JPH02221120A - 超伝導薄膜の製造方法 - Google Patents
超伝導薄膜の製造方法Info
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- JPH02221120A JPH02221120A JP1042726A JP4272689A JPH02221120A JP H02221120 A JPH02221120 A JP H02221120A JP 1042726 A JP1042726 A JP 1042726A JP 4272689 A JP4272689 A JP 4272689A JP H02221120 A JPH02221120 A JP H02221120A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は超伝導薄膜の製造方法に関し、特にエキシマレ
ーザを用いたBa−Y−Cu−0系超伝導薄膜の製造方
法に間する。
ーザを用いたBa−Y−Cu−0系超伝導薄膜の製造方
法に間する。
「従来の技術」
従来、超伝導薄膜を製造する製造方法として、5rTi
03等からなる基板上にCVD (化学気相成長)法、
スパッタ法、或いはレーザアブレーション法等により
Ba−Y−Cu−0系材料のアモルファス状薄膜を堆積
させ、次に02存在下(大気下)にて約900℃で1〜
2時間の高温アニールを行ない、ざらにその後、0□存
在下にて該基板を極めてゆつくつと冷却し、または約4
50℃で10時間の低温アニールを施す方法が知られで
いる。
03等からなる基板上にCVD (化学気相成長)法、
スパッタ法、或いはレーザアブレーション法等により
Ba−Y−Cu−0系材料のアモルファス状薄膜を堆積
させ、次に02存在下(大気下)にて約900℃で1〜
2時間の高温アニールを行ない、ざらにその後、0□存
在下にて該基板を極めてゆつくつと冷却し、または約4
50℃で10時間の低温アニールを施す方法が知られで
いる。
また従来、基板上に超伝導材料を堆積させながら間欠的
に、例えば堆積を開始してから10分後と20分後とに
ルど−レーザを照射しで堆積した超伝導材料を加熱する
こと1乙より、上述の高温アニルを省略するようにした
ものも提案されている(特開昭63−262879号公
報)。
に、例えば堆積を開始してから10分後と20分後とに
ルど−レーザを照射しで堆積した超伝導材料を加熱する
こと1乙より、上述の高温アニルを省略するようにした
ものも提案されている(特開昭63−262879号公
報)。
ざらに従来一般に、アニールの一手段としてレーザアニ
ール法が知られており、そのレーザとしでYAGレーザ
、エキシマレーザ、CO□レーザ、窟素レーザを用いる
ことが知られている(特開昭63−224271号公報
)。
ール法が知られており、そのレーザとしでYAGレーザ
、エキシマレーザ、CO□レーザ、窟素レーザを用いる
ことが知られている(特開昭63−224271号公報
)。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、高温アニールを行うようにした従来の製造方
法においては、約900℃という高温を1〜2時間継続
する必要があるので、処理時間がかかるとともにランニ
ングコストがかがり、また基板組成物質が熱によって膜
中に拡散するという問題があった。
法においては、約900℃という高温を1〜2時間継続
する必要があるので、処理時間がかかるとともにランニ
ングコストがかがり、また基板組成物質が熱によって膜
中に拡散するという問題があった。
また、上述した高温アニールの代つにレーザアニールを
行う場合、特にBa−Y−Cu−0系超伝導材料につい
では、例えばCO□レーザでレーザアニールを行うとそ
の波長CIo、6u m )では吸収係数が小さいこと
から基板が加熱されてしまい、高温で安定している5r
TiO:+基板では超伝導状態が得られでも、より安価
なc−Si (結晶シリコン)基板、アルミナ基板、或
いは石英基板ではその加熱により超伝導状態を得ること
が困難であった。
行う場合、特にBa−Y−Cu−0系超伝導材料につい
では、例えばCO□レーザでレーザアニールを行うとそ
の波長CIo、6u m )では吸収係数が小さいこと
から基板が加熱されてしまい、高温で安定している5r
TiO:+基板では超伝導状態が得られでも、より安価
なc−Si (結晶シリコン)基板、アルミナ基板、或
いは石英基板ではその加熱により超伝導状態を得ること
が困難であった。
他方、エキシマレーザは吸収係数が大きいことからこれ
を用いれば基板の加熱を防止することができるが、少な
