JPH02210368A

JPH02210368A - 横レジスト調整装置

Info

Publication number: JPH02210368A
Application number: JP1055180A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Mori; 弘森
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1988-10-24
Filing date: 1989-03-09
Publication date: 1990-08-21
Also published as: GB2224013A; GB8923596D0; GB2224013B; DE3935231A1; DE3935231C2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、両面ユニットを備えたプリンタ等の画像形成
装置における横レジスト調整装置に関する。

（従来の技術）第７図はレーザープリンターの構成断面図を示し、これ
は、プリンター本体１３に複数の給紙カセットが着脱自
在に装填される一例を示す。

このプリンターの動作概要は、第１給紙カセット１また
は、第２給紙カセット２から矢印Ａ方向に給紙された記
録紙３は、レジストローラ対４によってタイミングをと
られてドラム上の感光体５からなる潜像担持体へ搬送さ
れる。感光体５は。

反時計方向に回転駆動され、その際帯電チャージャー６
によって表面を帯電され、レーザー光学系７からのレー
ザー光りを照射されて感光体上に静電潜像が形成される
。

この潜像は現像装置８を通るときトナーによって可視像
化される。この可視像は転写分離チャージャー９により
、感光体５へ搬送された記録紙３に転写され、感光体５
に密着した記録紙３は静電的に分離される。その後、記
録紙３は定着装置［１０に搬送され定着袋［１０により
記録紙３上の可視像は定着され、矢印Ｂ方向の排紙部１
１へ排出される。

一方可視像転写後の感光体５はクリーニングブレードを
有するクリーニング装Ｗ１１２によって残留トナーを除
去される。感光体から除去されたトナーはクリーニング
装＄１１２に回収される。

上記において、表面に記録された記録紙を、他の裏面に
記録するため、例えば第８図に示す両面ユニットによっ
て記録部（感光体５．帯電チャージャー６、レーザー光
学系７．現像装置８．転写分離チャージャー９等）へ再
給送する。この両面ユニットの動作概要は、表面記録さ
れた記録紙３は、切替爪Ａ１４で両面ユニット搬送部へ
送り込まれる。搬送部へ送り込まれた記録紙３は、搬送
ローラ１５によってスイッチバック部１６へと送られ記
録紙の後端がスイッチバックセンサー１７を通過し一定
時間後スイッチバックローラ１８が逆転し切替爪Ｂ１９
によって記録紙３は、プリンタ本体１３のレジストロー
ラ対４へと送られる。この場合記録紙３のスイッチバッ
ク部１６での位置は、その記録紙３が第１給紙カセット
１から給紙を開始したか。

第２給紙カセット２から給紙を開始したかによって若干
具なる。

即ち、上記表面記録のときは、第１及び第２給紙カセッ
ト１，２からレジストローラ対４まで記録紙が搬送され
る間に横方向のずれが夫々異なる。

また、裏面記録のときは記録紙は両面ユニットで反転さ
れた後、再びレジストローラ対４に裏返しになって到達
する。この反転のための搬送径路は長いので、その搬送
径路を搬送されている間に記録紙は横方向にずれる。

これらの給紙の横方向のずれは、第１．第２給紙カセッ
ト１，２および両面ユニットの各ユニットの傾きや機構
的なくせによっても異なる。このような横方向のずれが
あると、感光体と記録紙の相対的位置関係を変えてしま
うので、記録紙上に記録像がずれて記録されることにな
る。そのずれは、それぞれの機械に固有なもので、各機
械毎に調節を精密に行わなければならない。

一般には、そのような各機械毎の調節は、搬送径路の機
械的な調整を精密に行うことにより実施される。しかし
、その調整の作業は時間と労力を費やすものである。そ
こで、従来のように機械的な調整により、ずれのない給
紙をするというのではなく、給紙のずれはそのままにし
ておいて、光学系の走査における画像の書き始め位置を
前記ずれに対応して調整することにより、記録紙と画像
の書き始め位置との相対的な位置関係を正しく保つよう
にする横レジスト調整装置が本出願人によって提案され
ている。

即ち、まず前記横方向の位置のずれを予め測定し、その
ずれによって生ずる記録紙に対する画像の書き始め位置
のずれを無くするため、前記ずれに対応した補正量を両
面ユニットも含め各給紙手段ごとに補正値設定手段を備
え、これにより設定する。カウンタ手段は、同期検知パ
ルスによってカウントを開始し、所定の基準値をカウン
トしたとき横方向の記録開始点とする。この際、補正値
設定手段により設定した補正値を用いて、記録開始点補
正手段は、上記カウントする所定の基準値に対し補正を
加えるようにするものである。

