JP2003154182A - ベルトループ材供給装置 - Google Patents

ベルトループ材供給装置

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JP2003154182A JP2001357968A JP2001357968A JP2003154182A JP 2003154182 A JP2003154182 A JP 2003154182A JP 2001357968 A JP2001357968 A JP 2001357968A JP 2001357968 A JP2001357968 A JP 2001357968A JP 2003154182 A JP2003154182 A JP 2003154182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトループ材を安定した状態に支持して正
確な位置で切断可能にベルトループ材供給装置を構成す
ること。 【解決手段】 カッター装置4にベルトループ材7を供
給するベルトループ材供給装置5に、ベルトループ材7
をカッター装置4に移送する送りローラ30と、この送
りローラ30によってカッター装置4を通過して移送さ
れたベルトループ材7を支持する為のサポート機構31
とを設け、サポート機構31の支持部44をベルトルー
プ材7に対して相対移動可能に構成したので、ベルトル
ープ材7を安定した状態に支持した状態で、ベルトルー
プ材7を移送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ベルトループ材
供給装置に関し、特に、カッター装置から出たベルトル
ープ材の位置を安定させるように、ベルトループ材の位
置を規制可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】 ズボン等の身頃生地にベルトを通すベ
ルトループを形成する為に、ベルトループ片を身頃生地
に縫製する2本針ミシンには、連続帯状のベルトループ
材を供給するベルトループ材供給装置と、そのベルトル
ープ材を切断するカッター装置と、ベルトループ材が切
断されて形成されたベルトループ片を2本針ミシンに供
給するベルトループ片供給装置などが、2本針ミシンに
隣接して設けられている。
【0003】従来より、ベルトループ材供給装置におい
ては、送り駆動モータで駆動される送りローラによりベ
ルトループ材がカッター装置へ移送される。ここで、ベ
ルトループ材がジーンズ用生地のような厚目の生地であ
る場合には、ベルトループ材の移送方向側の端部が垂れ
下がることはないが、スラックス用生地のような比較的
薄い生地である場合には、ベルトループ材の移送方向側
の端部が垂れ下がり、ベルトループ材をカッター装置で
切断する際に、正確な位置で切断できなくなったり、ベ
ルトループ片供給装置に正しく移送できない場合があっ
た。
【0004】この問題を解決するために、例えば、特開
平11−169571号公報に記載のベルトループ材供
給装置は、カッター装置側に設けられたベルトループ材
繰出し装置と、カッター装置に対してベルトループ材繰
出し装置と反対側に設けられたベルトループ材引出し装
置を備えている。
【0005】ベルトループ材繰出し装置においては、送
りローラによりベルトループ材がカッター装置へ移送さ
れる。一方、ベルトループ材引出し装置には、ベルトル
ープ材の移送方向側の端部を把持する為の上下1対のつ
かみアームが設けられ、このつかみアームをカッター装
置側へ進出させてベルトループ材を把持する。その後、
送りローラでベルトループ材を移送すると同時にアーム
を退入させてベルトループ材を移送方向へ引き出し、所
定長さ分を引き出した後にカッター装置によりベルトル
ープ材を切断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前記公報に記載のベ
ルトループ材供給装置においては、つかみアームでベル
トループ材の端部を把持してベルトループ材を引き出す
ため、ベルトループ材を移送する際に、ベルトループ材
の移送方向側の端部が安定した状態で移送することがで
きる。しかし、ベルトループ材の移送速度とつかみアー
ムの退入速度とを完全に一致させないと、ベルトループ
材が弛んで正確な位置で切断できなくなったり、逆にベ
ルトループ材が強く引っ張られてベルトループ材が傷む
虞もあるため、送りローラを駆動する送り駆動モータ
と、つかみアームを進退駆動する駆動装置の制御を精度
良く行う必要があり、制御が複雑になる虞がある。ま
た、ベルトループ片に緩みを設ける際には、所定量つか
みアームを進出させるか、つかみアームでベルトループ
材を把持している状態を一旦解除する必要がある。本発
明の目的は、ベルトループ材の端部を安定させた状態で
支持して正確な位置で切断可能にベルトループ材供給装
置を構成すること、ベルトループ材を支持する支持部を
駆動する駆動装置や送り駆動モータの制御を簡略化する
こと、等である。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1のベルトルー
プ材供給装置は、テーブル上に設けられ連続帯状のベル
トループ材を切断するカッター装置にベルトループ材を
供給するベルトループ材供給装置において、ベルトルー
プ材をカッター装置に移送する送り込み手段と、この送
り込み手段によって前記カッター装置を通過して移送さ
れたベルトループ材を支持する為のサポート手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0008】ベルトループ材供給装置においては、連続
帯状のベルトループ材が送りローラ等の送り込み手段に
よりカッター装置に移送され、さらに、ベルトループ材
は所定長さだけカッター装置を通過して移送される。こ
のとき、ベルトループ材がスラックス等に用いられる比
較的薄い生地である場合には、ベルトループ材を移送す
る際に、ベルトループ材の端部が不安定な状態になる虞
があるが、サポート手段によりカッター装置を通過して
移送されたベルトループ材を支持しつつベルトループ材
を移送することができる。所定長さ分のベルトループ材
がカッター装置を通過して移送されると、ベルトループ
材はベルトループ片供給装置に保持された状態でカッタ
ー装置により切断される。
【0009】請求項2のベルトループ材供給装置は、請
