JPH02215103A - 粒界バリア型高静電容量セラミックバリスタの製造方法 - Google Patents

粒界バリア型高静電容量セラミックバリスタの製造方法

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JPH02215103A
JPH02215103A JP1036755A JP3675589A JPH02215103A JP H02215103 A JPH02215103 A JP H02215103A JP 1036755 A JP1036755 A JP 1036755A JP 3675589 A JP3675589 A JP 3675589A JP H02215103 A JPH02215103 A JP H02215103A
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JP
Japan
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grain boundary
grain
accelerator
depletion layer
control agent
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JP1036755A
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Atsushi Iga
篤志 伊賀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は粒界バリア型高静電容量セラミックバリスタの
製造方法に関するものである。
従来の技術 従来、この種のセラミック酸化物半導体の結晶粒界を絶
縁化することによって、これまでのセラミック誘電体と
比較して、見かけ誘電率の非常に大きなコンデンサ素体
が得られることが知られている。さらにこれらコンデン
サ素体に電極を形成するとしきい値電圧で急激に電流が
流れるいわゆるバリスタが得られることがあることも知
られている。例えば、SrTiO3を主成分とし、これ
にNb2O5オヨU TlO212035i02 系混
合物tm加して成形し、還元雰囲気中で焼結してなる多
結晶セラミック半導体の粒界に、酸化銅(Cub)およ
び酸化ビスマス(Bi203)を焼結体表面から拡散せ
しめ、前記結晶粒界に空乏層を形成して粒界に高抵抗層
を形成して得た粒界バリア型高静電容量セラミックバリ
スタ材料において一非直線抵抗指数αが10以上の特性
を保持しながら−tut人の電流が流れ始める電圧すな
わち立ち上がり電圧が60〜260V /lx=見かけ
誘電率が20.000〜100.000のととぐ大きな
値の材料かえられている。なお、ここで、従来の製造方
法でしばしば用いられてきた拡散物質であるCub、B
i□0.の役割について記すと一十分に酸素が供給され
たCuOは焼結体の結晶粒界にあって電子トラップセン
タを形成し、n型半導体8rTiO、結晶の粒界に近い
部分に存在する電子をトラップし1粒界近傍に電子の存
在しない空乏層を形成する動きをする。
粒界バリア型高静電容量セラミックバリスタはかように
して形成された絶縁性空乏層の両側に電荷を蓄えてコン
デンサとして構成される一方−しきい値以上の電圧印加
では急激に電流が流れバリスタ特性が現れる。その結果
、焼結体の見かけの誘電率はSr?i0.の誘電率(〜
2oO)に焼結体中の5rTiO,の粒径と先述した粒
界空乏層の厚さの比c粒径/空乏層の厚さ)をかけた程
度の値となる。代表的な5rTiO、焼結体の粒界空乏
層の厚さは1つの粒界につき0.2μm位となり、 5
rTiO。
焼結体では粒径が2μm 、20μm1.200μ諺の
場合にそれぞれ見かけ誘電率のめやすとしては2000
.20000.200000を得る。また−B1□03
はβ−Bi20.相とδ−Bi□03相の場合酸素の良
導体として知られており一焼結体表面にB1□O6を塗
布して熱処理を施したとき始めに焼結体の粒界に沿って
B1□03が拡散し1次に粒界に存在するBi2O,に
沿って外部より焼結体内部まで酸素が拡散で運搬され1
粒界空乏層形成に必要な酸素を供給する動きをする。こ
の種の粒界バリア型高静電容量セラミックバリスタは静
電容量・対温度特性などにおいて優れた特性をもつので
産業界で広く使用されている。なお、以上のような粒界
バリア型高静電容量セラミックバリスタは一一般的に高
温で焼成して焼結体中の結晶粒を出来るだけ大きなもの
にし、焼結体の周囲にペースト状にした酸化鋼含有の酸
化ビスマスなどを塗布し、しかる後に熱処理を施すこと
によってBi□O3,CuO等を焼結体内部にまで拡散
させ酸化させるという工程を経て生産されている。
発明が解決しようとする課題 以上のような製造方法で大きな静電容量の、!¥!jに
積層型の粒界バリア型高静電容量セラミックバリスタを
製造しようとする場合、を極間隔1に10〜100μI
I あるいはもっと狭くしようとすると。
焼結体の結晶粒の成長を粒径が1μ勘から十数μ鳳の小
粒径でしかも均一なものに抑制させねばならず、また、
工程中81□0.やCuOなどを焼結体表面から内部に
