JPS6336949B2 - - Google Patents
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- JPS6336949B2 JPS6336949B2 JP13487479A JP13487479A JPS6336949B2 JP S6336949 B2 JPS6336949 B2 JP S6336949B2 JP 13487479 A JP13487479 A JP 13487479A JP 13487479 A JP13487479 A JP 13487479A JP S6336949 B2 JPS6336949 B2 JP S6336949B2
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- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 13
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 9
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Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、オフセツト印刷機等の印刷機の給排
版装置に関するものである。
版装置に関するものである。
オフセツト印刷機は、周知のように、版胴の周
面に巻き付けられた原版へインクと水を供給塗布
し、その原版上のインク像を転写胴に転写し、こ
の転写胴と圧胴との間に印刷紙を供給搬送して、
印刷紙を刷り上げるものである。斯るオフセツト
印刷機では、版替えがしばしば行なわれるのであ
るが、この場合、印刷を終えた、版胴周面の原版
を、版胴から排出し、新たな別の原版を版胴周面
に巻装することになる。所謂、印刷機の給排版が
行なわれるのである。
面に巻き付けられた原版へインクと水を供給塗布
し、その原版上のインク像を転写胴に転写し、こ
の転写胴と圧胴との間に印刷紙を供給搬送して、
印刷紙を刷り上げるものである。斯るオフセツト
印刷機では、版替えがしばしば行なわれるのであ
るが、この場合、印刷を終えた、版胴周面の原版
を、版胴から排出し、新たな別の原版を版胴周面
に巻装することになる。所謂、印刷機の給排版が
行なわれるのである。
ところで、原版は、例えば、電子写真複写機等
によつて複製せられるのであるが、このような原
版の給排版は従来においては手作業で行なつた
り、あるいは自動で行なつたりしていた。原版を
自動的に給排版する装置として、従来、版胴に設
けられた、それぞれ開閉自在の先端クランプ部材
と後端クランプ部材を用いたものが知られてい
る。この給排版装置は、版胴を所定の速度で回転
させ乍ら、まず、先端クランプ部材を開かせ、
刻々と変位する先端クランプ部材に、原版先端を
タイミング良く、くわえ込ませ、先端クランプ部
材を閉じたのち、版胴周面に巻き付けられた原版
の後端を、後端クランプ部材を所定時機に開閉さ
せて適宜クランプするようにしたものである。
によつて複製せられるのであるが、このような原
版の給排版は従来においては手作業で行なつた
り、あるいは自動で行なつたりしていた。原版を
自動的に給排版する装置として、従来、版胴に設
けられた、それぞれ開閉自在の先端クランプ部材
と後端クランプ部材を用いたものが知られてい
る。この給排版装置は、版胴を所定の速度で回転
させ乍ら、まず、先端クランプ部材を開かせ、
刻々と変位する先端クランプ部材に、原版先端を
タイミング良く、くわえ込ませ、先端クランプ部
材を閉じたのち、版胴周面に巻き付けられた原版
の後端を、後端クランプ部材を所定時機に開閉さ
せて適宜クランプするようにしたものである。
この従来の給排版装置によれば、版胴が回転し
乍ら原版の給版が行なわれるため、開かれた先端
クランプ部材と、所定の給送位置から給送せられ
る原版の先端とを、クランプ位置において、好機
に会合させねばならない。つまり、先端クランプ
部材をどの回転位置から開放し、どの回転位置で
閉じるかを正確に設定せねばならないし、また、
この間で極めて正確な時機をねらつて原版を給送
しなければならないのである。かような点から理
解されるように、従来の給排版装置ではタイミン
グ設定のための色々な手段なり機構を必要とし、
このような手段が確実に機能しなければ原版のク
ランプ作用の正確性が損なわれることにもなる。
また、従来の給排版装置では、先端クランプ部材
を開閉させる機構のみならず、排版時における後
端クランプ部材の開放機構を必要としていた。こ
のように、従来装置は、機構構成が極めて複雑で
あること、このため装置コストが上昇すること、
原版のクランプ作用が正確に行なわれない場合が
あること等の種々の欠点を有していた。
乍ら原版の給版が行なわれるため、開かれた先端
クランプ部材と、所定の給送位置から給送せられ
る原版の先端とを、クランプ位置において、好機
に会合させねばならない。つまり、先端クランプ
部材をどの回転位置から開放し、どの回転位置で
閉じるかを正確に設定せねばならないし、また、
この間で極めて正確な時機をねらつて原版を給送
しなければならないのである。かような点から理
解されるように、従来の給排版装置ではタイミン
グ設定のための色々な手段なり機構を必要とし、
このような手段が確実に機能しなければ原版のク
ランプ作用の正確性が損なわれることにもなる。
また、従来の給排版装置では、先端クランプ部材
を開閉させる機構のみならず、排版時における後
端クランプ部材の開放機構を必要としていた。こ
のように、従来装置は、機構構成が極めて複雑で
あること、このため装置コストが上昇すること、
原版のクランプ作用が正確に行なわれない場合が
あること等の種々の欠点を有していた。
本発明は、上記従来装置の欠点を排除した、印
刷機の給排版装置を提供することを目的とし、そ
の特徴とするところは、原版後端部をばね力でク
ランプし、排版位置において開放動作をしない後
端クランプ部材と、版胴の周速より大きい周速で
回転する排版用搬送回転体とを有し、排版時、後
端クランプ部材を閉じたまま、原版後端をそのク
ランプ部材から強制的に抜き出すことにある。
刷機の給排版装置を提供することを目的とし、そ
の特徴とするところは、原版後端部をばね力でク
ランプし、排版位置において開放動作をしない後
端クランプ部材と、版胴の周速より大きい周速で
回転する排版用搬送回転体とを有し、排版時、後
端クランプ部材を閉じたまま、原版後端をそのク
ランプ部材から強制的に抜き出すことにある。
本発明によれば、版胴を停止させた状態で原版
先端をクランプする構成であるから、そのクラン
プ作用は確実であつて、従来例のところで述べた
ようなタイミング設定のための色々な手段を必要
としないし、これに加えて、排版時における後端
クランプ部材の開放機構を必要としないため、機
構構成を頗る簡素化することができる。
先端をクランプする構成であるから、そのクラン
プ作用は確実であつて、従来例のところで述べた
ようなタイミング設定のための色々な手段を必要
としないし、これに加えて、排版時における後端
クランプ部材の開放機構を必要としないため、機
構構成を頗る簡素化することができる。
以下、図示の実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明を適用するオフセツト印刷機の
一例を示しており、版胴1の周面には、原版Mが
