JPH02212189A - 熱定着性インク及びパターンシート並びにパターン形成方法 - Google Patents

熱定着性インク及びパターンシート並びにパターン形成方法

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JPH02212189A
JPH02212189A JP1098508A JP9850889A JPH02212189A JP H02212189 A JPH02212189 A JP H02212189A JP 1098508 A JP1098508 A JP 1098508A JP 9850889 A JP9850889 A JP 9850889A JP H02212189 A JPH02212189 A JP H02212189A
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JP
Japan
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ink
heat
pattern
sheet
fixable
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JP1098508A
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English (en)
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Emiko Miyawaki
宮脇 恵美子
Yuji Hotta
祐治 堀田
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、定着性、耐熱性、耐擦過性に優れる熱定着性
インクとそのインクシート、及び当該インクを用いたパ
ターンシートとその製造方法、並びにパターン形成方法
に関する。
発明の背景 記録装置の小型化や維持管理の容易性、低騒音性などの
利点に着目されて、熱転写記録方式がワードプロセッサ
等のOA分野や、バーコードプリンタ等のFA分野ない
しPOSシステム等へと普及するのに伴い、それに用い
る熱定着性インクに新たな性能が要求されている。高温
保存のための耐熱性の要求、長期保存のための耐擦過性
の要求などはその例である。耐熱性に優れる熱定着性イ
ンクは、例えばバーコード等を付与した識別ラベルの場
合、ガラスないし焼成セラミックや金属などからなる熱
処理を受ける製品や半製品ないし部品等への適用が可能
となり、多品種少量生産体制下でのそれら製品等の管理
を容易にする。
従来の技術及び課題 従来、熱定着性インクとしては、カーボン等の顔料と熱
溶融性バインダとの混合物からなるものが知られていた
しかしながら、かかる熱定着性インクを用いてパターン
を付与した被着体を高温(約300℃以上)で処理する
と、パターンが焼失したり、変質したりして実用に供し
うるパターンが得られない問題点があった。
ガラス粉末を併用して焼成によりパターンが定着するよ
うにした熱定着性インクも知られているが、定着処理に
長時間を要する問題点、あるいは被着体に付与したパタ
ーンが外部衝撃等で簡単に損傷したり、その周辺を汚染
する8など耐擦過性に乏しい問題点があった。
課題を解決するための手段 本発明は、JIS K  5101に基づく pHが5
〜8の金属酸化物、ないし定着ベースよりも比重の大き
い金属酸化物、又は酸ワックス、ないしアクリル系樹脂
を用いて上記の課題を克服したものである。
すなわち本発明は、JIS K  5101に基づく 
pHが5へ・8の金属酸化物と熱溶融11バインダから
なることを特徴とする熱定着性インク、又はインクの定
着へ・−スとなる熱溶融性のインク受容層よりも大きい
比重を有する金属酸化物と、熱溶融性バインダからなる
ことを特徴とする熱定着性インク、又は金属酸化物と、
酸ワックスを成分とする熱溶融性バインダからなること
を特徴とする熱定着性インク、又は金属酸化物と、アク
リル系樹脂及びワックスを成分とする熱溶融性バインダ
からなることを特徴とする熱定着性インク、並びにかか
る熱定着性インクを支持基材に保持させてなることを特
徴とするインクシート、及びそのインクシートをケース
に収容してなることを特徴とするインクリボンカートリ
ッジの提供を目的とする。
また本発明は、当該熱定着性インクからなるパターンを
、受容シートにおける熱溶融性のインク受容層又は転写
紙の上に設けてなることを特徴とするパターンシート、
及び前記したインクシートを用いて熱転写プリンタを介
しインク受容層の上にパターンを形成定着させることを
特徴とする当該パターンシートの製造方法の提供も目的
とする。
さらに本発明は、受容シートを用いてなるパターンシー
トを被着体に接着し、そのパターンシートを加熱処理し
てパターンとインク受容層を融和させることを特徴とす
