JPH02227729A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH02227729A
JPH02227729A JP4782989A JP4782989A JPH02227729A JP H02227729 A JPH02227729 A JP H02227729A JP 4782989 A JP4782989 A JP 4782989A JP 4782989 A JP4782989 A JP 4782989A JP H02227729 A JPH02227729 A JP H02227729A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、信号処理装置に関する。より詳細には、特に
、定期的に入力されるデータを処理しその処理の合間に
処理内容を変化させることが可能な信号処理装置に関す
る。
従来の技術 信号処理装置のうち、特にデジタル信号処理装置D S
 P (Digital Signal Proces
sor)は、定期的に入力されるデータを処理し、その
処理の合間に処理内容を変化させる機能を要求される。
例えば、アナログの音声信号をデジタル信号に変換して
、さらにデジタル的に処理する場合、通常は、まず所定
の標本化周波数(f s)によりアナログ信号が量子化
され、デジタル信号に変換される。こうして変換された
デジタル信号は、アナログ信号と異なり、時系列的には
離散的な値を持つ。つまり、デジタル信号は、標本化周
波数の周期でしか発生しない。このデジタル信号をDS
Pで処理する場合、標本化周波数の周期にデジタル信号
を入力し、次の周期が来る前に処理を完了すればよい。
この様なデジタル信号処理においては、処理を中断させ
ることなく処理内容を変更を要求されることがよくある
。例えば、音響器材等に用いられるDSPは、しばしば
音声信号にフィルタ処理を加えるのに用いられる。この
場合、フィルタの特性を変化させることで音質の調整を
行う。フィルタの特性の変化は、処理内容、具体的には
、フィルタ演算の係数を変化させることで実現している
上記のようにフィルタの特性を変化させる場合、変化の
度に処理が中断し、音声が途切れないように行わなけれ
ばならない。
従来のDSPでは、上述のような処理内容の変更を実現
するに、異なる処理内容のプログラムを記憶したROM
を複数具備し、標本化周波数の周期に同期して瞬時に切
り換えていた。また、プログラムを格納するRAMを2
組具備し、まず、方のRAMにプログラムを書き込んで
それを実行させ、その間に他方のRAMに異なるプログ
ラムを書き込み、やはり標本化周波数の周期に同期して
瞬時に切り換えることが行われていた。
発明が解決しようとする課題 上記従来のDSPの内、異なるプログラムを記憶した複
数のROMを具備し、切り換える方式のものでは、RO
Mの容量によって可能な処理の種類が決まってしまうと
いう欠点がある。
また、プログラムを格納するRAMを2組具備し、それ
ぞれにプログラムを書き込み、切り換えて使用するもの
では、処理内容は任意にRAMへ書き込めるため可能な
処理の種類に制限はない。
しかしながら、LSI化する場合、一般にROMの10
倍以上の面積を占めるRAMを2組も具備すると、チッ
プ面積の増大を招き、コストが増大するという欠点があ
る。
そこで本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し
た、実行可能な処理の種類に制限のない、小さいチップ
面積で低コストの信号処理装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明に従うと、入力された信号を、読み出し書き込み
可能なメモリに格納されている命令に従い処理して出力
する信号処理装置において、命令サイクルを決定するパ
ルスを出力するタイミング発生器と、外部からリセット
信号を入力するリセット入力手段と、前記タイミング発
生器の出力するパルスごとに前記メモリの読み出し書き
込みを行うアドレスを指定するアドレス指定手段と、前
記メモリに接続され特定の命令が前記メモリから読み出
されると信号を発するデコーダと、該デコーダの出力で
