JPH02215954A - 4サイクルエンジンの吸排気構造 - Google Patents

4サイクルエンジンの吸排気構造

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JPH02215954A
JPH02215954A JP3491889A JP3491889A JPH02215954A JP H02215954 A JPH02215954 A JP H02215954A JP 3491889 A JP3491889 A JP 3491889A JP 3491889 A JP3491889 A JP 3491889A JP H02215954 A JPH02215954 A JP H02215954A
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combustion chamber
passage
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は4サイクルエンジンの吸排気構造に係り、特に
シリンダヘッドに形成された吸排気通路の燃焼室側を加
工する際に生じる段差の発生を防止するようにした4サ
イクルエンジンの吸排気構造に関する。
(従来の技術) 一般に、4サイクルエンジンは、第4図に示すように、
シリンダブロック1の燃焼′g2側を覆ってシリンダヘ
ッド3が設けられ、このシリンダヘッド3には、更にシ
リンダへラドカバ−4が覆設される。
シリンダブロック1内にはピストン5が往復動自在に収
容され、このピストン5が往復動することによりピスト
ンピン6およびフンロッド7を介して接続される図示し
ないクランクシャフトがクランクケース8内で回転駆動
される。
シリンダヘッド3には図示しないキャブレタからインテ
ークマニホールド10を介して燃焼室2へ吸気を案内す
る吸気通路11が形成されるともに、燃焼室2内の排気
をエキゾーストマニホールド12を介して図示しないマ
フラーへ案内する排気通路13が形成される。
吸気通路11の燃焼室2側末端の周縁部にはリング形状
のバルブシート15が圧入され、このバルブシート15
との間で開閉を行う吸気バルブ16がシリンダヘッド3
に嵌合されたバルブガイド17により摺動自在に保持さ
れる。吸気バルブ16はスプリング18により燃焼室2
側末端の周縁部がバルブシート15に密着するように付
勢される一方、インテークカムシャフト19の回転によ
る動作がロッカアーム20を介して吸気バルブ16のヘ
ッド部分に伝えられ、スプリング18の付勢に抗して周
期的に吸気バルブ16が押し下げられることにより開閉
が行なわれる。
排気通路13側にも同様に、バルブシート22、排気バ
ルブ23、バルブガイド24、スプリング25、エキゾ
ーストカムシャフト26およびロッカアーム27が設け
られ、吸気バルブ16の動作と同期して、周期的に排気
バルブ23が開閉される。
ところで、鋳造時における吸気通路11の燃焼室2側末
端の口元部には、第5図(A)に示すように、2点鎖線
で示す加工代30が設けられている。この加工代30は
バルブシート圧入座面31の欠肉を防ぐために設けられ
るもので、口元部の周囲に幅がD’−dで、厚さがtの
吸気通路11の内方へ突出した部分が設けられる。
この加工代30は、第5図(B)に示すように、図示し
ない工具によりその大部分が削り取られてバルブシート
圧入座面31が加工成形され、さらに、2点鎖線33で
示す工具により、吸気通路11の内方側へ突出した分が
削り取られて、吸気通路11の内面が清らかに形成され
る。この工具33はその直径が、加工後にバルブシート
圧入座面31に圧入・保持されるバルブシート15の内
径りとほぼ等しいものが用いられ、また吸気通路11の
鋳造時における基本径D′ともほぼ等しいものが用いら
れる。
(発明が解決しようとする課題) 従来は、工具33の直径りと鋳造時における吸気通路1
1の基本径D′とがほぼ等しく設定されていたため、第
6図(A)および(B)に示すような問題があった。
すなわち、第6図(A)においてaは鋳造時における吸
気通路11の中子の中心を示し、−点鎖線34は、中子
の外形、すなわち鋳造直後(粗材時)の吸気通路11の
内側の形状を示ず。一方、符号すは加工用の工具33の
中心を示し、これら中子中心aと加工中心すとの間に間
隔1のずれが生じる。
このずれは、加工作業上において不可避的に生じるもの
であり、このずれが原因で、加工後の吸気通路11の内
面には矢印Aで示すような段差が発生する。
第6図(A)は加工中心すが中子中心aに対してシリン
ダの中心から外方へずれた場合を示すが、第6図(B)
に示すように、加工中心すが中子中心aに対してシリン
ダの内側にずれた場合にも同様に、矢印Bで示すような
段差が発生する。
なお、中子中心aと加工中心すとのずれ1は、一般には
±0.5am程度である。
これらの段差A、Bは吸気通路11内を吸気が流通する
際に乱流が発生する原因となり、エンジン出力に悪影響
が及ぶ。また、排気通路13の加工時においても、同様
の問題が発生する。
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、エンジ
ンの吸排気通路の加工時における段差の発生を防止し、
出力の向上および安定化を図ることができる4サイクル
エンジンの吸排気構造を提供することを目的とする。
(発明の構成) (課題を解決するための手段) 本発明は、シリンダの燃焼室側を覆って設けられるシリ
ンダヘッドに、キャブレタがらの吸気を上記燃焼室に案
内する吸気通路と、上記燃焼室からマフラへ排気を案内
する排気通路とを形成した4サイクルエンジンの吸排気
構造において、上記吸排気通路の燃焼室側のWI造時に
おける直径を鋳造後に用いる加工用工具の直径よりも小
さく形成するとともに、上記加工用工具の直径を加工後
に上記吸排気通路の燃焼室側に設けられるバルブシート
の内径とほぼ等しくしたことを特徴とするものである。
(作用) 吸排気通路の燃焼室側の鋳造時における直径を鋳造後に
