JP3245858B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP3245858B2
JP3245858B2 JP12353089A JP12353089A JP3245858B2 JP 3245858 B2 JP3245858 B2 JP 3245858B2 JP 12353089 A JP12353089 A JP 12353089A JP 12353089 A JP12353089 A JP 12353089A JP 3245858 B2 JP3245858 B2 JP 3245858B2
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寛也 須川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像読取装置に関する。
本発明の装置は、文字部と写真部との混在する原稿
を、自動濃度調整モードで読み取るものである。
〔従来の技術〕
(1)原稿を走査して、原稿画像の各画素の濃度に対応
するデジタルデータを生成し、該生成したデジタルデー
タ及び2値化の閾値に基づき、オンまたはオフの2値状
態データを各画素毎に発生する画像読取装置が提供され
ている。
(2)上記装置に設定される画像読み取りモードとし
て、2値化の閾値を一定値として与える単純2値化モー
ドと、所定数の画素から成る画素マトリクス(ディザマ
トリクス)を繰り返しの単位として該画素マトリクス内
で所定の規則で変化する値(ディザパターン)として与
える中間調モードとがある。
(3)上記装置で再現画像の濃度を調整する方法とし
て、2値化の閾値に正または負の一定値を加えて、該閾
値を該一定値分シフトさせる方法が提案されている。
まず、第5図に即し、単純2値化モード(文字原稿読
み取りモード)の場合について、上記濃度調整方法の原
理を説明する。
図示のように、原稿画像の各画素の濃度に応じて逐次
生成されるデジタルデータ(16進表記)に対し、2値化
の閾値として、閾値A(破線)及び閾値B(実線)(A
<B)を仮想する。
閾値Aにより2値化する場合の2値状態信号出力は、
図示のように、黒部が比較的多くなり、濃い再現画像と
なる。
一方、閾値Bにより2値化する場合は、黒部が少なく
なり、再現画像濃度は淡くなる。
このように、当初の2値化の閾値に一定値を加えてシ
フトさせることにより、再現画像の濃度を調整すること
が可能となる。
次に、第6図〜第8図に即し、中間調モード(写真原
稿読み取りモード)の場合について、前記調整方法の原
理を説明する。
第6図は、中間調モードでの2値化の閾値を表す図
(縦軸が閾値)である。
図示のように、中間調モード下での2値化の閾値は、
一定値ではなく、或る数値範囲内に分布する値(ディザ
パターン;数値群の配列)として与えられる。
このため、本モードでは、前記閾値A、B(第5図参
照)に相当するものとして、閾値群A、Bを仮想し、さ
らに、閾値群の代表値、及び、原稿画像の画素マトリク
スのデジタルデータ群の代表値、の概念を導入する。代
表値とは、例えば、中央値、平均値、重み付き平均値等
をいう。画素マトリクスの代表値が閾値群の代表値より
も大きい場合には、該画素マトリクスの再現濃度は比較
的黒っぽくなり、また、小さい場合には、比較的白っぽ
くなるものとする。
また、上記『白ぽっさ・黒っぽさ』の程度を定める目
安として、抽象化閾値群の概念を、第7図に示すように
導入する。なお、図では、抽象化閾値群は直線状に表現
されているが、ディザパターンの配列、偏り等を変える
ことにより、所望の曲線とすることができる。
上記抽象化閾値群による2値化は、第8図に示すよう
にして行われる。
即ち、同一の原稿画像データであっても、異なる抽象
化閾値群A、B(A<B)を用いて2値化すると、再現
画像濃度は、抽象化閾値群Aによる方が黒っぽくなる。
このように、中間調モードの場合にも、前記と同様
に、閾値(群)の一定値シフトによる濃度調整が可能と
なる。
(4)濃度調整を、自動的に行う方法が提案されてい
る。該方法を実行するモードを、以下『自動濃度調整モ
ード』という。
これは、画像読み取りのための走査(本走査)に先立
って、濃度調整用データを得るための走査(予備走査)
を実行し、該予備走査によって得たデータに所定の演算
処理を施して、濃度調整用データを得るものである。な
お、濃度調整用データとは、例えば、2値化の閾値をシ
フトさせるための前記一定値を与えるデータである。
また、本走査時の2値画像データ生成は、上記濃度調
整用データによって補正された2値化の閾値(群)に基
づいて実行される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
原稿画像中に、文字原稿部と写真原稿部とが混在する
場合がある。
第15図は、上記原稿の各画素の濃度をデジタルデータ
(16進表記)に変換した場合におけるデジタルデータ値
の出現頻度を示す図である。
図示のように、デジタルデータ値の出現は、地肌部と
文字部とにピーク(地肌部ピークP、文字部ピークQ)
を有する文字原稿部のデジタルデータと、図中斜線部と
して示されている写真原稿部のデジタルデータ(顕著な
ピークはなく、全域に分布)とが、重畳されたものとな
る。