求項1の発明において、前記サポート手段は、テーブル
等に固定された固定部材と、この固定部材に対して前記
移送方向と平行な方向に相対移動可能に固定部材に支持
された可動部材と、この可動部材を前記移送方向と平行
な方向へ駆動する駆動手段と、可動部材に設けられベル
トループ材の前記移送方向側の端部近傍部を支持する支
持部とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】ベルトループ材がカッター装置へ移送さ
れ、さらに、ベルトループ材の移送方向側(移送下流
側)の端部近傍部がカッター装置を通過すると、駆動手
段により可動部材が移送方向と反対側(移送上流側)へ
移動駆動され、支持部によりベルトループ材の前記端部
近傍部が支持される。この状態で、ベルトループ材が所
定長さだけカッター装置を通過するまでベルトループ材
は前記移送方向へ移送されるが、同時に、可動部材(支
持部)も移送方向へ移動駆動される。従って、ベルトル
ープ材の前記端部近傍部が支持部に支持されて、ベルト
ループ材が保持された状態でベルトループ材が移送され
る。
【0011】請求項3のベルトループ材供給装置は、請
求項2の発明において、前記支持部は、少なくとも1つ
のローラと、ローラを介してベルトループ材の前記移送
方向側の端部近傍部を上下から挟持して保持する保持部
と、この保持部を挟持側及び挟持解除側に駆動するアク
チュエータとを有することを特徴とするものである。
【0012】支持部によりベルトループ材の前記端部近
傍部を支持する場合には、保持部にベルトループ材が挟
み込まれた状態で、アクチュエータにより保持部が挟持
側へ駆動されて、ベルトループ材がローラを介して保持
部に保持される。ベルトループ材がカッター装置により
切断された後には、アクチュエータにより保持部が挟持
解除側へ駆動され、保持部によるベルトループ材の挟持
が解除される。ベルトループ材はローラを介して保持部
に保持されるため、ベルトループ材は支持部に対して相
対移動しやすくなる。従って、可動部材(支持部)のベ
ルトループの移送方向の移動速度とベルトループ材の移
送速度とを完全に一致させなくても、ベルトループ材が
撓んだり又は引っ張られたりすることがない。
【0013】請求項4のベルトループ材供給装置は、請
求項3の発明において、前記保持部によりベルトループ
材の前記移送方向側の端部近傍部が保持された状態で、
可動部材の前記移送方向への移動速度とベルトループ材
の移送速度が異なる場合には、ベルトループ材が支持部
に対して相対移動するように構成されたことを特徴とす
るものである。
【0014】従って、可動部材の移動速度がベルトルー
プ材の移送速度よりも大きい場合には、支持部がベルト
ループ材に対して移送方向へ相対的に移動するため、ベ
ルトループ材が強く引っ張られることがないし、可動部
材の移動速度がベルトループ材の移送速度よりも小さい
場合には、支持部がベルトループ材に対して移送方向と
反対側の方向へ相対的に移動するため、ベルトループ材
が撓むこともない。
【0015】請求項5のベルトループ材供給装置は、請
求項3又は4の発明において、前記保持部がベルトルー
プ材の前記移送方向側の端部から所定距離離隔した位置
でベルトループ材を挟持した状態で、可動部材が前記移
送方向へ駆動されることを特徴とするものである。従っ
て、例えば、可動部材の移動速度がベルトループ材の移
送速度よりも大きい場合に、支持部がベルトループ材に
対して移送方向へ相対的に移動しても、ベルトループ材
の前記端部が保持部からすぐに外れることがない。
【0016】請求項6のベルトループ材供給装置は、請
求項3〜5の何れかの発明において、ベルトループ材の
前記移送方向と平行で且つ前記ローラの回転軸を含む平
面内で、ローラの回転軸と直交する方向が、ベルトルー
プ材の移送方向に対して所定角度傾斜していることを特
徴とするものである。従って、保持部によりローラを介
してベルトループ材が保持された状態で、例えば、支持
部がベルトループ材に対して移送方向へ相対移動した場
合には、ローラによりベルトループ材を移送方向に対し
て側方へ案内することができる。ここで、この案内方向
へのベルトループ材の移動を規制する規制部材を設けて
おけば、ベルトループ材が規制部材に押し付けられるの
で、ベルトループ材の位置を安定させることができる。
【0017】請求項7のベルトループ材供給装置は、請
求項3〜6の何れかの発明において、ベルトループ材を
所定量緩ませる際に、前記保持部がベルトループ材を挟
持して保持している状態から、ベルトループ材を保持部
に対して前記移送方向と反対の方向に相対移動させるよ
うに構成したことを特徴とするものである。従って、ベ
ルトループ材が保持部に保持された状態から、例えば、
ベルトループ材を移送方向と反対の方向に相対移動させ
つつ、ベルトループ材をロッド状の部材により引き上げ
て、ベルトループ材に所定量の緩みを形成することがで
きる。
【0018】請求項8のベルトループ材供給装置は、請
求項2〜7の何れかの発明において、前記支持部に、ベ
ルトループ材が支持部を通過してさらに前記移送方向へ
移送されるのを可能にする逃し部が形成されたことを特
徴とするものである。従って、可動部材の移動速度がベ
ルトループ材の移動速度よりも小さいときには、支持部
がベルトループ材に対して移送方向と逆の方向へ相対的
に移動することになるが、このときに、ベルトループ材
は逃し部において支持部を通過するので、ベルトループ
材が撓むことがない。
【0019】請求項9のベルトループ材供給装置は、請
求項2〜8の何れかの発明において、前記可動部材の前
記移送方向への移動速度を、ベルトループ材の移送速度
よりも大きくするように制御可能な制御手段を設けたこ
とを特徴とするものである。従って、支持部がベルトル
ープ材をしごくようにしてベルトループ材に対して前記
移送方向へ相対移動することができ、例えば、支持部に
よりベルトループ材のしわを延ばしつつベルトループ材
を移送することも可能となる。
【0020】請求項10のベルトループ材供給装置は、
請求項2〜9の何れかの発明において、前記固定部材に
は、可動部材が移動限界位置にあるかどうかを検出する
為の検出手段が設けられたことを特徴とするものであ
る。従って、可動部材が移動限界位置にあることを検出
したときに駆動手段を停止させて、例えば、可動部材が
カッター装置と干渉しないような可動部材の移動範囲内