用いる加工用工具の直径よりも小さく形成するとともに
、上記加工用工具の直径を加工後に上記吸排気通路の燃
焼室側に圧入されるバルブシートの内径とほぼ等しくし
たから、吸排気通路の鋳造時に使用する中子の中心と、
上記加工用工具を用いて加工する際の中心とにずれが生
じた場合でも、吸排気通路の内側へ突出する加工代の部
分を削り取って滑らかに加工成形することができる。
従って、吸排気通路11の加工時における段差の発生を
防止し、出力の向上及び安定化を図ることができる。
(実施例) 本発明に係る4サイクルエンジンの吸排気構造の一実施
例について添付図面を参照して説明する。
4サイクルエンジンの一般的な吸排気構造については第
4図を用いて詳細に説明したとおりであるため、重複説
明を省略する。
第1図(A)および(B)に示すように、鋳造時(粗材
時)における吸気通路11Aの基本径D′は鋳造後に用
いる加工用工具33Aの直径りよりも小さく形成される
。この直径の差D−D’は、0.5〜1鎮程度が好まし
い。このように鋳造時における吸気通路11Aの基本径
D′が狭く形成されるため、加工代30Aは、吸気通路
11Aの燃焼室2A側周縁部(口元部)に形成されるば
かりでなく、吸気通路11Aの奥深い部分30aにまで
形成される。なお、加工代30Aのうち吸気通路11の
内方へ突出する部分(厚さtで内径がdの部分)は従来
と同様に形成される。
この加工代30Aのうちバルブシート圧入座面31Aの
欠肉を防ぐために、吸気通路11Aの内方へ突出して設
けられた部分および吸気通路11への奥深くまで延びて
設定された部分30Aを削り取るために用いられる工具
33Aの直径りは、加工後にバルブシート圧入座面31
Aに圧入・保持されるバルブシート15Aの内径とほぼ
等しいものが用いられる。
なお、第1図(B)における−点鎖線34Aは、鋳造時
における吸気通路11Aの中子の外径、すなわち加工前
の吸気通路11Aの内側の形状を示す。
この実施例において、第2図(A)に示すように、加工
中心すが中子中心aからシリンダの中心から外方へ間隔
pのずれを生じた場合においても、加工代30Aのうら
吸気通路11Aの内方へ突出した部分を、加工用工具3
3Aにより削り取ることができ、矢印Cに示すように段
差の発生を防止することができ、吸気通路11Aの内周
面を滑らかに形成することができる。
また、第2図(B)に示すように、加工中心すが中子中
心aからシリンダの内方側に間隔1のずれを生じた場合
においても、加工代30Aの内吸気通路11Aの内方へ
突出する部分を削り取ることができ、矢印Bで示すよう
に、段差の発生を防止し、吸気通路11Aの内周面を滑
らかに形成することができる。
したがって、上記実施例によれば、吸気通路11Aの加
工時における段差の発生を防止し、エンジン出力の向上
および安定化を図ることができる。
また、吸気通路11Aの燃焼室2A側の鋳造時における
基本径D′を従来よりも小さくするだけでよいから、生
産コストを低く維持することができる。
第3図は本発明の伯の実施例を示すもので、加工用工具
33Bの形状を吸気通路11Bのシリンダ中心側の内周
面の仕上り形状と等しくすることにより、吸気通路11
Bのシリンダ中心側の内周面を更に滑らかに形成するこ
とが出来、さらに、高い効果を得ることができる。
なお、上記実施例においては、本発明を吸気通路11A
、11Bに適用した場合について説明したが、排気通路
についても、同様に適用することができ、同様の効果を
得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明に係る4サイクルエンジンの吸排気構造は、吸排
気通路の燃焼室側の鋳造時における直径を鋳造後に用い
る加工用工具の直径よりも小さく形成するとともに、加
工用工具の直径を加工後に吸排気通路の燃焼室側に設け
られるバルブシートの内径とほぼ等しくしたから、吸排
気通路の加工時における段差の発生を防止し、エンジン
出力の向上および安定化を図ることができる。
構造を示tli面図、第6図(A)および(B)は従来
の4サイクルエンジンの吸排気構造において加工中心が
中子中心からずれた場合の吸気通路を示す断面図である
2A・・・燃焼室、11A・・・吸気通路、15A・・
・バルブシート、33A・・・工具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダの燃焼室側を覆って設けられるシリンダヘッド
    に、キャブレタからの吸気を上記燃焼室に案内する吸気
    通路と、上記燃焼室からマフラへ排気を案内する排気通
    路とを形成した4サイクルエンジンの吸排気構造におい
    て、上記吸排気通路の燃焼室側の鋳造時における直径を
    鋳造後に用いる加工用工具の直径よりも小さく形成する
    とともに、上記加工用工具の直径を加工後に上記吸排気
    通路の燃焼室側に設けられるバルブシートの内径とほぼ
    等しくしたことを特徴とする4サイクルエンジンの吸排
    気構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5017465A (en) * 1986-12-27 1991-05-21 Konica Corporation Light-sensitive silver halide photographic material
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FR2909717A3 (fr) * 2006-12-12 2008-06-13 Renault Sas Moteur thermique de vehicule automobile comportant une culasse a element rapporte generateur d'ecoulement tourbillonnaire

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