JPH0221239Y2 - - Google Patents
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- JPH0221239Y2 JPH0221239Y2 JP1980017119U JP1711980U JPH0221239Y2 JP H0221239 Y2 JPH0221239 Y2 JP H0221239Y2 JP 1980017119 U JP1980017119 U JP 1980017119U JP 1711980 U JP1711980 U JP 1711980U JP H0221239 Y2 JPH0221239 Y2 JP H0221239Y2
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- JP
- Japan
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- platen
- roller
- paper
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- detection means
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、回転可能に支持されたプラテンを有
する印字装置に関する。
する印字装置に関する。
電動タイプライターをはじめ、ワードプロセツ
サーその他に用いられる各種の印字装置において
は、プラテンと協働して印字用紙を送るためのフ
イードローラである第1のローラと、用紙を安定
させるために用紙をプラテンに対し押圧するため
の第2のローラが設けられている。印字用紙をプ
ラテンの所定位置に自動的に装着する際、第1の
ローラをプラテンより離して用紙先端をレジスト
爪に突き当てて用紙の先端合せを行い、ついで第
1のローラをプラテンに押圧して用紙送りをな
し、このとき第2のローラをプラテンより離して
用紙が所定位置に達するようになし、所定位置に
到達後第2のローラをプラテンに当接させて用紙
を安定してプラテンに保持する。このように、第
1のローラと第2のローラとは、タイミングを違
えてプラテンに接離する必要がある。
サーその他に用いられる各種の印字装置において
は、プラテンと協働して印字用紙を送るためのフ
イードローラである第1のローラと、用紙を安定
させるために用紙をプラテンに対し押圧するため
の第2のローラが設けられている。印字用紙をプ
ラテンの所定位置に自動的に装着する際、第1の
ローラをプラテンより離して用紙先端をレジスト
爪に突き当てて用紙の先端合せを行い、ついで第
1のローラをプラテンに押圧して用紙送りをな
し、このとき第2のローラをプラテンより離して
用紙が所定位置に達するようになし、所定位置に
到達後第2のローラをプラテンに当接させて用紙
を安定してプラテンに保持する。このように、第
1のローラと第2のローラとは、タイミングを違
えてプラテンに接離する必要がある。
従来第1のローラと第2のローラのプラテンと
の接離は手動により行われ、はなはだ不便であつ
た。
の接離は手動により行われ、はなはだ不便であつ
た。
本考案は、このような不具合を除去し、便利な
印字装置を提供することを課題とする。
印字装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本考案により、プラテンに当接
する位置とプラテンから離れた位置との間で移動
可能に設けられかつプラテンと協働して用紙を送
るための第1のローラと、この第1のローラを回
転可能に支持するとともに第1のローラをプラテ
ンに当接する位置とプラテンから離れた位置との
間を移動させるために移動可能に設けられた第1
のアームと、用紙の送り方向に関し第1のローラ
より下流に設けられかつ用紙をプラテンに対して
押圧するための第2のローラと、この第2のロー
ラを回転可能に支持するとともに第2のローラを
プラテンに当接する位置とプラテンから離れた位
置との間を移動させるために移動可能に設けられ
た第2のアームと、前記第1のローラをプラテン
に当接する位置とプラテンから離れた位置との間
に移動させるために前記第1のアームを動かすた
めの第1の回転体と、第2のローラをプラテンに
当接する位置とプラテンから離れた位置との間に
移動させるために前記第2のアームを動かすため
の第2の回転体と、前記第1および第2の回転体
を回転駆動するための共通のモータと、前記第1
および第2の回転体の作動を制御するための検知
手段とを設け、印字装置の電源が投入された時前
記第1および第2の回転体が所定位置にあること
