JP3316548B2 - 画像濃淡調整装置 - Google Patents
画像濃淡調整装置Info
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- JP3316548B2 JP3316548B2 JP07868893A JP7868893A JP3316548B2 JP 3316548 B2 JP3316548 B2 JP 3316548B2 JP 07868893 A JP07868893 A JP 07868893A JP 7868893 A JP7868893 A JP 7868893A JP 3316548 B2 JP3316548 B2 JP 3316548B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像濃淡調整装置に関
する。具体的にいうと、本発明は、イメージスキャナや
電子複写機等において、読み取った画像の濃淡を調整す
るための技術に関する。
する。具体的にいうと、本発明は、イメージスキャナや
電子複写機等において、読み取った画像の濃淡を調整す
るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機で原稿を複写する場合や、イメー
ジスキャナで読取った原稿をディスプレイに表示させた
りプリンタに出力させたりする場合、原稿のコントラス
ト(明暗の差)は様々であるため、濃度設定機能を一定
にしていると、原稿によっては所望のコントラストを得
られない場合がある。このため手動によって画像濃度を
調整する機能を持たせたものもあるが、使用者の勘にた
よって試行錯誤的に調整せざるを得ず、時間的にも経済
的にも無駄が大きい。このため画像濃度の自動調整機構
が望まれていた。
ジスキャナで読取った原稿をディスプレイに表示させた
りプリンタに出力させたりする場合、原稿のコントラス
ト(明暗の差)は様々であるため、濃度設定機能を一定
にしていると、原稿によっては所望のコントラストを得
られない場合がある。このため手動によって画像濃度を
調整する機能を持たせたものもあるが、使用者の勘にた
よって試行錯誤的に調整せざるを得ず、時間的にも経済
的にも無駄が大きい。このため画像濃度の自動調整機構
が望まれていた。
【0003】画像濃度を自動調整するための技術として
は、例えば特開昭57−45564号公報や特開昭59
−77432号公報に開示されたものがある。特開昭5
7−45564号公報に開示されたものは複写機におけ
る画像濃度調整方法であって、原稿を読取る(本スキャ
ン)前に反射率センサを用いて原稿の濃度分布を検出
(プリスキャン)し、その検出信号を処理して濃度分布
を表わすヒストグラムを得、当該ヒストグラムの特徴か
ら原稿の特性(白黒原稿、鉛筆書き原稿、地色原稿な
ど)を判別し、原稿の特性に合わせて複写濃度を自動調
整している。
は、例えば特開昭57−45564号公報や特開昭59
−77432号公報に開示されたものがある。特開昭5
7−45564号公報に開示されたものは複写機におけ
る画像濃度調整方法であって、原稿を読取る(本スキャ
ン)前に反射率センサを用いて原稿の濃度分布を検出
(プリスキャン)し、その検出信号を処理して濃度分布
を表わすヒストグラムを得、当該ヒストグラムの特徴か
ら原稿の特性(白黒原稿、鉛筆書き原稿、地色原稿な
ど)を判別し、原稿の特性に合わせて複写濃度を自動調
整している。
【0004】また、特開昭59−77432号公報に開
示されたものも複写機における複写濃度の調整方法であ
って、原稿を読取る(本スキャン)前に光電変換素子を
用いて原稿の濃度分布を検出(プリスキャン)し、その
検出信号を処理して原稿の明るさを示すデータを得、当
該データに基づき原稿を本スキャンする際に原稿を照射
する露光用光源の光度を自動的に調整し、鮮明なコント
ラストのコピーを得ようとしている。
示されたものも複写機における複写濃度の調整方法であ
って、原稿を読取る(本スキャン)前に光電変換素子を
用いて原稿の濃度分布を検出(プリスキャン)し、その
検出信号を処理して原稿の明るさを示すデータを得、当
該データに基づき原稿を本スキャンする際に原稿を照射
する露光用光源の光度を自動的に調整し、鮮明なコント
ラストのコピーを得ようとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来方法にあっては、画像全体の濃度を同じように濃
い側もしくは淡い側へ調整するに過ぎないため、画像を
単純に白と黒に分ける文字原稿などでは有効であるもの
の、中間調を多く含む写真原稿や絵画原稿等については
中間調を鮮明に再現できず、中間調処理については適切
な調整が困難であった。
の従来方法にあっては、画像全体の濃度を同じように濃
い側もしくは淡い側へ調整するに過ぎないため、画像を
単純に白と黒に分ける文字原稿などでは有効であるもの