まで均質に拡散することが必要であり、特に金属電極の
層が存在するとその影響が大きくなり、特性にバラツキ
ができやすく、さらに厚みのあるものは内部迄十分にB
i2O,やCuOなどを拡散させることが困難であるの
で2素子の大きさが限定される等の問題があった。
また電極間隔が狭いので、焼結体にはミクロ的にも特性
の均質性が要求され、そのため材料組成の均質性が求め
られている。
本発明はこれらの課題を解決した積層型などの粒界バリ
ア型高静電容量セラミックバリスタを提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 これらの課題を解決するために本発明は。
5rTiO、を主成分としたペロプスカイト型酸化物粉
体に、主として高温度で液相を形成する焼結促進剤、生
としてペロプスカイト相に固溶する半導体化促進剤0粒
成長制御剤を兼ねた酸素良導性固体電解質、および粒成
長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤を添加し、混合、成
形したのち高温で焼結し一半導体化した後、酸化雰囲気
中で酸素の拡散処理と粒界空乏層形成剤の酸化処理をほ
どこして粒界バリア型高静電容量セラミックバリスタを
得るものである。
作用 以上のように本発明は、8rTiO,を主成分としたペ
ロプスカイト型酸化物粉体に、主として高温度で液相を
形成する焼結促進剤、主としてベロフスカイト相に固溶
する半導体化促進剤0粒成長制御剤を兼ねた酸素良導性
固体電解質−および粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形
成剤を添加し、混合、成形したのち高温で焼結し、半導
体化した後、酸化雰囲気中で酸素の拡散処理と粒界空乏
層形成剤の酸化処理をほどこし粒界に泪−てキャリアの
空乏層を形成し、この空乏層によって良質なバリスタを
得るものである。
実施例 本発明の概要について説明する。
Srτ10.を主成分としたペロプスカイト型酸化物粉
体に、主として高温度で液相を形成する焼結促進剤、主
としてペロプスカイト相に固溶する半導体化促進剤0粒
成長制御剤を兼ねた酸素良導性固体電解質、および粒成
長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤を添加、混合し一加
圧成型し、高温で焼成するとき、主として高温度で液相
を形成する焼結促進剤は粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏
層形成剤と半導体化促進剤と5rTiO,主成分のペロ
プスカイト型酸化物との反応、固溶を促進する。しかし
一方8rTiO,主成分相は還元作用によって一部の酸
素を奪われ、n型半導体物質となる。
粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤は1例えペロプ
スカイト類似構造をとっていたとしても5rTiO,に
比べてかなり異なった格子定数を持つので5rTi03
に対する固溶範囲はかなり小さく5rTiO,への固溶
量はモル比で数%以下である。
そのため、高温では多量に5rTiO,に固溶していた
粒界空乏層形成剤の一部は焼成時の冷却過程に8rτ1
0.相の微結晶粒子からその周囲の粒界に拡散して一様
に析出する。かかる焼結体に酸化雰囲気中で熱処理を施
すと1粒界に存在した主成分Coo□の酸素良導性固体
電解質内を酸素が自由に拡散し1粒界に析出したマンガ
ン等を含む酸化物は、そこへ到達した酸素によってさら
に酸化される。その結果粒界には酸化マンガン等を主体
とした電子のトラップセンタが形成されると考えられる
。これらの電子のトラップセンタは、還元によって形成
された低抵抗のn型の5rTi05半導体結晶粒内から
電子を奪い、その結果粒界に沿ってキャリアの空乏層が
形成される。このようにして得た空乏層は絶縁性がよく
、焼結体に電圧が印加されると空乏層の両側には電荷が
蓄えられて高静電気容量をもつバリスタが得られ−また
一従来、行われていた。半導体化後のCuO,Bi2O
,等の塗布。
拡散の工程を必要とせず、容易に優れた粒界バリア型高
静電容量セラミックバリスタを得ることができるもので
ある。
なお、第1図は本発明の一実施例である積層型の粒界バ
リア型高静電容量セラミックバリスタであり、1は粒界
バリア型高静電容量セラミックバリスタであり、2は内
部電極であり−3は外部電極であり、第2図は本発明の
他の実施例である粒界バリア型高静電容量セラミックバ
リスタであり、4は粒界バリア型高静電容量セラミック
ス−6は電極、そして、6はリード線である。
以下、本発明の一実施例の具体例について説明する。
(実施例1) 蓚酸チタ= ルストoyチウム(SrTiO(C204
)2−4H20)を熱分解して得たチタン酸ストロンチ
ウム(8rTiO,)に主として高温度で液相を形成す
る焼結促進剤Tio2−A520.−8i0□(20:
 35 : 45wt比)を0.06〜e+、owt%
−主としてペロプスカイト相に固溶する半導体化促進剤
Nb2O5を0.02〜a、owt%、粒成長制御剤を
兼ねた酸素良導性固体電解質C602をo、os〜4.