るパターン形成方法、及び被着体に接着した受容シート
のインク受容層の上に、当該熱定着性インクからなるパ
ターンを形成したのち加熱処理し、パターンとインク受
容層を融和させることを特徴とするパターン形成方法の
提供も目的とする。
作用 金属酸化物を用いた熱定着性インクとすることにより耐
熱性、耐擦過性に優れるものとすることができ、その場
合、JIS K  5101に基づく pHが5〜8の
金属酸化物、又は酸ワックス、ないしアクリル系樹脂と
ワックスを成分とする熱溶融性バインダを用いると低温
定着性ないし短時間定着性が向上する。また受容シート
のインク受容層よりも比重の大きい金属酸化物を用いる
と、インク受容層の加熱処理面とパターン面とが実質的
に同一平面となるように融和させることができてパター
ンの突出による易損傷性が克服され、耐擦過性が向上す
る。特に、比重が4〜6の金属酸化物を1.5〜3g/
dの割合となるように熱定着性インクを保持させてなる
インクシートにあっては、形成パターンに含まれる金属
酸化物の適量性に優れてより耐擦過性が向上し、形成パ
ターンの明瞭性にも優れている。
一方、受容シートのインク受容層の上に熱定着性インク
のパターンを設けてこれを加熱処理することにより、パ
ターンとインク受容層が融和して一体化し、付与したパ
ターンを良好に温存したパターン付シートを得ることが
できる。その場合、受容シートがセラミック系シートか
らなる場合には、焼成体からなるパターン付シートとす
ることができる。
発明の構成要素の例示 本発明の熱定着性インクは、金属酸化物と、熱溶融性バ
インダを成分とする。
用いうる金属酸化物の例としては、コバルト、クロム、
鉄、銅、亜鉛、マグネシウム、スズ、マンガン、アルミ
ニウム、ニッケル、チタンなどの金属の少なくとも1種
を含む化合物があげられる。
その代表例としてはCo(AiCr)204 、Coo
 ・ZnO,(ZnFe)(FeCr)20< 、Cu
Cr204、MnPO4、(CuMn)(CrMn)z
 Os 、(CoFe)(FeCr)204 、Fe2
O3% Coo ・A1203、CO2TiO2・Ni
0Zn0,2(Co、Mg)O−8n02などがあげら
れる。低温定着性ないし短時間定着性の点よりは、JI
S K  5101に基づく pHが5〜8、就中5〜
7の金属酸化物が好ましく用いられる。また、耐擦過性
の点よりはパターンシートを形成するための受容シート
におけるインク受容層よりも比重が大きい、就中4〜6
の比重を有する金属酸化物が好ましく用いられる。
受容シートにおけるインク受容層の加熱処理面とパター
ン面とが実質的に同一平面となるよう融和する熱定着性
インクを得る場合には、そのインク受容層よりも0.5
以上比重の大きい金属酸化物を用いることが好ましい。
ちなみに、受容シートのインク受容層がエポキシ樹脂(
比重0.9〜1.2〉等の樹脂成分で形成される場合に
は、比重が2.0〜4.5の金属酸化物を用いることが
好ましい。セラミック系シート(比重2.5〜4.2)
の場合には、比重が3.0〜6.0の金属酸化物を用い
ることが好ましい。なお、用いる金属酸化物の比重(J
IS K5101)が6.0を超えると、熱定着性イン
クの安定性や支持基材への塗工精度に乏しくなる場合が
ある。またセラミック系シートの場合には、耐擦過性の
点より比重が約4以上の金属酸化物を用いることが特に
好ましい。
熱溶融性バインダとしてはワックスが用いられる。その
種類につき特に限定はない。好ましく用いうるワックス
の例としては、パラフィンワックス、マイクロワックス
、ポリエチレンワックスの如きパラフィン系ワックス類
、蜜ろう、カルナウバワックス、木ろうの如き天然ワッ
クス類、ステアリルアルコール、パルミチルアルコール
の如き高級アルコール系ワックス類、ステアロアミド、
オレオアミド、バルミチロアミドの如き高級アミド系ワ
ックス類、ヘキストワックス、ブチルステアレート、エ
チルパルミテート、ミリスチルステアレートの如きエス
テル系ワックス類、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘ
ニン酸、ミリスチン酸、カプリン酸、ラウリン酸、1,
20−エイコサンニ酸の如き高級脂肪酸からなる酸ワッ
クス類、ソルビタン誘導体類などがあげ゛られる。低温
定着性ないし短時間定着性の点よりは、酸ワックス類が
好ましく用いられる。
熱溶融性バインダとしてポリマを併用してもよい。親水
性ポリマ、疎水性ポリマのいずれも用いることができ、
環球法に基づく軟化点が40〜200℃のポリマが好ま
しく用いられる。親水性ポリマの例としては、ゼラチン
、その誘導体、セルロース誘導体、カゼイン等の蛋白質
やデンプン等の多糖類の如き天然物ないしその誘導体、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリ
ルアミド重合体の如き水溶性ポリマ、ビニル系ラテック
