JP2592745Y2 - 塵芥収集車の分別塵芥収集装置 - Google Patents
塵芥収集車の分別塵芥収集装置Info
- Publication number
- JP2592745Y2 JP2592745Y2 JP1993070546U JP7054693U JP2592745Y2 JP 2592745 Y2 JP2592745 Y2 JP 2592745Y2 JP 1993070546 U JP1993070546 U JP 1993070546U JP 7054693 U JP7054693 U JP 7054693U JP 2592745 Y2 JP2592745 Y2 JP 2592745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garbage
- container
- dust
- collection
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塵芥収集容器へ収集す
る塵芥とは分別される分別塵芥を収集することを可能と
する塵芥収集車の分別塵芥収集装置に関する。
る塵芥とは分別される分別塵芥を収集することを可能と
する塵芥収集車の分別塵芥収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、塵芥収集車の車体枠上には、塵
芥を収集するための塵芥収集装置を備えた塵芥収集容器
が搭載されており、この塵芥収集容器内に収集され詰込
められた塵芥が、塵芥処理場まで搬送され処理されるよ
うになっている。
芥を収集するための塵芥収集装置を備えた塵芥収集容器
が搭載されており、この塵芥収集容器内に収集され詰込
められた塵芥が、塵芥処理場まで搬送され処理されるよ
うになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、近来の傾向
として、塵芥をその種類に応じて分別することが行われ
ており、この傾向は、塵芥の種類をさらに細かく分別す
る細分別化の方向にある。その場合、塵芥収集車におい
ても、分別された塵芥に対応し得るよう,塵芥の種類に
応じた専用車による塵芥の収集が行われているが、細分
別化の傾向にある塵芥の種類毎の量としては専用車を用
意するほどのものでないため、例えば再利用不能な瀬戸
物および空瓶回収時の栓等の塵芥は、塵芥収集車の塵芥
投入容器内に燃えない塵芥として一括して投入されてい
るのが現状である。
として、塵芥をその種類に応じて分別することが行われ
ており、この傾向は、塵芥の種類をさらに細かく分別す
る細分別化の方向にある。その場合、塵芥収集車におい
ても、分別された塵芥に対応し得るよう,塵芥の種類に
応じた専用車による塵芥の収集が行われているが、細分
別化の傾向にある塵芥の種類毎の量としては専用車を用
意するほどのものでないため、例えば再利用不能な瀬戸
物および空瓶回収時の栓等の塵芥は、塵芥収集車の塵芥
投入容器内に燃えない塵芥として一括して投入されてい
るのが現状である。
【0004】しかしながら、塵芥のなかには分別収集が
義務付けられている塵芥、例えは公害問題などが提起さ
れている使用済みの乾電池類等の分別義務のある塵芥が
あり、このような塵芥は、作業者が自ら用意した回収袋
などに回収する等の収集方法を採らねばならず、その回
収作業が非常に煩わしいものとなる。
義務付けられている塵芥、例えは公害問題などが提起さ
れている使用済みの乾電池類等の分別義務のある塵芥が
あり、このような塵芥は、作業者が自ら用意した回収袋
などに回収する等の収集方法を採らねばならず、その回
収作業が非常に煩わしいものとなる。
【0005】本考案は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記従来の塵芥収集車
に存在する塵芥収集容器下方のデッドスペースを有効利
用し、このスペースに塵芥の収集可能な容器を設けるこ
とにより、瀬戸物および空瓶回収時の栓等の量の少ない
塵芥や、分別義務のある乾電池類等の塵芥の分別収集を
可能にして、近来の傾向とする分別収集のニーズに応え
ようとするものである。