巻き付けられており、この原版M上にはインクと
水がこれらの供給手段によつて、供給塗布され、
インク像が転写胴2に転写される。転写胴2と圧
胴3との間には、給紙装置4から送られた印刷紙
が挾持搬送せしめられ、この間において刷り上げ
られた印刷紙が排出トレー5に排出される。
一例を示しており、版胴1の周面には、原版Mが
巻き付けられており、この原版M上にはインクと
水がこれらの供給手段によつて、供給塗布され、
インク像が転写胴2に転写される。転写胴2と圧
胴3との間には、給紙装置4から送られた印刷紙
が挾持搬送せしめられ、この間において刷り上げ
られた印刷紙が排出トレー5に排出される。
原版Mは、その先端Maを先端クランプ部材6
によつて、また、その後端部Mbを後端クランプ
部材7によつてそれぞれクランプされ、これによ
り、給版が終了し、このあと排版がなされるので
あるが、かような給排版作用を説明するにあた
り、まず、本発明装置の構成について以下に具体
的に述べる。
によつて、また、その後端部Mbを後端クランプ
部材7によつてそれぞれクランプされ、これによ
り、給版が終了し、このあと排版がなされるので
あるが、かような給排版作用を説明するにあた
り、まず、本発明装置の構成について以下に具体
的に述べる。
第2図において、版胴1内の軸14には、先端
クランプアーム15の基端が枢着されていて、同
アーム15の自由端には、ストツパ6aを有する
先端クランプ部材6が固装されている。先端クラ
ンプ部材6は、版銅1の周壁を切欠いた周壁端面
1aとで、後述するように原版先端を挾持クラン
プする。両リンク16,17はピン18によつて
連結されていて、リンク16は軸19を支点にし
て揺動し得るようになつており、かつ、カムフオ
ロワ21を軸装している。また、リンク17はピ
ン22によつて中間部材23に連結されている。
クランプアーム15の基端が枢着されていて、同
アーム15の自由端には、ストツパ6aを有する
先端クランプ部材6が固装されている。先端クラ
ンプ部材6は、版銅1の周壁を切欠いた周壁端面
1aとで、後述するように原版先端を挾持クラン
プする。両リンク16,17はピン18によつて
連結されていて、リンク16は軸19を支点にし
て揺動し得るようになつており、かつ、カムフオ
ロワ21を軸装している。また、リンク17はピ
ン22によつて中間部材23に連結されている。
自由端にピン23aを植設した中間部材23
と、先端クランプアーム15とは緊縮性のばね2
4が掛けられている。後端クランプ腕25の自由
端には後端クランプ部材7がねじ止め固定されて
いる。中間部材23は、第4図に示すように軸2
6に嵌合したパイプ27にねじ28によつて固定
されている。パイプ27に植設されたピン27a
は、中間部材23を貫通して、軸26に嵌合する
後端クランプ腕25の長孔25aに嵌合してい
る。そして、ピン27aと、クランプ腕25に固
植したピン25bとには緊緒性のばね31が掛け
られている。
と、先端クランプアーム15とは緊縮性のばね2
4が掛けられている。後端クランプ腕25の自由
端には後端クランプ部材7がねじ止め固定されて
いる。中間部材23は、第4図に示すように軸2
6に嵌合したパイプ27にねじ28によつて固定
されている。パイプ27に植設されたピン27a
は、中間部材23を貫通して、軸26に嵌合する
後端クランプ腕25の長孔25aに嵌合してい
る。そして、ピン27aと、クランプ腕25に固
植したピン25bとには緊緒性のばね31が掛け
られている。
第2図において、一番手前側に配置された解放
部材41は、不動の軸42に枢着されていて、か
つ、連結ロツド43を介してソレノイド39に連
結されている。ロツクレバー44は、不動の軸4
5に枢着されていて、切欠き凹部44aを有し、
この凹部44aには後述するように解放部材41
に植設されたピン41bが係合するようになつて
いる。不動の軸46に枢着されたセツトレバー4
7には、第1係止鉤部47aと第2係止鉤部47
bとがそれぞれ形成されていて、普段、この内の
第1係止鉤部47aには、カムレバー49に固植
されたピン49aが係合している。セツトレバー
47にはピン47cが植設されていて、このピン
47cによつてセツトレバー47とリンク杆48
とは連結されている。リンク杆48の上端部がわ
には、第3図に示す如く、連結ロツド51を介し
てソレノイド38が連結されている。カムレバー
49は、不動の軸52に枢着されていて、下端側
にピン49aを有し、上端側は連結ロツド53を
介してソレノイド37に連結されている。
部材41は、不動の軸42に枢着されていて、か
つ、連結ロツド43を介してソレノイド39に連
結されている。ロツクレバー44は、不動の軸4
5に枢着されていて、切欠き凹部44aを有し、
この凹部44aには後述するように解放部材41
に植設されたピン41bが係合するようになつて
いる。不動の軸46に枢着されたセツトレバー4
7には、第1係止鉤部47aと第2係止鉤部47
bとがそれぞれ形成されていて、普段、この内の
第1係止鉤部47aには、カムレバー49に固植
されたピン49aが係合している。セツトレバー
47にはピン47cが植設されていて、このピン
47cによつてセツトレバー47とリンク杆48
とは連結されている。リンク杆48の上端部がわ
には、第3図に示す如く、連結ロツド51を介し
てソレノイド38が連結されている。カムレバー
49は、不動の軸52に枢着されていて、下端側
にピン49aを有し、上端側は連結ロツド53を
介してソレノイド37に連結されている。
ここで、まず原版の給版作用について述べる。
第2図において、本発明装置の各諸可動機素は図
に示す初期態位を保持しており、版胴1は矢印A
で示す位置に停止しているものとする。この状態
で、図示されない給版釦を押すと、先端クランプ
部材6を開かせるためのソレノイド37が励磁さ
れるようになつている。この励磁に伴なつて連結
ロツド53を介して、カムレバー49が軸52の
周りにばね57の弾力に抗して第5図に示す位置
まで時計方向に回動する。この結果、カムレバー
49のカム縁49bは第5図の位置まで進出す
る。カムレバー49の上記回動時、第2図におい
てセツトレバー47の第1係止鉤部47aに係合
していたピン49aは左方へ変位し、然るのち、
同ピン49aと、レバー47の第2係止鉤部47
bとが第5図に示す如く相互に係合することにな
る。この作動時、セツトレバー47は軸46の周
りにばね56の弾力作用によつて反時計方向に回
動し、この際、リンク杆48を引き込んで連結ロ
ツド51を介してソレノイド38のプランジヤー
を最大限引き出す。上記ピン49aと第2係止鉤
部47bとの相互係合により、この係合後、ソレ
ノイド37に対する通電を断つても、カムレバー
49は第5図の態位を保持し続ける。
第2図において、本発明装置の各諸可動機素は図
に示す初期態位を保持しており、版胴1は矢印A
で示す位置に停止しているものとする。この状態
で、図示されない給版釦を押すと、先端クランプ
部材6を開かせるためのソレノイド37が励磁さ
れるようになつている。この励磁に伴なつて連結
ロツド53を介して、カムレバー49が軸52の
周りにばね57の弾力に抗して第5図に示す位置
まで時計方向に回動する。この結果、カムレバー
49のカム縁49bは第5図の位置まで進出す
る。カムレバー49の上記回動時、第2図におい
てセツトレバー47の第1係止鉤部47aに係合
していたピン49aは左方へ変位し、然るのち、