0wt%。
粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤Sr(Mn27
5W、75 )03 (0.1〜B、0wt%)を添加
し、よく混合したのち、900℃にて仮焼した。
湿式粉砕の後、乾燥、造粒、成型して一大気中1300
℃にて焼結し、再び湿式粉砕の後−樹脂及び有機溶剤を
もちいてペースト化してシートをつくり、内部電極用白
金ペーストを印刷して!X層し、大気中1400″Cに
て焼結したあと1300゛Cで水素還元し、大気中96
0℃にて熱処理し、内部電極と外部電極を接続すべく電
極を調整して第1図の積層型の粒界バリア型高静電容量
セラミックバリスタを作製し、電気特性を測定した。そ
の測定結果を第1表に示す。なお、焼結促進剤Tie2
−A5203−8i02(20: 3rs : a s
 wt比)は、市販のTiO2,ム8□05.SiO2
の粉体を所定の重量比に従うて秤量し、混合し、120
0″Cにて仮焼し、粉砕して得た。更に粒成長制御剤を
兼ねた粒界空乏層形成剤Sr(Mn27sW+7s )
Osは、市販の5rCO5、WO3,MnGOsなどを
混合し、tooo”cにて仮焼し、粉砕して得た。また
、焼成後の積層バリスタのサイズは一約4fl平方で厚
みが約0.6ffであり一誘電体−層の厚みは約70μ
mで8層の誘電体より成っていた。この材料の見かけ誘
電率εは積層バリスタの静電容量値(測定I KHz 
)より計算で求めた。焼結体中の結晶粒の粒径は切断面
を研摩したあと一研摩面にBi2O,系金属石鹸を塗布
し−t ooo℃で熱処理を施して粒界を鮮明にして光
学顕微鏡で観察して求めた。
第1表より明らかなごとく、5rTiO5に焼結促進剤
τ土02−A[20.−8i02カo、 s 〜5.0
wt%、半導体化促進剤Nb2O5が0.06〜2.0
wt%、固体電解質Coo□が0.1〜3.0ft%1
粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤℃”vsWvs
)05が0.2〜5.0wt%添加され焼成されて得た
本材料は粒径が均一で極めて優れたバリスタ特性を持ち
、また高い誘電体特性を示し、高静電容量バリスタとし
て使用できる。即ち顕微鏡観察の結果、焼結体の微粒子
は粒径がよくそろっていて、約3.6〜4.0μmで、
誘電体損失は5.0%以下、見かけ誘電率は4000以
上であった。バリスタとしての材料の立ち上がり電圧V
、mムは700〜900v/nで−V、mム〜V、、a
ム間における非直線抵抗指数αは殆ど10以上の値をと
る。その他バリスタとしてのサージ耐量、高電流域に於
ける非直線抵抗特性を表す制限電圧比−立ち上がり電圧
V。
脇ムの温度係数−静電容量の温度係数などの測定を行っ
たが満足出来る値を得た。なお−焼結促進剤の添加量が
6%を越えると焼結体が変形したり。
付着して実用的でない。
(実施例2) 市販の工業用チタン酸ストロンチウム(SrTiO,)
yc xio、−MgO−si、o2系(例えば30:
30:40wt%比)、TiO2−MnO−8in2系
(例えば10:ESO: 40wt%比)、’rio□
−ム120.−8i02系(例えば20:35:45w
t%比)から選ばれた主として高温度で液相を形成する
焼結促進剤をt、owt%、主としてペロプスカイト相
に固溶する半導体化促進剤工20.をo、awt%−粒
成長制御剤を兼ねた酸素良導性固体電解質CeO2を0
.2〜2.0ft%、粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層
形成剤S”(”2/sW+is )Osを0.4〜4.
