1図〜第4図は従来の防じん箱の構造を示す
もので、第1図は正面図、第2図は右側面図、第
3図は第1の−断面図、第4図は第1図の
−断面図、第5図〜第8図はこの考案の一実施
例を示す防じん箱の構造を示すもので、第5図は
正面図、第6図は側面図、第7図は第5図の−
断面図、第8図は第5図の−断面図であ
る。 図中、11は防じん箱本体、12は天板、13
は底板、14は左側板、15は右側板、16は裏
板、17は扉、18はパツキング、19,20は
ヒンジ部、21,22は当り板である。なお、図
中の同一符号は同一または相当部分を示す。
もので、第1図は正面図、第2図は右側面図、第
3図は第1の−断面図、第4図は第1図の
−断面図、第5図〜第8図はこの考案の一実施
例を示す防じん箱の構造を示すもので、第5図は
正面図、第6図は側面図、第7図は第5図の−
断面図、第8図は第5図の−断面図であ
る。 図中、11は防じん箱本体、12は天板、13
は底板、14は左側板、15は右側板、16は裏
板、17は扉、18はパツキング、19,20は
ヒンジ部、21,22は当り板である。なお、図
中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 板体の各端部が折り込まれ、袋状断面に形成さ
れた天板、底板、左,右側板、および凹状断面ま
たは前記袋状断面に形成された裏板の各部材から
なり、前記各部材をパツキングを介して、かつ前
記天板と底板の前縁をオーバハングさせてボルト
締めにて構成するとともに、同じく袋状に形成さ
れた部材からなる扉を前記天板と底板のオーバハ
ングした間に位置させ、かつその一端をパツキン
グを介して開閉自在にヒンジしたことを特徴とす
る防じん箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18055983U JPS6089124U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 防じん箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18055983U JPS6089124U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 防じん箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6089124U JPS6089124U (ja) | 1985-06-19 |
JPH0223023Y2 true JPH0223023Y2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=30391474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18055983U Granted JPS6089124U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 防じん箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6089124U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4119221B2 (ja) * | 2002-10-23 | 2008-07-16 | 株式会社三英社製作所 | 屋外設置型機器の筐体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850737Y2 (ja) * | 1979-11-15 | 1983-11-18 | 三菱電機株式会社 | 筐体 |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP18055983U patent/JPS6089124U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6089124U (ja) | 1985-06-19 |
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