JPS6232552Y2 - - Google Patents

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JPS6232552Y2
JPS6232552Y2 JP1984033667U JP3366784U JPS6232552Y2 JP S6232552 Y2 JPS6232552 Y2 JP S6232552Y2 JP 1984033667 U JP1984033667 U JP 1984033667U JP 3366784 U JP3366784 U JP 3366784U JP S6232552 Y2 JPS6232552 Y2 JP S6232552Y2
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JP
Japan
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sewing
presser foot
presser
cloth
fabric
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JP1984033667U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、自動縫製装置における布押え装置に
関する。
[従来技術] 従来の連続自動ボタン付け及びボタン穴かがり
装置等の自動縫製装置(通称インデキサー)とし
ては、例えば本願出願人が特願昭57−54613号
(特開昭58−173580号)により、さきに出願した
第1図に示すようなものである。
この装置は、作業台1の上面片側中間に設置し
たボタン縫着用の針4を備えたサイクルミシンA
と、ボタンXを表裏が所定の向きとなるように選
別して送出するボタン供給装置Bと、選出された
ボタンXをサイクルミシンAのボタン保持部2に
運搬するボタン搬入装置Cと、該ミシンAの縫い
サイクル終了後にボタンXが布Wに縫着されたこ
とを調べる縫着検出装置Dと、次のボタン縫着箇
所を針4に一致させるように布Wを移送する布移
送機構Eと、予定数のボタンXを縫着し終わつた
布Wをミシン縫合部から搬出する搬出装置Fと、
搬出された布Wを作業台1から離れた場所に整然
と積み重ねるスタツカーGとから主要構成されて
いる。
これらの装置のうち布移送機構Eは、第2図に
示すようなものである。すなわち、第1図に示す
作業台1の表面内部手前側において、該台1の末
端部と中央部とにタイミングベルト23を掛け渡
した一対のスプロケツト20,21が配設されて
おり、中央部のスプロケツト21を連動させるス
テツピングモータ(以下「モータ」という)22
が設けてある。そして案内軸24,25,26が
布Wの移送方向に平行して作業台1のほぼ全長に
わたり配設され、案内軸24には、前記タイミン
グベルト23に固着した第一キヤリジ27と第二
キヤリジ28とが摺動可能に嵌挿されている。な
お、第一キヤリジ27に固着された連結棒29が
止めねじ30により第二キヤリジ28に連結され
るようになつていて両キヤリジ27,28の離隔
距離を所望の寸法に調節できる。これらキヤリジ
27,28には案内軸25,26に支承されて軸
方向へ移動可能な所要形状の支持腕31,32が
取り付けられており、該腕31,32の自由端
は、共に作業台1の側方(第1図で上方)から表
面に湾曲して延出しその延出部31a,32aに
ピストン棒の布押え33,34を下向きに装備し
たエアシリンダ(以下、「布押えCYL」という)
35,36が設置されている。なお、布支え37
が、布押え33に対向し、かつ、上面を作業台1
の表面と同一平面となるようにして支持腕31に
固定し、布押えCYL35の作用により両者3
3,37の間に、作業台1に記載した布Wを挾持
し、また、布押えCYL35の不作用により布W
を解放するように設けられている。一方、布押え
34に対向して作業台1の前記ミシンAから右方
には上面に複数の孔38aを穿設し、かつ、基部
を常時作動する吸引ポンプ(図外)と連結した中
空の吸引体38を、その上面が作業台1表面と同
一平面となるよに設置し、作業台1の縫製位置に
セツトした布Wを吸引して吸引体38上面に密着
させるとともに、布押えCYL36の作用によ
り、布押え34で布Wを吸引体38の上面に押圧
するように設けてある。
また、第一キヤリジ27には、固定位置した減
速スイツチ43、原点スイツチ44、オーバラン
防止用スイツチ45に、それぞれ対応してドツグ
46,47,48を設け、これらは第一キヤリジ
27が右方に移動したとき、初めにドツグ46が
減速スイツチ43をONにした後、ドツグ47が
原点スイツチ44をONにし、次に、ドツグ48
がオーバラン防止用スイツチ45をONとするよ
うにしてある。
なお、減速スイツチ43はドツグ46との係合
によりONし、モータ22を所定の速度に減速す
るようにモータ駆動回路(不図示)に作用し、原
