JPH02216975A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH02216975A JPH02216975A JP1037228A JP3722889A JPH02216975A JP H02216975 A JPH02216975 A JP H02216975A JP 1037228 A JP1037228 A JP 1037228A JP 3722889 A JP3722889 A JP 3722889A JP H02216975 A JPH02216975 A JP H02216975A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 26
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Landscapes
- Image Input (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、画像読取装置に関する。
本発明の装置は、文字部と写真部との混在する原稿をも
、自動濃度調整モードで読み取り得るものである。
、自動濃度調整モードで読み取り得るものである。
(1)原稿を走査して、原稿画像の各画素の濃度に対応
するアナログデータを生成し、該アナログデータを所定
のA/D参照電圧に基づいてデジタルデータに変換した
後、該デジタルデータに所定の2値化処理を施して、オ
ン・オフの2値状態データを各画素毎に生成する画像読
取装置が提供されている。
するアナログデータを生成し、該アナログデータを所定
のA/D参照電圧に基づいてデジタルデータに変換した
後、該デジタルデータに所定の2値化処理を施して、オ
ン・オフの2値状態データを各画素毎に生成する画像読
取装置が提供されている。
(2)上記装置に設定される画像読み取りモードとして
、2値化の闇値を一定値として与える単純2値化モード
と、所定数の画素から成る画素マトリクス(デイザマト
リクス)を繰り返しの単位として該画素マ) IJクス
内で所定の規則で変化するデイザ値(デイザパターン)
として与える中間調モードとがある。
、2値化の闇値を一定値として与える単純2値化モード
と、所定数の画素から成る画素マトリクス(デイザマト
リクス)を繰り返しの単位として該画素マ) IJクス
内で所定の規則で変化するデイザ値(デイザパターン)
として与える中間調モードとがある。
一般に、゛前者は文字原稿の読み取りに利用され、後者
は写真原稿の読み取りに利用される。
は写真原稿の読み取りに利用される。
(3)上記装置に於いて、再現画像の濃度を調整する方
法として、A/D変換の参照電圧値を調整する方法が提
案されている。第13図は、かかる調整方法の原理を説
明する図である。
法として、A/D変換の参照電圧値を調整する方法が提
案されている。第13図は、かかる調整方法の原理を説
明する図である。
図に於いて、(a)はA/D変換器に入力するアナログ
電圧値の波形を示し、(c)は該A/D変換器から出力
するデジタルデータ値を示す。また、(b)はA/D変
換時の対応づけを示す変換特性図である。なお、変換特
性図は、下記の意味を有する。
電圧値の波形を示し、(c)は該A/D変換器から出力
するデジタルデータ値を示す。また、(b)はA/D変
換時の対応づけを示す変換特性図である。なお、変換特
性図は、下記の意味を有する。
例えば、図中実線で示す「基準値」は、“2゜5v〜O
v″のアナログ入力端子値を、”FFH〜OOH”のデ
ジタルデータ値に、等比的に変換する特性を示す。“等
比的に変換する”とは、例えば、“2.5v〜Ov″の
中間値である“l。
v″のアナログ入力端子値を、”FFH〜OOH”のデ
ジタルデータ値に、等比的に変換する特性を示す。“等
比的に変換する”とは、例えば、“2.5v〜Ov″の
中間値である“l。
25v°は、“FFH〜OOH”の中間値である′″8
0H″に変換されることをいう。
0H″に変換されることをいう。
同様にして、図中−点鎖線で示す「濃い場合」は、“1
.25V〜OV”のアナログ入力端子値を“FFH〜0
0H°のデジタルデータ値に等比的に変換する特性であ
り、二点鎖線で示す「淡い場合」は“2.5〜OV”の
アナログ入力端子値を“80H−00H”のデジタルデ
ータ値に等比的に変換する特性である。
.25V〜OV”のアナログ入力端子値を“FFH〜0
0H°のデジタルデータ値に等比的に変換する特性であ
り、二点鎖線で示す「淡い場合」は“2.5〜OV”の
アナログ入力端子値を“80H−00H”のデジタルデ
ータ値に等比的に変換する特性である。
かかる特性により変換されたデジタル出力値を見ると、
同一のアナログ入力端子値に対して、それぞれ異なるデ
ジタル出力値となっている。
同一のアナログ入力端子値に対して、それぞれ異なるデ
ジタル出力値となっている。
例えば、「濃い場合」の特性によって変換されたデジタ
ルデータ値(図中、−点鎖線)は、FFH側(濃い側)
に偏った値となり、「淡い場合」の特性によって変換さ
れたデジタルデータ値(図中、二点鎖線)は、OOH側
(薄い側)に偏った値となっている。
ルデータ値(図中、−点鎖線)は、FFH側(濃い側)
に偏った値となり、「淡い場合」の特性によって変換さ
れたデジタルデータ値(図中、二点鎖線)は、OOH側
(薄い側)に偏った値となっている。
したがって、A/D変換の参照電圧の調整により、デジ
タル出、力値を、「濃い側」、又は「薄い側」に偏らせ
ること、換言すれば、濃度調整を行うことができる。
タル出、力値を、「濃い側」、又は「薄い側」に偏らせ
ること、換言すれば、濃度調整を行うことができる。
(4)上記装置に於いて、濃度調整を自動的に行うモー
ドが提案されている。
ドが提案されている。
該モードは、例えば、本走査に先立ち予備走査を実行し
、該予備走査によって得た画像データに基づいて画像濃
度(原稿画像全域の濃度の、例えば、平均値)を算出し
、該算出した濃度データに基づいて、濃度調整(例えば
、A/D変換の参照電圧の調整)を行うモードである。
、該予備走査によって得た画像データに基づいて画像濃
度(原稿画像全域の濃度の、例えば、平均値)を算出し
、該算出した濃度データに基づいて、濃度調整(例えば
、A/D変換の参照電圧の調整)を行うモードである。
原稿画像中に、文字原稿部と写真原稿部との混在する場
合がある。
合がある。
かかる原稿について、上述の自動濃度調整モードでの読
み取りを実行すると、最適な濃度調整を行えない場合が
生ずる。
み取りを実行すると、最適な濃度調整を行えない場合が
生ずる。
これは、文字原稿部と写真原稿部とで、濃度調整の基礎
となるべき濃度調整用データの最適値が異なるためであ
る。
となるべき濃度調整用データの最適値が異なるためであ
る。
例えば、上記原稿の各画素をデジタルデータ化してその
出現頻度を見ると、地肌部(例:白)と文字IM(例:
黒)とにピークを有する文字原稿部と、全域(白〜灰〜
黒)に渡って連続的に分布する写真原稿部との重畳され
たものとなる。
出現頻度を見ると、地肌部(例:白)と文字IM(例:
黒)とにピークを有する文字原稿部と、全域(白〜灰〜
黒)に渡って連続的に分布する写真原稿部との重畳され
たものとなる。
かかる場合、文字原稿部については、濃度調整の基礎を
上記両ピークの中間(仮に、「A点」という)に設定す
るのが望ましく、一方、写真原稿部については、写真原
稿部のみの代表値(例えば、重み付平均値;仮に、18
点」という)に設定するのが望ましい。
上記両ピークの中間(仮に、「A点」という)に設定す
るのが望ましく、一方、写真原稿部については、写真原
稿部のみの代表値(例えば、重み付平均値;仮に、18
点」という)に設定するのが望ましい。
しかし、上記原稿について、上記自動濃度調整モードに
よって濃度調整の基礎を算出すると、文字原稿部と写真
原稿部の重畳されたデータの代表値(例えば、重み付平
均値)に、該基礎が設定される。これは、通常、上記r
A点」とも、また、「8点」とも異なる。
よって濃度調整の基礎を算出すると、文字原稿部と写真
原稿部の重畳されたデータの代表値(例えば、重み付平
均値)に、該基礎が設定される。これは、通常、上記r
A点」とも、また、「8点」とも異なる。
このため、上記原稿については、最適な濃度調整を行え
ないのである。
ないのである。
本発明は、かかる問題点の解決を企図して成されたもの
である。
である。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、
原稿を走査して画像の各画素に対応するアナログ信号を
得、該アナログ信号をA/D参照電圧′値に基づいてデ
ジタル信号に変換し、該デジタル信号に所定の処理を施
して2値状態信号を生成する画像読取装置であって、 画像領域を小領域に区分すべき信号に応じて該区分した
小領域を記憶するとともに、該小領域に単純2値又は中
間調の読み取りモードが対応づけて指定されたときは、
該読み取りモードを該小領域に対応づけて記憶する記憶
手段、 自動濃度調整モードが設定されたときは、本走査に先立
つ予備走査によって得た画像データ及び前記記憶手段の
データに基づいて読み取りモード毎の画像濃度を算出し
、該画像濃度に基づいて読み取りモード毎に最適なA/
D参照電圧値を算出する濃度調整データ演算手段、 算出された読み取りモード毎のA/D参照電圧値及び前