くとも8a−Y−Cu−0系超伝導材料については、吸
収係数が大きすぎて基板上に堆積された超伝導材料のご
く表面だけしが加熱することができず、いずれの基板で
あっても超伝導状態を得ることが困難であった。また仮
にエキシマレーザの出力を増大させると、基板上に堆積
された超伝導材料を吹飛ばす結果となっていた。
を用いれば基板の加熱を防止することができるが、少な
くとも8a−Y−Cu−0系超伝導材料については、吸
収係数が大きすぎて基板上に堆積された超伝導材料のご
く表面だけしが加熱することができず、いずれの基板で
あっても超伝導状態を得ることが困難であった。また仮
にエキシマレーザの出力を増大させると、基板上に堆積
された超伝導材料を吹飛ばす結果となっていた。
「課題を解決するための手段」
本発明はそのような事情に鑑み、Ba−Y−Cu−0系
超伝導材料からなる原料を蒸発させて該超伝導材料を連
続的に基板上に堆積させるとともに、該基板上に連続的
に堆積される超伝導材料に、その連続的な堆積に伴って
連続的にエキシマレーザを照射して、上記基板上に超伝
導薄膜を形成するようにしたものである。
超伝導材料からなる原料を蒸発させて該超伝導材料を連
続的に基板上に堆積させるとともに、該基板上に連続的
に堆積される超伝導材料に、その連続的な堆積に伴って
連続的にエキシマレーザを照射して、上記基板上に超伝
導薄膜を形成するようにしたものである。
「作用」
上記製造方法によれば、エキシマレーザの吸収係数が大
きくでも、基板上に堆積される超伝導材料を連続的に加
熱することによってその結晶化を図ることができ、しが
もエキシマレーザの吸収係数が大きいことがら基板の加
熱を抑制することができるので、5rTi(h基板は勿
論、安価なc−3i基板、アルミナ基板、或いは石英基
板を用いても超伝導状態を得ることが可能となる。
きくでも、基板上に堆積される超伝導材料を連続的に加
熱することによってその結晶化を図ることができ、しが
もエキシマレーザの吸収係数が大きいことがら基板の加
熱を抑制することができるので、5rTi(h基板は勿
論、安価なc−3i基板、アルミナ基板、或いは石英基
板を用いても超伝導状態を得ることが可能となる。
「実施例」
以下図示実施例について本発明の製造方法を説明すると
、第1図において、先ず真空槽1内の所定位置にc−3
iかうなる基板2と、 Ba2YCu30xからなるベ
レット状の原料3とをセットする。このとき、上記基板
2および原料3をそれぞれX−Yテーブル4.5に取付
け、各テーブル4.5によってそれぞれ位置調整を行う
ことができるようにしている。
、第1図において、先ず真空槽1内の所定位置にc−3
iかうなる基板2と、 Ba2YCu30xからなるベ
レット状の原料3とをセットする。このとき、上記基板
2および原料3をそれぞれX−Yテーブル4.5に取付
け、各テーブル4.5によってそれぞれ位置調整を行う
ことができるようにしている。
次に、真空槽1の出口6がら内部のエアを吸弓して真空
槽]内の圧力を低下させるとともに真空槽1の入ロアが
ら02ヲ供給し、ざらにテーブル4に設けたヒータ8に
通電して上記c−3i基板2を加熱する。そしてこの状
態においで、パルスエキシマレーザ装フ11を発振させ
て上記8a2YCu3ox原料3にスプリッタ12およ
びレンズ13ソ介しでエキシマレーザL1を照射し、該
原料3からベーパを発生させて上記c−3i基板2上に
超伝導材料14を堆積させる。
槽]内の圧力を低下させるとともに真空槽1の入ロアが
ら02ヲ供給し、ざらにテーブル4に設けたヒータ8に
通電して上記c−3i基板2を加熱する。そしてこの状
態においで、パルスエキシマレーザ装フ11を発振させ
て上記8a2YCu3ox原料3にスプリッタ12およ
びレンズ13ソ介しでエキシマレーザL1を照射し、該
原料3からベーパを発生させて上記c−3i基板2上に
超伝導材料14を堆積させる。
このとき、原料3の同一位置に、例えば5分以上連続し
てエキシマレーザL1を照射すると照1−を部分の材質
が変質しでしまうため、上記X−Yテーブル5によって
連続的又は間欠的に原料3そ移動させることが望ましい
。
てエキシマレーザL1を照射すると照1−を部分の材質
が変質しでしまうため、上記X−Yテーブル5によって
連続的又は間欠的に原料3そ移動させることが望ましい
。
他方、上記スプリッタ12によって分岐されたエキシマ
レーザL2は、ミラー16、ガルバノミラ−17および
レンズ18ヲ介して上記c−Si基板2上に堆積された
超伝導材料14に照Hされ、該超伝導材料14を加熱し
て超伝導材料からなる薄膜19を形成するようになる。