で可動部材を停止させることができる。
【0021】請求項11のベルトループ材供給装置は、
請求項2〜10の何れかの発明において、前記駆動手段
は、ステッピングモータを有することを特徴とするもの
である。従って、ラックピニオン機構等の変換機構を介
して、ステッピングモータにより可動部材を前記移送方
向と平行な方向に駆動することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて説明する。本実施形態は、ズボン等の身頃生地に縫
製されてベルトループを形成するベルトループ片を製作
する為に、カッター装置にベルトループ材を供給するベ
ルトループ供給装置に本発明を適用した一例である。
尚、ベルトループ材の移送方向(図2における右方)を
前方として以下説明する。図1、図2に示すように、テ
ーブル1上において、ベルトループ片6(図3参照)を
身頃生地に縫製する2本針ミシン2が設けられ、さら
に、この2本針ミシン2に隣接して、ベルトループ片供
給装置3、カッター装置4及びベルトループ材供給装置
5が設けられている。
【0023】本実施形態においては、ベルトループ材供
給装置5により、連続帯状のベルトループ材7がカッタ
ー装置4に供給され、そのベルトループ材7はカッター
装置4により所定長さ毎に切断される。このようにベル
トループ材7が切断されて形成されたベルトループ片6
は、ベルトループ片供給装置5により2本針ミシン2の
縫製位置に側方から供給され、2本針ミシン2によりベ
ルトループ片6が身頃生地に縫製される。
【0024】先ず、図1〜図3により、ベルトループ片
供給装置3について簡単に説明する。テーブル1に立設
された固定部材10には取付け板11が固定的に設けら
れ、この取付け板11には左右1対のエアシリンダ12
が倒立状に取付けられている。エアシリンダ12のロッ
ドの下端部にはブロック体13が固定され、ブロック体
13には左右1対のエアシリンダ14が倒立状に取付け
られている。エアシリンダ14のロッドの下端部には、
押さえ板15と協動してベルトループ片6を押さえる押
さえ16が設けられている。取付け板11の下端部に
は、ベルトループ片6の中央部を上方へ膨らませるため
のベルトループ片6の緩め用のロッド17が、図示しな
いエアシリンダのロッドの下端部に上下動可能に設けら
れている。
【0025】図1に示すように、固定部材10の右方に
おいて、テーブル1に取付金具18を介して前後1対の
2連のエアシリンダ19が固定され、各エアシリンダ1
9のロッドの先端部には、夫々回動用エアシリンダ20
が固定されている。図1〜図3に示すように、エアシリ
ンダ20の出力軸に固定されたロッド21の先端部に
は、二股フォーク状のベルトループ片把持部22が設け
られている。取付金具18には、取付け板23を介して
4つの位置検出センサ23a〜23dも設けられてい
る。
【0026】ベルトループ材供給装置5からはベルトル
ープ材7がカッター装置4へ供給されるが、ベルトルー
プ材7は前端から所定長さ分だけ、カッター装置4を通
過してさらに前方へ移送される。この所定長さ分のベル
トループ7は、1対のエアシリンダ14により下方へ駆
動された押さえ16と、押さえ板15との間に挟持され
て保持される。この状態で、カッター装置4によりベル
トループ材7が切断され、ベルトループ片6が形成され
る。
【0027】ベルトループ片供給装置3においては、図
3に示すように、エアシリンダ19により把持部22が
左方へ駆動されてベルトループ片6が把持部22に保持
される。次に、エアシリンダ20により把持部22が回
動駆動されてベルトループ片6の両端部が下側に折り曲
げられ、この状態で、図3の矢印の方向にベルトループ
片6が2本針ミシン2の縫製位置まで移送される。そし
て、ベルトループ片6の両端部に2本針ミシン2で閂止
め縫いが施されてベルトループ片6が身頃生地に縫製さ
れる。
【0028】次に、ベルトループ材供給装置5について
説明する。図2、図4〜図6に示すように、ベルトルー
プ材供給装置5は、ベルトループ材7をカッター装置4
に移送する送りローラ30(送り込み手段)と、送りロ
ーラ30によってカッター装置4を通過して移送された
ベルトループ材7を水平に支持する為のサポート機構3
1(サポート手段)を備えている。
【0029】テーブル1上に配設された支持板32の上
面にはループ材収容部33から延びるベルトループ材7
が載置され、ベルトループ材7は、支持板32の前端部
の位置に配設され外周部がギヤ状に形成された送りロー
ラ30によりカッター装置4に移送される。送りローラ
30の送り軸34は、チェーン35を介してプーリー3
6と連結され、図4〜図6に示すように、送りローラ3
0は、プーリー36、チェーン35、送り軸34を介し
て、ステッピングモータからなる送り駆動モータ37に
より回転駆動される。支持板32には、ベルトループ材
7の前方への移送を案内する案内部材38と、ローラ3
9も設けられている。
【0030】図3〜図6に示すように、サポート機構3
1は、テーブル1に固定された固定部材40と、この固
定部材40に対して前後に相対移動可能に固定部材40
に支持された可動部材41と、この可動部材41を前方
及び後方へ駆動する駆動装置42(駆動手段)と、可動
部材41が移動限界範囲内にあるかどうかを検出する位
置検出機構43と、可動部材41に設けられベルトルー
プ材7の前端近傍部を支持する支持部44とを備えてい
る。
【0031】図4〜図6に示すように、固定部材40
は、前後に所定距離離隔して配設された側面視矩形状の
2つの鉛直固定部材45と、これら2つの鉛直固定部材
45の下端部に固定された水平固定部材46とを有す
る。図2に示すように、2つの鉛直固定部材45の上端
は、テーブル1上に配設された支持板47に夫々固定さ
れている。水平固定部材46は、前側の鉛直固定部材4
5から後方へ水平に延びるように配設されている。
【0032】図4〜図6に示すように、可動部材41
は、前後に水平に延びる水平可動部材48と、この水平
可動部材48の後端部に連結された鉛直可動部材49と
を有する。水平可動部材48は、2つの鉛直固定部材4
5に夫々受け部材50を介して前後に相対移動可能に支
持されている。水平可動部材48の左側(図4〜図6に
おける手前側)には、可動部材41を前後に駆動する駆
動装置42が設けられている。この駆動装置42は、ス
