JPH05241814A - パッチ管理装置 - Google Patents

パッチ管理装置

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Publication number
JPH05241814A
JPH05241814A JP4073094A JP7309492A JPH05241814A JP H05241814 A JPH05241814 A JP H05241814A JP 4073094 A JP4073094 A JP 4073094A JP 7309492 A JP7309492 A JP 7309492A JP H05241814 A JPH05241814 A JP H05241814A
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JP
Japan
Prior art keywords
patch
load module
loading
area
execution format
Prior art date
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Pending
Application number
JP4073094A
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English (en)
Inventor
幸江 ▲吉▼田
Yukie Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロードモジュールに既に格納されているパッ
チを実行時に修正することを目的とする。 【構成】 パッチ登録手段1はユーザからのパッチ指示
を入力しそのパッチイメージからロードモジュール4の
エリア6へパッチ追加する。そのロードモジュールを実
行する時のロード手段2ではどの機能のパッチを反映さ
せるかをユーザの指定から決定し、更にパッチを修正す
るためにロードモジュール4へパッチの修正又は一時的
に仮想記憶空間にパッチ修正、削除しながら仮想記憶空
間へエリア6を実行形式に変換する。これによりロード
時にパッチ修正を容易に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想記憶空間のアドレ
ッシング方式にセグメンテーションを用いた電子計算機
システム上で実行するロードモジュールへのパッチ処理
に関し、特にパッチ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、仮想記憶空間のアドレッシングに
セグメンテーションを用いたシステムにおけるロードモ
ジュールへのパッチ処理では、パッチによって修正され
たロードモジュールを実行する場合、ロードモジュール
のメモリ上のロード時にパッチ識別名の全てのパッチが
反映されていた(例えば、特願平01−307061
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式で
は、パッチによって修正されたロードモジュールを実行
する場合、ロードモジュールのロード時にパッチ識別名
の全てのパッチが反映されてしまうので、パッチ識別名
のうち一部を修正したい場合には実行する前にロードモ
ジュールを修正することが必要となるという欠点があ
る。
【0004】本発明は、上記のような従来例の問題点を
解決するためになされたもので、ロードモジュールに既
に格納されているパッチを実行時に修正・削除でき、用
途に合わせて容易にロードモジュールを実行できるパッ
チ管理装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るパッチ管理装置は、仮想記
憶空間のアドレッシングにセグメンテーションを用いた
システムにおけるライブラリ上のロードモジュールへの
パッチ処理において、ロードモジュールにかけるべきパ
ッチのイメージをエリアとして登録しておくパッチ登録
手段と、パッチ登録手段によって作成されたロードモジ
ュール内の複数のパッチの中から指定されたパッチを実
行形式プログラムに反映させて仮想記憶にロードするロ
ード手段から構成され、上記パッチ登録手段は、ロード
モジュールへのパッチイメージとパッチ識別名を入力す
るパッチ指示入力手段と、入力したパッチイメージに対
するパッチ識別名を基に作成したパッチ用途別番号とパ
ッチイメージをロードモジュールにエリアとして追加登
録するパッチ内容追加登録手段とを備えると共に、上記
ロード手段は、実行時に反映したいパッチのパッチ識別
名を入力し、必要なパッチ用途別番号を決定するパッチ
用途別番号判定手段と、ロード前に修正できなかったパ
ッチをロード時に修正する手段としてロード時にロード
モジュールへ修正するロードモジュールへのパッチ修正