セットされ、前記リセット信号でリセットされるRS型
フリップフロップと、外部から入力されたアドレス情報
を保持する第1の記憶手段と、外部から入力された命令
情報を保持し、前記メモリへ出力する第2の記憶手段と
、前記第1および第2の記憶手段に外部から情報が書き
込まれたことを検知する検知手段と、前記RS型フリッ
プフロップの出力と前記通知手段の出力とを入力として
、前記メモリに対して書き込み信号を発生する論理積手
段とを具備し、前記アドレス指定手段は前記論理積手段
の出力により、前記第1の記憶手段に保持されているア
ドレスを指定することを特徴とする信号処理装置が提供
される。
作用 本発明の信号処理装置は、特定の命令が実行された場合
にのみ、メモリ中のプログラムを書き換える。従って、
一連の処理が終了したときに、この命令を実行させるこ
とにより、出力を中断させることなくプロクラムの書き
換えが可能となる。
また、本発明の信号処理装置は、メモリを1組しか必要
としないため、チップ面積が小さく、コストも低減でき
る。
以下、本発明を実施例により、さらに詳しく説明するが
、以下の開示は本発明の単なる実施例に過ぎず、本発明
の技術的範囲をなんら制限するものではない。
実施例1 第1図に、本発明の信号処理装置の一実施例のプロンク
ダイアダラムを示す。第1図の信号処理装置は、演算装
置13がRAMIに保持されている命令コードに従い、
データ入力端子15から入力されたデータを処理し、そ
の結果をデータ出力端子16から出力するものである。
シフトレジスタ5は(n+m、)ビット構成で、RAM
1に保持されている命令コードを書き換える場合にシリ
アルデータ端子10からデータが入力される。シフトレ
ジスタ5の上位nビットの並列出力は、アドレスバス1
1へ接続され、下位mビットの並列出力は、mビット巾
の命令バス12へ接続されている。
カウンタ4は、リード/ライトするR、AMlのアドレ
スを指定し、カウンタ4のロードデータ入力には、アド
レスバス11が接続され、出力14はRAMIのアドレ
ス選択入力に接続され、データロード入力(LD)には
ANDゲート7の出力が接続されている。また、カウン
タ4のトグルイネーブル入力(TE:負論理)、シフト
レジスタ5の出力ゲート入力GおよびANDゲート7の
片方の入力には、R−Sフリップフロップ(以下、RS
F/Fと記す)3の出力が接続されている。さらに、R
SF/F3、カウンタ4およびクロックカウンタ6それ
ぞれのリセット入力には、リセット端子8が接続され、
外部から入力されるリセット信号によりリセットされる
。タイミング発生器50のタイミング信号出力は、カウ
ンタ4のクロック入力(CK)と演算装置13のタイミ
ング入力に接続される。
カウンタ4は、RS F/F 3の出力およびリセット
端子8が低レベルの時、タイミング発生器50が出力す
る1命令サイクル毎のパルスに同期してその内容を更新
する。RSF/F3の出力およびクロックカウンタ6の
キャリー信号18が高レベルの時には、カウンタ4は、
アドレスバス11の内容を内部に設定する。
RAMIのデータ入出力は、命令ハス12に接続されて
いる。また、RAMIの書き込みおよび読み出し指定入
力(17/W)には、ANDゲート7の出力が接続され
、ANDゲート7の出力が低レベルの時は、カウンタ4
の出力14によって指定されたアドレスの内容を命令バ
ス12に出力し、ANDゲート7の出力が高レベルの時
は、カウンタ4で指定されたアドレスに命令バス12上
のデータを書き込む。
シフトクロック端子9は、クロックカウンタ6のクロッ
ク入力(CK)にも接続され、クロックカウンタ6は、
シフトクロック端子9から入力されたクロックパルスの
数をカウントし、その値がn+mになるとキャリー出力
18を高レベルにする。
キャリー出力18はANDゲート7の入力に出力される
HA L T命令デコーダ2の入力は、命令バス12に
接続されており、命令バス12上の内容をデコードし、
HALT命令のコードであれば、HA L T命令デコ
ーダ出力19を高レベルにする。RSF/F3のセット
入力には、HALT命令デコーダ出力19が接続され、
HALT命令デコーダ出力19が高レベルになるとセッ
