JPH0537930Y2 - - Google Patents

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JPH0537930Y2
JPH0537930Y2 JP1988115492U JP11549288U JPH0537930Y2 JP H0537930 Y2 JPH0537930 Y2 JP H0537930Y2 JP 1988115492 U JP1988115492 U JP 1988115492U JP 11549288 U JP11549288 U JP 11549288U JP H0537930 Y2 JPH0537930 Y2 JP H0537930Y2
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garbage
crushing
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fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ごみ収納機のごみ投入口の、とくに
ドラムとの取付位置ならびにその内部構造に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、レストラン、ホテル、ビル、病院、な
ど、多量の厨介物、汚物、空きビン、などのごみ
を、衛生的、且つ、効率的に処理せんとして、定
期的に巡回するごみ回収車に引き渡すまで、建物
内に一時的に貯留するごみ収納機が用いられてい
る現状にある。
そして、斯かるごみ収納機の普及によつて、前
記ごみ類を小容積に保ち、且つ、家畜や小動物に
よる散乱、並びに腐敗臭の発生、を共に合理的に
防いでいる。
ところで、このような装置としては、例えば、
実開昭58−67802の『ごみ貯留排出装置』が考案
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記実開昭58−67802の『ごみ
貯留排出装置』にあつては、スクリウ17によつ
てごみをドラム内に押し込んでいるため、スクリ
ウ17にごみが巻き付き易く、しかもごみが巻き
付くと、巻き付いたごみが抵抗となつてスクリウ
17の回転を弱めその機能が十分に発揮されなく
なり、ごみをドラム内に円滑に押し込むことが困
難となることがある。
また、実開昭58−67802の『ごみ貯留排出装置』
は、下からドラム内にごみを押し込む構造のた
め、ドラム内の下部に滞積したごみが邪魔して、
ごみをドラム内に円滑に押し込むことが困難とな
る。そして、滞積したごみに抵抗して更にごみを
ドラム内に押し込むためには、スクリウ17の馬
力を高めなければならず、その結果、スクリウ1
7の及び駆動機構の大型化を招くという問題があ
る。
また、通常用いられているごみ収納機の構造を
みると、ごみ回収車の投入口の地上高、およびご
み自体の小型化のための圧縮、などを考慮して、
ごみ収納機のドラムDの排出口側が径小に搾られ
ており、該排出口より搬出するごみ滑車台の地上
高Y(以下符号のみ第1図参照)を考慮して、該
収納機を載置する基台Sの地上高Zを設定してお
り、そして、ごみ投入側も、投入だけを考えて前
記同様に径小に狭窄されている。
即ち、ごみ回収車への搬入を優先的に考慮して
いる関係で、ごみ収納機に投入する作業員の労働
力が無視されている結果、該投入口の地上高Xが
高すぎ、結局、投入作業には、脚立などを用い、
これに乗つた状態で作業せざるを得ないため、足
下が不安定となつて能率的作業が営めない、のみ
ならず、ごみ収納機自体は、ごみを圧縮し、その
容積を小型化することを主眼とした内部構造とし
てあるため、ごみ投入口近傍で、一時的に破砕す
る機能を備えているものの、破砕を免れた空きビ
ンなどガラス製品は、原型のままごみの中に埋入
されるので、それだけごみ自体の圧縮容積を無効
にするだけでなく、ごみ回収車からの容積を小型
化して欲しい旨の要望に答えられない、等々の未
だなお機能上不十分である難点を有している。
本考案は、上記のような問題点に鑑み、その問
題点を解決すべく創案されたものであつて、その
目的とするところは、ごみ収納機の投入口の位置
を下げ、該収納機への投入作業員の投入時の労力