0wt%添加し、よく混合したのち一900°Cにて仮
焼した。
湿式粉砕の後、乾燥、造粒し−ディスク状に成型して、
窒素96%−水素6%よりなる還元雰囲気中1380℃
にて焼成した後、大気中960°Cにて熱処理し、ディ
スクの両面に銀電極を形成して第2図の粒界バリア型高
静電容量セラミックバリスタを作製し、電気特性を測定
した。測定結果を第2表に示す。なお、焼結促進剤は1
例えばTie□−MgO−3i02系(30: 30 
: 4Qwt%比)は、市販のTiO□、MgO,Si
O2の粉体を所定の重量比で秤量、混合し−1200″
Cにて仮焼し、粉砕して得た。更に粒成長制御剤を兼ね
た粒界空乏層形成剤8r(Mn27sW、7s )Os
は、市販(7) 8rCO3,No、。
MnCO3を混合し、900−Cにて仮焼し、粉砕して
得た。
C以下 余 白) 第2表より明らかなごとく、 5rTiO,にTiO□
−MgO−8i02などの主として高温度で液相を形成
する焼結促進剤がt、owt%、半導体化促進剤Y20
゜が0.4wt%、粒成長制御剤を兼ねた酸素良導性固
体電解質CeO2を0.2〜2.0wt%、粒成長制御
剤を兼ねた粒界空乏層形成剤が0.4〜4.o w t
%添加され焼成されて得た本材料は極めて優れたバリス
タ特性及び誘電体特性を示し、高静電容量バリスタとし
て使用できる。これらのデバイスに用いられている材料
の電気特性は、はぼ実施例1の材料と等しい。
(実施例3) 市販の工業用チタン酸ストロンチウム(SrTiO,)
にTiO2−MgO−8iO□系(例えば30:30:
40wt%比)の主として高温度で液相を形成する焼結
促進剤をaowt%、半導体化促進剤W03゜Nb2O
5,La2O3,Y2O3を0.05〜2.Ow t%
、粒成長制御剤を兼ねた酸素良導性固体電解質Coo2
をt、eswt%1粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形
成剤5r(LaBao、+”a+(””2/5w115
 )Osまたは、SrQ、ABaO,2”(L2(”2
15”l/3)03を2.0wt%添加し・よく混合し
たのち、900℃にて仮焼した。湿式粉砕の後、乾燥、
造粒、成型して、窒素96%−水素6%よりなる還元雰
囲気中1380″Cにて焼成し、大気中9250℃にて
熱処理し、電極を形成して第2図の粒界バリア型高静電
容量セラミックバリスタを作製し、電気特性を測定した
。その測定結果を第3表に示す。なお、焼結促進剤Ti
O2−MgO−8iO□系(ao:30: 4owt比
)は、市販のTiO2,Mho、5in2の粉体を所定
の重量比で秤量、混合し、1200℃にて仮焼し一粉砕
して得た。更に粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤
は一市販の5rCO3,BaC0.、CaC0.、WO
3,Mn003を混合し、900℃にて仮焼し、粉砕し
て得た。
(以下余白) 第3表より明らかなごとく、Srτ103にTiO2−
MgO−8in2系などの焼結促進剤がa、owt%、
半導体化促進剤No、 、Wb205 、La20. 
