JPH02219011A - ズームレンズの焦点距離を変化させる方法 - Google Patents

ズームレンズの焦点距離を変化させる方法

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JPH02219011A
JPH02219011A JP4067489A JP4067489A JPH02219011A JP H02219011 A JPH02219011 A JP H02219011A JP 4067489 A JP4067489 A JP 4067489A JP 4067489 A JP4067489 A JP 4067489A JP H02219011 A JPH02219011 A JP H02219011A
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JP4067489A
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Atsushi Kawamura
篤 川村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はズームレンズの焦点距離を変化させる方法に関
する0本発明は、LSカメラ用ズームレンズや1、眼レ
フカメラ用ズームレンズ、ビデオカメラ、複写機、ファ
クシミリ装置の結像光学系に利用できる。
[従来の技術] 凸凹のパワー構成のLSカメラ用ズームレンズは特開昭
51−128911号に開示されたものが良く知られて
いる。この型のズームレンズは近来、改良が進みズーム
比2に近いものも提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この型のズームレンズで広変倍を実現しようと
するとバックフォーカスが極端に短くなり、レンズ構成
が複雑になり、また望遠時にレンズ移動量が大きいため
全長が長くなる等の問題がある。
一方、リアコンバーターとマスターの組合せで焦点距離
を切り換える技術も知られている(例えば特開昭61−
205911号公報)が、連続変倍が出来ないので使用
目的が限られてしまうという問題がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とする所は、flfl単なレンズ構成で実現でき
、望遠時の全長の短縮化が可能で、広い変倍域を可能な
らしめる。ズーレンズの焦点距離の新規な変化方法の提
供にある。
[課題を解決するための手段] 本発明の、[ズームレンズの焦点距離を変化させる方法
」は以下のように構成される。
即ち、本発明の実施にはマスターとコンバーターが用い
られる。
「マスター」は、少なくとも2群を有し、最も像側の群
を含む2以上の群の移動により焦点距離を変化させる。
即ち上記「最も像側の群」が物体側へ移動するような群
移動により、広角から望遠への変倍を行う、この変倍領
域を第1のズーム域と称する。この第1のズーム域での
変倍はマスター単独で行う。
「コンバーター」は、負のパワーを有し、上記第1のズ
ーム域の望遠端からさらなる望遠領域を実現するために
用いられる。
即ち、第1のズーム域の望遠端から、第1のズーム域の
所定の群装置を再現するようにマスター全体を像側へ移
動させ、マスターの像側にコンバーターを挿入し、この
コンバーターを変位させることなく、マスターの「最も
像側の群」を含む2以上の群を物体側へ移動させること
により第1のズーム域の望遠端からさらに望遠側へ焦点
距離を変化させる。この焦点距離変化領域を第2のズー
ム域と称する。
負のパワーを持つコンバーターは、正レンズを少なくと
も1枚有し、コンバーターの負レンズの屈折率の相加平
均をNn、コンバーターの正レンズの屈折率の相加平均
をN2、上記負レンズのアツベ数の相加平均をν。、上
記正レンズのアツベ数の相加平均をν、とするとき、こ
れらが N、 > Np、ν1〉v。
なる条件を満足することが望ましい。
[作  用] 上記の如く、本発明においては、第1のズーム域で広角
から望遠側へ変倍するときにはマスターに於ける「最も
像側の群」が物体側に移動するので望遠側ではマスター
の像側に空間的な余裕が生ずる。これを利用し、余裕の
生じたマスターの像側にコンバーターを挿入する。そし
てコンバーターは移動させずマスターの移動群の移動に
より第2のズーム域を実現する。
なおコンバーターに関する上記2条件、N、>N、。
ν、〉ν、のうち、前者即ちN、>N、は第2のズーム
域におけるペッツバール和の補正に関する条件である。
即ち、負のパワーのコンバーターを挿入した場合、ペッ
ツバール和が過小か負になりやすく。
これをコンバーターで補正するためにはコンバーターの
凸レンズの屈折率を小さく、凹レンズの屈折率を大きく
する必要があり、条件Nn> Npの不等号が逆転する
ような屈折率配分を与えた場合、第2のズーム域で非点
収差が大きくなり高性能化が困難になる。
また、条件ν、〉ヤ、は、コンバーターの着脱による色
収差の変動を小さく抑えるための条件である。コンバー
ター装着の前後で色収差が変わらないためにはコンバー
ター単独で色収差補正をしておくのが良く、凹レンズに
低分散を、凸レンズに高分散を付与する1条件ν、〉ν
、が満足されないと第1もしくは第2のズーム域で色収
差を良好に保つことが出来ない。
[実施例] 以下、具体的な実施例に即して説明する。
第1図に於いて、最上図は実施例のマスターを示してい
る1図示されたマスターは広角端の群配置である。
マスターは第1群lと第2群IIとからなる2群構成で
あり、第1のズーム域の広角端(第1図中段の図(a)
)から望遠端(第1図中段の図(C))へ変倍するとき
は第1群■、第2群IIとも物体側(第1図左方)へ移
動する。第1群■は4枚のレンズ10.12,14.I
Sを図の如く物体側から像側へ配してなる。第2群II
は2枚のレンズ20.22を図の如く物体側から像側へ
配してなる。第1群Iと第2群IIのレンズ面間距離を
図の如くAとする。
コンバーターCはマスターと組合せられ、第2のズーム
域を実現するために用いられる。
即ち、コンバーターCは第1のズーム域の望遠端からさ
らなる望遠領域である第2のズーム域を実現するときに
、第1図下図のようにマスターの像側に挿入される。
コンバーターCは図の如く3枚のレンズ30,32゜3
4を物体側から像側へ配してなる。
第2のズーム域を実現するときは、コンバーターCを図
の如く挿入するとともに、マスターの方は第1のズーム
域の望遠端から全体を像側へ移動させて、第1のズーム
域に於ける所定の群配置を再現する(第1図中段の(d
))、そして、この状態からマスターの第1群■、第2
群IIを図の如く物体側へ移動させることにより望遠側
へ変倍できる。
第1図中段の図(e)は第2のズーム域における望遠端
である。第2のズーム域での変倍がなされるときコンバ
ーターCは移動しない。
マスターとコンバーターとの間のレンズ面間距離を図示
の如くBとする。
さて、第1図に示す実施例は以下の如きものである。
第1のズーム域の焦点距離; f=38〜65第2のズ
ーム域の焦点距離; f=65〜85レンズの諸元は以
下の通りである。なお、第1図の下図の状態すなわちコ
ンバーターCを挿入した状態に於いて、物体側から第1
番目のレンズ面をR4、第1番目の面間距離をO8、物
体側から第j番目のレンズの屈折率およびアツベ数をそ
れぞれで表す。
NJy  νj マスター R1 112,32 270,93 3−74,27 412,538 521,3 610,3 7−22,7 8−35,62 9−17,5 10−14,0 11−85,1 コンバーター 12 133.10 13 −18.94 14 −19.974 16 −34.9 D五 3.0 0.8 0.8 6.0 2.3 4.56 A(可変) 2.9 3.2 1.56 B(可変) ■ j 1.65844 1.8475 1.84686 1.702 1.72825 1.834 fJ 50.9 43.0 23.8 40.2 28.3 37.3 5.0 0.1 1.2 1.7 1.5 1.5927 1.835 1.8042 35.4 43.0 46.5 第1図に於いて、第1のズーム域に於いて(a)  f
=38   、A=15.05(b)  f=50  
 、A=7.37(c)  f=65   、A= 1
.76第2のズーム域に於いて、 (d)  f=85   、A=7.37.B=1.0
(e)  f=85   、A=1.76.8=20.
7また条件式の値は、 N、l=1.8196 >N、=1.5927シ、=4
4.75 >ヤ、=35.4 である。
第2図には、上記状態(a)に於ける性能を示す収差図
である。第3図乃至第6図に、上記状態(b)ないしく
e)に於ける性能を示す収差図を順次示す。
[発明の効果] 以上、本発明によれば新規な、ズームレンズの焦点距離
を変化させる方法を提供できる。
この方法では、上記のごとくマスターに固有の第1のズ
ーム域に加え、マスターとコンバートとの組合せによる
第2のズーム域を実現できるので極めて広いズーム域を
達成できる。
また、コンバートは負のパワーを持つため、望遠時に物
体側へ移動したマスターとともにテレオート系を構成し
全長短縮が可能となる。
またコンバート挿入状態に於いても高性能の実現が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施例に即して説明するための図、
第2図ないし第6図は、各ズーム位置に於ける収差図で
ある。 ■06.マスターの第1群、Il、、、マスターの第2
F/、5 乙4゜ 鉢■収基 正弦糸は 嵌面鷹血 F/σ5 −1114゜ g4゜ ■曲収差 4に゛ F/〆5 正弦ホ行 F/とf !114゜ 14J。 Jl14゜ −743”

