JPH0220594Y2 - - Google Patents

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JPH0220594Y2
JPH0220594Y2 JP1985085596U JP8559685U JPH0220594Y2 JP H0220594 Y2 JPH0220594 Y2 JP H0220594Y2 JP 1985085596 U JP1985085596 U JP 1985085596U JP 8559685 U JP8559685 U JP 8559685U JP H0220594 Y2 JPH0220594 Y2 JP H0220594Y2
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JP
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ash
storage tank
extrusion
extrusion plate
plate
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JP1985085596U
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、灰シユート等より放出された灰を
水が貯えられた灰貯槽内において湿らせ、この湿
つた灰を押出し板によつて灰貯槽内から灰放出用
のコンベア等に押出す灰押出し装置に関するもの
である。
[従来技術とその問題点] 従来、灰シユート等より放出され灰を水が貯え
られた灰貯槽内において湿らせ、この湿つた灰を
押出し板によつて灰貯槽内から灰放出用のコンベ
ア等に押出す場合は、第4図に示すように、灰1
が放出される灰シユート2の下方に、底部3aが
断面略円弧状に形成された灰貯槽3を設け、灰シ
ユート2より放出された灰1をこの灰貯槽3に貯
えられた水4中において湿らせる一方、シリンダ
5のロツド5aの先端に回動自在に取付けられた
回動アーム6を上記ロツド5aの伸縮によつて回
動させ、この回動アーム6の端部に設けられた押
出し板7を、灰貯槽3の底部3aに近接した状態
でこの底部3aに沿つて回動させ、灰貯槽3内に
存在する湿つた灰1を順次灰放出用のコンベア等
に押出すようになつている。
しかし、このような装置においては、灰1を灰
貯槽3内から押出すように押出し板7が押出し側
に回動した場合に、灰貯槽3内の湿つた灰1が押
出し板7と灰貯槽3との間の隙間から押出し板7
の裏側に入り込んだり、灰シユート2より放出さ
れた灰1が押出し板7の裏側に入り込んだりする
ことがある。このような場合、従来の装置におい
ては、押出し板7が灰貯槽3の底部3aに近接し
て回動するだけで、押出し板7が常に灰貯槽3の
底部3aに近接した状態にあるため、押出し板7
の裏側に入り込んだ灰1が押出し側に流出し難
く、押出し板7の裏側に溜つてしまい、灰貯槽3
内の灰1を充分に排出することができないという
問題があつた。また、このようにして灰1が押出
し板7の裏側に蓄積されていくと、灰1が灰貯槽
3内からあふれ出る等の問題も生じた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記のような問題を決せんとして
なされたものであり、次に示すような灰押出し装
置を用い、押出し板の裏側に入り込んだ灰が、押
出し板の裏側に溜るのを防止するようにしたので
ある。
この考案は、先端に押出し板7を有する回動ア
ーム6と、底部3aが前記押出し板7の軌跡に沿
つて設けられた灰貯槽3とからなり、灰貯槽3内
の湿つた灰を外部に押出す灰押出し装置におい
て、押出し板7が押出し側へ回動する前の初期位
置の近傍において前記灰貯槽3の底部3aが接線
方向よりも水平方向に傾いて延設されていること
を特徴とするものである。
[作用] このように構成された灰押出し装置において
は、押出し板7が回動する間に、灰貯槽3内の湿
つた灰1が押出し板7と灰貯槽3との隙間から押
出し板7の裏側に入り込んだり、灰シユート2よ
り放出された灰1が押出し板7の裏側に入り込ん
だりしても、押出し板7が反対の戻り方向に回動
して初期位置まで戻ると、押出し板7の裏側に入
り込んだ灰1が水4と一緒に、押出し板7と灰貯
槽3底部3aとの間の流通間隙を通つて押出し板
7の裏側から押出し側に流出するのである。すな
わち、押出し板7が初期位置に戻るときに水と灰
とを共にかきあげてくるが、押出し板7が、灰貯
槽3の底部3aにおける接線方向よりも水平方向
に傾いて延出している部分に至ると、その部分と
押出し板7とが離反して押出し板7の背面の水が
もとに復するように流れを起こし、このとき、か
きあげてきた灰も一緒に流す。そして、このよう
に押出し側に流出した灰1は、押出し板7が次に
押出し側へ回動する時に、新たに蓄積された灰1
と一緒に灰貯槽3内から押出されるのである。
[実施例] 以下、この考案の実施例を第1図〜第3図に基
づいて詳述する。
この実施例においては、第3図に示すように、
ごみ等の焼却物8を乾燥ストーカ9a、燃焼スト
ーカ9b、後燃焼ストーカ9cの順に送つて燃焼
させる焼却炉9において、燃焼により生じた灰1
を放出させる灰シユート2の下に灰押出し装置A
を設けた場合の例を示している。
この実施例においては、このような灰シユート
2の下方に、底部3aが断面略円弧状に形成され
た灰貯槽3が設けられており、この灰貯槽3内に
は水4が貯えられ、灰シユート2より放出された
灰1が、この灰貯槽3内の水4中で湿めり飛散し
難い状態で灰貯槽3内に貯えられるようになつて
いる。そして、この灰貯槽3底部3aの押出し側
には、押出された灰1を灰放出用のコンベア10
に導くヘ字形の導出部3bが延設される、一方、
押出し側と反対側の底部3aは、接線方向よりも
水平方向に傾いて延設されている。
また、灰貯槽3内の湿つた灰1を押出す押出し
板7は、上部回動アーム6aに連結された下部回
動アーム6bの端部に設けられており、上部回動
アーム6aがピン11によつてシリンダ5のロツ
ド5aの先端に回動自在に取付けられ、上記シリ
ンダ5のロツド5aが伸縮すると、これに伴つて
上部回動アーム6aと下部回動アーム6bとがこ
れらの連結箇所に設けられた支軸12を支点とし
て回動し、下部回動アーム6bの端部に設けられ