かかる原稿の読み取り時に、自動濃度調整モードでの
濃度調整を行うと、2値化の閾値(写真原稿部について
は閾値群の代表値)は、第15図に示すデジタルデータ値
の出現頻度に基づいて決定される。これは、例えば、図
中Mとして表される値である。
しかるに、文字原稿部を読み取るのに最適な2値化の
閾値は、地肌部ピークPと文字部ピークQとの中間付近
の値M1であり、また、写真原稿部を読み取るのに最適な
2値化の閾値(閾値群の代表値)は、例えば、写真原稿
部の重み付平均値付近の値M2である。
即ち、自動濃度調整モードで設定される2値化の閾値
M(閾値群の代表値M)は、文字原稿部にとっては高す
ぎる値であり、再現画像濃度は過度に淡くなり、文字の
かすれが生じ易い。また、写真原稿部にとっては低過ぎ
る値であり、再現画像濃度は過度に暗くなり、カブリ等
の不具合が生じやすい。
本発明は、かかる問題点の解決を企図して成されたも
のである。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発
明は、原稿の任意の画像領域を分割指定する画像領域分
割指定手段と、前記画像領域分割指定手段により指定さ
れた各分割指定領域に対し、複数の読み取りモードの中
から最適な読み取りモードを設定する読み取りモード設
定手段と、前記各分割指定領域の画像濃度を自動的に調
整するために、各分割指定領域に設定された読み取りモ
ード毎に、原稿画像を読み取つて得られた濃度データに
基づく演算を行つて2値化を行うための最適な濃度の閾
値を決定する閾値決定手段と、前記読み取りモード設定
手段により設定された読み取りモードで、且つ、前記閾
値決定手段により決定された閾値に基づいて、各分割指
定領域毎に画像を読み取る画像読み取り手段とを備えた
ことを特徴とする画像読取装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像読取装置に
おいて、前記複数の読み取りモードは、単純2値化読み
取りモードと中間調読み取りモードからなることを特徴
とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画
像読取装置において、本走査前に行われる予備走査によ
つて得られた濃度データに基づいて閾値決定手段による
閾値の決定を行い、読み取りモード設定手段により設定
された読み取りモードで、且つ、前記閾値決定手段によ
り決定された閾値に基づいて本走査を行つて画像を読み
取ることを特徴とするものである。
[作用] この装置によれば、画像領域分割指定手段により指定
された各分割指定領域に対し、複数の読み取りモードの
中から最適な読み取りモードが設定される。そして、各
分割指定領域の画像濃度を自動的に調整するために、各
分割指定領域に設定された読み取りモード毎に、原稿画
像を読み取つて得られた濃度データに基づく演算を行つ
て2値化を行うための最適な濃度の閾値が決定され、設
定された読み取りモードで、且つ、決定された閾値に基
づいて、各分割指定領域毎に適切な画像濃度で画像を読
み取ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
{機構の説明} 第1図は、実施例にかかる画像読取装置の概略機構を
示す構成説明図である。
図示の画像読取装置は、原稿を載置するための原稿台
ガラス4と、該原稿台ガラス4上に載置される原稿を露
光するための露光ランプ1及び凹面鏡2と、原稿からの
反射光像を伝送するための反射鏡5、6、7、及びレン
ズ8と、反射光像を電気信号に変換するための光電変換
素子(CCD)9と、光電変換素子9を保持する保持部材2
2とを有する。
画像読み取りに際しては、原稿台ガラス4上に原稿を
載置し、図示しないカバーによって外光を遮光した後、
操作パネルの説明にて詳述するSCANキー101をオンす
る。
露光ランプ1及びミラー5は、図示しない第1スライ
ダに一体に搭載されており、SCANキー101のオンに対応
して、副走査方向に移動しつつ原稿を走査する。
また、ミラー6及びミラー7は、図示しない第2スラ
イダに一体に搭載されており、第1スライダの1/2の速
度で、副走査方向に移動する。
これにより、ランプ1で照射される原稿からの反射光
は、ミラー5、6、7、及びレンズ8を介して、順次CC
D9に結像する。
なお、第1スライダ、及び第2スライダの駆動は、図
示しないスキャナモータによる。
また、読み取り倍率の調整は、例えば、レンズ8及び
CCD9を搭載する移動台10を、図示しないレンズモータに
よって駆動し、光軸方向に移動させることによって行う
ことができる。なお、倍率調整を、信号処理によって行
ってもよい。また、ピント調整は、原稿スケール15の裏
面に印刷されているピント調整用パターンを、電源投入
時に読み取り、該読み取った画像がCCD9上で結像するよ
うに、保持部材22をピントモータ13により駆動して行
う。
なお、原稿スケール15は、原稿台ガラス4上の原稿位
置を示す部材であり、その裏面には前記ピント調整用パ
ターンの他に、倍率検出用パターン、及びシェーディン
グ補正用パターンが印刷されている。
{制御回路の説明} 第2図は、上記画像読取装置の制御回路の構成を示す
ブロック図である。
本制御回路は、CPU26を中心として構成される。
CPU26には、後述する操作パネル上の各種キーからの
