JPH02207789A - アミノトランスフェラーゼをコードする遺伝子および遺伝子構造物、およびこの遺伝子を発現する微生物 - Google Patents

アミノトランスフェラーゼをコードする遺伝子および遺伝子構造物、およびこの遺伝子を発現する微生物

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JPH02207789A
JPH02207789A JP1325770A JP32577089A JPH02207789A JP H02207789 A JPH02207789 A JP H02207789A JP 1325770 A JP1325770 A JP 1325770A JP 32577089 A JP32577089 A JP 32577089A JP H02207789 A JPH02207789 A JP H02207789A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 独国特許公開第3818851号明細書く以前に公開さ
れたものではなくて、1989年12月6日に公開され
た第EP−A20344683号明細書に相当する)は
、大腸菌(E、coli) DHlから単離されたアミ
ノトランスフェラーゼ(トランスアミナーゼ)を既に提
示している。
この新たなトランスアミナーゼをコードする遺伝子が、
今見出された。それによって、本発明によれば、以前の
提示によるよりもより大量に酵素を調製することも可能
であるが、また、本発明によって形質転換される微生物
を用いて特異的なアミノ基転移反応を行うことも可能で
ある。このように、遺伝子の単離および特@付けによっ
て、以前の提示によって単離された酵素を用いて可能で
あったよりははるかに効果的なアミノ基転移が可能にな
る。
独国特許公開第3818581号明細書は、この新酵素
を、なかでも、N末端のアミノ酸配列によって特徴づけ
している。これらアミノ酸の最初の30個は、以下に示
される通りである。
アミノ酸4から10の領域には、唯一のトリブレットに
よってコードされるメチオニンおよび唯二つのトリブレ
ットによってコードされる四つのアミノ酸がある。ロイ
シンのみが遺伝子コードにおいて6倍「縮重(dege
nerate)J L/ている。このように、この配列
は20個のヌクレオチド(20mer)のプローブの構
築に特に適している。
S  −AACAAA  C;AA TTA  ATG
 CAA  CG−3T   G   GCC;   
    GAこのプローブは、公知の方法でホスフォル
アミダイト(phosphoramidite)法によ
って合成された。
加えて、アミノ酸15から27の38merの非コード
鎖が合成された。
3−TAG GGCGCG CCG CAA CCG 
にTCTAG GTG GC;CTAG AAG CG
−5T          T       T   
       Tこのオリゴヌクレオチドもまた、ホス
フォルアミダイト法によって合成された。
これらのプローブを大腸菌DHIのコスミド遺伝子バン
クのスクリーニングに用いた。ハイブリダイゼーション
陽性のクローンを、上昇したL−2−アミノ−4−メチ
ルホスフィノ酪酸(L−PPT))ランスアミナーゼ活
性について最初に分析して、次いで、制限酵素地図作出
によって詳細に特徴付けした。サブクローニングおよび
サブフラグメントの活性分析によって、ゲノム中の遺伝
子の位置決めをして、次いて、さらにエキソヌクレアー
ゼ(exonuclease)分解によって定義するこ
とが可能であった。このように、最初は、本発明による
遺伝子が位置している15kbの5alIフラグメント
が同定されて、同様に、遺伝子の位置方向を確立させる
3、8kbの5alI/BamHIフラグメントが同定
された(第1図)。
後者のフラグメントはまた、遺伝子自体のプロモーター
を含む。このように、適当なベクターに制限フラグメン
トをクローニングするだけで、トランスアミナーゼ活性
を出発株と比較して約50倍に増加させることが可能で
あった。
酵素の収f!Lまたは酵素活性は、適当な培養条件の選
択によっても影響される。すなわち、例えば、培地のグ
ルコース含有量は重要であって、発現系(system
)の選択に依存する。すなわち、0.05%以上の濃度
では、酵素活性の急激な下降が見られるかもしれない。
この依存性は、細菌染色体におけるトランスアミナーゼ
遺伝子のコピーのみを発現する対照株を用いてさえも明
らかである。