ト(” 1 ”)される。
RSF/F3の出力は、演算装置13の機能停止入力に
も接続され、演算装置13は、RS F/F 3の出力
が低レベルの時は、命令バス12上の命令コードを解釈
し、タイミング発生器50から出力されるパルスに同期
してデータ入力端子15から入力されたデータに対し所
定の演算処理を行い、結果をデータ出力端子16に出力
する。また、RS F/F3の出力が高レベルの場合は
、命令コードの解釈および演算処理を中止する。クリア
端子51に高レベルが加えられると、演算装置13の内
部状態は初期化される。
上記本発明の信号処理装置において、RAMIの任意の
番地に保持されている命令コードの書き換えは、以下の
ように行われる。シフトクロック端子9に(n+m)個
のクロックパルスを印加し、それに同期して、シフトレ
ジスタ5の上位nビットに書き換えるRAMIのアドレ
スを、下位mビットに上位nビットで指定したアドレス
に新たに書き込む命令コードを、シリアルデータ端子1
0から直列に入力する。
予めリセット端子8に高レベルが加えられていた場合に
は、クロック端子9に(n+m)個のクロックパルスが
加えられると、クロックカウンタ6のキャリー出力18
は高レベルになる。しかし、この時に、RSF/F3の
出力が低レベルである場合、即ち、リセット端子8を高
レベルにした後、−度もHALT命令が実行されていな
い場合は、RAMIに対して書き込み動作は行われない
。この状態でHALT命令がRAMIから読み出される
と、HALT命令デコーダ出力19が高レベルとなり、
RSF/F3をセットし、ANDゲート7の両方の入力
は高レベルとなる。よって、カウンタ4には、シフトレ
ジスタ5の上位nビットが設定され、それがRAMIへ
のアドレスとして指定される。同時に、RAMIに対し
ては、書き込み動作がANDゲート7の出力によって指
定され、シフトレジスタ5の下位mビットの内容が、カ
ウンタ4で指定されたRAMIのアドレスへ書き込まれ
る。
以上のように、本発明の信号処理装置において、RAM
Iに命令コードを書き込むには、シフトレジスタ5にア
ドレスと命令コードを設定し、HALT命令を実行する
必要がある。
次に、上記本発明の信号処理装置を、ディジタル信号処
理に応用した場合の具体的動作を、第2図を参照して説
明する。
第2図に、第1図の信号処理装置を用いたディジタル信
号処理装置を示す。第2図に示したディジタル信号処理
装置において、入力されたアナログ信号105は、標本
化周波数発生器(以下fs発生器と記す)102の発す
るfss号104でサンプリングされ、A/Dコンバー
ク100でディジクル信号に変換される。A/Dコンバ
ーク100が出力するディジクル信号は、第1図の信号
処理装置(以下DSPと記す)17で処理され、D/A
コンバーク101へ出力される。DSP17で行う処理
は、マイクロコンピュータ103で決定される。
DSP17のリセット端子8には、fss生器102の
出力が入力され、DSP17は、第7図に示すように、
fs信信号104眉 AMIの“0”番地に保持されている命令から順に実行
する。
いま、DSP17のRAMIが、第3図に示すよう、0
番地から99番地にHALT以外の命令を、100番地
にはHALT命令を格納しているとする。
DSP17は、fss号104が出力されると0番地か
ら命令を実行し、100番地で命令実行を停止するとい
う動作をfs倍信号周期で繰り返す。なお、ここでは、
0番地から100番地までの命令の実行に要する時間は
fss号104の周期よりも短いと仮定している。
マイクロコンピュータ103で、DSP17のRAM1
内の例えば50番地の命令を書き換える場合、マイクロ
コンピュータ103により、DSP17のシリアルデー
タ端子10に、上位nビットが“50″で下位mビット
が書き換える命令コードである信号を、シフトクロック
端子9に入力するクロック・パルスに同期して入力する
。この入力動作はfss号104と同期している必要は
ない。もし、入力が完了した時点でまだHALT命令を
実行していないのなら、HALT命令が実行され次第指
定した命令コードがDSP17のRAMIへ書き込まれ
る。また、上記の入力が完了した時点で、DSP17が