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも2群を有し、最も像側の群を含む2以上
    の群の移動により焦点距離を変化させるマスターを単独
    で用い、上記最も像側の群が物体側へ移動するような群
    移動により広角から望遠への第1のズーム域を構成し、 この第1のズーム域の望遠端から、上記第1のズーム域
    の所定の群装置を再現するように上記マスター全体を像
    側へ移動させ、マスターの像側に負のパワーを持つコン
    バーターを挿入し、このコンバーターを変位させること
    なく上記マスターの最も像側の群を含む2以上の群を物
    体側へ移動させることにより、上記第1のズーム域の望
    遠端からさらに望遠側へ焦点距離を変化させる第2のズ
    ーム域を構成したことを特徴とする、ズームレンズの焦
    点距離を変化させる方法。 2、請求項1に於いて、 負のパワーを持つコンバーターは、正レンズを少なくと
    も1枚有し、コンバーターの負レンズの屈折率の相加平
    均をN_n、コンバーターの正レンズの屈折率の相加平
    均をN_p、上記負レンズのアッベ数の相加平均をν_
    n、上記正レンズのアッベ数の相加平均をν_pとする
    とき、これらが N_n>N_p、ν_n>ν_p なる条件を満足することを特徴とする、ズームレンズの
    焦点距離を変化させる方法。
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