本発明のこの概念のさらなる発展において、アミノトラ
ンスフェラーゼをコードする遺伝子をより正確に位置づ
けることが次いで可能で・あった。
すなわち、遺伝子は、426個のアミノ酸のタンパク質
をコードする1281個のヌクレオチドの長さ(停止コ
ードンを含む)の解読枠(openreading f
rame)を含む1.6kbのDraI/BamHIフ
ラグメント(第2図)上に位置している。
DNA配列は表1に示される通りである。
A T G r’jA始コードンはヌクレオチド番号2
75で始まり、TAC停止コードンはヌクレオチド番号
1553で始まる。
表2は、本発明によるトランスアミナーゼの、遺伝子の
コード鎖およびアミノ酸配列を表す。後者は、大腸菌か
らの他の既知のトランスアミナーゼとは配列のわずかの
相同性しか示さない(aspC,tyrB、hisc、
1lvE。
avtAおよび5erC)。
■、−PPT)ランスアミナーゼの4−アミノ酪酸(G
ABA)に対する基質特異性および15kbの5alI
フラグメント(第1図参照)の制限酵素地図と大腸菌に
−12ゲノムの物理地図(Koharaら: (198
7)、Ce1l 50.495−508)との類似のた
めに、クローニングされたトランスアミナーゼ遺伝子を
、57.5 min・の位置の:大腸菌に一12gab
クラスター(Metzerら二(1979)、J。
Bacteriol、 137.1111−1118)
からの座(focus)、g a b T、として同定
することが可能であった。
遺伝子の知識によって、指示された方法で構造遺伝子を
強力なプロモーターを有するものにすることができる。
このようにして得られた遺伝子構築物(constru
cts)は、前述の発現プラスミドよりもより高い発現
率を示すばかりではなく、それらの活性をインデューサ
ーによって調整することを可能にする。さらに、tac
系のような異化代謝産物抑制(catabolite 
repression)を行わない発現系を選ぶことが
可能である。これによって、そのような遺伝子構築物に
よって形質転換された細菌はまた、栄養培地中でグルコ
ースの存在下で発酵させることができる。これは、高細
胞密度を可能にして、発酵容量(fermenter 
volume)の割合に高い収量の達成をもたらす。
したがって、本発明は、大腸菌DHIのゲノムからの1
.6kbのDraI/BamHIフラグメント上に位置
しており、かつ、表2に示されるDNA配列を有する、
L−2−アミノ−4−メチルホスフィノ酪酸(L−PP
T)に特異的なトランスアミナーゼの遺伝子に間し、さ
らに、表2に示されるアミノ酸配列を有する酵素および
同じ作用を有しており、かつ、そのアミノ酸配列が表2
に示された配列からアミノ酸の付加、欠失または置換(
exchange)によって誘導される酵素をコードす
る遺伝子に関する。
本発明は、さらに、L−2−アミノ−4−メチルホスフ
ィノ酪酸(L−PPT)に特異的であって、かつ、表2
に示されるアミノ酸配列からアミノ酸の付加、欠失また
は置換によIっで誘導されたアミノ酸配列を有する、ト
ランスアミナーゼに関する。
さらに、本発明は、この型の遺伝子を含むプラスミド、
およびこの型のプラスミドを含む微生物、とくに大腸菌
、に関する。
本発明は、また、(3−カルボキシ−3−オキソプロピ
ル)−メチルホスフィン酸(methylphosp旧
旧c acid)からの、微生物を用いるアミノ基転移
反応による、L−PPTの立体選択的(5tereos
elective)生産方法に関し、これは、上記に明
記したプラスミドの一つによって形質転換される微生物
を用いること、またはアミノ酸配列の修飾によって(上
記のように)修飾される酵素を用いること、を含む。
本発明の詳細は、以下の諸例によって説明される通りで
ある。諸例中のパーセント表示は、重量パーセントを表
す。
例1: 大腸菌DHIからのL−PPT)ランスアミナーゼ遺伝
子のクローニング/発現プラスミドの構築大腸菌DHI
からの染色体D N A ttAusubelら((1
9B?)、Current Protocols in
 Molecularaiology、5.3.2.−
5.4.3..5.7.1.−5.7.3)に記載の方
法によって単離して、5au3Aによって部分切断して
、アガロ−ゲル中で大きさによって分画した。約25〜
40 kbの大きさのDNAフラグメントを、BamH
Iで切断しておいたコスミドベクターpT B E (
Grosveld、 F、G、ら: (1982)、N
ucleic Ac1ds Re5earch 10.
