JPH02229428A - 半導体処理装置 - Google Patents

半導体処理装置

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JPH02229428A
JPH02229428A JP1178610A JP17861089A JPH02229428A JP H02229428 A JPH02229428 A JP H02229428A JP 1178610 A JP1178610 A JP 1178610A JP 17861089 A JP17861089 A JP 17861089A JP H02229428 A JPH02229428 A JP H02229428A
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吉川 清
Ayako Maeda
綾子 前田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は半導体処理装置に関するもので、特に半導体基
板表面に付着している不純物の回収に使用されるもので
ある。
(従来の技術) 半導体基板上に形成される熱酸化膜などの薄膜中にNa
(ナトリウム),K(カリウム),Fe(鉄)等の不純
物が含まれていると、その量が少なくても半導体素子の
電気的特性に大きな影響を与えることは良く知られてい
る。したがって、前記酸化膜を形成する半導体基板表面
からの不純物の混入をできるかぎり抑制して前記半導体
素子の電気的特性を向上することが必要である。
従来、前記半導体基板表面の不純物を測定するにあたり
、二次イオン質量分析(Secondary JonM
ass Spectrosstry,以下SIMSとい
う。)、オージエ電子分光(^uger Electr
onSpect roscopyt以下AESという。
)、放射化分析などの機器分析が用いられてきた。とこ
ろが、これらS IMS,AES及び放射化分析等の機
器分析は、大掛かりでかつ高価な測定機器が必要である
ために分析コストがかかり、又分析操作に熟練を必要と
する欠点がある。また、電子ビームや光ビームを使用す
る分析方法であるため、局所分析が可能である反面、半
導体基板全面の汚染量評価が不可能である。このため、
前記半導体基板の表面全体を簡便に分析するには向いて
いない。そこで、最近では基板表面の全体を分析する方
法として主に以下に示す2つの方法が使用されている。
第1の方法は、あらかじめ半導体基板の表面に適切な熱
酸化膜を形成した後、前記半導体基板をふり化物溶液の
蒸気中に暴露する。続いて、前記ふっ化物溶液の蒸気に
より溶解した酸化膜をその中に含まれる不純物とともに
ぶつ化物溶液として回収する。そして、このぶつ化物溶
液を分析装置にかけて不純物測定を行なうという気相分
解法。
第2の方法は、熱酸化処理を施さずに半導体基板をぶつ
化物溶液中に浸漬して、前記半導体基板の表面全体の自
然酸化膜を溶解する。そして、このぶつ化物溶液を測定
することにより前記自然酸化膜に含まれる不純物やその
濃度を調べるという方法である。
しかしながら、前者の方法においては熱酸化工程がある
ため、この熱酸化工程における雰囲気中から熱酸化膜へ
の不純物の混入、半導体基板表面からの不純物の蒸発、
半導体基板内部から前記半導体基板表面への不純物の拡
散などが生じる可能性がある。また、後者の方法におい
ては不純物回収のために必要なぶつ化物溶液量が分析に
必要なぶつ化物溶液量に対して多過ぎるため、回収した
溶液中の不純物濃度の低下が著しく、不純物分析データ
の感度及び精度が低下するという点、並びに分析に不要
な半導体基板裏面の自然酸化膜中の不純物も前記ぶつ化
物溶液中に取り込まれてしまうという点で問題がある。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来では半導体基板上の不純物を簡便に測
定するにあたり、分析精度やその信頼性の面で問題があ
った。
よって、本発明の目的は、半導体基板表面の不純物を熱
酸化工程なしで高感度に測定できる不純物測定方法に用
いられ、前記不純物の分析精度やその信頼性の向上が得
られる半導体処理装置を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の半導体処理装置は
、半導体基板の表面を気相分解装置により分解した後、
この半導体基板を基板搬送装置により基板支持装置へ搬
