JPH0222149Y2 - - Google Patents

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JPH0222149Y2
JPH0222149Y2 JP19417185U JP19417185U JPH0222149Y2 JP H0222149 Y2 JPH0222149 Y2 JP H0222149Y2 JP 19417185 U JP19417185 U JP 19417185U JP 19417185 U JP19417185 U JP 19417185U JP H0222149 Y2 JPH0222149 Y2 JP H0222149Y2
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pipe
band
elbow
welding
chuck
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JP19417185U
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、空気分離器内のプレハブ配管、二重
殻液化ガス貯槽(CE)内・外部配管及び一般配
管に際し、管継手(エルボ等)に直管等を溶接す
る場合、該継手を保持する管継手溶接用保持治具
に関するものである。 〔従来の技術〕 エルボ等の管継手に直管等を溶接する場合、従
来は第3図に示す如く、ポジシヨナ1の回転台チ
ヤツク2に先端を約45゜切欠いたエルボ4と同材
質のパイプ3をくわえさせ、該先端の切欠部3a
にエルボ4の折曲部4aを2ヶ所点溶接してエル
ボ4を保持していた。 そして、このように保持したエルボ4に、接続
すべき直管5a,5bを当接させ、まず該当接部
の半分を溶接し、次にエルボ4を180゜回転させて
残りの半分を溶接するようにしていた。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、前記した従来の技術には以下のよう
な欠点がある。 センター出しに時間がかかる。 取外し後の処理、例えばパイプ3とエルボ4
の点溶接部の残余盛のグラインダー除去、ある
いは前記点溶接部が母材よりへこんだ場合の肉
盛り修正等が面倒である。 規格(例:電事法)によつては、点溶接が出
来ない場合があり、また出来てもグラインダー
仕上後、カラーチエツク等での欠陥有無の確認
が必要である。 周溶接を完成させる為溶接継ぎが多くなるこ
とにより、X線写真の合格率の低下を免く。 エルボ等の管継手4の両端に長い管を仮止め
した場合等、チヤツクを回転しながら溶接でき
ない場合が出てくる。 本考案はかかる実情に鑑みなされたもので、配
管溶接、段取り等の時間短縮、溶接線の継ぎ(溶
接スタート、停止、再スタート)の減少及びX線
写真の合格率の向上が図り得る管継手溶接用保持
治具を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本考案は、チヤツク
に一端を保持されるL字状パイプと、該L字状パ
イプの頂部に固着した長孔を有するUバンド台
と、該Uバンド台の長孔に両端を挿通し、かつ該
両端にナツト等の固定具を装備してなる管継手保
持用のUバンドとを備えたことを特徴とするもの
である。 〔作用〕 以上のように構成したので、エルボ類に直管等
を接続する場合、チヤツクの一端に保持したL字
状パイプの頂部に固着したUバンド台に、エルボ
類の折曲部をUバンドでおさえてL字状パイプの
各パイプ軸線とエルボの各軸線が一直線状をなす
ように固定し、まず、チヤツク保持側のL字状パ
イプのパイプ管と一直線状をなす側のエルボに直
管を当接させ、該当接部をL字状パイプのチヤツ
ク非保持側のパイプをローラー付支持台で支持
し、まず仮付を行ない、次にチヤツクを回転させ
ながら溶接し、しかる後にL字状パイプの他方側
をチヤツクにくわえさせ、同様にしてエルボの他
方側に直管を溶接する。 〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。尚、第3図に示す従来例と同
一要素のものには同一符号を付して説明する。 図は本実施例の管継手溶接用保持治具を用いて
エルボに直管を溶接する状態を示すもので、管継
手溶接用保持治具6は、L字状パイプ7と、該L
字状パイプ7の頂部に固着したUバンド台8と、
該Uバンド台8にエルボ4を保持するUバンド9
とから構成されている。 L字状パイプ7はスチール、アルミニウム、ス
テンレス等の管を90゜に折曲して形成したもので、
両パイプ7a,7bの端部をポジシヨナ1に回転
可能に取付けたチヤツク2にくわえさせて保持す
る。 そして、L字状パイプ7の頂部には、これと同
材質からなる長方形状板体のUバンド台8がL字
状パイプ7に直交する方向で、かつその板面と両
パイプ7a,7bとの角度を45゜に保つように略
中央で固着されており、このUバンド台8にはそ
の中央部より左右略対称に長手方向の長孔8a,
8aが形成されている。 また、Uバンド9はやはり前記L字状パイプ7
等と同材質で形成され、両端に雄ねじ9aが刻設
され、ここに螺着されるナツト10及びワツシヤ