記記憶手段のデータに基づいて画像読み取りを実行する
読み取り制御手段、 を有する画像読収装ばである。
得、該アナログ信号をA/D参照電圧′値に基づいてデ
ジタル信号に変換し、該デジタル信号に所定の処理を施
して2値状態信号を生成する画像読取装置であって、 画像領域を小領域に区分すべき信号に応じて該区分した
小領域を記憶するとともに、該小領域に単純2値又は中
間調の読み取りモードが対応づけて指定されたときは、
該読み取りモードを該小領域に対応づけて記憶する記憶
手段、 自動濃度調整モードが設定されたときは、本走査に先立
つ予備走査によって得た画像データ及び前記記憶手段の
データに基づいて読み取りモード毎の画像濃度を算出し
、該画像濃度に基づいて読み取りモード毎に最適なA/
D参照電圧値を算出する濃度調整データ演算手段、 算出された読み取りモード毎のA/D参照電圧値及び前
記記憶手段のデータに基づいて画像読み取りを実行する
読み取り制御手段、 を有する画像読収装ばである。
上記装置により、文字原稿部と写真原稿部との混在する
原稿を、自動濃度調整モードで読み取る場合には、まず
、文字原稿領域と、写真原稿領域とを指定する。
原稿を、自動濃度調整モードで読み取る場合には、まず
、文字原稿領域と、写真原稿領域とを指定する。
その後、画像読み取りを指令すると、まず、予備走査が
実行されて、文字原稿部と写真原稿部とについて、それ
ぞれ別個のA/D変換の参照電圧値が得られる。
実行されて、文字原稿部と写真原稿部とについて、それ
ぞれ別個のA/D変換の参照電圧値が得られる。
本走査は、上記それぞれ別個のA/D変換の参照電圧に
基づいて実行される。
基づいて実行される。
したがって、各領域について最適な濃度調整が可能であ
り、良好な濃度の再現画像を得ることができる。
り、良好な濃度の再現画像を得ることができる。
以下、本発明の実施例を、
!、装置の機構の説明
+1.制御回路の説明
iii、A/Dリファレンス発生回路の説明lv、属性
RAMの説明 ■、操作パネルの説明 vl、エディタの説明 vu、操作方法の説明 vi、cPUでの処理の説明 1x、濃度調整の具体例の説明 の順序で説明する。
RAMの説明 ■、操作パネルの説明 vl、エディタの説明 vu、操作方法の説明 vi、cPUでの処理の説明 1x、濃度調整の具体例の説明 の順序で説明する。
(機構の説明)
第1図は、実施例にかかる画像読取装置の概略機構を示
す構成説明図である。
す構成説明図である。
図示の画像読取装置は、原稿を載置するための原稿台ガ
ラス4と、該原稿台ガラス4上に載置される原稿を露光
するための露光ランプl及び凹面鏡2と、原稿からの反
射光像を伝送するための反射fiJI5.6.7、及び
レンズ8と、反射光像を電気信号に変換するための撮像
素子9と、撮像素子9を保持する保持8材、22とを有
する。
ラス4と、該原稿台ガラス4上に載置される原稿を露光
するための露光ランプl及び凹面鏡2と、原稿からの反
射光像を伝送するための反射fiJI5.6.7、及び
レンズ8と、反射光像を電気信号に変換するための撮像
素子9と、撮像素子9を保持する保持8材、22とを有
する。
画像読み取りに際しては、原稿台ガラス4上に原稿を載
冒し、図示しないカバーによって外光を遮光した後、操
作パネルの説明にて詳述する5CANキー101をオン
する。
冒し、図示しないカバーによって外光を遮光した後、操
作パネルの説明にて詳述する5CANキー101をオン
する。
露光ランプl及びミラー5は、図示しない第1スライダ
に一体に搭載されており、5CANキー101のオンに
対応して、副走査方向に移動しつつ原稿を走査する。
に一体に搭載されており、5CANキー101のオンに
対応して、副走査方向に移動しつつ原稿を走査する。
また、ミラー6及びミラー7は、図示しない第2スライ
ダに一体に搭載されており、第1スライダの1/2の速
度で、副走査方向に移動する。
ダに一体に搭載されており、第1スライダの1/2の速
度で、副走査方向に移動する。
これにより、ランプlで照射される原稿からの反射光は
、ミラー5.6.7、及びレンズ8を介して、順次撮像
素子9に結像する。
、ミラー5.6.7、及びレンズ8を介して、順次撮像
素子9に結像する。
なお、第1スライダ、及び第2スライダの駆動は、図示
しないスキャナモータによる。
しないスキャナモータによる。
また、読み取り倍率の調整は、例えば、レンズ8及び撮
像素子9を搭載する移動台10を、図示しないレンズモ
ータによって駆動し、光軸方向に移動させることによっ
て行うことができる。なお、倍*調整を、信号処理によ
って行ってもよい。また、ピント調整は、原稿スケール
15の裏面に印刷されているピント調整用パターンを、
電源投入時に読み取り、該読み取りだ画像が撮像素子9
上で結像するように、保持部材22をピントモータ13
により駆動して行う。
像素子9を搭載する移動台10を、図示しないレンズモ
ータによって駆動し、光軸方向に移動させることによっ
て行うことができる。なお、倍*調整を、信号処理によ
って行ってもよい。また、ピント調整は、原稿スケール
15の裏面に印刷されているピント調整用パターンを、
電源投入時に読み取り、該読み取りだ画像が撮像素子9
上で結像するように、保持部材22をピントモータ13
により駆動して行う。
なお、原稿スケール15は、原稿台ガラス4上の原稿位
贋を示す部材であり、その裏面には前記ピン)II整用
パターンの他に、倍率検出用パターン、及びシェーディ
ング補正用パターンが印刷されている。
贋を示す部材であり、その裏面には前記ピン)II整用
パターンの他に、倍率検出用パターン、及びシェーディ
ング補正用パターンが印刷されている。
(制御回路の説明)
第2図は、上記画像読取装置の制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
CI)回路の構成
本制御回路は、CPU26を中心として構成される。C
PU26には、後述する操作パネル上の各種キーからの
信号、画像読取装置の各所に設置された各種センサから
の信号、各種ハード回路からの信号、及び後述するエデ
ィタからの信号が人力するとともに、画像読取装置内の
各種作動部への駆動制御信号、操作パネル上の各種表示
素子への駆動制御信号、及び各種ハード回路への信号が
出力される。
PU26には、後述する操作パネル上の各種キーからの
信号、画像読取装置の各所に設置された各種センサから
の信号、各種ハード回路からの信号、及び後述するエデ
ィタからの信号が人力するとともに、画像読取装置内の
各種作動部への駆動制御信号、操作パネル上の各種表示
素子への駆動制御信号、及び各種ハード回路への信号が
出力される。
以下、上記各信号について説明する。
〈1〉操作パネルのキー人力信号
操作パネル上の各種キーからの信号とは、例えば、コマ
ンド信号(自動濃度調整モードの指定コマンド、画像読
取開始コマンド、全面読み取りモードコマンド、エディ
タからの信号入力の許可コマンド等)、及び濃度信号で
ある。なお、濃度設定部31は、再現画像の濃度を全領
域に渡ってマニュアルで段階的にアップまたはダウンす
るための「+」キー131及び「−」キー132に対応
する。
ンド信号(自動濃度調整モードの指定コマンド、画像読
取開始コマンド、全面読み取りモードコマンド、エディ
タからの信号入力の許可コマンド等)、及び濃度信号で
ある。なお、濃度設定部31は、再現画像の濃度を全領
域に渡ってマニュアルで段階的にアップまたはダウンす
るための「+」キー131及び「−」キー132に対応
する。
<11〉センサ入力信号
各種センサからの信号とは、例えば、各モータの回転数
を表すモータ信号、スライダの位置を表す定位置信号で
ある。
を表すモータ信号、スライダの位置を表す定位置信号で
ある。
< iiI>ハード回路からの入力信号各種ハード回路
からの信号とは、例えば、CPU26の動作のタイミン
グを与えるクロック発生回路25からのクロツタ(CK
)信号、2値領域濃度データメモリ28及び中間調領域
濃度データメモリ29からの各画像濃度データ、及びラ
インRAM27からの画像データである。
からの信号とは、例えば、CPU26の動作のタイミン
グを与えるクロック発生回路25からのクロツタ(CK
)信号、2値領域濃度データメモリ28及び中間調領域
濃度データメモリ29からの各画像濃度データ、及びラ
インRAM27からの画像データである。
く!v〉エディタ入力信号
エディタ(領域指定部)からの信号とは、編集領域、編
集の種類を規定する信号である。該エディタからの信号
は、操作パネル上のrEDITJキー130によって、
受は付けが許可される。詳細については後述する。
集の種類を規定する信号である。該エディタからの信号
は、操作パネル上のrEDITJキー130によって、
受は付けが許可される。詳細については後述する。
<v>作動部駆動信号
各種作動部への駆動制御信号とは、例えば、スキャナモ
ータ、レンズモータ、ピントモータの各ドライバへの制
御信号、露光ランプ1の調光回路24への制御信号であ
る。
ータ、レンズモータ、ピントモータの各ドライバへの制
御信号、露光ランプ1の調光回路24への制御信号であ
る。
< vi >表示素子駆動信号
操作パネル上の各種表示素子への駆動制御信号は、図中
表示信号として示されている。
表示信号として示されている。
