JPH02218681A - 2―アミノ―4―チアゾール酢酸誘導体 - Google Patents

2―アミノ―4―チアゾール酢酸誘導体

Info

Publication number
JPH02218681A
JPH02218681A JP1322863A JP32286389A JPH02218681A JP H02218681 A JPH02218681 A JP H02218681A JP 1322863 A JP1322863 A JP 1322863A JP 32286389 A JP32286389 A JP 32286389A JP H02218681 A JPH02218681 A JP H02218681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
added
imidazole
formula
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1322863A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH031307B2 (ja
Inventor
Masahiro Arimoto
有本 昌弘
Hiroaki Tagawa
田川 博昭
Minoru Furukawa
稔 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP57193607A external-priority patent/JPS5982390A/ja
Application filed by Daiichi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP1322863A priority Critical patent/JPH02218681A/ja
Publication of JPH02218681A publication Critical patent/JPH02218681A/ja
Publication of JPH031307B2 publication Critical patent/JPH031307B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は次の一般式[,11 Rコ二水素または低級アルキル R1:水素、低級Tルキシまたは加水分解もしくは還元
により除去可能な保護基) で表わされる2−アミノ−4−チアゾール酢酸誘導体お
よびその塩に関する。
本発明者は、種々のセファロスポリン誘導体を合成し、
その抗菌活性を調べていたところ、前記式(1)で表わ
される新規な2−アミノ−4−チアゾール酢酸誘導体か
ら導かれる次の一般式は水素、低級アルキルまたはカル
バモイルを示し、R5およびR4は水素または低級アル
キルを示す。ただし、R2、R5およびR1が全て水素
である組合せを除く) で表わされるセファロスポリン誘導体が広くダラム陰性
菌および陽性菌に対し高い抗菌力を示すことを知り、本
発明を完成した。
本発明化合物の構造の一部であるチアゾール部は2−ア
ミノチアゾール体(A)と2−イミノチアゾリン体(B
)の互変異性体をとると考えられるが、本明細書を通じ
て構造的にもまたその名称も2−アミノチアゾール化合
物として表わすが、限定を意味するものではない。
(A)        (B) 同様に、本発明化合物の構造の一部であるイミダゾール
部は、R4が水素の場合、水素の置換位置の異なる互変
異性構造(C)および(D)をとると考えられるが、本
発明は面構造を包含する。
(C)        (D) 更に、オキシイミノ基(>C=N−0−)を有する本発
明化合物には、シン異性体(E)およびアンチ異性体(
・F)が存在し、その一方または混合物を得ることが出
来る。しかし一般に、シン異性体が抗菌活性の優れたセ
ファロスポリン誘導体を与える。
(E) (F) なお、本明細書に於いてシン異性体とアンチ異性体を便
宜的に一つの表現で説明する場合には、部分構造(G)
で表わす。
く (G)     0− 〔I)式中、R3およびR1の加水分解もしくは還元、
により除去可能な保護基としてはトリチル、ホルミル、
第三級ブトキシカルボニル、ハロアルコキシ力ルボニル
基等のβ−ラクタム化合物の合成に使用されるアミノ基
の保護基が挙げられる。
本発明化合物〔1)は、たとえば式(II[]で示され
る化合物と、式CIV) NLOCL−Rs    CIV ) で示される化合物を反応さ・せることによって得ること
が出来る。反応溶媒としては、水、エタノールなどの他
、反応に悪影響を及ぼさない溶媒を用いることが出来る
上記化合物〔■〕は、たとえばN−ヒドロキシフタルイ
ミドに、式[Vl XCH2−R,[V ] で示される化合物を反応させるか、またはN−ヒドロキ
シフタルイミドに式〔■〕 )10C)1.−R,(Vl ] で示される化合物を、トリフェニルフォスフインおよび
アゾジカルボン酸エチルなどの試薬を用いて反応させて
、式〔■〕 で示される化合物を得た後、この化合物をヒドラジンま
たは塩酸などと処理する方法などにより得ることが出来
る。また、R8の構造中のR7が水素である化合物〔■
〕に、保護基を導入する反応を行った後、たとえばヒド
ラジンなどと処理すれば、R1がトリチル、ホルミル、
第三級ブトキシカルボニルなどである対応する[IV]
を得ることが出来る。
本発明化合物CDは次のようにしてセファロスポリン誘
導体〔■〕に誘導することができる。
すなわち、式〔■〕 (Xはハロゲンを、l?aは第三級ブチルやベンズヒド
リルなどβ−ラクタム化合物の合成に使用されるカルボ
ン酸の保護基を示す)で示される化合物を本発明化合物
〔I〕でアシル化して式(IXIンなどから製造される
いわゆるビルスマイヤー試薬などが挙げられる。また化
合物[1]を反応性誘導体、たとえば酸ハライド、活性
エステルなどの活性体に変換した後、アシル化を行うこ
とも出来る。好適な例としては、酸クロリドあるいはN
−ヒドロキシフタルイミド、N−ヒドロキシフタルイミ
ド、1−ヒドロキシベンズトリアゾールなどN−ヒドロ
キシ化合物とのエステルなどが挙げられる。この反応は
、塩化メチレン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、ジ
メチルホルムアミドまたはその他の反応に悪影響を及ぼ
さない溶媒中で行われる。またこれらの反応は、使用す
る化合物〔I〕の種類に応じて適宜選択される。
次いで、中間体[IX)を、式〔x〕 [IX) で示される中間体を得る。このアシル化反応は、縮合剤
の存在下に行うことが出来る。縮合剤としては、たとえ
ばジシクロへキシルカルボジイミドが、またはジメチル
ホルムアミドとオキシ塩化すで表わされる化合物と反応
せしめると、式[XI ]以下余白 の化合物を得ることが出来る。この反応は、アセトン、
ジクロルメタン、アセトニトリルおよびその他の反応に
悪影響を及ぼさない溶媒中で行うことが出来る。
次いで中間体[XI ]のスルホキシド(>S−〇)を
スルフィド(〉S)とした後、保護基を除去すれば、化
合物〔■〕を得ることが出来る。
