JPH0221150Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0221150Y2
JPH0221150Y2 JP1986055398U JP5539886U JPH0221150Y2 JP H0221150 Y2 JPH0221150 Y2 JP H0221150Y2 JP 1986055398 U JP1986055398 U JP 1986055398U JP 5539886 U JP5539886 U JP 5539886U JP H0221150 Y2 JPH0221150 Y2 JP H0221150Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
return prevention
feeding
prevention device
pair
roll feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986055398U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62169730U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986055398U priority Critical patent/JPH0221150Y2/ja
Publication of JPS62169730U publication Critical patent/JPS62169730U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0221150Y2 publication Critical patent/JPH0221150Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばプレスラインなどにおける材
料送り装置の動作停止時に、材料が供給部側へ引
き戻される現象を防止するための材料戻り防止装
置に係り、特に材料をクランプして戻りを防止し
た状態のままで、送られた材料の精密な位置決め
のために該材料を送り方向の前後両方向に動かす
ことができる送り装置の材料戻り防止装置に関す
るものである。
[従来の技術] 一般にプレス機等に材料を供給する場合、グリ
ツパフイーダあるいはロールフイーダといつた各
種送り装置が使用される。
第5図は送り装置としてロールフイーダ1を使
用したプレスラインの一例を模式的に示したもの
である。ロールフイーダ1は、ベルト2を介して
モータMに連動連結された駆動ロール3と該駆動
ロール3に対して平行に設けられた従動ロール4
とを具備しており、両ロール3,4間に材料5を
挟持しながら、プレス機Pの動きに合せて金型6
内に材料5を断続的に供給する構成となつてい
る。コイル状の材料5を巻装したオートリール7
とロールフイーダ1との距離は、一般的には材料
板厚の2000倍〜3000倍の長さに設定されている。
またオートリール7とロールフイーダ1の間には
材料5をはさむ上下両位置にそれぞれループセン
サ8が設置されていて、オートリール7から解か
れた材料5の接触を検知してオートリール7の駆
動手段に制御信号を送るように構成されている。
従つてオートリール7から解かれたコイル状の材
料5は、常に図示のようにオートリール7への巻
装方向とは逆の向きにたわんで下方に垂れ下つた
状態となり、ロールフイーダ1を介してプレス機
Pへ送られる材料5に曲り等の不都合な変形が発
生しないようになつている。ところが、このよう
な状態でロールフイーダ1によつて材料5を送つ
ているため、下方に垂れ下がつた材料5の自重に
よつて材料5の送り方向は逆向きの力が、材料5
に加わることになり、この力を一般にバツクテン
シヨンと呼んでいる。
ところで近年、電子部品製造業界を初めとする
多方面からプレス成形等における高精密な加工が
求められるようになつており、これに伴つてロー
ルフイーダ等の送り装置についても、高い送り精
度が要求されるようになつてきている。しかし、
送り装置の送り精度を越える高精密な加工が特に
必要とされる場合には、第5図に示すようにパイ
ロツトピン9が金型6に取付けられて、材料5の
微妙な位置調整を行なえるようになつているのが
一般である。即ちこのパイロツトピン9は、送り
装置によつて送られた材料5をプレス加工の直前
に金型6に対してさらに精密に位置合せするため
のものである。材料5には位置決め孔が金型6に
よつて形成されるか又は前工程であらかじめ形成
されており、プレス加工の際には加工に先立つて
パイロツトピン9がこの位置決め孔に挿入され
る。ロールフイーダ1によつて送られた材料5の
位置は、パイロツトピン9の位置(即ち金型6の
位置)に対して若干の誤差があるのが普通である
が、若干位置のずれた位置決め孔にパイロツトピ
ン9を強制的に挿入すれば、材料5は位置の誤差
分だけ移動するので金型6と材料5とは精密に位
置合せされることになる。この場合、送り装置
(図示の例ではロールフイーダ1)は材料5のク