信号、画像読取装置の各所に設置された各種センサから
の信号、各種ハード回路からの信号、及び後述するエデ
ィタからの信号が入力するとともに、画像読取装置内の
各種作動部への駆動制御信号、操作パネル上の各種表示
素子への駆動制御信号、及び各種ハード回路への信号が
出力される。
以下、上記各信号について説明する。
操作パネル上の各種キーからの信号とは、例えば、コ
マンド信号(自動濃度調整モードの指定コマンド、画像
読取開始コマンド、全面読み取りモードコマンド、エデ
ィタからの信号入力の許可コマンド等)、及び濃度信号
である。なお、濃度設定部31は、再現画像の濃度を全領
域に渡ってマニュアルで段階的にアップまたはダウンす
るための『+』キー131及び『−』キー132に対応する。
各種センサからの信号とは、例えば、各モータの回転
数を表すモータ信号、スライダの位置を表す定位置信号
である。
各種ハード回路からの信号とは、例えば、CPU26の動
作のタイミングを与えるクロック発生回路25からのクロ
ック(CK)信号、2値領域濃度データメモリ28及び中間
調領域濃度データメモリ29からの各濃度データ、及びラ
インRAM27からの画像データである。
エディタ(領域指定部)からの信号とは、編集領域、
編集の種類を規定する信号である。該エディタからの信
号は、操作パネル上の『EDIT』キー130によって、受け
付けが許可される。詳細については後述する。
各種作動部への駆動制御信号とは、例えば、スキャナ
モータ、レンズモータ、ピントモータの各ドライバへの
制御信号、露光ランプ1の調光回路24への制御信号であ
る。
操作パネル上の各種表示素子への駆動制御信号は、図
中表示信号として示されている。
各種ハード回路への信号とは、例えば、A/D変換器20
へA/D変換の参照電圧値を与える信号、シェーディング
回路21へシェーディングデータを与える信号、ラインRA
M27への読出・書込信号、濃度データメモリ制御部30へ
の書込・読出制御信号、属性RAM35への属性RAMデータ、
出力回路23への有効画像域信号、2値閾値発生回路32へ
の制御信号、中間調閾値発生回路33への制御信号、であ
る。なお、上記制御信号等の具体的内容については、後
にフローチャートの説明等にて詳述する。
上記制御回路における信号の流れを、以下に述べる。
CCD9は、クロック発生回路25より与えられるSH(Samp
le Hold)信号に従って、光電変換した画像データ(ア
ナログデータ)を順次出力する。
出力されたアナログデータは、A/D変換器20によって
8ビットのデジタルデータに変換され、シェーディング
回路21に入力する。
シェーディング回路21は、主走査方向の光量むら、及
びCCD9の各素子間の感度のバラツキを補正する回路であ
る。該補正用のシェーディングデータは、CPU26によっ
て与えられる。即ち、CPU26は、前記原稿スケール15の
裏面のシェーディング補正用パターンを読み込み、上記
シェーディングデータを演算する。
シェーディング回路21からの出力信号(シェーディン
グ補正後の画像データ)は、比較回路22、2値領域濃度
データメモリ28、中間調領域濃度データメモリ29、及び
ラインRAM27に入力する。
比較回路22は、補正後の画像データを、セレクタ34か
ら入力する22値化の閾値(一定値として与えられる単純
2値化モードでの閾値、または、所定の規則で変化する
ディザ値として与えられる中間調モードでの閾値)と比
較する。さらに、属性RAM35から入力する『白/有効画
素』データd3(後述)との論理積をとる。その結果は、
『0』または『1』の2値状態信号として、出力回路23
に、直接、及び、インバータを介して反転して、それぞ
れ入力する。
出力回路23は、属性RAM35からの『非反転/反転』デ
ータd2に応じて画像データを選択し(比較回路22から直
接入力したデータ、またはインバータを介して反転して
入力したデータ、のいづれかを選択し)、該選択したデ
ータとCPU26からの有効画像域信号との論理積をとり、
本画像読取装置外部へ出力する。
一方、ラインRAM27は、CPU26からの書込信号に応じ
て、シェーディング補正後の画像データを、主走査方向
の一走査分記憶する。該記憶されるデータにより、CPU2
6は、CCD9による受光光量の変化等を検知する。
また、2値領域濃度データメモリ28、及び中間調領域
濃度データメモリ29は、濃度データメモリ制御部30から
の制御信号に応じて、シェーディング回路21からの出力
である1画素毎の濃度データを記憶する。ここに、濃度
データが、いづれのメモリに記憶されるかの選択は、属
性RAM35からの属性データd1(後述)によって決定され
る。また、記憶された濃度データは、濃度データメモリ
制御部30からの制御信号によって、CPU26に読み出され
る。
即ち、CPU26から、書込信号(0)が濃度データメモ
リ制御部30に入力すると、濃度データメモリ制御部30
は、2値領域濃度データメモリ28又は中間調領域濃度デ
ータメモリ29に対して、シェーディング回路21からの出
力である1画素毎の濃度データを書き込むべき信号を出
力し、一方、読出信号(1)が入力すると、2値領域濃
度データメモリ28又は中間調領域濃度データメモリ29に
対して、記憶している濃度データをCPU26に読み出すべ