を軽減させると共に、投入されたごみに混入する
ガラス製品に二次的破砕を与えて効率的圧縮を行
うことができ、しかも、投入されたごみを上方に
移動させた後にドラム内に入れて、ドラム内にご
みを円滑に入れることのできる収納機を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕 以上の目的を達成するためにこの考案は、空洞
状を呈する筐体Bに囲まれ、その中で回動せしめ
られ、その内側に複数枚の圧縮羽根Blが配設さ
れ、その一側が胴部と同径に開口する投入口とさ
れ、その他側を排出口とするドラムDと、前記ド
ラムの一側に、開口する後面が固定され、その内
周側に複数枚の破砕羽根Bbを備え、その前面を
開口する筒状を呈する前記ドラムより径大で且つ
ドラムと一体となつて回動するごみ破砕部Sbと、
該ごみ破砕部Sbの前面に配設され、その下方に
蓋板Lを備える投入枠Eの配設された前記筐体B
の一側に固定された覆板Pと、からなり、前記ご
み破砕部Sbには、半円弧状の後面bと、該後面
前方両側に前記破砕羽根Bbに小間隙を保つ外径
とした下方を開放する円弧状を呈する破砕板c
と、前記ドラムの内側下方に向けて傾斜する上面
aと、からなる破砕具Pbが、前記覆板Pの内側
に固定されていると共に、前記の円弧状の破砕板
cの固定外周側と、その破砕板cの外側を回動す
るごみ破砕部Sbの内周側及び破砕羽根Bbとの小
間隙に、上向きに回動するごみ上昇用小室Scが
順次形成され、該ごみ上昇用小室Scは前記投入
枠Eから投入されたごみを破砕具Pbの上方まで
上動搬送する構成よりなるものである。
〔実施例〕
以下、図面に記載の実施例に基づいて本考案を
より具体的に説明する。
図面は、本考案の一実施例を示すもので、第1
図はごみ収納機の長手方向における一部切欠中央
断面図、第2図は第1図の右側面図である。
第1図において、Dは、その内側に複数枚のご
み破砕兼移送用の圧縮羽根Blを備え、排出口側
(同図左側)が径小とされ、その投入口側(同図
右側)が胴部と同径に開口されたドラムである。
Sbは、前記ドラムDより径大とした円筒状を呈
するごみの破砕部で、その後面には該ドラムDの
外径より小とした透孔が穿孔され、その前面は該
ドラムDの外径程度の径に開孔されており、その
内側には、長手方向に例えば12枚からなる複数枚
の破砕羽根Bb(第2図参照)が固定されている。
Bは、前記ドラムD、ごみ破砕部Sbを覆う空
洞状の筐体で、その前面および後面は、第1図に
図示のように覆板P,P′で覆われていて、前面の
覆板Pの下方には、開閉自在とされた蓋板Lの固
定されたごみの投入枠Eが配設されている。
さて、Pbは、前面の覆板Pに固定された破砕
具で、第3図イに正面図が、同図ロに側面図が、
夫々示されるよう、半円弧状の後面bの前方両側
に、前記破砕羽根Bbに小間隙を保つ外径とした
ごみ破砕部Sbに同心軸状に配設された下方を開
放する円弧状を呈する破砕板cが形成され、その
上面aは、ドラムDの内側下方に向けて傾斜する
よう形成されている。
そして、円弧状の破砕板cの固定外周側と、そ
の破砕板cの外側を回動するごみ破砕部Sbの内
周側及び破砕羽根Bbとの小間隙に、上向きに回
動するごみ上昇用小室Scが順次形成されている。
上昇用小室Scは前記投入枠Eから投入されたご
みを破砕具Pbの上方まで上動搬送して、上方か
らドラムD内にごみを入れる。このため、ドラム
D内へのごみ入れが円滑になる。
なお、第1図中、Rは、ドラムDの前後端近傍
両外側下方に配設された該ドラムを回動するため
のローラーを示す。Mは、ドラムDの外周側に固
定されたラツクに噛合するピニオンを駆動するモ
ーターを示す。Sは、本案ごみ収納機を載置する
基台を示す。Srは、筐体Bの後方に配設された
ごみ搬送用の滑車台を示す。gは、覆板Pとの間
隙を塞ぐガスケツトを示す。
〔考案の効果〕
本考案は、以上述べた構成よりなり、次いで、
使用の態様と共に作用効果について述べると、従
来型式のもののように、ごみ投入時の作業員の労
力軽減を全く考慮されていなかつたものとは異な
り、ドラムDの投入側に、該ドラムより径大とす
るごみ破砕部Sbが形成されているので、ごみの
投入枠Eの地上高Xを理想とする75〔cm〕以下に
抑えることができ、したがつて、投入作業時に踏