6715)に連結して、入ファージζこパ・ソケージン
グした(Amersham: 1nvitro pac
kaging system for Lambda 
DNA、 CodeNo、 334z、およびMani
atisら: (1982)、Mo1ecular C
Ioning、 A 1aboratory Manu
al ColdSpring )larbor、 29
6−299) o受容株(recipientstra
in)大腸菌DHIのトランスフェクションに続いて、
2000個の単一クローンを単離した。
これは、大腸菌のいくつかのゲノム相当物に相当する。
L−PPT)ランスアミナーゼタンパク質のN末端アミ
ノ酸配列領域に相当する二つのオリゴヌクレオチド(2
0merおよび38 mer、本文を参照されたい)を
、構築しておいたコスミド遺伝子バンクにおいて探索さ
れた遺伝子を見出すために、合成した。
次いで、単一クローンから単離されたコスミドを(Ma
niatisら=331によって)ニトロセルロースフ
ィルター(Schleicher and 5chul
l BA85)に8RL Dot−Blot吸引装置を
用いて結合させて、32P−末端−標識したオリゴヌク
レオチド(Ausubel ら: 6.4.1.−6.
4.4.)とハイブリダイズさせた。四つのハイブリダ
イゼーション陽性クローンのうちの二つは、L−PPT
)ランスアミナーゼ酵素分析(例2、以下を参照された
い)において3〜5倍の活性の増加を示した。二つのク
ローンは、同一の15kbの大きさの5alI挿入を含
んでいた。その制限酵素地図は第1図に示される通りで
ある。
ともにL−PPT)ランスアミナーゼの5′−特異性オ
リゴヌクレオチドとハイブリダイズさせた、このDNA
部分からの5.6kbのHindIff/5alIフラ
グメントおよび3.8kbのBamHI/5allフラ
グメントを、ベクターpUc12およびpML C12
/13 (Perbal、 B、: (1984)、A
 Practical Guide to Mo1ec
ular CIoning、 259272)に大腸菌
1acプロモーターの後に開位置方向にクローニングし
て、次いで組換えプラスミドをトランスアミナーゼ活性
について分析した(第1図)。構築物(1)および(2
)の酵素活性はバックグランドよりやや上回ったのに対
して、同じDNAフラグメントをlacプロモーター(
(1)および(2)に授けた)に対して反対の位置方向
に含む(3)および(4) (pTrans2および1)Trans3.第3図)で
示されるL−PPT)ランスアミナーゼ発現は、約50
倍に増加した。このことから、第1図に示されるように
、遺伝子の転写の方向を確立することが可能であった。
3.8kbのB amHI/S a l Iフラグメン
ト上のトランスアミナーゼ遺伝子の位置は、さらに制限
酵素地図を作出することおよび一連のExo[I/Sl
欠失物(deletions)を調製することによって
より正確に確立された()Ienikoff、 S、:
 (1984)、Gene 28.351−359)。
後の方法において、pMLC12/13にクローニング
された3、8kbのフラグメントを、それぞれの場合に
一端から開始して種々の時間で行う酵素的消化に供した
。次いで、端を切った挿入物の酵素活性を分析した。
もはや活性を有しないDNAフラグメントにおいてトラ
ンスアミナーゼ構造遺伝子の部分が欠失していると仮定
すると、第1図の下に示されるように、遺伝子の位置を
確立することが可能であった。
第3図には、大腸菌DE(1からのクローニングされた
L−PPT)ランスアミナーゼ遺伝子を有している、以
下の請訓において使用される、三つの異なる!lI換え