スルホキシドから脱酸素してスルフィド体とする反応は
、三塩化燐、三臭化燐、アセチルクロリドと塩化第一ス
ズ、アセチルクロリドとヨウ化カリウムなどの試薬を用
いて行うことが出来る。また保護基の除去反応は、加水
分解や還元などによって行うことが出来る。酸を用いる
加水分解は最も一般的な方法の一つであり、トリチル、
ホルミル、第三級ブトキシカルボニルなどの保護基の除
去に好ましい方法である。使用される酸としては、ギ酸
、トリフロロ酢酸などの有機酸または塩酸などの無機酸
が挙げられる。この場合、反応に悪影響を与えない溶媒
を用いても良いし、またアニソールやチオアニソールな
どのスカベンジャーの存在下で行うことも出来る。塩基
による加水分解は、アシル基の脱離などに用いられる。
水酸化ナトリウムなどの無機塩基やトリエチルアミンな
どの有機塩基が使用される。また、トリクロロエトキシ
カルボニルの様なハロアルコキシカルボニル基などの場
合には、還元反応により保護基の除去を行うことが出来
る。
また、化合物CI)を用いて、式〔X■〕で示される化
合物をアシル化して、式(xm )以下余白 で示される化合物を得ることができる。このアシル化反
応は、化合物(I)で化合物〔■〕をアシル化する場合
と同様に行うことが出来る。
次いで中間体〔別〕から、要すれば保護基を除去し化合
物〔■〕を製する。保護基の除去反応は、化合物(xr
 )から保護基を除去する場合と同様の条件で行うこと
が出来る。
更に、化合物(1)を用いて、式(XIV ](Lは低
級アルキルを、RIGは水素または第三級ブチルやベン
ズヒドリルなどβ−ラクタム化合物の合成に使用される
カルボン酸の保護基を示す)で示される化合物をアシル
化して、式[XV ]で示される化合物を得た後、保護
基を除去すれば、式(XVI ] で示される化合物を得ることが出来る。アシル化反応は
、化合物CI)で化合物〔■〕をアシル化する場合と同
様に、また保護基の除去反応は、化合物[XI ]から
保護基を除去する場合と同様の条件で行うことが出来る
。このようにして得た化合物[XVI ]と前出の化合
物〔X〕を反応せしめることによっても式〔■〕で示さ
れる化合物を得ることが出来る。この〔■〕と[X]の
反応は、ヨウ化カリウムやカリウムチオシアナートなど
の存在下で行っても良い。また、反応は、pH5〜8の
水性溶媒中実施するのが有利である。
式〔■〕の化合物は、アルカリ金属、アルカリ土類金属
またはそれらの誘導体、たとえば水酸化物、炭酸塩など
と常法により反応させ、4−位力ルポキシラートがアル
カリ金属またはアルカリ土類金属の塩となった型として
得ることも可能である。
また、式(n)の化合物は適当な酸付加塩を形成させる
こともでき、たとえば−塩酸塩乃至三塩酸塩として得る
ことも出来るし、ギ酸、マレイン酸など有機酸との塩と
しても得ることが出来る。
上記のようにして得られるセファロスポリン誘導体〔■
〕は広い抗菌スペクトルと高い抗菌活性を示し、特に従
来のセフェム系化合物に耐性を示すPs、エルギノーザ
に対しても抗菌活性を示すという特長を有している。
このセファロスポリン誘導体[I[]にツ0テ、従来公
知のセフオタキシムおよび化合物りと抗菌力を対比する
と数表の通りである。
化合物Aニアβ−[2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−((イミダゾール−4−イル)メト牛ジイ
ミノJTセタミドE −3−(4−カルバモイル−1−
ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシラ
ード三塩酸塩(シン異性体) 化合物Bニアβ−[:2− (2−アミノチアゾール−
4−イル)−2−[(5−メチルイミダゾール−4−イ
ル)メトキシイミノ)アセタミド]−3−(1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシラード三
塩酸塩(シン異性体) 化合物Cニアβ−[2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−((イミダゾール−4−イル)メトキシイ
ミノ)アセタミド) −3−(4−メチル−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシラード三
塩醗塩(シン異性体) 化合物Dニアβ−[2−(2−アミノチアゾール−4−
イル) −2−((イミダゾール−2−イル)メトキシ
イミノ)アセタミド) −3−(4−カルバモイル−1
−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボ牛シ
ラート三塩酸塩(シン異性体) 次に実施例および参考例を挙げて説明する。
実施例1 〔工程11  N−((イミダゾール−4−イル)メト
キシ)フタルイミド エタノールにナトリウム270■を加えた後水冷し、こ
れにN−ヒドロキシフタルイミド1.91gを加え、次
いで室温にて攪拌中4−(クロロメチル)イミダゾール
の塩酸塩594 mgを加えた後、更に14時間攪拌す
る。溶媒留去後、残渣に飽和重曹水を加え、クロロホル
ムで抽出する。クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸す) IJウムで乾燥し、濃縮乾固する。得ら
れた残渣を、インプロピルエーテルとエーテルの混合溶
媒から再結晶して、融点163〜165℃の標記化合物
553mgを得る。
元素分析 C+JsN30sに対する 計算値 C59,26,H3,73,N’ 17.28
実測値 C59,20,H3,88,N 17.22C
工程2)  N−((N−トリチルイミダゾール−4−
イル)メトキシ)フタルイミド 〔工程l〕で得た化合物1.438gをクロロホルム5
0m1!に溶解し、トリチルクロリド(トリフェニルメ
チルクロリド) 1.651gを加え、次いでトリエチ
ルアミン890 mgを水冷下加えた後、−夜室温にて
攪拌する。反応液を希重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮乾固する。得ら
れた残渣をエーテルと石油エーテルの混合溶媒から再結
晶し、融点155〜157℃の標記化合物2.1gを得
る。
元素分析 Cff1H23N、0.に対して計算値 C
76,68,H4,7B、 N 8.66実測値 C7
6,81,H4,90,N 8.50〔工程3]  2
−(2−) !Jチルアミノチアゾールー4−イル)−
2−((N−)リチ ルイミダゾールー4−イル)メトキシ イミノ)酢酸 〔工程2〕で得た化合物9.57 gをエタノール15
0−に懸濁し、ヒドラジンヒトラード0.99 gを加
え、室温で14時間攪拌する。析出する不溶物を濾去し
たのち、濾液を濃縮乾固し、残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(工%メタノール−クロロホルムで溶出する
)により精製し、さらにエーテル−n−へキサンから再
結晶し、融点138〜139℃の4−アミノオキシメチ
ル−N−トリチルイミダゾール6.51gを得る。
元素分析 Cx5H□N30 計算値 (: 77.72. H5,96,N 11.