同ピン49aと、レバー47の第2係止鉤部47
bとが第5図に示す如く相互に係合することにな
る。この作動時、セツトレバー47は軸46の周
りにばね56の弾力作用によつて反時計方向に回
動し、この際、リンク杆48を引き込んで連結ロ
ツド51を介してソレノイド38のプランジヤー
を最大限引き出す。上記ピン49aと第2係止鉤
部47bとの相互係合により、この係合後、ソレ
ノイド37に対する通電を断つても、カムレバー
49は第5図の態位を保持し続ける。
次に、前述した給版釦の押下操作に伴なつて、
第5図の版胴1が、図示されない駆動モータとこ
の回転を伝達する駆動力伝達機構により矢印方向
に回転を始めるようになつている。版胴1が回転
を始めて第6図の位置に達する頃、同図に示す如
く、リンク16のカムフオロワ21は、カムレバ
ー49のカム縁49bの下方側に接し始めるよう
になる。そして、この位置から版胴1が矢印方向
にさらに回転するにつれて、カムフオロワ21は
カム縁49bによつて相対的に押し動かされ、リ
ンク16は軸19の周りに反時計方向に次第に旋
回するようになる。この動作に伴なつて、リンク
17を介して中間部材23は、軸26の周りに反
時計方向に回動する。即ち、第4図に示すよう
に、中間部材23が回動すると、これと実質的に
一体のパイプ27も軸26に対して回動する。こ
の回動は、ばね31の弾力に抗して行われ、この
際、後端クランプ腕25は後端クランプ部材7が
閉じているために回動し得ない。
第5図の版胴1が、図示されない駆動モータとこ
の回転を伝達する駆動力伝達機構により矢印方向
に回転を始めるようになつている。版胴1が回転
を始めて第6図の位置に達する頃、同図に示す如
く、リンク16のカムフオロワ21は、カムレバ
ー49のカム縁49bの下方側に接し始めるよう
になる。そして、この位置から版胴1が矢印方向
にさらに回転するにつれて、カムフオロワ21は
カム縁49bによつて相対的に押し動かされ、リ
ンク16は軸19の周りに反時計方向に次第に旋
回するようになる。この動作に伴なつて、リンク
17を介して中間部材23は、軸26の周りに反
時計方向に回動する。即ち、第4図に示すよう
に、中間部材23が回動すると、これと実質的に
一体のパイプ27も軸26に対して回動する。こ
の回動は、ばね31の弾力に抗して行われ、この
際、後端クランプ腕25は後端クランプ部材7が
閉じているために回動し得ない。
第6図において、中間部材23が軸26の周り
に反時計方向に旋回すると、同部材23は先端ク
ランプアーム15の自由端を押し上げ、同アーム
15を軸14の周りに反時計方向に回動させ、先
端クランプ部材6を次第に開かせる。第6図は先
端クランプ部材6が開き始める寸前の状態を示し
ており、この状態から版胴1が若干、回転する
と、先端クランプ部材6は最大解放し、この状態
を維持したまま、版胴1は第7図の位置において
停止するようになつている。
に反時計方向に旋回すると、同部材23は先端ク
ランプアーム15の自由端を押し上げ、同アーム
15を軸14の周りに反時計方向に回動させ、先
端クランプ部材6を次第に開かせる。第6図は先
端クランプ部材6が開き始める寸前の状態を示し
ており、この状態から版胴1が若干、回転する
と、先端クランプ部材6は最大解放し、この状態
を維持したまま、版胴1は第7図の位置において
停止するようになつている。
版胴1の上記停止動作は次のようにして行なわ
れる。第8図において、版胴1には、金属性の検
知棒32,34が、版胴の円周方向に位相をずら
すようにそれぞれ設けられており、また、両検知
棒32,34の回転軌跡の所定部分に対向して近
接スイツチなどよりなるセンサー33,35が不
動状態に保持されている。今、第5図の版胴1が
回転を始め、ある位置に達すると、まず、第8図
に示す如く、センサー33は検知棒32を検知
し、この検知信号により、本印刷機の駆動モータ
の電源が切られるようになつている。
れる。第8図において、版胴1には、金属性の検
知棒32,34が、版胴の円周方向に位相をずら
すようにそれぞれ設けられており、また、両検知
棒32,34の回転軌跡の所定部分に対向して近
接スイツチなどよりなるセンサー33,35が不
動状態に保持されている。今、第5図の版胴1が
回転を始め、ある位置に達すると、まず、第8図
に示す如く、センサー33は検知棒32を検知
し、この検知信号により、本印刷機の駆動モータ
の電源が切られるようになつている。
次いで、版胴1が第8図の位置から所定角θだ
け回転すると、今度は今一つのセンサー35が検
知棒34を検知し、この検知信号により、例え
ば、版胴等の駆動系に対して電磁ブレーキが働
き、版胴7は第7図の位置において必ず停止する
ようになつている。そして、この版胴7の停止態
勢下において、先端クランプ部材6は解放保持さ
れた状態にある。斯る態勢において、これから版
胴1に巻装すべき原版Mを、給版台8に沿つて矢
印方向に進行させ、かつ、給版台8とガイドコロ
9の間に差し込みつつ、原版先端Maを、先端ク
ランプ部材6と周壁端面1aとの間に挿入しつ
つ、ストツパ6aに衝き当てる。
け回転すると、今度は今一つのセンサー35が検
知棒34を検知し、この検知信号により、例え
ば、版胴等の駆動系に対して電磁ブレーキが働
き、版胴7は第7図の位置において必ず停止する
ようになつている。そして、この版胴7の停止態
勢下において、先端クランプ部材6は解放保持さ
れた状態にある。斯る態勢において、これから版
胴1に巻装すべき原版Mを、給版台8に沿つて矢
印方向に進行させ、かつ、給版台8とガイドコロ
9の間に差し込みつつ、原版先端Maを、先端ク
ランプ部材6と周壁端面1aとの間に挿入しつ
つ、ストツパ6aに衝き当てる。
以上のような準備作業を行なつたのち、図示さ
れない原版巻装開始釦を押すと、第7図におい
て、ソレノイド38が励磁されるようになつてい
る。この結果、連結ロツド51を介してリンク杆
48が引き上げられ、これに伴なつて、セツトレ
バー47は軸46の周りに時計方向に回わされ
る。この際、レバー47の第2係止鉤部47b
は、カムレバー49のピン49aを釈放すること
になり、よつてカムレバー49は、ばね57の弾
力のもとに、軸52の周りに第9図の位置まで回
動する。この段階で、レバー49のピン49a
は、セツトレバー47の第1係止鉤部47aに係
合し、カムレバー49は第9図の態位に保持され
ることになる。
れない原版巻装開始釦を押すと、第7図におい
て、ソレノイド38が励磁されるようになつてい
る。この結果、連結ロツド51を介してリンク杆
48が引き上げられ、これに伴なつて、セツトレ
バー47は軸46の周りに時計方向に回わされ
る。この際、レバー47の第2係止鉤部47b
は、カムレバー49のピン49aを釈放すること
になり、よつてカムレバー49は、ばね57の弾
力のもとに、軸52の周りに第9図の位置まで回
動する。この段階で、レバー49のピン49a
は、セツトレバー47の第1係止鉤部47aに係
合し、カムレバー49は第9図の態位に保持され
ることになる。
カムレバー49が第7図から第9図の位置に回
動すると、先端クランプ部材6は閉じて、この部
材6と周壁端面1aとで、原版先端Maを挾持
し、これをクランプする。即ち、レバー49のカ
ム縁49bが第7図から第9図の位置に退避する
ため、リンク16のカムフオロワ21は下降し、
中間部材23が軸26の周りに時計方向に回動
し、さらに、先端クランプアーム15が軸14の