< vii >ハード回路への出力信号各種ハード回路
への信号とは、例えば、A/D変換器20に対してA/
D変換の参照電圧(A/Dリファレンス)値を与えるた
めのA/Dリファレンス値発生回路37を制御する信号
(詳細は後述)、シェーディング回vs21へシェーデ
ィングデータを与える信号、ラインRAM27への書込
・続出制御信号、濃度データメモリ制御部30への書込
・読出制御信号、属性RAM35への属性データ(詳細
は後述)、出力回路23への有効画像域信号、である。
への信号とは、例えば、A/D変換器20に対してA/
D変換の参照電圧(A/Dリファレンス)値を与えるた
めのA/Dリファレンス値発生回路37を制御する信号
(詳細は後述)、シェーディング回vs21へシェーデ
ィングデータを与える信号、ラインRAM27への書込
・続出制御信号、濃度データメモリ制御部30への書込
・読出制御信号、属性RAM35への属性データ(詳細
は後述)、出力回路23への有効画像域信号、である。
CII)回路の動作の概略
上記制御回路における信号の流れを、以下に述べる。
撮像素子9は、クロック発生回路25より与えられるS
H(Sample Ho1d)信号に従って、光電変
換した画像データ(アナログ電圧データ)を順次出力す
る。即ち、第12図図示のように、サンプルホールド回
路によってサンプルホールドされたCCDの出力は、増
幅器によって増幅された後、撮像素子9の外部へアナロ
グ電圧信号として出力される。
H(Sample Ho1d)信号に従って、光電変
換した画像データ(アナログ電圧データ)を順次出力す
る。即ち、第12図図示のように、サンプルホールド回
路によってサンプルホールドされたCCDの出力は、増
幅器によって増幅された後、撮像素子9の外部へアナロ
グ電圧信号として出力される。
また、撮像素子9からの出力信号は、第14図に示すよ
うに、読み取り原稿濃度OD(Original D
ensity)に応じて、OV〜2゜5vの範囲で、 原稿:白側RCCDの受光最多φ出力電圧低原稿:黒側
ECCDの受光量少φ出力電圧高のように変化するもの
とする。
うに、読み取り原稿濃度OD(Original D
ensity)に応じて、OV〜2゜5vの範囲で、 原稿:白側RCCDの受光最多φ出力電圧低原稿:黒側
ECCDの受光量少φ出力電圧高のように変化するもの
とする。
なふ、出力電圧を時系列でグラフ化すると、例えば、第
15図のようになる。
15図のようになる。
上記アナログ画像データは、A/D変換器20によって
8ビツトのデジタル画像データに変換され、シェーディ
ング回路21に人力する。なお、前述(第13図)のよ
うに、A/D変換の参照電圧の制御によって、画像濃度
が制御される。
8ビツトのデジタル画像データに変換され、シェーディ
ング回路21に人力する。なお、前述(第13図)のよ
うに、A/D変換の参照電圧の制御によって、画像濃度
が制御される。
シェーディング回路21は、主走査方向の光量むら、及
び撮像素子9のCCD各素子間の感度のバラツキを補正
する回路である。該補正用のシェーディングデータは、
CPU26によって与えられる。即ち、CPU26は、
前記原稿スケール15の裏面のシェーディング補正用パ
ターンを読み込み、上記シェーディングデータを演算す
る。
び撮像素子9のCCD各素子間の感度のバラツキを補正
する回路である。該補正用のシェーディングデータは、
CPU26によって与えられる。即ち、CPU26は、
前記原稿スケール15の裏面のシェーディング補正用パ
ターンを読み込み、上記シェーディングデータを演算す
る。
シェーディング回路21からの出力信号(シェーディン
グ補正後の画像データ)は、比較回路22.2値領域濃
度データメモリ28、中間調領域濃度データメモリ29
、及びラインRAM27に入力する。
グ補正後の画像データ)は、比較回路22.2値領域濃
度データメモリ28、中間調領域濃度データメモリ29
、及びラインRAM27に入力する。
比較回路22は、補正後の画像データを、セレクタ34
から人力する2値化の閾値(一定値として与えられる単
純2値化モードでの閾値、または、所定の規則で変化す
るディヂ値として与えられる中間調モードでの閾1i1
)と比較する。さらに、属性RAM35から入力する「
白/有効画素」データd3 (後述)との論理積をと
る。その結果は、「0」または「l」の2値状態信号と
して、出力回路23に、直接、及び、インバータを介し
て反転して、それぞれ人力する。
から人力する2値化の閾値(一定値として与えられる単
純2値化モードでの閾値、または、所定の規則で変化す
るディヂ値として与えられる中間調モードでの閾1i1
)と比較する。さらに、属性RAM35から入力する「
白/有効画素」データd3 (後述)との論理積をと
る。その結果は、「0」または「l」の2値状態信号と
して、出力回路23に、直接、及び、インバータを介し
て反転して、それぞれ人力する。
出力回Vs23は、属性RAM35からの「非反転/反
転」データd2(後述)に応じて画像データを選択しく
比較回路22から直接人力したデータ、またはインバー
タを介して反転して人力したデータ、のいづれかを選択
し)、該選択したデータとCPU26からの有効画像域
信号との論理積をとり、本画像読取装置外部へ出力する
。
転」データd2(後述)に応じて画像データを選択しく
比較回路22から直接人力したデータ、またはインバー
タを介して反転して人力したデータ、のいづれかを選択
し)、該選択したデータとCPU26からの有効画像域
信号との論理積をとり、本画像読取装置外部へ出力する
。
一方、ラインRAM27は、CPU26からの書込信号
に応じて、シェーディング補正後の画像データを、主走
査方向の一走査分記憶する。該記憶されるデータにより
、CPO26は、撮像素子9による受光光量の変化等を
検知する。
に応じて、シェーディング補正後の画像データを、主走
査方向の一走査分記憶する。該記憶されるデータにより
、CPO26は、撮像素子9による受光光量の変化等を
検知する。
また、2値領域濃度データメモリ28、及び中間調領域
濃度データメモリ29は、濃度データメモリ制御部30
からの書込制御信号に応じて、シェーディング回路21
からの出力である1画素毎の濃度データを記憶する。こ
こに、濃度データが、いづれのメモリに記憶されるかの
選択は、属性RAM35からの属性データd、によって
決定される。また、記憶された濃度データは、濃度デー
タメモリ制御部30からの続出制御信号によって、CP
U26に読み出される。
濃度データメモリ29は、濃度データメモリ制御部30
からの書込制御信号に応じて、シェーディング回路21
からの出力である1画素毎の濃度データを記憶する。こ
こに、濃度データが、いづれのメモリに記憶されるかの
選択は、属性RAM35からの属性データd、によって
決定される。また、記憶された濃度データは、濃度デー
タメモリ制御部30からの続出制御信号によって、CP
U26に読み出される。
即ち、CPt、’26から、書込信号(0)が濃度デー
タメモリ制御部30に入力すると、濃度データメモリ制
御部30は、2値領域濃度データメモリ28又は中間綱
領#、a度データメモリ29に対して、シェーディング
回路21からの出力である1画素毎の濃度データを書き
込むべき信号を出力し、一方、読出信号(1)が入力す
ると、2値領域濃度データメモリ28又は中間調領域濃
度データメモリ29に対して、記憶している濃度データ
をCPU26に読み出すべき信号を出力する。
タメモリ制御部30に入力すると、濃度データメモリ制
御部30は、2値領域濃度データメモリ28又は中間綱
領#、a度データメモリ29に対して、シェーディング
回路21からの出力である1画素毎の濃度データを書き
込むべき信号を出力し、一方、読出信号(1)が入力す
ると、2値領域濃度データメモリ28又は中間調領域濃
度データメモリ29に対して、記憶している濃度データ
をCPU26に読み出すべき信号を出力する。
く以下、余白〉
即ち、次の様に制御される。
また、2値閾値発生回路32は、画像データの単純2値
化の為の閾値を発生してセレクタに出力する。同様に、
中間調閾値発生回路33は、画像データの擬似中間調化
の為の閾値を、所定の規則で変化するデイザ値として発
生し、セレクタ34は出力する。
化の為の閾値を発生してセレクタに出力する。同様に、
中間調閾値発生回路33は、画像データの擬似中間調化
の為の閾値を、所定の規則で変化するデイザ値として発
生し、セレクタ34は出力する。
(A/Dリファレンス発生回路の説明)A/DIJファ
レンス発生回路37は、第11図に示すように、Δ/D
変換器20に与えるためのA/D参照電圧値を、CPU
26からの制御信号、及び、属性RAM35からの属性
データd、 に応じて出力する。
レンス発生回路37は、第11図に示すように、Δ/D
変換器20に与えるためのA/D参照電圧値を、CPU
26からの制御信号、及び、属性RAM35からの属性
データd、 に応じて出力する。
CPU26からの制御信号は、A/D参照電圧値の増減
を制御する信号である。該信号は、予備走査によって得
た画像濃度データ(単純2値領域の濃度データ、及び、
中間調領域の濃度データ)に基づいて、それぞれ決定さ
れる。なお、予備走査時には、A/D参照電圧値として
、前述の基準値(第13図、及びその説明を参照)が出
力されるように制御される。