82実測値 C77,74,H5,97,N 11.7
4IRν 二::  cm−’  :  1595. 
1490. 1445NMR(CDC1s、 9pm)
 : 4、63 (211,s、 −0−C)Ia−)6、8
8 (IH,s、イミダゾール5位)7.06〜7.5
0 Cm、 )リチルとイミダゾールのH)このものの
3.50gをメタノール200−に溶解し、これに(2
−トリチルアミノチアゾール−4−イル)グリオキシル
酸3.39gを加え、室温で12時間攪拌する。析出固
体を濾取後、メタノール、エーテルで洗浄し、白色粉末
品5.31gを得る。
融点186〜188℃(分解)。
元素分析 C4JatNsOsS 計算値 C75,08,)I 4.96. N 9.3
2実測値 C74,84,H5,17,N 9.35I
Rν 二::  c+++−’  :  1720CM
−NMR(DMSO−ds、 ppm) :4、96 
(21(、8,−C1−CH2−)6、77 (1)1
. s、チアゾールの5位)6、9(1〜7.50 (
m、 )リチルとイミダゾールのH)参考例1 (i) 7β−[2−(2−)ジチルアミノチアゾール
−4−イル)−2−((N−)リチルイミダゾールー4
−イル)メトキシイミノ)アセタミドクー3−ブロモメ
チル−1−才キシト−3−セフェム−4−カルボン酸第
三級ブチルエステル(シン異性体) ジクロルメタンに五塩化燐209 mgを溶解し、約−
10℃に冷却する。これに実施例1の〔工程3〕で得た
化合物752mgを加えた後、混合物を同温度で10分
間攪拌する。これに、トリエチルアミン0.25dを加
え、5分後にさらに7−アミノ−3−ブロモメチル−1
−才キシト−3−セフェム−4−カルボン酸第三級ブチ
ルエステルの塩酸塩401■とトリエチルアミン0.1
4mj!のジクロルメタン溶液を加え、混合物を同温度
で30分間攪拌する。反応液に5%重曹水を加えて分配
し、有機層を希クエン酸水溶液、次いで飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮乾固し標記化
合物1.0gを得る。
IRL/ 二::  cm−’  :  1795. 
1715. 1675CM−NMR(C口C1s、 I
)I)ITI)  :1.55(9H,s、−COOC
(CH,)=)4、65 (1N、 d、 J=5Hz
、 C5−)1)5、32 (2H,s、 −0−CH
2−)6、70 (IH,s、チアゾール5位)6.7
4〜7.60(m、)リチルとイミダゾールのH)(i
i)7β−C2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−((イミダゾール−4−イル)メトキシイミノ)
アセタミド〕−3(4−力ルバモイル−1−ピリジニオ
)メチル−3−セフェム−4−カルボキシラードの塩酸
塩(シン異性体) (i)で得た化合物2.19gをアセトンに溶解し、イ
ソニコチン酸アミド2.44gを加え、−夜室温にて攪
拌する。アセトンを留去し残渣にクロロホルムを加え不
溶物を濾去後、濾液をpH3の塩酸溶液、次いで飽和食
塩水で洗浄する。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥後濃縮乾固する。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(15%メタノール−クロロホルム)で精
製し、油状物0.98gを得る。これをジメチルホルム
アミド12艷に溶解し、−60℃に冷却。攪拌下三塩化
リン0、22mj!を加え一30℃まで昇温。反応液を
再度=60℃に冷却し、酢酸エチルで希釈後水洗する。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後am乾固し、油状
物0.80gを得る。これにアニソール1,2rnl。
次いで水冷攪拌下トリフルオロ酢11210−を加え室
温で、1.5時間攪拌後、減圧乾固する。残渣にジエチ
ルエーテルを加え析出物を濾取。減圧乾燥後ギ酸6ml
に溶解し、水冷攪拌下濃塩酸0.4−を加え室温で30
分間攪拌、アセトンおよびジエチルエーテルを加えた後
、濾取して得た粉末をダイヤイオンHP−20を担体と
するカラムクロマトグラフィー、次いで高速液体クロマ
トグラフィー(担体:バートシル(ワットマン社製);
溶媒:塩酸でpH2〜3に調整した水)で精製し、標記
化合物を得る。
IRE/ 二:’;  cm−’  :  1775.
 1680FT−NMR(D20中δ値、 ppm、 
200MHz) :5、31 (LH,d、 J=4.
