JPH0385354A - 2サイクルエンジンのスリーブ - Google Patents
2サイクルエンジンのスリーブInfo
- Publication number
- JPH0385354A JPH0385354A JP1221630A JP22163089A JPH0385354A JP H0385354 A JPH0385354 A JP H0385354A JP 1221630 A JP1221630 A JP 1221630A JP 22163089 A JP22163089 A JP 22163089A JP H0385354 A JPH0385354 A JP H0385354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- exhaust port
- upper edge
- piston
- piston ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 abstract description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/18—Other cylinders
- F02F1/22—Other cylinders characterised by having ports in cylinder wall for scavenging or charging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、船外機等に用いられて好適な2サイクルエン
ジンのスリーブに関する。
ジンのスリーブに関する。
[従来の技術]
2サイクルエンジンにあっては、排気ポートを備えたス
リーブをシリンダブロックに嵌着し、このスリーブ内に
ピストンを収納し、ピストンの頂面寄り外周部に装着し
たピストンリングをスリーブ内面に密着させる状態下で
、該ピストンを上死点と下死点との間で往復動させるこ
ととしている。
リーブをシリンダブロックに嵌着し、このスリーブ内に
ピストンを収納し、ピストンの頂面寄り外周部に装着し
たピストンリングをスリーブ内面に密着させる状態下で
、該ピストンを上死点と下死点との間で往復動させるこ
ととしている。
上記2サイクルエンジンにあっては、ピストンの往復動
に伴って排気ポートに落ち込んだピストンリングが該排
気ポートの上縁部又は下縁部を通過する時、該ピストン
リングが該排気ポートの上縁部又は下縁部のコーナ一部
を乗り越える。
に伴って排気ポートに落ち込んだピストンリングが該排
気ポートの上縁部又は下縁部を通過する時、該ピストン
リングが該排気ポートの上縁部又は下縁部のコーナ一部
を乗り越える。
この時、ピストンの移動速度は上死点と下死点の中間領
域で最も早く、ピストンリングが排気ポートの上縁部と
下縁部のそれぞれを通過する速度を比較すれば、上縁部
を通過する速度の方が早い、このため、ピストンリング
が圧縮行程において排気ポートの上縁部を通過する時、
該ピストンリングは該排気ポートの上縁部のコーナ一部
に強く衝突する如くとなる。そして、この衝突により、
ピストンリングの焼付や折損が生じ易くなるという不都
合がある。
域で最も早く、ピストンリングが排気ポートの上縁部と
下縁部のそれぞれを通過する速度を比較すれば、上縁部
を通過する速度の方が早い、このため、ピストンリング
が圧縮行程において排気ポートの上縁部を通過する時、
該ピストンリングは該排気ポートの上縁部のコーナ一部
に強く衝突する如くとなる。そして、この衝突により、
ピストンリングの焼付や折損が生じ易くなるという不都
合がある。
そこで、従来のスリーブとして、第5図に示す如く、排
気ポートの上縁部を上死点側に向けて突出する凸状に設
定したものがある。これによれば、排気ポートに落ち込
んだピストンリングが圧縮行程において該排気ポートの
上縁部を通過する時、ピストンリングの周方向各部は該
上縁部の全域を一気に通過して一気に縮径せしめられる
ことなく、該上縁部の凸状の低位側から高位側を徐々に
通過する。従って、ピストンリングは排気ポートの上縁
部を通過するに際し、該ピストンリングを徐々に縮径さ
せ、その周方向各部を徐々にスリーブ内面に納めること
ができる。即ち、ピストンリングが排気ポートの上縁部
のコーナ一部に強く衝突して通過することを防止できる
。
気ポートの上縁部を上死点側に向けて突出する凸状に設
定したものがある。これによれば、排気ポートに落ち込
んだピストンリングが圧縮行程において該排気ポートの
上縁部を通過する時、ピストンリングの周方向各部は該
上縁部の全域を一気に通過して一気に縮径せしめられる
ことなく、該上縁部の凸状の低位側から高位側を徐々に
通過する。従って、ピストンリングは排気ポートの上縁
部を通過するに際し、該ピストンリングを徐々に縮径さ
せ、その周方向各部を徐々にスリーブ内面に納めること
ができる。即ち、ピストンリングが排気ポートの上縁部