の、中間調を多く含む写真原稿や絵画原稿等については
中間調を鮮明に再現できず、中間調処理については適切
な調整が困難であった。
【0006】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、中間調を多
く含む原稿の場合でも鮮明なコントラストの画像を得る
ことができる画像濃淡調整装置を提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、中間調を多
く含む原稿の場合でも鮮明なコントラストの画像を得る
ことができる画像濃淡調整装置を提供することにある。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明の画像濃淡調整装
置は、画像読み取り手段によって読み取った画像情報の
濃淡を補正するための装置であって、前記画像情報を構
成する画素濃度の分布を算出する手段と、前記画素濃度
分布から画素濃度の重心位置を算出する手段と、前記画
像情報を構成する各画素の濃度を変換するための所定の
補正関数を用いて前記画素濃度分布における画素濃度の
重心位置を全画素濃度範囲の中心値に近づけるよう画素
濃度の分布を補正することにより前記画像情報を構成す
る画素の濃度を補正する手段とを備えたことを特徴とし
ている。
置は、画像読み取り手段によって読み取った画像情報の
濃淡を補正するための装置であって、前記画像情報を構
成する画素濃度の分布を算出する手段と、前記画素濃度
分布から画素濃度の重心位置を算出する手段と、前記画
像情報を構成する各画素の濃度を変換するための所定の
補正関数を用いて前記画素濃度分布における画素濃度の
重心位置を全画素濃度範囲の中心値に近づけるよう画素
濃度の分布を補正することにより前記画像情報を構成す
る画素の濃度を補正する手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0008】また、上記画像濃淡調整装置においては、
前記補正関数に含まれる、濃度変換前後における濃度の
変化の程度を決めるパラメータの値に一定の制限を課し
ても良い。
前記補正関数に含まれる、濃度変換前後における濃度の
変化の程度を決めるパラメータの値に一定の制限を課し
ても良い。
【0009】また、上記画像濃淡装置においては、1回
目の画像読み取り走査によって得た画像情報に基づいて
求められた、前記補正関数の濃度変換前後における濃度
の変化の程度を決めるパラメータの値を保存する記憶媒
体を備え、前記補正手段は、前記記憶媒体に保存されて
いる前記補正関数のパラメータを用いて、2回目以降の
読み取り走査によって得た画像情報を補正するようにし
てもよい。
目の画像読み取り走査によって得た画像情報に基づいて
求められた、前記補正関数の濃度変換前後における濃度
の変化の程度を決めるパラメータの値を保存する記憶媒
体を備え、前記補正手段は、前記記憶媒体に保存されて
いる前記補正関数のパラメータを用いて、2回目以降の
読み取り走査によって得た画像情報を補正するようにし
てもよい。
【0010】
【作用】本発明にあっては、画像読み取り手段によって
読み取った画像の画素濃度分布の重心位置を全画素濃度
範囲の中心値に近づけるよう画素濃度の分布を補正して
いるので、画素濃度分布の重心位置を階調の中心に近づ
ける(好ましくは、ほぼ一致させる)ことにより、画像
のコントラストを鮮明にすることができ、かつ、画素の
多い濃度を適切に再配置することができる。
読み取った画像の画素濃度分布の重心位置を全画素濃度
範囲の中心値に近づけるよう画素濃度の分布を補正して
いるので、画素濃度分布の重心位置を階調の中心に近づ
ける(好ましくは、ほぼ一致させる)ことにより、画像
のコントラストを鮮明にすることができ、かつ、画素の
多い濃度を適切に再配置することができる。
【0011】例えば、全体に暗い画像は画素濃度分布の
重心位置が暗い側へ偏っており、このため暗い部分での
コントラストが低下している。本発明にあっては、画素
濃度分布の重心位置を全画素濃度範囲の中心値に近づけ
るよう画素濃度の分布を補正しているので、暗い画像で
は画素濃度分布の暗い領域が広げられ、明るい領域が圧
縮される。この結果、暗い領域のコントラストが高くな
り、全体のコントラストも良好となる。同じように、全
体に明るい画像は画素濃度分布の重心位置が明るい側へ
偏っており、このため明るい部分でのコントラストが低
下しているが、本補正により画素濃度分布の明るい領域
が広げられ、暗い領域が圧縮されるので、明るい領域の
コントラストが高くなり、全体としてのコントラストが
良好となる。
重心位置が暗い側へ偏っており、このため暗い部分での
コントラストが低下している。本発明にあっては、画素
濃度分布の重心位置を全画素濃度範囲の中心値に近づけ
るよう画素濃度の分布を補正しているので、暗い画像で
は画素濃度分布の暗い領域が広げられ、明るい領域が圧