5Hz、 C5−H)5、39 (21(、s、−(1
−CH*−イミダゾール)5、89 (l)I、 d、
 J=4.5Hz、 [l’t−)1)7、20 (L
H,s、チアゾール5位のH)?、 62 (1)1.
 s、イミダゾール5位の■)8、42 (2L d、
 J=6)1z、ピリジン3位のH)8、75 (lt
l、 s、イミダゾール2位の11)9、17 (2H
,d、 J=6Hz、ピリジン2位のH)元素分析 C
23H2,N、0.S、・311C1・3H30に対す
る計算値 C36,98,)I 4.05. N 16
,88゜(414,24 実測値 C36,62,H3,75,N 16.77゜
C114,06 実施例2 〔工程1〕 ’N−((5−メチルイミダゾール−4−
イル)メトキシ)フタルイミド エタノール80dに金属ナトリウム1gを加えた後水冷
し、N−ヒドロキシフタルイミド7.12gを加え、室
温にて攪拌する。再び氷冷して5−メチル−4−クロロ
メチルイミダゾールの塩酸塩3.16gを加えた後、更
に2時間攪拌する。溶媒留去後残渣に飽和重曹水を加え
、クロロホルムで抽出。クロロホルム層を飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥。濃縮乾固し、残渣
をエーテルで洗浄し、融点155〜156℃の標記化合
物2.37 gを得る。
IRν二:’、  cm−’  :  1780. 1
730CM−NMR(DMSO−ds、 ppm) :
2、20 (38,s、メチル) 5.03(2H,s、CH20−) 7、46 (IH,s、イミダゾール2位の11)7、
83(4H,s、 7 x ニル)〔工程21N−((
N−)グチル−5−メチルイミダゾール−4−イル)メ
トキシ) フタルイミド 〔工程1〕で得た化合物2.lOgをクロロホルム15
0m1!に溶解し、水冷下トリチルクロリド2.27g
1次いでトリエチルアミン1.707111?を加える
。室温にもどして2時間攪拌する。反応液を飽和重曹水
、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸す)IJウムで
乾燥後、濃縮乾固する。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム)にて精製し、融点220
〜223℃の標記化合物1.26gを得る。
IRν二:二 ctn−’  :  1730. 14
40. 1360CM−NMR(COCj! s、 P
pm) :2.40(3H・、S、メチル) 4、50 (2H,s、 CLO−) 7、30 (16H,s、イミダゾール2位のlよびト
リチル) 7、70 (4)1. s、 7 x ニル)〔工程3
〕  5−メチル−4−(アミノオキシメチル)−N−
)リチルイミダゾール 〔工程2〕で得た化合物1.26gをエタノール30m
1に溶かし、ヒドラジンヒトラード125■を加え、8
0℃にて2時間攪拌する。冷却後析出結晶を濾取し、濾
液を濃縮乾固する。残渣に水を加え酢酸エチルにて抽出
する。酢酸エチル層を無水硫酸す) IJウムで乾燥後
、濃縮乾固する。残渣をエーテルにて洗浄し、融点75
〜77℃の標記化合物g o o mgを得る。
IRν二::;  ca+−’  :  1720. 
1650. 1690. 14B5. 1440CW−
NMR(CDCL、PPm) :2、2fi (3)1
. s、メチル)4、05 (2H,s、 CI(20
−)7、10〜7.45 (16H,m、イミダゾール
2位のHとト リ チル) [工程4]  2−(2−トリチルアミノチアゾール−
4−イル)−2−((5−メチル −N−トリチルイミダゾール−4−イ ル)メトキシイミノ〕酢酸(シン異性 体) (2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)グリオキ
シル酸1.02gをエタノール50m1に溶解し、これ
に〔工程3〕で得た化合物1.13gを加え、室温にて
2時間攪拌する。析出した白色結晶を濾取後エーテルに
て洗浄し、融点175〜176℃の標記化合物1.63
gを得る。
IRν 二:’;  cm−’  :  1740. 
1600. 1540. 1490. 1450CM−
NMR(C口C1、、ppm):2、35 (3H,s
、イミダゾール5位のメチル)4.50 (2)1.s
、C)120−)6.00(2H,bro s、 NH
,C00I()6、66 (IH,s、チアゾール5位
のH)7、1(1−7,45(16H,m、イミダゾー
ル2位のHとトリチル) 参考例2 7β−C2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
−((5−メチルイミダゾール−4−イル)メトキシイ
ミノ)アセタミド〕−3−(1−ピリジニオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシラードの二塩酸塩(シン
異性体) 8.3mj!の無水ジクロルメタンに氷冷下0.77−
のN、N−ジメチルホルムアミドと0.91mj!のオ
キシ塩化リンを加え、1時間攪拌し、ビルスマイヤー試
薬を調製しておく。実施例2の〔工程4〕で得た化合物
1.13gを12m1!の無水ジクロルメタンに溶かし
、水冷下、先の試薬3.5dを加え、50分攪拌する。
一方、1.05 gの7−アミノ−3−(l−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシラードの塩
酸塩を12−の無水アセトニトリルに懸濁し、室温にて
0.72−のビス(トリメチルシリル)アセトアミドを
加えて溶かし、−旦氷冷して先の反応液を加える。室温
にもどして2時間攪拌後、反応液をクロロホルムで希釈
し、飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸す) Uラムで乾
燥後溶媒を留去し、残渣をエーテルで洗い、淡褐色粉末
1.7gを得る。98%ギ酸20m1と濃塩酸1mlを
氷冷しておき、これに先の粉末を加え、1o分後室温に
もどし1時間攪拌する。析出するカルビノールを濾去し
、濃縮乾固する。残渣を水に溶かし、セライト濾過にて
不溶物を除く。濾液をダイヤイオンHP−20を担体と
するカラムクロマトグラフィー(2%テトラヒドロフラ
ン水溶液)、次いで高速液体クロマトグラフィー(担体
:バートシル(ワットマン社製);溶媒:塩酸にてpt
12〜3に調整した水)にて精製し、標記化合物を得る
元素分析 Cz、Hz2NsQsS2・3HC1・3H
20に対する計算値 C38,47,H3,93,N 
15.61実測値 C38,67、H4,27,N 1
5.411Rν二::  cm−’  :  3400
. 1780. 1630FT−NMR(0,0中δ値
、ppm、200MHz) :2、36 (3H,s、
イミダゾール5位のメチル)3、25 (LH,d、 
、b18)1z、 C2−H)3、70 (18,d、
 J=181(z、 C,−H)5、30 (1)1.