ランプを解除し、材料5が位置合せのために自由
に移動しうる状態にしておかなければならないこ
とはもちろんである。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、前述の通り材料5にはバツクテンシ
ヨンが作用しているため、送り装置であるロール
フイーダ1のクランプを解除すると、送り方向と
は逆方向に材料5が移動してしまうことがある。
場合によつては位置決め孔がパイロツトピン9の
位置から大きくずれ、パイロツトピン9が材料5
の表面に突き出て、パイロツトピン9や金型6が
破損してしまう恐れがあつた。
このような事故を防止すると共に所期の位置決
め精度を確保するためには、ロールフイーダ1の
クランプを解除すると同時に材料5の位置決め孔
にパイロツトピン9を挿入できるようにしなけれ
ばならない。さらにプレス加工中や加工後には材
料5を固定しておくため、適当な時期にロールフ
イーダ1を再びクランプ状態にする必要がある。
このようなロールフイーダ等の送り装置における
材料のクランプ、アンクランプのタイミング制御
は、カム機構によつて行なつている場合が多く、
その調整作業がきわめて煩雑であり、金型を交換
するたびにこのタイミング調整作業を行なわなけ
ればならないという問題点があつた。
また前述したようなバツクテンシヨンによる材
料の戻りを防止するため、第5図に示すように送
り装置(本例ではロールフイーダ1)の材料導入
側に戻り防止装置10を設けることもできる。こ
の戻り防止装置10は材料5の送り方向にのみ回
転する上下一対の一方向ローラ10a,10aを
有しており、作動時には一方のローラ10aが他
方のローラ10aに向けて押圧され、両ローラ1
0a,10aの間に材料5を挾持するように構成
されている。ところが前述したようにロールフイ
ーダ1によつて送られた材料5の位置は、金型6
又はパイロツトピン9の位置に対して若干の誤差
があり、材料5の送り方向後方にずれていること
もあれば、先方に進みすぎていることもある。例
えば材料5が送り方向後方にずれている場合、即
ち材料5の送り量が少ない場合には、所定位置よ
りも後方に若干ずれている位置決め孔にパイロツ
トピン9を挿入すれば、材料5は先方に移動する
ことができるので材料5と金型6の位置合せは可
能である。ところが材料5が送り方向先方にずれ
ている場合、即ち材料5を送りすぎてしまつた場
合には、材料5は戻り防止装置10の一方向ロー
ラ10a,10aによつて挾持固定されていて後
方に戻ることができないので、パイロツトピン9
によつて位置の修正を行なおうとしてもパイロツ
トピン9と一方向ローラ10a,10a間で材料
5がたわんでしまい、正確な加工が行えなくなる
という問題点があつた。
[考案の目的] 本考案は以上の問題点に鑑みてなされたもので
あり、パイロツトピンの昇降動作と送り装置によ
る材料のクランプ・アンクランプ動作とのタイミ
ング調整を容易にするために、バツクテンシヨン
による材料の戻りを防止することができるだけで
なく、パイロツトピンによる位置合せ動作にも支
障のない、送り装置の材料戻り防止装置を提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本考案による送り装
置の材料戻り防止装置は、材料の送り方向に対す
る後方に向けて所定角度回動自在となるように送
り装置の材料導入側に設置された一対のホルダ
と、前記一対のホルダ間に設けられ、材料の送り
方向にのみ回転可能とされた上下一対のローラ
と、前記一対のローラのうち少なくとも一方のロ
ーラを他方のローラ側に付勢する押圧手段と、を
具備することを特徴としている。
[作用] 送り装置が工作機械に間欠的に材料を送ると、
材料戻り防止装置の一対のローラは材料を挾持し
た状態で、送られていく材料に従動して回転す
る。
送られて位置決めされた材料をさらにパイロツ
トピン等によつて精密に位置調整するため、送り
装置が材料のクランプを解除(以下、リリースと
いう。)した場合、材料に送り方向と反対向きの
力が作用しても一方向ローラである一対のローラ
は逆転しないから、材料が大きく戻される心配は
ない。従つて、パイロツトピンが材料の位置決め
孔に挿入された瞬間を捉えて材料をリリースす
る、といつた厳密な調整を行う必要はない。調整
時におけるリリースのタイミング設定は比較的簡
易に行なうことができ、例えばパイロツトピンが
位置決め孔に挿入される直前に材料をリリースす
るようにすることもできる。
また、パイロツトピンによる材料の位置調整時
において、送り装置による材料の送り量が足りな
い場合には、材料の送り方向への移動は戻り防止
装置の拘束を全く受けない。
逆に送り装置による材料の送り量が長すぎた場
合には、一対のローラによつて材料を挾持固定し
た状態を保ちながら、戻り防止装置は全体として
後方に揺動するので、パイロツトピンの位置決め
孔への挿入によつて材料は誤差分だけ後方へ戻る
ことができ、この場合にも精密な位置合せが実現
できることになる。
[実施例] 第3図は、本考案の一実施例である材料戻り防
