JP2004025646A - スタンプ装置 - Google Patents

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辻 富治
Uji Kamigaki
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Abstract

【課題】多種多様な図面サイズ、図面折り形態であっても、搬送されたままの状態で自動的に適正な位置及び向きで押印できるようにする。
【解決手段】図面折機90から受取った図面10を、スタンプ押印位置まで搬送して停止させる図面搬送・位置決め制御部200 を設ける。スタンプ100 を保持してこのスタンプ100 の向きを、停止状態の図面10の押印向きに合うように回転制御するスタンプ保持・押印向き制御部300 を設ける。スタンプ100 が、停止状態の図面10の、搬送方向と直交する方向の押印位置に合うように制御する、X方向位置決め制御部400 を設ける。停止状態の図面10に、スタンプ100 を押し付けて押印し押印後、スタンプ100 を図面10から引き離す、押印制御部500 を設ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスタンプ装置に関し、特に図面折機で折り上げられた図面に対しスタンプで押印するスタンプ装置に属する。
【0002】
【従来の技術】
各種の図面には、その発行元や発行日付等をスタンプで押印するのが通例であり、図面折機で折り上げられた図面に対しても、同様にスタンプで押印される。この折り上げられた図面に対する押印は、従来、手作業で行っていたが、作業者の負担が大きいため、折り上げられた図面を図面折機から受け取り、この図面にスタンプで押印する、スタンプ装置がある。
【0003】
このようなスタンプ装置の従来の一例として、特公平8−29883号公報に記載されたシート処理装置の、一構成としてのスタンプ機構(以下、スタンプ装置という)が上げられる。この従来のシート処理装置は、各種サイズの図面をA4サイズやB5サイズなどに折り上げた後、パンチ処理して押印する装置であり、そのスタンプ装置部分は、折り上げられ、かつパンチ処理されて搬送された図面に対し、搬送方向、及びこの搬送方向と直交する方向の位置合わせを行った後、印字胴(540,541)により、一定方向に押印する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のスタンプ装置は、折り上げられ、かつパンチ処理されて搬送された図面に対し、搬送方向、及びこの搬送方向と直交する方向の位置合わせを行って、印字胴により、一定の向きで押印する構造となっているので、押印位置は合わせることができるものの、図5に示すように、同一サイズの図面であっても折り形態により押印方向が変化し、一定の向きで押印する構造では、搬送された図面に対し、そのままでは押印できない場合が生じ、手作業で図面の向きを変更するとか、折り上がった図面の押印位置を想定して図面折機への図面の挿入方向を決定する、などの処理が必要となり、押印に対する煩雑な処理が必要である、という問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、多種、多様の図面サイズ及び折り形態であっても、搬送された図面に対しそのまま、自動的に適正な位置及び向きで押印することができる、スタンプ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のスタンプ装置は、図面折機により折り上げられた図面に対しスタンプで押印するスタンプ装置であって、次の各構成を有することを特徴とする。
(イ) 前記図面折機から受け取った図面を、前記スタンプによる押印位置まで搬送して停止させ、かつ押印後、再搬送する図面搬送・位置決め制御部
(ロ) 前記スタンプを保持してこのスタンプの向きを、停止状態にある前記図面の押印向きに合うように回転制御するスタンプ保持・押印向き制御部
(ハ) 前記スタンプが、停止状態にある前記図面の、搬送方向と直交する方向の押印位置に合うように、前記スタンプ保持・押印向き制御部を位置決め停止させる、搬送直交方向位置決め制御部
(ニ) 停止状態にある前記図面に、前記スタンプを押し付けて押印し、押印後、このスタンプを前記図面から引き離す、押印制御部
(ホ) 押印後に再搬送された図面を収容するスタッカ
(ヘ) 前記図面折機による図面折り形態、並びに前記図面の押印位置及び押印向きの情報に基づいて、前記図面搬送・位置決め制御部、スタンプ保持・押印向き制御部、搬送直交方向位置決め制御部、及び押印制御部の動作を総括制御する、総括制御部
【0007】