縮される。この結果、暗い領域のコントラストが高くな
り、全体のコントラストも良好となる。同じように、全
体に明るい画像は画素濃度分布の重心位置が明るい側へ
偏っており、このため明るい部分でのコントラストが低
下しているが、本補正により画素濃度分布の明るい領域
が広げられ、暗い領域が圧縮されるので、明るい領域の
コントラストが高くなり、全体としてのコントラストが
良好となる。
【0012】また、暗い原稿や明るい原稿に100%補
正を施すと、元の暗い原稿が明るくなり過ぎたり、元の
明るい原稿が暗くなり過ぎたりして不自然になるが、補
正量に一定の制限を課せば、不自然な濃淡調整が行なわ
れるのを防止することができる。
正を施すと、元の暗い原稿が明るくなり過ぎたり、元の
明るい原稿が暗くなり過ぎたりして不自然になるが、補
正量に一定の制限を課せば、不自然な濃淡調整が行なわ
れるのを防止することができる。
【0013】また、上記のような画像の濃淡調整は、1
回目の読み取り走査によって取り込んだ画像情報から補
正量を求め、同じ1回目の画像情報に濃淡補正を施して
もよいが、1回目の読み取り走査によって取り込んだ画
像情報から補正量を求め、その補正量を用いて2回目以
降によって取り込んだ画像情報に濃淡補正を施すように
してもよい。
回目の読み取り走査によって取り込んだ画像情報から補
正量を求め、同じ1回目の画像情報に濃淡補正を施して
もよいが、1回目の読み取り走査によって取り込んだ画
像情報から補正量を求め、その補正量を用いて2回目以
降によって取り込んだ画像情報に濃淡補正を施すように
してもよい。
【0014】
【実施例】画像の読み取り方向(主走査方向)に沿って
1ラインずつ画像を取り込み、主走査方向と直交する方
向(副走査方向)へ手持ちで移動させることにより、2
次元の画像情報を内部の記憶媒体(メモリ)に取り込む
ハンディタイプのイメージスキャナ(可搬型の手動原稿
読取り装置)を例にとって、以下本発明の一実施例を説
明する。
1ラインずつ画像を取り込み、主走査方向と直交する方
向(副走査方向)へ手持ちで移動させることにより、2
次元の画像情報を内部の記憶媒体(メモリ)に取り込む
ハンディタイプのイメージスキャナ(可搬型の手動原稿
読取り装置)を例にとって、以下本発明の一実施例を説
明する。
【0015】図1はイメージスキャナAを示す平面図で
ある。1はスキャナ本体であって、ホストコンピュータ
(図示せず)とはケーブル2によって接続されており、
スキャナ本体1の上面には読み取り開始スイッチ3、ホ
ストコンピュータへの転送開始スイッチ4、液晶表示素
子等の平面型の表示素子5が設けられている。また、図
示しないが、スキャナ本体1の底部の前後にはそれぞれ
回転自在なゴムローラが設けられており、当該ゴムロー
ラを走査すべき原稿6に圧接させた状態で、イメージス
キャナAを原稿6に沿って手持ちで直進的な走行姿態を
もって副走査方向(矢印方向)へ移動できるようになっ
ている。
ある。1はスキャナ本体であって、ホストコンピュータ
(図示せず)とはケーブル2によって接続されており、
スキャナ本体1の上面には読み取り開始スイッチ3、ホ
ストコンピュータへの転送開始スイッチ4、液晶表示素
子等の平面型の表示素子5が設けられている。また、図
示しないが、スキャナ本体1の底部の前後にはそれぞれ
回転自在なゴムローラが設けられており、当該ゴムロー
ラを走査すべき原稿6に圧接させた状態で、イメージス
キャナAを原稿6に沿って手持ちで直進的な走行姿態を
もって副走査方向(矢印方向)へ移動できるようになっ
ている。
【0016】図2は上記イメージスキャナAに内蔵され
ている画像濃淡調整部Bの構成を示す回路図である。7
は上記ゴムローラの軸部分に取り付けられたロータリー
エンコーダーであって、ゴムローラの回転角を検出する
ことによってイメージスキャナAの副走査方向における
走査位置を検知し、イメージスキャナAが一定距離移動
してゴムローラが一定角度回転する度にパルス状のライ
ン同期信号を発生している。8は原稿6を照射させるた
めの、発光ダイオード(LED)等からなるライン型の
光源である。9はCCD(電荷結合素子)等からなるラ
イン型の撮像素子であって、読み取り幅に対応して配列
されており、ライン単位で主走査方向への読み取りが可
能となっている。10は撮像素子9から送られてくるア
ナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/Dコ
ンバータである。11は全体の補正処理を実行する主補
正回路であって、例えば、メモリ(ROM)12に保存
された処理プログラムに従って処理を行なう中央演算処
理装置(CPU)によって構成されている。13は多階
調の画像情報に対してガンマ補正を施す補正用変換回路
である。14は多階調で送られてくる画像信号に対して
2値化処理を施す2値化処理回路である。15は画像信
号にシリアルパラレル変換を施して画像情報を1バイト