周りに同じく時計方向に回動するからである。な
お、中間部材23の上記回動は、伸張せられたば
ね31の緊縮弾力によつて行なわれる(第4図参
照)。
動すると、先端クランプ部材6は閉じて、この部
材6と周壁端面1aとで、原版先端Maを挾持
し、これをクランプする。即ち、レバー49のカ
ム縁49bが第7図から第9図の位置に退避する
ため、リンク16のカムフオロワ21は下降し、
中間部材23が軸26の周りに時計方向に回動
し、さらに、先端クランプアーム15が軸14の
周りに同じく時計方向に回動するからである。な
お、中間部材23の上記回動は、伸張せられたば
ね31の緊縮弾力によつて行なわれる(第4図参
照)。
このように、先端クランプ部材6が閉鎖して原
版先端のクランプが行なわれるのであるが、この
場合の先端クランプ部材の閉鎖指令は、先に述べ
た原版巻装開始釦を押すことによつて行なわれ
る。即ち、ソレノイド38が励磁されることによ
つて上記閉鎖指令がなされるのである。なお、第
7図および第8図において、セツトレバー47の
回動によつてオンするマイクロスイツチMS1と、
センター33と、センター35とは、アンド回路
で構成されており、これらから発せられる信号を
すべて受けなければ、原版巻装開始釦を押して
も、原版巻装が開始せられないようになつてい
る。つまり、版胴1が原版クランプ位置(第7図
の位置)において停止し、かつ、先端クランプ部
材6が開放していなければ、原版巻装は開始でき
ないようになつており、前記アンド回路構成は、
給版時における誤作動の防止機能を達成するもの
である。
版先端のクランプが行なわれるのであるが、この
場合の先端クランプ部材の閉鎖指令は、先に述べ
た原版巻装開始釦を押すことによつて行なわれ
る。即ち、ソレノイド38が励磁されることによ
つて上記閉鎖指令がなされるのである。なお、第
7図および第8図において、セツトレバー47の
回動によつてオンするマイクロスイツチMS1と、
センター33と、センター35とは、アンド回路
で構成されており、これらから発せられる信号を
すべて受けなければ、原版巻装開始釦を押して
も、原版巻装が開始せられないようになつてい
る。つまり、版胴1が原版クランプ位置(第7図
の位置)において停止し、かつ、先端クランプ部
材6が開放していなければ、原版巻装は開始でき
ないようになつており、前記アンド回路構成は、
給版時における誤作動の防止機能を達成するもの
である。
ここで、説明を元に戻して、原版巻装開始釦を
押すと、第7図のソレノイド38が励磁されて、
カムレバー49は反時計方向に回動し、カム縁4
9bが第9図の位置に退避して、先端クランプ部
材6が閉じるのであるが、これと同時に、即ち、
原版巻装開始釦を押すことにより、第2図のソレ
ノイド39が励磁されるようになつている。
押すと、第7図のソレノイド38が励磁されて、
カムレバー49は反時計方向に回動し、カム縁4
9bが第9図の位置に退避して、先端クランプ部
材6が閉じるのであるが、これと同時に、即ち、
原版巻装開始釦を押すことにより、第2図のソレ
ノイド39が励磁されるようになつている。
第2図において、ソレノイド9が励磁される
と、連結ロツド43を介して、解放部材41が軸
42の周りに時計方向に第9図の位置まで回動す
る。すると、第2図の解放部材41のピン41b
は左方へ変位し、これに伴なつてロツクレバー4
4が軸45の周りに時計方向に回動しつつ、第9
図に示す如く、上記ピン41bと、ロツクレバー
44の切欠き凹部44aとが相互に係合する。こ
の結果、同図に示すように、解放部材41の先端
ストツパ部41aと、ロツクレバー44の先端カ
ム縁44bとが版胴1の側部がわへ進出すること
になる。
と、連結ロツド43を介して、解放部材41が軸
42の周りに時計方向に第9図の位置まで回動す
る。すると、第2図の解放部材41のピン41b
は左方へ変位し、これに伴なつてロツクレバー4
4が軸45の周りに時計方向に回動しつつ、第9
図に示す如く、上記ピン41bと、ロツクレバー
44の切欠き凹部44aとが相互に係合する。こ
の結果、同図に示すように、解放部材41の先端
ストツパ部41aと、ロツクレバー44の先端カ
ム縁44bとが版胴1の側部がわへ進出すること
になる。
一方、第9図において、前述した原版巻装開始
釦を押してから所定時間後、つまり、先端クラン
プ部材の聞鎖指令がなされてから所定時間後、停
止した態勢にある版胴1は矢印方向に回転を始め
るようになつている。この場合、上記所定時間後
に、版胴を回転させるための版胴回転制御手段と
しては、例えば、限時タイマー等を用いるが、通
常、この種の機構において、開始釦を押してから
版胴が回転を始めるまでは、電気的なタイムラグ
があるが、このようなタイムラグを利用して、版
胴を所定時間後に回転させるようにすれば、上記
したタイマーを用いなくてもく、部品構成点数を
減らることが可能となる。
釦を押してから所定時間後、つまり、先端クラン
プ部材の聞鎖指令がなされてから所定時間後、停
止した態勢にある版胴1は矢印方向に回転を始め
るようになつている。この場合、上記所定時間後
に、版胴を回転させるための版胴回転制御手段と
しては、例えば、限時タイマー等を用いるが、通
常、この種の機構において、開始釦を押してから
版胴が回転を始めるまでは、電気的なタイムラグ
があるが、このようなタイムラグを利用して、版
胴を所定時間後に回転させるようにすれば、上記
したタイマーを用いなくてもく、部品構成点数を
減らることが可能となる。
このように、版胴が停止した態勢で、原版先端
を挿入し、こののち、版胴が停止したまま、先端
グランプ動作が閉じるので、原版の先端クランプ
が確実である。また、原版巻装開始釦を押してか
ら所定時間後、版胴が回転を始めるようになつて
いるので、版胴回転開始時には、先端クランプが
終了していることが絶対的に保証されるのであ
る。
を挿入し、こののち、版胴が停止したまま、先端
グランプ動作が閉じるので、原版の先端クランプ
が確実である。また、原版巻装開始釦を押してか
ら所定時間後、版胴が回転を始めるようになつて
いるので、版胴回転開始時には、先端クランプが
終了していることが絶対的に保証されるのであ
る。
つまり、上記した点から、従来装置のような、
版胴を回転させ乍ら、先端クランプを行なうもの
と比して、版胴の回転と、原版給送機構の作動と
のタイミングをとるための手段や、あるいは版胴
の回転位置検出機構などを必要とせず、このため
原版のクランプは確実であつて、かつ機構構成も
より簡素化される。
版胴を回転させ乍ら、先端クランプを行なうもの
と比して、版胴の回転と、原版給送機構の作動と
のタイミングをとるための手段や、あるいは版胴
の回転位置検出機構などを必要とせず、このため
原版のクランプは確実であつて、かつ機構構成も
より簡素化される。
ここで、説明を元に戻して、版胴1が第9図の
位置から矢印方向に回転を始めるかまたは先端ク
ランプ時において、第7図の位置にあつたしごき
ローラ58が、第9図に示すように、版胴1の周
面に当接するようになつており、第10図に示す
如く、版胴周面の原版Mをしごきつつ、これを版
胴周面に密接させてゆく。
位置から矢印方向に回転を始めるかまたは先端ク
ランプ時において、第7図の位置にあつたしごき
ローラ58が、第9図に示すように、版胴1の周
面に当接するようになつており、第10図に示す
如く、版胴周面の原版Mをしごきつつ、これを版
胴周面に密接させてゆく。