を制御する信号である。該信号は、予備走査によって得
た画像濃度データ(単純2値領域の濃度データ、及び、
中間調領域の濃度データ)に基づいて、それぞれ決定さ
れる。なお、予備走査時には、A/D参照電圧値として
、前述の基準値(第13図、及びその説明を参照)が出
力されるように制御される。
属性データd1 は、発生させるべきA/D参照電圧値
として、単純2値領域用の参照電圧値を選択するか、中
間調領域用の参照電圧値を選択するかを管理するデータ
である。
として、単純2値領域用の参照電圧値を選択するか、中
間調領域用の参照電圧値を選択するかを管理するデータ
である。
即ち、属性データd、 によって単純2値領域が選択
されている場合には、A/Dリファレンス発生回路37
は、CPU26から与えられた制御信号のうち、単純2
値領域の濃度データに基づく制御信号で規定されるA/
D参照電圧値を出力する。
されている場合には、A/Dリファレンス発生回路37
は、CPU26から与えられた制御信号のうち、単純2
値領域の濃度データに基づく制御信号で規定されるA/
D参照電圧値を出力する。
また、属性データd1 によって中間調領域が選択さ
れている場合には、中間調領域の濃度データに基づく制
御(2号で規定されるA/D参照電圧値を出力する。
れている場合には、中間調領域の濃度データに基づく制
御(2号で規定されるA/D参照電圧値を出力する。
なお、予備走査時、及び、マニュアル濃度設定時には、
属性データd、は無効とされる。
属性データd、は無効とされる。
(属性RAMの説明)
属性RAM35は、lrnm2に区分された各単位領域
についての属性データ(読み取りモードに関するモード
データ、編集態様に関する編集データ、デイザパターン
に関するデータ)を記憶し、該記憶したデータを、前述
した各信号の転送に同期して、A/Dリファレンス発生
回路37、中間調閾値発生回路33、濃度データメモリ
制御部30、セレクタ34、比較回路22、及び、出力
回路23へ、それぞれ出力する。なお、属性データは、
操作パネル、及びエディタ36からのコマンドに基づき
、CPU26によって属性RAM35に書き込まれる。
についての属性データ(読み取りモードに関するモード
データ、編集態様に関する編集データ、デイザパターン
に関するデータ)を記憶し、該記憶したデータを、前述
した各信号の転送に同期して、A/Dリファレンス発生
回路37、中間調閾値発生回路33、濃度データメモリ
制御部30、セレクタ34、比較回路22、及び、出力
回路23へ、それぞれ出力する。なお、属性データは、
操作パネル、及びエディタ36からのコマンドに基づき
、CPU26によって属性RAM35に書き込まれる。
属性データは、d3〜d0の4ビツトから成る。
各ビットは、
d、:白/有効画素、の指定
d、二反転/非反転、のモードの選択
d1 :単純2値化/中間調、のモードの選択d0:デ
ィザ1/2、のパターンの選択を規定する。
ィザ1/2、のパターンの選択を規定する。
エディタ36 (エディタ36の詳細については後述)
からの信号の受は付は状!!(該受は付は状態は、rE
DIT」キー130のオンエツジに対応して設定)に於
いて、上記d3〜d0の各ビットは、エディタ36のパ
ネル上のキー操作によって指定される。即ち、 d3は、トリミング(Fl)キー、またはマスキング(
F2)キーによって、 d2 はリバース(F3)キーによって、dl は単
純2値(F4〉キーによって、d6はデイザ1(F5)
キー、またはデイザ2(F6)キーによって、 それぞれ入力される。
からの信号の受は付は状!!(該受は付は状態は、rE
DIT」キー130のオンエツジに対応して設定)に於
いて、上記d3〜d0の各ビットは、エディタ36のパ
ネル上のキー操作によって指定される。即ち、 d3は、トリミング(Fl)キー、またはマスキング(
F2)キーによって、 d2 はリバース(F3)キーによって、dl は単
純2値(F4〉キーによって、d6はデイザ1(F5)
キー、またはデイザ2(F6)キーによって、 それぞれ入力される。
一方、画像読取装置の操作パネル(操作パネルの詳細に
ついては後述)からの信号の受は付は状!!(該状態は
、rEDITJキー13゛0の再度のオンエツジに対応
して設定される)に於いて、上記属性データd、〜d、
のうち、d、 ビットは・操作パネル上のキー(全域
に渡って中間調モードを指定するための「ハーフトーン
」キー122、または、全域に渡って単純2値化モード
を指定するためのr文字」キー121)操作によって指
定され、また、dl、d2、及びdo としては、標準
状態が選択される。標準状態とは、例えば、dl =有
効画素 d2:非反転 do :ディヂlのパターンの選択 である。
ついては後述)からの信号の受は付は状!!(該状態は
、rEDITJキー13゛0の再度のオンエツジに対応
して設定される)に於いて、上記属性データd、〜d、
のうち、d、 ビットは・操作パネル上のキー(全域
に渡って中間調モードを指定するための「ハーフトーン
」キー122、または、全域に渡って単純2値化モード
を指定するためのr文字」キー121)操作によって指
定され、また、dl、d2、及びdo としては、標準
状態が選択される。標準状態とは、例えば、dl =有
効画素 d2:非反転 do :ディヂlのパターンの選択 である。
上記4ビツトの各データは、以下の如く機能する。即ち
、 d、は比較回路22に入力して、指定された領域を強制
的に白とする。
、 d、は比較回路22に入力して、指定された領域を強制
的に白とする。
d2 は出力回路23に入力して、2値状態信号、また
はインバータによって反転された2値状態信号、のいづ
れかを選択する。反転された2値状態が選択された場合
、再現画像は、いわゆる白抜きの画像となる。
はインバータによって反転された2値状態信号、のいづ
れかを選択する。反転された2値状態が選択された場合
、再現画像は、いわゆる白抜きの画像となる。
dl はセレクタ34へ人力して、単純2値化モード
での閾値、または中間調モードでの閾値、のいづれかの
閾値を選択するとともに、濃度データメモリ制御部30
に入力して、2値領域濃度データメモリ28または中間
調領域濃度データメモリ29の選択を制御する。さらに
、前述のように、A/Dリファレンス発生回路37へも
入力して、発生ずさきA/D!Iファレンス値の選択(
2値領域A/Dリフアレンス値、又は中間調領域A/D
リファレンス値)をも制御する。
での閾値、または中間調モードでの閾値、のいづれかの
閾値を選択するとともに、濃度データメモリ制御部30
に入力して、2値領域濃度データメモリ28または中間
調領域濃度データメモリ29の選択を制御する。さらに
、前述のように、A/Dリファレンス発生回路37へも
入力して、発生ずさきA/D!Iファレンス値の選択(
2値領域A/Dリフアレンス値、又は中間調領域A/D
リファレンス値)をも制御する。
do は中間調閾値発生回路33へ入力して、デイザパ
ターン1、またはデイザパターン2のいづれかのパター
ンを選択する。
ターン1、またはデイザパターン2のいづれかのパター
ンを選択する。
なふ、上記よりわかるように、dl 〜d、04doト
の属性データの組合せによって、画像領域を構成する上
記1mm” の各単位領域毎に、以下の属性を与えるこ
とができる。
の属性データの組合せによって、画像領域を構成する上
記1mm” の各単位領域毎に、以下の属性を与えるこ
とができる。
00××・・・・白
Qlxx・・・・黒
100×・・・・単純2値
1010・・・・デイザパターン1
1011・・・・デイザパターン2
11O×・・・・反転、単純2値
111O・・・・反転、デイザパターン11111・・
・・反転、デイザパターン2(×は、0、又は、1を表
す) (操作パネルの説明) 第3図は、本画像読取装置の操作パネルの説明図である
。
・・反転、デイザパターン2(×は、0、又は、1を表
す) (操作パネルの説明) 第3図は、本画像読取装置の操作パネルの説明図である
。
図示のように、操作パネル上には、
読取動作の開始を指令するためのrSCANJキー10
1゜ 人力したコマンドのクリアを指令するためのr(Jキー
102、 読み取り倍率を4桁で表示するための「セグメント表示
部」103、 読み取り倍率のアップまたはダウンを指令するための「
+」キー104及び「−」キー105、再現画像の出力
サイズを表示する「出力サイズ表示部J 108 (図
では、「A4T」サイズが表示されている)、 出力サイズを順次選択するための「+」キー・109及
び「−」キー110、 全面単純2値化モードまたは全面中間調モードのいづれ
かのモードを選択するための2つのモード選択キー(「
文字」キー121及び「ハーフトーン」キー122)、 マニュアルで指定された読み取り濃度を表示するための
「読み取り濃度表示部J 135 (図では濃度4が表
示されている)、 読み取り濃度のアップまたはダウンを指令するための「
+」キー1311及び「−」キー132、自動濃度調整
モードを指令するためのrAUT0」キー141、及び
、自動濃度調整モードを点灯して(この時、読み取り濃
度表示部135は消灯する)表示するための表示LED
I 42、エディタ36からの信号の受は付けを許可ま
たは禁止するためのrEDITJキー130、及び、エ
ディタ36から送信される情報を表示するためのr編集