き信号を出力する。
{属性RAMの説明} 属性RAM35は、1mm2に区分された各単位領域について
の属性RAMデータ(読み取りモードに関するモードデー
タ、編集態様に関する編集データ、ディザパターンに関
するデータ)を記憶し、該記憶したデータを、前述した
各信号の転送に同期して、中間調閾値発生回路33、濃度
データメモリ制御部30、セレクタ34、比較回路22、及
び、出力回路23へ、それぞれ出力する。なお、属性RAM
データは、操作パネル、及びエディタ36からのコマンド
に基づき、CPU26によって属性RAM35に書き込まれる。
属性RAMデータは、d3〜d0の4ビットから成る。各ビ
ットは、 d3:白/有効画素、の指定 d2:反転/非反転、のモードの選択 d1:単純2値化/中間調、のモードの選択 d0:ディザ1/2、のパターンの選択 を規定する。
エディタ36(エディタ36の詳細については後述)から
の信号の受け付け状態(該受け付け状態は、『EDIT』キ
ー130のオンエッジに対応して設定)に於いて、上記d3
〜d0の各ビットは、エディタ36のパネル上のキー操作に
よって指定される。即ち、 d3は、トリミング(F1)キー、またはマスキング(F
2)キーによって、 d2はリバース(F3)キーによって、 d1は単純2値(F4)キーによって、 d0はディザ1(F5)キー、またはディザ2(F6)キー
によって、 それぞれ入力される。
一方、画像読取装置の操作パネル(操作パネルの詳細
については後述)からの信号の受け付け状態(該状態
は、『EDIT』キー130の再度のオンエッジに対応して設
定される)に於いて、上記属性データd3〜d0のうち、d1
ビットは、操作パネル上のキー(全域に渡って中間調モ
ードを指定するための『ハーフトーン』キー122、また
は、全域に渡って単純2値化モードを指定するための
『文字』キー121)操作によって指定され、また、d3、d
2、及びd0としては、標準状態が選択される。標準状態
とは、例えば、 d3:有効画素 d2:非反転 d0:ディザ1のパターンの選択 である。
上記4ビットの各データは、以下の如く機能する。即
ち、 d3は比較回路22に入力して、指定された領域を強制的
に白とする。
d2は出力回路23に入力して、2値状態信号、またはイ
ンバータによって反転された2値状態信号、のいづれか
を選択する。反転された2値状態が選択された場合、再
現画像は、いわゆる白抜きの画像となる。
d1はセレクタ34へ入力して、単純2値化モードでの閾
値、または中間調モードでの閾値、のいづれかの閾値を
選択するとともに、濃度データメモリ制御部30に入力し
て、2値領域濃度データメモリ28または中間調領域濃度
データメモリ29の選択を制御する。
d0は中間調閾値発生回路23へ入力して、ディザパター
ン1、またはディザパターン2のいづれかのパターンを
選択する。
なお、上記よりわかるように、d3〜d0の4ビットの属
性データの組合せによって、画像領域を構成する上記1m
m2の各単位領域毎に、以下の属性を与えることができ
る。
00××・・・・白 01××・・・・黒 100×・・・・単純2値 1010・・・・ディザパターン1 1011・・・・ディザパターン2 110×・・・・反転,単純2値 1110・・・・反転,ディザパターン1 1111・・・・反転,ディザパターン2 (×は、0、又は、1を表す) {操作パネルの説明} 第3図は、本画像読取装置の操作パネルの説明図であ
る。
図示のように、操作パネル上には、 読取動作の開始を指令するための『SCAN』キー101、 入力したコマンドのクリアを指令するための『C』キ
ー102、 読み取り倍率を4桁で表示するための『セグメント表
示部』103、 読み取り倍率のアップまたはダウンを指令するための
『+』キー104及び『−』キー105、 再現画像の出力サイズを表示する『出力サイズ表示
部』108(図では、「A4T」サイズが表示されている)、 出力サイズを順次選択するための『+』キー109及び
『−』キー110、 全面単純2値化モードまたは全面中間モードのいづれ
かのモードを選択するための2つのモード選択キー
(『文字』キー121及び『ハーフトーン』キー122、 マニュアルで指定された読み取り濃度を表示するため
の『読み取り濃度表示部』135(図では濃度4が表示さ
れている)、 読み取り濃度のアップまたはダウンを指令するための
『+』キー131、及び『−』キー132、 自動濃度調整モードを指定するための『AUTO』キー14
1、及び、自動濃度調整モードを点灯して(この時、読
み取り濃度表示部135は消灯する)表示するための表示L
ED142、 エディタ36からの信号の受け付けを許可または禁止す
るための『EDIT』キー130、 及び、エディタ36から送信される情報を表示するため
の『編集情報表示ディスプレイ』160、が配置されてい
る。
{エディタの説明} 第4図は、実施例装置に接続されるエディタ36の外観
の概略を示す斜視図である。
図示のように、エディタ36は、原稿361を載置するた
めのタブレット360と、9個の機能キーとを有する。
座標入力に際しては、まず、原稿361をタブレット360
上に載置して、入力点を、図示しないペン状の器具にて
押圧する。これにより、該押圧点の座標が入力される。
『F1』〜『F7』キー、『S』キー、及び『C』キー