送する。この後、液滴駆動装置を用いて、前記基板支持
装置に支持された半導体基板の表面に対し、液滴を接触
させた状態で保持する。また、この液滴を前記半導体基
板の表面上で中心から外周に向かって渦巻状に余すとこ
ろなく走査させる。これにより、前記半導体基板の表面
上に付着していた不純物を回収し、前記走査の終了した
液滴を液滴回収装置に保存するという一連の動作を行な
うものである。
また、半導体基板の表面を気相分解装置により分解した
後、この半導体基板を基板搬送装置により基板支持装置
へ搬送する。この後、滴下装置から液滴が滴下されると
、この液滴を液滴保持具が保持する。また、液滴駆動装
置を用いて、前記液滴保持具により保持された液滴を前
記基板支持装置に支持された半導体基板の表面上で中心
から外周に向かって渦巻状に余すところなく走査させる
。これにより、前記半導体基板の表面上に付着していた
不純物を回収し、前記走査の終了した液滴を液滴回収装
置に保存する。なお、これら諸装置の一連の動作が遠隔
操作により行なわれるものである。
さらに、これら諸装置による一連の動作は清浄度空間で
行われるのが好ましい。
また、前記液滴は、酸化剤及び還元剤のうちの少なくと
も1つを含む水溶液であるのが良い。
(作用) このような構成の半導体基板表面不純物回収装置によれ
ば、熱酸化工程なしに、半導体基板表面に付着した不純
物を液滴という微量な液量により回収できる。即ち、こ
の液滴による不純物測定は分析感度やその信頼性の向上
を達成できる。
また、これら諸装置の一連の動作が遠隔操作により行な
われるため、人間は諸装置や半導体基板に全く触れずに
、自動的に液滴を回収して分析を行うことができる。即
ち、従来の分析方法に比べて短時間、かつ高精度及び高
信頼性のある不純物分析ができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図及び第2図は、本発明に係わる半導体処理装置の
第1の実施例を示すものである。第1図は本発明に係わ
る半導体処理装置を構成する諸装置を側面から見たもの
である。また、第2図は前記WSl図における諸装置を
平面から見たもので、これら諸装置の配置がわかるよう
にしたものである。なお、第1図及び第2図において一
部に断面を示す所があるが、その部分には斜線を入れて
他と区別する。
lotは、半導体基板の表面を気相により分解するため
の気相分解装置を示している。この気相分解装置は樹脂
製の蓋1と、この蓋lにより密閉できる樹脂製の容器2
と、この樹脂製の容器2の中に設置されたエレベータ 
3と、前記樹脂製の容器2の中に入れられた高純度ぶつ
化物溶液4とで構成されている。前記樹脂製の蓋lはエ
レベータ3Iコ結合され、このエレベータ 3とともに
上下に移動することができる。なお、このエレベータ3
上には半導体基板運搬用のキャリャ5が配置される。
102は、半導体基板表面に付着した不純物の回収を行
うための回転処理装置を示している。この回転処理装置
は、基板支持装置(例えば真空チャック)6、液滴駆動
装置8及び液滴回収装置(例えば受け皿)9から構成さ
れている。液滴駆動装置8は、円盤状に形成されており
、その円周に添って複数個の液滴保持部10が設けられ
ている。
液滴回収装置9は、円盤状に形成されており、その円周
に添って複数個の窪み1lが設けられている。
基板支持装置6と液滴駆動装置8の位置は、液滴保持部
lOが液滴駆動装置8の回転により基板支持装置Bの回
転中心、すなわちこの基板支持装置6に支持される半導
体基板12の中心を通るように決められている。液滴駆
動装置8と液滴回収装置9とは互いに重なり合っている
7は、基板搬送装置を示している。この基板搬送装置7
は、気相分解装置101及び回転処理装置102間、す
なわちキャリャ5及び基板支持装置6間で半導体基板の
搬送を行なう。
なお、これら諸装置はグローブボックス13内に設置さ
れ、外部と隔離されている。さらに、図示しない制御用
モータによりこれら諸装置が駆動されるので、遠隔操作
による動作が可能である。
次に、上述した半導体処理装置の動作について同図をも
とに詳細に説明する。
まず、エレベータ 3を上昇させ、樹脂製の容器2に高
純度ぶつ化物溶液(例えばふっ酸溶液)4を入れる。そ
して、前記エレベータ 3上に半導体基板がセットされ
ているキャリャ5を配置する。
この後、エレベータ 3を下げることによってエレベー
