JPS6360253B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6360253B2 JPS6360253B2 JP20226482A JP20226482A JPS6360253B2 JP S6360253 B2 JPS6360253 B2 JP S6360253B2 JP 20226482 A JP20226482 A JP 20226482A JP 20226482 A JP20226482 A JP 20226482A JP S6360253 B2 JPS6360253 B2 JP S6360253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- base
- damper
- dynamic vibration
- vibration absorber
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 12
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
- F16F7/10—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
- F16F7/104—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
- F16F7/116—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on metal springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2222/00—Special physical effects, e.g. nature of damping effects
- F16F2222/12—Fluid damping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Foundations (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、橋梁等の構造物の共振を抑制する
動吸振器に関するものである。
動吸振器に関するものである。
動吸振器は、共振を抑制しようとする構造物の
共振振動数と等しい共振振動数を有する1自由度
振動系であつて、これを構造物に設置することに
より、構造物の共振振幅を減少させるものであ
る。簡単のため、構造物を第1図に示すような1
自由度系と考え、これに第2図に示す動吸振器を
付加すれば、その構造は第3図に示すように表現
することができる。
共振振動数と等しい共振振動数を有する1自由度
振動系であつて、これを構造物に設置することに
より、構造物の共振振幅を減少させるものであ
る。簡単のため、構造物を第1図に示すような1
自由度系と考え、これに第2図に示す動吸振器を
付加すれば、その構造は第3図に示すように表現
することができる。
ところで、従来土木建築構造物などに設置され
る上下方向振動減少用の動吸振器は、第2図に示
す構成を実現するために、例えば第4図に示す構
造となつていた。すなわち、動吸振器の質量に相
当する環状重錘1が、ベアリング3を介して、ガ
イド2に沿つて上下運動できるようになつてお
り、更に必要なバネ及び減衰がそれぞれコイルバ
ネ4及びオイルダンパ5などによつて与えられる
ようになつている。
る上下方向振動減少用の動吸振器は、第2図に示
す構成を実現するために、例えば第4図に示す構
造となつていた。すなわち、動吸振器の質量に相
当する環状重錘1が、ベアリング3を介して、ガ
イド2に沿つて上下運動できるようになつてお
り、更に必要なバネ及び減衰がそれぞれコイルバ
ネ4及びオイルダンパ5などによつて与えられる
ようになつている。
しかしながら、このような構造では重錘1の微
小な上下運動をも妨げないような高性能のベアリ
ング3が必要であり、長期間使用する場合には保
守作業が必要になる。また、構造が複雑になるた
め、組立、調整が面倒である等の問題がある。
小な上下運動をも妨げないような高性能のベアリ
ング3が必要であり、長期間使用する場合には保
守作業が必要になる。また、構造が複雑になるた
め、組立、調整が面倒である等の問題がある。
この発明は、上記のような問題点を解消できる
ようにした構造の簡単な信頼性の高い動吸振器を
提供することを目的とするものである。
ようにした構造の簡単な信頼性の高い動吸振器を
提供することを目的とするものである。
この発明の動吸振器は、重錘の少なくとも上下
2個所で、水平面内に配置した4本の板ばねによ
り重錘を支持する構成としたものである。この構
成により、重錘は水平面内で自由度をもたず、上
下方向にのみ移動する。
2個所で、水平面内に配置した4本の板ばねによ
り重錘を支持する構成としたものである。この構
成により、重錘は水平面内で自由度をもたず、上
下方向にのみ移動する。
以下、この発明の一実施例を第5図〜第7図に
より説明する。図中11は、角型基盤で、この基
盤11の4隅部には、それぞれ断面角型の支柱1
2,12…が立設されている。この基盤11の中
央部には、減衰用ダンパ13としてのオイルダン
パが立設されている。15はベル型金物で、下端
部に重錘載置用の鍔15aを有し、上端部はオイ
ルダンパのピストンロツド14に接続されてい
る。16は環状重錘で、ベル型金物15の鍔15
a上に複数個積重ねられ、上下2個所に孔あき角
型の支持板17,17が重錘と一体となつて動く
ように重錘16,16に挟持されて取付けられて
いる。18は上記支持板17の高さに対応して支
柱12に基端部が固着された板ばねで、先端部は
スペーサ17aを介して水平状態で支持板17の
4隅部に接続されている。19は上記支持板17
の4隅部に位置して、基盤11との間に設けられ
たコイルばねである。
より説明する。図中11は、角型基盤で、この基
盤11の4隅部には、それぞれ断面角型の支柱1
2,12…が立設されている。この基盤11の中
央部には、減衰用ダンパ13としてのオイルダン
パが立設されている。15はベル型金物で、下端
部に重錘載置用の鍔15aを有し、上端部はオイ
ルダンパのピストンロツド14に接続されてい
る。16は環状重錘で、ベル型金物15の鍔15
a上に複数個積重ねられ、上下2個所に孔あき角
型の支持板17,17が重錘と一体となつて動く
ように重錘16,16に挟持されて取付けられて
いる。18は上記支持板17の高さに対応して支
柱12に基端部が固着された板ばねで、先端部は
スペーサ17aを介して水平状態で支持板17の
4隅部に接続されている。19は上記支持板17
の4隅部に位置して、基盤11との間に設けられ
たコイルばねである。
而して、重錘16が上下運動(Z方向)すると
きには、板ばね18が上下方向に曲げられるが、
板ばね18の曲げ剛性が充分小さいため、重錘1