は、以下の機能を有する。
F1キー;指定された領域外の空白化を指令するための
トリミングキー F2キー;指定された領域内の空白化を指令するための
マスキングキー F3キー;白/黒の反転を指令するためのリバースキー F4キー;2値化の閾値として一定値を与える単純2値化
モード、の設定を指令するための単純2値モードキー F5キー;2値化の閾値としてディザパターン1を与える
中間調モード、の設定を指令するためのディザパターン
1キー F6キー;2値化の閾値としてディザパターン2を与える
中間調モード、の設定を指令するためのディザパターン
2キー F7キー;トリミングモードまたはマスキングモードの
解除を指令するためのトリミング・マスキング解除キー Sキー;入力したデータをCPU26へ送信するための設
定キー Cキー;入力したデータのクリアを指令するためのク
リアキー {操作の説明} 本画像読取装置及びエディタ36による、各種指定操作
は、以下のように行う。
(1)画像読取装置の操作パネルによる場合 EDITキー130によって『エディタ36からの信号の受け
付け状態』が設定されている場合には、まず、EDITキー
130を押して、該状態を解除する。
上記状態が解除された状態で、文字キー121をオンす
ると、全面を単純2値化モードで読み取る全面文字モー
ドが設定される。
また、ハーフトーンキー122をオンすると、全面を中
間調で読み取る全面ハーフトーンモードが設定される。
また、自動濃度調整モード表示LED142が消灯している
状態では、濃度調整キー131、132によって、マニュアル
で、濃度を調整することができる。
一方、自動濃度調整モード表示LED142が点灯している
状態では、読み取り濃度は、本走査に先立つ予備走査
(後述)によって得たデータ、及び、設定されているい
づれかの読み取りモードに基づき、自動的に設定され
る。
(2)エディタによる場合 『エディタ36からの信号の受け付け状態』が解除され
ている場合には、まず、EDITキー130をオンして、エデ
ィタ36からの信号の受け付けを許可する。
次に、図示しないペン状の器具にて、所望の座標点を
押圧して、領域を入力する。
次に、F1〜F7の所望のキーによって、所望の編集モー
ドを、上記指定した領域に対応づけて設定する。
その後、入力したデータを、Sキーをオンして画像読
取装置側のCPU26へ転送する。
{作動説明} 以下、CPU26での制御に即して、本装置の作動を説明
する。
第9図は、CPU26のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。
CPU26は、例えば、電源のオンにより処理を開始し、
まず初期設定を実行する(S1)。
次に、操作パネルからのキー入力の待機状態となる
(S3)。
操作パネルからのキー入力の為された場合は、そのコ
マンドに応じた処理を実行する(S5、S6、または、S
7)。
第10図は、第9図のステップS5(モード変更処理)を
示すフローチャートである。
まず、モードを判断する(S101)。即ち、いづれのキ
ーが押されたかを判断する。
出力サイズを変更するための『+』キー109または
『−』キー110が押された場合は、該入力が有効である
か否かを判断し(S103)、有効である場合は、該キー入
力に応じて、出力サイズの変更処理を実行する(S10
5)。
ステップS101で、読み取り倍率を変更するための
『+』キー104または『−』キー105が押されたと判定さ
れた場合は、該入力が有効であるか否かを判断し(S10
7)、有効である場合は、該キー入力に応じて、読み取
り倍率の変更処理を実行する(S109)。
ステップS101で、全面読み取りモードを選択するため
の『文字』キー121または『ハーフトーン』キー122が押
されたと判定された場合は、該入力が有効であるか否か
を判断し(S111)、有効である場合は、該キー入力に応
じて、属性RAM35の全てのd1ビットに指定されたモード
を書き込むとともに、全てのd3、d2、d0を標準状態にす
る(S113)。
ステップS101で、濃度指定に関するキーが押された場
合は、まず、ステップS115に進み、押されたキーが、
『AUTO』キー141であったか否かを判定する。
その結果、『AUTO』キー141が押されたと判定された
場合は、ステップS116に進み、オートフラグを判定す
る。
ステップS116の判定で、オートフラグがセットされて
いる場合、換言すれば、自動濃度調整モードが設定され
ている場合は、オートフラグを降ろして(S118)、自動
濃度調整モードを解除する。また、濃度を、マニュアル
での標準濃度に設定する(S119)。
また、ステップS116の判定で、オートフラグがリセッ
トされている場合、換言すれば、自動濃度調整モードが
解除されている場合は、オートフラグを立てる(S11
7)。これにより、自動濃度調整モードが設定される。
一方、前記ステップS115で、『AUTO』キー141以外の
濃度キーが押された場合、即ちマニュアル濃度設定キー
131、132が押された場合は、ステップS121に進み、該キ
ー入力の有効性を判断する。有効であると判定された場
合は、該キー入力に対応して濃度の変更処理を実行する
(S122)。
第11図は、第9図のステップS(領域別指定処理)を
