JPH0220979Y2 - - Google Patents

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JPH0220979Y2
JPH0220979Y2 JP15629385U JP15629385U JPH0220979Y2 JP H0220979 Y2 JPH0220979 Y2 JP H0220979Y2 JP 15629385 U JP15629385 U JP 15629385U JP 15629385 U JP15629385 U JP 15629385U JP H0220979 Y2 JPH0220979 Y2 JP H0220979Y2
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JP
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valve
stopper
liquid container
lever
spout
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JP15629385U
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JPS6264431U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、まほうびん等の液体容器の栓の構造
に関するものである。
従来の技術 従来、下部開口から注出口に至る液流路を有
し、前記下部開口において液体容器本体内に通
じ、該下部開口を弁で開閉するようにした液体容
器の栓は広く知られている。
そして前記弁を外部から操作する手段として、
押しボタン式のものやスライドボタン形式のもの
が知られている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこの種の形式のものは、弁の開閉
状態が外部から確認しにくい欠点がある。押しボ
タン式のものでは、押しボタンを一度押すことに
より弁が開き、再度押すことによつて弁が閉じる
形式のものであるが、弁の状態に応じて押しボタ
ンの高さが若干変化したり、別の表示機構により
開閉状態の表示をするようになつてはいるが、少
し離れれば一見して確認することができない。ま
たスライドボタン形式のものにおいても、スライ
ドボタンの位置等により弁の開閉状態が表示され
るが、開いた状態と閉じた状態とのスライドボタ
ンの位置の違いが小さく、容易に見落としがちで
ある。
いずれにしてもこの種のものは、すぐそばから
意識的に開閉状態を確認する意思をもつて見れば
比較的容易に確認できるようになつているが、誤
つて開栓状態に放置された場合に、少し離れた位
置から何気なく見て開栓状態にあることを知るこ
とは困難である。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、開栓状態と閉栓状態との外観が大きく異な
り、誤つて開栓状態に放置されている場合に、速
く離れた所からでも容易に開栓状態にあることを
知ることができる栓の構造を提供し、閉栓を促し
て転倒等による危険を未然に防止することを目的
とするものである。
問題点を解決する手段 而して本考案は、液体容器本体の上部開口部に
着脱自在に結合され、前記液体容器本体内に通じ
且つ下部中央部において弁により開閉される液流
路を有し、前部に前記液流路に通じる注出口を有
する液体容器の栓において、栓本体に前記液流路
及び注出口を形成し、前記弁に一体に設けられた
操作杆を前記栓本体を貫通して上方に突出せしめ
ると共に、ばね手段により弁を常時閉栓方向に偏
倚せしめ、前記栓本体の上部に殻体を嵌着すると
共に、該殻体の前記注出口に対向する部分にスリ
ツトを形成し、該スリツトに嵌合するレバーを前
記殻体に対して回動自在に取付けて、該レバーを
前記スリツトに嵌合した状態において前記注出口
を覆わしめると共に、レバーの一部にカムを形成
し、該レバーを回動することにより前記カムで前
記弁の操作杆を操作して弁を開閉せしめるように
したことを特徴とするものである。
以下本考案を図面に従つて説明する。第3図は
本考案の栓を適用した液体容器の一例としてのま
ほうびんを示すものである。1は液体容器本体で
あつて、外装体2内に真空二重びん3が収容され
ており、外装体2の後ろ側には把手4が取付けら
れている。また液体容器本体1の上部開口部に
は、本考案の栓5が螺着されている。
第1図及び第2図は本考案の栓5を示すもので
あつて、6は栓本体であり、水平部7の外周に外
筒部8が垂下され、その内面には雌ねじ9が刻設
されていて、前記液体容器本体1の外装体2の上
部外周に刻設された雄ねじに螺合されている。ま
た水平部7の内周には短筒部10が垂下され、そ
の内側に液流路11が形成され、下部は開いてい
る。また前記水平部7の上方前部には、前記液流
路11に通じる筒状の注出口12が斜めに突出し
ている。
13は弁であつて、該弁13は弁体14とその
上部に立設された操作杆15とよりなり、操作杆
15は栓本体6を貫いて上方に突出し、ばね16
で弁13が常時上方に偏倚せしめられている。而
して弁13が上方に偏倚した状態においては、弁
体14がパツキン25を介して短筒部10の下端
に圧接して、液流路11を液体容器本体1内から