ス、ウレタン系ラテックスの如きポリマーラテックスな
どがあげられる。好ましく用いつる疎水性ポリマの例と
しては、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、エチル
セルロース、セルロースアセテート、ポリスチレン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマ、エチレン・酢酸ビニ
ルコポリマ、塩化ビニル・酢酸ビニル・マレイン酸ター
ポリマ、エステルガムの如きロジン誘導体などがあげら
れる。その他種々のポリマも用いつる(米国特許明細書
第3062674号、同第3142586号、同第31
43388号、同第3220844号、同第32872
89号、同第3411911号など)。
低温定着性ないし短時間定着性の点よりは、アクリル系
樹脂の併用が好ましい。そのアクリル系樹脂としては、
アクリル酸やメタクリル酸の如き酸系モノマ、アクリル
酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メ
タクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、メタクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸イ
ソブチルの如きエステル系モノマなどを用いてなる単成
分系樹脂や、複成分系樹脂(共重合体)、あるいは前記
モノマにエチレン、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル
、ブチレン、イソブチレン、ブタジェンの如きビニル系
モノマを20重量%以下、就中10重量%以下併用した
共重合体系樹脂などがあげられる。バインダ機能等の点
より重量平均分子量5万〜55万、就中20万〜40万
のアクリル系樹脂が好ましく用いられる。
熱定着性インクにおける金属酸化物、ワックス、ポリマ
の組成比は適宜に決定してよい。一般には金属酸化物1
00重量部あたり、ワックス10〜500重量部、好ま
しくは30〜400重量部、ポリマO〜500重量部、
好ましくは1〜400重量部、就中5〜300重量部が
用いられる。熱定着性インクはこれらを適宜に混合して
調製される。
なお、熱定着性インクには柔軟剤等の適宜な添加剤を加
えてもよい。柔軟剤としては通常、ひまし油、アマニ油
、オリーブ油の如き植物油、鯨油の如き動物油、その他
鉱油などが用いられる。
本発明のインクシートは、熱定着性インクを支持基材に
塗布するなり、含浸させるなどして保持させたものであ
る。セラミック系シートに対してパターンを形成する場
合には、耐擦過性、鮮明なパターンの形成性の点より、
比重が4〜6の金属酸化物、好ましくはさらにJIS 
K  5101に基づく pHが5〜8のものを1.5
〜3g/d、就中2.0〜2.5g/−の割合で保持さ
せたものが特に好ましい。その保持割合が1.5g/−
未満のインクシートでは印字濃度に乏しくてパターンが
不鮮明となる場合があり、3 g / tlを超えると
定着処理したパターンが外部衝撃等で損傷されたり、周
辺を汚染したりして耐擦過性に乏しくなる場合がある。
インクシートの形成に用いる支持基材としては例えば普
通紙、コンデンサー紙、ラミネート紙、コート紙の如き
紙類、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
ポリスチレン、ポリイミドの如き樹脂からなるフィルム
ないし紙・フィルム複合体、アルミニウム箔の如き金属
シート、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル等の繊
維からなる布などがあげられる。
熱転写プリンタに適用するためのインクシートにあって
は、耐熱性、寸法安定性、表面平滑性に優れる支持基材
を用いることが望ましい。サーマルプリンターヘッド等
の熱源の加熱温度で軟質化ないし可塑化せず、支持体と
しての強靭性を保持する耐熱性ないし寸法安定性を有し
、熱定着性インクの転写を阻害しない表面平滑性を有す
る支持基材が好ましく用いうる。表面平滑度としては、
転写率や画像の再現制度の点より、JIS P  81
19に基づくベック試験機による平滑度が100秒以上
、就中300秒以上のものが好ましい。支持基材の厚さ
は通常、熱伝導性の点より約60シI以下、就中2〜2
0趨が適当である。
熱定着性インクを支持基材に保持させる方式について特
に限定はな(、公知の方式を適用してよい。その例とし
ては、熱定着性インクを適宜な溶媒に溶解ないし分散さ
せた液を支持基材に塗布する方式などがあげられる。そ
の際、溶媒としては例えばトルエン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル
、メタノール、エタノール、イソプロパツール、ソルベ
ントナフサ、ヘキサン、ヘプタンなど適宜なものを用い
