JPH02208240A - 着色光ファイバ心線の製造方法 - Google Patents
着色光ファイバ心線の製造方法Info
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- JPH02208240A JPH02208240A JP1025763A JP2576389A JPH02208240A JP H02208240 A JPH02208240 A JP H02208240A JP 1025763 A JP1025763 A JP 1025763A JP 2576389 A JP2576389 A JP 2576389A JP H02208240 A JPH02208240 A JP H02208240A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/12—General methods of coating; Devices therefor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、識別のため被覆に着色を施した着色光ファイ
バ心線の製造方法に関するものである。
バ心線の製造方法に関するものである。
従来、着色被覆を有する光ファイバ心線を製造する場合
には、線引された光ファイバに一次被覆を施した光ファ
イバ素線をいったんボビンに巻き取り、そのボビンから
光ファイバ素線を供給して、その外周に着色剤を含む熱
硬化性または紫外線硬化性樹脂をコーティングし、それ
を熱または紫外線により硬化させるという工程をとるの
が一般的である。
には、線引された光ファイバに一次被覆を施した光ファ
イバ素線をいったんボビンに巻き取り、そのボビンから
光ファイバ素線を供給して、その外周に着色剤を含む熱
硬化性または紫外線硬化性樹脂をコーティングし、それ
を熱または紫外線により硬化させるという工程をとるの
が一般的である。
このような工程において光ファイバ素線は、ボビンに巻
き取られる時、ボビンに巻かれている時あるいはボビン
から引き出される時に、−次被覆の表面に微細なゴミが
付着しやすい。特にボビンがプラスチック製である場合
にはゴミの付着量が多くなる。またボビン表面に付着し
ていたゴミが光ファイバ素線表面に転着することも多く
見受けられる。
き取られる時、ボビンに巻かれている時あるいはボビン
から引き出される時に、−次被覆の表面に微細なゴミが
付着しやすい。特にボビンがプラスチック製である場合
にはゴミの付着量が多くなる。またボビン表面に付着し
ていたゴミが光ファイバ素線表面に転着することも多く
見受けられる。
このようなゴミの付着した光ファイバ素線に前記工程に
より着色被覆を形成すると、光ファイバ素線表面のゴミ
が着色樹脂のコーティングダイスに徐々にたまり、時間
の経過と共にその量が増していってダイスの内径を変化
させることから、着色被覆の厚さ、色の均一性が損なわ
れる結果となる。
より着色被覆を形成すると、光ファイバ素線表面のゴミ
が着色樹脂のコーティングダイスに徐々にたまり、時間
の経過と共にその量が増していってダイスの内径を変化
させることから、着色被覆の厚さ、色の均一性が損なわ
れる結果となる。
このような問題をなくすためには、光ファイバの線引か
ら着色樹脂の被覆に至るすべての工程をクリーンルーム
内で行い、また、ボビンの清掃、運搬、保管等に十分な
注意を払うことが必要となる。しかしこのような対策で
は、設備コストがきわめて高くつき、かつ作業上の煩わ
しさを増すという欠点がある。
ら着色樹脂の被覆に至るすべての工程をクリーンルーム
内で行い、また、ボビンの清掃、運搬、保管等に十分な
注意を払うことが必要となる。しかしこのような対策で
は、設備コストがきわめて高くつき、かつ作業上の煩わ
しさを増すという欠点がある。
本発明は、以上のような問題点を解決すべくなされたも
ので、光ファイバ上に一次被覆を有する光ファイバ素線
を供給し、その外周に着色剤を含む樹脂を被覆して着色
光ファイバ心線を製造する方法において、上記着色剤を
含む樹脂を被覆する手前で、上記光ファイバ素線を水の
中に通し、その後乾燥する処理を行うことを特徴とする
ものである。
ので、光ファイバ上に一次被覆を有する光ファイバ素線
を供給し、その外周に着色剤を含む樹脂を被覆して着色
光ファイバ心線を製造する方法において、上記着色剤を
含む樹脂を被覆する手前で、上記光ファイバ素線を水の
中に通し、その後乾燥する処理を行うことを特徴とする
ものである。
この方法によると、光ファイバ素線が水の中を通るとき
に、その表面に付着したゴミが取り除かれるため、コー
ティングダイスへのゴミ詰まりを解消でき、また設備費
も安価で済む。
に、その表面に付着したゴミが取り除かれるため、コー
ティングダイスへのゴミ詰まりを解消でき、また設備費
も安価で済む。
なお光ファイバ素線が通過する水には超音波振動を与え
ておくと、水による洗浄作用が格段に向上する。
ておくと、水による洗浄作用が格段に向上する。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
図−１は本発明の一実施例を示す。ボビン】から引き出
された光ファイバ素線２は、まず水槽３に通され、水の
中を通るうちに表面に付着したゴミが取り除かれる。水
槽３を出ると光ファイバ素線２にはブロア４より温風が
吹き付けられ、これによって表面の水分が完全に除去さ
れる。その後、光ファイバ素線２はコーティングダイス
５に通され、そこで着色剤を含む樹脂６がコーティング
される。この樹脂６は従来同様、樹脂クンク７からポン
プ８によってコーティングダイス５に送給されるもので
ある。樹脂５を被覆された光ファイバ素線２は次いで硬
化炉９に通され、そこで表面の樹脂６を硬化させられる
。硬化炉９は、樹脂６が熱硬化性樹脂の場合はヒーター
で構成され、紫外線硬化性樹脂の場合は紫外線ランプで
構成される。
された光ファイバ素線２は、まず水槽３に通され、水の
中を通るうちに表面に付着したゴミが取り除かれる。水
槽３を出ると光ファイバ素線２にはブロア４より温風が
吹き付けられ、これによって表面の水分が完全に除去さ
れる。その後、光ファイバ素線２はコーティングダイス
５に通され、そこで着色剤を含む樹脂６がコーティング
される。この樹脂６は従来同様、樹脂クンク７からポン
プ８によってコーティングダイス５に送給されるもので
ある。樹脂５を被覆された光ファイバ素線２は次いで硬
化炉９に通され、そこで表面の樹脂６を硬化させられる
。硬化炉９は、樹脂６が熱硬化性樹脂の場合はヒーター