レーザL2は、ミラー16、ガルバノミラ−17および
レンズ18ヲ介して上記c−Si基板2上に堆積された
超伝導材料14に照Hされ、該超伝導材料14を加熱し
て超伝導材料からなる薄膜19を形成するようになる。
この場合、上記超伝導材料14に照射するエキシマレー
ザL2のエネルギ密度と原料3に照射するエキシマレー
ザL1のエネルギ’f−Mとは、それぞれレンズ13.
18ヲ所要のものに交換し、或いはそれらの位置を変更
することによって調節することができる。また上記超伝
導材料14を基板2上に広く均一に堆積させるために、
X−Yテーブル4によって基板2を移動させることが望
ましく、或いは基板2を回転テーブル上に載置しても同
様に超伝導材料14を基板2上に広く均一に堆積させる
ことができる。ざらに、エキシマレーザ上2ヲ絞ってガ
ルバノミラ−17で該エキシマレーザL2の照射位置を
X−Y方向に移動させるようにすれば、基板2上に堆積
した超伝導材料14に所要の回路を描くことが可能とな
る。
ザL2のエネルギ密度と原料3に照射するエキシマレー
ザL1のエネルギ’f−Mとは、それぞれレンズ13.
18ヲ所要のものに交換し、或いはそれらの位置を変更
することによって調節することができる。また上記超伝
導材料14を基板2上に広く均一に堆積させるために、
X−Yテーブル4によって基板2を移動させることが望
ましく、或いは基板2を回転テーブル上に載置しても同
様に超伝導材料14を基板2上に広く均一に堆積させる
ことができる。ざらに、エキシマレーザ上2ヲ絞ってガ
ルバノミラ−17で該エキシマレーザL2の照射位置を
X−Y方向に移動させるようにすれば、基板2上に堆積
した超伝導材料14に所要の回路を描くことが可能とな
る。
ところで、上記エキシマレーザL2の照射開始時には基
板2上に超伝導材料14が堆積していないため、直接基
板2に照射されて該基板2を加熱するため、基板2を損
傷させる虞がある。これを避けるためには、上記エキシ
マレーザL2の光軸上にシャッタ20を設け、基板2上
に超伝導材料14が僅かに堆積されてからシャッタ20
を開くようにすればよい。
板2上に超伝導材料14が堆積していないため、直接基
板2に照射されて該基板2を加熱するため、基板2を損
傷させる虞がある。これを避けるためには、上記エキシ
マレーザL2の光軸上にシャッタ20を設け、基板2上
に超伝導材料14が僅かに堆積されてからシャッタ20
を開くようにすればよい。
このようにして基板2上に所要厚さの薄膜19を形成し
たら、次に02雰囲気中で低温アニールを施して、超伝
導薄膜を完成する。
たら、次に02雰囲気中で低温アニールを施して、超伝
導薄膜を完成する。
上述したように、基板2上に連続的に堆積される超伝導
材料14に、それの連続的な堆積に伴って連続的にエキ
シマレーザL2を照射すれば、エキシマレーザL2の吸
収係数が大きくて超伝導材料14のごく表面だけしか加
熱できなくても、確実に基板2上に所要厚さの薄膜19
を形成することができる。
材料14に、それの連続的な堆積に伴って連続的にエキ
シマレーザL2を照射すれば、エキシマレーザL2の吸
収係数が大きくて超伝導材料14のごく表面だけしか加
熱できなくても、確実に基板2上に所要厚さの薄膜19
を形成することができる。
そして上記エキシマレーザL2の吸収係数が大きいため
、該エキシマレーザL2が基板2を加熱することが抑制
でき、したがって高温で安定している5rTi03基板
を用いることができることはもとより、より安価なc−
5i基板2やその他のアルミナ基板、或いは石英基板を
も用いることが可能となる。
、該エキシマレーザL2が基板2を加熱することが抑制
でき、したがって高温で安定している5rTi03基板
を用いることができることはもとより、より安価なc−
5i基板2やその他のアルミナ基板、或いは石英基板を
も用いることが可能となる。
また、上記基板2上の超伝導材料14に照射するレーザ
をエキシマレーザL2とすることによって、薄膜19の
平坦性を向上させることができる。
をエキシマレーザL2とすることによって、薄膜19の
平坦性を向上させることができる。
ざらに、基板2上に超伝導材料14ヲ堆積させる手段と
して一般にスパッタ法を用いることが多いが、スパッタ
法の場合は原料3の組成に対して基板2上に堆積される
超伝導材料14の組成が変化するため、原料3の組成を
その変化を見込んだものにする必要がある。しかしなが
ら、レーザアブレーション法によれば、原料3の組成と
基板2上に堆積した超伝導材料14の組成とが同一とな
るため、そのような見込みが不要となる。但し、0□量
はアブレーションを例えば820等の0□雰囲気中で行