、Y2O5が0.05゜0.6又はt、owt%1粒成
長制御剤を兼ねた固体電解質C602を1.5 wt%
1粒底長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤が2.0ft
%添加され焼成されて得た本材料は優れたバリスタ特性
及び誘電体特性を示し、高静電容量バリスタとして使用
できる。これらのデバイスに用いられている材料の電気
特性は、はぼ実施例1の材料と等しい。
(実施例4) 実施例1の粒界空乏層形成剤”(”27s”+is )
03(0.1〜5.0 W t%)に代えて組成物5r
O−14Mn20sj %MoO3,(0.1〜a、o
wt%)を粒界空乏層形成剤として使用したものであり
−その他の材料、焼結促進剤等の材料の製造方法を含む
製造方法及び測定方法も実施例1と同じである。その測
定結果を第4表に示す。なお−粒成長制御剤を兼ねた粒
界空乏層形成剤5rO−V3Mn20.−1/IsMo
03は市販の5r00.、Woo、6Mn00.  な
どを混合し。
t ooo℃にて仮焼し、粉砕して得た。
(以 下金 白) 第4表より明らかなごと(、5rTiO5に焼結促進剤
Tie2−ム(1205−8i02がo、t 〜es、
o wt%、半導体化促進剤Nb2O5が0.08〜2
.0wt%、固体電解質CsO□が0.1〜3.owt
%1粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤Sr0.1
4Mn20.・’AMOOsが0.2〜e5.0wt%
添加され焼成されて得た本材料は粒径が均一で極めて優
れたバリスタ特性を持ち−また高い誘電体特性?示し、
高静電容量バリスタとして使用できる。即ち顕微鏡観察
の結果、焼結体の微粒子は粒径がよくそろっていて平均
粒径は3.6〜4.0μ諺で、誘電体損失は4、Q%以
下、見かけ誘電率は3600以上であった。バリスタと
しての材料の立ち上がり電圧V。
mAは700〜900 v/ 11111 チー  V
+ m A 〜V a +mム間における非直線抵抗指
数αは殆ど10以上の値をとる。その他バリスタとして
のサージ耐量−高電流域に於ける非直線抵抗特性を表す
制限電圧比−立ち上がり電圧V、mムの温度係数、静電
容量の温度係数などの測定を行ったが満足出来る値を得
た。なお、焼結促進剤の添加量が6%を越えると焼結体
が変形したり一付着して実用的でない。
(実施例6) 実施例2の粒界空乏層形成剤sr (Mn 215 W
、/ s )05(0.4〜a、ovrt%)に代えて
一粒界空乏層形成剤5rO−1,4Mn20.−14M
oO,(o、4〜4.owt%)を使用したものであり
、その他の材料、焼結促進剤等の材料の製造方法を含む
製造方法及び測定方法も実施例2と同じである。その測
定結果を第6表に示す。なお、粒成長制御剤を兼ねた粒
界空乏層形成剤5rO−’13M”20s・V3M00
sは市販の5rCO,。
Mo0S、Mn005などを混合し、1000℃にて仮
焼し一粉砕して得た。なお、焼結促進剤は、例えば丁1
0□−MgO−8102系(3o:ao:4owt%比
)は、市販のTiO□、Mg0.8i0□の粉体を所定
の重量比で秤量、混合し、1200″Cにて仮焼し、粉
砕して得た。
(以下金 白) 第6表より明らかなごとく、5rTiO3にTiO2−
MgO−8i02などの主として高温度で液相を形成す
る焼結促進剤がt、o wt%−半導体化促進剤!20
゜が0.4wt%1粒成長制御剤を兼ねた酸素良導性固
体電解質f:jeo2を0.2〜2.0wt%、粒成長
制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤が0.4〜4.0 W
 t%添加され焼成されて得た本材料は極めて優れたバ
リスタ特性及び誘電体特性を示し、高静電容量バリスタ
として使用できる。これらのデバイスの材料の電気特性
は、はぼ実施例4の材料特性と等しい。
なお、実施例2,3.5において、5rTiO,に焼結
促進剤、半導体化促進剤1粒成長制御剤を兼ねた酸素良
導性固体電解質および、粒成長制御剤を粒界空乏層形成
剤を添加し、混合、加圧成型したのちjl 90C)N
1500℃にて焼結と還元を施し、次に酸化雰囲気中9
00〜1150″Cにて熱処理を行なった場合も、それ
ぞれの実施例と同様の結果が確認された。
また、実施例1.4において、8rTiO,に焼結促進
剤、半導体化促進剤1粒成長制御剤を兼ねた酸素良導性
固体電解質および2粒成長制御剤を粒界空乏層形成剤を
添加し、混合、加圧したのち。
大気中110ON1500℃にて焼成し、これを微粉砕