11を備えている。 以上のように構成された管継手溶接用保持治具
6によつて、エルボ4を保持するには、第1図及
び第2図に示す如く、Uバンド台8の略中央にエ
ルボ4の折曲部4a頂部を当接させるように、U
バンド9でエルボ4の折曲部4aを保持して、U
バンド9の両端雄ねじ部9aをUバンド台8の両
長孔8a,8aに挿入し、Uバンド台8の裏面側
より、ワツシヤ11を介在させてナツト10を雄
ねじ9aに螺着して締めつけ、エルボ4の一端4
bをL字状パイプ7のチヤツク保持側のパイプ7
aと一直線状になるように、他端4cをL字状パ
イプ7のチヤツク非保持側のパイプ7bと一直線
状になるように固定する。尚、前記Uバンド台8
の上面の略中央に保持すべき前記エルボ4の折曲
部4aの頂部が安定しやすいように、弧状溝8b
を形成するとよい。 そして、このように保持したエルボ4に直管5
a,5bを溶接するには、まずエルボ4の一端4
aに直管5aを当接させ、L字状パイプ7のチヤ
ツク非保持側のパイプ7bをローラー付支持台で
支持し、まず仮付を行ない、次にチヤツクを回転
させて、該当接部を溶接する。そして、エルボ4
の他端4cに直管5bを溶接するには、チヤツク
2からL字状パイプ7のチヤツク保持側のパイプ
7aを外して、他方のパイプ7bをくわえさせれ
ば、前記と同様に回転させながら、直管5bの溶
接が可能となる。 尚、Uバンド9の大きさを、接続すべきエルボ
4及び直管5a,5bの大きさに応じて変更する
ことにより、所望の大きさの溶接が可能となる。
また、Uバンド台8も、保持するエルボ4の大き
さにより変更することができる。 以下、具体的な溶接例を表に表わす。 尚、下表は25A〜250Aまでの治具製作(材質
SS41,SGP)、サイズ50A(アルミ)溶接の比較
を示したものである。
【表】
〔考案の効果〕
本考案の管継手溶接用保持治具は、以上のよう
にチヤツクに一端を保持されるL字状パイプと、
該L字状パイプの頂部に固着した長孔を有するU
バンド台と、該Uバンド台の長孔に両端を挿通
し、かつ該両端にナツト等の固定具を装備してな
る管継手保持用のUバンドとを備えたことを特徴
とするから、以下のような効果がある。 (1) 従来のエルボ等の管継手にパイプを点溶接す
る時、一人作業が出来なかつた(パイプ持ち、
溶接各1名必要であつた。)が、一人でもでき
るようになつた。 (2) センターを出すのが早くなつた。 (3) 直接点溶接を行なわないため後処理(取外
し、仕上、カラーチエツク等)が不要となつ
た。 (4) 回転溶接をすることによつて、溶接継ぎが1
ヶ所になり、X線写真の合格率が高くなつた
(溶接継ぎを入れることにより、不良率15%の
低下)。 (5) 段取り等の時間短縮による時間の有効利用が
図れる。 (6) 従来はエルボの両端にパイプを溶接する時
は、点溶接を2度行なつていたが、L字状パイ
プを用いたことで、Uバンドで1度押えると、
2ヶ所の溶接が行なえるようになつた。 (7) 一本のパイプの両端にエルボを溶接する場
合、エルボとエルボの(パイプの断面平面上
の)角度を決めやすくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図は管継手溶接用保持治具を用いてエルボへ
直管を溶接する状態を示す正面図、第2は側面
図、第3図は従来の点溶接の状態を示す正面図で
ある。 2……チヤツク、4……エルボ、5a,5b…
…直管、7……L字状パイプ、8……Uバンド
台、8a……長孔、9……Uバンド、10……ナ
ツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤツクに一端を保持されるL字状パイプと、
    該L字状パイプの頂部に固着した長孔を有するU
    バンド台と、該Uバンド台の長孔に両端を挿通
    し、かつ該両端にナツト等の固定具を装備してな
    る管継手保持用のUバンドとを備えたことを特徴
    とする管継手溶接用保持治具。
JP19417185U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0222149Y2 (ja)

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JP19417185U JPH0222149Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JP19417185U JPH0222149Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JPS62101690U JPS62101690U (ja) 1987-06-29
JPH0222149Y2 true JPH0222149Y2 (ja) 1990-06-14

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JP2023056104A (ja) * 2021-10-07 2023-04-19 株式会社新来島どっく エルボ配管回転溶接固定治具

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