うので、若干少なくてもよい。
して一般にスパッタ法を用いることが多いが、スパッタ
法の場合は原料3の組成に対して基板2上に堆積される
超伝導材料14の組成が変化するため、原料3の組成を
その変化を見込んだものにする必要がある。しかしなが
ら、レーザアブレーション法によれば、原料3の組成と
基板2上に堆積した超伝導材料14の組成とが同一とな
るため、そのような見込みが不要となる。但し、0□量
はアブレーションを例えば820等の0□雰囲気中で行
うので、若干少なくてもよい。
次に、本発明にかかる超伝導薄膜の製造方法の具体例を
示すと、下記のとおりである。
示すと、下記のとおりである。
レーザ装胃11の発振周波数 5 Hz波長
193 nm(ArFエキシマレーザ)基板2
の材質 c−Si 原料3の材質 8a2YCu30x 原料表面のエネルギ2度 2 J/cr+(・5ho
t超伝導薄膜表面のエネルギ2度 20〜52mJ/cm −5hot 基板加熱用ヒ一タ温度 600℃ 真空槽内の圧力 27Pa 堆積時間 90分 超伝導薄膜の膜厚 0,8〜2um また、低温アニールの条件は、下記の通りである。
193 nm(ArFエキシマレーザ)基板2
の材質 c−Si 原料3の材質 8a2YCu30x 原料表面のエネルギ2度 2 J/cr+(・5ho
t超伝導薄膜表面のエネルギ2度 20〜52mJ/cm −5hot 基板加熱用ヒ一タ温度 600℃ 真空槽内の圧力 27Pa 堆積時間 90分 超伝導薄膜の膜厚 0,8〜2um また、低温アニールの条件は、下記の通りである。
基板温度 490℃
雰囲気 0□1.3kPa
時間 2時間
上記条件で製造した超伝導薄膜a、b、cの抵抗湯度依
存性を第2図に示す、ここで、超伝導薄膜aは超伝導薄
膜表面のエネルギ密度を20mJ/Cm’・5hotと
したもの、また超伝導薄膜す、cはそれぞれエネルギ密
度7a26mJ/crrf・5hot 、52mJ/c
r+?・5hotとしたものである。
存性を第2図に示す、ここで、超伝導薄膜aは超伝導薄
膜表面のエネルギ密度を20mJ/Cm’・5hotと
したもの、また超伝導薄膜す、cはそれぞれエネルギ密
度7a26mJ/crrf・5hot 、52mJ/c
r+?・5hotとしたものである。
同図から理解されるように、基板2上に連続的に堆積さ
れる超伝導材料14にエキシマレーザし2を連続的に照
射して薄膜19を形成すれば、c−Si基板2であって
も優れた性能の超伝導薄膜を得ることができる。
れる超伝導材料14にエキシマレーザし2を連続的に照
射して薄膜19を形成すれば、c−Si基板2であって
も優れた性能の超伝導薄膜を得ることができる。
なお上記実験において、基板2上に堆積される超伝導材
料14にエキシマレーザLl照射しなくても、その後に
低温アニールを施すことによって超伝導薄膜が得られる
ことがあった。これは基板加熱用ヒータ温度を600℃
と比較的高温に設定しているので、何等かの原因で偶然
的に超伝導薄膜か得られるものと考えられる。しかしな
がら上記超伝導薄1ia、b、cのように、安定して超
伝導薄膜を得ることはできなかった。
料14にエキシマレーザLl照射しなくても、その後に
低温アニールを施すことによって超伝導薄膜が得られる
ことがあった。これは基板加熱用ヒータ温度を600℃
と比較的高温に設定しているので、何等かの原因で偶然
的に超伝導薄膜か得られるものと考えられる。しかしな
がら上記超伝導薄1ia、b、cのように、安定して超
伝導薄膜を得ることはできなかった。
また上記パルスエキシマレーザし1、し2は、Il[に
は連続発振ではないが、所定の周波数で発振されでいる
限り連続的と言い得るものであることは明らかである。
は連続発振ではないが、所定の周波数で発振されでいる
限り連続的と言い得るものであることは明らかである。
次に、第3図は、上記実施例が1台のパルスエキシマレ
ーザ装置11を用いているのに対し、2台のパルスエキ
シマレーザ装置1NA、118@用いた実施例を示して
いる。
ーザ装置11を用いているのに対し、2台のパルスエキ
シマレーザ装置1NA、118@用いた実施例を示して
いる。
また本実施例においては、原料3を基板2に対向させて
平行に配置し、一方のパルスエキシマレーザ装置+1A
からのエキシマレ−サシ1ヲその原料3に照射させてい
る。これに対し、他方のパルスエキシマレーザ装fil
+8からのエキシマレーザL2は、円錐状ミラー25の
外周面とリング状ミラー26の内周面とによって上記原
料3を避けて基板2に照射させることができるようにし
ている。このとき、上記円錐状ミラー25は細長いロッ