6の動きに殆んど影響を与えない。なお、板ばね
18が曲がるのに伴い重錘16は若干Z軸回わり
に回転し、板ばね18を外方向に曲げることにな
るが、この変位量は微少であり、板ばね18のわ
ずかな変位によつて吸収することができる。
きには、板ばね18が上下方向に曲げられるが、
板ばね18の曲げ剛性が充分小さいため、重錘1
6の動きに殆んど影響を与えない。なお、板ばね
18が曲がるのに伴い重錘16は若干Z軸回わり
に回転し、板ばね18を外方向に曲げることにな
るが、この変位量は微少であり、板ばね18のわ
ずかな変位によつて吸収することができる。
また、重錘16の水平方向の動き、例えばX方
向への動きは、第7図に示すように水平面内の4
本の板ばね18の内X軸に平行な2本の板ばねの
軸方向剛性によつて規制されるので、重錘16は
実質的にX方向に動くことはできない。同様に重
錘16はY方向にも動くことはできない。従つて
重錘16は平面内の自由度を持たず、上下方向
(Z方向)のみの自由度を有することになる。
向への動きは、第7図に示すように水平面内の4
本の板ばね18の内X軸に平行な2本の板ばねの
軸方向剛性によつて規制されるので、重錘16は
実質的にX方向に動くことはできない。同様に重
錘16はY方向にも動くことはできない。従つて
重錘16は平面内の自由度を持たず、上下方向
(Z方向)のみの自由度を有することになる。
更に、重錘16は第5図に示すように、上下2
個所でそれぞれ4本の板ばね18,18…によつ
て支持されているので、X軸まわり、Y軸まわり
の回転の自由度をもたない。
個所でそれぞれ4本の板ばね18,18…によつ
て支持されているので、X軸まわり、Y軸まわり
の回転の自由度をもたない。
なお、上記実施例では4本の板ばねを上下2段
に設けてあるが、必要に応じて増やしてもよい。
また、コイルばね19を重錘16と基盤11間に
設けてなるが、曲げ剛性の高い板ばねを用いるこ
とにより、コイルばねを省略することができる。
に設けてあるが、必要に応じて増やしてもよい。
また、コイルばね19を重錘16と基盤11間に
設けてなるが、曲げ剛性の高い板ばねを用いるこ
とにより、コイルばねを省略することができる。
この発明の動吸振器は上記のようなものである
から、重錘を上下案内するのに、従来のような高
い性能を有するベアリングは不用となり、また、
その保守も不必要となるから、構造が簡単で、安
定した性能を維持することができる。
から、重錘を上下案内するのに、従来のような高
い性能を有するベアリングは不用となり、また、
その保守も不必要となるから、構造が簡単で、安
定した性能を維持することができる。
第1図〜第3図は、それぞれ構造物、動吸振器
及び構造物に動吸振器を付加した状態の振動モデ
ル図、第4図は従来の動吸振器の縦断面図、第5
図〜第7図はこの発明の動吸振器の一実施例を示
すもので、第5図は正面図、第6図は縦断面図、
第7図は第5図の―線矢視横断面図である。 11…基盤、12…支柱、13…減衰用ダン
パ、16…重錘、18…板ばね。
及び構造物に動吸振器を付加した状態の振動モデ
ル図、第4図は従来の動吸振器の縦断面図、第5
図〜第7図はこの発明の動吸振器の一実施例を示
すもので、第5図は正面図、第6図は縦断面図、
第7図は第5図の―線矢視横断面図である。 11…基盤、12…支柱、13…減衰用ダン
パ、16…重錘、18…板ばね。
Claims (1)
- 1 基盤と、この基盤の4隅部に立設された4本
の支柱と、上記基盤の中央部に立設された減衰用
ダンパと、このダンパに接続される該ダンパを囲
んで設けられた重錘と、この重錘に上下方向に離
間させて少なくとも2段設けられた基端部を上記
4本の支柱にそれぞれ固着して水平面内に配され
先端部を上記重錘に接続した板ばねとからなる動
吸振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20226482A JPS5993542A (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 動吸振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20226482A JPS5993542A (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 動吸振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5993542A JPS5993542A (ja) | 1984-05-30 |
JPS6360253B2 true JPS6360253B2 (ja) | 1988-11-24 |
Family
ID=16454656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20226482A Granted JPS5993542A (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 動吸振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5993542A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62172837U (ja) * | 1986-04-23 | 1987-11-02 | ||
JPS63181867A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-27 | 清水建設株式会社 | 構造物の振動抑制装置 |
JPH0743003B2 (ja) * | 1987-12-09 | 1995-05-15 | オイレス工業株式会社 | 動吸振装置 |
JP2557536B2 (ja) * | 1989-11-22 | 1996-11-27 | 三菱製鋼株式会社 | 制振装置の固有振動数の調整装置 |
JP2673606B2 (ja) * | 1990-11-27 | 1997-11-05 | 株式会社フジタ | 動吸振装置 |
JP3772179B2 (ja) * | 2004-08-02 | 2006-05-10 | シャープ株式会社 | 振動抑制装置およびこれを備えたスターリング機関 |
JP4549903B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2010-09-22 | 三菱電機株式会社 | 吸振装置およびこれを用いた耐震ラック |
-
1982
- 1982-11-18 JP JP20226482A patent/JPS5993542A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5993542A (ja) | 1984-05-30 |
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