次に、原版後端のクランプ作用について述べる
に、版胴1が第9図の位置から第10図の位置ま
で回転すると、中間部材23のピン23aは、解
放部材41の先端ストツパ部41aに衝き当た
る。すると、中間部材23の動きが阻止され、同
部材23が第10図の位置で停止し、これに対
し、版胴1は回転し続ける。すると、パイプ27
のピン27aによる係止作用によつて後端クラン
プ腕25も第10図の位置に係止保持され、か
つ、版胴1は回転し続けるから、第11図に示す
如く、後端クランプ部材7は、版胴1に設けた切
欠き面1bから相対的に離隔し、クランプ部材7
が解放される。なお、この場合、軸26は版胴1
に対して固定されているから、版胴1と一体的に
回転する。
に、版胴1が第9図の位置から第10図の位置ま
で回転すると、中間部材23のピン23aは、解
放部材41の先端ストツパ部41aに衝き当た
る。すると、中間部材23の動きが阻止され、同
部材23が第10図の位置で停止し、これに対
し、版胴1は回転し続ける。すると、パイプ27
のピン27aによる係止作用によつて後端クラン
プ腕25も第10図の位置に係止保持され、か
つ、版胴1は回転し続けるから、第11図に示す
如く、後端クランプ部材7は、版胴1に設けた切
欠き面1bから相対的に離隔し、クランプ部材7
が解放される。なお、この場合、軸26は版胴1
に対して固定されているから、版胴1と一体的に
回転する。
版胴1が第11図の位置から回転して、さらに
第12図の位置に達すると、後端クランプ部材7
は最大解放し、この間、しごきローラ58は同図
に示す如く版胴1の切欠き内に落ち込み、原版後
端Mbを切欠き面1bに密着させつつ折り曲げ
る。
第12図の位置に達すると、後端クランプ部材7
は最大解放し、この間、しごきローラ58は同図
に示す如く版胴1の切欠き内に落ち込み、原版後
端Mbを切欠き面1bに密着させつつ折り曲げ
る。
一方、第12図において、版胴1に固植したピ
ン36(第11図参照)が、ロツクレバー44の
先端カム縁44bに図の如く衝き当たる。そし
て、版胴1が引き続いて回転すると、ピン36は
上記先端カム縁44bを押し動かし、ロツクレバ
ー44を軸45の周りに反時計方向に第13図の
位置まで回動させる。この回動によつて同レバー
44の切欠き凹部44aはピン41bから離れて
上方に退避するため、第12図の位置でロツクせ
しめられていた解放部材41は、ばね54の弾力
のもとに、軸42の周りに反時計方向に回動し、
第13図に示す態位に復帰する。
ン36(第11図参照)が、ロツクレバー44の
先端カム縁44bに図の如く衝き当たる。そし
て、版胴1が引き続いて回転すると、ピン36は
上記先端カム縁44bを押し動かし、ロツクレバ
ー44を軸45の周りに反時計方向に第13図の
位置まで回動させる。この回動によつて同レバー
44の切欠き凹部44aはピン41bから離れて
上方に退避するため、第12図の位置でロツクせ
しめられていた解放部材41は、ばね54の弾力
のもとに、軸42の周りに反時計方向に回動し、
第13図に示す態位に復帰する。
すると、第12図における解放部材41の先端
ストツパ部41aは第13図の位置に退出するた
め、中間部材23は最早、その動きが制限されな
くなる。従つて、中間部材23は、ばね24の緊
縮弾力によつて時計方向に回動し、これに伴な
い、ばね31に引かれて先端クランプ腕25も同
方向に回動し、第13図に示す如く、後端クラン
プ部材7は閉じて、原版後端Mbをばね24,3
1のばね力によつてクランプする。このとき、し
ごきローラ58は、図示されない作動機構により
矢印方向に退出し、第2図の位置に戻るようにな
つている。かくして原版先端Maと、原版後端
Mbとのそれぞれのクランプを終了し、版胴1は
第14図に示す位置を経て連続して回転し、印刷
が開始される。
ストツパ部41aは第13図の位置に退出するた
め、中間部材23は最早、その動きが制限されな
くなる。従つて、中間部材23は、ばね24の緊
縮弾力によつて時計方向に回動し、これに伴な
い、ばね31に引かれて先端クランプ腕25も同
方向に回動し、第13図に示す如く、後端クラン
プ部材7は閉じて、原版後端Mbをばね24,3
1のばね力によつてクランプする。このとき、し
ごきローラ58は、図示されない作動機構により
矢印方向に退出し、第2図の位置に戻るようにな
つている。かくして原版先端Maと、原版後端
Mbとのそれぞれのクランプを終了し、版胴1は
第14図に示す位置を経て連続して回転し、印刷
が開始される。
次に、第14図において、版胴1に巻装せられ
た原版Mに対する印刷が終了すると、その原版を
版胴から排出することになるが、この場合の排版
作用について以下に述べる。なお、第2図におい
て、版胴1の右側にある給版機構は、版胴1に対
して手前側の位置にあり、また、第14図におい
て、版胴1の右側にある排版機構は版胴1に対し
て奥側の位置にある。そして、リンク16、中間
部材23、先端クランプアーム15等は、版胴の
両側部側に対して左右対称に同じものがその版胴
に取り付けられており、以後の排版作用の説明に
当たつては、便宜上、手前側位置にあるリンク1
6や中間部材23等を用いることにする。
た原版Mに対する印刷が終了すると、その原版を
版胴から排出することになるが、この場合の排版
作用について以下に述べる。なお、第2図におい
て、版胴1の右側にある給版機構は、版胴1に対
して手前側の位置にあり、また、第14図におい
て、版胴1の右側にある排版機構は版胴1に対し
て奥側の位置にある。そして、リンク16、中間
部材23、先端クランプアーム15等は、版胴の
両側部側に対して左右対称に同じものがその版胴
に取り付けられており、以後の排版作用の説明に
当たつては、便宜上、手前側位置にあるリンク1
6や中間部材23等を用いることにする。
そこで、排版機構の構成について述べるに、第
14図において、排版指令アーム60は鋲ピン6
0aを介して、軸61に枢着されたレバー62に
連結されている。レバー62に植設されたピン6
2aは、作動杆63の上端に形成した折曲片63
aに係合している。作動杆63は、不動の案内軸
64,65等によつて上下に動き得るようになつ
ており、ばね66の弾力によつて図の態位を保持
し、レバー62を介して、排版指令アーム60の
端部に連結された、図示されないソレノイドのプ
ランジヤーを最大限引いた状態にある。
14図において、排版指令アーム60は鋲ピン6
0aを介して、軸61に枢着されたレバー62に
連結されている。レバー62に植設されたピン6
2aは、作動杆63の上端に形成した折曲片63
aに係合している。作動杆63は、不動の案内軸
64,65等によつて上下に動き得るようになつ
ており、ばね66の弾力によつて図の態位を保持
し、レバー62を介して、排版指令アーム60の
端部に連結された、図示されないソレノイドのプ
ランジヤーを最大限引いた状態にある。
作動杆63の下端がわに植設されたピン63b
は、ロツクアーム67の長孔67aに嵌合してい
る。ロツクアーム67は軸68に対し摺動自在に
支持されていて、このアーム端にはピン67bが
固植されている。排版カム69は軸71に対して
揺動自在に支持されていて、この側縁69aと上
記ピン67bとは図の位置で互に接している。
は、ロツクアーム67の長孔67aに嵌合してい
る。ロツクアーム67は軸68に対し摺動自在に
支持されていて、このアーム端にはピン67bが
固植されている。排版カム69は軸71に対して