タ 3に固定された樹脂製のM1により前記容器2が密
閉される。この密閉された容器2中には高純度ぶつ化物
溶液4の蒸気が充満するため、前記キャリャ5にセット
されている半導体基板表面の酸化膜は溶解されてこの基
板表面に付着する。
この時、前記半導体基板をふっ素系樹脂板などの上に置
けば、分析に必要のない前記半導体基板の裏面の酸化膜
はぶつ化物溶液の蒸気に触れないために溶解されない。
ある一定時間このままの状態に保持した後、容器2内に
高純度不活性ガスを流すことによって、この容器2内と
外気との気圧差を利用し、高純度ぶつ化物溶液4の蒸気
を容器2外へ排出する。この後、前記エレベータ3を上
昇させる。また、これと連動して、基板搬送装置7が前
記キャリャ5中の半導体基板を一枚取り出して基板支持
装置6にセットする。この基板支持装置6はふっ素系樹
脂など化学的に不活性な材料からなっている。この後、
液滴駆動装置8に設けられた、例えば25個の液滴保持
部10(1ロット分)のうち半導体基板12の中心上に
ある液滴保持部lOにふっ化物溶液(例えば高純度1%
HF(ふり化水素)水溶液)を用いた液滴l4を垂らす
。すると、この液滴14は界面張力により前記液滴保持
部10に保持される。なお、液滴駆動装置8も基板支持
装置Bと同様にふっ素系樹脂でできている。そして、基
板支持装置6と液滴駆動装置8とを連動して回転させ、
前記半導体基板12表面の中心から外周に向かって渦巻
状に余すところなく、前記液滴保持部10の液滴14を
走査させる。これにより、前記半導体基板12表面の溶
解された酸化膜は、これに含まれる不純物とともに前記
液滴14に吸収される。
なお、基板支持装置6及び液滴駆動装置8の回転数は液
滴14の走査速度が一定になるように制御されている。
液7i114は半導体基板12表面を走査し終えたら、
そのままこの半導体基板12を離れて液滴回収装置9に
向かう。そして、半導体基板12表面を走査したのと同
様に液滴回収装置9表面を走査する。この時、この液滴
回収装置9に設けられた、例えば25個のうちのある一
つの窪み1l上に液滴14が移動し接触すると、基板支
持装置6及び液滴駆動装置8の回転を停止させ、液滴回
収装置9を窪み11のピッチ分だけ回転させる。すると
、重力と界面張力により液滴14はその窪みl1の中に
落ちる。この後、基板搬送装置7が半導体基板l2をも
とのキャリャ5に戻して一連の動作が完了する。
この状態において、新しい、すなわち未だ液滴の回収に
使用していない液滴保持部10が基板支持装置6の回転
中心にくるように、基板支持装置6及び液滴回収装置9
の位置が決められている。
このような、キャリア5から半導体基板l2を取り出し
て不純物の回収を行ない、この半導体基板l2をもとの
キャリャ5に戻すという一連の動作を繰り返すことによ
り、1ロット分の試料の回収ができる。なお、回収され
た試料を分析装置にかけることより不純物分析が行なわ
れる。
第3図及び第4図は、本発明に係わる半導体処理装置の
第2の実施例を示すものであり、前記第1図及び第2図
に示した半導体処理装置の一部を改良したものである。
なお、第3図及び第4図において、前記第1図及び第2
図と同様の部分には同じ符号が付してある。
前述した半導体処理装置と同様に、樹脂製のMlにより
密閉できる樹脂製の容器2にはエレベータ(図示せず)
が取り付けられ、このエレベータには半導体基板運搬用
のキャリャ5が配置される。前記樹脂製の容器2の中に
は高純度ふり化物溶液が入れられており、前記樹脂製の
蓋1が閉じることにより半導体基板の表面には酸化膜の
溶解物が形成される。また、前記キャリャ5及び基板支
持装置(例えば真空チ.ヤック)6間で半導体基板の搬
送を行なうための基板搬送装置7も設置されている。
そして、同図に示す半導体処理装置においては、回転軸
をもった液滴駆動装置l5が設けられている。この液滴
駆動装置l5は、これと別に形成された、例えばテフロ
ン(PTFE)よりなる液滴保持具l6を吸引し支持す
ることができる。なお、前記液滴駆動装置I5の回転軸
は前記液滴保持具I6に保持される液滴が半導体基板l
2の中心、すなわち基板支持装置6の回転中心を通るよ
うに決められている。液滴駆動装置l5に支持された液
滴保持具16の上部には、この液滴保持具16に微量の
液滴を供給するために液供給部として、例えばぶつ化物
溶液が入ったディスベンサ−17が取り付けられている
。また、半導体基板12表面を走査終了後の液滴を保存