止装置11(以下、戻り防止装置11と略称す
る。)の設置状態を示す斜視図である。図中12
は送り装置としてのロールフイーダであり、図示
はしないがケース13の内部には上側の従動ロー
ラと下側の駆動ローラとによつて構成される上下
一対の送りローラが水平に設置されている。図
中、材料はケース13の手前側から導入され、該
送りローラに挾持されてケース13の後方側に送
り出される。図示はしないがロールフイーダ12
の後方側隣部にはプレス機が設置されていて、ロ
ールフイーダ12によつて所定のタイミングで送
り出される材料5の供給を受け、これを次々と加
工していくように構成されている。またロールフ
イーダ12の従動ローラはリリースシリンダ14
のロツドに連結されている。該リリースシリンダ
14はプレス機の作動タイミングに合せて駆動さ
れるように構成されており、従動ローラを昇降さ
せて材料5が自由に動けるようにこれをリリース
したり、駆動ローラとの間に材料5を挾持してこ
れを搬送できるようになつている。
次に前記ロールフイーダ12の材料導入側には
戻り防止装置11が設けられている。ロールフイ
ーダ12のケース13には、材料5の導入口13
aをはさんだ両側の位置に略矩形状の一対の支持
板15,15が取付けられており、戻り防止装置
11はこの支持板15,15に設けられている。
第1図〜第3図に示すように、各支持板15,1
5の内側下部にはそれぞれ小ねじ16が固定され
ており、両小ねじ16,16にはカラー16aを
介して一対のホルダ17,17がその下縁部にお
いて回動自在に軸支されている。一対のホルダ1
7,17はそれぞれ矩形状の板体であり、両者の
間には固定軸18が渡設されて固定してある。そ
して前記固定軸18の取付け位置の真上にあたる
両ホルダ17,17の略中央部には、縦方向の長
孔17aがそれぞれ形成されており、この長孔1
7aには前記固定軸18と平行に回動軸19が設
置されている。回動軸19の両端部は、周面を一
箇所で一致させた軸心の異なる細径の偏心部20
とされており、図示の状態において回動軸19は
両偏心部20,20によつて支持板15上に載置
された形になつている。
そして前記固定軸18及び回動軸19の略中央
部には一方向ローラ21,22がそれぞれ取付け
られており、両一方向ローラ21,22間に挾持
された材料5は前記ロールフイーダ12の送り方
向にのみ移動しうるように構成されている。また
回動軸19に設けられた一方向ローラ21の隣に
はレバー23の基部が固定されており、図示の状
態から該レバー23を手前側(材料導入側)に倒
せば、回動軸19は支持板15上の偏心部20を
中心として回動するので、前記両一方向ローラ2
1,22の間隔が狭められて材料5を挾持できる
ようになる。
次に前記両ホルダ17,17の内面側略中央部
の手前側には、各々2本づつの案内ボルト24,
24が縦に並べて取付けられている。そして各2
本づつの案内ボルト24,24には、2箇所の長
孔25a,25aが形成された昇降ゴマ25がそ
れぞれ昇降自在に係合している。この昇降ゴマ2
5は幅寸法がホルダ17とほぼ等しい矩形板であ
つて、その中央部には円形の貫通孔が形成されて
前記回動軸19の太径部を案内保持している。ま
た昇降ゴマ25の上端面にはキリ穴25bが形成
されており、ホルダ17の上端部には取付板26
を介して調整ボルト27が上下移動自在に設けら
れている。そして該調整ボルト27の先端(図で
は下端になる。)と前記キリ穴25bとの間には
ばね28が介装されている。即ちばね28の弾性
力によつて前記昇降ゴマ25は下方に押圧される
ようになつており、回動軸19側の一方向ローラ
21を他方の一方向ローラ22に向けて押圧する
押圧手段が構成されている。従つて図示の状態か
らレバー23を操作して回動軸19を固定軸18
に近づけ、両一方向ローラ21,22を作動状態
に設定すれば、材料5の搬送時には偏心部20,
20は支持板15,15から浮上つた状態となる
ので、昇降ゴマ25の押圧力は回動軸19側の一
方向ローラ21を介して材料5に加えられる。即
ち材料5は両一方向ローラ21,22間に確実に
挾持されて送られていくことになる。なお、材料
5を挾持する一方向ローラ21,22間の押付力
は、調整ボルト27を適宜に上下動させてばね2
8の弾性力を加減することによつて容易に調整し
うるように構成されている。
次に第1図及び第2図に示すように、支持板1
5の上縁部にはピン孔15aが形成されており、
該ピン孔15aに対向する横方向の長孔17bが
ホルダ17に形成されている。そしてピン孔15
aに装着された1本のスプリングピン29の先端
が前記長孔17bに係合しており、ホルダ17は
長孔17bの寸法によつて定められている所定区
間、垂直位置から後方に向けて揺動できるように
構成されている。
次に第3図に示すように、戻り防止装置11の
材料導入側には、材料5の幅方向を案内するため
の一対の材幅ローラ30が設けられている。また
材幅ローラ30の前後には、材料5の導入を円滑
に行なわせるための導入ローラ31がそれぞれ設
けられている。
次に以上説明した構成における作用について説