のコーナ一部に強く衝突して通過することを防止できる
。
[発明が解決しようとする課題]
然しなから、上記従来の排気ポートの上縁部を凸状に設
定するものにあっては、排気行程において、ピストンが
該上縁部をその高位側から低位側に向けて比較的大きな
時間差をもって通過し、結果として排気ポートを一気に
開くことができない、このため、燃焼室内の既燃ガスを
排気ポートから一気に排気し、その反射波により掃気を
押し込み、新気の充填効率を確実に向上することに困難
がある。
定するものにあっては、排気行程において、ピストンが
該上縁部をその高位側から低位側に向けて比較的大きな
時間差をもって通過し、結果として排気ポートを一気に
開くことができない、このため、燃焼室内の既燃ガスを
排気ポートから一気に排気し、その反射波により掃気を
押し込み、新気の充填効率を確実に向上することに困難
がある。
本発明は、排気ポートの通過に起因するピストンリング
の焼付や折損を防止するとともに、排気の反射波を利用
して新気の充填効率を向上し得るようにすることを目的
とする。
の焼付や折損を防止するとともに、排気の反射波を利用
して新気の充填効率を向上し得るようにすることを目的
とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、排気ポートを備え、シリンダブロック内に設
けられる2サイクルエンジンのスリーブにおいて、排気
ポートの上縁部に沿うスリーブ内面に面取りを施し、該
面取り面の上部輪郭線を、該上縁部に対し上死点側に向
けて突出する凸状に設定するようにしたものである。
けられる2サイクルエンジンのスリーブにおいて、排気
ポートの上縁部に沿うスリーブ内面に面取りを施し、該
面取り面の上部輪郭線を、該上縁部に対し上死点側に向
けて突出する凸状に設定するようにしたものである。
[作用]
本発明によれば、下記■、■の作用がある。
■排気ポートに落ち込んだピストンリングが圧縮行程に
おいて該排気ポートの上縁部を通過する時、ピストンリ
ングの周方向各部は該上縁部まわりのスリーブ内面に設
けられている面取り面を一気に通過して縮径せしめられ
ることなく、該面取り面の凸状の低位側から高位側を徐
々に通過する。従って、ピストンリングは排気ポートの
上縁部を通過するに際し、該ピストンリングを徐々に縮
径させ、その周方向各部を徐々にスリーブ内面に納める
ことができる。即ち、ピストンリングが排気ポートの上
縁部のコーナ一部に強く衝突して通過することを防止し
、該ピストンリングの焼付や折損を防止できる。
おいて該排気ポートの上縁部を通過する時、ピストンリ
ングの周方向各部は該上縁部まわりのスリーブ内面に設
けられている面取り面を一気に通過して縮径せしめられ
ることなく、該面取り面の凸状の低位側から高位側を徐
々に通過する。従って、ピストンリングは排気ポートの
上縁部を通過するに際し、該ピストンリングを徐々に縮
径させ、その周方向各部を徐々にスリーブ内面に納める
ことができる。即ち、ピストンリングが排気ポートの上
縁部のコーナ一部に強く衝突して通過することを防止し
、該ピストンリングの焼付や折損を防止できる。
■上記■の作用を得るために、スリーブ内面の上縁部ま
わりに凸状の面取り面を設けるに際し、該上縁部自体は
凸状とすることを必ずしも要しない、従って、該上縁部
を直線状もしくは僅かな凸状等とすることにて、排気行
程のピストンをして排気ポートの上縁部を一気に通過せ
しめ、結果として排気ポートを一気に開くことができる
。このことは、燃焼室内の既燃ガスを排気ポートから一
気に排気し、その反射波の利用により掃気を確実に押し
込み、新気の充填効率を確実に向上できることを意味す
る。
わりに凸状の面取り面を設けるに際し、該上縁部自体は
凸状とすることを必ずしも要しない、従って、該上縁部
を直線状もしくは僅かな凸状等とすることにて、排気行
程のピストンをして排気ポートの上縁部を一気に通過せ
しめ、結果として排気ポートを一気に開くことができる
。このことは、燃焼室内の既燃ガスを排気ポートから一
気に排気し、その反射波の利用により掃気を確実に押し
込み、新気の充填効率を確実に向上できることを意味す
る。
[実施例]
第1図・(A)はスリーブに対する面取り加工状態を示
す断面図、第1図(B)は面取り加工されたスリーブを
示す断面図、第1図(C)は排気ポートの周縁形状を示
す正面図、第2図は第1図(A)の平面図、第3図は2
サイクルエンジンの一例を示す模式図、第4図は排気ポ
ートの他の周縁形状を示す要部断面図である。
す断面図、第1図(B)は面取り加工されたスリーブを
示す断面図、第1図(C)は排気ポートの周縁形状を示
す正面図、第2図は第1図(A)の平面図、第3図は2
サイクルエンジンの一例を示す模式図、第4図は排気ポ
ートの他の周縁形状を示す要部断面図である。
第3図に示す船外機用2サイクルエンジン10は、シリ
ンダブロック11、シリンダヘッド12、ヘッドカバー
13、クランクケース14にてエンジン本体を構威し、