単位で形成するシリアルパラレル変換回路である。16
は表示素子5を制御するドライバー回路である。17は
画像信号を記憶・保持する記憶媒体であって、書込・読
出可能なSRAMのようなメモリからなっている。
ている画像濃淡調整部Bの構成を示す回路図である。7
は上記ゴムローラの軸部分に取り付けられたロータリー
エンコーダーであって、ゴムローラの回転角を検出する
ことによってイメージスキャナAの副走査方向における
走査位置を検知し、イメージスキャナAが一定距離移動
してゴムローラが一定角度回転する度にパルス状のライ
ン同期信号を発生している。8は原稿6を照射させるた
めの、発光ダイオード(LED)等からなるライン型の
光源である。9はCCD(電荷結合素子)等からなるラ
イン型の撮像素子であって、読み取り幅に対応して配列
されており、ライン単位で主走査方向への読み取りが可
能となっている。10は撮像素子9から送られてくるア
ナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/Dコ
ンバータである。11は全体の補正処理を実行する主補
正回路であって、例えば、メモリ(ROM)12に保存
された処理プログラムに従って処理を行なう中央演算処
理装置(CPU)によって構成されている。13は多階
調の画像情報に対してガンマ補正を施す補正用変換回路
である。14は多階調で送られてくる画像信号に対して
2値化処理を施す2値化処理回路である。15は画像信
号にシリアルパラレル変換を施して画像情報を1バイト
単位で形成するシリアルパラレル変換回路である。16
は表示素子5を制御するドライバー回路である。17は
画像信号を記憶・保持する記憶媒体であって、書込・読
出可能なSRAMのようなメモリからなっている。
【0017】しかして、読み取り開始スイッチ3を押下
した場合、光源8が点灯して原稿6を照射する。イメー
ジスキャナAを人手によって保持し、イメージスキャナ
Aを原稿6の上においてゴムローラを原稿6の表面に圧
接させ、イメージスキャナAを副走査方向に移動させ、
イメージスキャナAの下面に設けられているゴムローラ
を回転させ、これと同期してロータリーエンコーダー7
からパルス状のライン同期信号を発生させる。一方、撮
像素子9は光源8から出射され原稿6の表面で反射され
た反射光を受光し、ロータリーエンコーダー7のライン
同期信号と同期して、中間調を含む原稿の白黒画像を読
み取り、撮像素子9からアナログ画像信号を出力する。
撮像素子9から出力されたアナログ画像信号はA/Dコ
ンバータ10によって多階調のデジタル画像信号に変換
される。ここでは、256(すなわち、1バイト)階調
のデジタル画像信号に変換している。こうしてA/Dコ
ンバータ10によって変換されたデジタル画像信号は装
置内部の記憶媒体17へ出力され、当該記憶媒体17に
書込まれる。以上の過程を原稿6全体にわたるライン数
だけ繰り返し、原稿6全体の画像情報がデジタル画像情
報として記憶媒体17に保存され、原稿6の読み取り処
理が終了する。
した場合、光源8が点灯して原稿6を照射する。イメー
ジスキャナAを人手によって保持し、イメージスキャナ
Aを原稿6の上においてゴムローラを原稿6の表面に圧
接させ、イメージスキャナAを副走査方向に移動させ、
イメージスキャナAの下面に設けられているゴムローラ
を回転させ、これと同期してロータリーエンコーダー7
からパルス状のライン同期信号を発生させる。一方、撮
像素子9は光源8から出射され原稿6の表面で反射され
た反射光を受光し、ロータリーエンコーダー7のライン
同期信号と同期して、中間調を含む原稿の白黒画像を読
み取り、撮像素子9からアナログ画像信号を出力する。
撮像素子9から出力されたアナログ画像信号はA/Dコ
ンバータ10によって多階調のデジタル画像信号に変換
される。ここでは、256(すなわち、1バイト)階調
のデジタル画像信号に変換している。こうしてA/Dコ
ンバータ10によって変換されたデジタル画像信号は装
置内部の記憶媒体17へ出力され、当該記憶媒体17に
書込まれる。以上の過程を原稿6全体にわたるライン数
だけ繰り返し、原稿6全体の画像情報がデジタル画像情
報として記憶媒体17に保存され、原稿6の読み取り処
理が終了する。
【0018】ついで、主補正回路11及び補正用変換回
路13は、記憶媒体17に書き込まれたデジタル画像情
報に基づいて補正曲線を求める。図3は主補正回路11
及び補正用変換回路13による補正処理の手順を示すフ
ローチャートである。また、図4(a)(b)(c)は
そのデジタル画像信号の変化のようすを示す図であっ
て、横軸が256階調で表わされた画素濃度dを示し、
縦軸は各画素濃度の画素数F1,F2,F3を示してい
る。以下、図3及び図4に基づいて主補正回路11及び
補正用変換回路13による補正曲線の求め方を説明す
る。まず、主補正回路11は、記憶媒体17から原稿6