手段と、ロードモジュールのセグメント中のパッチ情報
を入力するパッチ情報入力手段と、入力されたパッチ情
報のうち必要なパッチの指示に対してパッチ用途別番号
判定手段で必要と判定されたパッチ用途別番号のパッチ
情報のみを実行形式に変換する実行形式変換パッチ情報
検索手段と、検索されたパッチ情報を実行形式に変換す
る実行形式変換手段とを備えたものである。
【0006】また、請求項2に係るパッチ管理装置は、
請求項1記載のパッチ管理装置において、上記ロード手
段に、上記修正手段の代わりに、ロード前に更新できな
かったパッチをロード時に修正する手段としてロード時
に一時的にパッチを修正する内容を格納するパッチ修正
内容格納手段を備えたものである。
【0007】さらに、請求項3に係るパッチ管理装置
は、請求項1記載のパッチ管理装置において、上記ロー
ド手段に、上記パッチ修正手段の代わりに、ロード前に
修正できなかったパッチをロード時に修正する手段とし
てロード時に一時的にパッチを削除するためにパッチ用
途別番号判定手段で判定されたパッチから更に反映する
パッチを選択するパッチ選択手段を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に係るパッチ管理装置におい
ては、パッチ登録手段によりユーザからのパッチ指示を
入力しそのパッチイメージからロードモジュールのエリ
アへパッチ追加する。そしてそのロードモジュールを実
行する時のロード手段によりどの機能のパッチを反映さ
せるかをユーザの指定から決定し、更にパッチ修正手段
によってパッチを修正しながら仮想記憶空間のエリアを
実行形式に変換するにより、ロード時にパッチ修正を容
易に行う。
【0009】また、請求項2に係るパッチ管理装置にお
いては、上記パッチ修正手段に置き換えて備えられたパ
ッチ修正内容格納手段によってロード時にのみ一時的に
パッチを修正する。
【0010】さらに、請求項3に係るパッチ管理装置に
おいては、上記パッチ修正手段に置き換えて備えられた
パッチ選択手段によってロード時にのみ一時的にパッチ
を削除する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は、本発明の構成を表す図であり、ロ
ードモジュール4をパッチによって修正するパッチ登録
手段1と、パッチによって修正されたロードモジュール
4内の複数のパッチの中から指定されたパッチを実行形
式プログラムに反映させて仮想記憶にロードするロード
手段2とから構成される。
【0013】上記パッチ登録手段1は、ロードモジュー
ル4に対するパッチイメージとパッチ識別名を入力する
パッチ指示入力手段11と、このパッチ指示手段11で
入力したパッチイメージのパッチ識別名を基に作成した
パッチ用途別番号とパッチイメージをロードモジュール
4にエリアとして追加登録するパッチ内容追加登録手段
12から構成されている。
【0014】また、上記ロード手段2は、実行時に必要
なパッチのパッチ識別名を入力し、パッチ用途別番号を
決定するパッチ用途別番号判定手段21と、ロード前に
修正できなかったパッチをロード時に修正するパッチ修
正手段25と、ロードモジュール4のセグメント中のパ
ッチ情報のエリアを含むエリア6を入力するパッチ情報
入力手段22と、実行形式に変換するエリアを捜すため
にエリア入力手段22で入力されたエリア6がパッチ用
途別番号判定手段21によって決定されたパッチ用途別
番号のパッチによって作成されたエリアであるか否かを
決定する実行形式変換パッチ情報検索手段23と、この
パッチ情報検索手段23で判定されたエリアを実行形式
に変換する実行形式変換手段24とから構成されてい
る。
【0015】ここで、上記パッチ更新手段25は、パッ
チ登録手段1と同様でありロードモジュール4に対し実
行時に反映させるパッチを修正するパッチイメージをロ
ードモジュール4にエリアとして追加登録し半永久的に
パッチを反映することを特徴とするロードモジュール4
へのパッチ修正手段25a、または、ロード時にのみ一
時的にパッチを修正するためにパッチ修正内容を格納す
るパッチ修正内容格納手段25b、または、ロード時に
のみ一時的にパッチを削除するためにパッチ用途別番号
判定手段1で判定されたパッチを更に選択するパッチ選
択手段25cから構成される。
【0016】次に、パッチ登録手段1、ロード手段2の
処理についてそれぞれ図2〜図6を参照して本実施例の
全体的な動作を具体的に説明する。
【0017】具体的な説明にあたり、パッチを登録する
ためのロードモジュール4を図2の次のように設定す
る。
【0018】パッチを登録するためのロードモジュール
4には図7に示す形式の複数のエリア6から構成される
セグメント領域5と、パッチ用途別番号、パッチ識別
名、パッチイメージから構成されるパッチ内容格納領域
13が含まれている。
【0019】上記セグメント領域AはエリアAl〜An