を前記検知手段で検知した場合には、前記各回転
体を前記モータで回転駆動の後、前記検知手段の
検知信号により前記モータの回転を停止させるま
での1つのサイクルを行わせ、印字装置の電源が
投入された時前記第1および第2の回転体が所定
位置にないことを前記検知手段で検知した場合に
は、前記モータを回転させて、前記第1および第
2の回転体が所定位置にきたことを前記検知手段
により検知した後に前記1つのサイクルを行わせ
ることにより、用紙をプラテンに装着させること
により解決される。
する位置とプラテンから離れた位置との間で移動
可能に設けられかつプラテンと協働して用紙を送
るための第1のローラと、この第1のローラを回
転可能に支持するとともに第1のローラをプラテ
ンに当接する位置とプラテンから離れた位置との
間を移動させるために移動可能に設けられた第1
のアームと、用紙の送り方向に関し第1のローラ
より下流に設けられかつ用紙をプラテンに対して
押圧するための第2のローラと、この第2のロー
ラを回転可能に支持するとともに第2のローラを
プラテンに当接する位置とプラテンから離れた位
置との間を移動させるために移動可能に設けられ
た第2のアームと、前記第1のローラをプラテン
に当接する位置とプラテンから離れた位置との間
に移動させるために前記第1のアームを動かすた
めの第1の回転体と、第2のローラをプラテンに
当接する位置とプラテンから離れた位置との間に
移動させるために前記第2のアームを動かすため
の第2の回転体と、前記第1および第2の回転体
を回転駆動するための共通のモータと、前記第1
および第2の回転体の作動を制御するための検知
手段とを設け、印字装置の電源が投入された時前
記第1および第2の回転体が所定位置にあること
を前記検知手段で検知した場合には、前記各回転
体を前記モータで回転駆動の後、前記検知手段の
検知信号により前記モータの回転を停止させるま
での1つのサイクルを行わせ、印字装置の電源が
投入された時前記第1および第2の回転体が所定
位置にないことを前記検知手段で検知した場合に
は、前記モータを回転させて、前記第1および第
2の回転体が所定位置にきたことを前記検知手段
により検知した後に前記1つのサイクルを行わせ
ることにより、用紙をプラテンに装着させること
により解決される。
第1図及び第2図において、印字用紙自動装着
のための駆動装置は、パルスモータ1と、該パル
スモータ1の出力軸に固定されたピニオンギヤ2
と、中間ギヤ3を介して該ピニオンギヤ2と駆動
連結された従動ギヤ4と、該従動ギヤ4が固定さ
れかつ機枠に回転自在に装着されたカム軸5とを
具備している。この駆動装置には、第1カム2
0、第2カム30及び第3カム40として構成さ
れた制御手段と後述する検知手段が設けられ、本
実施例では上記カム20,30,40及び検知手
段のタイミングデイスク6がカム軸5に固定され
ている。検知手段は、タイミングデイスク6と、
該デイスクに形成された切欠7と、該切欠を検知
するセンサー8とから構成されている。このセン
サー8は、印字装置の電源投入と同時に作動し、
またデイスク6の切欠7によるセンサー8の作動
位置は、上記3個のカムの回転位置との関連で選
定されている。即ち、後述するフイードローラ
(第1のローラ)、レジスト爪及び紙押えローラ
(第2のローラ)の用紙自動装着のため作動開始
位置に選定されている。なお、センサー8が作動
すると給紙開始信号が生ずる。
のための駆動装置は、パルスモータ1と、該パル
スモータ1の出力軸に固定されたピニオンギヤ2
と、中間ギヤ3を介して該ピニオンギヤ2と駆動
連結された従動ギヤ4と、該従動ギヤ4が固定さ
れかつ機枠に回転自在に装着されたカム軸5とを
具備している。この駆動装置には、第1カム2
0、第2カム30及び第3カム40として構成さ
れた制御手段と後述する検知手段が設けられ、本
実施例では上記カム20,30,40及び検知手
段のタイミングデイスク6がカム軸5に固定され
ている。検知手段は、タイミングデイスク6と、
該デイスクに形成された切欠7と、該切欠を検知
するセンサー8とから構成されている。このセン
サー8は、印字装置の電源投入と同時に作動し、
またデイスク6の切欠7によるセンサー8の作動
位置は、上記3個のカムの回転位置との関連で選
定されている。即ち、後述するフイードローラ
(第1のローラ)、レジスト爪及び紙押えローラ
(第2のローラ)の用紙自動装着のため作動開始
位置に選定されている。なお、センサー8が作動
すると給紙開始信号が生ずる。
プラテン10は、機枠に回転可能に支持され、
このプラテン10とガイド11との間に印字用紙
12が図示してない給紙装置より送給される。プ