の画像情報を読み出し、そのデジタル画像情報から図4
(a)に示すようなヒストグラムH1を作成する(S
1)。すなわち、主補正回路11は、記憶媒体17から
読み出したデジタル画像情報について各画素濃度0〜2
55の各画素個数を数えてヒストグラムH1を得る。図
4(a)には、画素濃度0や画素濃度255近傍の画素
を含まないような画像情報(つまり、コントラストの低
い画像)のヒストグラムH1を示している。
路13は、記憶媒体17に書き込まれたデジタル画像情
報に基づいて補正曲線を求める。図3は主補正回路11
及び補正用変換回路13による補正処理の手順を示すフ
ローチャートである。また、図4(a)(b)(c)は
そのデジタル画像信号の変化のようすを示す図であっ
て、横軸が256階調で表わされた画素濃度dを示し、
縦軸は各画素濃度の画素数F1,F2,F3を示してい
る。以下、図3及び図4に基づいて主補正回路11及び
補正用変換回路13による補正曲線の求め方を説明す
る。まず、主補正回路11は、記憶媒体17から原稿6
の画像情報を読み出し、そのデジタル画像情報から図4
(a)に示すようなヒストグラムH1を作成する(S
1)。すなわち、主補正回路11は、記憶媒体17から
読み出したデジタル画像情報について各画素濃度0〜2
55の各画素個数を数えてヒストグラムH1を得る。図
4(a)には、画素濃度0や画素濃度255近傍の画素
を含まないような画像情報(つまり、コントラストの低
い画像)のヒストグラムH1を示している。
【0019】ついで、主補正回路11は、当該ヒストグ
ラムH1における最も明るいところの画素、最も暗いと
ころの画素の各画素濃度が0,255になるように当該
画像情報に変換を施し、補正されたヒストグラムH2を
求める(S2)。単純には、図4(a)のヒストグラム
H1の幅を0〜255の幅に広げるように変換を施せば
よい。つまり、ヒストグラムH1における最も明るいと
ころの画素濃度をdminとし、最も暗いところの画素濃
度をdmaxとし、画素濃度dの画素数がF1[d]で表
わされるとすれば、変換されたヒストグラムH2におけ
る画素濃度dの画素数が、 F2[d]=F1[d・{(dmax−dmin)/255}+dmin] によって決まるようにすれば、図4(b)のような全画
素濃度域に広がったヒストグラムH2が得られる。これ
により画素濃度が全階調一杯に広がることになり、全体
として画像のコントラストが向上する。
ラムH1における最も明るいところの画素、最も暗いと
ころの画素の各画素濃度が0,255になるように当該
画像情報に変換を施し、補正されたヒストグラムH2を
求める(S2)。単純には、図4(a)のヒストグラム
H1の幅を0〜255の幅に広げるように変換を施せば
よい。つまり、ヒストグラムH1における最も明るいと
ころの画素濃度をdminとし、最も暗いところの画素濃
度をdmaxとし、画素濃度dの画素数がF1[d]で表
わされるとすれば、変換されたヒストグラムH2におけ
る画素濃度dの画素数が、 F2[d]=F1[d・{(dmax−dmin)/255}+dmin] によって決まるようにすれば、図4(b)のような全画
素濃度域に広がったヒストグラムH2が得られる。これ
により画素濃度が全階調一杯に広がることになり、全体
として画像のコントラストが向上する。
【0020】しかし、この主補正回路11による補正だ
けでは、例えば暗部に比較的偏っている場合に、この部
分の階調は依然として判別しにくい。そこで、補正用変
換回路13は、この画像情報のヒストグラム分布の面積
を2等分する点(重心)Gが全濃度範囲の中央(ここで
は127)になるように補正を施す(S3.S4)。こ
の補正方法には、例えばガンマ補正を用いることができ
る。ガンマ補正とは、ヒストグラム分布を参照して画素
濃度dをガンマ補正関数に従って補正するものであっ
て、もとの画素濃度dinをつぎのガンマ補正関数に従っ
て補正し、補正された画素濃度doutを出力するもので
ある。
けでは、例えば暗部に比較的偏っている場合に、この部
分の階調は依然として判別しにくい。そこで、補正用変
換回路13は、この画像情報のヒストグラム分布の面積
を2等分する点(重心)Gが全濃度範囲の中央(ここで
は127)になるように補正を施す(S3.S4)。こ
の補正方法には、例えばガンマ補正を用いることができ
る。ガンマ補正とは、ヒストグラム分布を参照して画素
濃度dをガンマ補正関数に従って補正するものであっ
て、もとの画素濃度dinをつぎのガンマ補正関数に従っ
て補正し、補正された画素濃度doutを出力するもので
ある。
【0021】
【数1】
【0022】したがって、ガンマ補正の結果、画素数が
F2[d]で表わされていたヒストグラムH2は、各画
素濃度dの画素数が、
F2[d]で表わされていたヒストグラムH2は、各画
素濃度dの画素数が、
【0023】
【数2】
【0024】で表わされるヒストグラムH3に変換され
