JPH0222975Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222975Y2 JPH0222975Y2 JP10212284U JP10212284U JPH0222975Y2 JP H0222975 Y2 JPH0222975 Y2 JP H0222975Y2 JP 10212284 U JP10212284 U JP 10212284U JP 10212284 U JP10212284 U JP 10212284U JP H0222975 Y2 JPH0222975 Y2 JP H0222975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- electrical equipment
- vibration
- rubber
- vibration isolators
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
本考案は変圧器、リアクトル等振動を発生する
電気機器の取付部の防振装置に関する。
電気機器の取付部の防振装置に関する。
一般に変圧器、リアクトルは磁気によつて鋼板
が振動することにより、全体が振動し、それに伴
つて騒音を発生する。騒音の周波数は定格周波数
の２倍、４倍、６倍、８倍、10倍ぐらいまで存在
している。この振動および騒音は電気機器の取付
部より取付台に伝達され、他の静止機器に影響を
及ぼしたり、人間に不快感を与えるため取付部に
防振装置が設けられるのが普通である。防振装置
はできるだけ構造簡易で防振効果が大であること
がのぞましい。
が振動することにより、全体が振動し、それに伴
つて騒音を発生する。騒音の周波数は定格周波数
の２倍、４倍、６倍、８倍、10倍ぐらいまで存在
している。この振動および騒音は電気機器の取付
部より取付台に伝達され、他の静止機器に影響を
及ぼしたり、人間に不快感を与えるため取付部に
防振装置が設けられるのが普通である。防振装置
はできるだけ構造簡易で防振効果が大であること
がのぞましい。
従来は第２図に示すごとく電気機器１の取付足
１ａと取付台２との間に取付面の全面にわたつて
防振ゴム３を挾み込み、取付ボルト４によつて電
気機器１を取付台２に固定するようにしていた。
１ａと取付台２との間に取付面の全面にわたつて
防振ゴム３を挾み込み、取付ボルト４によつて電
気機器１を取付台２に固定するようにしていた。
この構造では防振ゴムの接触面積が広く機械的
共振点が高いところにあるため、電気機器の振動
が高周波の場合充分に振動を遮断できず、また取
付ボルトより直接伝達される振動があり、さらに
取付ボルトの締め過ぎによつて防振ゴムを過圧変
形させ防振効果が不充分となるといつた欠点があ
つた。
共振点が高いところにあるため、電気機器の振動
が高周波の場合充分に振動を遮断できず、また取
付ボルトより直接伝達される振動があり、さらに
取付ボルトの締め過ぎによつて防振ゴムを過圧変
形させ防振効果が不充分となるといつた欠点があ
つた。
本考案は前記の問題を解消し、電気機器よりの
高周波の振動の伝達を阻止するとともに防振効果
を大とする電気機器の防振装置を提供することを
目的とする。
高周波の振動の伝達を阻止するとともに防振効果
を大とする電気機器の防振装置を提供することを
目的とする。
前記目的を達成するため本考案は、電気機器と
取付台との間、取付ボルト頭と電気機器との間お
よび電気機器の拡大穴の中とに取付ボルトを取囲
む環状の防振ゴムを取り付け、電気機器を防振ゴ
ムを介して完全に浮かせて取付台に固定するとと
もに、取付ボルトの周囲に防振ゴムの過圧変形を
防止するため取付ボルトの締め付けを限定する間
座を設け、防振ゴムの断面積を極力小にするよう
にしようとするものである。
取付台との間、取付ボルト頭と電気機器との間お
よび電気機器の拡大穴の中とに取付ボルトを取囲
む環状の防振ゴムを取り付け、電気機器を防振ゴ
ムを介して完全に浮かせて取付台に固定するとと
もに、取付ボルトの周囲に防振ゴムの過圧変形を
防止するため取付ボルトの締め付けを限定する間
座を設け、防振ゴムの断面積を極力小にするよう
にしようとするものである。
本考案の実施例を図面にもとづき以下に説明す
る。第１図は本考案の実施例の電気機器の防振装
置の部分断面図である。第２図と同一符号で示す
ものは同一部品である。電気機器１の取付ボルト
４を取り囲んで３分割した矩形断面の環状防振ゴ
ム５ａ，５ｂ，５ｃを積重ね、５ａは取付ボルト
４の頭４ａと電気機器の取付足１ａとの間に、５
ｂは取付足１ａの拡大した取付穴１１内に、５ｃ
は取付足１ａと取付台２との間に取り付けてい
る。またこれらの防振ゴムと取付ボルト４との間
に中空円筒状の間座６が取付ボルト４を取り囲ん
で取り付けられている。間座６は取付ボルト４を
締め過ぎて防振ゴムの過圧を防止するようにその
高さが調節されている。
る。第１図は本考案の実施例の電気機器の防振装
置の部分断面図である。第２図と同一符号で示す
ものは同一部品である。電気機器１の取付ボルト
４を取り囲んで３分割した矩形断面の環状防振ゴ
ム５ａ，５ｂ，５ｃを積重ね、５ａは取付ボルト
４の頭４ａと電気機器の取付足１ａとの間に、５
ｂは取付足１ａの拡大した取付穴１１内に、５ｃ
は取付足１ａと取付台２との間に取り付けてい