ド27によって上記リング状ミラー26に固定しである
。
平行に配置し、一方のパルスエキシマレーザ装置+1A
からのエキシマレ−サシ1ヲその原料3に照射させてい
る。これに対し、他方のパルスエキシマレーザ装fil
+8からのエキシマレーザL2は、円錐状ミラー25の
外周面とリング状ミラー26の内周面とによって上記原
料3を避けて基板2に照射させることができるようにし
ている。このとき、上記円錐状ミラー25は細長いロッ
ド27によって上記リング状ミラー26に固定しである
。
上記実施例ではエキシマレーザL1とL2の発振のタイ
ミングは、厳密にはそれぞれの光路長によって僅かに変
更することができるとしても、実質的に同一なものとな
るが、本実施例によればパルスエキシマレーザ装MII
Aと118の発振タイミングを自由に設定することがで
きる。したがって、例えば一方のレーザ装置111Aか
らのエキシマレーザし1を原料3に照射してベーパを発
生させ、該ベーパが基板2上に堆積されるタイミングを
待って、他方のレーザ装Wetsからのエキシマレーザ
上2ヲ基板2上に堆積された超伝導材料14に照射させ
るようにすれば、効率的な加熱を行うことが可能となる
。
ミングは、厳密にはそれぞれの光路長によって僅かに変
更することができるとしても、実質的に同一なものとな
るが、本実施例によればパルスエキシマレーザ装MII
Aと118の発振タイミングを自由に設定することがで
きる。したがって、例えば一方のレーザ装置111Aか
らのエキシマレーザし1を原料3に照射してベーパを発
生させ、該ベーパが基板2上に堆積されるタイミングを
待って、他方のレーザ装Wetsからのエキシマレーザ
上2ヲ基板2上に堆積された超伝導材料14に照射させ
るようにすれば、効率的な加熱を行うことが可能となる
。
また、必要に応じて各レーザ装MIIA、Il8の発振
周波数を異ならせることができ、ざらに上記シャッタ2
0を設けなくても、最初にレーザ製型11Aの発振を開
始し、基板2上に超伝導材料か僅かに堆積されてから他
方のレーザ装!II8の発振を開始きせることができる
。
周波数を異ならせることができ、ざらに上記シャッタ2
0を設けなくても、最初にレーザ製型11Aの発振を開
始し、基板2上に超伝導材料か僅かに堆積されてから他
方のレーザ装!II8の発振を開始きせることができる
。
「発明の効果」
以上のように、本発明によれば、エキシマレーザの吸収
係数が大きくでも、基板上に堆積される8a−Y−Cu
−0系超伝導材料を連続的に加熱してその結晶化を図る
ことができ、しかもエキシマレーザの吸収係数が大きい
ことから基板の加熱を抑制することができるので、5r
Ti03基板は勿論、安価なc−Si基板、アルミナ基
板、或いは石英基板を用いても超伝導状態を得ることが
できるという効果が得られる。
係数が大きくでも、基板上に堆積される8a−Y−Cu
−0系超伝導材料を連続的に加熱してその結晶化を図る
ことができ、しかもエキシマレーザの吸収係数が大きい
ことから基板の加熱を抑制することができるので、5r
Ti03基板は勿論、安価なc−Si基板、アルミナ基
板、或いは石英基板を用いても超伝導状態を得ることが
できるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
本発明にかかる超伝導薄膜a、b、cの抵抗温度依存牲
を示す線図、第3図は本発明の他の実施例を示す概略構
成図である。 第 3 図 2・・・基板 3・・・原料 11、+1A、IIB・・・パルスエキシマレーザ装置
+ 4−・・超伝導材料 19・・・薄膜 Ll、L2・・・エキシマレーザ 1A
本発明にかかる超伝導薄膜a、b、cの抵抗温度依存牲
を示す線図、第3図は本発明の他の実施例を示す概略構
成図である。 第 3 図 2・・・基板 3・・・原料 11、+1A、IIB・・・パルスエキシマレーザ装置
+ 4−・・超伝導材料 19・・・薄膜 Ll、L2・・・エキシマレーザ 1A
Claims (1)
- Ba−Y−Cu−O系超伝導材料からなる原料を蒸発さ
せて該超伝導材料を連続的に基板上に堆積させるととも
に、該基板上に連続的に堆積される超伝導材料に、その
連続的な堆積に伴って連続的にエキシマレーザを照射し
て、上記基板上に超伝導薄膜を形成することを特徴とす