ラテンの用紙挿入口14付近には用紙センサー1
3が設けられ、印字用紙12がプラテン10とガ
イド11の間に挿入された際に用紙センサー13
より用紙検知信号がパルスモータ1に出力され、
この信号で用紙装着が開始されるように構成され
ている。
このプラテン10とガイド11との間に印字用紙
12が図示してない給紙装置より送給される。プ
ラテンの用紙挿入口14付近には用紙センサー1
3が設けられ、印字用紙12がプラテン10とガ
イド11の間に挿入された際に用紙センサー13
より用紙検知信号がパルスモータ1に出力され、
この信号で用紙装着が開始されるように構成され
ている。
プラテン10の周りには、フイードローラ2
1,22、レジスト爪31として構成された先端
修正手段及び紙押えローラ41に配設され、これ
らの部材は後に詳述するように回転体としての上
記カム20,30及び40により夫々プラテン1
0に対し当接する位置と離れる位置との間を動か
される作動手段を具備している。
1,22、レジスト爪31として構成された先端
修正手段及び紙押えローラ41に配設され、これ
らの部材は後に詳述するように回転体としての上
記カム20,30及び40により夫々プラテン1
0に対し当接する位置と離れる位置との間を動か
される作動手段を具備している。
次にフイードローラ21,22、レジスト爪3
1及び紙押えローラ41の作動手段について、第
1図乃至第4図により順次説明する。
1及び紙押えローラ41の作動手段について、第
1図乃至第4図により順次説明する。
第1図及び第2図において、フイードローラ2
1及び22は、夫々V字状アーム23(第1のア
ーム)の両端部に軸21a又は22aにより回転
自在に支持されている。アーム23の中央部は、
軸24により板ばねで形成されたレバー25の先
端に回転自在に支持されている。レバー25は、
逆V字状のフオロワーアーム26と共に軸27に
固定され、軸27は機枠に回転自在に装着されて
いる。フオロワーアーム26の一端には、カム2
0の周面と当接するコロ28が取付けられ、この
他端には機枠に一端を係止した引張りばね29の
他端が係止されている。このばね29の作用によ
り、コロ28のカム20へ当接を確実にしてい
る。
1及び22は、夫々V字状アーム23(第1のア
ーム)の両端部に軸21a又は22aにより回転
自在に支持されている。アーム23の中央部は、
軸24により板ばねで形成されたレバー25の先
端に回転自在に支持されている。レバー25は、
逆V字状のフオロワーアーム26と共に軸27に
固定され、軸27は機枠に回転自在に装着されて
いる。フオロワーアーム26の一端には、カム2
0の周面と当接するコロ28が取付けられ、この
他端には機枠に一端を係止した引張りばね29の
他端が係止されている。このばね29の作用によ
り、コロ28のカム20へ当接を確実にしてい
る。
第1図及び第3図において、レジスト爪31は
軸32に固定されている。軸32は機枠に回転自
在に支持され、該軸にはレバー33の一端が固定
されている。レバー33の他端には、カム30の
周面に当接するコロ34が取付けられている。ま
た、レバー33には一端を機枠に係止した引張ば
ね35の他端が係止されている。このばね35の
作用により、コロ34のカム30への当接を確実
にしている。なお、レジスト爪31の爪部近傍に
は、用紙を検出する検出素子が複数個設けられて
いる。
軸32に固定されている。軸32は機枠に回転自
在に支持され、該軸にはレバー33の一端が固定
されている。レバー33の他端には、カム30の
周面に当接するコロ34が取付けられている。ま
た、レバー33には一端を機枠に係止した引張ば
ね35の他端が係止されている。このばね35の
作用により、コロ34のカム30への当接を確実
にしている。なお、レジスト爪31の爪部近傍に
は、用紙を検出する検出素子が複数個設けられて
いる。
第1図及び第4図において、紙押えローラ41
はアーム42(第2のアーム)に回転自在に支持
されている。アーム42は、支点42aのまわり
に回動自在に支持されている。アーム42の一端
は、レバー43の一端に取付けられたピン43a
に枢着され、該ピン43aと固定ピン44にはト
グルスプリング45が係止されている。付勢手段
としてのトグルスプリング45の作用により、紙
押えローラ41はプラテン10に押圧される位置
で保持される。レバー43の他端には長孔43b
が形成され、該長孔43bにフオロワーアーム4
6のピン47が嵌合されている。フオロワーアー
ム46は、中央部で機枠に回転自在に支持された
軸48に固定されている。フオローワーアーム4
6の他端には、カム40の周面と当接するコロ4