 d、 J=51(z、 C5JI)5.36 (2H
,s、=N−ロC)12)5、88 (IH,d、 J
’5Hz、 Ct−H)7、21 (1)1. s、チ
アゾール5位のH)8、16 (28,t、 J=7H
z、ピリジン3.5位のH)8、61 (IH,s、イ
ミダゾール2位のH)8、64 (IH,t、 J=7
Hz、ピリジン4位の■)9、00 (28,d、 J
=7)1z、ピリジン2.6位のH)参考例3 (i>第三級ブチル 7β−[2−(2−)ジチルアミ
ノチアゾール−4−イル)−2−((N−)グチルイミ
ダゾール−4−イル)メトキシイミノ)アセタミド)−
3−(4−メチル−1−ピリジニオ)メチル−1−才キ
シト−3−セフェム−4−カルボキシラードブロマイド
(シン異性体) 五塩化リン0.42gを無水ジクロルメタン60m1!
に溶解し、−20℃に冷却攪拌下、実施例1の〔工程3
〕で得た化合物1.58gを加え一15℃で10分攪拌
する。これにトリエチルアミン0.50dを加え、2分
間攪拌。次いで一50℃に冷却し、7−アミノ−3−ブ
ロモメチル−1−オキシド−3−セフェム−4−カルボ
ン酸第三級ブチルエステルの塩酸塩0.80gとトリエ
チルアミン0.2htl’のジクロルメタン溶液30d
を加え、−50〜−45℃で30分攪拌する。反応液を
一78℃に冷却し、ジクロルメタンで希釈し、順次飽和
重曹水、飽和食塩水、1%塩酸水溶液、飽和食塩水にて
洗浄する。無水硫酸す)IJウムにて乾燥後濃縮乾固し
、淡黄色油状物を2.07g得る。これを120−のア
セトンに溶解し、4−メチルビリジン1.84−を加え
、室温にて16時間攪拌する。反応液を約50−に濃縮
後エーテル100m1を加え析出結晶を濾取する。エー
テルにて洗浄し、黄色粉末1.43gを得る。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(10%メタノール
−クロロホルム)にて精製し、標記化合物838 mg
を得る。
(ii)?β−C2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−((イミダゾール−4−イル)メトキシイミ
ノJTセタミド〕−3−(4−メチル−1−ピリジニオ
)メチル−3−セフェム−4−カルボキシラード二環i
n(シン異性体) (i)で得た化合物をN、N−ジメチルホルムアミド1
0mj!に溶解し、−60℃に冷却して三塩化リン0.
19−を加える。約1時間かけて内温を一30℃まで昇
温させる。これを再び一70℃に冷却し、酢酸エチルで
希釈し、水、飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、濃縮乾固して油状物707■を得る。これ
を1.3mj!のアニソールに湿潤し、氷冷下9−のト
リフルオロ酢酸を加え、室温下1.5時間攪拌する。溶
媒を留去後、残渣にエーテルを加え粉末化する。これを
濾取し、6ml!の9B%ギ酸に溶解後、水冷下部塩酸
0.4−を加え、室温下に30分間攪拌する。エーテル
とアセトンを加え析出物を濾取し、淡褐色粉末182m
g1る。これをダイヤイオンHP−20を担体とするカ
ラムクロマトグラフィー(2%テトラヒドロフラン水溶
液)、次いで高速液体クロマトグラフィー(担体:パー
トシル(ワットマン社製) ;溶媒:塩酸でpH2〜3
に調整した2%メタノール水)にて精製し、標記化合物
を得る。
元素分析 C1JiJsOsSi・3HCj!・3H3
0に対する計算値 C38,47,)I 3.93. 
N 15.61実測値 C38,01,H3,82,N
 14.52IRν二::  ca+−’  :  3
400. 1770. 1600. 1520FT−N
MR(0,0中δ値、 ppm、 200M)l幻:2
、66 (3H,s、ピリジン4位のメチル)3、26
 (1)1. d、 J=18Hz、 Cz−H)3.
68 (1)1. d、 J=18Hz、 C,−H)
5、30 (ill、 d、 J=5Hz、 C5−H
)5、41 (2t(、s、 =N−QC)12)5、
85 (1)1. d、 J=5)1z、 Ct−H)
7、22 (LH,s、チアゾール5位のH)7、64
 (1)1. s、イミダゾール4位のH)7、94 
(2H,d、 J=7Hz、ピリジン3.5位のH)8
.76 (3B、ピリジン2.6位のHとイミダゾール
2位のH) 実施例3 〔工程1:l  N−(1−メチルイミダゾール−5−
イル)メトキシフタルイミド 1−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール9gを
無水テトラヒドロフラン300−に溶解し、これに室温
攪拌下N−ヒドロキシフタルイミド13g、)リフェニ
ルホスフィン21gを加える。次いでアゾジカルボン酸
ジエチル15.3gを滴下し、室温で3時間攪拌後テト
ラヒドロフランを留去する。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(2%メタノール−クロロホルム)に
て精製し、融点170〜171℃の標記化合物13.7
 gを得る。
IRν 二::;  cm−’  :  1780. 