テッピングモータからなる駆動モータ51と、ラックピ
ニオン機構(図示略)等を有し、駆動モータ51による
回転駆動力をラックピニオン機構により可動部材41の
前後方向への駆動力に変換して、可動部材41を前後に
駆動する。
【0033】位置検出機構43は、固定部材40に設け
られ可動部材41が移動限界位置にあるかどうかを検出
する為の2つの近接センサ52,53(検出手段)と、
可動部材41に設けられた被検出体54とを備えてい
る。図4〜図6に示すように、2つの近接センサ52,
53は、水平固定部材46の後側鉛直固定部材45より
も直ぐ後側の位置と、水平固定部材46の後端部に夫々
取付金具55,56を介して複数のボルト57,58で
固定されている。被検出体54は、鉛直可動部材49の
下端部において、水平固定部材46に近接するように設
けられている。
【0034】可動部材41が前方へ駆動されて、被検出
体54が近接センサ52に近接すると、可動部材41が
前方への進出限界位置に到達したことが検出される。一
方、可動部材41が後方へ駆動されて、被検出体54が
近接センサ53に近接すると、図5に示すように、可動
部材41が後方への退入限界位置に到達したことが検出
される。これらの場合には、後述する制御装置100か
ら駆動モータ51に停止指令が出されて、可動部材41
が停止する。
【0035】図4〜図9に示すように、支持部44は、
水平可動部材48の前端部に設けられ、この支持部44
は、互いに対向する上下2つのローラ60,61と、こ
れらのローラ60,61を介してベルトループ材7の前
端近傍部を上下から挟持して保持する保持部62と、こ
の保持部62を挟持側及び挟持解除側に駆動するエアシ
リンダ63(アクチュエータ)とを有する。
【0036】水平可動部材48の前端部には取付け板6
4が固定され、図7〜図9に示すように、この取付け板
64の下端部には、保持部62を支持する為の支持板6
5が一体的に設けられ、取付け板64の後端部にも、エ
アシリンダ63を支持する為の支持板66が一体的に設
けられている。支持板65は、ベルトループ材7を支持
する為のベルトループ支持部65aと、下側のローラ6
1を収容する為の切欠部65bと、後述のリンク部材6
9と連結された略アーチ形のリンク部材連結部65cと
を有する。支持板66には、エアシリンダ63を取付け
る為の水平な取付け部66aが形成されている。
【0037】保持部62は、上側のローラ60を支持す
る略アーチ形のローラ支持部材67と、下側のローラ6
1を支持する左右1対のローラ支持部材68と、エアシ
リンダ63のロッド63aに連結され且つ支持板66に
相対回動可能に連結されたリンク部材69などを有す
る。ローラ支持部材67には、ピン部材67aを介して
上側のローラ60が支持されている。左右1対のローラ
支持部材68にもピン部材68aを介して下側のローラ
61が支持され、ローラ支持部材68は、切欠部65b
に収容されて支持板65に固定されている。
【0038】図9に示すように、リンク部材69は、左
右両側の板部材70,71と、これら板部材70,71
の上端部を一体的に連結する連結部材72と、この連結
部材72から略水平に延びる板部材73とからなる。板
部材71の後側(図7、図8における右側)2/3部分
は後上がりに微小角度傾斜して後方に延びるように形成
されており、この板部材71の後半部はエアシリンダ6
3のロッド63aに固定された出力部材74にピン部材
75を介して連結され、この連結部にはピン部材75が
スライド可能に係合する長穴71aが形成されている。
【0039】板部材73の後端にはローラ支持部材67
が固定されている。ここで、左右両側の板部材70,7
1はピン部材77によりリンク部材連結部65cに連結
されているため、リンク部材69とローラ支持部材67
は、ピン部材76を中心に一体的に支持板65に対して
相対回動可能に構成されている。尚、図9に示すよう
に、リンク部材69と、リンク部材連結部65cによ
り、ベルトループ材7が支持部44を通過してさらに前
方へ移送されるのを可能にする逃し部77が形成されて
いる。
【0040】エアシリンダ63のシリンダ本体63bは
取付け部66aに固定され、エアシリンダ63のロッド
63aはシリンダ本体63bの下端から下方へ突出する
ように設けられ、ロッド63aの下端部には軸状の出力
部材74が固定されている。図9に示すように、出力部
材74は、板部材71を両側から挟持した状態で、ピン
部材75により板部材71に連結されている。
【0041】図7に示すように、支持部44にベルトル
ープ材7が支持されていない場合には、エアシリンダ6
3のロッド63aが退入しており、上下2つのローラ6
0,61の間に隙間が形成されている。図8に示すよう
に、支持部44によりベルトループ材7を水平に支持す
る場合には、前記の隙間にベルトループ材7が前端近傍
部まで挿入された後に、エアシリンダ63のロッド63
aが進出して、図8において時計回りの方向にリンク部
材69とローラ支持部材67とが一体的に支持板65に
対して回動駆動され、ローラ60がベルトループ材7に
押しつけられてる。そして、ベルトループ材7は、前端
から所定距離離隔した位置において、保持部62により
上下2つのローラ60,61を介して挟持され保持され
る。
【0042】このとき、保持部62は、比較的弱い駆動
力でエアシリンダ63により挟持側へ駆動される。しか
も、ベルトループ材7は、2つのローラ60,61を介
して保持部62に挟持されて保持されているので、ベル
トループ材7の移送速度と可動部材41の前方への移動
速度が異なる場合には、ベルトループ材7は支持部44
に対して前後方向に相対移動することができる。その
後、ベルトループ材7の所定長さ分がカッター装置4を
通過して移送され、ベルトループ材7がカッター装置4
により切断された後には、エアシリンダ63により保持
部62が挟持解除側へ駆動され、保持部63によるベル
トループ材7の挟持が解除される。
【0043】以上のサポート機構31においては、後述
の制御装置100により、送り駆動モータ37と駆動モ
ータ51とを制御して、ベルトループ材7の移送速度よ
り可動部材41の前方への移動速度を大きくすること
で、ベルトループ材7の移送時には、支持部44がベル
トループ材7に対して前方へ相対移動する。また、送り
駆動モータ37や駆動モータ51の制御の遅れ等によ