9が取付けられ、このコロ49は上記トグルスプ
リング45の作用によりカム40と当接した位置
に保持される。以上のように、フイードローラ2
1,22、レジスト爪31、紙押えローラ41の
作動手段が構成されている。
はアーム42(第2のアーム)に回転自在に支持
されている。アーム42は、支点42aのまわり
に回動自在に支持されている。アーム42の一端
は、レバー43の一端に取付けられたピン43a
に枢着され、該ピン43aと固定ピン44にはト
グルスプリング45が係止されている。付勢手段
としてのトグルスプリング45の作用により、紙
押えローラ41はプラテン10に押圧される位置
で保持される。レバー43の他端には長孔43b
が形成され、該長孔43bにフオロワーアーム4
6のピン47が嵌合されている。フオロワーアー
ム46は、中央部で機枠に回転自在に支持された
軸48に固定されている。フオローワーアーム4
6の他端には、カム40の周面と当接するコロ4
9が取付けられ、このコロ49は上記トグルスプ
リング45の作用によりカム40と当接した位置
に保持される。以上のように、フイードローラ2
1,22、レジスト爪31、紙押えローラ41の
作動手段が構成されている。
上記の如く構成した自動装着装置の作動態様
を、第5図に示すカム線図を用いて説明する。
を、第5図に示すカム線図を用いて説明する。
印字装置に電源が投入されたとき、センサー8
がデイスク6の切欠7を検知していると、このセ
ンサー8より給紙装置に給紙開始信号が発せら
れ、印字用紙12がプラテン10に送給される。
この印字用紙12は、プラテン10とフイードロ
ーラ21とが当接していることによりその接触点
で留まる。このとき、ガイド11に取付けられた
用紙センサー13により用紙が検知され用紙検知
信号が出力されると、この信号によりパルスモー
タ1が回転し、この回転でカム軸5が回転を始め
る。カム軸5の回転により、まずレジスト爪用の
カム30によりレジスト爪31が動かされる。レ
ジスト爪が動かされプラテン10に当接すると、
次にフイードローラ用のカム20によりレバー2
5が動かされ、フイードローラ21,22がプラ
テン10から離れ始める。フイードローラ21,
22がプラテン10からある程度離れると、フイ
ードローラ21により留められていた用紙12が
滑り落ち、レジスト爪31に当接する。このと
き、レジスト爪31の爪部近傍に配設した検出素
子の少なくとも2個が用紙検出信号を発信すれば
カム軸5の回転が続く。しかし、検出信号が1個
或いはない場合、即ち用紙がスキユーし確実にレ
ジスト爪31により揃えられてない場合は、一旦
カム軸5を停止し、このとき用紙のスキユーを修
正できる。
がデイスク6の切欠7を検知していると、このセ
ンサー8より給紙装置に給紙開始信号が発せら
れ、印字用紙12がプラテン10に送給される。
この印字用紙12は、プラテン10とフイードロ
ーラ21とが当接していることによりその接触点
で留まる。このとき、ガイド11に取付けられた
用紙センサー13により用紙が検知され用紙検知
信号が出力されると、この信号によりパルスモー
タ1が回転し、この回転でカム軸5が回転を始め
る。カム軸5の回転により、まずレジスト爪用の
カム30によりレジスト爪31が動かされる。レ
ジスト爪が動かされプラテン10に当接すると、
次にフイードローラ用のカム20によりレバー2
5が動かされ、フイードローラ21,22がプラ
テン10から離れ始める。フイードローラ21,
22がプラテン10からある程度離れると、フイ
ードローラ21により留められていた用紙12が
滑り落ち、レジスト爪31に当接する。このと
き、レジスト爪31の爪部近傍に配設した検出素
子の少なくとも2個が用紙検出信号を発信すれば
カム軸5の回転が続く。しかし、検出信号が1個
或いはない場合、即ち用紙がスキユーし確実にレ
ジスト爪31により揃えられてない場合は、一旦
カム軸5を停止し、このとき用紙のスキユーを修
正できる。
用紙12がレジスト爪31に当接し、この検出
信号によりカム軸5の回転が続くと、カム20に
よりフイードローラ21,22がプラテン10へ
接近移動せしめられ、同時に紙押えローラ用のカ
ム40によりレバー43が動かされ、ローラ41
がプラテン10から離される。そして、フイード
ローラ21,22がプラテン10に当接した後、
カム30によりレジスト爪31がプラテン10か
ら離れるように動かされ始める。
信号によりカム軸5の回転が続くと、カム20に
よりフイードローラ21,22がプラテン10へ
接近移動せしめられ、同時に紙押えローラ用のカ
ム40によりレバー43が動かされ、ローラ41
