JPH0222447Y2 - - Google Patents

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JPH0222447Y2
JPH0222447Y2 JP19147585U JP19147585U JPH0222447Y2 JP H0222447 Y2 JPH0222447 Y2 JP H0222447Y2 JP 19147585 U JP19147585 U JP 19147585U JP 19147585 U JP19147585 U JP 19147585U JP H0222447 Y2 JPH0222447 Y2 JP H0222447Y2
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JP
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speaker
side wall
storage recess
underwater
fixed
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JP19147585U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は近年盛んになりつつあるシンクロナイ
ズドスウイミング、水中バレーあるいは胎教など
の目的に利用される水中スピーカーを備え付けた
組立プールに関するものである。
〈従来の技術〉 従来この種の目的に利用される水中スピーカー
は、プール底壁に直接載置するか或はプールデツ
キ部からワイヤー等を用いて吊下げられている為
水中バレーの競技者等による水の圧力変動の発生
によつてスピーカーが多方向に移動し、音響効果
を阻害したりまたプール内壁を傷つけたり、スピ
ーカー自体が壁によつて損傷するという問題があ
つた。
またこのように水中スピーカーを設置したり吊
下げると水中バレー等競技の障害になつたり、競
技者がスピーカーに直接接触することにより相互
が損傷を受けるという恐れがあつた。
〈考案が解決しようとする技術的課題〉 本考案が解決しようとする技術的課題は、水の
圧力変動の発生などによつてスピーカーが移動せ
ず、水中バレー等の競技者が直接スピーカーに触
れる危険性を防止するとともに、水漏れの虞れを
回避することにある。
〈技術的課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案が講じる技術
的手段は、側壁面に設けられた収納凹段部に収納
固定された水中スピーカーと、その収納凹段部及
び水中スピーカーを覆う漏水防止カバーとからな
り、該カバーは有底円筒形を呈し、開口縁に接合
フランジを折曲して形成し、該接合フランジを上
記収納凹段部外周の側壁裏面にFRPのライニン
グ材を用いて固着したことを特徴とする。
〈作用〉 水中スピーカーはプール側壁に設けられた収納
凹段部内に収納固定されるため、槽内に突出する
ことがなく且つ移動もしない。
またスピーカー及び収納凹段部全体を覆うカバ
ーをプール側壁面にFRPのライニング材を用い
て固着しているため水漏れも生じない。
〈実施例〉 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
プール本体AはFRPや合成樹脂材等により
夫々一体成形した複数枚のデツキ付側壁パネル1
と底壁パネル(図示せず)を夫々組立連結して周
側壁a、底壁(図示せず)を形成した従来周知の
構造で、その周側壁aに底部2の一部が開口した
収納凹段部3を設け、この底部2開口端に水中ス
ピーカー4を取付固定すると共に、該スピーカー
4及び収納凹段部3全体を覆う漏水防止カバー5
を収納凹段部3外周の周側壁a裏面にFRPのラ
イニング材5′を用いて密着固定する。
収納凹段部3は水中スピーカー4を固定した状
態で、スピーカー前部4aがプール本体A内に突
出しない形状空間を有し、且つ底部2には、該ス
ピーカー4の後述する取付フランジ6より後部4
bが通過できる形状寸法を有すると共に内側方向
に突出した取付座部7を残して開口した略円筒形
状を呈し、この収納凹段部3は前記デツキ付側壁
パネル1の適宜位置に一体に成形する。また前記
取付座部7にはネジ止めのための取付穴を貫通開
穿して水中スピーカー4を取付可能にすると共
に、収納凹段部開口端8周囲にはネジ止めの取付
穴を開穿した蓋取付段部9を設け、収納凹段部カ
バー10を取付可能にする。
水中スピーカー4は厚み方向の大略中央に、ネ
ジ止めの穴を有し外方向に突出形成した取付フラ
ンジ6を設けている。
該スピーカー4は後部4b面を底部2に向けて
収納し、取付フランジ6を前記取付座部7に当接
して相互のネジ止めの穴を合致させ、ボルト11
及びナツト12を利用して第1図の如く取付フラ
ンジ6を取付座部7に取り付けてから、前記段部
9に後述する収納凹段部カバー10を取付固定し
て収納凹段部3に収納固定する。
前記収納凹段部カバー10は収納凹段部3に固
定した水中スピーカー4の保護とプール側壁aの
収納凹段部3開口部を平坦化するもので、FRP
等の合成樹脂板や金属板等によつて段部9の段差
高hとほぼ同一寸法の厚みを有した円板状に形成