り、ベルトループ材7の移送速度が可動部材41の前方
への移動速度よりも大きくなった場合には、ベルトルー
プ材7は、支持部44に対して前方へ移動することにな
るが、このときには、図8の鎖線で示すように、ベルト
ループ材7の前端部は、逃し部77を介して支持部44
を通過することになる。
【0044】次に、カッター装置4について説明する。
図2に示すように、カッター装置4は、固定刃80と、
この固定刃80と協動してベルトループ材7を切断する
可動刃81と、可動刃81を上下方向に駆動する切断用
エアシリンダ82と、固定刃80と可動刃81を一体的
に回動駆動する回動用エアシリンダ83などを備えてい
る。
【0045】固定刃80と可動刃81について説明する
と、支持板47の上面には、ベアリング84を介して支
持板47に対して相対回動可能で水平な回動板85が設
けられ、この回動板85に一体形成され下方に延びる連
結板86には、可動刃81を支持する上下方向向きの刃
支持板87の上端部が取付けられ、この刃支持板87の
下方に固定刃80が固定されている。一方、エアシリン
ダ82のロッドの下端部には、可動刃81の上端部が連
結され、可動刃81は、刃支持板87に固定されたガイ
ド部材88で上下方向に移動可能に支持されている。
【0046】回動板85の上面には、エアシリンダ82
が下向きに設けられている。支持板47において、回動
板85の後方にはエアシリンダ83が設けられ、このエ
アシリンダ83の前端部は回動板85の左端部に連結さ
れている。エアシリンダ83のロッドが進出したときに
は、回動板85が平面視で反時計回りに所定角度回動駆
動され、ロッドが退入したときには、回動板85が平面
視で時計回りに所定角度回転駆動される。
【0047】ベルトループ材7の所定長さ分がカッター
装置4の固定刃80と可動刃81との間を通過して移送
されると、エアシリンダ82により可動刃81が下方へ
駆動されて、可動刃81と固定刃80によりベルトルー
プ材7が切断される。尚、ベルトループ材7を切断した
後、エアシリンダ83により回動板85が所定角度回動
駆動されると、刃支持板87に設けられた固定刃80と
可動刃81も同時に所定角度回動し、この状態で再び前
記の切断動作と同様にして2回目の切断動作を実行する
ことで、図3に示すように、ベルトループ片6の端部を
例えばV字形に形成することができる。
【0048】次に、ベルトループ材供給装置5、カッタ
ー装置4、ベルトループ片供給装置3を制御する制御装
置100(制御手段)について説明する。図10に示す
ように、制御装置100は、CPU101と、ROM1
02と、RAM103と、I/Oインターフェース10
4と、複数の駆動回路105〜113などで構成されて
いる。ROM102には、ベルトループ材供給装置5、
カッター装置4、ベルトループ片供給装置3を制御する
制御プログラムが予め格納されている。I/Oインター
フェース104には、操作パネルからの信号と、近接セ
ンサ52,53からの信号が入力される。
【0049】制御装置100がベルトループ片6の供給
信号を受けると、送り駆動モータ37を所定量だけ回転
制御するとともに、駆動モータ51を駆動して可動部材
41を後方へ移動させる。次に、ベルトループ材7の前
端部がカッター装置4を通過すると、制御バルブ114
を駆動してエアシリンダ63に加圧エアを供給し、前述
のように支持部44によりベルトループ材7を保持させ
る。
【0050】そして、再び送り駆動モータ37を所定量
だけ回転制御するが、このときに、駆動モータ51を送
り駆動モータ37よりも大きな所定量だけ回転制御し
て、ベルトループ材7の移送速度よりも可動部材41の
前方への移動速度を大きくして、支持部44をベルトル
ープ材7に対して前方へ移動させる。ここで、近接セン
サ52,53が可動部材41の被検出部54を検出した
ときには、可動部材41は移動限界位置にあるため、制
御装置100から駆動モータ51に停止指令が出され、
可動部材41が停止する。
【0051】所定長さ分のベルトループ材7がカッター
装置4を通過して移送されると、制御バルブ117,1
18を駆動してエアシリンダ12,14に加圧エアを供
給し、押さえ16と押さえ板15によりベルトループ材
7を保持しながら、制御バルブ115,116を駆動し
てエアシリンダ82,83に加圧エアを供給し、前述の
ようにベルトループ材7を切断してベルトループ片6を
形成する。次に、制御バルブ119,120を駆動して
エアシリンダ19,20に加圧エアを供給して、ベルト
ループ片6の両端部を折り曲げた状態で、ベルトループ
片6を2本針ミシン2に供給する。
【0052】次に、ベルトループ材供給装置5の作用に
ついて説明する。図4に示すように、支持板32上にお
いてループ材供給部33から送りローラ30により前方
へ移送され、ベルトループ材7の前端部がカッター装置
4を通過してさらに前方に移送されると、駆動装置42
により可動部材41が後方へ駆動され、図5に示すよう
に、支持部44がカッター装置4に干渉しない退入限界
位置に可動部材41が到達したときに、被検出体54が
近接センサ53で検出され、可動部材41は停止する。
【0053】このとき、エアシリンダ63により保持部
62がベルトループ材7の挟持側へ駆動され、図5、図
8に示すように、保持部62がベルトループ材7の前端
から所定距離離隔した位置でベルトループ材7を挟持
し、ベルトループ材7は支持部44に支持される。この
状態で、ベルトループ材7が前方へ移送されると同時
に、可動部材41も前方へ駆動される。ここで、制御装
置100により、可動部材41の前方への移動速度が、
ベルトループ材7の移送速度よりも大きくなるように、
送り駆動モータ37と駆動モータ51が制御される。
【0054】一方、ベルトループ材7の前端近傍部は、
保持部62により2つのローラ60,61を介して比較
的軽く保持されているため、ベルトループ材7は支持部
44に対して相対移動が可能である。従って、図6に示
すように、支持部44は、2つのローラ60,61によ
りベルトループ材7をしごくようにして、ベルトループ
材7に対して前方へ相対移動することになる。尚、送り
駆動モータ37及び駆動モータ51の制御遅れ等によ
り、可動部材41の前方への移動速度が、ベルトループ
材7の移送速度よりも小さくなった場合でも、支持部4
4には逃し部77が設けられているため、図8の鎖線で
示すように、この逃し部77を介してベルトループ材7