がプラテン10から離される。そして、フイード
ローラ21,22がプラテン10に当接した後、
カム30によりレジスト爪31がプラテン10か
ら離れるように動かされ始める。
レジスト爪31がプラテン10から完全に離れ
た時点で、紙押えローラ41がプラテン10から
もつとも離れ、このときにパルスモータ1は回転
を停止しプラテン10の回転が開始される。そし
て、用紙はフイードローラ21,22とプラテン
10に挾持されて紙押えローラ上の所定の位置ま
で送られ、その位置で用紙が停止する。ここで再
びパルスモータ1が回転を始め、カム40の動き
に従い紙押えローラ41がプラテン10へ接近移
動し、カム軸5が1回転した時点で紙押えローラ
41がプラテン10に当接するとともに、センサ
ー8がタイミングデイスク6の切欠7を検知し、
パルスモータ1が停止する。これにて、1つの用
紙装着サイクルを終了する。
た時点で、紙押えローラ41がプラテン10から
もつとも離れ、このときにパルスモータ1は回転
を停止しプラテン10の回転が開始される。そし
て、用紙はフイードローラ21,22とプラテン
10に挾持されて紙押えローラ上の所定の位置ま
で送られ、その位置で用紙が停止する。ここで再
びパルスモータ1が回転を始め、カム40の動き
に従い紙押えローラ41がプラテン10へ接近移
動し、カム軸5が1回転した時点で紙押えローラ
41がプラテン10に当接するとともに、センサ
ー8がタイミングデイスク6の切欠7を検知し、
パルスモータ1が停止する。これにて、1つの用
紙装着サイクルを終了する。
次に、印字装置の電流を投入した時に、停電等
によりセンサー8がデイスク6の切欠7を検知し
ていない場合がある。この場合、従来のようにこ
のままの状態で用紙装着を行うように作動して
も、カムの位相が変つているため不可能である
が、本考案では、ここでセンサー8が切欠7を検
知するまでパルスモータ1が駆動し、センサー8
が切欠7により作動した時に給紙装置(図示せ
ず)に給紙信号を発する。そして、上述のように
用紙の自動装着が開始されるため、常に確実な用
紙装着が得られる。
によりセンサー8がデイスク6の切欠7を検知し
ていない場合がある。この場合、従来のようにこ
のままの状態で用紙装着を行うように作動して
も、カムの位相が変つているため不可能である
が、本考案では、ここでセンサー8が切欠7を検
知するまでパルスモータ1が駆動し、センサー8
が切欠7により作動した時に給紙装置(図示せ
ず)に給紙信号を発する。そして、上述のように
用紙の自動装着が開始されるため、常に確実な用
紙装着が得られる。
なお、上記実施例では、検知手段をセンサーと
切欠を有するタイミングデイスクとで構成した
が、マイクロスイツチと該マイクロスイツチが作
動可能な突起を設けたデイスクとで構成してもよ
く、更には、回転する部材に対し所定位置が検知
できるものであれば、適宜なものを用いることも
当然可能である。また検知手段は、カム軸にその
タイミングデイスクを取付けたが、検知手段は駆
動装置内ならば、任意の箇所に設けてもよい。
切欠を有するタイミングデイスクとで構成した
が、マイクロスイツチと該マイクロスイツチが作
動可能な突起を設けたデイスクとで構成してもよ
く、更には、回転する部材に対し所定位置が検知
できるものであれば、適宜なものを用いることも
当然可能である。また検知手段は、カム軸にその
タイミングデイスクを取付けたが、検知手段は駆
動装置内ならば、任意の箇所に設けてもよい。
本考案では、第1のローラと第2のローラのプ
ラテンとの接離を単一のモータにより回転体、好
ましくはカムを介して行うので、接離のタイミン
グを確実にかつ比較的簡単な構成でとることが出
来る。
ラテンとの接離を単一のモータにより回転体、好
ましくはカムを介して行うので、接離のタイミン
グを確実にかつ比較的簡単な構成でとることが出
来る。
第1図は、本考案に係る用紙装着装置の伝動側
からみた斜視図、第2図はフイードローラの接離
用カムの関連部分を示す側面説明図、第3図はレ
ジスト爪用カムの関連部分を示す側面説明図、第
4図は押圧ローラの接離用カムの関連部分を示す
側面説明図、第5図は第1図の装着のカム線図の
一例を示す図である。 1……パルスモータ、5……カム軸、6……タ
イミングデイスク、8……センサー、10……プ
ラテン、12……印字用紙、13……用紙センサ
ー、20……カム(第1の回転体)、21,22
……フイードローラ(第1のローラ)、31……
レジスト爪、40……カム(第2の回転体)、4
1……紙押えローラ(第2のローラ)。
からみた斜視図、第2図はフイードローラの接離
用カムの関連部分を示す側面説明図、第3図はレ
