JPH02206207A - ユニティカプラ増幅器 - Google Patents

ユニティカプラ増幅器

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Publication number
JPH02206207A
JPH02206207A JP2585489A JP2585489A JPH02206207A JP H02206207 A JPH02206207 A JP H02206207A JP 2585489 A JP2585489 A JP 2585489A JP 2585489 A JP2585489 A JP 2585489A JP H02206207 A JPH02206207 A JP H02206207A
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JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
fet
input terminal
circuit
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP2585489A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Suwaki
洲脇 秀男
Takashi Ohira
孝 大平
Haruhiko Kato
加藤 治彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、IC化に適したユニティカプラ増幅器に関
するものである。
(従来の技術) 増幅器の利得安定化法として第9図に示すようなユニテ
ィカプラ法がある。この増幅回路の利得には次式で表さ
れる。
K−A/   (1−A’   拳 β ’   + 
A  ・ β )       ・・・ (1)ここで
Aは主増幅器21の利得、A′は副増幅器23の利得、
βは負帰還回路22の帰還率、β′は正帰還回路24の
帰還率である。正帰還系のループ利得A′ ・β′−1
ならば、(1)式はに一1/βとなる。従って、負帰還
回路22が受動素子など帰還率βの変動のないもので構
成されていれば、増幅回路の利得には、主増幅器21の
利得A及びその変動に依らず安定となる。
しかし、このような構成の増幅回路を実現するには主増
幅器21とは別にループ利得A′ ・β′−1を作り出
す回路が必要となり回路が大きくなるという問題がある
また、第10図に示すように、ユニティカプラ増幅器を
三極管25を用いた主増幅器のみで構成した例がある(
板本 房: 「増幅回路Jpp、201、コロナ社)。
しかし、このユニティカプラ増幅器では、帰還回路にコ
イルが使用されており、IC化に適していない。
(発明が解決しようとする課題) 第9図に示した従来例は回路が大型になり、また、第1
0図に示した他の従来例はコイルが使用されているため
、何れの従来例もIC化に適していない。
そこで、この発明は、IC化に適するような、小型のユ
ニティカプラ増幅器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、第1の発明は、第1のFE
Tのソースと第2のFETのソースを共に第1のインピ
ーダンスの一端に接続し、第3のFETのソースと前記
第2のFETのドレインを接続し、該第3のFETのゲ
ートと前記第1のFETのドレインを接続し、前記第1
のFETのドレインを第2のインピーダンスの一端に接
続し、前記第3のFETのドレインを第3のインピーダ
ンスの一端に接続し、前記第1、第2、第3のインピー
ダンスの各他端をそれぞれAC的に接地し、前記第1の
FETのゲートを第1の入力端子、前記第2のFETの
ゲートを第2の入力端子、前記第1のFETのドレイン
を出力端子とする差動増幅器と、該差動増幅器に縦列に
接続した反転増幅器と、該反転増幅器の出力端子と前記
差動増幅器の第2の入力端子の間に接続した帰還回路と
を有し、前記差動増幅器の第1の入力端子、前記反転増
幅器の出力端子を、それぞれ入力端子、出力端子として
構成してなることを要旨とする。
また、第2の発明は、第1のFETのソースと第2のF
ETのソースを共に第1のインピーダンスの一端に接続
し、第3のFETのソースと前記第2のFETのドレイ
ンを接続し、該第3のFETのゲートと前記第1のFE
Tのドレインを接続し、前記第1のFETのドレインを
第2のインピダンスの一端に接続し、前記第3のFET
のドレインを第3のインピーダンスの一端に接続し、前
記第1、第2、第3のインピーダンスの各他端をそれぞ
れAC的に接地し、前記第1のFETのゲートを第1の
入力端子、前記第2のFETのゲートを第2の入力端子
、前記第1のFETのドレインを出力端子とする差動増
幅器と、該差動増幅器に縦列に接続した非反転増幅器と
、該非反転増幅器の出力端子と前記差動増幅器の第1の
入力端子の間に接続した帰還回路とを有し、前記差動増
幅器の第2の入力端子、前記非反転増幅器の出力端子を
、それぞれ入力端子、出力端子として構成してなること
を要旨とする。
(作用) 上記第1、第2の発明の作用を第1図ないし第4図を用
いて説明する。
まず第1図の(A)、(B)に示すような増幅回路を考
える。同図中、1.2は第1、第2のFETであり、両