プラスミドが示されている。プラスミドpTransl
は、コスミドベクターpTBE中の15kbのS晶、I
 I挿入物を含み、内因性(endogenous)ブ
ロモ−ターの調整下テトランスアミナーゼを発現する。
他の二つの構築物は、大腸菌1acプロモーターを有す
る発現プラスミドである。pTrans2はpMLc1
3の3.8kbのBamHI/5alIフラグメントを
含み、pTrans3はpUc12の5.6kbのHi
nd[/5alIフラグメントを含む。
例2: 種々のトランスアミナーゼ発現プラスミドを有する大腸
菌DHIにおけるL−PPT産生■換えプラスミドp 
T r a n s 1、pTrans2およびpTr
ans3ならびに対照としてベクタープラスミドpTB
E、pMLC13およびpUc12を有する大腸菌DH
I形質転換体を、50μgの適当な抗生物質 (pTranslSpTrans3SpTBEおよびp
Uc12の場合にはアンピシリン、ならびにpTran
s2およびl)MLC13の場合にはクロラムフェニコ
ール)を含むLB培地(Luria−Bertani培
地、Maniatisら: (19B2)、68)の1
0m1の培養液中で37℃で15時間培養した。次いで
、細胞を5000Xgで5分間の遠心分離によって除去
して、それぞれ5mlの10mMNaC1,10mM燐
酸ナトリウム(pH=7.5)で2回洗浄してから、ト
ランスアミナーゼ活性分析のために1mlの反応混合液
(5mMNaC1,5mM燐酸ナトリウム、30g/リ
ットルの(3−カルボキシ−3−オキソブロピル)−メ
チルホスフィン酸、90 g/リットルのし一グルタミ
ン酸、100mM)リス1HCI、pH=8.0)に再
懸濁させた。細胞を、この溶液中で振盪させながら37
℃で1時間培養して、次いで、95℃で10分間で変性
させた。
反応上清を、アミノ酸分析機(Biotronic A
m1n。
Ac1d Analyzer LC5001,3,2x
 130 mm BTC−2710カラム)中でL−P
PT産主について分析した。
種々の構築物によって得られた空間−時間収量(spa
ce−time yield)は、表3に示される通り
である。はるかに高い酵素活性が二つのlac発現プラ
スミドによって達成された。結果は、おそらくは細胞当
りのコピー数がより多いためにpUC12誘導体pTr
ans3はpMLc13誘導体pTrans2よりもよ
り優れていた。
pTrans3について測定された空間−時間収量は、
pUc12ベクタープラスミドによって形質転換された
対照細胞の結果よりも約60倍高かった。
表3= 種々のトランスアミナーゼ発現プラスミドを有
する大腸菌DHIにおけるL−PPT産生プラスミド:
    空間−時間収量 (産生されたL−PPT(mg)/リットル/時間)=
pTBE          100 pM100p         60 pUc12         70 pTransl       300 pTrans2     2400 pTrans3    4300 ミナーゼ活性の分析を行った。結果は表4に示される通
りである。プラスミドpTransa上の1ac−発現
トランスアミナーゼ遺伝子および対照株からの染色体遺
伝子(pUC12を有する)の双方が、グルコース濃度
>0.05%によって抑制された。最高のL−PPT合
成は培地中のグルコース0.05%で達成された。
例3: L−PPTトランスアミナーゼ活性に及ぼす培養培地中
のグルコース濃度の影響 大腸菌DHI−pTrans3および大腸菌DH1−p
Uc12を、グルコース無添加およびグルコース濃度を
上げた(0.01%、o、05%、0.1%および0.