（発明が解決しようとする課題）上述したように従来のレーザープリンタ等の画像形成装
置において、各給紙、搬送ユニットの平行度や機械的な
特性には、製品毎に若干のばらつきがある。そのばらつ
きにより生じる横方向のずれを調整するために、従来は
１両面ユニットも含め各給紙手段ごとに補正値設定手段
を備えていた。

しかし１両面ユニットから再給紙される場合、始めに給
紙を開始した給紙手段によって両面ユニット内での記録
紙の位置が若干具なる。従って、給紙手段が複数個ある
画像形成装置では、両面ユニット単体での補正値で補正
しきれない場合がある。

つまり、両面ユニットから再給紙する記録紙の給紙ユニ
ットについては、考慮されておらず横レジスト補正とし
て不充分であった。

本発明はこのような不具合いを解消し、搬送径路の長い
両面ユニットからの再給紙時の横レジスト補正をより多
くの場合に対応することによって、面倒な機械機構的な
調整を必要とせず、自動補正ができるようにすることを
目的とする。

（構成および作用）本発明は、上記目的を達成するため、搬送路を介して記
録部へ記録紙を給送する複数の給紙手段及び前記記録部
から排出された表面記録の記録紙をその裏面に記録を行
うため、再度自動的に前記記録部へ給送する両面手段を
有し、該両面手段使用時、前記複数の給紙手段に応じて
記録紙が記録部へ到達したときの横方向の位置基準から
のずれを補正値として個別に設定し、画像記録開始時点
を補正することを特徴とする。

本発明は、両面手段（ユニット）使用時において、両面
ユニットから再給紙する記録紙の画像記録開始時点を、
予め給紙された複数の給紙手段に応じて制御することに
より、両面記録時に横レジストを容易に調整することが
できる。

また、本発明は両面手段からの再給紙時には、予め給紙
を行った各給紙手段単体の補正値に１両面手段単体の補
正値を加えることによって自動的に補正値を再設定し、
裏面記録の場合の画像記録開始点を補正することを特徴
とする。

これは両面ユニットから再給紙する場合の補正値設定用
の手段（デイツプスイッチ）が節約できるという効果が
ある。

（実施例）第１図は本発明の一実施例によるブロック構成図を示し
、前記第７図、第８図に示す第１．第２給紙セットおよ
び両面ユニットを有するレーザープリンターに実施した
場合である。即ち、システムコントローラ２２では、ホ
ストコンピュータ２１から送られる文字コード等をドツ
トパターンのビデオ信号に変換して、ビデオ制御部２４
へ送る。このビデオ制御部は、光書退部２５に書き込む
タイミングの同期をとってビデオ信号を送り込む。

本体制御部２３には第１及び第２の給紙カセット１．２
に対応する補正値設定用のデイツプスイッチ２６．２７
がそれぞれ接続されている。又、第１給紙カセット１か
ら給紙した同じ記録紙を両面二ニットから再給紙する場
合の補正値設定用のデイツプスイッチ２８．第２給紙カ
セット２から給紙した同じ記録紙を両面ユニットから再
給紙する場合の補正値設定用のデイツプスイッチ２９が
それぞれ個別に接続されていることを特徴とする。

この動作は、第３図の動作フローチャートに示すように
、本体制御部２３は、システムコントローラ２２からプ
リント要求を受けると給紙開始位置を確認して両面ユニ
ットからの再給紙であるとその記＠紙が第１．第２のど
ちらの給紙カセットから給紙したものかを調べ、対応す
るデイツプスイッチの値を横レジスト補正値として横方
向の画像記録開始点を制御して書き込みを行う。従って
、第１給紙カセットから給紙した同じ記録紙を両面ユニ
ットから再給紙した場合と、第２給紙カセットから給紙
した同じ記録紙を両面ユニットから再給紙した場合のそ
れぞれで個別に補正値を設定できるため調整が容易にな
る。

次に上記補正値の設定について説明する・第４図は同期
検知位置（ア）と画像領域（イ）と横レジスト位置調整
幅（つ）の関係を示し、２は画像の書き始め位置、Ｗは
画像の書き終り位置を示し、第５図に示すように同図（
ａ）はずれのない正規位置に画像が記録された場合、同
図（ｂ）、　（ｃ）は夫々ｙ方向、Ｘ方向へ画像の書込
みの始め位置Ｚがずれた場合である。