揺動自在に支持されていて、この側縁69aと上
記ピン67bとは図の位置で互に接している。
揺動側板73は軸74を支点にして揺動し得る
ようになつていて、コロ73aを有しかつ排版づ
め75を固設している。揺動側板73の軸74,
76には排版ローラ77,78がそれぞれ軸装さ
れており、かつそれぞれの軸74,76上に設け
られた各プーリには、排版用搬送回転体たる排版
用搬送ベルト79が掛け渡されていて、このベル
トはテンシヨンローラ80によつて張られてい
る。なお、排版ローラ77に接する排版従動ロー
ラ81は、揺動側板73に対し回転自在に設けら
れている。
ようになつていて、コロ73aを有しかつ排版づ
め75を固設している。揺動側板73の軸74,
76には排版ローラ77,78がそれぞれ軸装さ
れており、かつそれぞれの軸74,76上に設け
られた各プーリには、排版用搬送回転体たる排版
用搬送ベルト79が掛け渡されていて、このベル
トはテンシヨンローラ80によつて張られてい
る。なお、排版ローラ77に接する排版従動ロー
ラ81は、揺動側板73に対し回転自在に設けら
れている。
ここで、版胴1は第14図の位置において停止
している。この態勢において、図示されない排版
釦を押すか若しくは一連の印刷工程シーケンス制
御における排版指令によつて排版指令アーム60
のアーム端に連結されたソレノイド(図示され
ず)が励磁されるようになつており、これに伴な
つて排版指令アーム60が左方へ引かれる。する
と、レバー62は軸61の周りに反時計方向に回
動し、この際、ピン62aは作動杆63をばね6
6の弾力に抗して上昇させる。すると、作動杆6
3の下端がわのピン63bを介してロツクアーム
67は軸68の周りに時計方向に第15図の位置
まで回動する。この回動の間、アーム67のピン
67bは、排版カム69の側縁69aを押し動か
し、同カム69を軸71の周りに時計方向に回動
させる。そして、カム69が第15図に示す位置
まで回動した状態において、ロツクアーム67の
ピン67bは、排版カム69の係止鈎部69bに
係合し、同カム69を同図の位置にロツクせしめ
る。この状態で、カム縁69cは図の位置に進出
し、以後、この状態が保持される。
している。この態勢において、図示されない排版
釦を押すか若しくは一連の印刷工程シーケンス制
御における排版指令によつて排版指令アーム60
のアーム端に連結されたソレノイド(図示され
ず)が励磁されるようになつており、これに伴な
つて排版指令アーム60が左方へ引かれる。する
と、レバー62は軸61の周りに反時計方向に回
動し、この際、ピン62aは作動杆63をばね6
6の弾力に抗して上昇させる。すると、作動杆6
3の下端がわのピン63bを介してロツクアーム
67は軸68の周りに時計方向に第15図の位置
まで回動する。この回動の間、アーム67のピン
67bは、排版カム69の側縁69aを押し動か
し、同カム69を軸71の周りに時計方向に回動
させる。そして、カム69が第15図に示す位置
まで回動した状態において、ロツクアーム67の
ピン67bは、排版カム69の係止鈎部69bに
係合し、同カム69を同図の位置にロツクせしめ
る。この状態で、カム縁69cは図の位置に進出
し、以後、この状態が保持される。
一方、第14図の作動杆63が、第15図の位
置まで上昇するとき、同杆63のカム突起63c
は、コロ73aに摺接しつつ、揺動側板73を軸
74の周りに時計方向に回動させる。そして、コ
ロ73aが、第15図に示すように、カム突起6
3cに乗り上げた状態で、揺動側板73はこの回
動を終了し、このとき、排板用搬送ベルト79
と、排版ローラ78は、版胴1の周面に、原版を
介して圧接する。
置まで上昇するとき、同杆63のカム突起63c
は、コロ73aに摺接しつつ、揺動側板73を軸
74の周りに時計方向に回動させる。そして、コ
ロ73aが、第15図に示すように、カム突起6
3cに乗り上げた状態で、揺動側板73はこの回
動を終了し、このとき、排板用搬送ベルト79
と、排版ローラ78は、版胴1の周面に、原版を
介して圧接する。
以上のような一連の動作は、排版釦を押すか若
しくは一連の印刷工程シーケンス制御における排
版指令によつて行なわれるのであるが、このの
ち、停止している版胴1が第15図の位置から矢
印方向に回転を始めるようになつており、また、
排版用搬送ベルト79も矢印方向に回転を始める
ようになつている。この場合、ベルト79の周速
は版胴1のそれよりも速くなつており、ベルトの
方が版胴よりも例えば3ないし5倍程度速く回転
するようになつている。なお、ベルト79は、軸
74が図示されない回転伝達機構により回転駆動
されることにより、駆動されるようになつてい
る。
しくは一連の印刷工程シーケンス制御における排
版指令によつて行なわれるのであるが、このの
ち、停止している版胴1が第15図の位置から矢
印方向に回転を始めるようになつており、また、
排版用搬送ベルト79も矢印方向に回転を始める
ようになつている。この場合、ベルト79の周速
は版胴1のそれよりも速くなつており、ベルトの
方が版胴よりも例えば3ないし5倍程度速く回転
するようになつている。なお、ベルト79は、軸
74が図示されない回転伝達機構により回転駆動
されることにより、駆動されるようになつてい
る。
さて、版胴1が第15図から第16図の位置ま
で回転すると、リンク16のカムフオロワ21
は、排版カム69のカム縁69cにつき当たる。
そして、版胴1がなおも回転を続けると、カムフ
オロワ21はカム縁69cによつて相対的に押し
動かされ、よつてリンク17を介して中間部材2
3が軸26を中心にして反時計方向に回動し、こ
の際、中間部材23は先端クランプアーム15を
押し上げる。すると、同アーム15は軸14の周
りに時計方向に回動し、先端クランプ部材6は
徐々に開放する。よつて、原版先端Maは解放さ
れ、この腰の強さと、クランプ部材6のストツパ
6aの端部に設けられた図示されない押し出し板
の押し出し作用とにより、版胴1の周面側に逃げ
る。
で回転すると、リンク16のカムフオロワ21
は、排版カム69のカム縁69cにつき当たる。
そして、版胴1がなおも回転を続けると、カムフ
オロワ21はカム縁69cによつて相対的に押し
動かされ、よつてリンク17を介して中間部材2
3が軸26を中心にして反時計方向に回動し、こ
の際、中間部材23は先端クランプアーム15を
押し上げる。すると、同アーム15は軸14の周
りに時計方向に回動し、先端クランプ部材6は
徐々に開放する。よつて、原版先端Maは解放さ
れ、この腰の強さと、クランプ部材6のストツパ
6aの端部に設けられた図示されない押し出し板
の押し出し作用とにより、版胴1の周面側に逃げ
る。
原版先端Maが解放されると、第17図に示す
如く、同先端Maは排版づめ75によつてガイド
されつつ、排版従動ローラ81と、排版ローラ7
7との間に向かう。原版先端Maが両ローラの間
にくわえられると、これらの回転速度は版胴より
も速くなつているため、ベルト79上において原
版Mは展張せられ、こののち、第18図に示す如
く、版胴1の切欠き面1bが両ローラ81,77
に対向する部位に略至つたとき、後端クランプ部
材7が閉じたままの状態で、原版後端Mbが強制
的にクランプ部材7と切欠き面1bの間から抜き
出される。排版ローラ77の周速は版胴のそれよ
りも速いので、原版Mの後端Mbが後端クランプ
部材7から引き抜かれるまでは、原版と排版ロー
ラ77との間でスリツプを生じながら排版ローラ
