JPH02210915A - 自動位相追従回路 - Google Patents
自動位相追従回路Info
- Publication number
- JPH02210915A JPH02210915A JP1029907A JP2990789A JPH02210915A JP H02210915 A JPH02210915 A JP H02210915A JP 1029907 A JP1029907 A JP 1029907A JP 2990789 A JP2990789 A JP 2990789A JP H02210915 A JPH02210915 A JP H02210915A
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- Japan
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- phase
- signal
- outputs
- voltage
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 abstract description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動的な位相合わせ回路に関するものである。
従来、フィードバック・ループ型の自動位相合わせ回路
は無く、移相器の部分においては、コンデンサと抵抗を
用いた微分・積分回路が良く使われていた。
は無く、移相器の部分においては、コンデンサと抵抗を
用いた微分・積分回路が良く使われていた。
従来の位相合わせ回路では、その動作範囲が位相差0〜
90度程度と狭く、また、位相を行なうと入力信号の振
幅が変化してしまい、振幅に含まれる情報を変えてしま
うという問題があった。
90度程度と狭く、また、位相を行なうと入力信号の振
幅が変化してしまい、振幅に含まれる情報を変えてしま
うという問題があった。
このような課題を解決するために本発明は、第1の入力
信号に第1の遅れ角を与えて第1の信号として出力する
電圧伝送比=1の移相器と、第1の信号を非反転飽和増
幅する飽和増幅器と、第2の入力信号に第2の遅れ角を
与えることにより得られた第2の信号と第1の信号との
位相差に応じた値の電圧を出力する位相比較器とを備え
、上記電圧値により移相器の移相量を制御するようにし
たものである。
信号に第1の遅れ角を与えて第1の信号として出力する
電圧伝送比=1の移相器と、第1の信号を非反転飽和増
幅する飽和増幅器と、第2の入力信号に第2の遅れ角を
与えることにより得られた第2の信号と第1の信号との
位相差に応じた値の電圧を出力する位相比較器とを備え
、上記電圧値により移相器の移相量を制御するようにし
たものである。
本発明による自動位相追従回路(APTC,Au to
ma t−ic Phase Tracking C1
rcuit)においては、同期した第1.第2の入力信
号の振幅を変えることなく、広い動作範囲に渡って自動
的に位相合わせが行なわれる。
ma t−ic Phase Tracking C1
rcuit)においては、同期した第1.第2の入力信
号の振幅を変えることなく、広い動作範囲に渡って自動
的に位相合わせが行なわれる。
第1図および第2図は禾発明による自動位相追従回路の
一実施例を示す系統図および回路図である。第1図にお
いて、1は第2図の演算増幅器A1を含む回路に対応す
る移相器、2は第2図の演算増幅器A4を含む回路に対
応する移相器、3は第2図の演算増幅器A2を含む回路
に対応する移相器、4は第2図の演算増幅器A3を含む
回路に対応する反転飽和増幅器、5は第2図の演算増幅
器A5を含む回路に対応する非反転飽和増幅器、6.7
は第2図のトランジスタQl、Q2を含む回路に対応す
るレベルコンパ・−タ、8は第2図の排他的論理和回路
(EX−OR)20に対応する位相比較器、9は第2図
のコンデンサC4と抵抗R19から成る積分器、10は
第2図の演算増幅器A6を含む回路に対応するバッファ
である。
一実施例を示す系統図および回路図である。第1図にお
いて、1は第2図の演算増幅器A1を含む回路に対応す
る移相器、2は第2図の演算増幅器A4を含む回路に対
応する移相器、3は第2図の演算増幅器A2を含む回路
に対応する移相器、4は第2図の演算増幅器A3を含む
回路に対応する反転飽和増幅器、5は第2図の演算増幅
器A5を含む回路に対応する非反転飽和増幅器、6.7
は第2図のトランジスタQl、Q2を含む回路に対応す
るレベルコンパ・−タ、8は第2図の排他的論理和回路
(EX−OR)20に対応する位相比較器、9は第2図
のコンデンサC4と抵抗R19から成る積分器、10は
第2図の演算増幅器A6を含む回路に対応するバッファ
である。
移相器2は第1の入力信号a2に第1の遅れ角θ1を与
えて第1の信号b2を出力し、移相器lと3および反転
飽和増幅器4は第2の入力信号a1に第2の遅れ角θ2
を与えて、移相器lは信号b1を出力する。
えて第1の信号b2を出力し、移相器lと3および反転
飽和増幅器4は第2の入力信号a1に第2の遅れ角θ2
を与えて、移相器lは信号b1を出力する。
レベルコンバータ6は遅れ角θ2の第2の信号C1を出
力し、レベルコンバータ7は第1の信号b2と同じ遅れ
角θ1の信号C2を出力する。
力し、レベルコンバータ7は第1の信号b2と同じ遅れ
角θ1の信号C2を出力する。
位相比較器8は、信号c1と信号c2との位相差に応じ
た値の電圧を出力し、移相器2は上記電圧値によりその
移相量を自動的に制御され、信号b2は常に信号b1と
所定の位相差となる。つまり信号b2は信号b1に位相
的に追従して行く。
た値の電圧を出力し、移相器2は上記電圧値によりその
移相量を自動的に制御され、信号b2は常に信号b1と