HALT命令で停止しているのなら、すぐにRAMIへ
の書き込み動作が行われる。
上記のように、本実施例のディジタル信号処理装置では
、0番地に格納されている命令からHALT命令までの
一連の命令の実行時間がfs倍信号周期よりも短ければ
、DSP17のRAMIに格納されている命令コードを
信号処理の合間に書き換えることができる。従って、実
行中の処理を中断することなくプログラムの変更を行う
ことが可能である。上記の処理の合間とは、HALT命
令でプログラムの実行を停止してから次のリセント入力
信号が入力されるまでの間の期間をいう。
本実施例の装置で、」−記のようにプログラムの書き換
えを行う場合に、出力されろアナログ信号が途切れない
理由を以下に説明する。
いま、DSP17がRAMIの0番地から100番地ま
での命令を実行するのに要する時間がfs倍信号周期の
半分に設定されているとする。また、RAMIのO番地
には、データ入力端子15上のディジクルデータを入力
する命令が、99番地にはデータ出力端子16へディジ
タルデータを出力する命令が格納されているものとする
A/Dコンバータ100のアナログ入力に第8図(a)
の実線で示されるアナログ信号が入力された場合、まず
、(イ)点が量子化され+1というディジクルデータに
変換され、その値がRAMIのO番地の命令で読み込ま
れろ。R,AMlの1番地から98番地までの命令で、
0番地で読み込まれた値に−1を乗するという処理が行
われるとすると、99番地では〜1という値がデータ出
力16へ出力される。以下同様に、第8図(a)の(ロ
)点、(ハ)点のデータが、DSP17で処理されて出
力されるが、このタイミングおよびレベルを第8図(1
))に示す。第8図ら)の(イ)、(ロ)、(ハ)の各
点は、第8図(a)の(イ)、(ロ)、(ハ)の各点に
対応している。第8図(b)の(イ)、(ロ)、(ハ)
の各点のディジタル値は、D/Aコンバータ101 に
入力され、第8図ら)の実線のアナログ値で出力される
このように、デジタル信号処理では、すべてのアナログ
信号は、標本化周波数で時系列的に離散的な値として処
理される。
ところで、上記の場合、50番地の命令が書き換えられ
るのは、100番地のHALT命令から次のO番地の命
令が実行されるまでの間であり、この間は、入力信号に
対するデータ処理も、また、データの出力処理も行われ
ていない。このため、たとえHALT命令が実行されて
から、次のO番地の命令が実行されるまでの間に50番
地の内容が書き換えられても、D/Aコンバータ101
 の出力波形は、第8図(b)の実線になる。従って、
本実施例の装置から出力されるアナログ信号は、途切れ
たり、変形することがない。
実施例2 第4図に、本発明の信号処理装置の第2の実施例のブロ
ックダイアグラムを示す。ここで、第1図と同一のもの
については同一の参照番号を付加し、また、第1図の信
号処理装置と異なる点を中心に説明を行う。
本実施例の信号処理装置は、第1図の信号処理装置と比
較して、分岐命令が実行できる機能を付加した点が異な
る。
シフトレジスタ5は、第1図の装置と同様、入力はシリ
アルデータ端子10に接続され、下位mビットの並列出
力は命令ハス12へ接続されている。
しかしながら、シフトレジスタ5の上位nビットの並列
出力33は、第1図の装置とは異なり、マルチプレキザ
30の片方の入力に接続されている。マルヂプレキサ3
0のもう一方の入力には、命令ハス12が接続され、分
岐命令の分岐先アドレスを表すnビットのデータが入力
される。マルチプレキザ30の出力は、アドレスバス1
1に接続されている。
本実施例の装置では、命令デコーダ22は、入力に命令
バス12が接続され、HΔLT命令デコード出力19は
RS F/F 3のセット入力に接続され、分岐命令デ
コード出力31は、ORゲート32の片方の入力に接続
されている。また、ORゲート32の他方の入力には、
RS F/F 3の出力とクロックカウンタ6のキャリ
ー出力18とを入力とするANDゲート7の出力が接続
される。ANDゲート7の出力は、RAMIの書き込み
および読み出し指定入力(’T/W)にも接続される。
また、ORゲート32の出力は、カウンタ4のテ′−タ
ロード入力LDに接続されている。