また、前記スタンプ保持・押印向き制御部が、前記スタンプを回転可能なように保持し、かつこのスタンプの回転角を検出する回転角検出部を含むスタンプヘッド部と、このスタンプヘッド部と結合してこれを保持し、かつ前記スタンプを回転駆動するヘッドホルダ・回転駆動部と、を備えて成り、前記回転角検出部で検出された回転角が前記図面の押印向きと対応する回転角となった位置で前記スタンプの回転を停止させる構成を有し、これらスタンプヘッド部とヘッドホルダ・回転駆動部との間が、互いに分離分割、及び結合可能な構造を有している。
【0008】
また、前記スタンプ保持・押印向き制御部は、そのスタンプヘッド部の回転角検出部が、前記スタンプと同一の回転軸を有し、予め設定された角度間隔でスリットが形成されたスリット板と、このスリット板のスリットを検出して回転角を検出する光センサと、を含んで構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態は、図面折機により折り上げられた図面に対しスタンプで押印するスタンプ装置であって、上記図面折機から受け取った図面を、上記スタンプによる押印位置まで搬送して停止させ、かつ押印後、再搬送する図面搬送・位置決め制御部と、上記スタンプを保持してこのスタンプの向きを、停止状態にある上記図面の押印向きに合うように回転制御するスタンプ保持・押印向き制御部と、上記スタンプが、停止状態にある上記図面の、搬送方向と直交する方向の押印位置に合うように、上記スタンプ保持・押印向き制御部を位置決め停止させる、搬送直交方向位置決め制御部と、停止状態にある上記図面に、上記スタンプを押し付けて押印し、押印後、このスタンプを上記図面から引き離す、押印制御部と、押印後に再搬送された図面を収容するスタッカと、上記図面折機による図面折り形態、並びに上記図面の押印位置及び押印向きの情報に基づいて、上記図面搬送・位置決め制御部、スタンプ保持・押印向き制御部、搬送直交方向位置決め制御部、及び押印制御部の動作を総括制御する、総括制御部と、を有する構成となっている。
【0010】
このような構成とすることにより、多種、多様な図面サイズ、図面折り形態であっても、煩雑な処理をすることなく、図面折機から搬送された図面に対しそのまま、自動的に図面や搬送方向の位置合わせ、及び搬送方向と直交する方向の位置合わせを行い、かつ押印向きを合わせて、適正に押印することができる。
【0011】
【実施例】
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例の、スタンプ装置全体を示す配置側面図、及びその主要部の平面図、図2(a),(b)はそのX方向可動部分の平面図及び側面図、図3はX方向可動部分のうちのスタンプ保持・押印向き制御部の平面図、及び2方向から見た側面図、図4はスタンプ保持・押印向き制御部の、各部材間の分離分割、結合関係を説明するための分解側面図である。
この実施例における、スタンプ装置全体の構成は、図面折機90により折り上げられた図面10を、この図面折機90から受け取って、スタンプ100による押印位置まで搬送して停止させ、かつ押印後に再搬送する図面搬送・位置決め制御部200と、スタンプ100を保持してこのスタンプの向きを、停止状態にある図面の押印向きに合うように回転制御するスタンプ保持・押印向き制御部300と、スタンプ100が、停止状態にある図面10の、搬送方向と直交する方向(以下、X方向という)の押印位置に合うように、スタンプ保持・押印向き制御部300を位置決め停止させる、X方向位置決め制御部400と、停止状態にある図面10に、スタンプ100を押し付けて押印し、この押印後、スタンプ100を図面10から引き離す、押印制御部500と、スタンプ保持・押印向き制御部300、X方向位置決め制御部400、及び押印制御部500を、スタンプ100の位置決め及び押印向きの制御、並びに押印制御ができるように配置、保持する、スタンプ保持・位置決めフレーム600と、押印後に再搬送された図面を収容するスタッカ700と、図面折機90による図面折り形態、並びに図面10の押印位置及び押印向きの情報に基づいて、図面搬送・位置決め制御部200、スタンプ保持・押印向き制御部300、X方向位置決め制御部400、及び押印制御部500の動作を総括的に制御する、図示省略されている総括制御部(800)と、を有する構成となっており、これら各部の詳細は以下のとおりである。
【0012】
図面搬送・位置決め制御部200は、搬送駆動源であり、自らの回転角の検出機能を有し、単位角度毎の移動をカウント信号として発信する搬送モータ210と、この搬送モータ210で駆動される搬送ベルト220と、この搬送ベルト220により回転し、図面10を挟持して搬送する、複数の搬送ローラ231〜235と、搬送されてきた図面の先端を検出する透過センサ240と、を備え、図面折機90からの図面10を、搬送モータ210を回転させて搬送し、この図面10の先端が透過センサ240に到達した時点から、総括制御部(800)による、図面10の搬送方向に対する押印位置情報に基づくカウント信号のカウント数だけカウントして搬送モータ210を停止させて、図面10を、その搬送方向の押印位置まで搬送して停止させ、押印終了後、搬送モータ210が再び回転して図面10をスタッカ700へと搬送する。