FETI、2のソースは共に第1のインピーダンスで構
成される定電流源19に接続されている。第1のFET
Iのドレインは第2のインピーダンスである抵抗R1に
接続され、第2のFET2のドレインは第3のインピー
ダンスである抵抗R2に接続されている。また、第1の
FETIのドレインから第2のFET2のドレインに、
利得A′ ・β′の増幅器10により帰還がかけられて
いる。このような構成により、第1のFETIのゲート
を第1の入力端子11、第20FET2のゲートを第2
の入力端子12、第1のFETIのドレインを出力端子
13とする差動増幅器100が構成されている。
そして、第1の発明に相当する第1図(A)の回路では
、この差動増幅器100と利得Aの反転増幅器200が
縦列に接続され、その反転増幅器200の出力端子と差
動増幅器100の第2の入力端子12との間に、受動素
子など変動のないもので構成された帰還率βの帰還回路
400で帰還がかけられている。ユニティカプラ増幅器
は差動増幅器100の第1の入力端子を入力端子11と
し、反転増幅器200の出力端子を出力端子14として
構成されている。
また、第2の発明に相当する第1図CB)の回路では、
差動増幅器100と利得Aの非反転増幅器300が縦列
に接続され、その非反転増幅器300の出力端子と差動
増幅器100の第1の入力端子11との間に帰還回路4
00で帰還がかけられている。ユニティカプラ増幅器は
差動増幅器100の第2の入力端子を入力端子12とし
、非反転増幅器300の出力端子を出力端子として構成
されている。
いま、第2図のように差動増幅器100の部分を電圧制
御電流源の等価回路を使用して解析すると、第1図(A
)のユニティカプラ増幅回路の利得には次式で表される
K−gm−r−A/ (1−A’  ・β′+2r/R
I十gm11rIIA11β)・・・(2) 但し、gmはFETI 2の相互コンダクタンス、「は
ソース・ドレイン間抵抗に相当する。抵抗R1の値が十
分に大きい場合、(2)式は次式のようになる。
K■gm・「φA /(1−A’  ・β′ 十gm−r−A・β)・・・
(3) A・′ β′−1のとき、(3)式はに一1/βとなり
、ユニティカプラ効果が現れる。第1図(B)の回路に
ついても、結果は上記と同様である。
次に、第3図のように利得A′ ・β′の増幅器10を
第3のFET4で構成した場合を考える。
第3のFET4を第4図に示すように電圧制御電流源の
等価回路を使用して解析すると、同図中、aSb間の利
得A′ ・β′は次式のようになる。
A′ ・β’ −X/Y           ・・・
(4)但し、X1Yはそれぞれ次式で表される。
X−gm’ +1/r−(gm/r’ )(1/ (1
/R1+ 1/r’ ))+ 1 / R2 Y−gm’ +1/r−(gm/r’ )[:1/ (
1/R+ +1./r’ ))+l/r’ −(1/r
” ) (1/ (1/R+ +1/r’ ))上記(4)式か
らR1及びR2の値が十分に大きければA′ ・β′→
1となって前述のようにユニティカプラ効果が現れる。
そして、第1及び第2の発明に係るユニティカプラ増幅
器においてA′ ・β′−1を作り出す回路がFETの
みの簡単な回路で実現できるため、回路の小型化が可能
であり、IC化に適したものとなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図は、この発明の一実施例を示す図である。
なお、第5図および後述の第6図において、前記第1図
及び第3図における機器及び素子等と同一ないし均等の
ものは、前記と同一符号を以って示し、重複した説明を
省略する。
この実施例では差動増幅器101における第1の高イン
ピーダンスが、FET9のゲートとソースを短絡して定
電流源とすることにより構成されている。第2、第3の
高インピーダンスは、FET5と6.7と8で構成され
るカレントミラー回路による定電流回路を直列に接続す
ることで構成されている。上記のFET9及びカレント
ミラー回路の各他端は、それぞれAC的に接地されてい
る。
また、反転増幅器201はFET15.16等を用いた
ソース接地増幅器で構成され、帰還回路401は抵抗R
3R4による抵抗分割器で構成されている。
一方、第6図に示すこの発明の他の実施例では、差動増
幅器102における第2、第3の高インピーダンスがF
ET5と6で構成されるカレントミラー回路による定電
流回路で構成されている。また、非反転増幅器301は
、FET17.18等を用いたドレイン接地増幅器で構
成されている。
上述の両実施例において、ユニティカプラ効果の現われ
る作用は、前述の(2)〜(4)式等を用いて説明した
場合と同様である。
第7図は、第5図に示す一実施例に係るユニティカプラ
増幅器と、このユニティカプラ増幅器における差動増幅
器101の部分を、第8図に示す通常の差動増幅器とし
た負帰還増幅器とについて、FETの相互コンダクタン
スgmの変動に対するそれぞれの増幅回路の利得の変動
をシミュレーションで比較した結果を示している。但し
、gmの変動のないとき両回路とも利得は5である。こ
の比較結果から、特性線dで示すこの実施例のものは、
特性線eで示す比較例よりも、利得が非常に安定してい
る。第6図に示す他の実施例についても、この比較結果
は同じである。
[発明の効果] 以上説明したように、第1、第2の発明によれば、差動
