JPS602081Y2 - ごみ貯留排出装置 - Google Patents

ごみ貯留排出装置

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JPS602081Y2
JPS602081Y2 JP12862179U JP12862179U JPS602081Y2 JP S602081 Y2 JPS602081 Y2 JP S602081Y2 JP 12862179 U JP12862179 U JP 12862179U JP 12862179 U JP12862179 U JP 12862179U JP S602081 Y2 JPS602081 Y2 JP S602081Y2
Authority
JP
Japan
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garbage
drum
plate
stored
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP12862179U
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English (en)
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JPS5647804U (ja
Inventor
哲夫 明石
恒夫 松平
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はごみ投入シュートに投入されたごみをドラム
内に貯留し排出させる回転ドラム形のごみ貯留排出装置
に関するものである。
従来、この種の回転ドラム形ごみ貯留排出装置として第
1図に示すものがある。
これは内周壁に螺旋羽根3を有する円筒形ドラム1を、
図示しない支持ローラにより支持して回転駆動するもの
で、上記ドラム1の入口側はごみ投入シュート2に挿入
連結され、出口側排出口には図示しない開閉装置により
開閉される蓋4を備えている。
そしてごみ投入シュート2に投入されたごみをドラム1
の回転による螺旋羽根3の送り作用によって順次前方に
移送して貯留し、この貯留ごみは開閉蓋4を開きドラム
1を回転させることにより螺旋羽根3の送り作用で排出
口より排出されるようになっている。
しかしながら、この装置では螺旋羽根3の送り作用によ
ってドラム1内にごみが貯留されるので、ドラム1内の
貯留ごみがある程度詰ってくると、この貯留ごみがドラ
ム1と一緒に共廻りするようになり、このためごみの貯
留量が比較的少なく、しかも蓋4を開けて貯留ごみを排
出する時に、この貯留ごみがドラム1と共廻りして全部
の排出が不可能になるという問題があった。
この考案は上記従来装置の欠点を解消するためになされ
たもので、その目的はドラム内へのごみ貯留量の増大と
排出性能の向上を図ったごみ貯留排出装置を提供しよう
とするものである。
以下に、この考案装置の一実施例を第2図〜第4図に基
づいて説明する。
この装置は、内周壁に螺旋羽根3を有し、出口側排出口
に開閉蓋4を備えた回転ドラム1が支持ローラにより水
平回転可能に支持されている点は、第1図に示した従来
装置と同じである。
図中5はドラム1内にシュート投入されたごみをドラム
円周方向に回転して持ち上げるごみ掻き上げ板であって
、ドラム1の入口側端部内周壁部に複数枚設けられてい
る。
6は掻き上げ板5によって回転持ち上げされたごみを掻
き落す圧縮板であって、ごみ投入シュート2のドラム1
内挿入部の上面に設けられており、この圧縮板6とごみ
掻き上げ板5とは、その斜面誘導作用でごみを前方に圧
縮できるように第3図に示す如くドラム回転方向に交差
回転すべく適当な角度傾斜させて設けである。
9はドラム1内中心部位置に、その一端を投入シュート
2端に固定してドラム1の長手方向の略中央まで突出し
て設けられた固定軸で、この軸9に貯留ごみがドラム1
と共廻りするのを防止する上下一対のごみ回転防止板8
が軸方向に間隔をあけて、互に直交する方向に取付けら
れている。
また7はドラム1の円錐状排出口部内壁に設けられたご
み排出板で、ドラム1から貯留ごみを排出する場合に螺
旋羽根3の端部と共に、ごみを掻き上げて効果的にごみ
排出ができるようにドラム回転方向に適当な角度傾斜さ
せて設けられている。
而して上記装置で、ドラム1内にごみを貯留する場合に
は開閉蓋4を閉じてドラム1を回転すると、シュート2
内に投入されたごみaは、第4図に示すように掻き上げ
板5により円周方向に回転して持ち上げられ圧縮板6で
掻き落されて自重でシュート2の傾斜面上を落下し、つ
いでこのごみは螺旋羽根3の送り作用によってドラム1
の排出口側に移送される。
このような動作を繰り返してごみがドラム1内に成る程
度貯留されると、その貯留ごみはドラム1と共廻りし易
い状態になるが、このドラム中心には固定の回転防止板
8が配置されているので貯留ごみはこの回転防止板8の
作用によりドラム1と共廻りするのが防止されて螺旋羽
根3による送り作用でドラム1内に略いっばいになるま
で貯留される。
そしてこの状態になると、螺旋羽根3による送り込み作
用に、掻き上げ板5ど圧縮板6との斜面誘導作用による
ごみ推進力が付加され、貯留ごみは更に前方に圧縮され
る。
この圧縮貯留は圧縮率が2倍程度になるように行なわれ
る。
次にドラム1内に圧縮貯留されたごみを排出する場合に
は開閉蓋4を開放しドラム1を回転すると、このドラム
回転による貯留ごみのくずれ作用と、螺旋羽根3の送り
作用により貯留ごみは前方に押し出されて排出される。
この場合にも、貯留ごみはごみ回転防止板8によりドラ
ム1との共廻りが防止されているので、螺旋羽根3の送
り出し作用により円滑に排出される。
更にごみ排出板7の作用も加わって効率的にごみを排出
することができる。
なお前記実施例ではごみ回転防止板8を有する固定軸9
をごみ投入シュート2に取付けた場合について述べたが
、第5図に示すように、固定軸9の一端を開閉蓋4が軸
移動できるようにその中心孔を貫通させてドラム1の排
出口対向側に別に設けた軸止体10に固着し、ドラム1
内のほぼ中央まで挿入した構造でもよく、また第6図に