1725CトNMR(CDIJ! 、、 ppm) :
3、90 (:E、 s、 CH3) 5、17 (28,s、 CHaO) 7、03(IH,s、イミダゾール4位のH)7、51
 (IH,s、イミダゾール2位の11)7.73(4
H,s、 7 z =ル)〔工程2〕 5−アミノオキ
シメチル−1−メチルイミダゾール 〔工程1〕で得た化合物12.85gをエタノール30
0dに懸濁し、ヒドラジンヒドラ−)2.5gを加えて
室温にて一夜攪拌する。不溶物を濾去後、濾液を濃縮乾
固する。残渣を少量のエタノールを加え、不溶物を濾去
後、濾液を濃縮乾固する。残渣にクロロホルムを加え、
不溶物を濾去後、濾液をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(1%メタノール−クロロホルム)に付して精製
し、標記化合物5.51gを得る。
CM−NMR(CDC1s、 ppm) :3゜65 
(3)1. s、 C)Is)4.63 (2N、s、
CH20) 5、34 (2H,broad−s、 Nl2)7、0
4 (11(、s、イミダゾール4位のH)7、41 
(IH,s、イミダゾール2位のH)〔工程3]  2
−(2−)ジチルアミノチアゾール−4−イル)−2−
[(1−メチル イミダゾール−5−イル)メトキシイ ミノ]酢酸(シン異性体) (2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)グリオキ
シル酸17.4gをメタノール500−に熱時溶解後、
室温に戻す。〔工程2〕で得た化合物5.5gのメタノ
ール100m1!溶液を加え、室温にて一夜攪拌する。
析出晶を濾取後メタノールで洗浄し、融点231〜23
2℃(分解点)の標記化合物14.9gを得る。
IRν 二::  cm−’  :  1615t  
1530参考例4 (i)第三級ブチル 7β−[2−(2−)ジチルアミ
ノチアゾール−4−イル)−2−〔(1−メチルイミダ
ゾール−5−イル)メトキシイミノ〕アセトアミド〕−
3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−カルボキシ
ラード(シン異性体) 実施例3の〔工程3〕で得た化合物5.23gと第三級
ブチル7−アミノ−3−アセトキシメチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシラード3.28 gをジクロルメタ
ン200dに懸濁し、これに1−ヒドロキシベンズトリ
アゾール1.35 gを加える。次いで水冷攪拌下N、
N−ジシクロへキシルカルボジイミド2.27 gのジ
クロルメタン20rni溶液を加える。同温度で1時間
攪拌後、室温で23時間攪拌する。不溶物を濾去し、濾
液を減圧乾固する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(1%メタノール−クロロホルム)にて精製し
、粉末状の標記化合物6.49gを得る。
CM−NMR(CDC1’ *、ppm)  :1、5
5 (9)1. s、第三級ブチル)2.08 (3H
,s、CHsC口) 3、20.3.50(それぞれIH,それぞれd、 J
=18Hz。
Ca−H) 3、63 (3H,s、 CHs−N)5.22 (2
N、 s、 fJl、0−N=)5、85〜6.00 
(IH,m、 C−H)6、83 (l)I、 s、チ
アゾールの5位の11)6、92 (1)1. s、イ
ミダゾールの4位のH)7、07(18,s、イミダゾ
ールの2位のH)7、30 (15)t、 s、 )リ
チル)8、51 (1)1. d、 J=8Hz、 −
CONH−)(■)7β−[2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)−2−[(1−メチルイミダゾール−5
−イル)メトキシイミノ〕アセトアミド〕−3−アセト
キシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体) (i)で得た化合物6.49gを水冷下2トリフルオロ
酢酸80m1!とアニソール5mlに溶解。同温度で2
時間攪拌する。減圧下トリフルオロ酢酸を留去し、残渣
にギ酸80dS!!塩酸5dを加え、水冷下1時間、次
いで室温にて30分間攪拌する。再度氷冷し、これにア
セトンを加えて不溶物を溶解した後エーテルを加え、析
出物を濾取。エーテルで洗浄後、減圧下に乾燥する。こ
れをダイヤイオンHP−20300−を担体とするカラ
ムクロマトグラフィー(2%テトラヒドロフラン)で精
製し、標記化合物1.65gを得る。
CICl1−N (Din、 I)PQI) :2、1
2 (3H,s、 CH,C0)3、50 (2)1.