しておくため、円周に添って複数個の窪み1lが形成さ
れた円盤状の液滴回収装置(例えば受け皿)9が設けら
れている。さらに、前記液滴保持具l6を回収するため
の箱として回収箱18が設置されている。また、これら
諸装置はクリーンブース20内に設置され、外部と隔離
されている。
なお、図示しない制御用モータによりこれら諸装置が駆
動されるので、遠隔操作による動作が可能である。
第5図は、前記第3図及び第4図における液滴回収装置
9及び液滴駆動装置15を詳細に示したものである。ま
た、第6図(a)及び(b)は、液滴保持具16を詳細
に示したものである。
初期状態において、液滴回収装ril9の周囲に添って
設けられた複数個の窪み1lには、それぞれ未使用の液
滴保持具1Bがセットされている。また、この液滴保持
具l6を吸引し支持するために液滴駆動装置l5には吸
引管19が設けられている。この吸引管l9は例えば図
示しないボンブ等に接続されており、負圧によって液滴
保持具l6を吸着することができる。
次に、前記半導体処理装置の動作について前記第3図乃
至第6図を参照しつつ詳細に説明する。
まず、半導体基板l2を基板支持装置6にセットするま
で、前記第1の実施例と同様の動作により行なう。この
後、液滴駆動装置l5は液滴回収装置9の窪み11にセ
ットされた液滴保持具1Bのうちの一つを負圧により吸
引し支持する。前記液滴保持具l6が半導体基板l2の
中心に移動後、ディスペンサ−17からはぶつ化物溶液
( fPJえば高純度1%HF(ふっ化水素)水溶液)
を用いた液滴14が滴下され液滴保持具l6により保持
される。そして、半導体基板12の回転と同時に、液滴
駆動装置l5は、液滴保持具l6により保持された液滴
l4が半導体基板12表面に接触した状態で、中心から
外周に向かって渦巻状に余すところなく移動するよう回
転する。なお、半導体基板12表面上での液滴l4の走
査速度が一定となるように基板支持装置B及び液滴駆動
装置l5の回転数をプログラム制御している。
半導体基板l2の外周に液滴l4が達すると、さらにこ
の液滴l4は液滴保持具IBに保持されたままこの液滴
保持具16がセットされていた元の窪み11まで移動す
る。そして、液[14を保持した液滴保持具1Bは、そ
の窪み1l内に挿入されることにより、液滴l4の下面
が窪みllの底部に接触する。この時、窪みl1の底部
に接触しだ液滴14は、窪みll底面との接触角が前進
接触角に到達するまで、その窪み11の底面をぬらす。
即ち、窪み11底面の形状を例えば第5図に示すような
丸い形にすれば、液滴l4は窪み11の底面全体に広が
る。その結果、液滴保持具1Bとの間で強い引張応力が
働き、液滴14はくびれてくる。すると、液滴14は、
液滴保持具IBに設けられた溝部21(第6図(a)及
び(b)参照)より液滴保持具1Bの内壁面から剥離し
だす。また、液滴14が剥離しだすと、その液滴l4自
重によりさらに液層14の剥離が進行する。そして、つ
いには全ての液滴l4が窪み1lに落下し、液滴■4の
回収が完了する。液滴l4の回収が完了した後、液滴保
持具16は回収箱l8の位置まで移動して回収箱18に
回収される。なお、処理の終わった半導体基板l2は基
板搬送装置7によりキャリア5の元の位置に収納される
そして、このような一連の動作がプログラムにより制御
され1ロット分の試料の回収が完了する。
本発明の装置により不純物の回収を行なえば、汚染源と
なる熱酸化工程を経ずに不純物分折に必要な最低限の液
量で基板全表面の不純物回収を行うことができる。よっ
て、従来の技術では半導体基板表面の不純物の検出限界
が〜1 0”a t oms/cl2のオーダーであっ
たのに対し、本発明の装置を用いて不純物の分析を行な
うと不純物の検出限界を〜1 09a t oms/e
l2のオーダーに低下させることができる(第7図参照
)。また、人間は諸装置や半導体基板に全く触れずに、
遠隔操作により自動的に液滴を回収して分析することが
できるので、従来の分析方法に比べて短時間、かつ高精
度及び高信頼性のある不純物分析ができる。さらに、ふ
り化物溶液のような有害な薬液を作業者が直接取り扱わ
ないため安全性が向上する。また、不純物分析に従事す
る延べ人数及び時間の50%の削減が可能になる。
なお、前記第1及び第2の実施例において、不純物の回
収に使用する液滴14は、ぶつ化物溶液(例えば高純度
1%HF(ぶつ化水素酸)水溶液)であったが、この他