てよい。塗布は、リバースロールコータ、押出コータ、
グラビアコータ、ワイヤバーなど適宜な塗布機を用いて
行ってよい。熱定着性インクを塗布層として支持基材に
設ける場合、その厚さは金属酸化物の含有濃度にもよる
が、一般には15μm以下、就中2〜IOμ−とされる
。なお、熱定着性インクの塗布層を設けない支持基材面
は任意に構成してよく、適宜に利用してよい。
インクシートはそのまま実用に供してもよい。
また、適当な幅に裁断して熱転写リボン、押印転写リボ
ン、押印印字リボン等のリボン形態とし、これをケース
に収容してインクリボンカートリッジにするなどして、
各種のプリンタなどに適用できる形態として実用に供し
てもよい。
本発明の熱定着性インクないしそのインクシートは紙、
プラスチック、金属、セラミック等の種々の材質からな
る被着体に適用することができる。
熱転写プリンタ等の加熱媒体を介し被着体に印字ないし
パターンを付与した場合にはそのままインクを定着させ
ることができる。転写紙に形成したパターンを被着体に
転写したときなど、加熱媒体を介することなくパターン
を付与した場合には、熱ロールで押圧するなど適宜な加
熱処理を施すことにより、インクを定着させることがで
きる。なお、インクを定着させるための加熱処理は被着
体に対し行ってもよい。
本発明のパターンシートは、受容シートのインク受容層
や、転写紙の上に熱定着性インクからなるパターンを設
けたものである。受容シートのインク受容層の上に設け
る場合、そのパターンは加熱定着させるときもあるが、
転写紙の上に設ける場合には、そのパターンを他の被着
体に転写する必要のあることから、転写紙に対しパター
ンを加熱定着させない。
受容シートとしては、無機粉末と樹脂の混合物からなり
インクの定着ベースとなるインク受容層を耐熱性フィル
ムからなる基材に設けたものや、ガラス粉末ないしセラ
ミック粉末を含有するセラミック系シートなどがあげら
れる。
前者は150〜300℃程度の比較的低温での使用を目
的とする低温用受容シートであり、ポリエステルやポリ
イミドの如き耐熱性樹脂からなるフィルムやその積層体
に、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等
の樹脂と無機粉末の混合物からなるインク受容層を設け
て形成される。
後者のセラミック系シートは、高温、就中300〜14
00℃での使用を目的とする高温用受容シートである。
その例としては鉛ガラス系、ホウ珪酸鉛ガラス系、ソー
ダガラス系、珪酸ガラス系、石英ガラス系等の適宜なガ
ラス粉末を、必要に応じセラミック、金属ないしその酸
化物等からなる無機物や、有機バインダなどを用いてシ
ートとしたものがあげられる(例えば特開昭62−22
3057号公報等)。従って、セラミック系シートの場
合にはガラス粉末ないしセラミック粉末の含有層そのも
のがインク受容層となり、これは焼成によりその焼成体
中にパターンが一体化した焼成パターンとして被着体に
固着させることができる。なお、識別ラベルとして利用
する場合などのように、熱定着性インクとインク受容層
の加熱処理体との間に良好なコントラストや色調の変化
が望まれるときには、インク受容層に顔料や充填剤を添
加して適当な色調に着色化することが好ましい。
受容シートのインク受容層に設けるパターンは、バーコ
ードパターンや文字−陶磁器用等の絵柄パターンなど任
意である。また、パターンの形成方法も任意である。熱
定着性インクそのもの、ないしそのインク液の場合、手
書き方式、パターン形成マスクを介しての塗布方式など
適宜な方式でパターンを形成することができる。インク
シートの場合には、上記したようにXYプロッタ、ワイ
ヤートッド型や熱転写型ないしインパクト型などの適宜
なプリンタを用いてパターンを形成することができる。
プリンタによる場合には、印字パターン、バーコードパ
ターン、転写パターン、絵付はパターンなどの適宜なパ
ターンを能率的に、がっ精度よく形成することができる
受容シートを用いたパターンシートの好ましい製造方法
は、熱転写式のインクシートとプリンタを介してパター
ンを形成しつつ定着させる方法である。この方法は、パ
ターンシートの製造効率に優れるほか、形成されたパタ
ーンシートを被着体に接着する場合等における取り扱い
性に優れるなどの利点を有する。また、パターンシート
を加熱処理してなるパターン付シートにおけるパターン
が耐擦過性に優れる利点もある。
被着体にパターンを形成する方法としては、受容シート
を用いてなるパターンシートを被着体に接着して加熱処
理する方法、あるいは被着体に受容シートを接着したの
ち、そのインク受容層に熱定着性インクのパターンを付
与して加熱処理する方法などがあげられる。前者の方法
は、予めパターンシートを形成してこれを被着体に接着
するもので、適宜なプリンタ等を用いて形成したパター
ンシートを介し、精微なパターンを被着体に容易に付与