5%)LB培地10m1中で培養して、操作処理して、
例2と同様にL−PPT)ランスア表4: 大腸菌DH−1におけるL−PPT)ランスアミナーゼ
活性の、培養培地中のグルコース濃度への依存性 培地中のグルコース  トランスアミナーゼ濃度(%)
      比活性(%) 0.01 0.05 0.1 8       100” グルコース無添加のpTrans3の活性を100%と
した。
例へ 大腸菌DHIからのL−PPT)ランスアミナーゼタン
パク質の過剰発現(overexpression)大
腸菌DHI−pTrans3および大11iWDH1−
pUc12を例3と同様にして培養した。細胞を洗浄し
て、1mlの10mMNaC1,10mM燐酸ナトリウ
ム(pH=7.5)中に再懸濁させて、次いで、5×2
0秒間の音波処理(sonication)によって破
壊してから、これらの粗抽出液の一部を同量のタンパク
質とともに12.5%SDS/ポリアクリルアミドゲル
(Laemmli、 U、に、: (1970)、Na
ture 227.680)に供した。
過剰発現されたL−PPT)ランスアミナーゼタンパク
質は、大腸菌DHI−pTrans3からの抽出液のタ
ンパク質パターンにおいて43,000ダルトンの追加
のバンドとして現れる。これは、培養培地中に0.5%
のグルコースを用いた試料における発現株および0.0
5%グルコースな用いた対照株大腸MDHI−pUc1
2では存在しない。
例5 大腸菌に12からのL−PPT)ランスアミナーゼ遺伝
子の配列決定 3.8kbのB amHI/S a l Iフラグメン
トの制限フラグメントのさらなるサブクローニングおよ
び活性分析によって、L−PPT)ランスアミナーゼ遺
伝子を1.6kbOD r a I/B amHlDN
Aフラグメントに位置させることが可能であった(第2
図)。α−r35sl −dATPおよび二本鎖DNA
を鋳型として用いる(Ct)en、 E、Y、およびS
eeburg、 P、 H,=(1985)、DNA 
4.165−170)ジデオキシ法(Sanger、 
F、ら: (1977)、Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA 74.5
463−5468)によって後者の配列決定を行った。
この目的のために、EXOIII/Slヌクレアーゼ消
化によっておよび遺伝子の3′末端(BamH[切断部
位)から開始して調製された欠失物CHen1koff
、 S、: (1984)、Gene 28.351−
359)および1.6kbのDraI/BamHIフラ
グメントの多数の制限フラグメントを、既知の方法(M
aniatisら: (1982)、Mo1ecula
r Cloning、 A Laboratory M
anual、ColdSpring Harbor)に
よってベクターpMLC12/13およびpUC12/
13にクローニングして、市販のブライマーCpUC配
列決定キットから、ベーリンガーマンハイム社製、オー
ダ一番号1013106)を用いて配列決定した。加え
て、既に利用可能な配列情報に基づいて調製(ホスフォ
ルアミダイト法)することが可能な合成オリゴヌクレオ
チドもまた、配列決定ブライマーとして用いられた。1
.6kbのD r a I/B amHIフラグメント
の正確な制限酵素地図は、第2図に示される通りである
例6: 大腸菌に−12からのL−PPT)ランスアミナーゼ構
造遺伝子を有する発現プラスミドの調製a)lac発現
プラスミド トランスアミナーゼ構造遺伝子を他のプロモーターと融
合させるために、ATG開始コードンの上の1.6kb
のD r a I/B amHIフラグメントの非コー
ド5′領域をできるだけ除去することが必要であった。
この目的のために、DNAフラグメントを、上記のEx
o[/Slヌクレアーゼ技法を用いてDraI末端から
切断した。このようにして調製された二つの欠失物(−
56〜ATGおよび一35〜ATG、表5、構築物(D
および(If)、を参照されたい)を、SmaI/Ba
mHIで切断したベクターpUc12中のlacプロモ
ーターの後にSma I/BamHIフラグメントとし
てクローニングした。このようにして得られた発現プラ
スミドpTrans4およびpTrans5は、第4図
に示される通りである。
他のアプローチでは、NcoI切断部位を、Tagポリ
メラーゼ連鎖反応(PCR)技法(Higuchi ら