77と排版従動ローラ81とで原版を引張る。こ
のように、ベルト79の回転速度が版胴1のそれ
よりも速くなつており、しかも、切欠き面1bの
延長方向に略沿つて原版を抜き出すので、原版の
排出が極めて確実であつてかつ円滑である。ま
た、後端クランプ部材7を閉じたまま排版を行な
うような構成となつているので、排版時における
後端クランプ部材7の解放機構を必要とせず、こ
の種の装置に係る機構構成を簡素化することがで
きる。つまり、このような解放機構を用いないよ
うにするために、ベルト79の回転速度を版胴1
のそれよりも速くするように構成したのである。
このようにして排版が終了すると、こののち、版
胴1は第14図の初期位置まで回転して停止す
る。なお、排版動作時に、原版と排版ローラーと
の間のスリツプにより、たとえ原版にすり傷が付
いても、その原版は再使用されることなく廃棄さ
れるものであるから何ら差支えない。
如く、同先端Maは排版づめ75によつてガイド
されつつ、排版従動ローラ81と、排版ローラ7
7との間に向かう。原版先端Maが両ローラの間
にくわえられると、これらの回転速度は版胴より
も速くなつているため、ベルト79上において原
版Mは展張せられ、こののち、第18図に示す如
く、版胴1の切欠き面1bが両ローラ81,77
に対向する部位に略至つたとき、後端クランプ部
材7が閉じたままの状態で、原版後端Mbが強制
的にクランプ部材7と切欠き面1bの間から抜き
出される。排版ローラ77の周速は版胴のそれよ
りも速いので、原版Mの後端Mbが後端クランプ
部材7から引き抜かれるまでは、原版と排版ロー
ラ77との間でスリツプを生じながら排版ローラ
77と排版従動ローラ81とで原版を引張る。こ
のように、ベルト79の回転速度が版胴1のそれ
よりも速くなつており、しかも、切欠き面1bの
延長方向に略沿つて原版を抜き出すので、原版の
排出が極めて確実であつてかつ円滑である。ま
た、後端クランプ部材7を閉じたまま排版を行な
うような構成となつているので、排版時における
後端クランプ部材7の解放機構を必要とせず、こ
の種の装置に係る機構構成を簡素化することがで
きる。つまり、このような解放機構を用いないよ
うにするために、ベルト79の回転速度を版胴1
のそれよりも速くするように構成したのである。
このようにして排版が終了すると、こののち、版
胴1は第14図の初期位置まで回転して停止す
る。なお、排版動作時に、原版と排版ローラーと
の間のスリツプにより、たとえ原版にすり傷が付
いても、その原版は再使用されることなく廃棄さ
れるものであるから何ら差支えない。
一方、この間、第15図において、排版指令ア
ーム60に連結されたソレノイドの励磁状態が適
宜、解除されるようになつていて、これに伴な
い、作動杆63は、ばね66の弾力のもとに下降
し、ロツクレバー67、排版カム69、揺動側板
73、排版用搬送ベルト79等は、第14図の初
期位置に回動復帰する。
ーム60に連結されたソレノイドの励磁状態が適
宜、解除されるようになつていて、これに伴な
い、作動杆63は、ばね66の弾力のもとに下降
し、ロツクレバー67、排版カム69、揺動側板
73、排版用搬送ベルト79等は、第14図の初
期位置に回動復帰する。
なお、第1図において、給版台8の下方側に設
けた検出アーム82と作動腕83とは、共軸一体
となつており、例えば、排版時、原版の先端が検
出アーム82の折曲片82aを押し動かして、同
アーム82と作動腕83とを反時計方向に回動さ
せ、マイクロスイツチMS2をオンさせる。即ち、
このマイクロスイツチMS2をオンしない限り、排
版は終了していないことになり、この旨を、例え
ば印刷機の操作表示部に表示し、上記マイクロス
イツチがオンした時点で排版終了状態を表示する
ようになつている。
けた検出アーム82と作動腕83とは、共軸一体
となつており、例えば、排版時、原版の先端が検
出アーム82の折曲片82aを押し動かして、同
アーム82と作動腕83とを反時計方向に回動さ
せ、マイクロスイツチMS2をオンさせる。即ち、
このマイクロスイツチMS2をオンしない限り、排
版は終了していないことになり、この旨を、例え
ば印刷機の操作表示部に表示し、上記マイクロス
イツチがオンした時点で排版終了状態を表示する
ようになつている。
また、給版時において、給版台8に沿つて原版
を差し込むとき、原版先端は検出アーム82を回
動させて、作動腕83はマイクロスイツチMS2を
オンさせることになるが、このマイクロスイツチ
のオンによつて、操作表示部に給版中というよう
な表示を行なうようになつている。つまり、これ
らの一連の検知手段は、当該装置の誤作動の確認
を行なうものである。
を差し込むとき、原版先端は検出アーム82を回
動させて、作動腕83はマイクロスイツチMS2を
オンさせることになるが、このマイクロスイツチ
のオンによつて、操作表示部に給版中というよう
な表示を行なうようになつている。つまり、これ
らの一連の検知手段は、当該装置の誤作動の確認
を行なうものである。
以上のように本発明の印刷機の給排版装置の特
徴とするところは、版胴を停止させた状態で、原
版先端をクランプするように、また、排版時、後
端クランプ部材を閉じたまま、原版後端をそのク
ランプ部材から強制的に抜き出すように構成した
ことである。この特徴的な構成から、原版先端の
クランプ作用は確実であつて、従来装置のよう
な、版胴を回転させ乍ら、先端クランプを行なう
ものと比して、版胴の回転と、原版給送機構の作
動とのタイミングをとるための手段や排版時にお
ける後端クランプ部材の開放手段なり機構を必要
とせず、この種の給排版装置において勢い複雑と
ならざるを得ない機構構成を頗る簡素化すること
ができる。また、原版の給排版が自動的に行なわ
れるので、給排版に要する時間が短縮化され、印
刷機の稼動率もより向上する。
徴とするところは、版胴を停止させた状態で、原
版先端をクランプするように、また、排版時、後
端クランプ部材を閉じたまま、原版後端をそのク
ランプ部材から強制的に抜き出すように構成した
ことである。この特徴的な構成から、原版先端の
クランプ作用は確実であつて、従来装置のよう
な、版胴を回転させ乍ら、先端クランプを行なう
ものと比して、版胴の回転と、原版給送機構の作
動とのタイミングをとるための手段や排版時にお
ける後端クランプ部材の開放手段なり機構を必要
とせず、この種の給排版装置において勢い複雑と
ならざるを得ない機構構成を頗る簡素化すること
ができる。また、原版の給排版が自動的に行なわ
れるので、給排版に要する時間が短縮化され、印
刷機の稼動率もより向上する。
第1図は本発明が適用されるオフセツト印刷機
の概略構成図、第2図は本発明実施例装置に具備
される原版給版機構の初期態様を示す正断面図、
第3図は上記給版機構におけるソレノイドとリン
ク杆との連結態様を示す図、第4図は上記給版機
構における中間部材と後端クランプ腕との軸に対
する取付け態様を示す斜視図、第5図は前記原版
給版機構におけるカムレバーが作動態位に回動し
た状態を示す第2図からの作用図、第6図は版胴
が回転してリンクのカムフオロワがカムレバーの
カム縁に当接し始めた態様を示す第5図からの作
用図、第7図は先端クランプ部材が開放した状態
で版胴が原版クランプ位置において停止した態様
を示す第6図からの作用図、第8図は版胴を原版
クランプ位置に停止せしめるための検知棒とセン
サーとの位置関係を示す版胴まわりの斜視図、第
9図は先端クランプ部材が閉じた状態を示す第7