点スイツチ44はドツグ47との係合によりON
しモータ22を停止するようにモータ駆動回路に
作用するものである。
叙上の構成となつているので、マイクロコンピ
ユータ(図外)の指令により、作業台1の所定位
置に載置された布Wは、下降した布押え33及び
34によつて布支え37及び吸引体38のそれぞ
れの上面に押圧される。そしてミシンAにより所
定針数のボタン縫着が終わるとモータ22が回転
して一体的に連結している両キヤリジ27,28
を移送方向aへ所定寸法だけ前進させた後、停止
する。従つて第一キヤリジ27の支持腕31に装
備されている布押え33と布支え37とに挾持さ
れた布Wは、第二キヤリジ28の支持腕32に装
備されている布押え34により吸引体38に押圧
された状態で所定寸法の移動を行つて次のボタン
Xの縫着を施される。上記動作の繰返しにより予
定個数のボタンX全部が縫着されると布Wは、搬
出装置Fへ移送された後、布押え33,34が上
昇し開放される。そこでモータ22は逆転して布
移送機構Eは元の状態に復帰し、次の動作準備態
勢となる。
しかしながら、このような従来の布押え方法に
おいては、第3図に示すごとく針4心に対し先行
の布押え33と後続の布押え34との二点のみの
押えであるため、布Wが移送されるとき、同図
に見られるように、布押え33,34から遠い部
分の布Wが、作業台1との摩擦抵抗により、しわ
sになりやすく、ミシン縫合部から布Wを搬出す
る搬出装置Fの腕50の右端に布Wが引つ掛かつ
たり、あるいは、プーリ51とベルト53との間
に入り込み、プーリ51に巻き付いたりなどする
欠点があつた。
また、従来の方法では、減速スイツチ43、原
点スイツチ44、オーバラン防止用スイツチ45
が固定配置されているため、先行の布押え33の
原点位置gを移動することができず、縫着すべき
ボタンXの配置上の制約から第3図に示す出張り
寸法lが大きい状態、すなわち、先行の布押え3
3の原点位置gよりも左方に布Wが多量に出張つ
ている状態で縫合せざるを得ない場合には、布W
が移送されるに際し、前端が丸まつたり、また、
前記のしわsが更に大きくなつたりする不具合が
あつた。
[考案の目的] 本考案は、叙上の問題点に着目してなされたも
ので、減速スイツチ、原点スイツチ、オーバラン
防止用スイツチの取付板を移動可能にする構成と
することにより、先行の布押えの原点位置移動を
可能とするとともに、該布押えに補助布押えを取
り付け、三点押えにより布を移送する装置を提供
して、これらの問題点を解決することを目的とし
ている。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を第4図以下に基づい
て説明する。なお、従来例と同一、又は相当部分
は同一の符号を用い、その説明は省略する。
まず、本考案の方法を達成するための構成を述
べる。
補助布押え33′は、ほぼ門型に形成された支
持杆33′sと、該支持杆33′sの自由端に設け
られた布押え部33′wと、該布押え部33′wの
上方に設けられ、その高さをねじによつて加減す
る調節部33′cとから一体的に構成されたもの
で、先行する布押え33のピストン棒部33pの
手前側側面に、布Wの移送方向aに直交して前記
支持杆33′sの基端を固着している。(第4図参
照) なお、ねじによつて調節部33′cに代えて、
弾性部材を介在させてもよいし、あるいは、支持
杆33′sの基部を布押え33のピストン棒部3
3pに対して、布押え部33′wの初期位置を上
下調節できるようにねじ止めしてもよい。
また、支持杆33′sを門型に湾曲したのは、
補助布押え33′が布押え33と一体となつて移
送方向aに移動したとき、搬送装置Fと干渉しな
いようにしたものである。
そして、補助布押え33′は、布押え33の下
面が布支え37の上面に密着した状態において、
布押え部33′wの下面が作業台1の表面に密着
するように調整部33′cにより、予め調整し固
定しておく。
次に、先行の布押え33及び補助布押え33′
の共通の原点位置g′を移動可能とするため、第5
図に示すように、減速スイツチ43、原点スイツ
チ44及びオーバラン防止用スイツチ45を固着
するスイツチ取付板44′を設け、原点スイツチ
44等の位置を移動できるように長孔44′aを
穿設してあり、小ねじ44′nにより固定設置す
るようにしたもので、前記スイツチ板44′の移
動に応じて先行の布押え33及び補助布押え3
3′の原点位置g′は基準の原点位置gから同様の
寸法だけ移動する。(第6図参照) 次に、作用を述べる。
補助布押え33′と先行する布押え33とは、
一体となつて布Wを作業台1表面に押し付け、ま
た、布支え37の上面とで挾持し、布移送機構E
により、布Wを移送方向aに移送するが、補助布
押え33′は、門型の支持杆33′sを有している
ので、搬出装置Fと干渉することなく移動するこ
とができる。
また、前記l寸法が大きい状態で縫合せざるを
得ない場合には、スイツチ取付板44′を長孔4
