JPH02227751A - ファイル更新処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機システムで処理するファイル処理に
利用する。本発明は更新前ファイルと更新後のファイル
を同時に保持する世代ファイルの処理に関する。

〔概要〕

本発明はファイルサイズを動的に変更することが可能な
ファイルを使用するファイル更新処理装置において、 更新したメンバだけを更新先のファイルへ出力し、ディ
レクトリファイル内に各メンバごとの最新世代ファイル
の在り場所を整理して記憶しておくことにより、 内容の等しいメンバが複数のファイル内に存在すること
をなくし、ファイル容量を削減できるようにしたもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、この種のファイル更新処理では更新前のファイル
に登録されているメンバのうち更新の対象にならなかっ
たメンバも更新後のファイルにコピーされていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のファイル更新処理では、更新前ファイル
に登録されているメンバのうち更新対象にならなかった
メンバも更新後ファイルにコピーしていたために、全く
内容の等しいメンバが複数のファイルに存在することが
あり、このためにファイル容量が余分に必要になる欠点
があった。

本発明はこのような欠点を除去するもので、内容の等し
いメンバが複数のファイル内に存在することをなくし、
ファイル容量を削減することができる装置を提供するこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ファイルサイズを動的に変更することが可能
なファイルを使用するファイル更新処理装置において、
更新メンバ指示情報ファイルから更新メンバ名および更
新処理の種類を取得する更新メンバ名取得手段と、取得
した更新メンバ名をもとにディレクトリファイル内を検
索して指定された更新メンバ名が登録されているか否か
を判定するディレクトリ部検索手段と、ディレクトリフ
ァイル内に更新メンバ名と対応して格納されている世代
番号から更新前ファイルを決定する更新前ファイル位置
付は手段と、更新メンバ名に対応する世代番号に１を加
えた世代番号のファイルが有るか否か判定し、無いとき
には新規にファイルを作成して出力ファイルとし、有る
ときにはこのファイルを更新後ファイルとして位置付け
する更新後ファイル位置付は手段と、指定されたメンバ
の追加もしくは削除または更新を行う更新手段と、ディ
レクトリファイル内を更新するディレクトリ部更新手段
とを含むことを特徴とする。

〔作用〕

更新メンバ名取得手段が更新メンバ指示情報ファイルか
ら更新メンバ名と更新処理の種類を読み込み、ディレク
トリ部検索手段が取得した更新メンバ名をもとにディレ
クトリファイル内を検索して指定された更新メンバ名が
登録されているか否かを判定し、登録されていれば更新
前ファイル位置付は手段がディレクトリファイル内に更
新メンバ名と対応して格納されている世代番号から更新
前ファイルを決定する。次いで更新後ファイル位置付は
手段が更新メンバ名に対応する世代番号に１を加えた世
代番号のファイルが有るか否か判定し、無いときには新
規にファイルを作成して出力ファイルとし、有るときに
はこのファイルを更新後ファイルとして位置付ける。そ
の後更新手段が、従来機能を使用して指定されたメンバ
の追加、削除、更新を行い、ディレクトリ部更新手段が
ディレクトリファイル内を更新する。

このように更新したメンバだけを更新先のファイルへ出
力し、ディレクトリファイル内に各メンバごとの最新世
代の在り場所を記憶しておくことにより、ファイル容量
を削減することができる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成および処理の流れを示す図
である。

本発明実施例は、更新メンバ指示情報ファイル８から更
新メンバ名および更新処理の種類を取得する更新メンバ
名取得手段１と、取得した更新メンバ名をもとにディレ
クトリファイル１２内を検索して指定された更新メンバ
名が登録されているか否かを判定するディレクトリ部検
索手段２と、ディレクトリファイル１２内に更新メンバ
名と対応して格納されている世代番号から更新前ファイ
ル１０を決定する更新前ファイル位置付は手段３と、更
新メンバ名に対応する世代番号に１を加えた世代番号の
ファイルが有るか否か判定し、無いときには新規にファ
イルを作成して出力ファイルとし、有るときにはこのフ
ァイルを更新後ファイルとして位置付けする更新後ファ
イル位置付は手段４と、指定されたメンバの追加もしく
は削除または更新を行う更新手段５と、ディレクトリフ
ァイル１２内を更新するディレクトリ部更新手段６とを
含む。

第１図中実線で表した矢印は制御の流れを示し、斜線を
付した矢印はデータの流れを示す。

このように構成された本発明実施例の動作について説明
する。第２図は本発明実施例のファイルの更新処理を行
ったときのファイルとメンバの状態を示す概念図、第３
図は本発明実施例におけるディレクトリファイル１２内
の構成を示す図、第４図は本発明実施例におけるファイ
ルの更新前と更新後のブイレフ）　ＩＪファイル１２内
の状態を示す図、第５図は本発明実施例の更新前ファイ
ル位置付は手段３の処理の流れを示す図、第６図は本発
明実施例の更新後ファイル位置付は手段４の処理の流れ
を示す図である。

まず、ファイルの更新処理を開始するために更新メンバ
名取得手段１が起動されると、更新メンバ指示情報ファ
イル８より更新メンバ名と更新処理の種類（更新、追加
、削除）を読み込む。

次にディレクトリ部検索手段２は読み込んだメンバ名が
ディレクトリファイル１２のメンバ名１２１欄に登録さ
れているか否かを検索する。登録されているときには更
新前ファイル位置付は手段３を起動する。

更新前ファイル位置付は手段３は第５図に示すようにメ
ンバ名と共に指定された更新処理の種類を判定しくステ
ップ５１）、“更新″のときは第３図に示すファイル世
代１２２の番号に対応するファイルを人力ファイルとす
る（ステップ５２）。“追加”のときはエラーとなる。