他の部分は、第1図の信号処理装置と同構成であるので
説明を省略する。
本実施例の装置では、命令デコーダ22は、命令バス1
2上の命令コードをデコードし、それがHALT命令な
らばHALT命令デコード出力19を、また、分岐命令
ならば分岐命令デコード出力31を、それぞれ高レベル
にする。マルチプレキサ30は、RSF/F3の出力が
高レベルの場合はシフトレジスタ5の上位nビット出力
33を選択し、アドレスバス11へ出力する。また、R
S F/F 3の出力が低レベルの場合は、命令バス1
2のmビットのうち分岐命令の分岐先のアドレスのビッ
ト位置として定められているnビットをアドレスバス1
1へ出力する。ORゲート32は、ANDゲート7の出
力が高レベルかまたは分岐命令デコード出力31が高レ
ベルの場合に高レベルを出力する。
いま、RSF/F3の出力が低レベルで、分岐命令が実
行されると、命令バス上に分岐命令コード、即ち分岐命
令のオペレーションコード(mn)ビットと分岐先のア
ドレス情報nビット力出力され、それがデコードされて
分岐命令デコード出力31が高レベルになる。この時、
マルチプレキサ30は命令バス12の分岐先のアドレス
情報を選択し、カウンタ4にその内容が格納される。
次に、上記本発明の信号処理装置を、ディジクル信号処
理に応用した場合の具体的動作を、第5図および第6図
を参照して説明する。
第5図に、第4図の信号処理装置を用いたディジタル信
号処理装置を示す。第5図に示したディジタル信号処理
装置は、第2図に示した装置のDSP17を第4図のD
SP27に置き換えたものである。
いま、DSP27のRAMIの内容が第3図に示す通り
であるとする。ここで、マイクロコンピュータ103で
50番地から100番地までの命令群を命令■という1
つの命令に置き換える場合を説明する。
この場合、マイクロコンピュータ103は、まず、10
1番地に命令■を書き込む。書き込みは、実施例1に説
明した場合と全く同様に行うことができる。次に、fs
信号104の1周期以上後に102番地にHALT命令
を書き込む。このように命令を書き換えても、DSP2
7は、fs倍信号周期毎には0番地から100番地のH
ALT命令までの命令しか実行しない。次に、50番地
の命令を101番地への分岐命令に書き換えると、DS
P28は次のfS信号104の出力からO〜50番地を
実行し、その次には、51〜100番地を飛ばして10
1番地の命令■を実行し、102番地のHALT命令で
実行を停止する様になる。この時点でのRAMIの内容
を第6図に示す。
ここでは、変更するプログラムとして、101番地の命
令■のみの場合を説明したが、101番地以降に1つ以
上の命令を書き込み、その最後の番地にHALT命令を
書くことにより、複数ステップのプログラムをDSP2
7の通常の処理を全く妨げずに変更追加することが可能
である。
この場合も、0〜100番地までを実行するのに要する
時間がfs倍信号周期より少なくともRAM1に1つの
命令を書き込む時間だけ短ければ、本実施例のディジタ
ル信号処理装置から出力されるアナログ信号が途切れる
ことはない。このように、実施例2の基本的動作は実施
例1と同一であるが、実施例2は分岐命令を実行できる
実施例3 第9図に、本発明の第3の実施例のブロックダイアグラ
ムを示す。ここで、第1図と同一のものについては同一
の参照番号を付加し、また、第1図の信号処理装置と異
なる点を中心に説明を行う。
本実施例の信号処理装置は、第1図の信号処理装置のシ
フトレジスタ5を3ステートバツフア52および53に
、また、クロックカウンタ6を書き込み信号入力端子5
6に置き換えたところが主に異なる。この変更により、
本実施例の信号処理装置は、アドレス情報入力手段$よ
び命令情報入力手段が並列入力となっている。
3ステートバツフア52のデータ入力には、nビット構
成のアドレス入力端子54が接続され、出力はアドレス
バス11に接続されている。一方、3ステートバツフア
53のデータ入力には、mビット構成の命令入力端子5
5が接続され、出力は命令バス11に接続されている。
また、3ステートバツフア52および53それぞれのゲ
ート入力へは、ANDゲート7の出力が接続されて制?