明する。
第3図において材料5は矢印A1で示す方向か
ら供給される。材料5は導入ローラ31及び材幅
ローラ30に案内され、戻り防止装置11を通つ
てロールフイーダ12の送りローラに挿入設定さ
れる。戻り防止装置11の一方向ローラ21,2
2間に材料5を挿通させる場合は、第1図に示す
ようにレバー23を立てて、一方向ローラ21,
22を離した状態にしておく。一方向ローラ2
1,22間に材料5を通して該材料5をさらにロ
ールフイーダ12の送りロールに噛ませたら、第
3図に示すようにレバー23を手前側に倒して戻
り防止装置11を作動状態にする。即ち、ばね2
8と昇降ゴマ25の働きによつて下方に押圧され
た上側の一方向ローラ21は、下側の一方向ロー
ラ22との間に材料5を確実に挾み、材料5が送
り方向にのみ移動しうる状態でこれを固定する。
次に図示しないプレス機を作動させ、これに連
動させてロールフイーダ12を駆動する。ロール
フイーダ12がプレス機の加工タイミングに合せ
て間欠的に材料5を送ると、戻り防止装置11の
一方向ローラ21,22は材料5を挾持した状態
で、送られていく材料5に従動して回転する。
ロールフイーダ12によつて送られて位置決め
された材料5は、プレス機の金型に設けられたパ
イロツトピン32によつてさらに精密な位置調整
を受ける。パイロツトピン32が材料5の位置決
め孔33に強制的に挿入されて、材料5が誤差分
だけ位置を移動させる間、ロールフイーダ12の
送りローラは材料5をリリースしている。しかし
この間、材料5は戻り防止装置11の一方向ロー
ラ21,22に挾持されているので、バツクテン
シヨンが加わつても材料5が材料導入側に引き戻
されてしまう心配はない。従つてロールフイーダ
12のリリースタイミングの設定は、従来のよう
にプレス機の作動に対して厳密に合せる必要はな
く、かなりラフな設定でよいことになる。ところ
で、戻り防止装置11は支持板15,15に対し
て回動自在に取付けられているから、ロールフイ
ーダ12のリリース時に材料5がバツクテンシヨ
ンを受けると、該装置全体が材料導入側に揺動し
て材料5の位置にズレが生じてしまうことが考え
られる。しかし一般にロールフイーダによる位置
決め誤差は小さいので、戻り防止装置11が揺動
する設定角度も小さくてよいから、パイロツトピ
ン32の径や位置決め孔33の寸法に対して材料
5の位置ズレの量はかなり小さい。従つて、この
場合には、少くともパイロツトピン32の先端の
一部が位置決め孔33に挿入されて、位置ズレを
起す材料5を係止しうるように、リリースのタイ
ミングを設定すればよい。
さて、パイロツトピン32による材料5の位置
調整時において、ロールフイーダ12による材料
5の送り量が足りない場合には、材料5の送り方
向への移動は戻り防止装置11の拘束を全く受け
ない。
またロールフイーダ12による材料5の送り量
が多く、材料5が所定位置より送り方向先方にず
れている場合は、第4図に示すようにロールフイ
ーダ12の従動ローラ12aが上昇して材料をリ
リースしたところで、図中右方に位置のずれた位
置決め孔33にパイロツトピン32が挿入される
ことになる。パイロツトピン32が若干の抵抗を
受けながら位置決め孔33に強制的に挿入される
ことによつて、第4図bに矢印A2にて示すよう
に材料5は戻り防止装置11側に戻される。材料
5は一方向ローラ21,22の間にばね28の力
によつて押圧固定されているので、戻り防止装置
11と材料5との位置関係は変らず、戻り防止装
置11は材料5を挾持した状態を維持したまま、
矢印A3によつて示すように小ねじ16を中心と
して材料導入側に揺動する。従つて材料5は誤差
分だけ後方へ戻ることができ、この場合にもパイ
ロツトピン32によつて一層精密な位置決めを実
現できることになる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の材料戻り防止装置
は、送り装置の送り方向にのみ材料の移動を許す
一対の一方向ローラを備え、該一方向ローラの間
に押圧手段によつて材料を挾持し、装置全体を送
り方向の後方側に揺動しうるように構成してあ
る。
従つて本考案によれば、バツクテンシヨンによ
る材料の戻りが防止でき、しかもパイロツトピン
等による精密な位置合せ動作にも支障がなく、さ
らにパイロツトピン等による位置合せ動作と送り
装置による材料のリリース動作とのタイミング調
整が容易な材料戻り防止装置を実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第2図は第1図における−線断面図、第3図
は同実施例の戻り防止装置が付設されているロー
ルフイーダの斜視図、第4図は同実施例の模式的
な動作説明図、第5図はロールフイーダを用いた
従来のプレスラインの一例を示す模式図である。 5…材料、11…材料戻り防止装置(戻り防止
装置)、12…送り装置としてのロールフイーダ、
17…ホルダ、21,22…上下一対のローラと
しての一方向ローラ、25…押圧手段を構成する