で構成され、上記パッチ内容格納領域13には機能CO
PYに関する機能変更パッチであるパッチ用途別番号
“01”の三枚と、機能DUMPに関する修正パッチで
あるパッチ用途別番号“02”の一枚が既に登録されて
いる。
【0020】まず、パッチ登録手段1の処理について図
2を参照して説明する。
【0021】例えば、機能COPYに関する機能変更パ
ッチを追加するために“セグメント領域A”の先頭から
相対アドレス“100”から“AAAA”の文字に変更
するパッチ識別名“COPY−4”というパッチ指示1
0をパッチ登録手段1に入力した場合、パッチ指示10
をパッチ指示入力手段11で入力し、パッチ内容追加登
録手段12へ制御を渡す。
【0022】パッチ内容追加登録手段12ではパッチ内
容格納領域13から、パッチ識別名“COPY−4”の
キーワード“COPY”と同一のキーワードを持ったパ
ッチ識別名“COPY−1〜3”と同一のパッチ用途別
番号を“01”とし、パッチ用途別番号“01”、パッ
チ識別名“COPY−4”、パッチイメージ“セグメン
ト領域A、100、AAAA”のパッチ内容14をパッ
チ内容格納領域12へ追加登録する。
【0023】次に、セグメント領域Aを入力し、パッチ
指示入力手段11によって入力されたパッチ指示10か
らパッチ用途別番号“01”、セグメントの先頭からの
相対アドレス“100”、データの繰り返し回数
“1”、データの初期値長“4”、データの初期値“A
AAA”を図7に示す形式の1つのエリア15とし、エ
リアAn+1をセグメント領域Aに追加登録する。
【0024】以上によりパッチ登録されたロードモジュ
ール4を作成する。
【0025】次に、ロード手段2においてロード前に修
正できなかったパッチをロード時にロードモジュール4
へ修正する処理についてロードモジュール4へのパッチ
修正手段25aまでの処理について図3を参照して説明
する。
【0026】例えば、パッチによって変更された機能C
OPYが正しく動作するかをテストするため、機能CO
PYを変更したパッチのみロードモジュール4に反映さ
せ、更にパッチ識別名“COPY−4”を修正する例を
以下に述べる。
【0027】機能COPYを変更したパッチのみロード
モジュール4に反映させるためにパッチ用途別番号判定
手段21はロードモジュール実行時に機能COPYのみ
に対するパッチ識別名のキーワード“COPY”を指定
する適用パッチ指示16を入力し、パッチ内容格納領域
13内のキーワードの“COPY”と同一のキーワード
を持ったパッチ識別名“COPY−1〜4”からパッチ
用途別番号“01”を決定し、ロードモジュール4への
パッチ更新手段25aへ制御を渡す。
【0028】ロードモジュール4へのパッチ更新手段2
5aはパッチ登録手段1と同様に機能COPYに関する
機能変更パッチ“COPY−4”を修正するために“セ
グメント領域A”の先頭からの相対アドレス“100”
から“AAXX”の文字に修正するパッチ修正内容18
を入力し、パッチ内容格納領域13からパッチ用途別番
号判定手段21で決定したパッチ用途別番号“01”、
パッチ識別名“COPY−5”、パッチイメージ“セグ
メント領域A,100,AAXX”のパッチ内容17を
パッチ内容格納領域13へ追加登録する。
【0029】更に、セグメント領域Aを入力し、パッチ
更新内容18からパッチ用途別番号“01”、セグメン
トの先頭からの相対アドレス“100”、データの繰り
返し回数“1”、データのサイズ“4”、データの初期
値“AAXX”を図7に示す形式の1つのエリア26と
しエリアAn+2をセグメント領域Aに追加登録する。
【0030】次に、ロード手段2においてロード前に修
正できなかったパッチをロード時にロードモジュール4
へ修正する処理においてエリア入力手段22からの処理
について、図4を参照して説明する。
【0031】エリア入力手段22はロードモジュール中
のセグメント領域5中に図7に示す形式をもつパッチ情
報のエリアを含むエリア6を入力し、実行形式変換パッ
チ情報検索手段23に制御を渡す。
【0032】実行形式変換パッチ情報検索手段23は入
力したエリア6を実行形式に変換するか否かを判定する
手段であり、エリアAlの場合パッチで作成されたエリ
アでない(パッチ用途別番号“00”)ため、実行形式
に変換すると判定され、実行形式変換手段24に制御を
渡す。
【0033】エリアAnの場合、パッチ用途別番号判定
手段21によって入力されたパッチ用途別番号“01”
でない(パッチ用途別番号は“02”)ため、実行形式
に変換しないと判定され、パッチ情報入力手段22へ制
御を渡す。また、エリアAn+1、エリアAn+2の場
合、パッチ用途別番号判定手段21によって入力された
パッチ用途別番号“01”と一致するため実行形式に変
換すると判定され、実行形式変換手段24に制御を渡
す。
【0034】実行形式変換手段24ではパッチ用途別番