の前端部が支持部44を通過することができるため、ベ
ルトループ材7が撓むことがない。
【0055】ベルトループ材7の所定長さ分が、カッタ
ー装置4を通過して前方へ移送されると、ベルトループ
片供給装置3のエアシリンダ14によりベルトループ材
7が押さえ16と押さえ板15との間に保持され、エア
シリンダ82により可動刃81が下方へ駆動され、可動
刃81と固定刃80とによりベルトループ材7が切断さ
れる。
【0056】以上説明したベルトループ材供給装置5に
よれば、以下に示すような効果が得られる。 1)サポート機構31により、ベルトループ材7の前端
近傍部が支持部44に支持された状態でベルトループ材
7が前方へ移送されるので、カッター装置4を通過した
ベルトループ材7が垂れ下がることがなく、所定長さ分
のベルトループ材7がカッター装置4を通過して移送し
た後に、ベルトループ材7をカッター装置4により正確
な位置で切断することができる。また、サポート機構3
1の固定部材40、駆動装置42等は、カッター装置4
よりも後方、つまりループ供給部33側に設けられてお
り、カッター装置4よりも前方に突出するのは可動部材
41の一部と、支持部44のみであるため、ベルトルー
プ材供給装置5をコンパクトにすることができ、設置面
で有利である。
【0057】2)支持部44においては、ベルトループ
材7は保持部62に2つのローラ60,61を介して比
較的軽く保持され、ベルトループ材7は支持部44に対
して相対移動可能であるので、可動部材41の前方への
移動速度と、ベルトループ材7の移送速度が異なる場合
でも、ベルトループ材7が撓むことがないし、また、引
っ張られてベルトループ材7が傷むこともない。さら
に、可動部材41の前方への移動速度とベルトループ材
7の移送速度を完全に一致させる必要がないため、送り
駆動モータ37と駆動モータ51の制御を簡略化するこ
とができる。
【0058】3)保持部62がベルトループ材7の前端
から所定距離離隔した位置でベルトループ材7を挟持し
た状態で、ベルトループ材7が移送されるとともに可動
部材41が前方へ駆動されるので、可動部材41の前方
への移動速度がベルトループ材7の移送速度よりも大き
い場合に、支持部44がベルトループ材7に対して前方
へ相対移動しても、ベルトループ材7の前端部が保持部
62からすぐに外れることがない。
【0059】4)支持部44に、ベルトループ材7の前
端部が支持部44を通過してさらに前方へ移送されるの
を可能にする逃し部77が形成されたので、可動部材4
1の前方への移動速度がベルトループ材7の移動速度よ
りも小さい場合に、ベルトループ材7が支持部44に対
して前方へ相対移動しても、ベルトループ材7は逃し部
77において支持部44を通過するので、ベルトループ
材7が撓むことがない。
【0060】5)制御装置100により、可動部材41
の前方への移動速度を、ベルトループ材7の移送速度よ
りも大きくするように、送り駆動モータ37と駆動モー
タ51とを制御することができるので、支持部44がロ
ーラ60,61を介してベルトループ材7をしごくよう
にしてベルトループ材7に対して前方へ相対移動するこ
とができ、支持部44によりベルトループ材7のしわを
延ばしつつ、ベルトループ材7を移送することも可能と
なる。 6)固定部材40に、可動部材41が移動限界位置にあ
るかどうかを検出する為の近接センサ52,53が設け
られたので、可動部材41が移動限界位置に到達したと
きに、可動部材44の位置を近接センサ52,53によ
り検出して可動部材41を停止させ、支持部44がカッ
ター装置4と干渉しないようにすることができる。
【0061】7)ベルトループ材7が保持部62に保持
された状態では、ベルトループ材7を保持部62に対し
て相対移動させることが可能である。従って、ベルトル
ープ片6の中央部を緩ませる必要がある場合に、ローラ
60,61によりベルトループ材7の前端部を所定量逃
し部77を介して前方へ逃した状態で保持しておき、ロ
ッド17を図示しないエアシリンダにより上方へ駆動さ
せることで、ベルトループ材7を引き上げつつベルトル
ープ材7を保持部62から後方へ引き出してベルトルー
プ材7に所定量の緩みを形成することができる。
【0062】次に、前記実施形態に種々の変更を加えた
変更形態について説明する。尚、前記実施形態と同じ構
造を有するものについては、前記実施形態と同じ符号を
付してその説明を省略する。 1〕図11に示すように、支持部44Aにおいて、保持
部62Aがベルトループ材7を1つのローラ60と支持
板65Aとの間で挟持して保持するように構成してもよ
い。このローラ60は、ベルトループ材7の上側、下側
の何れの位置に設けてもよい。
【0063】2〕駆動装置42に、前記実施形態の駆動
モータ51の代わりとして、エアシリンダを設け、この
エアシリンダにより可動部材41を前後方向に駆動する
ように構成してもよい。 3〕支持部44において、リンク部材69を介さずに、
エアシリンダ63により直接、上側のローラ60(ロー
ラ支持部材67)を下側のローラ61から離隔する方向
に駆動するようにしてもよい。 4〕支持部において、前記実施形態の保持部62などに
よりベルトループ材7を上下に挟持して保持することは
必ずしも必要ではなく、支持部に、ベルトループ材7の
前端部を水平に支持する為の部材、例えば板状の部材を
設け、この板状の部材の上に、ベルトループ材7の前端
部を載置させて支持するように構成してもよい。つま
り、ベルトループ材7が支持部に対して相対移動可能で
あれば、支持部には種々の構造を採用できる。
【0064】5〕前記実施形態では、共通のテーブル1
上に、2本針ミシン2、ベルトループ片供給装置3、カ
ッター装置4、ベルトループ材供給装置5が設けられて
いるが、前記の各装置を2本針ミシン2のテーブルとは
独立したテーブル上に設けてもよいし、2本針ミシンの
テーブルの脚部に設けてもよい。 6〕図12に示すように、ローラ60B,61Bの回転
軸70,71を含む水平な平面内で、回転軸70,71
と直交する方向(矢印方向)が、前後方向(ベルトルー
プ材7の移送方向)に対して所定角度傾斜するように、
ローラ60B,61Bを配設してもよい。この場合、ロ
ーラ60B,61Bがベルトループ材7に対して前方へ
相対移動するときに、ローラ60B,61Bはベルトル
ープ材7を矢印方向に案内することができる。ここで、