る。このときガンマ補正関数における定数γの値を適当
な値に調整することにより、図4(c)に示すように、
補正されたヒストグラムH3の中心が全画素濃度分布の
中央に位置するように補正することができる。例えば、
γが1よりも小さい場合には、ヒストグラムH2の中央
は明るい側へ変位し、γが1よりも大きい場合には、ヒ
ストグラム分布の中央は暗い側へ変位する。処理的に
は、まず元のヒストグラムH2の面積を2等分する点
(重心)Gを求め(S3)、重心Gが全画素濃度分布の
中央に移動するようなガンマ補正を行なう(S4)。こ
れにより度数が集中している部分が明部と暗部に適切に
分けられ、ここでの階調が広がることによって画像が判
別し易いものになる。
る。このときガンマ補正関数における定数γの値を適当
な値に調整することにより、図4(c)に示すように、
補正されたヒストグラムH3の中心が全画素濃度分布の
中央に位置するように補正することができる。例えば、
γが1よりも小さい場合には、ヒストグラムH2の中央
は明るい側へ変位し、γが1よりも大きい場合には、ヒ
ストグラム分布の中央は暗い側へ変位する。処理的に
は、まず元のヒストグラムH2の面積を2等分する点
(重心)Gを求め(S3)、重心Gが全画素濃度分布の
中央に移動するようなガンマ補正を行なう(S4)。こ
れにより度数が集中している部分が明部と暗部に適切に
分けられ、ここでの階調が広がることによって画像が判
別し易いものになる。
【0025】しかしながら、ガンマ補正を施した結果、
もともと暗めの画像やもともと明るめの画像に対して不
自然に明るくなったり、不自然に暗くなったりしてしま
うことがあるので、補正用変換回路13においては、適
当な範囲にガンマ補正の強さを制限してある。例えば、
ガンマ補正関数における定数γの値を、 0.5≦γ≦2 の範囲に制限することができる。ヒストグラムの重心G
を画素濃度分布の中央に位置させるためには、演算の結
果γ=2.5にしなければならないのであれば、γ=2
に止めることにより、元画像の特性を著しく損なうのを
防止することができる。
もともと暗めの画像やもともと明るめの画像に対して不
自然に明るくなったり、不自然に暗くなったりしてしま
うことがあるので、補正用変換回路13においては、適
当な範囲にガンマ補正の強さを制限してある。例えば、
ガンマ補正関数における定数γの値を、 0.5≦γ≦2 の範囲に制限することができる。ヒストグラムの重心G
を画素濃度分布の中央に位置させるためには、演算の結
果γ=2.5にしなければならないのであれば、γ=2
に止めることにより、元画像の特性を著しく損なうのを
防止することができる。
【0026】以上のような処理の結果、元のヒストグラ
ムH1からヒストグラムH3を得るような変換曲線(F
1→F3)を求めることができる(S5)。この変換曲
線を補正用変換回路13に書き込み、2回目以降の読み
取り走査では、この変換曲線(F1→F3)により一括
して全補正を実行することができる。すなわち、濃淡補
正を2回の原稿走査によって構成し、まず1回目の走査
(プリスキャン)によって対象とする画像の最適な補正
値γを得ておき、2回目の走査(本スキャン)時に取り
込んだ画像情報に1回目の走査時に得た補正曲線を用い
て補正を施すようにする。また、対象とする原稿が変わ
らない場合には、3回目以降の走査によって取り込んだ
画像情報にも1回目の走査で得た補正曲線を用いて補正
を施してもよい。
ムH1からヒストグラムH3を得るような変換曲線(F
1→F3)を求めることができる(S5)。この変換曲
線を補正用変換回路13に書き込み、2回目以降の読み
取り走査では、この変換曲線(F1→F3)により一括
して全補正を実行することができる。すなわち、濃淡補
正を2回の原稿走査によって構成し、まず1回目の走査
(プリスキャン)によって対象とする画像の最適な補正
値γを得ておき、2回目の走査(本スキャン)時に取り
込んだ画像情報に1回目の走査時に得た補正曲線を用い
て補正を施すようにする。また、対象とする原稿が変わ
らない場合には、3回目以降の走査によって取り込んだ
画像情報にも1回目の走査で得た補正曲線を用いて補正
を施してもよい。
【0027】上記のようにして補正されたヒストグラム
H3に対応する画像情報は一担記憶媒体17等に保存さ
れる。ついで、転送開始スイッチ4が押されると、補正
された画像情報は2値化処理回路14でディザ処理や誤
差拡散など適当な2値化処理を施された後、さらにシリ
アルパラレル変換回路15で1バイトの画像情報に変換
され、ケーブル2を通してホストコンピュータへ送信さ
れる。
H3に対応する画像情報は一担記憶媒体17等に保存さ
れる。ついで、転送開始スイッチ4が押されると、補正
された画像情報は2値化処理回路14でディザ処理や誤
差拡散など適当な2値化処理を施された後、さらにシリ
アルパラレル変換回路15で1バイトの画像情報に変換
され、ケーブル2を通してホストコンピュータへ送信さ