情報表示デイスプレィ」160、が改質されている。
1゜ 人力したコマンドのクリアを指令するためのr(Jキー
102、 読み取り倍率を4桁で表示するための「セグメント表示
部」103、 読み取り倍率のアップまたはダウンを指令するための「
+」キー104及び「−」キー105、再現画像の出力
サイズを表示する「出力サイズ表示部J 108 (図
では、「A4T」サイズが表示されている)、 出力サイズを順次選択するための「+」キー・109及
び「−」キー110、 全面単純2値化モードまたは全面中間調モードのいづれ
かのモードを選択するための2つのモード選択キー(「
文字」キー121及び「ハーフトーン」キー122)、 マニュアルで指定された読み取り濃度を表示するための
「読み取り濃度表示部J 135 (図では濃度4が表
示されている)、 読み取り濃度のアップまたはダウンを指令するための「
+」キー1311及び「−」キー132、自動濃度調整
モードを指令するためのrAUT0」キー141、及び
、自動濃度調整モードを点灯して(この時、読み取り濃
度表示部135は消灯する)表示するための表示LED
I 42、エディタ36からの信号の受は付けを許可ま
たは禁止するためのrEDITJキー130、及び、エ
ディタ36から送信される情報を表示するためのr編集
情報表示デイスプレィ」160、が改質されている。
(エディタの説明)
第4図は、実施例装置に接続されるエディタ36の外観
の概略を示す斜視図である。
の概略を示す斜視図である。
図示のように、エディタ3・6は、原稿361を載置す
るためのタブレッ)360と、9個の機能キーとを有す
る。
るためのタブレッ)360と、9個の機能キーとを有す
る。
座標人力に際しては、まず、原稿361をタブレット3
60上に載置して、入力点を、図示しないペン状の器具
にて押圧する。これにより、該押圧点の座標が人力され
る。
60上に載置して、入力点を、図示しないペン状の器具
にて押圧する。これにより、該押圧点の座標が人力され
る。
rF 14〜rF7j+−rs」+−1及び「C」キー
は、以下の機能を有する。
は、以下の機能を有する。
Flキー;指定された領域外の空白化を指令するための
トリミングキー F2キー;指定された領域内の空白化を指令するための
マスキングキー F3キー;白/黒の反転を指令するためのリバースキー F4キー;2値化の閾値として一定値を与える単純2値
化モード、の設定を指令するための単純2値モードキー F5キー;2値化の閾値としてデイザパターンlを与え
る中間調モード、の設定を指令するためのデイザパター
ンlキー F6キー;2値化の閾値としてデイザパターン2を与え
る中間調モード、の設定を指令するためのデイプパター
ン2キー F7キー:トリミングモードまたはマスキングモードの
解除を指令するためのトリミング・マスキング解除キー Sキー;入力したデータをCPU26へ送信するための
設定キー Cキー;入力したデータのクリアを指令するためのクリ
アキー (操作の説明) 本画像読取装置及びエディタ36による、各種指定操作
は、以下のように行う。
トリミングキー F2キー;指定された領域内の空白化を指令するための
マスキングキー F3キー;白/黒の反転を指令するためのリバースキー F4キー;2値化の閾値として一定値を与える単純2値
化モード、の設定を指令するための単純2値モードキー F5キー;2値化の閾値としてデイザパターンlを与え
る中間調モード、の設定を指令するためのデイザパター
ンlキー F6キー;2値化の閾値としてデイザパターン2を与え
る中間調モード、の設定を指令するためのデイプパター
ン2キー F7キー:トリミングモードまたはマスキングモードの
解除を指令するためのトリミング・マスキング解除キー Sキー;入力したデータをCPU26へ送信するための
設定キー Cキー;入力したデータのクリアを指令するためのクリ
アキー (操作の説明) 本画像読取装置及びエディタ36による、各種指定操作
は、以下のように行う。
(1)画像読取装習の操作パネルによる場合EDITキ
ー130によって「エディタ36からの信号の受は付は
状態」が設定されている場合には、まず、EDITキー
130を押して、該状態を解除する。
ー130によって「エディタ36からの信号の受は付は
状態」が設定されている場合には、まず、EDITキー
130を押して、該状態を解除する。
上記状態が解除された状態で、文字キー121をオンす
ると、全面を単純2値化モードで読み取る全面文字モー
ドが設定される。
ると、全面を単純2値化モードで読み取る全面文字モー
ドが設定される。
マタ、ハーフトーンキー122をオンすると、全面を中
間調で読み取る全面ハーフトーンモードが設定される。
間調で読み取る全面ハーフトーンモードが設定される。
また、自動濃度調整モード表示LED142が消灯して
いる状態では、濃度調整キー131,132によって、
マニュアルで、濃度を調整することができる。
いる状態では、濃度調整キー131,132によって、
マニュアルで、濃度を調整することができる。
一方、自動濃度調整モード表示LEDI 42が点灯し
ている状態では、読み取り濃度は、本走査に先立つ予備
走査(後述)によって得たデータ、及び、設定されてい
るいづれかの読み取りモードに基づき、自動的に設定さ
れる。
ている状態では、読み取り濃度は、本走査に先立つ予備
走査(後述)によって得たデータ、及び、設定されてい
るいづれかの読み取りモードに基づき、自動的に設定さ
れる。
(2)エディタによる場合
「エディタ36からの信号の受は付は状態」が解除され
ている場合には、まず、EDITキー130をオンして
、エディタ36からの信号の受は付けを許可する。
ている場合には、まず、EDITキー130をオンして
、エディタ36からの信号の受は付けを許可する。
次に、図示しないペン状の器具にて、所望の座標点を押
圧して、領域を人力する。
圧して、領域を人力する。
次に、Fl−FTの所望のキーによって、所望の編集モ
ードを、上記指定した領域に対応づけて設定する。
ードを、上記指定した領域に対応づけて設定する。
その後、人力したデータを、r51キーをオンして画像
読取装置側のCPU26へ転送する。
読取装置側のCPU26へ転送する。
(作動説明)
以下、CPU26での制御に即して、本装置の作動を説
明する。
明する。
第5図は、CPU26のメインルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
CPU26は、例えば、電源のオンにより処理を開始し
、まず初期設定を実行する(Sl)。
、まず初期設定を実行する(Sl)。
次に、操作パネルからのキー人力の待機状態となる(S
’3)。
’3)。
操作パネルからのキー人力の為された場合は、そのコマ
ンドに応じた処理を実行する(S5、S6、または、S
7)。
ンドに応じた処理を実行する(S5、S6、または、S
7)。
第6図は、第5図のステップS5(モード変更処理)を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
まず、モードを判断する(S 101)。即ち、いづれ
のキーが押されたかを判断する。
のキーが押されたかを判断する。
出力サイズを変更するための「+」キー109または「
−」キー110が押された場合は、該人力が有効である
か否かを判断しく5103)、有効である場合は、該キ
ー人力に応じて、出力サイズの変更処理を実行する(S
105)。
−」キー110が押された場合は、該人力が有効である
か否かを判断しく5103)、有効である場合は、該キ
ー人力に応じて、出力サイズの変更処理を実行する(S
105)。
ステップ5101で、読み取り倍率を変更するための「
+」キー104または「−」キー105が押されたと判
定された場合は、該入力が有効であるか否かを判断しく
5107)、有効である場合は、該キー人力に応じて、
読み取り倍率の変更処理を実行する(S109)。
+」キー104または「−」キー105が押されたと判
定された場合は、該入力が有効であるか否かを判断しく
5107)、有効である場合は、該キー人力に応じて、
読み取り倍率の変更処理を実行する(S109)。
ステップ5lotで、全面読み取りモードを選択するた
めの「文字」キー121または「ハーフトーンフキ−1
22が押されたと判定された場合は、該入力が有効であ
るか否かを判断しくS 11f)、有効である場合は、
該キー人力に応じて、属性RAM35の全てのdl
ビットに指定されたモードを書き込むとともに、全ての
d3、d2doを標準状態にする(S 113)。
めの「文字」キー121または「ハーフトーンフキ−1
22が押されたと判定された場合は、該入力が有効であ
るか否かを判断しくS 11f)、有効である場合は、
該キー人力に応じて、属性RAM35の全てのdl
ビットに指定されたモードを書き込むとともに、全ての
d3、d2doを標準状態にする(S 113)。
ステップ5101で、濃度指定に関するキーが押された
場合は、まず、ステップ3115に進み、押されたキー
が、rAUTOJキー141であるか否かを判定する。
場合は、まず、ステップ3115に進み、押されたキー
が、rAUTOJキー141であるか否かを判定する。
その結果、rAUTOJキー141が押されたと判定さ
れた場合は、ステップ3116に進み、AUTOFLG
を判定する。