&llされている。
他の部分は、第1図の信号処理装置と同構成であるので
説明を省略する。
次に、本実施例の信号処理装置の具体的動作について説
明する。
本実施例の装置で、RAMI内に保持されているプログ
ラムの書き換えは、以下の手順で行われる。アドレス入
力端子54に、書き換えるRAMIのアドレスを入力し
、命令入力端子53にアドレス入力端子54で指定した
RAMIのアドレスに書き込む命令コードを入力する。
それぞれの端子に入力されたデータは、3ステートバツ
フア52および53に保持される。この状態で書き込み
信号入力端子56およびRS F/F 3の出力の両方
が高レベルになると、ANDゲート7の出力が高レベル
となり、3ステートバツフア52および53は、保持し
ているデータをそれぞれアドレスバス11および命令バ
ス12へ出力する。これ以降の処理は、実施例1と同様
に行われる。
書き込み信号入力端子56が高レベルであってもRS 
F/F 3の出力が高レベルでない場合は、ANDゲー
ト7の出力は低レベルとなり、3ステートバツフア52
および53からはテ゛−夕が出力されず、RAMIに対
する書き込み動作は行われない。
なお、本実施例の装置でも、実施例1と同じ条件では、
データ処理中に命令を書き換えても出力されるアナログ
信号が途切れないのは言うまでもない。
」1記のように、本発明の信号処理装置では、実際に処
理を行っていないときに、メモリに格納されている命令
を書き換えるた約、出力信号が途切れることがない。
発明の詳細 な説明したように、本発明の信号処理装置は、命令を格
納するメモリがRAMで構成されているため、処理の種
類に特に制限がない。また、従来の装置と比較して、特
にハードウェアを増加させることなく、RAMを1組し
か必要としないのでLSI化した場合に安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の信号処理装置の第1の実施例のブロ
ック図であり、 第2図は、第1図の信号処理装置を用いたデジタル信号
処理装置のブロック図であり、第3図は、第1図の信号
処理装置のRAMIの内容を示す図であり、 第4図は、本発明の信号処理装置の第2の実施例のブロ
ック図であり、 第5図は、第4図の信号処理装置を用いたデジタル信号
処理装置のブロック図であり、第6図は、第4図の信号
処理装置のRAMIの内容を示す図であり、 第7図は、fs倍信号命令の実行アドレスの関係を示す
タイミングチャートであり、 第8図は、デジタル信号処理の入出力波形を示す図であ
り、 第9図は、本発明の信号処理装置の第3の実施例である
。 〔主な参照番号〕 1・・RAM、  2・・HALT命令デコーダ、3・
 ・R−Sフリップフロップ、 4・・カウンタ、  5・・シフトレジスタ、6・・ク
ロックカウンタ、 7・・ANDゲート、  8・・リセット端子、9・・
シフトクロック端子、 10・・シリアルデータ端子、 11・・アドレスバス、12・・命令バス、13・・演
算装置、 14・・カウンタ出力、15・・データ入力
端子、 16・・データ出力端子、17・・DSP、 
  18・・キャリー信号、19・・HALT信号、 
22・・命令デコーダ、27・・DSP、   30・
・マルチプレキサ、32・ ・ORゲート、 50・・タイミング発生器、 51・・クリア端子、5
2.53・・3ステートバツフア、 54・・アドレス入力端子、 55 56・・書き込み信号入力端子、 100・・A/Dコンバータ、 101・・D/Aコンバータ、 102・・標本化周波数発生器、 103・・マイクロコンビコータ、 104・・fs倍信号 ・命令入力端子、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力された信号を、読み出し書き込み可能なメモリに格
    納されている命令に従い処理して出力する信号処理装置
    において、命令サイクルを決定するパルスを出力するタ
    イミング発生器と、外部からリセット信号を入力するリ
    セット入力手段と、前記タイミング発生器の出力するパ
    ルスごとに前記メモリの読み出し書き込みを行うアドレ
    スを指定するアドレス指定手段と、前記メモリに接続さ
    れ特定の命令が前記メモリから読み出されると信号を発
    するデコーダと、該デコーダの出力でセットされ、前記
    リセット信号でリセットされるRS型フリップフロップ
    と、外部から入力されたアドレス情報を保持する第1の
    記憶手段と、外部から入力された命令情報を保持し、前
    記メモリへ出力する第2の記憶手段と、前記第1および
    第2の記憶手段に外部から情報が書き込まれたことを検
    知する検知手段と、前記RS型フリップフロップの出力
    と前記通知手段の出力とを入力として、前記メモリに対
    して書き込み信号を発生する論理積手段とを具備し、前
    記アドレス指定手段は前記論理積手段の出力により、前
    記第1の記憶手段に保持されているアドレスを指定する
    ことを特徴とする信号処理装置。
JP4782989A 1989-02-28 1989-02-28 信号処理装置 Expired - Fee Related JP2555882B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05313915A (ja) * 1992-05-12 1993-11-26 Nec Ic Microcomput Syst Ltd マイクロコンピュータ

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JPH05313915A (ja) * 1992-05-12 1993-11-26 Nec Ic Microcomput Syst Ltd マイクロコンピュータ

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