【0013】
X方向位置決め制御部400は、X方向駆動源のX方向DCモータ411、X方向に張られたタイミングベルト412を含み、X方向DCモータ411の回転によりタイミングベルト412を廻わすX方向駆動部410と、X方向に張られた2本のXガイド軸420と、スタンプ保持・押印向き制御部300及び押印制御部500を保持してタイミングベルト412に固定され、かつ2本のXガイド軸420にガイドされて、X方向DCモータ411の回転によりX方向に移動するX方向可動フレーム430と、このX方向可動フレーム430に対する、X方向ホームポジションセンサ441、その移動量を検出する目盛板442及びXカウントセンサ443を含むX方向位置検出部440と、を備え、X方向可動フレーム430は、電源投入によりホームポジションに配置された後、総括制御部800による、図面10のX方向に対する押印位置情報に基づく、X方向ホームポジションからの、Xカウントセンサ443による目盛板442の目盛カウント数の位置まで移動して停止する。
【0014】
X方向可動フレーム430は、可動フレーム本体431と、スタンプ保持・押印向き制御部300を保持してその上下方向の移動をガイドする2本の上下ガイド支柱432,433と、2本のXガイド軸420が貫通する4ヶ所の、Xガイド孔434を含む。
【0015】
X方向可動フレーム430の2本の上下ガイド支柱432,434に保持、ガイドされるスタンプ保持・押印向き制御部300は、スタンプ100を回転可能なように保持するスタンプヘッド部310と、このスタンプヘッド部310と結合してこれを保持し、かつスタンプ100を回転駆動するヘッドホルダ・回転駆動部340と、スタンプ100の回転角を検出する回転角検出部のうちの1部分の回転角センサ319と、を備え、上記回転角検出部で検出された回転角が、総括制御部800による図面10の押印向き情報に基づく回転角となった位置で、スタンプ100の回転を停止させる。
【0016】
また、スタンプヘッド部310及びヘッドホルダ・回転駆動部340のうちの、スタンプ回転角制御部分について更に詳細に説明すると、まず、スタンプヘッド部310は、互いに同一の回転軸で回転する、ヘッドホルダ・回転駆動部340からの回転駆動力を受け継ぐ歯車321、互いに90°の間隔でスリットSLTが形成されてそのうちの1つをホームポジションスリットHPSとし、かつこのホームポジションスリットHPS部分にはこれを含めて3本のスリットが形成され、回転角検出部の他の部分のスリット板322、スタンプ100を、その回転軸を合わせて保持固定するスタンプホルダ324、このスタンプホルダ324を、スタンプ100の押印動作時に押印軸方向に移動可能なように保持するロータ323、及びこのロータ323とスタンプホルダ324との間に挿入されてスタンプ100による押印時の図面10に対する押印圧力を決定するバッファばね325を含むロータリユニット320と、このロータリユニット320を回転可能なように保持するヘッドブロック330と、を備え、ヘッドホルダ・回転駆動部340は、回転駆動源のスタンプ回転モータ344と、このスタンプ回転モータ344と直結する駆動歯車345と、この駆動歯車345からスタンプヘッド部310の歯車321へと駆動力を伝達する中間歯車346と、を備え、回転角センサ319はヘッドホルダ・回転駆動部340に固定されて、前述のスリット板322のスリットSLTの有無を検出し、スタンプ100の回転に対するホームポジション、及びこのホームポジションに対する90°間隔の位置を検出する。
【0017】
また、スタンプヘッド部310及びヘッドホルダ・回転駆動部340のうちの、これらの結合構造は、図4に示されているように、スタンプヘッド部310には、ロータリユニット320を保持したヘッドブロック330を保持固定する保持板311と、この保持板311から突出する2本の結合突起312,313と、ヘッドブロック330の両サイドに配設されたロックレバー314及びつまみ315と、が設けられ、ヘッドホルダ・回転駆動部340には、回転駆動部分を保持し、支柱347で補強されたフレーム341と、このフレーム341に配設された、中空状の結合器348、及び結合孔349と、が設けられており、スタンプヘッド部310の結合突起312がヘッドホルダ・回転駆動部340の結合器348に挿入され、同様に、結合突起313が結合孔349に挿入されてスタンプヘッド部310とヘッドホルダ・回転駆動部340との間は互いに結合し、かつ、ロックレバー314の先端部分がフレーム341と嵌合してこれらの間の結合を維持する構造となっており、また、つまみ315を両サイドからつまむと、ロックレバー314・フレーム341間の嵌合が解除されて、スタンプヘッド部310とヘッドホルダ・回転駆動部340との間を切り離すことができる。この結合、切り離し構造により、スタンプ100の交換作業が容易になる。