ベルトループ材7の矢印方向への移動を規制する規制板
72を設けておけば、ベルトループ材7は規制板72に
押し付けられ、ベルトループ材は左右に正確に位置決め
されることになる。
【0065】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、送り込み手
段により所定長さ分のベルトループ材をカッター装置を
通過させて移送する際に、このベルトループ材はサポー
ト部材により支持されるので、ベルトループ材が垂れ下
がることがなく、ベルトループ材を正確な位置で切断す
ることができる。また、サポート手段はベルトループ材
の端部が安定するように支持するが、ベルトループ材を
強く把持して引き出すものではないため、ベルトループ
材が強く引っ張られることがなく、ベルトループ材が傷
むこともない。
【0066】請求項2の発明によれば、ベルトループ材
の移送方向の端部近傍部が支持部に支持された状態で、
ベルトループ材を移送すると同時に、駆動手段により可
動部材を固定部材に対して相対的に前記移送方向へ移動
させることができるので、ベルトループ材の端部が安定
した状態を保持しつつ移送することができ、ベルトルー
プ材が垂れ下がらず、ベルトループ材を正確な位置で切
断することができる。その他、請求項1と同様の効果が
得られる。
【0067】請求項3の発明によれば、支持部におい
て、少なくとも1つのローラを介してベルトループ材を
保持部で挟持して保持することができるので、ベルトル
ープ材が保持部に保持された状態でも、ベルトループ材
が支持部に対して相対移動しやすくなる。従って、可動
部材(支持部)のベルトループの移送方向の移動速度と
ベルトループ材の移送速度とを完全に一致させなくて
も、ベルトループ材が撓んだり又は引っ張られたりする
ことがなく、駆動手段の制御と送り込み手段を駆動する
駆動装置の制御を共に簡略化することができる。その
他、請求項2と同様の効果が得られる。
【0068】請求項4の発明によれば、保持部によりベ
ルトループ材の前記移送方向側の端部近傍部が保持され
た状態で、可動部材の前記移送方向への移動速度とベル
トループ材の移送速度が異なる場合には、ベルトループ
材が支持部に対して相対移動するので、可動部材の移動
速度がベルトループ材の移送速度よりも大きい場合に
は、支持部がベルトループ材に対して移送方向へ相対移
動するため、ベルトループ材が強く引っ張られることが
ないし、可動部材の移動速度がベルトループ材の移送速
度よりも小さい場合には、支持部がベルトループ材に対
して移送方向と逆の方向へ相対移動するため、ベルトル
ープ材が撓むこともない。その他、請求項2又は3と同
様の効果が得られる。
【0069】請求項5の発明によれば、保持部がベルト
ループ材の前記移送方向側の端部から所定距離離隔した
位置でベルトループ材を挟持した状態で、可動部材が前
記移送方向へ駆動されるので、可動部材の移動速度がベ
ルトループ材の移送速度よりも大きい場合に、支持部が
ベルトループ材に対して移送方向へ相対移動しても、ベ
ルトループ材の前記端部が保持部からすぐに外れること
がない。その他、請求項3又は4と同様の効果が得られ
る。
【0070】請求項6の発明によれば、ベルトループ材
の前記移送方向と平行で且つ前記ローラの回転軸を含む
平面内で、ローラの回転軸と直交する方向が、ベルトル
ープ材の移送方向に対して所定角度傾斜しているので、
保持部によりローラを介してベルトループ材が保持され
た状態で、例えば、支持部がベルトループ材に対して移
送方向へ相対移動した場合には、ローラによりベルトル
ープ材を移送方向に対して側方へ案内することができ
る。ここで、この案内方向へのベルトループ材の移動を
規制する規制部材を設けておけば、ベルトループ材が規
制部材に押し付けられるので、ベルトループ材の位置を
安定させることができる。その他、請求項3〜5の何れ
かと同様の効果が得られる。
【0071】請求項7の発明によれば、ベルトループ材
を所定量緩ませる際に、前記保持部がベルトループ材を
挟持して保持している状態から、ベルトループ材を保持
部に対して前記移送方向と反対の方向に相対移動させる
ように構成したので、ベルトループ材が保持部に保持さ
れた状態から、例えば、ベルトループ材を移送方向と反
対の方向に相対移動させつつ、ベルトループ材をロッド
状の部材により引き上げて、ベルトループ材に所定量の
緩みを形成することができる。その他、請求項3〜6の
何れかと同様の効果が得られる。
【0072】請求項8の発明によれば、支持部に、ベル
トループ材が支持部を通過してさらに前記移送方向へ移
送されるのを可能にする逃し部が形成されたので、可動
部材の移動速度がベルトループ材の移動速度よりも小さ
いときに、支持部が移送方向と反対側の方向へベルトル
ープ材に対して相対移動しても、ベルトループ材は逃し
部において支持部を通過するので、ベルトループ材が撓
むことがない。その他、請求項2〜7の何れかと同様の
効果が得られる。
【0073】請求項9の発明によれば、ベルトループ材
供給装置に、可動部材の前記移送方向への移動速度を、
ベルトループ材の移送速度よりも大きくするように制御
可能な制御手段を設けたので、支持部がベルトループ材
をしごくようにしてベルトループ材に対して前記移送方
向へ相対移動することができ、支持部によりベルトルー
プ材のしわを延ばしつつ、ベルトループ材を移送するこ
とも可能となる。その他、請求項2〜8の何れかと同様
の効果が得られる。
【0074】請求項10の発明によれば、固定部材に、
可動部材が移動限界位置にあるかどうかを検出する為の
検出手段が設けたので、可動部材が移動限界位置にある
ことを検出したときに駆動手段を停止させて、例えば、
可動部材がカッター装置と干渉しないような可動部材の
移動範囲内で可動部材を停止させることができる。その
他、請求項2〜9の何れかと同様の効果が得られる。請
求項11の発明によれば、駆動手段は、ステッピングモ
ータを有するので、ラックピニオン機構等の変換機構を
介して、ステッピングモータにより可動部材を前記移送
方向と平行な方向に駆動することができる。その他、請
求項2〜10と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2本針ミシンとベルトループ片供給装置の正面
図である。
【図2】本発明の実施形態に係るベルトループ材供給装
置とカッター装置とベルトループ片供給装置の左側面図