できる利点がある。後者の方法は、先ず受容シートを被
着体に接着したのち、そのインク受容層にパターンを形
成してパターンシートとするもので、被着体が基板やシ
ート状のものなどからなる場合に好ましく適用される。
なお、離型処理紙ないしフィルム、金属箔などの適宜な
転写紙に設けたパターンを受容シートに転写してパター
ンシートとする方式は、いずれの形成方法の場合にも適
用することができる。
被着体に接着するパターンシートの加熱処理は、インク
受容層の#1類などに応じて適宜な加熱温度で行ってよ
い。低温用受容シートの場合には、作業工程中の熱を利
用して加熱処理する方式でもよい。加熱処理により、熱
定着性インクとインク受容層が融和してより強固に一体
化し、目的とするパターン付シートが形成される。セラ
ミック系シートの場合には、上記したように焼成処理す
ることにより溶融セラミック粉末が接着剤的に機能し、
インクパターンの温存下に被着体に固着して耐熱性に優
れる焼成パターンとすることも可能である。
パターンシートがインク受容層よりも比重の大きい金属
酸化物を含有する熱定着性インクを用いたものである場
合には、その金属酸化物が自重で。
インク受容層中に沈下し、パターン面とシートの加熱処
理面が実質的に同一平面を形成するよう加熱処理するこ
とが好ましい。これにより、パターン表面とシート表面
が同一の平面を形成する状態、パターン表面がシート表
面より僅かに陥没した状態、あるいはパターン層の厚さ
の一部がシート中に埋没した状態のパターン付シートが
形成され、より耐擦過性に優れるもの、ないしパターン
の長期維持性に優れるものとすることができる。
、被着体に接着される受容シートには、必要に応じ粘着
剤層や接着層を付設するなどして被着体に対する接着力
が高められる。セラミック系シートを用いて焼成処理す
る場合には、焼成時に焼失する粘着剤の使用が適当であ
る。低温用受容シートの場合には、耐熱性の粘着剤、な
いし加熱処理で硬化する接着剤が適当である。なお、粘
着剤層等の露出面にはセパレータを貼着するなどして取
り扱い性を良くしてお(ことが望ましい。接着処理には
ロボットによる自動接着方式なども採用してよい。
被着体としては、ガラスないし焼成セラミック、金属な
どからなる完成品、未焼成のセラミック成形体などの未
完成品であってもよい。未完成品の場合、その被着体の
焼成をセラミック系シートからなるパターンシートのそ
れと兼ねてもよい。
本発明のパターン形成方法は、陶磁器、ガラス製品、は
うろう体などへの絵付けに好ましく適用できる。また、
ガラスないしセラミック、金属などからなる製品、半製
品ないし部品、搬送用パレットなどの種々の物品、特に
セラミック等の耐熱性基板、試作品などへの社名、ロッ
ト番号、品名、納入先、輸出国や、その他任意な識別記
号、着色パターン、色分はパターン、バーコードなどか
らなる識別ラベルの付与などにも好ましく適用できる。
もちろん上記に限定するものでなく、その他種々の目的
を有するパターンの付与に適用することができる。
発明の効果 本発明において、特定のpHを有する金属酸化物、ある
いは酸ワックス、ないしアクリル系樹脂とワックスを成
分とする熱溶融性バインダを用いた熱定着性インクは、
低温定着性、ないし短時間定着性に優れている。従って
、かかる熱定着性インクからなるインクシート、パター
ンシートは定着性に優れており、定着処理されたパター
ンは耐擦過性に優れて被着体に長時間存続し、精微なパ
ターンも容易に形成することができる利点も有している
また、インク受容層よりも大きい比重を有する金属酸化
物を用いた熱定着性インクは、加熱処理時におけるイン
ク受容層への沈下性に優れ、かかる熱定着性インクから
なるインクシート、パターンシートはパターン面とシー
ト面が実質的に同一平面を形成するパターン付シートの
形成性に優れ、被着体に付与したパターンが外部衝撃等
で損傷を受けに(く長期間定着して、耐擦過性により優
れている。特に、比重が4〜6の金属酸化物を特定の割
合で保持するインクシートは、セラミック系シートに対
する鮮明なパターンの形成性、形成パターンの耐擦過性
により優れている。
さらに、本発明のパターン形成方法は、曲面に対しても
容易に適用でき、任意なパターンを容易、かつ臨機に形
成することができて、大量生産品用ばかりでなく、多品
種少量生産品用の識別ラベルや絵柄などのパターンを容
易に得ることができる。
加えて、焼成により被着体に固着した焼成パターンは、
耐久性、耐熱性、耐薬品性等にも優れる。
実施例 参考例l BaO−CaO−3iO2系ガラス100部(M置部、
以下同じ)、ポリメタクリル酸イソブチル12部、ジブ
チルフタレート4部及びオレイン酸1部の混合物からな
るガラス粉末含有層を、セパレータ上に設けた粘着剤層
の上に形成してガラス粉末含有シート(セラミック系シ
ート)を調製した。
参考例2 Na20 ・B203” 5iOz系ガラス(比重2.