る超伝導薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042726A JPH07106900B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 超伝導薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042726A JPH07106900B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 超伝導薄膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02221120A true JPH02221120A (ja) | 1990-09-04 |
JPH07106900B2 JPH07106900B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=12644068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1042726A Expired - Lifetime JPH07106900B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 超伝導薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07106900B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1306570C (zh) * | 2002-06-04 | 2007-03-21 | 夏普株式会社 | 在低温下氧化硅片的方法和用于该方法的装置 |
WO2009044637A1 (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-09 | International Superconductivity Technology Center, The Juridical Foundation | Re123系酸化物超電導体とその製造方法 |
JP2012146746A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Hyogo Prefecture | 結晶性薄膜又は結晶性構造体の製造方法、及び結晶性構造体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63224271A (ja) * | 1987-11-11 | 1988-09-19 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 超伝導体 |
JPS63224117A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-19 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 超電導体の作製方法 |
JPS6445023A (en) * | 1987-08-14 | 1989-02-17 | Univ Tokai | Heat treatment method for superconductive film |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP1042726A patent/JPH07106900B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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WO2009044637A1 (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-09 | International Superconductivity Technology Center, The Juridical Foundation | Re123系酸化物超電導体とその製造方法 |
JP5274473B2 (ja) * | 2007-09-14 | 2013-08-28 | 公益財団法人国際超電導産業技術研究センター | Re123系酸化物超電導体の製造方法 |
JP2012146746A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Hyogo Prefecture | 結晶性薄膜又は結晶性構造体の製造方法、及び結晶性構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07106900B2 (ja) | 1995-11-15 |
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