JPH0449444Y2 - - Google Patents

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JPH0449444Y2
JPH0449444Y2 JP1984109240U JP10924084U JPH0449444Y2 JP H0449444 Y2 JPH0449444 Y2 JP H0449444Y2 JP 1984109240 U JP1984109240 U JP 1984109240U JP 10924084 U JP10924084 U JP 10924084U JP H0449444 Y2 JPH0449444 Y2 JP H0449444Y2
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JP1984109240U
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JPS6126901U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Foundations (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、原子力発電設備に設置された、たて
置蒸気発生器の防振性を向上させるための支持装
置に関する。
〈従来技術〉 原子力発電設備におけるたて置蒸気発生器は、
地震時及び事故時の強度設計上の要求から防振サ
ポートを必要としており、従来は第5図及び第6
図に示すように支持されていた。すなわち、これ
らの図において、11はたて置蒸気発生器であ
り、コンクリート遮蔽体等からなる基礎構築物1
2内に設置され、自重を支えるサポート13上に
支承されると共に、下部、中間部及び上部が基礎
構築物12内壁に取り付けられた支持部材14,
15,16によつて水平方向が支持されている。
これらの支持部材のうち15,16はいずれも油
圧防振式となつており、先端のロツドが前記蒸気
発生器11の外壁に取り付けられたラグ17,1
7……に連結して蒸気発生器の周囲を支持してい
た。又、第7図は従来の別例を示しており、たて
置蒸気発生器11の中間部及び上部がリング部材
18によつて囲まれ、このリング部材18が支持
部材15に連結されて支持されたものである。こ
のような支持部材の配設によつて、地震時に蒸気
発生器と基礎構築物との共振を避けると共に、地
震時、及び事故時等に発生する支持部材と蒸気発
生器との応力を低減させていた。しかしながら、
かかる支持構造によつても、地震時及び事故時の
荷重が大きい場合には十分な防振効果が得られ
ず、又、サポート設計の自由度が狭められるとい
う欠点を有していた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、たて置蒸気発生器の下部及び中間部
の他に、上端の鏡部を支持部材で支持した構成と
なつている。
〈作用〉 上記構成により、本考案の支持装置は、従来の
サポート方式に比べ当該容器・サポート系の固有
振動数が上がるため耐震性が向上する。これはサ
ポート取付位置が高くなることによる入力地震動
の増加以上に、固有振動数増加による基礎構築物
との共振域回避効果が大きいためである。
又、配管破断事故時のジエツト反力のような集
中荷重が、当該容器に作用する場合や、地震時の
ように当該容器の全体に分布的な荷重が作用する
場合にも、テコの原理(力の釣合式)によりサポ
ート反力が分散し、発生応力が低減されるため耐
力の向上、又はサポートの軽量化に有効である。
さらに、容器の鏡部では、容器の局部変形を小
さくするようなサポートラグの設計が容易である
場合が多く、この時、耐震性及び強度は一層向上
するが、本考案の支持装置は、この目的に合致し
ており、また容器の上部鏡部は通常スペースが空
いている場合が多く、このスペースにサポートと
しての支持部材を配設すれば配置の一層の向上が
図れるものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を
参照して具体的に説明する。
これらの図において、たて置蒸気発生器1はコ
ンクリートからなる基礎構築物2内に配置され、
下端部のフランジ部1aが自重を支えるサポート
3によつて支承されている。そして、このたて置
蒸気発生器1の下部及び中間部は従来例と同様に
油圧防振式の支持部材4,5によつて水平方向が
支持されると共に、上端の鏡部1bが支持部材6
によつて支持されている。この鏡部1bの支持部
材6は第2図に示すように、前記基礎構築物2の
内壁に基端部が取り付けられた油圧防振式支持部
材からなり、この支持部材の先端のロツドが鏡部
1b上面に取り付けられたラグ7に連結してい
る。この場合、ラグ7はたて置蒸気発生器1の容
器胴側に近い位置にあるため、この位置での支持
によつて蒸気発生器の局部変形は従来の支持装置
の場合に比べて小さくなる。
第3図及び第4図は、本考案の他の実施例を夫
夫示しており、前記実施例と同一の部分は同一の
符号を付して対応させてある。第4図の実施例に
おいては、たて置蒸気発生器1の上端の鏡部上に
該たて置蒸気発生器1よりも小径な円筒8が固着
され、当該円筒8の外周にはバンド10が取り付
けられると共に、このバンド10の外周面に突設
されたラグ7,7……に支持部材6のロツドが連
結しているものである。上述のいずれの実施例に
おいてもラグ7は蒸気発生器外径より内側に設置
されるため、配置面積(基礎構築物面積)の縮小
化が可能となつている。
なお、上述のいずれの実施例においても、たて
置蒸気発生器1の鏡部側の支持部材6は鏡部上面
に形成されたフランジ部に連結しても同様であ
る。
〈考案の効果〉 以上説明した本考案によると、たて置蒸気発生
器の上端が支持され、支持位置が高くなつている
から蒸気発生器・支持部材系の固有振動数が大き
くなり、耐震性が向上する。又、たて置蒸気発生
器は下部及び中間部と鏡部上面とで支持されてい
るから、サポート反力の分散及び低減により耐力
が向上する。さらに、鏡部上面はスペースが大き
いので軽量・小型なサポート(支持部材)設計が
可能であり、これにより、経済的設計が図れ、配
置設計が有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例の断面図
及び平面図、第3図及び第4図は夫々、他の実施
例の平面図、第5図及び第6図は従来例の断面図
及び平面図、第7図は従来の別個の平面図であ
る。 1,11……たて置蒸気発生器、1b……鏡
部、2,12……基礎構築物、4,5,6,1
4,15,16……支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎構造物内に配置され、自重を支えるサポー
    ト上に支承された、たて置蒸気発生器において、
    前記たて置蒸気発生器の下部及び中間部を、前記
    基礎構造物内壁に取付けられた支持部材で支持す
    ると共に、前記たて置蒸気発生器上端の鏡部を、
    該鏡部上面に固設されたラグ、あるいは前記たて
    置蒸気発生器外径より小径な円筒を介し、前記基
    礎構築物内壁に取付けられた支持部材で支持した
    ことを特徴とする原子力発電設備たて置蒸気発生
    器の支持装置。
JP1984109240U 1984-07-19 1984-07-19 原子力発電設備たて置蒸気発生器の支持装置 Granted JPS6126901U (ja)

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JP1984109240U JPS6126901U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 原子力発電設備たて置蒸気発生器の支持装置

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JP1984109240U JPS6126901U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 原子力発電設備たて置蒸気発生器の支持装置

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JPS6126901U JPS6126901U (ja) 1986-02-18
JPH0449444Y2 true JPH0449444Y2 (ja) 1992-11-20

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JP1984109240U Granted JPS6126901U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 原子力発電設備たて置蒸気発生器の支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619926Y2 (ja) * 1988-07-06 1994-05-25 石川島播磨重工業株式会社 火力発電所用ボイラの耐震バンパー
JP6066164B2 (ja) * 2012-06-07 2017-01-25 三菱重工業株式会社 重量機器の据付工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5971003U (ja) * 1982-10-29 1984-05-14 石川島播磨重工業株式会社 熱交換器

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JPS6126901U (ja) 1986-02-18

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