クランクケース14に気化器15、吸気箱16を接続し
ている。17はカウリングである。
ンダブロック11、シリンダヘッド12、ヘッドカバー
13、クランクケース14にてエンジン本体を構威し、
クランクケース14に気化器15、吸気箱16を接続し
ている。17はカウリングである。
エンジン10は、シリンダブロック11にスリーブ18
を嵌着し、このスリーブ18にピストン19を収納し、
ピストン19の頂面寄り外周部に装着したピストンリン
グ20をスリーブ18の内面に密着させる状態下で、該
ピストン19を上死点と下死点との間で往復動させるも
のである。
を嵌着し、このスリーブ18にピストン19を収納し、
ピストン19の頂面寄り外周部に装着したピストンリン
グ20をスリーブ18の内面に密着させる状態下で、該
ピストン19を上死点と下死点との間で往復動させるも
のである。
尚、21は連接棒、22はクランク軸、23は点火プラ
グである。
グである。
そして、スリーブ18は排気ポート24、掃気ポート2
5を備えている。即ち、エンジン10は、燃焼室26に
て生成された既燃ガスを、ピストン19にて開かれる排
気ポート24から排気する。又、エンジン10は、クラ
ンク室27にて予圧縮された新気を、掃気通路28を介
し、ピストン19にて開かれる掃気ポート25から燃焼
室26に導入する。
5を備えている。即ち、エンジン10は、燃焼室26に
て生成された既燃ガスを、ピストン19にて開かれる排
気ポート24から排気する。又、エンジン10は、クラ
ンク室27にて予圧縮された新気を、掃気通路28を介
し、ピストン19にて開かれる掃気ポート25から燃焼
室26に導入する。
然るに、上記スリーブ18にあっては、その製造過程で
、第1図(A)、(B〉、第2図に示す如く、エンドく
ル等の面取り加工6130のカッタ31にて、排気ポー
ト24の上縁部24Aに沿うスリーブ内面に面取りを施
す、カッタ31は、第1図(A)、第2図に示す如く、
スリーブ18の内径より小直径の円錐面状軌跡をなして
回転し、結果として、面取り面18Aの上部輪郭111
8Bを、該上縁部24Aに対し上死点側に向けて突出す
る凸状に設定する。
、第1図(A)、(B〉、第2図に示す如く、エンドく
ル等の面取り加工6130のカッタ31にて、排気ポー
ト24の上縁部24Aに沿うスリーブ内面に面取りを施
す、カッタ31は、第1図(A)、第2図に示す如く、
スリーブ18の内径より小直径の円錐面状軌跡をなして
回転し、結果として、面取り面18Aの上部輪郭111
8Bを、該上縁部24Aに対し上死点側に向けて突出す
る凸状に設定する。
尚、面取り加工機30にて面取り加工されたスリーブ1
8は、その後、ポーリング加工、ホーニング加工等によ
り内径を定められる。そして、スリーブ18は、ホーニ
ング加工後に、排気ポート24の両側縁部及び下縁部に
沿うスリーブ内面に、それらの縁部に平行となる周方向
一定幅の面取りを施される(第1図(C)参照)。
8は、その後、ポーリング加工、ホーニング加工等によ
り内径を定められる。そして、スリーブ18は、ホーニ
ング加工後に、排気ポート24の両側縁部及び下縁部に
沿うスリーブ内面に、それらの縁部に平行となる周方向
一定幅の面取りを施される(第1図(C)参照)。
この時、排気ポート24の上縁部に沿うスリーブ内面に
設けられる面取り面18Aの形状は、カッタ31の形状
、並びにカッタ31の軸方向設定位置、及び半径方向切
込量にて適宜変更できる0例えば、第4図に示す如く、
面取り面18Aにおいて、排気ポート24の上縁部24
Aに連なる部分のみはストレート状とし、排気ポート2
4まわりのスリーブ肉淳を確保し、スリーブ18の歪み
防止を図るものであっても良い。
設けられる面取り面18Aの形状は、カッタ31の形状
、並びにカッタ31の軸方向設定位置、及び半径方向切
込量にて適宜変更できる0例えば、第4図に示す如く、
面取り面18Aにおいて、排気ポート24の上縁部24
Aに連なる部分のみはストレート状とし、排気ポート2
4まわりのスリーブ肉淳を確保し、スリーブ18の歪み
防止を図るものであっても良い。
次に、上記実施例の作用について説明する。
■排気ポート24に落ち込んだピストンリング20が圧
縮行程において該排気ポート24の上縁部24Aを通過
する時、ピストンリング20の周方向各部は該上縁部2
4Aまわりのスリーブ内面に設けられている面取り面1
8Aを一気に通過して縮径せしめられることなく、該面
取り面18Aの凸状の低位側から高位側を徐々に通過す
る。
縮行程において該排気ポート24の上縁部24Aを通過
する時、ピストンリング20の周方向各部は該上縁部2
4Aまわりのスリーブ内面に設けられている面取り面1
8Aを一気に通過して縮径せしめられることなく、該面
取り面18Aの凸状の低位側から高位側を徐々に通過す
る。
従って、ピストンリング20は排気ポート24の上縁部
24Aを通過するに際し、該ピストンリング20を徐々
に縮径させ、その周方向各部を徐々にスリーブ内面に納