ジスト爪用カムの関連部分を示す側面説明図、第
4図は押圧ローラの接離用カムの関連部分を示す
側面説明図、第5図は第1図の装着のカム線図の
一例を示す図である。 1……パルスモータ、5……カム軸、6……タ
イミングデイスク、8……センサー、10……プ
ラテン、12……印字用紙、13……用紙センサ
ー、20……カム(第1の回転体)、21,22
……フイードローラ(第1のローラ)、31……
レジスト爪、40……カム(第2の回転体)、4
1……紙押えローラ(第2のローラ)。
Claims (1)
- 回転可能に支持されたプラテンを有する印字装
置において、プラテンに当接する位置とプラテン
から離れた位置との間で移動可能に設けられかつ
プラテンと協働して用紙を送るための第1のロー
ラと、この第1のローラを回転可能に支持すると
ともに第1のローラをプラテンに当接する位置と
プラテンから離れた位置との間を移動させるため
に移動可能に設けられた第1のアームと、用紙の
送り方向に関し第1のローラより下流に設けられ
かつ用紙をプラテンに対して押圧するための第2
のローラと、この第2のローラを回転可能に支持
するとともに第2のローラをプラテンに当接する
位置とプラテンから離れた位置との間を移動させ
るために移動可能に設けられた第2のアームと、
前記第1のローラをプラテンに当接する位置とプ
ラテンから離れた位置との間に移動させるために
前記第1のアームを動かすための第1の回転体
と、第2のローラをプラテンに当接する位置とプ
ラテンから離れた位置との間に移動させるために
前記第2のアームを動かすための第2の回転体
と、前記第1および第2の回転体を回転駆動する
ための共通のモータと、前記第1および第2の回
転体の作動を制御するための検知手段とを設け、
印字装置の電源が投入された時前記第1および第
2の回転体が所定位置にあることを前記検知手段
で検知した場合には、前記各回転体を前記モータ
で回転駆動の後、前記検知手段の検知信号により
前記モータの回転を停止させるまでの1つのサイ
クルを行わせ、印字装置の電源が投入された時前
記第1および第2の回転体が所定位置にないこと
を前記検知手段で検知した場合には、前記モータ
を回転させて、前記第1および第2の回転体が所
定位置にきたことを前記検知手段により検知した
後に前記1つのサイクルを行わせることにより、
用紙をプラテンに装着させることを特徴とする印
字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980017119U JPH0221239Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980017119U JPH0221239Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56120262U JPS56120262U (ja) | 1981-09-12 |
JPH0221239Y2 true JPH0221239Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=29613506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980017119U Expired JPH0221239Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221239Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52510A (en) * | 1975-06-13 | 1977-01-05 | Triumph Werke Nuernberg Ag | Device for inserting paper |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP1980017119U patent/JPH0221239Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52510A (en) * | 1975-06-13 | 1977-01-05 | Triumph Werke Nuernberg Ag | Device for inserting paper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56120262U (ja) | 1981-09-12 |
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