 m、 Cz−tl)5.10〜5゜55 (3H,I
Tl、−CD20^CとC5−)1)5、35 (2H
,s、 CHJ−N=)5、78 (1N、 d、 J
=5Hz、 C,−H)7、00 (1)1. s、チ
アゾール5位の11)7、61 (LH,s、イミダゾ
ール4位のH)8、71 (IH,s、イミダゾール2
位の11)(iff)7β−[:2− (2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−[(1−メチルイミダゾー
ル−5−イル)メトキシイミノ〕アセトアミド] −3
−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−カル
ボキシラード三塩酸塩(シン異性体) (ii)で得た化合物450 mg、ピリジン1社、水
1−およびヨウ化ナトリウム3gの混合物を水浴中(7
0〜80℃)2時間攪拌する。放冷後アセトン100r
d中に反応混合物を加え析出物を濾取後、アセトンで洗
浄する。ダイヤイオン)IP−2040−を担体とする
カラムクロマトグラフィー(3%テトラヒドロフラン)
、次いで高速液体クロマトグラフィー(担体:バートシ
ル(ワットマン社製);溶媒:塩酸を加えてpH2〜3
に調整した水)で精製し、標記化合物を得る。
元素分析 C1J2JaOsSz・31(C1・3日2
0に対して計算値 C3B、47. H4,35,N 
15.61実測値 C38,39,H4,33,N 1
5.78FT−NMR(Din中δ値、 ppm、 2
00Mflz) :3、23.3.67 (それぞれI
H,それぞれd、 J=18Hz。
C,−)1) 3、90 (3H,s、 CH3−N)5、44 (2
)1. s、 CHzON=)5、42.5.63 (
それぞれill、それぞれd、 J=15Hz。
CHJAc) 5、87 (1B、 d、 J=5Hz、 Ct−H)
7、20 (18,s、チアゾール5位のH)7、65
 (IH,s、イミダゾール4位のH)8、14(2H
,t、 J=7Hz、ピリジン3,5位のH)8、63
 (IH,t、 J=7Hz、ピリジン4位のH)8、
76 (1)1. d、イミダゾール2位のH)8、9
7 (2)1. d、 J=7Hz、ピリジン2.6位
のH)実施例4 〔工程1)  N−((2−メチルイミダゾール−4−
イル)メトキシ)フタルイミド エタノール80rnlに金属ナトリウム1gを加えた後
水冷し、N−ヒドロキシフタルイミド7.12gを加え
室温にて攪拌する。再び氷冷して、2−メチル−4−ク
ロロメチルイミダゾールの塩酸塩3.16gを加えた後
、更に2時間攪拌する。溶媒を留去し残渣に飽和重曹水
を加えクロロホルムで抽出する。クロロホルム層を飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸す) IJウムで乾燥する。
濃縮乾固し、残渣をエーテルで洗浄し、融点133〜1
35℃の標記化合物2.9gを得る。
IRI/ 二:’、  cm−’  :  1720.
 1540. 1460. 1380CM−NMR(C
DCj! s、 ppm) :2、37 (3H,s、
イミダゾール2位のメチル)5、15 (2H,s、 
CH20−)7.00 (IH,s、イミダゾール5位
の11)?、 75 (4)1. s、フェニル)〔工
程2)  N−((N−)ジチル−5−メチルイミダゾ
ール−4−イル)メトキシ) フタルイミド 〔工程1〕で得た化合物2.63 gをジクロルメタン
200艷に溶解し、水冷下トリチルクロリド2、79 
g 、次いでトリエチルアミン2.10rnlを加える
室温にもどして1時間攪拌する。反応液を飽和重曹水、
次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、濃縮乾固する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム)にて精製し、標記化合物を2
.1B得る。
IRv 二;’、  c+++−’  :  1720
. 1480. 1440CM−NMR(CDCj! 
s、 29m) :1、56 (3H,s、イミダゾー
ル2位のメチル)5、07 (28,s、 C)12(
1−)6、77 (IH,s、イミダゾール5位のH)
?、 OO〜?、 40 (15H,m、 )リチル)
7、73 (4H,s、 7 s ニル)〔工程3)2
−(2−トリチルアミノチアゾール−4〜イル)−2−
[(2−メチル −N−トリチルイミダゾール−4−イ ル)メトキシイミノ〕酢酸(シン異性 体) 〔工程2〕で得た化合物1.78gをエタノール50r
nlに溶かし、ヒドラジンヒトラード178 IIIg
を加え、80〜90℃にて1時間攪拌する。冷却後析出
結晶を濾去し、濾液を濃縮乾固する。残渣に水を加え酢
酸エチルにて抽出する。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後濃縮乾固し、黄色カラメルを1.17g得
る。これをエタノール30iに溶解し、(2−)リチル
アミノチ゛γゾールー4−イル)グリオキシル酸1.0
2gを加え、室温にて3時間攪拌する。析出し・た結晶
を濾取し、融点192〜193℃の標記化合物1.17
gを得る。
IRv二:’、  cm−’  :  1740. 1
600. 1540CM−NMR(CDCI! 3. 
ppm) :1、73 (3B、 s、イミダゾール2
位のメチル)5、26 (2H,s、 CtlaO−)
6.62 (1)1. s、チアゾール5位のH)6.
90 (LH,s、イミダゾール5位のH)7、00〜
7.40 (30H,tn、 )リチル)参考例5 7β−C2−(2−アミノチアゾール−4−イル’)−
2−((2−メチルイミダゾール−4−イル)メトキシ
イミノ)アセタミド〕−3−(1−ピリジニオ)メチル
−3−セフェム−4−カルボキシラードの二塩酸塩(シ
ン異性体) 五塩化リン0.35 gを無水ジクロルメタン50m!