所定の位相差となる。つまり信号b2は信号b1に位相
的に追従して行く。
なお、第2図において、R1−R20は抵抗、01〜C
4はコンデンサ、VRI〜VR3は可変抵抗、PCはフ
ォトカブラである。
4はコンデンサ、VRI〜VR3は可変抵抗、PCはフ
ォトカブラである。
移相器1〜3の回路を第3図に示す。同図において、1
1.12は抵抗値r、Rの抵抗、13は容量Cのコンデ
ンサである。
1.12は抵抗値r、Rの抵抗、13は容量Cのコンデ
ンサである。
第3図の移相器の等価回路を第4図に示す。この等価回
路を用いて出力電圧V o / V iを求める。
路を用いて出力電圧V o / V iを求める。
まず、点Nの電位をVnとすると、
R+ (jωC)−’ 1 + j ωC
R・また、 r rこれより、
出力電圧VOは、 Vo−2Vn−Vi −2Vi/(1+jωCR)−Vi =(1−jωCR) ・Vi/(1+jωCR)回路
のループ利得は、 Vo/Vi= (1−jωcR)/ (1+jωCR)
=(1+(ωCR)”/θa)/ (1+(ωCR)”
Zθb)=1乙θ ここで、 θa−−ta n−’ (ωCR) θb −j a n−’ ((1)CR)、・、 θ
=θa−θb=−2j a n−’ (ωCR)これよ
り、抵抗12の抵抗値Rを調整することで、電圧伝送比
−1で移相量θのみをO〜−180度の範囲で推移させ
ることができる。
R・また、 r rこれより、
出力電圧VOは、 Vo−2Vn−Vi −2Vi/(1+jωCR)−Vi =(1−jωCR) ・Vi/(1+jωCR)回路
のループ利得は、 Vo/Vi= (1−jωcR)/ (1+jωCR)
=(1+(ωCR)”/θa)/ (1+(ωCR)”
Zθb)=1乙θ ここで、 θa−−ta n−’ (ωCR) θb −j a n−’ ((1)CR)、・、 θ
=θa−θb=−2j a n−’ (ωCR)これよ
り、抵抗12の抵抗値Rを調整することで、電圧伝送比
−1で移相量θのみをO〜−180度の範囲で推移させ
ることができる。
この特性を第5図に示す。同図において、横軸はラジア
ンで表わされたωCR1縦軸は度で表わされた遅れ角で
ある。第5図から分かるように、Cの値を固定としてR
の値を変化させることで、O〜−180度の位相推移を
行なうことができる。
ンで表わされたωCR1縦軸は度で表わされた遅れ角で
ある。第5図から分かるように、Cの値を固定としてR
の値を変化させることで、O〜−180度の位相推移を
行なうことができる。
移相器1,3では第3図で言えばωCR=1となるよう
に第2図中のVRIとR4の値を選んであるため、移相
器1,3の出力では、各々で信号aの位相が90度ずつ
遅れていく、また、移相器2においても、平衡状態で移
相量が一90度となるようにフォトカプラPCのCdS
と抵抗R12の値とを選んである。よって、入力信号a
1は移相器1. 3で180度遅れ、反転飽和増幅器4
で更に180度遅れるので、反転飽和増幅器4の出力信
号すなわちレベルコンバータ6の出力信号clは結局信
号a1に対して360度=0度遅れの方形波となる。一
方、信号a2を入力して得られたレベルコンバータ7の
出力信号C2は信号a2に対して90度遅れの方形波と
なる。従って、位相比較器802つの入力信号間には9
0度の位相差が生じ、信号C2は信号CIに対して一9
0度の位相差となる。
に第2図中のVRIとR4の値を選んであるため、移相
器1,3の出力では、各々で信号aの位相が90度ずつ
遅れていく、また、移相器2においても、平衡状態で移
相量が一90度となるようにフォトカプラPCのCdS
と抵抗R12の値とを選んである。よって、入力信号a
1は移相器1. 3で180度遅れ、反転飽和増幅器4
で更に180度遅れるので、反転飽和増幅器4の出力信
号すなわちレベルコンバータ6の出力信号clは結局信
号a1に対して360度=0度遅れの方形波となる。一
方、信号a2を入力して得られたレベルコンバータ7の
出力信号C2は信号a2に対して90度遅れの方形波と
なる。従って、位相比較器802つの入力信号間には9
0度の位相差が生じ、信号C2は信号CIに対して一9
0度の位相差となる。
位相比較器8にはEX−OR20を利用しており、第6
図に示すように、2つの信号間の位相差に比例した直流
電圧が整流後に得られる。第6図において、横軸は信号
CIに対する信号C2の位相を示し、縦軸は位相比較器
8の出力電圧を示す。
図に示すように、2つの信号間の位相差に比例した直流
電圧が整流後に得られる。第6図において、横軸は信号
CIに対する信号C2の位相を示し、縦軸は位相比較器
8の出力電圧を示す。
よって、第6図中の点Qは平衡状態での動作点を示して
いる。第6図に示すように、平衡状態での動作点を移相
比較器8の入力信号の移相差−一90度の位置に置くこ
とにより、O〜−180度すなわち±90度の制御が可
能となる。位相比較器8からの検出電圧はバッファ10
を通して電流量に変換され、フォトカプラPCの一端を
構成しているLEDへと流れ込む。フォトカプラPC内
では、入力電流量をLEDの発光量そしてCdSの抵抗
値へと変換している。ここで、もし2つの入力信号cl
、c’1間の位相差に変化が生じ、平衡状態でなくなっ
た時、その位相差の変化量は、最終的にCdSの抵抗値
を、ずれた方向とは逆方向に移相器2が働くように変化
させ、再び移相器12の出力点で移相が揃うように動作
する。
いる。第6図に示すように、平衡状態での動作点を移相
比較器8の入力信号の移相差−一90度の位置に置くこ
とにより、O〜−180度すなわち±90度の制御が可
能となる。位相比較器8からの検出電圧はバッファ10
を通して電流量に変換され、フォトカプラPCの一端を
構成しているLEDへと流れ込む。フォトカプラPC内