【0018】
次に、このスタンプ保持・押印向き制御部300の動作について説明する。
電源が投入されると、まず、スタンプ回転モータ344が回転し、回転角センサ319により、スリット板322の、3本のスリットSLT部分のホームポジションスリットHPSを検出してこの位置で停止する。続いて、総括制御部(800)による、図面10の押印向きの情報に基づいて、そのままの位置を保持するか、スタンプ回転モータ344を回転させて90°毎のスリットSLTを検出し、押印向き情報に合ったスリット位置で停止する。スタンプ100の押印向きは、図面折機90で折り上げられて搬送された図面10の、搬送方向に対し、通常、図5に示すように、搬送方向と同一の向きかその逆の向き、又は搬送方向と直交する向き、となるので、スリット板322のスリットSLTの位置も90°間隔にしてある。
【0019】
次に、押印制御部500は、可動フレーム本体431に固定され、押印動作の駆動源となる上下方向モータ510と、この上下方向モータ510と結合してその駆動力を伝達する小歯車520と、スタンプ保持・押印向き制御部300内の、ヘッドホルダ・回転駆動部340のフレーム341に固定されて小歯車520から駆動力を受け、スタンプ保持・押印向き制御部300を上下方向に移動させるラック530と、スタンプ100の、上下方向、すなわち押印方向に対する押印開始前の初期位置の設定、及び押印のための移動量を制御する、フレーム341に固定された遮蔽板540、並びに可動フレーム本体431に配設された上下ホームセンサ550及び上下カウントセンサ560と、を備え、総括制御部(800)の制御のもとに、図面搬送・位置決め制御部200による図面10の搬送方向の位置、X方向位置決め制御部400による搬送方向と直交する方向(X方向)のスタンプ100の位置、及びスタンプ保持・押印向き制御部300によるスタンプ100の向きが決定すると、押印動作を開始する。
【0020】
この押印制御部500による押印動作は、まず、電源投入時に、遮蔽板540が上下ホームセンサ550を遮蔽する位置となるように上下方向モータ510を回転させて上下ホームポジションにスタンプ保持・押印向き制御部300を配置し、続いて各部による押印位置及び押印向きが決定した後、再び上下方向モータ510を回転させて、上下カウントセンサ560により予め設定されたカウント数だけカウントし、スタンプ保持・押印向き制御部300を図面10の方向に移動させて上下方向モータ510の回転を止め、スタンプ100印面を図面10に圧接して押印する。この押印状態で停止している時間は、スタンプ100の印面の、押印形成により決定され、インク含浸式印面の場合、インクの浸み出し時間を考慮して、例えば0.3秒程度とする。また、図面10の厚さが変化しても、図面10への圧接力が予め設定された値となるように、バッファばね325が設けられている。
【0021】
図面10への押印後(例えば押印時間の0.3秒後)、上下方向モータ510を逆転させてスタンプ100を図面10から引き離し、遮蔽板540が上下ホームセンサ550を遮蔽すると、上下方向モータ510の回転が停止し、押印動作が終了する。この押印動作終了後に、図面搬送・位置決め制御部200の搬送モータ210が再び回転をはじめ、図面10がスタッカ700へと搬送される。
【0022】
なお、スタンプ保持・位置決めフレーム600には、スタンプ保持・押印向き制御部300、X方向位置決め制御部400、及び押印制御部500を保持するメインフレーム610のほか、これらを保持した状態でこのスタンプ保持・位置決めフレーム600をスタンプ装置から引き出すことができ、かつスタンプ装置に収められた状態ではその脱落がないように、スライド機構620と、取手631付きのフレームロック機構630と、が設けられている。
【0023】
このように、この実施例では、図面搬送・位置決め制御部200により、図面10の搬送方向の押印位置が制御、決定され、X方向位置決め制御部400により、搬送方向と直交する方向、すなわちX方向の押印位置が制御、決定され、更に、スタンプ保持・押印向き制御部300により、スタンプ100の押印向きも制御、決定されるので、多種、多様な図面サイズ及び折り形態で折り上げられた図面であっても、図面折機90から搬送された状態のままで自動的に、適正な押印位置及び押印向きで押印することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、図面折機で折り上げられて搬送された図面に対し、図面搬送・位置決め制御部により、その搬送方向の押印位置を制御、決定し、搬送直交方向位置決め制御部により、図面搬送方向と直交する方向の押印位置を制御、決定し、かつ、スタンプ保持・押印向き制御部により、スタンプの押印向きを制御、決定する構成となっているので、多種、多様な図面サイズ、及び折り形態で折り上げられた図面であっても、図面折機から搬送された状態のままで自動的に、正しい押印位置に正しい押印向きで押印することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の、スタンプ装置全体を示す配置側面図及びその主要部の平面図である。