れる。
【0028】なお、上記説明では、イメージスキャナの
実施例について説明したが、本発明は電子複写機等その
他の画像処理装置にも用いることができることはもちろ
んである。また、上記補正用変換回路ではガンマ補正関
数を用いて補正したが、ガンマ補正に限るものでなく、
機器の特性に合わせて適当な非線形関数を用いて補正す
ることができる。
実施例について説明したが、本発明は電子複写機等その
他の画像処理装置にも用いることができることはもちろ
んである。また、上記補正用変換回路ではガンマ補正関
数を用いて補正したが、ガンマ補正に限るものでなく、
機器の特性に合わせて適当な非線形関数を用いて補正す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、例えば暗い画像に対し
ては、暗い領域が広げられ明るい領域が圧縮されるよう
に画素濃度分布が補正されるので、暗い領域のコントラ
ストが高くなり、全体のコントラストも良好となる。同
じように、全体に明るい画像はコントラストが明るい側
へ偏って明るい領域でコントラストが低下しているが、
本補正により明るい領域のコントラストが高くなり、全
体としてのコントラストが良好となる。
ては、暗い領域が広げられ明るい領域が圧縮されるよう
に画素濃度分布が補正されるので、暗い領域のコントラ
ストが高くなり、全体のコントラストも良好となる。同
じように、全体に明るい画像はコントラストが明るい側
へ偏って明るい領域でコントラストが低下しているが、
本補正により明るい領域のコントラストが高くなり、全
体としてのコントラストが良好となる。
【0030】また、暗い原稿や明るい原稿に100%補
正を施すと、元の暗い原稿が明るくなり過ぎたり、元の
明るい原稿が暗くなり過ぎたりして不自然になる恐れが
あるが、補正量に一定の制限を課せば、不自然な濃淡調
整が行なわれるのを防止することができる。
正を施すと、元の暗い原稿が明るくなり過ぎたり、元の
明るい原稿が暗くなり過ぎたりして不自然になる恐れが
あるが、補正量に一定の制限を課せば、不自然な濃淡調
整が行なわれるのを防止することができる。
【0031】また、上記のような画像の濃淡調整は、1
回目の読み取りによって取り込んだ画像情報から補正量
を求め、同じ画像情報に濃淡補正を施してもよいが、1
回目によって取り込んだ画像情報から補正量を求め、そ
の補正量を用いて2回目以降によって取り込んだ画像情
報に濃淡補正を施すようにしてもよい。
回目の読み取りによって取り込んだ画像情報から補正量
を求め、同じ画像情報に濃淡補正を施してもよいが、1
回目によって取り込んだ画像情報から補正量を求め、そ
の補正量を用いて2回目以降によって取り込んだ画像情
報に濃淡補正を施すようにしてもよい。
【図1】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】同上の画像濃淡調整部の回路構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】同上の主補正回路及び補正用変換回路による補
正手順を示すフローチャートである。
正手順を示すフローチャートである。
【図4】(a)は元のヒストグラムを示す図、(b)は
主補正回路によって補正されたヒストグラムを示す図、
(c)は補正用変換回路によって補正されたヒストグラ
ムを示す図である。
主補正回路によって補正されたヒストグラムを示す図、
(c)は補正用変換回路によって補正されたヒストグラ
ムを示す図である。
9 撮像素子 10 A/Dコンバータ 11 主補正回路 13 補正用変換回路
Claims (3)
- 【請求項1】 画像読み取り手段によって読み取った画
像情報の濃淡を補正するための装置であって、前記画像情報を構成する 画素濃度の分布を算出する手段
と、 前記画素濃度分布から画素濃度の重心位置を算出する手
段と、前記画像情報を構成する各画素の濃度を変換するための
所定の補正関数を用いて前記画素濃度分布における 画素
濃度の重心位置を全画素濃度範囲の中心値に近づけるよ
う画素濃度の分布を補正することにより前記画像情報を
構成する画素の濃度を補正する手段とを備えた画像濃淡
調整装置。 - 【請求項2】 前記補正関数に含まれる、濃度変換前後
における濃度の変化の程度を決めるパラメータの値に一
定の制限を課したことを特徴とする請求項1に記載の画
像濃淡調整装置。 - 【請求項3】 1回目の画像読み取り走査によって得た
画像情報に基づいて求められた、前記補正関数の濃度変
換前後における濃度の変化の程度を決めるパラメータの
値を保存する記憶媒体を備え、 前記補正手段は、前記記憶媒体に保存されている前記補
正関数のパラメータを用いて、 2回目以降の読み取り走
査によって得た画像情報を補正するようにした請求項1