号“00”、セグメントの先頭からの相対アドレス
“0”、データの繰り返し回数“16”、データのサイ
ズ“1”データの初期値“B”のエリアAlを実行形式
に変換する場合、仮想記憶空間中のセグメントの先頭か
らデータ“BBBBBBBBBBBBBBBB”(エリ
アAlの実行形式変換後の状態19)が出力される。
【0035】また、パッチ用途別番号“01”、セグメ
ントの先頭からの相対アドレス“100”、データの繰
り返し回数“1”、データのサイズ“4”、データの初
期値“AAAA”のエリアAn+1を実行形式に変換す
る場合、仮想記憶空間中のセグメントの先頭100から
データ“AAAA”が出力される。
【0036】更に、エリアAn+1の上にエリアAn+
2を上書きするようにパッチ用途別番号“01”、セグ
メントの先頭からの相対アドレス“100”、データの
繰り返し回数“1”、データのサイズ“4”、データの
初期値“AAXX”のエリアAn+2を実行形式に変換
する場合、仮想記憶空間中のセグメントの先頭100か
らデータ“AAXX”(エリアAn+2の実行形式変換
後の状態20)が出力される。
【0037】以上、ロード手段2によって機能COPY
を変更したパッチのみが反映され、更にパッチを修正し
たパッチが反映された実行形式プログラム27がロード
され、パッチによって変更された機能COPYが正しく
動作するかをテストすることができる。
【0038】次に、ロード手段2においてロード前に修
正できなかったパッチを一時的にロード時に修正するた
めにパッチ修正内容18を格納するパッチ修正内容格納
手段25bの場合の処理について図5を参照して説明す
る。例えば、パッチによって変更された機能COPYが
正しく動作するかをテストするため、機能COPYを変
更したパッチのみ実行形式プログラムに反映させ、更に
ロードモジュールを変更することなく一時的にパッチ識
別名COPY−4のパッチを修正する例を以下に述べ
る。
【0039】機能COPYを変更したパッチのみ実行形
式プログラム27に反映させるためにパッチ用途別番号
判定手段21はロードモジュール実行時に機能COPY
のみに対するパッチ識別名のキーワード“COPY”指
定16を入力し、パッチ内容格納領域13からキーワー
ドの“COPY”と同一のキーワードを持ったパッチ識
別名“COPY−1〜4”と同一のパッチ用途別番号
“01”を決定し、パッチ修正内容格納手段25bへ制
御を渡す。
【0040】パッチ修正内容格納手段25bは、機能C
OPYに関する機能変更パッチを修正するために“セグ
メント領域A”の先頭から相対アドレス“100”から
“AAXX”の文字に修正するパッチ修正内容18を入
力し、パッチ用途別番号“01”、セグメントの先頭か
らの相対アドレス“100”、データの繰り返し回数
“1”、データのサイズ“4”、データの初期値“AA
XX”を図7に示す形式の1つのエリアとしパッチ修正
内容格納域28へ格納する。
【0041】エリア入力手段22はロードモジュール中
のセグメント領域中の図7に示す形式をもつパッチ情報
のエリアを含む6と、パッチ修正内容格納手段25bで
格納されたパッチ修正内容格納域28を入力し、実行形
式変換パッチ情報検索手段23に制御を渡す。
【0042】実行形式変換パッチ情報検索手段23は入
力したエリア6を実行形式に変換するか否かを判定する
手段であり、エリアAlの場合パッチで作成されたエリ
アでない(パッチ用途別番号“00”)ため、実行形式
に変換すると判定され、実行形式変換手段24に制御を
渡す。
【0043】エリアAnの場合、手段21によって入力
されたパッチ用途別番号“01”でない(パッチ用途別
番号“02”)ため実行形式に変換しないと判定され、
パッチ情報入力手段22へ制御を渡す。また、エリアA
n+1の場合手段21によって入力されたパッチ用途別
番号“01”と一致するため、又、パッチ更新内容格納
域28のエリアAn+2は実行形式に変換すると判定さ
れ実行形式変換手段24に制御を渡す。
【0044】実行形式変換手段24ではパッチ用途別番
号“00”、セグメントの先頭からの相対アドレス
“0”、データの繰り返し回数“16”、データのサイ
ズ“1”、データの初期値“B”のエリアAlを実行形
式に変換する場合、仮想記憶空間中のセグメントの先頭
からデータ“BBBBBBBBBBBBBBBB”(エ
リアAlの実行形式変換後の状態19)が出力される。
【0045】また、パッチ用途別番号“01”、セグメ
ントの先頭からの相対アドレス“100”、データの繰
り返し回数“1”、データのサイズ“4”、データの初
期値“AAAA”のエリアAn+1を実行形式に変換す
る場合、仮想記憶空間中のセグメントの先頭100から
データ“AAAA”が出力される。
【0046】更に、パッチ用途別番号“01”、セグメ
ントの先頭からの相対アドレス“100”、データの繰
り返し回数“1”、データのサイズ“4”、データの初