れた場合は、ステップ3116に進み、AUTOFLG
を判定する。
ステップ5116の判定で、AUTOFLGがセットさ
れている場合、換言すれば、自動濃度調整モードが設定
されている場合は、AUTOFLGを降ろして(311
8)、自動濃度調整モードを解除する。また、濃度を、
マニュアルでの標準濃度に設定する(S119)。即ち
、CPU26は、A/Dリファレンス発生回路37に対
して、A/Dリフ5アレンス値を「標準」値とするよう
制御信号を出力する。
れている場合、換言すれば、自動濃度調整モードが設定
されている場合は、AUTOFLGを降ろして(311
8)、自動濃度調整モードを解除する。また、濃度を、
マニュアルでの標準濃度に設定する(S119)。即ち
、CPU26は、A/Dリファレンス発生回路37に対
して、A/Dリフ5アレンス値を「標準」値とするよう
制御信号を出力する。
また、ステップ8116の判定で、AUTOFLGがリ
セットされている場合、換言すれば、自動濃度調整モー
ドが解除されている場合は、AUTOFLGを立てる(
311?)。これにより、自動濃度調整モードが設定さ
れる。
セットされている場合、換言すれば、自動濃度調整モー
ドが解除されている場合は、AUTOFLGを立てる(
311?)。これにより、自動濃度調整モードが設定さ
れる。
一方、前記ステップ51151’、rAUTOJキー1
41以外の濃度キーが押された場合、即ちマニエアル濃
度設定キー131,132が押された場合は、ステップ
5121に進み、該キー人力の有効性を判断する。有効
であると判定された場合は、該キー人力に対応して濃度
の変更処理を実行する(5122)。即ち、CPU26
は、A/D I7フアレンス発生回路37に対して、指
定した濃度に対応するA/D!Jファレンス値を発生す
るよう制御信号を出力する。
41以外の濃度キーが押された場合、即ちマニエアル濃
度設定キー131,132が押された場合は、ステップ
5121に進み、該キー人力の有効性を判断する。有効
であると判定された場合は、該キー人力に対応して濃度
の変更処理を実行する(5122)。即ち、CPU26
は、A/D I7フアレンス発生回路37に対して、指
定した濃度に対応するA/D!Jファレンス値を発生す
るよう制御信号を出力する。
第7図は、第51!lのステップS6(領域別指定処理
)を示すフローチャートである。
)を示すフローチャートである。
まず、領域の指定に関するコマンドが有効であるか否か
を判断しく5203)、有効であれば、指定されている
領域に対応する属性RAMエリアの各ピッ)ds 〜d
0 に、指定された属性を書き込む(3205)。
を判断しく5203)、有効であれば、指定されている
領域に対応する属性RAMエリアの各ピッ)ds 〜d
0 に、指定された属性を書き込む(3205)。
第81!lは、第5図のステップS7(画像読み取り処
理サブルーチン)の詳細を示すフローチャートである。
理サブルーチン)の詳細を示すフローチャートである。
本画像読み取り処理は、操作パネル上の「5CANJキ
ー101のオンエツジに対応して実行される。
ー101のオンエツジに対応して実行される。
画像読み取りのための本スキャン処理(S305)は、
AUTOFLGがセットされている場合(S301 ;
YES) 、換言すれば、自動濃度調整モードが設定さ
れている場合には、自動濃度調整のための予備スキャン
を実行しく5303)、該予備スキャンによる画像デー
タを処理して適正濃度を算出した後、実行される。
AUTOFLGがセットされている場合(S301 ;
YES) 、換言すれば、自動濃度調整モードが設定さ
れている場合には、自動濃度調整のための予備スキャン
を実行しく5303)、該予備スキャンによる画像デー
タを処理して適正濃度を算出した後、実行される。
なお、AUTOFLGがリセットされている場合(S3
01;NO)は、マニユアルによって指定された濃度に
基づいて実行される(S305)。
01;NO)は、マニユアルによって指定された濃度に
基づいて実行される(S305)。
第9図は、箪8図の予備スキャン処理〈5303)を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
まず、有効画像信号をオフして(S400)、画像信号
の出力(本画像読取装置外への出力)を禁止する。
の出力(本画像読取装置外への出力)を禁止する。
次に、露光ランプ1の調光回路24に対するオン信号を
発生する(S401)。その後、濃度データをサンプリ
ングする為、A/Dリファレンス発生回路37に対して
、標準となるA/D!Iファレンス値を発生するよう制
御信号を出力する(S402)。
発生する(S401)。その後、濃度データをサンプリ
ングする為、A/Dリファレンス発生回路37に対して
、標準となるA/D!Iファレンス値を発生するよう制
御信号を出力する(S402)。
次に、走査系のスライダが定位置にあるか否かを、走査
系に設置されたセンサからの信号によって判断する(5
403)。
系に設置されたセンサからの信号によって判断する(5
403)。
ステップ403で、スライダが定位置に無いと判定され
た場合(S403;No)は、スキャナモータのドライ
バに対して、スライダをリターン方向へ駆動すべき信号
(スキャナモータを逆転すべき信号)を出力する(S4
05)。
た場合(S403;No)は、スキャナモータのドライ
バに対して、スライダをリターン方向へ駆動すべき信号
(スキャナモータを逆転すべき信号)を出力する(S4
05)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダが定位置に達す
るまで実行される(S407:No、5405)。
るまで実行される(S407:No、5405)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定位
置に復帰すると(S407;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータを一旦停止する(S409)。
置に復帰すると(S407;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータを一旦停止する(S409)。
ステップ5411では、スキャナモータのドライバに対
する「モータオン信号」を発生して、スキャナモータを
順方向へ駆動する。これにより、スキャンが開始される
。
する「モータオン信号」を発生して、スキャナモータを
順方向へ駆動する。これにより、スキャンが開始される
。
ステップ5413では、ラインRAM27に対して、シ
ェーディングデータを書き込むべき信号を発生する。
ェーディングデータを書き込むべき信号を発生する。
ステップ5415で、スキャンが画像先端に達するまで
待機する。
待機する。
ステップ5417では、シェーディング回路21から出
力される濃度データを、2値領域濃度データメモリ28
または中間調領域濃度データメモリ29に、CPU26
からの書込制御信号に応じて、格納する。いづれのメモ
リに書き込むかは、属性データd1 によって決定され
る。かかる処理は、1917分づつ、走査が、画像後端
に達するまで、繰り返される(5419)。
力される濃度データを、2値領域濃度データメモリ28
または中間調領域濃度データメモリ29に、CPU26
からの書込制御信号に応じて、格納する。いづれのメモ
リに書き込むかは、属性データd1 によって決定され
る。かかる処理は、1917分づつ、走査が、画像後端
に達するまで、繰り返される(5419)。
原稿後端に達すると(S419 :YES) 、露光ラ
ンプlの調光回路24に対する「ランプオフ信号」を発
生する(S423)。さらに、スライダを定位置に復帰
させるべく、スキャナモータのドライバに対して、スラ
イダをリターン方向へ駆動すべき信号(スキャナモータ
を逆転すべき信号)を出力する(5425)。
ンプlの調光回路24に対する「ランプオフ信号」を発
生する(S423)。さらに、スライダを定位置に復帰
させるべく、スキャナモータのドライバに対して、スラ
イダをリターン方向へ駆動すべき信号(スキャナモータ
を逆転すべき信号)を出力する(5425)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダが定位置に達す
るまで実行される(S42? :NO,5425)。
るまで実行される(S42? :NO,5425)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定位
置に復帰すると(5427;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータを停止する(3429)。
置に復帰すると(5427;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータを停止する(3429)。
その後、各濃度データメモリ28.29に格納したそれ
ぞれの濃度データ(5417参照)に基づく濃度分布デ
ータを参照し、出力データが、それぞれ最適な濃度とし
て再現されるような2値領域A/D!Jフアレンス値、
及び、中間調領域A/Dリファレンス値を算出する。さ
らに、該算出されたA/Dリファレンス値をA/Dリフ
ァレンス発生回路37が発生し得るように、該A/D!