で構成され、紫外線硬化性樹脂の場合は紫外線ランプで
構成される。
硬化炉９を出ると、硬化した着色被覆を有する光ファイ
バ心線１０が得られ、この光ファイバ心線１０は巻取り
ボビン１１に巻き取られる。
バ心線１０が得られ、この光ファイバ心線１０は巻取り
ボビン１１に巻き取られる。
前記の水槽３には給排水系を設け、水槽３内に常に新し
い水を供給することが望ましい。また水槽３には超音波
発生器を設置し、水に超音波振動を与えるようにすると
よい。
い水を供給することが望ましい。また水槽３には超音波
発生器を設置し、水に超音波振動を与えるようにすると
よい。
次に実際の製造例を説明する。外径１２５μｍの石英系
光ファイバに紫外線硬化性樹脂の一次被覆を施して外径
２４０μｍの光ファイバ素線を製造し、ボビンに巻き取
った。このボビンから光ファイバ素線を引き出し、まず
水槽に通した後、ブロアで乾燥し、続いて内径２５０μ
ｍのコーティングダイスに通して着色剤を含む紫外線硬
化性樹脂をコーティングし、その後、紫外線を照射して
コーティング樹脂を硬化させた。この方法で、長さ５〜
５０Ｋｍの着色光ファイバ心線を２０本製造した。
光ファイバに紫外線硬化性樹脂の一次被覆を施して外径
２４０μｍの光ファイバ素線を製造し、ボビンに巻き取
った。このボビンから光ファイバ素線を引き出し、まず
水槽に通した後、ブロアで乾燥し、続いて内径２５０μ
ｍのコーティングダイスに通して着色剤を含む紫外線硬
化性樹脂をコーティングし、その後、紫外線を照射して
コーティング樹脂を硬化させた。この方法で、長さ５〜
５０Ｋｍの着色光ファイバ心線を２０本製造した。
また比較のため、水槽、ブロアを通さない従来の方法で
、同じく長さ５〜５０Ｋｍの着色光ファイバ心線を２０
木製造した。
、同じく長さ５〜５０Ｋｍの着色光ファイバ心線を２０
木製造した。
その結果、従来の方法では、１０本の着色光ファイバ心
線の巻終わり端から２００〜２０００ｍにわたり着色ム
ラの不良が見られたのに対し、本発明の方法では、不良
が全く認められなかった。
線の巻終わり端から２００〜２０００ｍにわたり着色ム
ラの不良が見られたのに対し、本発明の方法では、不良
が全く認められなかった。
以上説明したように本発明によれば、光ファイバ素線の
表面に付着したゴミを水で洗い流してから着色樹脂をコ
ーティングするようにしたので、コーティングダイスに
ゴミがたまらず、均一性の高い着色被覆を形成すること
ができる。またこの方法は、従来の設備に水槽、ブロア
などを付加するだけで実施できるので、設備コストが安
く、作業性の低下もほとんどないという利点がある。
表面に付着したゴミを水で洗い流してから着色樹脂をコ
ーティングするようにしたので、コーティングダイスに
ゴミがたまらず、均一性の高い着色被覆を形成すること
ができる。またこの方法は、従来の設備に水槽、ブロア
などを付加するだけで実施できるので、設備コストが安
く、作業性の低下もほとんどないという利点がある。
図−１は本発明に係る着色光ファイバ心線の製造方法の
一実施例を示す説明図である。 １：ボビン、２：光ファイバ素線、３：水槽、４ニブロ
ア、５：コーティングダイス、６；着色剤を含む樹脂、
７：樹脂タンク、９：硬化炉、１０：着色光ファイバ心
線、１１：巻取りボビン。 出願人代理人 弁理士 若林広志／ｉ
一実施例を示す説明図である。 １：ボビン、２：光ファイバ素線、３：水槽、４ニブロ
ア、５：コーティングダイス、６；着色剤を含む樹脂、
７：樹脂タンク、９：硬化炉、１０：着色光ファイバ心
線、１１：巻取りボビン。 出願人代理人 弁理士 若林広志／ｉ
Claims (1)
- １、光ファイバ上に一次被覆を有する光ファイバ素線を
供給し、その外周に着色剤を含む樹脂を被覆して着色光
ファイバ心線を製造する方法において、上記着色剤を含
む樹脂を被覆する手前で、上記光ファイバ素線を水の中
に通し、その後乾燥する処理を行うことを特徴とする着
色光ファイバ心線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1025763A JPH02208240A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 着色光ファイバ心線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1025763A JPH02208240A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 着色光ファイバ心線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02208240A true JPH02208240A (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=12174876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1025763A Pending JPH02208240A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 着色光ファイバ心線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02208240A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7543370B2 (en) * | 2006-03-31 | 2009-06-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for production of a superconducting magnetic coil |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP1025763A patent/JPH02208240A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7543370B2 (en) * | 2006-03-31 | 2009-06-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for production of a superconducting magnetic coil |
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