【図2】図1に示された実施例のX方向可動部分の平面図及び側面図である。
【図3】図2に示されたX方向可動部分のうちのスタンプ保持・押印向き制御部の平面図及び2方向から見た側面図である。
【図4】図3に示されたスタンプ保持・押印向き制御部の、各部材間の分離分割、結合関係を説明するための分解側面図である。
【図5】図面折機で折り上げられた、A2サイズの図面における、折り形態と押印位置及び押印向きの多様性を説明するための図である。
【符号の説明】
10 図面
90 図面折機
100 スタンプ
200 図面搬送・位置決め制御部
210 搬送モータ
220 搬送ベルト
231〜235 搬送ローラ
240 透過センサ
300 スタンプ保持・押印向き制御部
310 スタンプヘッド部
311 保持板
312,313 結合突起
314 ロックレバー
315 つまみ
319 回転角センサ
320 ロータリユニット
321 歯車
322 スリット板
323 ロータ
324 スタンプホルダ
325 バッファばね
330 ヘッドブロック
340 ヘッドホルダ・回転駆動部
341 フレーム
342,343 上下ガイド穴
344 スタンプ回転モータ
345 駆動歯車
346 中間歯車
347 支柱
348 結合器
349 結合孔
400 X方向位置決め制御部
410 X方向駆動部
411 X方向DCモータ
412 タイミングベルト
420 Xガイド軸
430 X方向可動フレーム
431 可動フレーム本体
432,433 上下ガイド支柱
434 Xガイド孔
440 X方向位置決め検出部
441 Xホームポジションセンサ
442 目盛板
443 Xカウントセンサ
500 押印制御部
510 上下方向モータ
520 小歯車
530 ラック
540 遮蔽板
550 上下ホームセンサ
560 上下カウントセンサ
600 スタンプ保持・位置決めフレーム
610 メインフレーム
620 スライド機構
630 フレームロック機構
631 取手
700 スタッカ

Claims (4)

  1. 図面折機により折り上げられた図面に対しスタンプで押印するスタンプ装置であって、次の各構成を有することを特徴とするスタンプ装置。
    (イ) 前記図面折機から受け取った図面を、前記スタンプによる押印位置まで搬送して停止させ、かつ押印後、再搬送する図面搬送・位置決め制御部
    (ロ) 前記スタンプを保持してこのスタンプの向きを、停止状態にある前記図面の押印向きに合うように回転制御するスタンプ保持・押印向き制御部
    (ハ) 前記スタンプが、停止状態にある前記図面の、搬送方向と直交する方向の押印位置に合うように、前記スタンプ保持・押印向き制御部を位置決め停止させる、搬送直交方向位置決め制御部
    (ニ) 停止状態にある前記図面に、前記スタンプを押し付けて押印し、押印後、このスタンプを前記図面から引き離す、押印制御部
    (ホ) 押印後に再搬送された図面を収容するスタッカ
    (ヘ) 前記図面折機による図面折り形態、並びに前記図面の押印位置及び押印向きの情報に基づいて、前記図面搬送・位置決め制御部、スタンプ保持・押印向き制御部、搬送直交方向位置決め制御部、及び押印制御部の動作を総括制御する、総括制御部
  2. 前記スタンプ保持・押印向き制御部が、前記スタンプを回転可能なように保持し、かつこのスタンプの回転角を検出する回転角検出部を含むスタンプヘッド部と、このスタンプヘッド部と結合してこれを保持し、かつ前記スタンプを回転駆動するヘッドホルダ・回転駆動部と、を備えて成り、前記回転角検出部で検出された回転角が前記図面の押印向きと対応する回転角となった位置で前記スタンプの回転を停止させる、請求項1記載のスタンプ装置。
  3. 前記スタンプ保持・押印向き制御部は、そのスタンプヘッド部とヘッドホルダ・回転駆動部との間が、互いに分離分割、及び結合可能な構造である、請求項2記載のスタンプ装置。
  4. 前記スタンプ保持・押印向き制御部は、そのスタンプヘッド部の回転角検出部が、前記スタンプと同一の回転軸を有し、予め設定された角度間隔でスリットが形成されたスリット板と、このスリット板のスリットを検出して回転角を検出する光センサと、を含んで成る、請求項2記載のスタンプ装置。
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