昇降ゴマ、28…押圧手段を構成するばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機等の工作機械に材料を間欠的に給送す
    る送り装置に付設され、材料が自重によつて送り
    方向と反対方向に戻るのを防止する送り装置の材
    料戻り防止装置において、材料の送り方向に対す
    る後方に向けて所定角度回動自在となるように送
    り装置の材料導入側に設置された一対のホルダ
    と、前記一対のホルダ間に設けられ、材料の送り
    方向にのみ回転可能とされた上下一対のローラ
    と、前記一対のローラのうち少なくとも一方のロ
    ーラを他方のローラ側に付勢する押圧手段と、を
    具備することを特徴とする送り装置の材料戻り防
    止装置。
JP1986055398U 1986-04-15 1986-04-15 Expired JPH0221150Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986055398U JPH0221150Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986055398U JPH0221150Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62169730U JPS62169730U (ja) 1987-10-28
JPH0221150Y2 true JPH0221150Y2 (ja) 1990-06-07

Family

ID=30883262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986055398U Expired JPH0221150Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0221150Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437109U (ja) * 1977-08-19 1979-03-10
JPS5949427B2 (ja) * 1976-12-17 1984-12-03 株式会社日本自動車部品総合研究所 内燃機関用電子式点火時期制御装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949427U (ja) * 1982-09-25 1984-04-02 双葉電子工業株式会社 材料の戻り防止装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949427B2 (ja) * 1976-12-17 1984-12-03 株式会社日本自動車部品総合研究所 内燃機関用電子式点火時期制御装置
JPS5437109U (ja) * 1977-08-19 1979-03-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62169730U (ja) 1987-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06297059A (ja) ポンチのためのプレート位置決めおよび送りシステム
US4166316A (en) Pin insertion method and apparatus
JPH0221150Y2 (ja)
JPH0252500A (ja) ラジアルテーピング電子部品の供給装置
US4310378A (en) Tape splicing machine, in particular for magnetic tapes for loading into cassettes
JP3821910B2 (ja) 板材加工方法およびその装置
TW506929B (en) Controller in banding packing machine
JP2642935B2 (ja) フィーダにおける枚葉紙パイルの端面位置決め装置
JP2003154182A (ja) ベルトループ材供給装置
JPH0119963B2 (ja)
JP2860289B2 (ja) セラミックグリーンシート、フレキシブル基板等の軟質シートの穿孔装置
JP2758653B2 (ja) 転写成形装置
JPH04270017A (ja) プレス送り装置のリリース装置
JPS6232552Y2 (ja)
JP2852631B2 (ja) 材料送給装置の材料後戻り防止装置
JPS61219434A (ja) プレス成形機におけるコイル材の終端送り装置
JP2708515B2 (ja) 鈎ホック自動装着装置
JPS6221373Y2 (ja)
JP2878450B2 (ja) ヘッダー機用線材定寸送り装置
JPS6121771B2 (ja)
JP2549341Y2 (ja) 側縁部切欠切断装置
JP2896334B2 (ja) ラップ材の貼着装置
KR0182523B1 (ko) 음극선관네크부분의 자동테이핑장치
JPS6224891Y2 (ja)
JP2592464B2 (ja) ワーク搬送装置