めることができる。即ち、ピストンリング20が排気ポ
ート24の上縁部24Aのコーナ一部に強く衝突して通
過することを防止し、該ピストンリング20の焼付や折
損を防止できる。
24Aを通過するに際し、該ピストンリング20を徐々
に縮径させ、その周方向各部を徐々にスリーブ内面に納
めることができる。即ち、ピストンリング20が排気ポ
ート24の上縁部24Aのコーナ一部に強く衝突して通
過することを防止し、該ピストンリング20の焼付や折
損を防止できる。
■上記■の作用を得るために、スリーブ内面の上縁部2
4Aまわりに凸状の面取り面18Aを設けるに際し、該
上縁部24A自体は凸状とすることを必ずしも要しない
、従って、該上縁部24Aを直線状もしくは僅かな凸状
等とすることにて、排気行程のピストン19をして排気
ポート24の上縁部24Aを一気に通過せしめ、結果と
して排気ポート24を一気に開くことができる。このこ
とは、燃焼室26内の既燃ガスを排気ポート24から一
気に排気し、その反射波の利用により掃気を確実に押し
込み、新気の充填効率を確実に向上できることを意味す
る。
4Aまわりに凸状の面取り面18Aを設けるに際し、該
上縁部24A自体は凸状とすることを必ずしも要しない
、従って、該上縁部24Aを直線状もしくは僅かな凸状
等とすることにて、排気行程のピストン19をして排気
ポート24の上縁部24Aを一気に通過せしめ、結果と
して排気ポート24を一気に開くことができる。このこ
とは、燃焼室26内の既燃ガスを排気ポート24から一
気に排気し、その反射波の利用により掃気を確実に押し
込み、新気の充填効率を確実に向上できることを意味す
る。
尚、本発明の実施に際し、排気ポートの下縁部に沿うス
リーブ内面にも面取りを施し、該面取り面の下部輪郭線
を、該下縁部に対し下死点側に向けて突出する凸状に設
定するものとしても良い 又、本発明の実施に際し、スリーブはシリンダブロック
内に鋳込んで設けられるものであっても良い。
リーブ内面にも面取りを施し、該面取り面の下部輪郭線
を、該下縁部に対し下死点側に向けて突出する凸状に設
定するものとしても良い 又、本発明の実施に際し、スリーブはシリンダブロック
内に鋳込んで設けられるものであっても良い。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、排気ポートの通過に起因
するピストンリングの焼付や折損を防止するとともに、
排気の反射波を利用して新気の充填効率を向上すること
ができる。
するピストンリングの焼付や折損を防止するとともに、
排気の反射波を利用して新気の充填効率を向上すること
ができる。
第1図(A)4よスリーブに対する面取り加工状態を示
す断面図、第1図(B)は面取り加工されたスリーブを
示す断面図、第1図(C)は排気ポートの周縁形状を示
す正面図、第2図は第1図(A)の平面図、第3図は2
サイクルエンジンの一例を示す模式図、第4図は排気ポ
ートの他の周縁形状を示す要部断面図、第5図は従来の
排気ポートの周縁形状を示す正面図である。 10・・・エンジン、 11・・・シリンダブロック、 18・・・スリーブ、 18A・・・面取り面、 18B・・・上部輪郭線、 24・・・排気ポート、 24A・・・上縁部。
す断面図、第1図(B)は面取り加工されたスリーブを
示す断面図、第1図(C)は排気ポートの周縁形状を示
す正面図、第2図は第1図(A)の平面図、第3図は2
サイクルエンジンの一例を示す模式図、第4図は排気ポ
ートの他の周縁形状を示す要部断面図、第5図は従来の
排気ポートの周縁形状を示す正面図である。 10・・・エンジン、 11・・・シリンダブロック、 18・・・スリーブ、 18A・・・面取り面、 18B・・・上部輪郭線、 24・・・排気ポート、 24A・・・上縁部。
Claims (1)
- (1)排気ポートを備え、シリンダブロック内に設けら
れる2サイクルエンジンのスリーブにおいて、排気ポー
トの上縁部に沿うスリーブ内面に面取りを施し、該面取
り面の上部輪郭線を、該上縁部に対し上死点側に向けて
突出する凸状に設定することを特徴とする2サイクルエ
ンジンのスリーブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1221630A JPH0385354A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 2サイクルエンジンのスリーブ |