7g/cc)100部、ポリメタクリル酸イソブチル1
2部、ジブチルフタレート4部及びオレイン酸1部の混
合物からなるガラス粉末含有層(比重2.5g/ cc
 )を、セパレータ上に設けた粘着剤層の上に形成して
ガラス粉末含有シートを調製した。
参考例3 チタニア(比重3.8g/cc)50部、炭酸カルシウ
ム50部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂32部、フ
ェノール樹脂系硬化剤1.3部、2−n−ヘプタンデシ
ルイミダゾール0.5部及びニトリルゴム11部の混合
物からなるインク受容層(比重2.0 g / cc 
)を、ポリイミドフィルム上に設けて低温用受容シート
を調製した。
実施例1 CuCr20s (pH6,0、比重5.33 g/c
c ) 50部、パラフィンワックス45部及びエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体5部をロールミルでトルエン中
に均一に分散させて熱定着性インクの塗布液を調製した
ついで、前記の塗布液を厚さ5部mのポリエステルフィ
ルム上に乾燥後の厚さが約51711となるよう塗布機
にて塗布し、乾燥させてインクシートを作製した。
次に、前記のインクシートを所定幅に裁断してリボンと
し、これをケースに収容してインクリボンカートリッジ
を作製し、これを用いて通常の熱転写プリンタを介し、
参考例1で得たガラス粉末含有シートにおけるガラス粉
末含有層の上に所定のバーコードパターンを印刷し、パ
ターンシートを得た。
前記のパターンシートをその粘着剤層を介し、表面を加
熱酸化したステンレス板に接着し、これを550℃で1
0分間焼成して、ステンレス板に固着した焼成パターン
を得た。なお焼成時にパラフィンワックス等の有機成分
は焼失した。
得られた焼成パターンについてJIS H8503に準
拠して耐磨耗試験を行ったが、パターンは削られること
なく、優れた定着性を示した。
比較例l CuCr2O4に代えてCo−Al204 (1)H9
,0)を用いたほかは実施例1に準じ熱定着性インク、
インクシート、パターンシート、焼成パターンを形成し
、その焼成パターンにっきJIS H8503に準拠し
て耐磨耗試験を行ったところ、パターンは定着が不十分
で部分的に削り取られ、識別不能となった。
実施例2 参考例1で得たガラス粉末含有シートを、表面を加熱酸
化したステンレスからなる曲率半径50+n+++の筒
にその粘着剤層を介し接着したのち、実施例1と同じ熱
定着性インクを用いてスクリーン印刷方式により転写紙
の上に設けた絵柄を転写し、これを550℃で10分間
焼成して、鮮明な絵柄が良好に定着してなる焼成パター
ンが固着したステンレス筒を得た。なお焼成時にパラフ
ィンワックス等の有機成分は焼失した。
実施例3 CO2Tie< ・Ni0ZnO(比重5.0g/cc
)50部、パラフィンワックス35部及びエチレン・酢
酸ビニル共重合体15部をロールミルでトルエン中に均
一に分散させて熱定着性インク(比重3.0g/cc)
の塗布液を調製した。
ついで、前記の塗布液を厚さ6u+のポリエステルフィ
ルム上に乾燥後の厚さが約5μmとなるよう塗布機にて
塗布し、乾燥させてインクシートを作製した。
次に、前記のインクシートを所定幅に裁断してリボンと
し、これをケースに収容してインクリボンカートリッジ
を作製し、これを用いて通常の熱転写プリンタを介し、
参考例2で得たガラス粉末含有シートにおけるガラス粉
末含有層の上に所定のバーコードパターンを印刷し、パ
ターンシートを得た。
前記のパターンシートをその粘着剤層を介し、表面を加
熱酸化したステンレス板に接着し、これを750℃で3
0分間焼成して、ステンレス板に固着した焼成パターン
を得た。なお焼成時にパラフィンワックス等の有機成分
は焼失した。
得られた焼成パターンにおいて、パターンはシート面と
略同−平面を形成しており、これをJISH8503に
準拠して耐磨耗試験を行ったが、パターンは削られるこ
となく、優れた定着性を示した。
実施例4 実施例3に準じて得た熱定着性インクのインクシートを
用いて、通常の熱転写プリンタにより参考例3で得た低
温用受容シートのインク受容層の上に所定のパターンを
印刷し、パターンシートを得た。
前記のパターンシートを150℃で30分間加熱処理し
て得たパターンにおいて、パターンはシート面(インク
受容層面)と略同−平面を形成しており、これをJIS