“削除”のときはファイル世代１２２の番号に対応する
ファイルを出力ファイル（更新ファイル）とする（ステ
ップ５３）。

続いて、更新後ファイル位置付は手段４を起動する。読
み込んだメンバ名がディレクトリファイル１２内のメン
バ名１２１欄に登録されていなくて更新処理の種類が“
′削除″のときはエラーとなる。

それ以外のときは更新後ファイル位置付は手段４を起動
する。更新後ファイル位置付は手段４は更新処理の種類
を判定しくステップ６１）　、”更新″のときはディレ
クトリファイル１２のメンバ名１２１欄のメンバ名に対
応するメンバのファイル世代１２２欄の内容＋１世代に
対応するファイルが有るか否かを調べる（ステップ６２
）。無いときにはファイルを新規に作成しくステップ６
３）、出力ファイルとする（ステップ６４）。更新処理
の種類が“追加′。

であるか“削除″であるか判定され（ステップ６５）、
“追加”として判定されたときは０世代ファイルを出力
ファイルとする（ステップ６６）。更新処理の種類が“
削除″のときは何も行わない。

続いて、従来の機能の更新手段５を起動してメンバ名ご
とに指定された更新処理の種類に応じた処理を行う。こ
のときに更新処理が使用する入力ファイルおよび出力フ
ァイルはステップ５２．５３．６４および６５で決定さ
れる。

次いで、ディレクトリ部更新手段６を起動し、ディレク
トリファイル１２内の更新を行う。上述した更新メンバ
名取得手段１からブイレフ）ＩＪ部更新手段６までの処
理を更新メンバ指示情報ファイル８からの情報で指示し
たメンバの全てに対して行う。

第２図および第４図を参照して本発明実施例を具体的に
説明する。更新処理を行う前に０世代ファイル２１には
メンバＡＳＢ、Ｃが登録される。１世代ファイル２２に
は０世代ファイル２１のメンバＡを更新した最新のメン
バＡが登録されている。このとき、ディレクトリファイ
ル１２の内容は第４図に示すようになっている。

すなわち、登録メンバ名１２１はＡＳＢ、Ｃであり、各
々の最新世代はＡは１世代、ＢとＣは０世代ファイルに
格納されてる。このときメンバＡとＢに対して“更新”
処理が指示され、メンバＤに対して“′追加”処理が指
示されたとする。メンバＡの更新処理時の人力ファイル
は１世代ファイルである。出力ファイルは無いために作
成される（２世代ファイル）。メンバＢの更新処理時の
入カフアイルは０世代ファイルであり、出力ファイルは
１世代ファイルである。１世代ファイルはすでに存在し
ているので作成されないが、拡張されてメンバＢの最新
イメージが出力される。メンバＤは登録されていないの
で０世代ファイルを拡張し追加される。

更新処理が完了したときのディレクトリファイル１２の
内容は第４図に示したようになる。更新処理が゛削除′
°のときはメンバの最新世代のファイルから削除し、こ
のファイルを縮小してディレクトリファイル１２内のフ
ァイル世代１２２の内容を１減する。０世代ファイルに
登録されているメンバを削除したときはディレクトリフ
ァイル１２のメンバ名１２１欄からもメンバ名が抹消さ
れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、更新したメンバだ
けを更新光のファイルへ出力し、ディレクトリファイル
内に各メンバごとの最新世代ファイルの在り場所を記憶
しておくことにより、ファイル容量を削減することがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例に係わるファイル更新処理装置の
全体構成および処理の流れを示す図。 第２図は本発明実施例のファイルを更新するときのファ
イルとメンバの関係を示す概念図。 第３図は本発明実施例におけるディレクトリファイル内
の構成を示す図。 第４図は本発明実施例におけるメンバの更新処理前と更
新処理後のディレクトリファイル内の状態を示す図。 第５図は本発明実施例の更新前ファイル位置付は手段の
処理の流れを示す図。 第６図は本発明実施例の更新後ファイル位置付は手段の
処理の流れを示す図。 １・・・更新メンバ名取得手段、２・・・ブイレフ）　
ＩＪ部検索手段、３・・・更新前ファイル位置付は手段
、４・・・更新後ファイル位置付は手段、５・・・更新
手段、６・・・ディレクトリ部更新手段、７・・・ファ
イル更新処理装置、訃・・更新メンバ指示情報ファイノ
ベ９・・・トランザクションファイノペ１０・・・更新
前ファイル、１１・・・更新後ファイル、１２・・・デ
ィレクトリファイル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ファイルサイズを動的に変更することが可能なファ
   イルを使用するファイル更新処理装置において、 更新メンバ指示情報ファイルから更新メンバ名および更
   新処理の種類を取得する更新メンバ名取得手段と、 取得した更新メンバ名をもとにディレクトリファイル内
   を検索して指定された更新メンバ名が登録されているか
   否かを判定するディレクトリ部検索手段と、 ディレクトリファイル内に更新メンバ名と対応して格納
   されている世代番号から更新前ファイルを決定する更新
   前ファイル位置付け手段と、更新メンバ名に対応する世
   代番号に１を加えた世代番号のファイルが有るか否か判
   定し、無いときには新規にファイルを作成して出力ファ
   イルとし、有るときにはこのファイルを更新後ファイル
   として位置付けする更新後ファイル位置付け手段と、 指定されたメンバの追加もしくは削除または更新を行う
   更新手段と、 ディレクトリファイル内を更新するディレクトリ部更新
   手段と を含むことを特徴とするファイル更新処理装置。