台などを全く使用することなく通常の立姿勢で行
うことができるため、その作業性が安定し、極め
て良好、且つ、向上でき、しかも、ごみ回収車へ
の搬入にも、何等の支障を来さない、のみなら
ず、投入されたごみの中にも、空きビンなどガラ
ス製品が混入していて、これらが破砕羽根Bbと
破砕板cの下端面との間で行われる一次的破砕が
不十分であつたり、仮に一次的破砕を免れたとし
ても、該破砕羽根Bbによつて上方に持ち上げら
れ、ドラムDの内側下方に向けて傾斜する破砕具
Pbの上面aに落下激突せしめられる二次的破砕
を受けるので、従来型式のものにみられるような
異物が原型のまま埋入放出されることがなく、そ
れだけ圧縮容積を有効に保てる。
これらの効果と相まつて、ごみを上方まで運ん
で上方からドラムD内に入れるため、下からドラ
ムD内にごみを押し込む場合に比べて、ドラムD
内に滞積したごみよつてごみ入れが妨げられると
いうことが殆どなく、ごみをドラムD内に円滑に
入れることができる等、斯くして、本考案所期の
目的を十分達成し得る優れた作用効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ごみ収納機の長手方向における一部切欠中央断面
図、第2図は第1図の右側面図、第3図は破砕具
で、同図イは正面図、同図ロは側面図、を夫々示
す。 符号の説明、a……上面、b……後面、B……
筐体、Bb……破砕羽根、Bl……圧縮羽根、c…
…破砕板、D……ドラム、E……投入枠、g……
ガスケツト、L……蓋板、P……覆板、Pb……
破砕具、R……ローラー、S……基台、Sb……
ごみ破砕部、Sc……ごみ上昇用小室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空洞状を呈する筐体Bに囲まれ、その中で回動
    せしめられ、その内側に複数枚の圧縮羽根Blが
    配設され、その一側が胴部と同径に開口する投入
    口とされ、その他側を排出口とするドラムDと、
    前記ドラムの一側に、開口する後面が固定され、
    その内周側に複数枚の破砕羽根Bbを備え、その
    前面を開口する筒状を呈する前記ドラムより径大
    で且つドラムと一体となつて回動するごみ破砕部
    Sbと、該ごみ破砕部Sbの前面に配設され、その
    下方に蓋板Lを備える投入枠Eの配設された前記
    筐体Bの一側に固定された覆板Pと、からなり、
    前記ごみ破砕部Sbには、半円弧状の後面bと、
    該後面前方両側に前記破砕羽根Bbに小間隙を保
    つ外径とした下方を開放する円弧状を呈する破砕
    板cと、前記ドラムの内側下方に向けて傾斜する
    上面aと、からなる破砕具Pbが、前記覆板Pの
    内側に固定されていると共に、前記の円弧状の破
    砕板cの固定外周側と、その破砕板cの外側を回
    動するごみ破砕部Sbの内周側及び破砕羽根Bbと
    の小間隙に、上向きに回動するごみ上昇用小室
    Scが順次形成され、該ごみ上昇用小室Scは前記
    投入枠Eから投入されたごみを破砕具Pbの上方
    まで上動搬送することを特徴とするごみ収納機。
JP1988115492U 1988-09-01 1988-09-01 Expired - Lifetime JPH0537930Y2 (ja)

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JPH0237105U JPH0237105U (ja) 1990-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5426858B2 (ja) * 2008-09-30 2014-02-26 新明和工業株式会社 塵芥貯留装置
JP5291480B2 (ja) * 2009-01-30 2013-09-18 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 ごみ圧密保管排出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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