図からの作用図、第10図は後端クランプ部材が
解放する寸前の状態を示す第9図からの作用図、
第11図は後端クランプ部材の解放中途状態を示
す第10図からの作用図、第12図は後端クラン
プ部材が最大解放した状態を示す第11図からの
作用図、第13図は原版後端のクランプ動作が終
了した状態を示す第12図からの作用図、第14
図は本発明実施例装置に具備される原版排版機構
の初期態様を示す正断面図、第15図は上記排版
機構における排版カムや排版用搬送ベルト等が排
版作動態位に回動した状態を示す第14図からの
作用図、第16図は原版先端のクランプ解除を行
なうべくリンクのカムフオロワが排版カムのカム
縁に当接し始めた態様を示す第15図からの作用
図、第17図は先端クランプ部材が解放されると
ともに原版先端が排版づめによつて排出方向に誘
導されている態様を示す第16図からの作用図、
第18図は原版後端がまさに後端クランプ部材か
ら強制的に抜き出されようとする瞬間の状態を示
す図である。 1……版胴、6……先端クランプ部材、7……
後端クランプ部材、15……先端クランプアー
ム、16,17……リンク、23……中間部材、
37,38,39……ソレノイド、41……解放
部材、44……ロツクレバー、49……カムレバ
ー、79……排版用搬送回転体としてのベルト。
の概略構成図、第2図は本発明実施例装置に具備
される原版給版機構の初期態様を示す正断面図、
第3図は上記給版機構におけるソレノイドとリン
ク杆との連結態様を示す図、第4図は上記給版機
構における中間部材と後端クランプ腕との軸に対
する取付け態様を示す斜視図、第5図は前記原版
給版機構におけるカムレバーが作動態位に回動し
た状態を示す第2図からの作用図、第6図は版胴
が回転してリンクのカムフオロワがカムレバーの
カム縁に当接し始めた態様を示す第5図からの作
用図、第7図は先端クランプ部材が開放した状態
で版胴が原版クランプ位置において停止した態様
を示す第6図からの作用図、第8図は版胴を原版
クランプ位置に停止せしめるための検知棒とセン
サーとの位置関係を示す版胴まわりの斜視図、第
9図は先端クランプ部材が閉じた状態を示す第7
図からの作用図、第10図は後端クランプ部材が
解放する寸前の状態を示す第9図からの作用図、
第11図は後端クランプ部材の解放中途状態を示
す第10図からの作用図、第12図は後端クラン
プ部材が最大解放した状態を示す第11図からの
作用図、第13図は原版後端のクランプ動作が終
了した状態を示す第12図からの作用図、第14
図は本発明実施例装置に具備される原版排版機構
の初期態様を示す正断面図、第15図は上記排版
機構における排版カムや排版用搬送ベルト等が排
版作動態位に回動した状態を示す第14図からの
作用図、第16図は原版先端のクランプ解除を行
なうべくリンクのカムフオロワが排版カムのカム
縁に当接し始めた態様を示す第15図からの作用
図、第17図は先端クランプ部材が解放されると
ともに原版先端が排版づめによつて排出方向に誘
導されている態様を示す第16図からの作用図、
第18図は原版後端がまさに後端クランプ部材か
ら強制的に抜き出されようとする瞬間の状態を示
す図である。 1……版胴、6……先端クランプ部材、7……
後端クランプ部材、15……先端クランプアー
ム、16,17……リンク、23……中間部材、
37,38,39……ソレノイド、41……解放
部材、44……ロツクレバー、49……カムレバ
ー、79……排版用搬送回転体としてのベルト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原版後端部をばね力でクランプし、排版位置
において開放動作をしない後端クランプ部材と、 版胴の周速よりも大きい周速で回転する排版用
搬送回転体と を有する印刷機の給排版装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13487479A JPS5658868A (en) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | Plate mounting and removing device for printing press |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13487479A JPS5658868A (en) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | Plate mounting and removing device for printing press |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5658868A JPS5658868A (en) | 1981-05-22 |
JPS6336949B2 true JPS6336949B2 (ja) | 1988-07-22 |
Family
ID=15138494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13487479A Granted JPS5658868A (en) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | Plate mounting and removing device for printing press |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5658868A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125840A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-04 | Tokyo Koku Keiki Kk | 印刷機の自動給排版装置 |
JPS61112929U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | ||
JPS61195843A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-08-30 | Tokyo Koku Keiki Kk | 印刷機のマスタシリンダグリツパ開閉機構 |
JPS61162439U (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | ||
JPH067940U (ja) * | 1990-12-29 | 1994-02-01 | リョービ株式会社 | オフセット印刷機 |
CA2301029A1 (en) * | 1997-08-15 | 1999-02-25 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for making an offset plate |
-
1979
- 1979-10-19 JP JP13487479A patent/JPS5658868A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5658868A (en) | 1981-05-22 |
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