では、入力電流量をLEDの発光量そしてCdSの抵抗
値へと変換している。ここで、もし2つの入力信号cl
、c’1間の位相差に変化が生じ、平衡状態でなくなっ
た時、その位相差の変化量は、最終的にCdSの抵抗値
を、ずれた方向とは逆方向に移相器2が働くように変化
させ、再び移相器12の出力点で移相が揃うように動作
する。
以上説明したように本発明は、第1の信号と第2の信号
との位相差に応じた値の電圧を出力する位相比較器を設
け、上記電圧値により電圧伝送比−1の移相器の移相量
を制御するようにしたことにより、第1.第2の入力信
号間の移相差に変化が生じても、その変化を相殺する方
向に移相器が動作するようにできるので、2つの入力信
号の振幅を変化させることなく、第1の入力信号の移相
を第2の入力信号の移相変化に自動追従させることがで
きる。
との位相差に応じた値の電圧を出力する位相比較器を設
け、上記電圧値により電圧伝送比−1の移相器の移相量
を制御するようにしたことにより、第1.第2の入力信
号間の移相差に変化が生じても、その変化を相殺する方
向に移相器が動作するようにできるので、2つの入力信
号の振幅を変化させることなく、第1の入力信号の移相
を第2の入力信号の移相変化に自動追従させることがで
きる。
また、移相比較器の平衡動作点を入力信号の移相差が一
90度の位置に設定すれば、±90度の範囲内で移相制
御が可能となる効果がある。
90度の位置に設定すれば、±90度の範囲内で移相制
御が可能となる効果がある。
第1図および第2図は本発明による自動位相追従回路の
一実施例を示す系統図および回路図、第3図は本実施例
における移相器を示す回路図、第4図は第3図の移相器
の等価回路を示す回路図、第5図は第3図の移相器の動
作特性を示すグラフ、第6図は位相比較器の特性を示す
グラフである。 1.2.3・・・移相器、4・・・反転飽和増幅器、5
・・・非反転飽和増幅器、6,7・・・レベルコンバー
タ、8・・・位相比較器、9・・・積分器、10・・・
バッファ。 特許出願人 日本電気株式会社
一実施例を示す系統図および回路図、第3図は本実施例
における移相器を示す回路図、第4図は第3図の移相器
の等価回路を示す回路図、第5図は第3図の移相器の動
作特性を示すグラフ、第6図は位相比較器の特性を示す
グラフである。 1.2.3・・・移相器、4・・・反転飽和増幅器、5
・・・非反転飽和増幅器、6,7・・・レベルコンバー
タ、8・・・位相比較器、9・・・積分器、10・・・
バッファ。 特許出願人 日本電気株式会社
Claims (1)
- 第1の入力信号に第1の遅れ角を与えて第1の信号とし
て出力する電圧伝送比=1の移相器と、第1の信号を非
反転飽和増幅する飽和増幅器と、第2の入力信号に第2
の遅れ角を与えることにより得られた第2の信号と第1
の信号との位相差に応じた値の電圧を出力する位相比較
器とを備え、前記電圧値により前記移相器の移相量を制
御することを特徴とする自動位相追従回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029907A JPH02210915A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 自動位相追従回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029907A JPH02210915A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 自動位相追従回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02210915A true JPH02210915A (ja) | 1990-08-22 |
Family
ID=12289060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1029907A Pending JPH02210915A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 自動位相追従回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02210915A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549004A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | Phase demodulation circuit |
JPS5772437A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-06 | Fujitsu Ltd | Infinite phase shifter |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1029907A patent/JPH02210915A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549004A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | Phase demodulation circuit |
JPS5772437A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-06 | Fujitsu Ltd | Infinite phase shifter |
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