た押出し板7が、灰貯槽3の底部3aに近接した
状態で底部3aに沿つて回動するようになつてい
る。
ここで、第1図に示すように、シリンダ5のロ
ツド5aが延出し、押出し板7が押出し側に回動
する前の初期位置にある状態では、この押出し板
7が押出し側の反対側において灰貯槽3内の水面
4a上に位置し、水平方向に傾いて延設された灰
貯槽3底部3aとの間において所要幅の流通間隙
が存在するようになつている。
そして、シリンダ5のロツド5aが上記の伸び
た状態から収縮すると、第2図に示すように、上
記回動アーム6が夫々支軸12を支点として回動
し、これに伴つて押出し板7が灰貯槽3の底部3
aに近接した状態で底部3aに沿つて押出し側に
回動し、灰貯槽3内の湿つた灰1を灰貯槽3押出
し側の導出部3bより灰放出用のコンベア10に
押出すようになつている。このようにして灰1を
押出した後は、上記シリンダ5のロツド5aが再
び延出し、上記回動アーム6が夫々支軸12を支
点として逆方向に回動し、これに伴つて押出し板
7が押出し側に回動する前の初期位置まで戻るよ
うになつている。
上記のようにして押出し板7が回動する間に、
押出し板7の裏側に灰1が入り込んだとしても、
押出し板7が初期位置まで戻ると、この入り込ん
だ灰1は水4と一緒に、押出し板7と灰貯槽3の
底部3aとの間の流通間隙を通つて押出し板7の
裏側から押出し側に流出するのである。すなわ
ち、押出し板7が初期位置に戻るときに水と灰と
を共にかきあげてくるが、押出し板7が、灰貯槽
3の底部3aにおける接線方向よりも水平方向に
傾いて延出している部分に至ると、その部分と押
出し板7とが離反して押出し板7の背面の水がも
とに復するように流れを起こし、このとき、かき
あげてきた灰も一緒に流す。そして、このように
押出し側に流出された灰1は、押出し板7が次に
押出し側へ回動する時に、新たに蓄積された灰1
と一緒に灰貯槽3内から押出されるのである。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案に係る灰押出し
装置は、押出し板が灰貯槽の底部に沿つて押出し
方向に回動し、灰貯槽内に存在する湿つた灰を灰
貯槽内から押出した後は、この押出し板が反対の
戻り方向に回動し、上記灰貯槽の底部との間に所
要幅の流通間隙を持つ初期位置に戻るようになつ
ている。このため、押出し板の裏側に灰が入り込
んだ場合であつても、押出し板が初期位置に戻る
と、この入り込んだ灰が水と一緒に、効果的に、
上記流通間隙を通つて押出し板の裏側から押出し
側に流出し、押出し板が次に押出し側へ回動する
時に、これが新たに蓄積された灰と一緒に灰貯槽
内から押出されるのである。
この結果、この灰押出し装置においては、従来
のように、押出し板の裏側に入り込んだ灰が押出
し板の裏側に残留して蓄積されるということがな
く、灰貯槽内の灰を効果的に排出できるようにな
り、また、従来のように、灰が押出し板の裏側に
溜まり過ぎて灰貯槽内からあふれ出るということ
もなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の実施例を示し、第
1図は押出し板が初期位置に位置する状態の概略
断面図、第2図は押出し板が押出し側に回動した
状態の概略断面図、第3図は灰押出し装置を用い
る焼却炉の概略断面図、第4図は従来例の概略断
面図である。 符号の説明、1……灰、3……灰貯槽、3a…
…底部、4……水、7……押出し板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に押出し板7を有する回動アーム6と、底
    部3aが前記押出し板7の軌跡に沿つて設けられ
    た灰貯槽3とからなり、灰貯槽3内の湿つた灰を
    外部に押出す灰押出し装置において、押出し板7
    が押出し側へ回動する前の初期位置の近傍におい
    て前記灰貯槽3の底部3aが接線方向よりも水平
    方向に傾いて延設されていることを特徴とする灰
    押出し装置。
JP1985085596U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0220594Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985085596U JPH0220594Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985085596U JPH0220594Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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Publication Number Publication Date
JPS61204142U JPS61204142U (ja) 1986-12-23
JPH0220594Y2 true JPH0220594Y2 (ja) 1990-06-05

Family

ID=30636139

Family Applications (1)

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JP1985085596U Expired JPH0220594Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613474U (ja) * 1979-07-11 1981-02-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871531U (ja) * 1981-11-06 1983-05-14 荏原インフイルコ株式会社 灰押出機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613474U (ja) * 1979-07-11 1981-02-04

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JPS61204142U (ja) 1986-12-23

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