期値“AAXX”のエリアAn+1を実行形式に変換す
る場合、仮想記憶空間中のセグメントの先頭100から
データ“AAXX”(エリアAn+2の実行形式変換後
の状態20)が出力される。
【0047】以上、ロード手段2によって機能COPY
を一時的に修正したパッチが反映された実行形式プログ
ラム27がロードされパッチによって一時的に修正され
た機能COPYが正しく動作するかテストすることがで
きる。
【0048】次にロード手段2においてロード前に削除
できなかったパッチを一時的にロード時に削除するため
反映するパッチを選択するパッチ選択手段25cの場合
の処理について図6を参照して説明する。例えば、パッ
チによって変更された機能COPYが正しく動作するか
をテストするため機能COPYを変更したパッチのみ実
行形式プログラムに反映させ更に、ロードモジュールを
変更することなくパッチ識別名COPY−4のパッチは
一時的に削除してテストを行う例を以下に述べる。
【0049】機能COPYを変更したパッチのみ実行形
式プログラム27に反映させるためにパッチ用途別番号
判定手段21はロードモジュール実行時に機能COPY
のみに対するパッチ識別名のキーワード“COPY”指
定16を入力しパッチ内容格納領域13からキーワード
の“COPY”と同一のキーワードを持ったパッチ識別
名“COP−1〜4”と同一のパッチ用途別番号“0
1”を決定し、パッチ選択手段25cへ制御を渡す。
【0050】パッチ選択手段25cは機能COPYに関
するパッチ“COPY−4”を削除するパッチ削除内容
29aを入力し、パツチ用途別番号判定手段2−1で選
択された“COPY−1〜4”のうち“COPY−4”
を除き、“COPY−1〜3”のみを選択し、エリア入
力手段22へ制御を渡す。エリア入力手段22はロード
モジュール中のセグメント領域中の図7に示す形式をも
つパッチ情報のエリアを含む6を入力し、実行形式変換
パッチ情報検索手段23に制御を渡す。
【0051】実行形式変換パッチ情報検索手段23は入
力したエリア6を実行形式に変換するか否かを判定する
手段であり、エリアA1の場合パッチで作成されたエリ
アでない(パツチ用途別番号“00”)ため、実行形式
に変換すると判定され、実行形式変換手段24に制御を
渡す。
【0052】エリアAnの場合、パツチ用途別番号判定
手段21によって入力されたパツチ用途別番号“01”
でない(パツチ用途別番号“02”)ため実行形式に変
換しないと判定され、パッチ情報入力手段22へ制御を
渡す。また、エリアAn+1の場合、パッチ選択手段2
5cで選択されなかったパッチのため、実行形式に変換
しないと判定され、パッチ情報入力手段22へ制御を渡
す。また、パツチ用途別番号“01”と一致している場
合は実行形式に変換すると判定され、実行形式変換手段
24に制御を渡す。
【0053】実行形式変換手段24ではパツチ用途別番
号“00”、セグメントの先頭からの相対アドレス
“0”、データの繰り返し回数“16”、データのサイ
ズ“1”、データ初期値“B”のエリアA1を実行形式
に変換する場合、仮想記憶空間中のセグメントの先頭か
らデータ“BBBBBBBBBBBBBBBB”(エリ
アA1の実行形式変換後の状態19)が出力される。
【0054】以上、ロード手段2によって機能COPY
を変更したパッチの一部分を一時的に削除した実行形式
プログラム27がロードされパッチが反映された(CO
PY−1〜3)の機能COPYが正しく動作するかステ
トすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
ないし3は、パッチによって修正されたロードモジュー
ルを実行する場合、ロードモジュールのロード時に反映
されるパッチを用途別に選択でき、更にそのパッチに対
し修正、削除できることにより用途に合わせて容易にロ
ードモジュールを実行することができる。また、用途別
の複数のロードモジュール又はパッチイメージを保持、
管理する必要がないためファイルの容量を削減できる効
果がある。さらに、一時的にパッチの修正ができるため
早急な修正に対するテストにはより効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の構成を表す構成図である。
【図2】図1のパッチ登録手段の具体的実施例を示す構
成図である。
【図3】図1のロード手段においてロード前に修正でき
なかったパッチをロード時にロードモジュールへ修正す
る処理のロードモジュールへのパッチ修正手段までの具
体的実施例を示す構成図である。
【図4】図1のロード手段においてロード前に修正でき
なかったパッチをロード時にロードモジュールへ修正す
る処理のエリア入力手段からの具体的実施例を示す構成
図である。
【図5】図1のロード手段においてロード前に修正でき
なかったパッチをロード時に一時的に修正する処理の具