: (1988)、Nucleic Ac1ds Re
5earch16.7351−7367)を用いるイン
ビトロ突然変異によってトランスアミナーゼ遺伝子をA
TG開始コードン領域または位置−6に導入したく表5
、構築物(III)および(IV)を参照されたい)。
位置−6のNcoI切断部位はトランスアミナーゼ構造
遺伝子に影響しないのに対して、開始コードンの領域に
おける突然変異はトランスアミナーゼのアミノ酸2をA
9 nからAspに代える。しかし、この保存的(co
nservative)アミノ酸置換は酵素タンパク質
の活性には影響を及ぼさない。二つの構築物(m)およ
び(IV)に導入された制限切断部位の故に、5”−非
コード配列を有しないトランスアミナーゼ構造遺伝子を
、NcoI/Hindmで切断されたベクターpMG1
2(II!飾されたポリリンカー EcoRI−Sma
I−BamHI−Nco I−Nhe l−Hg1AI
−Ps t I−KpnI−Xbal−C1aI−Sa
l l−5acII−5phI−Pvu l−Hlnd
II[、を有するptrc12誘導体)中にlacブロ
ーモーターの後に、それぞれの場合、NcoI/Hin
dmフラグメントとしてクローニングすることが今回能
であった(第4図ニブラスミドpTrans6およびp
Trans?)。
種々の遺伝子構築物を用いてトランスアミナーゼの発現
を調べるために、組換えプラスミドpTrans4、p
Trans5、pTrans6、pTrans?および
pTrans3 (例1を参照されたい)ならびに対照
としてベクタープラスミドpUc12を有する大腸菌J
M103形質転換体を、グルコース無添加および添加(
0,5%)LB培地の10nl中で培養した。L−PP
T特異性トランスアミナーゼ活性を例2に記載のように
して測定して、L−PPTのnmo I /分/mg細
胞で表した。結果は表6に示される通りである。これら
のlac発現プラスミドを用いた酵素活性は、プラスミ
ドpTrans3を用いたものと比較して約2倍高い。
全ての構築物は、グルコースの存在下で異化代謝産物抑
制を示す。
b)tac発現プラスミド 発現ベクターpJF118uを、バイブリドtacプロ
モーター(lacおよびtrp部分)を有するL−PP
T)ランスアミナーゼ遺伝子の発現に用いた。これは、
pKK223−3の誘導体であって、制限切断部位Ec
oRI−SmaI−BamHI−5al I−PstI
−Hindmを有するポリリンカーをtacプロモータ
ー配列の直後に含む。加えて、このベクターは、lac
リプレッサーをコードす°る1acl遺伝子を発現する
このため、tacプロモーターの活性はIPTGによっ
て誘導される。tacブaモーターはグルコースによる
異化代謝物抑制の対照にはならない。
表5に示されるトランスアミナーゼ遺伝子構築物(I)
および(II)(Exam/Slヌクレアーゼ除去物、
−56〜ATIGおよび一35〜八T’ G )を、E
coRI/BamHIで切断したベクターpJF118
u中のtacプロモーターの後にEcoRI/BamH
Iフラグメントとしてクローニングした。このようにし
て得られた組換えプラスミドpTrans8およびpT
rans9は、第5図に示される通りである。インビト
ロ突然変異(表5を参照されたい)によって調製された
トランスアミナーゼ遺伝子構築物(m)および(IV)
をプラスミドpTrans6およびpTrans7から
のBamHIフラグメントとして単離して、粘着末端を
フレノウ酵素で埋填した。これらのフラグメントを、E
coRIで切断してからS1ヌクレアーゼで処理したp
JF118u中にtacプロモーターの後にクローニン
グした。さらに用いられる単離サブクローンは、L−P
PT)ランスアミナーゼ構造遺伝子をtacプロモータ
ーに対して正しい位置方向に含むものだけであった(第
5図、組換えプラスミドpTrans 10およびpT
ransllを参照されたい)。
L−PPT−特異性トランスアミナーゼ活性を決定する
ために、組換えプラスミドpTrans8、pTran
s9、pTranslo、 pTransllおよびpTrans3ならびに対照と
してベクタープラスミドpJF118uを有する大腸W
JM103形質転換体を、グルコース無添加および添加
(0,5%)のLB培地の10m1中で培養して、8時
間後に集菌した。平行混合物(parallel m1
xtures)において、0.D6811nm値が0.