され、スピーカー音をプール槽内に伝えるための
音波伝達孔13を多数設けると共に外周縁にはネ
ジ止めのための穴を開穿している。
該収納凹段部カバー10は収納凹段部開口部側
より周囲内面を段部9に当接し、相互のネジ止め
の穴を合致させて、ボルト14及びナツト15を
利用して第1図の如く該収納凹段部カバー10を
収納凹段部開口部に取り付け固定する。
前記漏水防止カバー5は、水中スピーカー4及
び収納凹段部3全体を覆うことができる形状空間
を有し且つ開口縁に接合フランジ16を突設した
有底円筒形に形成し、該カバー5が水中スピーカ
ー4及び収納凹段部3全体を覆う状態で、前記接
合フランジ16を収納凹段部3外周のプール側壁
a裏面17に当接して両者16,17をFRPの
ライニング材5′を用いて密着固定する。
18は排水管であり排水管18は漏水防止カバ
ー5底面から連通突出する突出管19とその突出
管19に連結する後部20からなり、該後部20
は円筒管状に形成した連接管21と手動または自
動の開閉弁22を取り付けた開閉弁管23とから
なつており、前記突出管19と連接管21の対向
する開口縁外周には、ネジ止めの穴が開穿したフ
ランジ24,25を突出形成している。また該排
水管18は前記フランジ24と25の外面同士を
当接して相互のネジ止めの穴を合致させ、第1図
の如く、ボルト26及びナツト27を利用し、両
フランジ24,25間にゴム製などのパツキン2
8を挟入して螺着連結するとともに、連接管21
の排水側口をT字管29の突出口に、そして開閉
弁管23の排水受側口をT字管29の一方の直管
口30に嵌合固定して設ける。さらに前記T字管
29の他方の直管口にはコード管31を嵌合固定
し、スピーカー後部4bより延長しているスピー
カーコード32を導入する。
而して斯る実施例は収納凹段部3に水中スピー
カー4を収納固定して、スピーカー4の移動を防
ぎ、またプール側壁aに漏水防止カバー5を密着
固定することにより基礎地盤上に水漏れが起こる
のを防止すると共に、収納凹段部カバー10を取
付固定して収納凹段部開口部をプール側壁面aに
対して平坦化し且つ、漏水防止カバー5底面に連
通した排水管18により収納凹段部3内及び漏水
防止カバー5内の停滞流水を排水する。
〈考案の効果〉 本考案は叙上の如く、プール側壁面に収納凹段
部を設け、該収納凹段部内に水中スピーカーを収
納固定したため、スピーカーは側壁内面に突出す
ることがなく、また水の圧力変動などによつて移
動することもない。
従つて従来のようにスピーカーと内壁が接触す
ることにより相互に損傷を受けたり、水中バレー
等の競技者がスピーカーに直接接触することによ
る競技の障害あるいは両者が損傷を受けるという
危険性を阻止できる。
また収納凹段部及び水中スピーカーを覆う漏水
防止カバーをプール側壁裏面にFRPのライニン
グ材を介して密着固定したため、水漏れがなく、
従つて基礎地盤への漏水の滴下がない。
故に基礎地盤の脆弱化を防止できると共に階上
設置のプールでも安心してスピーカーを設けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示し、第1図は要
部を示す縦断側面図、第2図は凹部の拡大正面図
で一部切欠して示し、第3図は凹部の−の断
面図で一部切欠して示す。 図中、A:プール本体、a:側壁面、3:収納
凹段部、4:水中スピーカー、5:漏水防止カバ
ー、5′:FRPのライニング材、8:開口縁、1
6:接合フランジ、17:側壁裏面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁面に設けられた収納凹段部に収納固定され
    た水中スピーカーと、その収納凹段部及び水中ス
    ピーカーを覆う漏水防止カバーとからなり、該カ
    バーは有底円筒形を呈し、開口縁に接合フランジ
    を折曲して形成し、該接合フランジを上記収納凹
    段部外周の側壁裏面にFRPのライニング材を用
    いて固着してなる組立プール。
JP19147585U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0222447Y2 (ja)

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JP19147585U JPH0222447Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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JPS6299761U JPS6299761U (ja) 1987-06-25
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JP7404118B2 (ja) * 2020-03-19 2023-12-25 株式会社神戸製鋼所 オープンラック式の気化装置

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JPS6299761U (ja) 1987-06-25

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