る。またこれらの防振ゴムと取付ボルト４との間
に中空円筒状の間座６が取付ボルト４を取り囲ん
で取り付けられている。間座６は取付ボルト４を
締め過ぎて防振ゴムの過圧を防止するようにその
高さが調節されている。
このようにすることにより電気機器１は過圧変
形を防止した防振ゴムを介して完全に取付台２よ
り浮かされ、電気機器と取付ボルトおよび取付台
との間が防振ゴムを介して充分に隔離されるので
振動の伝達が抑止される。また取付ボルトの締付
力を抑えることにより防振ゴムの取付台および取
付足との接触面積を減らして断面積を極力小とす
ることにより機械的共振点を低くすることができ
高周波振動の遮断効果が大となる。
形を防止した防振ゴムを介して完全に取付台２よ
り浮かされ、電気機器と取付ボルトおよび取付台
との間が防振ゴムを介して充分に隔離されるので
振動の伝達が抑止される。また取付ボルトの締付
力を抑えることにより防振ゴムの取付台および取
付足との接触面積を減らして断面積を極力小とす
ることにより機械的共振点を低くすることができ
高周波振動の遮断効果が大となる。
本考案は振動を発生する電気機器の防振用のみ
ならず、振動のある場所に設置する静止機器の防
振用としても応用することができる。
ならず、振動のある場所に設置する静止機器の防
振用としても応用することができる。
本考案によれば振動を発生する電気機器の取付
部での防振、特に高周波振動の防振効果を大とす
ることができるので環境改善の効果がある。
部での防振、特に高周波振動の防振効果を大とす
ることができるので環境改善の効果がある。
第１図は本考案の実施例の電気機器の防振装置
の部分断面図、第２図は従来の防振装置の部分断
面図である。 １……電気機器、２……取付台、４……取付ボ
ルト、５ａ，５ｂ，５ｃ……防振ゴム、６……中
空円筒状間座。
の部分断面図、第２図は従来の防振装置の部分断
面図である。 １……電気機器、２……取付台、４……取付ボ
ルト、５ａ，５ｂ，５ｃ……防振ゴム、６……中
空円筒状間座。
Claims (1)
- 電気機器の取付ボルトを取り囲んで、この電気
機器の取付足と取付台との間、取付ボルト頭と電
気機器の取付足との間および拡大した電気機器の
取付ボルト穴内とに３分割された矩形断面の環状
防振ゴムを積重ねて取り付けるとともに、これら
の防振ゴムと取付ボルトとの間に防振ゴムの過圧
変形を防止するため取付ボルトの締め付けを限定
する中空円筒状間座を取付ボルトを囲んで設けて
なることを特徴とする電気機器の防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10212284U JPS6117713U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 電気機器の防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10212284U JPS6117713U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 電気機器の防振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6117713U JPS6117713U (ja) | 1986-02-01 |
| JPH0222975Y2 true JPH0222975Y2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=30661525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10212284U Granted JPS6117713U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 電気機器の防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117713U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009046977A (ja) * | 2008-10-17 | 2009-03-05 | Synapse International Kk | 構造物補強具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2590073Y2 (ja) * | 1991-06-14 | 1999-02-10 | 株式会社東芝 | 機器の防振ストッパー構造 |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP10212284U patent/JPS6117713U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009046977A (ja) * | 2008-10-17 | 2009-03-05 | Synapse International Kk | 構造物補強具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6117713U (ja) | 1986-02-01 |
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