5に達した後、細胞を1mMIPTC;て4時間誘導し
て、次いで、同様に集菌した。トランスアミナーゼ活性
を6.a)に記載のようにして決定した。酵素測定の結
果は、表7に示される通りである。プラスミドpTra
ns3と比較して、全ての四つのtac発現プラスミド
は、IPTC;による誘導が可能であって、グルコース
の存在下で異化代謝産物抑制を示さない。グルコース培
地における最高酵素活性はプラスミドpTrans 1
1で達成されて、これはグルコース無添加培地において
達成されたIac発現構築物による値に匹敵する。
例7: 発酵によるL−PPT)ランスアミナーゼの産生発酵の
ために、トランスアミナーゼ発現プラスミドp’rra
ns7で産生株穴19菌W3110(Campbel 
I ら: (1978)、Proc、 Natl、 A
cad、 Sci。
USA 75.2276−2280)を形質転換させた
。細胞を発酵培地(Maniatisら((1982)
、MolecularCloning、  A  La
boratory  Manual、 Co1d  S
pringHarbor、68−69)の記載によるM
9ミネラル培地に、炭素源として4%マルトース、2%
カザミノ酸および0.4%CABAを加える)に接種し
て、10リツトルのファーメンタ−(Baiostat
 5、BraunMelsungen社製)中で一定の
攪拌速度(40Orpm)で通気(2m3/時)しなが
ら自動pH調整(pH=7.0)をして35℃で24時
間培養した。
発酵中に対照サンプルを採フて培養物の吸光度および細
胞のL−PPT−特異性トランスアミナーゼ活性を測定
した。トランスアミナーゼ比活性が0.35 nkat
/mg細胞(1nkat= 1 nmolのL−PPT
/秒)で吸光度29(細胞湿重量3kgの量に相当する
)・になった細菌を24時間後に集めて、次いで、細胞
分離機(Westfal ia型5AI−02−575
)を用いて10倍に濃縮した。201TIM燐酸ナトリ
ウム、pH=7.0.0.01mMピリドキサル燐酸、
5mM2−メルカプトエタノールおよび1叶フエニルメ
タンフツ化スルホニル(PMSF)を加えた後、細菌を
ミクロ液化機(micro−fluidizer、M−
110TIV型、Micro Fluids、 New
ton USA)で800バール以下で破砕した。粗抽
出物を70℃で10分間インキュベートして、次いで、
細胞残滓および沈澱タンパク質を6000xgで20分
間の遠心分離によって除去した。この処理後の上清は、
7480 nkat7Bタンパク質のL −P P T
−特異性トランスアミナーゼ活性を有する16gのタン
パク質を含んでいた。形質転換されない産生株W311
0を用いて同様に調製された上清中で測定されたトラン
スアミナーゼ活性は、わずか200 nkat/mgタ
ンパク質であった。これは、組換えプラスミド pTranS7による酵素活性の増加が約40倍である
ことを示す。タンパク質のSDSゲル分析(Laemm
l i 、 U、に、: (1970)、Nature
 227.680)によって、L−PPT)ランスアミ
ナーゼは70°Cの加熱沈澱後の調製発酵上清中におい
て明かに優勢なタンパク質であることが示される。トラ
ンスアミナーゼのこの程度の濃厚富化は、独国特許公開
第3,818,851号明細書に提示された方法による
酵素の担体への固定化に直接に用いる材料として充分で
ある。
1FLIL、  etJ>  >)−111r% 口l
j(’l UJ −+   −Q (C−+−aa印 
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LIL (!ILI+ ζω (Φ トー ζ− O> 〇− 〇c!1l LILI+ ζ− 0工 >0コ かトΦ b(JJ DO LIL (J(L Oφ C!ll> トU ト0 口L OL:L トL ζメ トド ぐトコ のトω トロ」 口1 一 口ζ Oひ L)L Oa トL a洲 一ト トー )−喝 ■〉 かω 1 む〕ω− ω■ζ I−α ■(c トC ζψ aζ aφ aΣ (」 1−二 It(Jlj ぐトー の(lSI C!3σ OL Uζ (I4 U工 υl ト― (lx LIL ■ω aω >LllI N [J − ω口ζ lal トー ζ− ト− 0H Oa Oa aφ Oζ トα (l Oa ψζコ )ζ− 〇+U30 ヒ α ζ φ ωζ 一 ω( )−ω ヒー ζ− ロフ ト山 口」 か■4J トドΦ かζΣ ω中 トー I3> ■− 0口 LII ζ−一 〇工 ■コ ζ− c!llO ぐLl(L −0ζ晒 0+■ζ ヒ坊 c!ll> トω ■コ トΦ O」 ヒ1 一 ■ζ Oa OL Ll(C rLfL二種々のlac発現プラスミドを有する大腸 