示すフローチャートである。
まず、領域の指定に関するコマンドが有効であるか否
かを判断し(S203)、有効であれば、指定されている領
域に対応する属性RAMエリアの各ビットd3〜d0に、指定
された属性を書き込む(S205)。
第12図は、第9図のステップS7(画像読み取り処理サ
ブルーチン)の詳細を示すフローチャートである。
画像読み取り処理は、オートフラグがセットされてい
る場合(S301;YES)は、自動濃度調整のための予備スキ
ャンを実行した後(S303)、実行される(S305)。な
お、本画像読み取り処理は、操作パネルの『SCAN』キー
101のオンエッジに対応して実行される。
第13図は、第12図の予備スキャン処理(S303)を示す
フローチャートである。
まず、有効画像信号をオフして(S400)、画像信号の
出力(本画像読取装置外への出力)を禁止する。
次に、露光ランプ1の調光回路24に対するオン信号を
発生する(S401)。
次に、走査系のスライダが定位置にあるか否かを、走
査系に設置されたセンサからの信号によって判断する
(S403)。
ステップ403で、スライダが定位置に無いと判定され
た場合(S403;NO)は、スキャナモータのドライバに対
して、スライダをリターン方向へ駆動すべき信号(スキ
ャナモータを逆転すべき信号)を出力する(S405)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダが定位置に達
するまで実行される(S407:NO,S405)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定
位置に復帰すると(S407;YES)、スキャナモータのドラ
イバに対して、「モータオフ信号」を発生し、スキャナ
モータを一旦停止する(S409)。
ステップS411では、スキャナモータのドライバに対す
る「モータオン信号」を発生して、スキャナモータを順
方向へ駆動する。これにより、スキャンが開始される。
ステップS413では、ラインRAM27に対して、シェーデ
ィングデータを書き込むべき信号を発生する。
ステップS415で、スキャンが画像先端に達するまで待
機する。
ステップS417では、シェーディング回路21から出力さ
れる濃度データを、2値領域濃度データメモリ28または
中間調領域濃度データメモリ29に、書き込む。いづれの
メモリに書き込むかは、属性データd1によって決定され
る。かかる処理は、1ライン分づつ、走査が、画像後端
に達するまで、繰り返される(S419)。なお、ステップ
S417の具体的内容については、後に詳述する。
原稿後端に達すると(S419;YES)、露光ランプ1の調
光回路24に対する「ランプオフ信号」を発生する(S42
3)。さらに、スライダを定位置に復帰させるべく、ス
キャナモータのドライバに対して、スライダをリターン
方向へ駆動すべき信号(スキャナモータを逆転すべき信
号)を出力する(S425)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダが定位置に達
するまで実行される(S427:NO,S425)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定
位置に復帰すると(S427;YES)、スキャナモータのドラ
イバに対して、「モータオフ信号」を発生し、スキャナ
モータを停止する(S429)。
その後、前記ステップS417でメモリ28、29に格納した
それぞれの濃度データに基づいて、2値化の閾値の最適
値を、それぞれ演算する(S431、S435)。演算されたデ
ータは、以下に述べる本スキャン時に、使用される(S5
17参照)。なお、ステップS431、S435の具体的内容につ
いては、後に詳述する。
第14図は、第12図の本スキャン処理(S305)を示すフ
ローチャートである。
まず、露光ランプ1の調光回路24に対するオン信号を
発生する(S501)。
次に、走査系のスライダが定位置にあるか否かを、走
査系に設置されたセンサからの信号によって判断する
(S503)。
ステップ503で、スライダが定位置に無いと判定され
た場合(S503;NO)は、スキャナモータのドライバに対
して、スライダをリターン方向へ駆動すべき信号(スキ
ャナモータを逆転すべき信号)を出力する(S505)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダが定位置に達
するまで実行される(S507:NO,S505)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定
位置に復帰すると(S507;YES)、スキャナモータのドラ
イバに対して、「モータオフ信号」を発生し、スキャナ
モータを一旦停止する(S509)。
ステップS511では、スキャナモータのドライバに対す
る「モータオン信号」を発生して、スキャナモータを順
方向へ駆動する。これにより、スキャンが開始される。
ステップS513では、ラインRAM27に対して、シェーデ
ィングデータを書き込むべき信号を発生する。
ステップS515で、スキャンが画像先端に達するまで待
機した後、ステップS516で出力回路23に対する有効画像
信号をONする。
ステップS517は、走査によって得られた画像信号を属