示すように軸止体10とシュート2の両者に固定してド
ラム1の全長にわたって設けてもよい。
これらの場合開閉蓋4は、例えば第7図に示す開閉装置
11により固定軸9上をスライドさせてドラム1の排出
口を開閉する。
この開閉装置11は開閉蓋4のボス部4aに取付けたベ
アリング12にブラケットを設け、このブラケットに蓋
あけロッド13の上端長孔13aをピン12aにより連
結し、このロッド13をシリンダ14により回動させて
蓋4をスライド開閉させるように構成され、ごみ貯留時
は実線で示す状態で開閉蓋4はシリンダ14により、ド
ラム1の排出口に押圧されており、ごみ排出時には想像
線で示す状態に開放される。
次に、他の実施例を第8図に基づいて説明する。
この装置は前述の実施例と異なり、同一の開口部15a
よりごみを受入れ排出するごみ貯留排出装置である。
図中15は一端にのみ開口部15aを設けた内周壁に螺
旋羽根3を有する正逆回転される回転ドラムであって、
その開口部15aをごみ投入シュート2のごみ流通路2
aに接続して設けられている。
16はシュート投入されたごみを選択的にドラム15内
に導く開閉自在のダンパであって、ごみ流通路2aのド
ラム開口部15aの対向位置に設けられている。
また9はごみ回転防止板8を有する固定軸で、ドラム1
5の端板15bを貫通して、別に設けた軸止体17にそ
の一端が固着されている。
而して、この装置でごみを貯留する場合には、ダンパ1
6でごみ流通路2aを閉じシュート投入されたごみをド
ラム15内に導き、ドラム15を正回転させ螺旋羽根3
の引き込み力によってごみを貯留するのであるが、ごみ
がドラム15内に成る程度溜まってからは、前述の実施
例で説明したのと同じように、ごみ回転防止板8によっ
て貯留ごみがドラム15と一緒に共廻りするのが防止さ
れることにより、ドラム15内に充満してごみを貯留す
ることができる。
またドラム15内に貯留されたごみを排出する場合には
、ダンパ16を開放してドラム15を逆回転することに
より、螺旋羽根3の押し出し力によって貯留ごみ流通路
2a内に排出されるが、この際にもごみ回転防止板8に
より貯留ごみはドラム15と共廻りするのが防止されて
効率的に排出される。
またこの実施例の一端にのみ開口部15aを有するごみ
貯留排出装置で、ごみ回転防止板8が設けられてない場
合には、貯留ごみを排出する際、ドラム端の端板15b
内面に付着したごみが排出されないでドラム15内に残
留し、この残留ごみが腐敗して悪臭を発したり、またご
み残留分だけごみ貯留容積を減少する等の問題があった
が、ごみ回転防止板8により貯留ごみがドラム15と共
廻りするのを防止されていると、貯留ごみは端板15b
の内面上をすべり、端板15b内面に付着残留すること
なく螺旋羽根3で完全に排出されるので、この問題点も
解消する。
この考案のごみ貯留排出装置は上記のようなものであっ
て、ごみ回転防止板によってドラム内に貯留されたごみ
がドラムと共廻りするのを防止して螺旋羽根の送り込み
作用を効果的に発揮させることにより、ごみ貯留量が従
来装置に比較して大巾に増加する効果があり、またごみ
排出もごみ回転防止板の作用により螺旋羽根で効率的に
行なうことができるので、ごみ排出性能が向上する効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のごみ貯留排出装置の縦断面図、第2図は
この考案装置の一実施例を示す縦断面図、第3図は第2
図の■−■線矢視の要部説明図、第4図は第2図IV−
IV線矢視によるごみ掻き上板ど圧縮板の作用説明図、
第5図はこの考案の固定軸をドラム排出口側に設けた実
施例の要部縦断面図、第6図はこの考案の固定軸をドラ
ム全長に亘って設けた実施例の縦断面図、第7図は第5
図、第6図に示した装置の開閉蓋開閉装置の説明図、第
8図はこの考案装置の他の実施例を示す縦断面図である
。 1.15・・・・・・円筒形ドラム、2・・・・・・ご
み投入シュート、3・・・・・・螺旋羽根、8・・・・
・・ごみ回転防止板、9・・・・・・固定軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周壁に螺旋羽根を有した円筒形ドラムを回転させてご
    み投入シュートからの投入ごみをドラム内に貯留し排出
    させる回転ドラム形のごみ貯留排出装置において、上記
    ドラム内中心部位置に貯留ごみがドラムと共廻りするの
    を防止するごみ回転防止板を有した固定軸を設けてなる
    ごみ貯留排出装置。
JP12862179U 1979-09-19 1979-09-19 ごみ貯留排出装置 Expired JPS602081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12862179U JPS602081Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 ごみ貯留排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12862179U JPS602081Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 ごみ貯留排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5647804U JPS5647804U (ja) 1981-04-28
JPS602081Y2 true JPS602081Y2 (ja) 1985-01-21

Family

ID=29360434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12862179U Expired JPS602081Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 ごみ貯留排出装置

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JPS5647804U (ja) 1981-04-28

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