又は2に記載の画像濃淡調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07868893A JP3316548B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 画像濃淡調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07868893A JP3316548B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 画像濃淡調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268866A JPH06268866A (ja) | 1994-09-22 |
JP3316548B2 true JP3316548B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=13668815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07868893A Expired - Fee Related JP3316548B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 画像濃淡調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316548B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3668014B2 (ja) | 1998-03-09 | 2005-07-06 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像処理方法及び装置 |
TWI231701B (en) | 2001-06-14 | 2005-04-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic tone correction device, automatic tone correction method, and tone correction program recording medium |
US7375719B2 (en) | 2003-12-29 | 2008-05-20 | Lg. Philips Lcd. Co., Ltd | Method and apparatus for driving liquid crystal display |
US8014602B2 (en) | 2006-03-29 | 2011-09-06 | Seiko Epson Corporation | Backlight image determining apparatus, backlight image determining method, backlight image correction apparatus, and backlight image correction method |
US7916943B2 (en) | 2006-06-02 | 2011-03-29 | Seiko Epson Corporation | Image determining apparatus, image determining method, image enhancement apparatus, and image enhancement method |
US7916942B1 (en) | 2006-06-02 | 2011-03-29 | Seiko Epson Corporation | Image determining apparatus, image enhancement apparatus, backlight image enhancement apparatus, and backlight image enhancement method |
KR100916073B1 (ko) | 2007-09-27 | 2009-09-08 | 삼성전기주식회사 | 영상의 콘트라스트를 향상시키는 히스토그램 스트레칭 장치및 방법 |
JP5027171B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2012-09-19 | 日本電信電話株式会社 | 画像符号化方法,画像符号化装置および画像符号化プログラム |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP07868893A patent/JP3316548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06268866A (ja) | 1994-09-22 |
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