して貴金属内部電極材料と交互に層状に成型し、予め大
気中1250〜1600℃にて焼成し一次に水素を含む
還元雰囲気中900〜tao。
℃にて還元し一酸化雰囲気中900〜1150℃にて熱
処理を行なった場合も、それぞれの実施例と同様の結果
が確認された。
発明の効果 以上のように一本発明によれば、チタン酸ストロンチウ
ム(SrTiO,)を主成分とするペロプスカイト型酸
化物粉体に一生として混合物よりなり液相を形成する焼
結促進剤を0.1〜e5.0wt%、主としてペロプス
カイト相に固溶する半導体化促進剤を0.05〜2.0
wt%−粒成長制御剤を兼ねた酸素良導性固体電解質C
602をo、t〜3.0ft%、および粒成長制御剤を
兼ねた粒界空乏層形成剤を加えて混合して得た粉体を加
圧成型したのち、1200〜t500℃における焼結、
還元工程を施し、酸化雰囲気中900〜1150″Cに
て熱処理を施し電極を形成すれば、あるいは前記粉体を
貴金属内部!極材料と交互に層状に成型したのち、12
50〜1500″Cにおける焼結、還元工程を施し一次
に酸化雰囲気中900〜1150°Cにて熱処理を施し
た後外部電極を形成すれば、良導性の粒界バリア型高静
電容量セラミックバリスタを得ることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による積層型の粒界バリア型
高静電容量セラミックバリスタを示す概略図であり、第
2図は本発明の他の実施例による粒界バリア型高静電容
量セラミックバリスタを示す概略図である。 1.4・・・・・・粒界バリア型高静電容量セラミック
ス、2・・・・・・内部電極、3・・・・・・外部電極
−6・・・・・・電極、6・・・・・・リード線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チタン酸ストロンチウム(SrTiO_3)を主
    成分とするペロプスカイト型酸化物粉体に、主として高
    温度で液相を形成する焼結促進剤(0.1〜5.0wt
    %)、主としてペロプスカイト相に固溶する半導体化促
    進剤、粒成長制御剤を兼ねた酸素良導性固体電解質Ce
    O_2(0.1〜3.0wt%)、および粒成長制御剤
    を兼ねた粒界空乏層形成剤Sr(Mn_2_/_3W_
    1_/_3)O_3(0.2〜6.0wt%)を添加し
    、混合,加圧成型したのち、900〜1500℃にて焼
    結と還元を施し、次に酸化雰囲気中900〜1150℃
    にて熱処理を施し、電極を形成する粒界バリア型高静電
    容量セラミックバリスタの製造方法。
  2. (2)チタン酸ストロンチウム(SrTiO_3)を主
    成分とするペロプスカイト型酸化物粉体に、焼結促進剤
    (0.1〜5.0wt%)、半導体化促進剤(0.05
    〜2.0wt%)、粒径制御剤を兼ねた固体電解質Ce
    O_2(0.1〜3.0wt%)、および粒界空乏層形
    成剤兼粒径制御剤 Sr(Mn_2_/_3W_1_/_3)O_3(0.
    2〜6.0wt%)を添加し、混合,加圧したのち、大
    気中1100〜1500℃にて焼成し、これを微粉砕し
    て貴金属内部電極材料と交互に層状に成型し、予め大気
    中1250〜1500℃にて焼成し次に水素を含む還元
    雰囲気中900〜1500℃にて還元し、次に酸化雰囲
    気中900〜1150℃にて熱処理を施す積層状粒界バ
    リア型高静電容量セラミックバリスタの製造方法。
  3. (3)焼結促進剤と半導体化促進剤と粒成長制御剤を兼
    ねた粒界空乏層形成剤の内の少なくともいずれか一つを
    、焼結促進剤にあってはTiO_2−MgO−SiO_
    2系,TiO_2−MnO−SiO_2系,TiO_2
    −Al_2O_3−SiO_2系のいずれかより、ある
    いは半導体化促進剤にあってはWO_3,Nb_2O_
    5,La_2O_3,Y_2O_3のいずれかの酸化物
    より、あるいは粒成長制御剤を兼ねた粒界空乏層形成剤
    にあってはSrO・1/3Mn_2O_3・1/3Mo
    O_3(0.2〜5.0wt%),Sr_1_−_X_
    −_YBa_XCa_Y(Mn_2_/_3W_1_/
    _3)O_3(但し、0<X+Y≦1)(0.2〜6.
    0wt%)のいずれかとしたことを特徴とする請求項1
    または2記載の粒界バリア型高静電容量セラミックバリ
    スタの製造方法。
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