このような書込みの開始位置の調整はつぎのように行わ
れる。システムコントローラ２２からプリントリクエス
トを受けると、本体制御部２３はＢＵＳＹ状態でなけれ
ばビデオ制御部２４に制御信号を送って、光書退部２５
を駆動する。同期検知センサ回路により同期検知信号が
出力されると１画像クロックが発生する。

また、本体制御部２３は、使用者が使用のために指定し
た給紙系が第１．第２給紙カセット、あるいは両面ユニ
ットであるかを検知し、指定されたものに対応するデイ
ツプスイッチの値を選択するために１選択信号を第２図
に示す本体制御部２３のユニット２３Ｕからマルチプレ
クサ２３Ａに送出する。

その選択信号に基づき、マルチプレクサ２３Ａは。

デイツプスイッチ２６〜２９のうちの選択されたデイツ
プスイッチの出力を、プログラマブルカウンタ２３Ｂの
下位のビットに設定する。カウンタ２３Ｂは上記のよう
に初期値が設定゛され、その後、同期検知信号Ｓ１を受
けると、その時点から画像クロックＷＣＬＫをカウント
し始める。カウント値がＯＯＨになったときキャリーを
出力し、デコーダ２３Ｃを介して本体制御部ユニット２
３Ｕに伝えられ、その時を画像の書き始め（第４図の２
）とする。

例えば、カウンタ２３Ｂを８ビツトとしたときは、デー
タ端子ｂＯ〜ｂ３にデイツプスイッチの値を設定し、上
位ビットのデータ端子ｂ４〜ｂ７をＶｃｃに接続する。

デイツプスイッチの値を横レジストが正規の時の値を例
えば８Ｈと定めると、画像の書き始め位置の調整を示す
第５図において（ａ）に示すように、カウンタ２３Ｂか
らキャリーが出る位置は実線で示す記録紙の左端から予
め定めた一定値の距離のところ（１点鎖線で示されてい
る）にある。

記録紙の横レジストの位置が第４図のＸ方向へずれた場
合、そのずれを調整するためにはデイツプスイッチを正
規の値の８Ｈより小さく設定する。

そうすると、カウンタ２３Ｂは正規の場合より余計にカ
ウントした後にキャリーを出力するので第５図（ｂ）の
破線で示すように、記録紙（実線で示す）に対しては相
対的に画像書き始め位置が正しくなるように講整される
。

記録紙の横レジストの位置が第４図のＸ方向へずれた場
合、そのずれを調整するためにはデイツプスイッチを正
規の値の８Ｈより大きく設定する。

そうすると、カウンタ２３Ｂは正規の場合より少なくカ
ウントした後にキャリーを出力するので第５図（ｃ）の
破線で示すように、記録紙（実線で示す）に対しては相
対的に画像書き始め位置が正しくなるように調整される
。

画像の書き始め位置のキャリーを出力した後、カウンタ
２３Ｂはさらにカウントを続け、カウンタのカウントが
ある定められた値になったとき、これをデコーダ２３Ｇ
で検出し、画像の書き終すり位置Ｗを表す信号として本
体制御ユニット２３Ｕへ出力する。書き終わり位置は、
記録紙の大きさ（幅）により異なるので、給紙カセット
に設けられた記録紙サイズの検知手段による検知に応じ
てデコーダ２３Ｇでデコードするカウント値を変更して
、記録紙に対して正確な書き終わり位置を検出する。

デイツプスイッチは記録紙送り横レジストに影響のある
給紙系の両面ユニットを含む各ユニットごとに、設けら
れるので、各ユニットの特性による記録紙の横方向のず
れをデイツプスイッチの設定だけでそれぞれ調整でき、
どの給紙ユニットを使用しても常に一定の標準の書き始
め位置、書き終わり位置を得ることができる。

また１本発明の別の実施例として、第１図に示すデイツ
プスイッチ２９を節約する場合についてのべる。

例えば、第１給紙カセット１からプリントする場合の補
正値が２ｍ、第２給紙カセット２からプリントする場合
の補正値が３ｍとする。第１給紙カセットから給紙を開
始し表面の記録終了後、両面ユニットに搬送され再給紙
、および裏面記録された場合、３閣のずれがあったとす
ると両面ユニット単体でのずれは１ｍとなり、両面ユニ
ット単体での補正値は１閣とする。つまり、第１給紙カ
セット単体での補正値が２＋１ｗｌ、両面ユニット単体
での補正値がｌｌＩｎで合計３Ｉの補正を行うことにな
る。