Jファレンス発生回路37に対して制御信号を出力する
。 (S431.5435)。
ぞれの濃度データ(5417参照)に基づく濃度分布デ
ータを参照し、出力データが、それぞれ最適な濃度とし
て再現されるような2値領域A/D!Jフアレンス値、
及び、中間調領域A/Dリファレンス値を算出する。さ
らに、該算出されたA/Dリファレンス値をA/Dリフ
ァレンス発生回路37が発生し得るように、該A/D!
Jファレンス発生回路37に対して制御信号を出力する
。 (S431.5435)。
なお、ステップ5431,5435の具体的内容につい
ては、後に詳述する。
ては、後に詳述する。
第1θ図は、第8図の本スキャン処理(S305)を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
まず、露光ランプlの調光回路24に対するオン信号を
発生する(S501)。
発生する(S501)。
次に、走査系のスライダが定位置にあるか否かを、走査
系に設置されたセンサからの信号によって判断する(S
503)。
系に設置されたセンサからの信号によって判断する(S
503)。
ステップ503で、スライダが定位置に無いと判定され
た場合(S503;No)は、スキャナモータのドライ
バに対して、スライダをリターン方向へ駆動すべき信号
(スキャナモータを逆転すべき信号)を出力する(S5
05)。
た場合(S503;No)は、スキャナモータのドライ
バに対して、スライダをリターン方向へ駆動すべき信号
(スキャナモータを逆転すべき信号)を出力する(S5
05)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダが定位置に達す
るまで実行される(S507:No、5505)。
るまで実行される(S507:No、5505)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定位
置に復帰すると(5507;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータを一旦停止する(5509)。
置に復帰すると(5507;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータを一旦停止する(5509)。
ステップ5511では、スキャナモータのドライバに対
する「モータオン信号」を発生して、スキャナモータを
順方向へ駆動する。これにより、スキャンが開始される
。
する「モータオン信号」を発生して、スキャナモータを
順方向へ駆動する。これにより、スキャンが開始される
。
ステップ5513では、ラインRAM27に対して、シ
ェーディングデータを書き込むべき信号を発生する。
ェーディングデータを書き込むべき信号を発生する。
ステップ5515で、スキャンが画像先端に達するまで
待機した後、ステップ5516で出力回路23に対する
有効画像信号をONする。
待機した後、ステップ5516で出力回路23に対する
有効画像信号をONする。
ステップ5517は、走査によって得られた画像信号を
属性RAMの内容に応じて処理し、それを出力するステ
ップである。即ち、単純2値化モードで読み取るべき領
域については、2値化の閾値として、2値閾値発生回路
32で発生される閾値を用い、中間調モードで読み取る
べき領域については、中間調閾値発生回路33で発生さ
れるデイザパターン閾値を用いる。
属性RAMの内容に応じて処理し、それを出力するステ
ップである。即ち、単純2値化モードで読み取るべき領
域については、2値化の閾値として、2値閾値発生回路
32で発生される閾値を用い、中間調モードで読み取る
べき領域については、中間調閾値発生回路33で発生さ
れるデイザパターン閾値を用いる。
原稿後端に達すると(S519 ;YES) 、出力回
路23に対する有効画像信号をオフしく5521)、ま
た、露光ランプ1の調光回路24に対する「ランプオフ
信号」を発生する(S523)。
路23に対する有効画像信号をオフしく5521)、ま
た、露光ランプ1の調光回路24に対する「ランプオフ
信号」を発生する(S523)。
さらに、スライダを定位置に復帰させるべく、スキャナ
モータのドライバに対して、スライダをリターン方向へ
駆動すべき信号(スキャナモータを逆転すべき信号)を
出力する(S525)。
モータのドライバに対して、スライダをリターン方向へ
駆動すべき信号(スキャナモータを逆転すべき信号)を
出力する(S525)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダの定位置復帰ま
で実行される(S527:No)。
で実行される(S527:No)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定位
置に復帰すると(S527;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータ壬停止する(S529)。
置に復帰すると(S527;YES)、スキャナモータ
のドライバに対して、「モータオフ信号」を発生し、ス
キャナモータ壬停止する(S529)。
以上のようにして、画像読み取り処理が実行され、区分
された各領域について、各設定されたモードでの閾値制
御が実行される。また、濃度調整のためのA/Dリファ
レンス値は、上記のように、単純2値化領域と中間調領
域とで区別して出力される。
された各領域について、各設定されたモードでの閾値制
御が実行される。また、濃度調整のためのA/Dリファ
レンス値は、上記のように、単純2値化領域と中間調領
域とで区別して出力される。
(濃度調整データ制御の具体例)
第16図〜第19図は、前記第9図のステップ5431
、及び、5435での制御を、具体的に説明する図であ
る。
、及び、5435での制御を、具体的に説明する図であ
る。
<i>単純2値化モード(5431)
116図(a)に示すように、撮像素子9から出力され
るアナログ画像データの電圧値が比較的低い場合(原稿
画像が白っぽい場合)に於いて、基準値でのA/D変換
特性(2,5〜OVを、FFH−00Hに変換する特性
−同図(b))を採用すると、デジタルデータ出力のレ
ベルも比較的低くなり(同図(C)では、最大値αが、
FFHと80Hとの中間付近の値となっている)、この
ため、2値化出力(同図(e))も、比較的白い部分の
多いものとなっている。
るアナログ画像データの電圧値が比較的低い場合(原稿
画像が白っぽい場合)に於いて、基準値でのA/D変換
特性(2,5〜OVを、FFH−00Hに変換する特性
−同図(b))を採用すると、デジタルデータ出力のレ
ベルも比較的低くなり(同図(C)では、最大値αが、
FFHと80Hとの中間付近の値となっている)、この
ため、2値化出力(同図(e))も、比較的白い部分の
多いものとなっている。
これを補正して゛、2値化出力の濃度を黒っぽくするべ
く、デジタルデータ出力をFFH〜OOHの範囲に分布
させる(デジタルデータ出力の最大値をα°にする)た
めには、変換特性を、第16図(b)に示すα”にしな
ければならない。
く、デジタルデータ出力をFFH〜OOHの範囲に分布
させる(デジタルデータ出力の最大値をα°にする)た
めには、変換特性を、第16図(b)に示すα”にしな
ければならない。
第17図は、かかる補正の結果を示すものであり、第1
6図と同一のアナログ入力端子に対するデジタルデータ
出力は、FFH〜00Hの範囲に分布し、このため、2
値化出力濃度も、比較的黒っぽくなっている。
6図と同一のアナログ入力端子に対するデジタルデータ
出力は、FFH〜00Hの範囲に分布し、このため、2
値化出力濃度も、比較的黒っぽくなっている。
なお、上記変換特性の補正は、原点を中心として特性曲
線の傾きを補正する(A/D参照電圧の上限値のみを補
正する)ものであるため、出力されるデジタルデータの
相対的な差が補正前と異なるものとなり、2値化出力の
コントラストにも影響の及ぶ場合がある。
線の傾きを補正する(A/D参照電圧の上限値のみを補
正する)ものであるため、出力されるデジタルデータの
相対的な差が補正前と異なるものとなり、2値化出力の
コントラストにも影響の及ぶ場合がある。
しかし、これは、補正に際して、A/D参照電圧に適当
なバイアス電圧を付与して、その下限値をも補正するこ
とにより、変換特性の傾きを一定に保つことも可能であ
る。
なバイアス電圧を付与して、その下限値をも補正するこ
とにより、変換特性の傾きを一定に保つことも可能であ
る。
<y>中間調モード(S435)
第18図(e)に示すように、撮像素子9から出力され
るアナログ画像データの電圧値が偏在している場合(図
では、高電圧側、即ち、黒っぽい側に偏っている)に於
いて、基準値でのA/D変換を実行すると、デジタル画
像データの出力値も、図示のように、FFH側に偏って
しまう。このため、2値化出力の濃度も、全体に、黒っ
ぽいものとなってしまう。
るアナログ画像データの電圧値が偏在している場合(図
では、高電圧側、即ち、黒っぽい側に偏っている)に於
いて、基準値でのA/D変換を実行すると、デジタル画
像データの出力値も、図示のように、FFH側に偏って
しまう。このため、2値化出力の濃度も、全体に、黒っ
ぽいものとなってしまう。
これを補正して、適度な濃度の2値化出力を得るために
は、例えば、同図(C)に示すβ(デジタルデータ出力