 H8503に準拠して耐磨耗試験を行ったが、パター
ンは削られることなく、優れた定着性を示した。
実施例5 Du Cr 20430部、ソルビタン誘導体49部及
びエチレン・酢酸ビニル共重合体21部をロールミルで
トルエン中に均一に分散させて熱定着性インクの塗布液
を調製した。
ついで、前記の塗布液を厚さ6ptaのポリエステルフ
ィルム上に乾燥後の厚さが約10ua+となるよう塗布
機にて塗布し、乾燥させてインクシートを作製した。イ
ンクシートにおけるCuCr20.の保持割合は2.2
g/dであった。
次に、前記のインクシートを所定幅に裁断してリボンと
し、これをケースに収容してインクリボンカートリッジ
を作製し、これを用いて通常の熱転写プリンタを介し、
参考例1で得たガラス粉末含有シートにおけるガラス粉
末含有層の上に所定のバーコードパターンを印刷し、パ
ターンシートを得た。形成されたパターンは非常に鮮明
であった。
前記のパターンシートをその粘着剤層を介し、表面を加
熱酸化したステンレス板に接着し、これを500℃で3
0分間焼成して、ステンレス板に固着した焼成パターン
を得た。なお、焼成時にソルビタン誘導体等の有機成分
は焼失した。
得られた焼成パターンにおいて、パターンはシート面と
略同−平面を形成しており、これをJISH8503に
準拠して耐磨耗試験を行ったが、パターンは削られるこ
となく、優れた定着性を示した。
比較例2 CuCr2O*50部、ソルビタン誘導体35部及びエ
チレン・酢酸ビニル共重合体15部を用いて実施例5に
準じ熱定着性インクの塗布液を調製し、これを用いてイ
ンクシート、パターンシート及び焼成パターンを得た。
なお、インクシートにおけるCuCr2O4の保持割合
は5.3g/jであった。
得られた焼成パターンについてJIS H8503に準
拠して耐磨耗試験を行ったところ、未定着部分の金属酸
化物が削り取られ、パターンの周辺が黒く汚れてパター
ンの識別が困難であった。
比較例3 CuCr20420部、ソルビタン誘導体56部及びエ
チレン・酢酸ビニル共重合体24部を用いて実施例5に
準じ熱定着性インクの塗布液を調製し、これを用いてイ
ンクシート、パターンシート及び焼成パターンを得た。
なお、インクシートにおけるCuCr2O4の保持割合
は1.2g/dであった。
得られた焼成パターンについてJIS H8503に準
拠して耐磨耗試験を行ったところ、パターンの濃度が薄
(てコントラストが不足し、パターンの識別が困難であ
った。
を530℃で10分間焼成して、ステンレス板に固着し
た焼成パターンを得た。なお焼成時にステアリン酸等の
有機成分は焼失した。
得られた焼成パターンについてJ ISH8503に準
拠して耐磨耗試験を行ったが、パターンは削られること
なく、優れた定着性を示した。
実施例6 CuCr20450部、ステアリン酸35部及びエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体15部をロールミルでトルエン
中に均一に分散させて熱定着性インクの塗布液を調製し
た。
ついで、その塗布液を用いて実施例3に準じインクシー
ト、インクリボンカートリッジを作製し、これを用いて
通常の熱転写プリンタを介し、参考例1で得たガラス粉
末含有シートにおけるガラス粉末含有層の上に所定のバ
ーコードパターンを印刷し、パターンシートを得た。
前記のパターンシートをその粘着剤層を介し、表面を加
熱酸化したステンレス板に接着し、これ実施例7 CoO−2nO50部及びベヘニン酸50部をロールミ
ルでトルエン中に均一に分散させて熱定着性インクの塗
布液を調製し、これを用いて転写紙上に所定の絵柄パタ
ーンをスクリーン印刷方式で形成した。
次に、ステンレスからなる表面を加熱酸化した曲率半径
50mの筒に参考例1で得たガラス粉末含有シートをそ
の粘着剤層を介して接着したのち、そのガラス粉末含有
層の上に前記の転写紙に設けた絵柄を転写し、これを5
30℃で10分間焼成して、焼成パターンが固着したス
テンレス筒を得た。絵柄は鮮明でその定着性に優れてい
た。なお焼成時にベヘニン酸等の有機成分は焼失した。
実施例8 CuCr 20450部、ステアリン酸35部及び重量
平均分子量約36万のポリメタクリル酸n−ブチル15
部をロールミルでトルエン/エタノール混合溶媒中に均
一に分散させて熱定着性インクの塗布液を調製し、これ
を用いて実施例6に準じインクシート、インクリボンカ
ートリッジを作製し、パターンシートを得た。