性RAMの内容に応じて処理し、それを出力するステップ
である。即ち、単純2値化モードで読み取るべき領域に
ついては、2値化の閾値として、前記ステップS431で演
算した閾値を用い、中間調モードで読み取るべき領域に
ついては、前記ステップS435で演算した閾値を用いる。
なお、マニュアルモードの場合(オートフラグ=0の場
合)は、マニュアルで設定された濃度データを用いる。
なお、ステップS517の具体的内容については、後に詳述
する。
原稿後端に達すると(S519;YES)、出力回路23に対す
る有効画像信号をオフし(S521)、また、露光ランプ1
の調光回路24に対する「ランプオフ信号」を発生する
(S523)。さらに、スライダを定位置に復帰させるべ
く、スキャナモータのドライバに対して、スライダをリ
ターン方向へ駆動すべき信号(スキャナモータを逆転す
べき信号)を出力する(S525)。
スキャナモータの逆転駆動は、スライダが定位置に達
するまで実行される(S527:NO,S525)。
上記スキャナモータの逆転駆動の結果、スライダが定
位置に復帰すると(S527;YES)、スキャナモータのドラ
イバに対して、「モータオフ信号」を発生し、スキャナ
モータを停止する(S529)。
以上のようにして、画像読み取り処理が実行され、区
分された各領域について、各設定された濃度での閾値制
御が実行される。濃度設定は、上記のように、単純2値
化領域と中間調領域とを区別して実行される。
{濃度調整データ制御の具体例} 第16図〜第27図は、前述したフローチャートのステッ
プS417、S431、S435(以上、第13図)、及びS517(第14
図)での制御を、具体的に説明する図である。
即ち、前記ステップS417で、2値領域濃度データメモ
リ28に格納されるデータは、そのデータ値の出現回数
が、例えば、第17図(地肌の淡い原稿の場合;00H側に偏
っている)、或いは、第19図(地肌の濃い原稿の場合;F
FH側に偏っている)に示すようなものである。
また、中間調領域濃度データメモリ29に格納されるデ
ータは、そのデータ値の出現回数が、例えば、第21図
(地肌の淡い原稿の場合;00H側に偏っている)、或い
は、第23図(地肌の濃い原稿の場合;FFH側に偏ってい
る)に示すようなものである。
上記で格納したデータに基づき、ステップS431では、
単純2値化モードでの2値化の閾値が演算される。
即ち、第17図に示す場合、換言すれば、地肌の淡い原
稿の場合には、2値化の閾値は、比較的小さい値である
K1付近に設定される。
一方、第19図に示す場合、換言すれば、地肌の濃い原
稿の場合には、2値化の閾値は、比較的大きい値である
K2付近に設定される。
また、ステップS435では、中間調モードでの2値化の
閾値が演算される。
即ち、第21図に示す場合、換言すれば、地肌の淡い原
稿の場合には、2値化の抽象化閾値群は、比較的小さい
値であるK1L〜K1H間に設定される。
一方、第23図に示す場合、換言すれば、地肌の濃い原
稿の場合には、2値化の抽象化閾値群は、比較的大きい
値であるK2L〜K2H間に設定される。
このようにして設定された閾値(群)に基づいて、ス
テップS517に於いて、 画像データ2値状態信号 の信号処理が実行される。
即ち、第17図に示す場合には、前述のように2値化の
閾値は、比較的小さい値であるK1に設定され、その結
果、第16図に示す信号処理が実行される。
また、第19図に示す場合には、前述のように2値化の
閾値は、比較的大きい値であるK2に設定され、その結
果、第18図に示す信号処理が実行される。
また、第21図に示す場合には、前述のように2値化の
ための抽象化閾値群は、比較的小さい値であるK1L〜K1H
間に設定され、その結果、第20図に示す信号処理が実行
される。
また、第23図に示す場合には、前述のように2値化の
ための抽象化閾値群は、比較的大きい値であるK2L〜K2H
間に設定され、その結果、第22図に示す信号処理が実行
される。
次に、第20図、第22図に示す抽象化閾値群の特性を与
えるディザパターンを説明する。
第24図は、前記第20図に対応する抽象化閾値群の特性
を示すグラフであり、第26図は、前記第22図に対応する
抽象化閾値群の特性を示すグラフである。
また、第25図は第24図の特性の抽象化閾値群を与える
ディザパターンを示す図であり、第27図は第26図の特性
の抽象化閾値群を与えるディザパターンを示す図であ
る。
即ち、比較的淡い写真原稿に対する抽象化閾値群は、
15H〜9CH間で、第25図のパターンで与えられ、また、比
較的濃い写真原稿に対する抽象化閾値群は、69H〜FFH間
で、第27図のパターンで与えられる。
これにより、上記した 画像データ2値状態信号 の信号処理が、適切な濃度、及びコントラストで実現さ
れる。
なお、上記実施例では、抽象化閾値群の平行シフト
(第24図等に示す閾値群の特性を、図の上下方向に平行
移動させること)を、閾値群を構成する各数値に一定値
を加えることによって実現しているが、これは、例え
ば、ディザパターンのパターンサイズ、或いは、ディザ
パターン中での配列を変更することによって実現しても
よい。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明によれば、画像領域分