体的実施例を示す構成図である。
【図6】図1のロード手段においてロード前に修正でき
なかったパッチをロード時に一時的に削除する処理の具
体的実施例を示す構成図である。
【図7】ロードモジュールのセグメントを構成するエリ
アの形式を示す構成図である。
【符号の説明】
1 パッチ登録手段 11 パッチ指示入力手段 12 パッチ内容追加登録手段 2 ロード手段 21 パッチ用途別番号判定手段 22 エリア入力手段 23 実行形式変換パッチ情報検索手段 24 実行形式変換手段 25 パッチ修正手段 25a ロードモジュールへのパッチ修正手段 25b パッチ修正内容格納手段 25c パッチ選択手段 4 ロードモジュール 5 セグメント領域 6 仮想記憶空間にロードする前のエリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想記憶空間のアドレッシングにセグメ
    ンテーションを用いたシステムにおけるライブラリ上の
    ロードモジュールへのパッチ処理において、ロードモジ
    ュールにかけるべきパッチのイメージをエリアとして登
    録しておくパッチ登録手段と、パッチ登録手段によって
    作成されたロードモジュール内の複数のパッチの中から
    指定されたパッチを実行形式プログラムに反映させて仮
    想記憶にロードするロード手段から構成され、上記パッ
    チ登録手段は、ロードモジュールへのパッチイメージと
    パッチ識別名を入力するパッチ指示入力手段と、入力し
    たパッチイメージに対するパッチ識別名を基に作成した
    パッチ用途別番号とパッチイメージをロードモジュール
    にエリアとして追加登録するパッチ内容追加登録手段と
    を備えると共に、上記ロード手段は、実行時に反映した
    いパッチのパッチ識別名を入力し、必要なパッチ用途別
    番号を決定するパッチ用途別番号判定手段と、ロード前
    に修正できなかったパッチをロード時に修正する手段と
    してロード時にロードモジュールへ修正するロードモジ
    ュールへのパッチ修正手段と、ロードモジュールのセグ
    メント中のパッチ情報を入力するパッチ情報入力手段
    と、入力されたパッチ情報のうち必要なパッチの指示に
    対してパッチ用途別番号判定手段で必要と判定されたパ
    ッチ用途別番号のパッチ情報のみを実行形式に変換する
    実行形式変換パッチ情報検索手段と、検索されたパッチ
    情報を実行形式に変換する実行形式変換手段とを備える
    ことを特徴とするパッチ管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパッチ管理装置におい
    て、上記ロード手段に、上記パッチ修正手段の代わり
    に、ロード前に更新できなかったパッチをロード時に修
    正する手段としてロード時に一時的にパッチを修正する
    内容を格納するパッチ修正内容格納手段を備えたことを
    特徴とするパッチ管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパッチ管理装置におい
    て、上記ロード手段に、上記パッチ修正手段の代わり
    に、ロード前に修正できなかったパッチをロード時に修
    正する手段としてロード時に一時的にパッチを削除する
    ためにパッチ用途別番号判定手段で判定されたパッチか
    ら更に反映するパッチを選択するパッチ選択手段を備え
    たことを特徴とするパッチ管理装置。
JP4073094A 1992-02-26 1992-02-26 パッチ管理装置 Pending JPH05241814A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4073094A JPH05241814A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 パッチ管理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005107803A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Hitachi Ltd システム更新方法、および、それを実行するための計算機システム

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JP2005107803A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Hitachi Ltd システム更新方法、および、それを実行するための計算機システム

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