US07/575,356 US5086734A (en) | 1989-08-30 | 1990-08-30 | Cylinder sleeve for two-cycle engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1221630A JPH0385354A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 2サイクルエンジンのスリーブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385354A true JPH0385354A (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=16769779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1221630A Pending JPH0385354A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 2サイクルエンジンのスリーブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5086734A (ja) |
JP (1) | JPH0385354A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009008015A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 2サイクルエンジンのシリンダとその製造方法 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2573741Y2 (ja) * | 1992-09-16 | 1998-06-04 | 川崎重工業株式会社 | 2サイクルエンジンの排気ポート形状 |
DE19618266C2 (de) * | 1996-05-07 | 1998-03-19 | Stihl Maschf Andreas | Zweitaktmotor mit Spülkanälen |
US6092494A (en) * | 1998-01-27 | 2000-07-25 | Brunswick Corporation | Controlled pressure rise in two-cycle internal combustion engine having cylinder wall fuel injection |
US20040065280A1 (en) * | 2002-10-04 | 2004-04-08 | Homelite Technologies Ltd. | Two-stroke engine transfer ports |
US9068498B2 (en) | 2013-02-01 | 2015-06-30 | Achates Power, Inc. | Reduction of ring clipping in two-stroke cycle engines |
US9845764B2 (en) | 2015-03-31 | 2017-12-19 | Achates Power, Inc. | Cylinder liner for an opposed-piston engine |
US10156202B2 (en) | 2016-03-04 | 2018-12-18 | Achates Power, Inc. | Barrier ring and assembly for a cylinder of an opposed-piston engine |
US10215129B2 (en) * | 2016-08-09 | 2019-02-26 | Achates Power, Inc. | Port edge shape with continuous curvature for improved ring-port interaction and flow area |
US10082099B2 (en) * | 2016-08-09 | 2018-09-25 | Achates Power, Inc. | Port edge shape with continuous curvature for improved ring-port interaction and flow area |
DE102016013602A1 (de) | 2016-11-15 | 2018-05-17 | Daimler Ag | Zylindergehäuse für eine Hubkolben-Verbrennungskraftmaschine |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE248169C (ja) * | ||||
JPS5443132A (en) * | 1977-09-12 | 1979-04-05 | Honda Motor Co Ltd | Processing of porttopeninggsurface of 2 cycle engine cylinder |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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