割指定手段により指定された各分割指定領域に対し、複
数の読み取りモードの中から最適な読み取りモードが設
定される。そして、各分割指定領域の画像濃度を自動的
に調整するために、各分割指定領域に設定された読み取
りモード毎に、原稿画像を読み取つて得られた濃度デー
タに基づく演算を行つて2値化を行うための最適な濃度
の閾値が決定され、設定された読み取りモードで、且
つ、決定された閾値に基づいて、各分割指定領域毎に適
切な画像濃度で画像を読み取ることができる。これによ
り、文字画像と写真画像とが混在するような原稿におい
ても、それぞれの領域の画像濃度を自動的に調整して最
適の画像濃度で画像を読み取ることができるから、良好
な再現画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例にかかる画像読取装置の機構を示す構
成図である。第2図は、該画像読取装置の制御回路のブ
ロック図である。第3図は、該画像読取装置の操作パネ
ルの説明図である。第4図は、実施例装置に接続される
エディタの外観の概略を示す斜視図である。第5図は、
2値化の閾値のシフトと画像濃度との関係の説明図であ
る。第6図は、中間調モードでの2値化の閾値の説明図
である。第7図は、中間調モードでの2値化の閾値から
抽象化閾値群を導入するための説明図である。第8図
は、中間調モードでの画像データと再現画像濃度との関
係の説明図である。第9図は、CPU26での処理のメイン
ルーチンを示すフローチャートである。第10図は、第9
図のモード変更処理の詳細を示すフローチャートであ
る。第11図は、第9図の領域別指定処理の詳細を示すフ
ローチャートである。第12図は、第9図の画像読み取り
処理の詳細を示すフローチャートである。第13図は、第
12図の予備スキャン処理の詳細を示すフローチャートで
ある。第14図は、第12図の本スキャン処理の詳細を示す
フローチャートである。第15図は、文字原稿領域と写真
原稿領域との混在する原稿の濃度をデジタルデータで表
現した場合の各デジタルデータ値の出現頻度を示す図で
ある。第16図〜第27図は読み取りモードと濃度調整との
関係を説明する図であり、第16図は単純2値化モードで
の画像データ/2値化出力変換の説明図(淡い原稿)、第
17図は単純2値化モードでのデータの出現頻度の説明図
(淡い原稿)、第18図は単純2値化モードでの画像デー
タ/2値化出力変換の説明図(濃い原稿)、第19図は単純
2値化モードでのデータの出現頻度の説明図(濃い原
稿)、第20図は中間調モードでの画像データ/2値化出力
変換の説明図(淡い原稿)、第21図は中間調モードでの
データの出現頻度の説明図(淡い原稿)、第22図は中間
調モードでの画像データ/2値化出力変換の説明図(濃い
原稿)、第23図は中間調モードでのデータの出現頻度の
説明図(濃い原稿)、第24図は中間調モードでの2値化
のための抽象化閾値群の特性の説明図(淡い原稿)、第
25図は該特性を与えるディザパターンの説明図(淡い原
稿)、第26図は中間調モードでの2値化のための抽象化
閾値群の特性の説明図(濃い原稿)、第27図は該特性を
与えるディザパターンの説明図(濃い原稿)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−135063(JP,A) 特開 昭63−40461(JP,A) 特開 昭62−115973(JP,A) 特開 昭61−73482(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の任意の画像領域を分割指定する画像
    領域分割指定手段と、 前記画像領域分割指定手段により指定された各分割指定
    領域に対し、複数の読み取りモードの中から最適な読み
    取りモードを設定する読み取りモード設定手段と、 前記各分割指定領域の画像濃度を自動的に調整するため
    に、各分割指定領域に設定された読み取りモード毎に、
    原稿画像を読み取つて得られた濃度データに基づく演算
    を行つて2値化を行うための最適な濃度の閾値を決定す
    る閾値決定手段と、 前記読み取りモード設定手段により設定された読み取り
    モードで、且つ、前記閾値決定手段により決定された閾
    値に基づいて、各分割指定領域毎に画像を読み取る画像
    読み取り手段と を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記複数の読み取りモードは、単純2値化
    読み取りモードと中間調読み取りモードからなることを
    特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】本走査前に行われる予備走査によつて得ら
    れた濃度データに基づいて閾値決定手段による閾値の決
    定を行い、読み取りモード設定手段により設定された読
    み取りモードで、且つ、前記閾値決定手段により決定さ
    れた閾値に基づいて本走査を行つて画像を読み取ること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装
    置。
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