増幅器内における利得A′ ・β′−1を作り出す回路
をFETのみの簡単な回路で実現し、また、反転、非反
転増幅器はFET等を用いて構成することができ、帰還
回路は抵抗等の受動素子を用いて構成することができる
ため、回路の小型化が可能になってIC化に適したユニ
ティカプラ増幅器を提供することができる。
また、ユニティカプラ増幅器の応用例として、マイクロ
波アクティブフィルタがあり、このアクティブフィルタ
は一般に増幅器と選択性帰還素子から構成されるが、高
Qのフィルタ特性を実現するには、フィルタを構成する
増幅器に高い利得安定性が必要である。これに対し、こ
の発明のユニティカプラ増幅器は従来の負帰還増幅器で
は実現困難であったマイクロ波帯においても優れた利得
安定性を実現することができ、また上述のようにIC化
に適しているため、高Qのフィルタ特性を有する超小型
マイクロ波アクティブフィルタを実現するのに極めて好
適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るユニティカプラ増幅器の原理を
説明するための回路図、第2図は第1図(A)の回路の
等価回路図、第3図は第1図(A)の回路において増幅
器A′ ・β′をFETで構成したときの回路図、第4
図は第3図の回路の等価回路図、第5図はこの発明の一
実施例を示す回路図、第6図はこの発明の他の実施例を
示す回路図、第7図はこの発明の一実施例におけるFE
Tのgmの変動に対する利得の変動特性を比較例ととも
に示す特性図、第8図は通常の差動増幅器の回路図、第
9図は従来のユニティカプラ増幅器の原理図、第10図
はユニティカプラ増幅器の他の従来例を示す回路図であ
る。 1.2.4:第1、第2、第3のFET、5.6.7.
8:第2、第3の高インピーダンスとなるカレントミラ
ー回路を構成するFET。 9:第1の高インピーダンスを構成するFET。 11.12:差動増幅器の第1、第2の入力端子、 13:差動増幅器の出力端子、 14:出力端子、 100.101,102:差動増幅器、200.201
;反転増幅器、 300.301:非反転増幅器。 400.401:帰還回路。 代理人  弁理士  三 好  秀 和第2図 第1図(B) 第3図 第6図 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のFETのソースと第2のFETのソースを
    共に第1のインピーダンスの一端に接続し、第3のFE
    Tのソースと前記第2の FETのドレインを接続し、該第3のFETのゲートと
    前記第1のFETのドレインを接続し、前記第1のFE
    Tのドレインを第2のインピーダンスの一端に接続し、
    前記第3のFETのドレインを第3のインピーダンスの
    一端に接続し、前記第1、第2、第3のインピーダンス
    の各他端をそれぞれAC的に接地し、前記第1のFET
    のゲートを第1の入力端子、前記第2のFETのゲート
    を第2の入力端子、前記第1のFETのドレインを出力
    端子とする差動増幅器と、 該差動増幅器に縦列に接続した反転増幅器 と、 該反転増幅器の出力端子と前記差動増幅器 の第2の入力端子の間に接続した帰還回路とを有し、 前記差動増幅器の第1の入力端子、前記反 転増幅器の出力端子を、それぞれ入力端子、出力端子と
    して構成してなることを特徴とするユニティカプラ増幅
    器。
  2. (2)第1のFETのソースと第2のFETのソースを
    共に第1のインピーダンスの一端に接続し、第3のFE
    Tのソースと前記第2の FETのドレインを接続し、該第3のFETのゲートと
    前記第1のFETのドレインを接続し、前記第1のFE
    Tのドレインを第2のインピーダンスの一端に接続し、
    前記第3のFETのドレインを第3のインピーダンスの
    一端に接続し、前記第1、第2、第3のインピーダンス
    の各他端をそれぞれAC的に接地し、前記第1のFET
    のゲートを第1の入力端子、前記第2のFETのゲート
    を第2の入力端子、前記第1のFETのドレインを出力
    端子とする差動増幅器と、 該差動増幅器に縦列に接続した非反転増幅 器と、 該非反転増幅器の出力端子と前記差動増幅 器の第1の入力端子の間に接続した帰還回路とを有し、 前記差動増幅器の第2の入力端子、前記非 反転増幅器の出力端子を、それぞれ入力端子、出力端子
    として構成してなることを特徴とするユニティカプラ増
    幅器。
JP2585489A 1989-02-06 1989-02-06 ユニティカプラ増幅器 Pending JPH02206207A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556966A (en) * 1978-06-30 1980-01-18 Toshiba Corp Differential amplifier

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556966A (en) * 1978-06-30 1980-01-18 Toshiba Corp Differential amplifier

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