従って、第２給紙カセットから給紙を開始した記録紙が
両面ユニットから再給紙される場合の補正量は、３ｍａ
にＩＩＩＩｌを加えて４ｍとなる。このため、両面ユニ
ット用の補正手段は１つであるが第１給紙カセットから
給紙した同じ記録紙を両面ユニットから再給紙した場合
と、第２給紙カセットから給紙した同じ記録紙を両面ユ
ニットから再給紙した場合のそれぞれで個別に補正でき
る。

第６図は、本実施例の動作を示すフローチャートである
。第１図の本体制御部２３は、システムコントローラ２
２からプリント要求を受けると給紙開始位置を確認して
両面ユニットからの再給紙であると、その記録紙が第１
．第２の給紙カセットの何れから給紙したものかを調べ
、第１給紙力セツトからであれば、デイツプスイッチ２
６の補正値にデイツプスイッチ２８の補正値を加えて自
動的に補正値を再設定する。また、第２給紙カセットか
らであれば、デイツプスイッチ２７の補正値にデイツプ
スイッチ２８の補正値を加えて自動的に補正値を再設定
する。こうして再設定した補正値を基に横方向の画像の
書込みの位ｆｉ！！　（Ｚ）を制御して書き込みを行う
。

このように両面ユニットからの再給紙時には、予め給紙
を行った各給紙カセット単体の補正値に。

該両面ユニット単体の補正値を加え自動補正するように
したので１両面ユニットから再給紙する場合の補正値設
定用のデイツプスイッチ（本例では第１図２９）が節約
される。

（発明の効果）以上説明したように、本発明は両面ユニットから再給紙
される記録紙が、複数ある給紙カセットのどの給紙カセ
ットから給紙を開始したかによって、個別に横レジスト
補正値を設定することができる。従って、第１給紙カセ
ットから給紙した同じ記録紙を両面ユニットから再給紙
した場合と。

第２給紙カセットから給紙した同じ記録紙を両面ユニッ
トから再給紙した場合のそれぞれで個別に補正値を設定
できるため調整が容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるブロック構成図、第２
図は第１図の本体制御部２３の一構成例を示すブロック
図、第３図は第１図の動作フローチャートを示す図、第
４図は横レジスト位置調整の説明図、第５図は画像書き
始め位置の説明図、第６図は本発明の別の実施例による
動作フローチャートを示す図、第７図は本発明が実施さ
れるレーザープリンターの構成を示す断面図、第８図は
両面ユニットの一機構例図である。２１・・・ホストコンピュータ、２２・・・システムコ
ントローラ、２３・・・本体制御部、２３Ａ　・−・マ
ルチプレクサ、２３Ｂ　　・・・プログラマブルカウン
タ、２３Ｃ・・・デコーダ。２３Ｕ　・・・本体制御ユニット、２４・・・ビデオ制
御部、２５・・・光書退部、２６〜２９・・・デイツプ
スイッチ。特許出願人　株式会社　リ　コ　− 第図ｚ　・・書８６ｖ４江１ｔＡす（＄チＷ　。富ｊＪ鴫トｈつ４立ひＩＬ士、％ｊ（志ミｉ箪図第図箪ア図１　・・・　才ｔ＃紙カセット２・・・　第２超１６カセツト３・・・寞Ｃ＃紙、　　　４・°°シジスト′ローラ対
　　５°°゛感丸惨６・・・　蓋屯ケイージ〈　　　　
　　７・・・シープｉ丁草８・・・　硬、（龜」良１　
　　　　　９・・・転写　オ鷹ｔケ賃−ジャ１ｏ・・・
友暢第バｇ−＋＋・・・珈り紙１Ｐ　　　　　１２・・
・クリーニング装置１３・・・　）０ソンタキ→朴

Claims

【特許請求の範囲】

（１）搬送路を介して記録部へ記録紙を給送する複数の
給紙手段及び前記記録部から排出された表面記録の記録
紙をその裏面に記録を行うため、再度自動的に前記記録
部へ給送する両面手段を有し、該両面手段使用時、前記
複数の給紙手段に応じて記録紙が記録部へ到達したとき
の横方向の位置基準からのずれを補正値として個別に設
定し、画像記録開始時点を補正することを特徴とする横
レジスト調整装置。
（２）両面手段からの再給紙時には、予め給紙を行った
各給紙手段単体の補正値に、両面手段単体の補正値を加
えることによって自動的に補正値を再設定し、裏面記録
の場合の画像記録開始点を補正することを特徴とする請
求項（１）記載の横レジスト調整装置。