4′a内で前方へ所要寸法l′だけ移動し固定する
ことにより、原点スイツチ44などが前方へ移動
するため、布押え33及び補助布押え33′の原
点位置g′が基準の原点位置gから移動量l′分前進
するので、前記l寸法を所望の量に減少し得る。
(第6図参照) [考案の効果] 以上説明してきたように、本考案は、先行の布
押えに補助布押えを取り付け、後続の布押えとと
もに三点押えに布送りを行い、しかも、移動可能
なスイツチ取付板を設け、原点スイツチなどの位
置を変更できるような手段を講じたため、補助布
押えの追加により、布の移送方向前端の先行布押
えから遠く離れた部分も強制的に移送させるの
で、しわの発生を防ぐことができ、そのうえ、先
行布押えと後続の布押えとの間の布のたるみが少
くなり、布の横端から縫着した各ボタンまでの間
隔のバラツキを少くすることができ、仕上りを整
然とした美しいものとして品質を向上させるとい
う効果が得られる。
また、先行布押えの原点位置よりも布が前進方
向へ多量に出張つている状態で縫合せざるを得な
い場合には、先行布押えと補助布押えとの原点位
置を前進方向へ移動させることにより出張つた部
分を所望どおり減少することができるので、布前
端の丸まりやしわの発生を防止し得るばかりか、
搬送装置の腕に布を引つ掛けたり、そのプーリや
ベルトに布を巻き込んで作業を中断するような支
障を生ずることなく円滑な縫製を進捗させ得るの
で作業効率の面からも顕著な効果を発揮すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の連続自動ボタン付け装置に本
考案に使用する補助布押えを装備する状態を示し
た全体の概略斜視図、第2図は、従来の布移送機
構に本考案に使用する構成を装備する状態を示し
た要部の斜視図、第3図は、従来の二点布押えの
状態を示す説明平面図で、図は、最初の布静止
の場合の図、図は、布移送によりしわの発生し
た場合の図、第4図は、考案に使用する補助布押
えの取付け状態を示す拡大斜視図、第5図は、同
じくスイツチ取付板の拡大斜視図、第6図は、先
行布押えの原点位置状況を示す説明平面図であ
る。 33……布押え(第一)、33′……布押え(第
二)、34……補助布押え、44′……スイツチ取
付板、44′a……長孔、g……基準の原点位
置、g′……第一布押え及び補助布押えの原点位
置、W……布。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作業台1の上面片側中間に配置される縫い針4
    を備えるサイクルミシンAと、布送り方向の先方
    と後方に位置する第一布押え33及び第二布押え
    34により縫合平面上で被縫物を押えサイクルミ
    シンの縫いサイクル縫了後に第一、第二布押えを
    移動して次の縫製箇所の縫い始めの位置を縫い針
    に一致させ所定箇所の縫製終了後に第一、第二布
    押えの押え圧を解放して原位置に復帰移動する布
    移送機構Eと、サイクルミシンと布移送機構の作
    動を交互に繰返し複数の予定箇所を縫製し終えた
    被縫布をミシン縫合部から搬出するための搬出装
    置Fとを有する自動縫製装置において、 第1布押は搬出装置を挾んで被縫物の移送方向
    との交叉方向に離隔配置した主布押えと補助布押
    えとを有し、且つこれら布押えの復帰位置を移動
    調整可能にしたことを特徴とする自動縫製装置の
    布押え装置。
JP3366784U 1984-03-09 1984-03-09 自動縫製装置の布押え装置 Granted JPS60147382U (ja)

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JPS60147382U JPS60147382U (ja) 1985-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0122622Y2 (ja) * 1984-10-09 1989-07-06
DE102007001666B4 (de) * 2007-01-11 2014-08-07 Dürkopp Adler AG Nähautomat

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51122529A (en) * 1975-04-18 1976-10-26 Isamu Kansai Method and device for stitching cloth

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JPS51122529A (en) * 1975-04-18 1976-10-26 Isamu Kansai Method and device for stitching cloth

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