にも酸化剤を含む水溶液若しくは還元剤を含む水溶液又
はこれら両方を含む水溶液であってもよい。このような
水溶液としては、例えば塩酸、硝酸、過酸化水素が考え
られる。
[発明の効果] 以上、本発明の半導体処理装置によれば次のような効果
を奏する。
汚染源となる熱酸化工程を経ずに不純物分析に必要な最
低限の液量で基板全表面の不純物回収を行うことができ
る。よって、半導体基板表面の不純物を熱酸化工程なし
で高感度に測定できる不純物測定方法に用いられ、前記
不純物の分析精度やその信頼性の向上が得られる半導体
処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わる半導体処理装置
の側面図、第2図は前記第1図に示す半導体処理装置の
平面図、第3図は本発明の第2の実施例に係わる半導体
処理装置の側面図、第4図は前記第3図に示す半導体処
理装置の平面図、第5図は前記第3図及び第4図に示す
半導体処理装置の要部断面図、第6図(a)及び(b)
は前記第3図乃至第5図に示す半導体処理装置の液滴保
待具を詳細に示す図、第7図は従来と本発明との分析値
の検出限界値を比較して示す図斉である。 ■・・・蓋、2・・・容器、3・・・エレベータ、4・
・・ぶつ化物溶液、5・・・キャリャ、6・・・基板支
持装置、7・・・基板搬送装置、8・・・液滴駆動装置
、9・・・液滴回収装置、lO・・・液層保持部、1l
・・・窪み、l2・・・半導体基板、l3・・・グロー
ブボックス、l4・・・液滴、l5・・・液滴駆動装置
、16・・・液滴保持具、■7・・・ディスベンサー 
l8・・・回収箱、l9・・・吸引管、20・・・クリ
ーンブース。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第6図 B−2:従来における第20オ三ム li値: xlO atoms/cm2 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板の表面を気相により分解する気相分解
    装置と、半導体基板を支持する基板支持装置と、前記気
    相分解装置及び基板支持装置間で半導体基板の搬送を行
    なう基板搬送装置と、前記基板支持装置に支持された半
    導体基板の表面に対し、液滴を接触させた状態で保持し
    、この液滴を前記半導体基板の表面上で走査させる液滴
    駆動装置と、前記走査の終了した液滴を回収する液滴回
    収装置とを具備したことを特徴とする半導体処理装置。
  2. (2)半導体基板の表面を気相により分解する気相分解
    装置と、半導体基板を支持する基板支持装置と、前記気
    相分解装置及び基板支持装置間で半導体基板の搬送を行
    なう基板搬送装置と、液滴を滴下する滴下装置と、この
    滴下装置から滴下される液滴を保持する液滴保持具と、
    この液滴保持具により保持された液滴を前記基板支持装
    置に支持された半導体基板の表面上で走査させる液滴駆
    動装置と、前記走査の終了した液滴を回収する液滴回収
    装置と、これら諸装置の動作を遠隔操作する制御手段と
    を具備したことを特徴とする半導体処理装置。
  3. (3)半導体基板の表面を気相により分解する気相分解
    装置と、半導体基板を支持する基板支持装置と、前記気
    相分解装置及び基板支持装置間で半導体基板の搬送を行
    なう基板搬送装置と、液滴を滴下する滴下装置と、この
    滴下装置から滴下される液滴を保持する液滴保持具と、
    この液滴保持具により保持された液滴を前記基板支持装
    置に支持された半導体基板の表面上で走査させる液滴駆
    動装置と、前記走査の終了した液滴を回収する液滴回収
    装置と、これら諸装置を設置する清浄度空間と、前記諸
    装置の動作を遠隔操作する制御手段とを具備したことを
    特徴とする半導体処理装置。
  4. (4)前記液滴は、酸化剤及び還元剤のうちの少なくと
    も1つを含む水溶液であることを特徴とする請求項1又
    は2又は3記載の半導体処理装置。
  5. (5)前記液滴の走査は、半導体基板表面の中心から外
    周に向かって渦巻状に余すところなく行うことを特徴と
    する請求項1又は2又は3記載の半導体処理装置。
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