 表1−:種々のtac発現プラスミドを有する大腸菌
JM103形質転換体における、L−PPT−特  菌
JM103形質転換体における、L−PPT−特異性ト
ランスアミナーゼ活性           異性トラ
ンスアミナーゼ活性プラスミド: 培地: pTrans4 pTrans5 pTrans6 pTrans? pTrans3 pυC12 トランスアミナーゼ比活性 [nmol L−PPT/分/mg細胞]:22.8 0.6 25.7 1.2 24.5 1.2 24.9 0.9 9.7 0.9 0.9 0.1 プラスミド: 培地: B LB+0.5Xgluc。
B L8+0.5X gluc。
B LB+0.5X glue。
B LB+0.5X gluc。
B LB+0.5X gluc。
B LB+0.5Xgluc。
pTjans8 pTrans9 pTransl。
トランスアミナーゼ比活性 [nmol L−PPT/分/mg細胞]:11.4 20.5 2.6 12.9 B LB+1mM  IPTG L8+0.5X glue。
L8+0.5Xglue。
+1mM  IPTG しB LB+1mM  IPTG LB+0.5X 、glue。
LB+0.5X  gluc。
+1mM  IPTG B LB+1mM  IPTG L8+0.5X  glue。
LB+0.5χ glue。
+1mM  IPTG 9.6 21.7 3.9 11.3 2.3 16.6 0.7 4.5 glue、: グルコース 表7 (続き) プラスミド: pTransll 培地ニ ドランスアミナーゼ比活性 [nmol L−PPT/分1mg@胞]:5.9 20.9 2.2 22.1 pTrans3 JF 18u B LB+1mM  IPTG LB+0.5X 、gluc。
LB+0.5% gluc。
+1mM  IPTG B LB+1mM  IPTG LB+0.5Xgluc。
LB+0.5X glue。
+101M  IPTG B LB+1mM  IPTG LB+0.5X gluc。
LB+0.5’A gluc。
+1mM  IPTG 10.2 10.7 0.3 0.4 1.0 0.9 0.2 0.3
【図面の簡単な説明】
第1図は、3.8kbの大きさのDNAフラグメント上
の、本発明による遺伝子の位置を示す、説明図である。 第2図は、このフラグメントが所望の遺伝子(gabT
)以外に他の遺伝子(gabD)を含むことを示す、説
明図である。 第3図は、最初に開発されたベクター pTransl、pTrans2およびpTrans3
を示す、説明図である。 第4図は、ベクターpTrans4およびpTrans
7における本発明による遺伝子の位置を示す、説明図で
ある。 第5区は、ベクターpTrans8およびpTrans
llにおける本発明による遺伝子の位置を示す、説明図
である。 gluc、ニ ゲルコース

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、大腸菌K12のゲノムから得ることができる3.8
    kbのBamH I /Sal I フラグメント上に位置す
    る、L−2−アミノ−4−メチルホスフィノ酪酸に特異
    的なトランスアミナーゼの遺伝子。 2、第1図に示される制限酵素地図を有する、請求項1
    に記載の遺伝子。 3、大腸菌DH1のゲノムからの1.6kbのDra
    I /BamH I フラグメント上に位置し、かつ、表2
    に示されるDNA配列を有する、L−2−アミノ−4−
    メチルホスフィノ酪酸に特異的なトランスアミナーゼの
    遺伝子。 4、表2に示されるアミノ酸配列を有する酵素および同
    作用を有し、かつ、そのアミノ酸配列が表2に示される
    アミノ酸配列からアミノ酸の付加、欠失または置換によ
    って誘導される酵素をコードする、遺伝子。 5、請求項1〜4のいずれか1項に記載の遺伝子を含む
    、プラスミド。 6、請求項5に記載のプラスミドを含む、微生物。 7、請求項5に記載のプラスミドを含む、大腸菌。 8、L−2−アミノ−4−メチルホスフィノ酪酸に特異
    的であって、かつ、表2に示されるアミノ酸配列からア
    ミノ酸の付加、欠失または置換によって誘導されたアミ
    ノ酸配列を有する、トランスアミナーゼ。 9、請求項6または7に記載の微生物を用いることを含
    む、微生物を用いるアミノ基転移反応による(3−カル
    ボキシ−3−オキソプロピル)−メチルホスフィン酸か
    らのL−2−アミノ−4−メチルホスフィノ酪酸の立体
    選択的生産法。 10、請求項8に記載の酵素を用いることを含む、アミ
    ノ基転移法。
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