遮断し、また下方に偏倚した状態においては、液
流路11を開き、液体容器本体1内に通じるよう
になつている。
17は略半球状の殻体であつて前記栓本体6の
上部を覆い、栓本体6に嵌着されている。この殻
体17の頂部から前部にかけてスリツト18が形
成されており、該スリツト18から前記栓本体6
の注出口12が若干突出している。そして殻体1
7における前記注出口12の下部には受け部19
が突設されている。
20は前記スリツト18に嵌合されたレバーで
あつて、前記殻体17に対して軸21により回動
自在に支持されている。また前方部には前記注出
口12を覆う膨らみ部22が形成され、該膨らみ
部22が前記受け部19に当接している。さらに
膨らみ部22の上方には、つまみ23が突設され
ている。
またレバー20の後下部にはカム24が形成さ
れており、該カム24が前記弁13の操作杆15
の先端に対向しており、該レバー20を回動する
ことにより操作杆15を操作して弁13を上下動
操作するようになつている。
作 用 次に本考案の液体容器の栓の作動を説明する。
第1図は本考案の栓が閉じた状態を示すもので
あつて、レバー20は殻体17に対して前方に回
動せしめられており、外観上その頂部付近は殻体
17の外周に連続した半球を構成し、膨らみ部2
2及びつまみ23が前方に突出している。そして
膨らみ部22と受け部19とにより、注出口12
は覆われている。また弁13はばね16の弾力に
より上方に偏倚し、弁体14が短筒部10の下端
に当接して閉じており、液流路11を液体容器本
体1内から遮蔽している。
次につまみ23を操作して軸21を中心として
レバー20を上方に回動させると、第2図に示す
ようにスリツト18が前方に開き、注出口12が
露出する。またカム24の作用により弁13の操
作杆15の先端を押し、弁13をばね16の弾力
に抗して下方に偏倚させる。これにより弁が開
き、液体容器本体1を傾けることにより内容液は
下部開口から液流路11を経て注出口12から注
出することができる。
再度レバー20を前方に回動すると、該レバー
20がスリツト18に嵌合し、膨らみ部22が注
出口12を覆い、さらにカム24の作用により、
弁13はばね16の弾力によつて上方に偏倚して
弁が閉じる。
考案の効果 本考案によれば、レバー20を前方に回動した
状態においては、弁が閉じており、またレバー2
0自体が殻体17の外形形状の一部をなしてデザ
インとしてもすつきりとしたまとまつた外観を呈
し、さらにレバー20が注出口12を覆つている
ので注出口12から異物が侵入することもなく衛
生的である。
またレバー20を上方に回動した状態において
は弁が開いており、また注出口12がスリツト1
8から外部に露出するので内容液を注出すること
ができる。またレバー20は上方に大きく突出す
ることとなるので、離れた所からでも開栓状態に
あることが一見して分り、閉栓操作を促すので、
開栓状態のまま放置されて内容液が冷めたり、液
体容器を転倒させて熱湯が漏出するなどの危険を
予防することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の液体容器の栓の中
央縦断面図であつて、第1図は閉栓状態を示し、
第2図は開栓状態を示す。第3図は本考案を適用
した液体容器の一例としてのまほうびんの、一部
を切欠いて示した側面図である。 1……液体容器本体、5……栓、6……栓本
体、11……液流路、12……注出口、13……
弁、15……操作杆、16……ばね、17……殻
体、18……スリツト、20……レバー、24…
…カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体容器本体1の上部開口部に着脱自在に結合
    され、前記液体容器本体1内に通じ且つ下部中央
    部において弁13により開閉される液流路11を
    有し、前部に前記液流路11に通じる注出口12
    を有する液体容器の栓5において、栓本体6に前
    記液流路11及び注出口12を形成し、前記弁1
    3に一体に設けられた操作杆15を前記栓本体6
    を貫通して上方に突出せしめると共に、ばね手段
    16により弁13を常時閉栓方向に偏倚せしめ、
    前記栓本体6の上部に殻体17を嵌着すると共
    に、該殻体17の前記注出口12に対向する部分
    にスリツト18を形成し、該スリツト18に嵌合
    するレバー20を前記殻体17に対して回動自在
    に取付けて、該レバー20を前記スリツト18に
    嵌合した状態において前記注出口12を覆わしめ
    ると共に、レバー20の一部にカム24を形成
    し、該レバー20を回動することにより前記カム
    24で前記弁13の操作杆15を操作して弁13
    を開閉せしめるようにしたことを特徴とする、液
    体容器の栓。
JP15629385U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH0220979Y2 (ja)

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JPS6264431U JPS6264431U (ja) 1987-04-21
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