前記のパターンシートをその粘着剤層を介し、表面を加
熱酸化したステンレス板に接着し、これを500℃で1
0分間焼成して、ステンレス板に固着した焼成パターン
を得た。なお、焼成時に熱定着性インク中のステアリン
酸等の有機成分は焼失した。
得られた焼成パターンについてJIS H8503に準
拠して耐磨耗試験を行ったが、パターンは削られること
なく、優れた定着性を示した。
実施例9 実施例7に準じ、実施例8と同じ熱定着性インクを用い
て転写紙上に設けた絵柄を転写し、500℃で10分間
焼成して、焼成パターンが固着したステンレス筒を得た
。絵柄は鮮明でその定着性に優れていた。なお焼成時に
ステアリン酸等の有機成分は焼失した。
実施例1O Coo・Zn050部、パラフィンワックス50部、及
びアクリル酸メチル/アクリル酸/酢酸ビニル(重量比
: 60/30/10 )からなる重量平均分子量約2
0万の共重合体をロールミルでトルエン中に均一に分散
させて熱定着性インクの塗布液を調製し、これを用いて
実施例8に準じインクシート、パターンシート、焼成パ
ターンを形成した。なお、焼成時にパラフィンワックス
等の有機成分は焼失した。
得られた焼成パターンについてJIS H8503に準
拠して耐磨耗試験を行ったが、パターンは削られること
な(、優れた定着性を示した。
比較例4 アクリル酸メチル/アクリル酸/酢酸ビニル共重合体に
代えて、エチレン・酢酸ビニル(重量比:50150)
共重合体を用いたほかは実施例1Oに準じ熱定着性イン
ク、インクシート、パターンシート、焼成パターンを形
成した。
前記の焼成パターンにっきJIS H8503に準拠し
て耐磨耗試験を行ったところ、パターンは定着が不十分
で部分的に削り取られ、識別不能となった。
特許出願人  日東電工株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、JISK5101に基づくpHが5〜8の金属酸化
    物と、熱溶融性バインダからなることを特徴とする熱定
    着性インク。 2、インクの定着ベースとなる熱溶融性のインク受容層
    よりも大きい比重を有する金属酸化物と、熱溶融性バイ
    ンダからなることを特徴とする熱定着性インク。 3、金属酸化物と、酸ワックスを成分とする熱溶融性バ
    インダからなることを特徴とする熱定着性インク。 4、金属酸化物と、アクリル系樹脂及びワックスを成分
    とする熱溶融性バインダからなることを特徴とする熱定
    着性インク。 5、請求項1〜4に記載の熱定着性インクを支持基材に
    保持させてなることを特徴とするインクシート。 6、比重が4〜6の金属酸化物を用いてなる請求項2に
    記載の熱定着性インクを、その金属酸化物の割合が1.
    5〜3g/m^2となるように保持させてなる請求項5
    に記載のインクシート。 7、請求項5又は6に記載のインクシートをケースに収
    容してなることを特徴とするインクリボンカートリッジ
    。 8、受容シートにおける熱溶融性のインク受容層の上に
    、請求項1、2、3、4又は6に記載の熱定着性インク
    からなるパターンを有することを特徴とするパターンシ
    ート。 9、請求項5又は6に記載のインクシートを用いて熱転
    写プリンタを介し、インク受容層の上にパターンを形成
    定着させることを特徴とする請求項8に記載のパターン
    シートの製造方法。 10、転写紙の上に、請求項1、2、3、4又は6に記
    載の熱定着性インクからなるパターンを有することを特
    徴とするパターンシート。 11、請求項8に記載のパターンシートを被着体に接着
    し、そのパターンシートを加熱処理してパターンとイン
    ク受容層を融和させることを特徴とするパターン形成方
    法。 12、被着体に接着した受容シートのインク受容層の上
    に、請求項1、2、3、4又は6に記載の熱定着性イン
    クからなるパターンを形成したのち加熱処理し、パター
    ンとインク受容層を融和させることを特徴とするパター
    ン形成方法。 13、請求項2又は6に記載の熱定着性インクからなる
    パターン面がインク受容層の加熱処理面と実質的に同一
    平面を形成するよう加熱処理する請求項11又は12に
    記載のパターン形成方法。
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