の中間値;なお、重み付き平均値等、他の種類の代表値
であってもよい)が、80Hの位置となるような変換特
性β″ (同図(b))を採用すればよい。
は、例えば、同図(C)に示すβ(デジタルデータ出力
の中間値;なお、重み付き平均値等、他の種類の代表値
であってもよい)が、80Hの位置となるような変換特
性β″ (同図(b))を採用すればよい。
変換特性β″を採用した結果を、第19図に示す。図よ
り明らかなように、デジタルデータ出力は“80H″付
近を中心として分布し、その結果、2値化濃度データも
、灰色付近を中心として分布している。
り明らかなように、デジタルデータ出力は“80H″付
近を中心として分布し、その結果、2値化濃度データも
、灰色付近を中心として分布している。
このようにして、単純2値化領域及び中間調領域毎に、
A/D変換の参照電圧制御による自動濃度調整が実行さ
れ、最適な濃度の再現画像を得ることが可能となる。
A/D変換の参照電圧制御による自動濃度調整が実行さ
れ、最適な濃度の再現画像を得ることが可能となる。
以上、本発明は、読み取りモードを小領域に対応づけて
記憶する記憶手段、予備走査によって得た画像データ及
び前記記憶手段のデータに基づいて読み取りモード毎の
画像濃度を算出し、該画像濃度に基づいて読み取りモー
ド毎に最適なA/D参照電圧値を算出する濃度調整デー
タ演算手段、算出された読み取りモード毎のA/D参照
電圧値及び前記記憶手段のデータに基づいて画像読み取
りを実行する読み取り制御手段、を有する画像読取装置
である。
記憶する記憶手段、予備走査によって得た画像データ及
び前記記憶手段のデータに基づいて読み取りモード毎の
画像濃度を算出し、該画像濃度に基づいて読み取りモー
ド毎に最適なA/D参照電圧値を算出する濃度調整デー
タ演算手段、算出された読み取りモード毎のA/D参照
電圧値及び前記記憶手段のデータに基づいて画像読み取
りを実行する読み取り制御手段、を有する画像読取装置
である。
実施例に述べたように、本発明によると、自動濃度調整
モード下では、文字原稿部と写真原稿部とについて、そ
れぞれ別個のA/D変換の参照電圧値が得られ、該別個
のそれぞれ対応する参照電圧により、文字原稿部、及び
、写真原稿部の画像読み取りが実行される。
モード下では、文字原稿部と写真原稿部とについて、そ
れぞれ別個のA/D変換の参照電圧値が得られ、該別個
のそれぞれ対応する参照電圧により、文字原稿部、及び
、写真原稿部の画像読み取りが実行される。
したがって、各領域について最適な濃度調整が可能であ
り、良好な濃度の再現画像を得ることができる。
り、良好な濃度の再現画像を得ることができる。
第1図は実施例にかかる画像読取装置の機構の概略を示
す構成説明図、第2図は該画像読取装置の制御回路のブ
ロック図、第3図は該画像読取装置の操作パネルの説明
図、第4図は該画1象読取装置に接続されるエディタの
説明図、第5図は第2図のCPU26での処理のメイン
ルーチンを示すフローチャート、第6図は第5図のステ
ップS5を示すフローチャート、第7図は第5図のステ
ップS6を示すフローチャート、第8図は第5図のステ
ップS7を示すフローチャート、第9図は第8図のステ
ップ5303を示すフローチャート、第1O図は第8図
のステップ5305を示すフローチャート、第11図は
第2図のA/D変換器20付近の構成を示すブロック図
、第12図は第2図の撮像素子9を示すブロック図、第
13図はA/D参照電圧の調整による濃度調整の説明図
、第14図は原稿濃度と撮像素子出力との関係の説明図
、第15図は撮像素子の出力の一例を示す説明図、第1
6図は基準値でのA/D変換による単純2値化出力を示
す説明図、第17図は補正したA/D変換による単純2
値化出力を示す説明図、第18図は基準値でのA/D変
換による中間調モード2値化出力を示す説明図、第19
図は補正したA/D変換による中間調モード2値化出力
を示す説明図である。 20・・A/D変換器 37・・A/Dリファレンス発生回路
す構成説明図、第2図は該画像読取装置の制御回路のブ
ロック図、第3図は該画像読取装置の操作パネルの説明
図、第4図は該画1象読取装置に接続されるエディタの
説明図、第5図は第2図のCPU26での処理のメイン
ルーチンを示すフローチャート、第6図は第5図のステ
ップS5を示すフローチャート、第7図は第5図のステ
ップS6を示すフローチャート、第8図は第5図のステ
ップS7を示すフローチャート、第9図は第8図のステ
ップ5303を示すフローチャート、第1O図は第8図
のステップ5305を示すフローチャート、第11図は
第2図のA/D変換器20付近の構成を示すブロック図
、第12図は第2図の撮像素子9を示すブロック図、第
13図はA/D参照電圧の調整による濃度調整の説明図
、第14図は原稿濃度と撮像素子出力との関係の説明図
、第15図は撮像素子の出力の一例を示す説明図、第1
6図は基準値でのA/D変換による単純2値化出力を示
す説明図、第17図は補正したA/D変換による単純2
値化出力を示す説明図、第18図は基準値でのA/D変
換による中間調モード2値化出力を示す説明図、第19
図は補正したA/D変換による中間調モード2値化出力
を示す説明図である。 20・・A/D変換器 37・・A/Dリファレンス発生回路
Claims (1)
- (1)原稿を走査して画像の各画素に対応するアナログ
信号を得、該アナログ信号をA/D参照電圧値に基づい
てデジタル信号に変換し、該デジタル信号に所定の処理
を施して2値状態信号を生成する画像読取装置であって
、 画像領域を小領域に区分すべき信号に応じて該区分した
小領域を記憶するとともに、該小領域に単純2値又は中
間調の読み取りモードが対応づけて指定されたときは、
該読み取りモードを該小領域に対応づけて記憶する記憶
手段、 自動濃度調整モードが設定されたときは、本走査に先立
つ予備走査によって得た画像データ及び前記記憶手段の
データに基づいて読み取りモード毎の画像濃度を算出し
、該画像濃度に基づいて読み取りモード毎に最適なA/
D参照電圧値を算出する濃度調整データ演算手段、 算出された読み取りモード毎のA/D参照電圧値及び前
記記憶手段のデータに基づいて画像読み取りを実行する
読み取り制御手段、 を有する画像読取装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1037228A JPH02216975A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 画像読取装置 |
US07/375,728 US5079638A (en) | 1988-07-05 | 1989-07-05 | Image reading apparatus |
US07/788,778 US5289291A (en) | 1988-07-05 | 1991-11-06 | Image reading apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1037228A JPH02216975A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02216975A true JPH02216975A (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=12491744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1037228A Pending JPH02216975A (ja) | 1988-07-05 | 1989-02-16 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02216975A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0485959U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-27 | ||
US7436386B2 (en) | 2002-12-19 | 2008-10-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Transmission type display device and a method for controlling its display colors |
-
1989
- 1989-02-16 JP JP1037228A patent/JPH02216975A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0485959U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-27 | ||
US7436386B2 (en) | 2002-12-19 | 2008-10-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Transmission type display device and a method for controlling its display colors |
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