!に溶解し、−20℃に冷却攪拌下、実施例4の〔工程
3〕で得た化合物1.28gを加え、−15℃で10分
間攪拌する。これにトリエチルアミン0.42−を加え
2分間攪拌する。次いで一50℃に冷却し、7−アミノ
−3−ブロモメチル−1−才キシト−3−セフェム−4
−カルボン酸第三級ブチルエステル塩酸塩674mgお
よびトリエチルアミン0.23艷のジクロルメタン溶液
2(ltl!を加え、−50〜−45℃で30分間攪拌
する。反応液を一70℃に冷却し、ジクロルメタンで希
釈し、順次飽和重曹水、飽和食塩水1%塩酸水溶液およ
び飽和食塩水にて洗浄する。無水硫酸ナトリウムにて乾
燥後的200−まで濃縮する。ピリジンを1、36rn
!加え、室温にて16時間攪拌する。反応液を約50艷
に濃縮後エーテル200m1を加え、析出した結晶を濾
取する。クロロホルム−エーテルにて再結晶を数回行い
、粉末を1.285g得る。
これをN、N−ジメチルホルムアミド15m1に溶解し
、−60℃に冷却して三塩化リン0.29mfを滴下す
る。−50〜−45℃で1.5時間攪拌後再び一60℃
に冷却し、酢酸エチルで希釈し、水および飽和食塩水で
洗浄する。無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮乾固して粉
末1.147gを得る。
これを1.7mj!のアニソールに湿潤し、12−のト
リフルオロ酢酸を加え、室温下1.5時間攪拌する。溶
媒を留去後、残渣に10mj!の98%ギ酸を加えて溶
解させ、水冷下漬塩酸0.65−を加え、室温下に30
分間攪拌する。エーテルとアセトンを加え、析出物を濾
取し、淡褐色粉末579 +ngを得る。これをダイヤ
イオン)IP−20を担体とするカラムクロマトグラフ
ィー(溶媒:水〜2%テトラヒドロフラン)、次いで高
速液体クロマトグラフィー(担体:バートシル(ワット
マン社製);溶媒:塩酸でpH2〜3に調整した2%メ
タノール−水)にて精製し、標記化合物を得る。
元素分析 C2J**NJsSt ・3HCj! ・2
fH*O1:対する 計算値 C38,96,)! 4.26. N 15.
80実測値 C39,14,H4,35,N 14.9
0IRν 二::  ell−’  :  1780.
 1630FT−NMR(D 20中δ値、 9pm、
 200MHz) :2、60 (3)1. s、イミ
ダゾール2位のメチル)3、28 (II(、d、 J
48)1z、 C2−H)3、73 (LH,d、 、
J:1lEz、 C2−H)5、30 (LH,d、 
J=5Hz、 CI−H)5、32 (2H,s、 =
N−OCH,)5、90 (IH,d、 J=5Hz、
 Cq  H)7、21 (1)1. s、チアゾール
5位の旧7、44(IH,s、イミダゾール5位のH)
8、16 (2H,t、 J=7Hz、ピリジン3.5
位のH)8、64 (IH,t、 J=7)1z、ピリ
ジン4位のH)9、00 (21(、d、 J=7Hz
、ピリジン2,6位の1イ)以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_5:水素または加水分解もしくは還元により除去
    可能な保護基 R_6:▲数式、化学式、表等があります▼または▲数
    式、化学式、表等があります▼ R_3:水素または低級アルキル R_7:水素、低級アルキルまたは加水分解もしくは還
    元により除去可能な保護基) で表わされる2−アミノ−4−チアゾール酢酸誘導体お
    よびその塩。
JP1322863A 1982-11-04 1989-12-13 2―アミノ―4―チアゾール酢酸誘導体 Granted JPH02218681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1322863A JPH02218681A (ja) 1982-11-04 1989-12-13 2―アミノ―4―チアゾール酢酸誘導体

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57193607A JPS5982390A (ja) 1982-11-04 1982-11-04 セフアロスポリン誘導体
JP1322863A JPH02218681A (ja) 1982-11-04 1989-12-13 2―アミノ―4―チアゾール酢酸誘導体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57193607A Division JPS5982390A (ja) 1982-04-06 1982-11-04 セフアロスポリン誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02218681A true JPH02218681A (ja) 1990-08-31
JPH031307B2 JPH031307B2 (ja) 1991-01-10

Family

ID=26507975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1322863A Granted JPH02218681A (ja) 1982-11-04 1989-12-13 2―アミノ―4―チアゾール酢酸誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02218681A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH031307B2 (ja) 1991-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE457256B (sv) 1-sulfo-2-oxazetidinderivat med antimikrobiella och beta-laktamasinhiberande egenskaper, foerfarande foer framstaellning daerav samt farmaceutisk komposition daerav
US4457929A (en) 3-Quaternary ammonium methyl)-substituted cephalosporin derivatives
JPS6011917B2 (ja) 新規なセファロスポリン化合物
US4155912A (en) 2-Methylpenem-3-carboxylic acid antibiotics
JPH02218681A (ja) 2―アミノ―4―チアゾール酢酸誘導体
DK147339B (da) Analogifremgangsmaade til fremstilling af cephalosporiner eller et farmaceutisk acceptabelt salt heraf
JPS60132983A (ja) チアゾ−ル酢酸誘導体及びその製法
JPS62270589A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
JPS60178890A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体およびその製造法
JPS6322570A (ja) 1−メタンスルホニルオキシ−6−トリフルオロメチル−1h−ベンゾトリアゾ−ル及びセファロスポリン誘導体の製造方法
JPS6310793A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
JPH0234358B2 (ja)
JPH0322392B2 (ja)
JPS60120888A (ja) セフェム誘導体
SU799659A3 (ru) Способ получени производных4-ОКСиТиАзОлидиНТиОНА-2
US4497811A (en) 1-Oxadethiacephalosporin compound and antibacterial agent containing the _same
JPS6399076A (ja) セフアロスポリン誘導体
DK159272B (da) Analogifremgangsmaade til fremstilling af alfa-substitueret ureidobenzylpenicillansyre
JPS5936917B2 (ja) セフアロスポリン類縁体
JPS6019792A (ja) セフアロスポリン誘導体
FI72123C (fi) 7-/d(-)- -(4-etyl-2,3-dioxo-1 -piperazinkarboxiamido)- -(4-hydroxifenyl)acetamido/-3-/5-(1-metyl -1,2,3,4-tetrazolyl)tiometyl/- 3-cefem-4-karboxylsyrans n,n-dimetylacetamidaddukt och foerfarande foer framstaellning av denna.
JPS58116418A (ja) 抗菌性医薬組成物
JPH07501311A (ja) 新規な3−縮合ピリジニウムメチルセファロスポリン化合物
JPS59210092A (ja) セフアロスポリン誘導体
JPH0251433B2 (ja)