である。
【図3】ベルトループ片供給装置の要部斜視図である。
【図4】ベルトループ材供給装置とカッター装置(ベル
トループ材移送前)の右側面図である。
【図5】ベルトループ材支持状態における図4相当図で
ある。
【図6】ベルトループ材移送状態における図4相当図で
ある。
【図7】支持部(挟持解除状態)の右側面図である。
【図8】支持部(挟持状態)の右側面図である。
【図9】支持部の正面図である。
【図10】ベルトループ材供給装置の制御系のブロック
図である。
【図11】変更形態の図8相当図である。
【図12】変更形態のローラの配置を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 テーブル 4 カッター装置 5 ベルトループ材供給装置 7 ベルトループ材 30 送りローラ 31 サポート機構 40 固定部材 41 可動部材 42 駆動装置 44,44A 支持部 51 駆動モータ 52,53 近接センサ 60,61,60B,61B ローラ 62,62A 保持部 63,63A エアシリンダ 77 逃し部 100 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 利幸 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 中野 元就 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 岩崎 利昭 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 西尾 章 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA11 AA22 BB04 CC07 CE07 CE27 EE01 EE08 EH01 EH06 EH15 EH17 GD11 GD28 GF02 GF03 JA03 JA07 JA13 JA28 JA33 LA46 LA47 LA89 LB01 NA43 NB12 NC03 NC06 NC18 QA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上に設けられ連続帯状のベルト
    ループ材を切断するカッター装置にベルトループ材を供
    給するベルトループ材供給装置において、 ベルトループ材をカッター装置に移送する送り込み手段
    と、 この送り込み手段によって前記カッター装置を通過して
    移送されたベルトループ材を支持する為のサポート手段
    と、 を備えたことを特徴とするベルトループ材供給装置。
  2. 【請求項2】 前記サポート手段は、テーブル等に固定
    された固定部材と、この固定部材に対して前記移送方向
    と平行な方向に相対移動可能に固定部材に支持された可
    動部材と、この可動部材を前記移送方向と平行な方向へ
    駆動する駆動手段と、可動部材に設けられベルトループ
    材の前記移送方向側の端部近傍部を支持する支持部とを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のベルトループ
    材供給装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部は、少なくとも1つのローラ
    と、ローラを介してベルトループ材の前記移送方向側の
    端部近傍部を上下から挟持して保持する保持部と、この
    保持部を挟持側及び挟持解除側に駆動するアクチュエー
    タとを有することを特徴とする請求項2に記載のベルト
    ループ材供給装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部によりベルトループ材の前記
    移送方向側の端部近傍部が保持された状態で、可動部材
    の前記移送方向への移動速度とベルトループ材の移送速
    度が異なる場合には、ベルトループ材が支持部に対して
    相対移動するように構成されたことを特徴とする請求項
    3に記載のベルトループ材供給装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部がベルトループ材の前記移送
    方向側の端部から所定距離離隔した位置でベルトループ
    材を挟持した状態で、可動部材が前記移送方向へ駆動さ
    れることを特徴とする請求項3又は4に記載のベルトル
    ープ材供給装置。
  6. 【請求項6】 ベルトループ材の前記移送方向と平行で
    且つ前記ローラの回転軸を含む平面内で、ローラの回転
    軸と直交する方向が、ベルトループ材の移送方向に対し
    て所定角度傾斜していることを特徴とする請求項3〜5
    の何れかに記載のベルトループ材供給装置。
  7. 【請求項7】 ベルトループ材を所定量緩ませる際に、
    前記保持部がベルトループ材を挟持して保持している状
    態から、ベルトループ材を保持部に対して前記移送方向
    と反対の方向に相対移動させるように構成したことを特
    徴とする請求項3〜6の何れかに記載のベルトループ材
    供給装置。
  8. 【請求項8】 前記支持部に、ベルトループ材が支持部
    を通過してさらに前記移送方向へ移送されるのを可能に
    する逃し部が形成されたことを特徴とする請求項2〜7
    に記載のベルトループ材供給装置。
  9. 【請求項9】 前記可動部材の前記移送方向への移動速
    度を、ベルトループ材の移送速度よりも大きくするよう
    に制御可能な制御手段を設けたことを特徴とする請求項
    2〜8の何れかに記載のベルトループ材供給装置。
  10. 【請求項10】 前記固定部材には、可動部材が移動限
    界位置にあるかどうかを検出する為の検出手段が設けら
    れたことを特徴とする請求項2〜9の何れかに記載のベ
    ルトループ材供給装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動手段は、ステッピングモータ
    を有することを特徴とする請求項2〜10の何れかに記
    載のベルトループ材供給装置。
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