あり、その目的とするところは、上記従来の塵芥収集車
に存在する塵芥収集容器下方のデッドスペースを有効利
用し、このスペースに塵芥の収集可能な容器を設けるこ
とにより、瀬戸物および空瓶回収時の栓等の量の少ない
塵芥や、分別義務のある乾電池類等の塵芥の分別収集を
可能にして、近来の傾向とする分別収集のニーズに応え
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の考案が講じた解決手段は、車体枠上
に塵芥を収集するための塵芥収集装置を備えた塵芥収集
容器が搭載されこの塵芥収集容器に対しその車体後方側
から塵芥が投入される塵芥収集車に対し付設され、上記
塵芥収集容器内に収集する塵芥とは分別される分別塵芥
を収集するようにした分別塵芥収集装置を前提とする。
そして、上記塵芥収集容器の車幅方向側部の下方位置に
固定されたケースと、上記ケースに着脱可能に支持さ
れ、上記分別塵芥が上方に開口する上方開口を経て収集
される容器と、上記ケースの車幅方向外側を覆いかつ上
端が車幅方向外側に向けて外開き可能に支持されたカバ
ーとを備える。さらに、上記カバーに、上記容器の上方
開口の上部位置に車幅方向外側に臨んで開口し分別塵芥
が投入される投入口と、この投入口を閉止するよう内開
き可能に取り付けられた投入蓋とを設ける構成としたも
のである。
め、請求項1記載の考案が講じた解決手段は、車体枠上
に塵芥を収集するための塵芥収集装置を備えた塵芥収集
容器が搭載されこの塵芥収集容器に対しその車体後方側
から塵芥が投入される塵芥収集車に対し付設され、上記
塵芥収集容器内に収集する塵芥とは分別される分別塵芥
を収集するようにした分別塵芥収集装置を前提とする。
そして、上記塵芥収集容器の車幅方向側部の下方位置に
固定されたケースと、上記ケースに着脱可能に支持さ
れ、上記分別塵芥が上方に開口する上方開口を経て収集
される容器と、上記ケースの車幅方向外側を覆いかつ上
端が車幅方向外側に向けて外開き可能に支持されたカバ
ーとを備える。さらに、上記カバーに、上記容器の上方
開口の上部位置に車幅方向外側に臨んで開口し分別塵芥
が投入される投入口と、この投入口を閉止するよう内開
き可能に取り付けられた投入蓋とを設ける構成としたも
のである。
【0007】また、請求項2記載の考案が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の考案の投入蓋を限定し、透明
な樹脂材により構成したものである。
段は、上記請求項1記載の考案の投入蓋を限定し、透明
な樹脂材により構成したものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の考案では、
塵芥収集容器の下方位置においてカバーにより外方から
覆われたデッドスペースを有効利用して、ケースに対し
て出し入れされる着脱可能な容器が設けられているの
で、種類をさらに細かく分別する細分別化の傾向にあ
る,種類毎の量としては専用車を用意するほどのもので
ない再利用不能な瀬戸物および栓などや、分別が義務付
けられている使用済みの乾電池類等の塵芥が、塵芥収集
容器内に収容される塵芥とは分別された分別塵芥として
容器内に分別収集されることになる。
塵芥収集容器の下方位置においてカバーにより外方から
覆われたデッドスペースを有効利用して、ケースに対し
て出し入れされる着脱可能な容器が設けられているの
で、種類をさらに細かく分別する細分別化の傾向にあ
る,種類毎の量としては専用車を用意するほどのもので
ない再利用不能な瀬戸物および栓などや、分別が義務付
けられている使用済みの乾電池類等の塵芥が、塵芥収集
容器内に収容される塵芥とは分別された分別塵芥として
容器内に分別収集されることになる。
【0009】しかも、カバーに設けた投入口を開閉する
投入蓋は、その投入蓋への分別塵芥の当接により分別塵
芥投入時にのみ開放するので、分別義務のある塵芥(使
用済みの乾電池類等)を回収袋などに回収する収集方法
を採る必要がなく、容器内への分別塵芥の収集作業が簡
単に行われる。一方、投入蓋は、容器内への投入口を介
した分別塵芥の投入時以外は閉塞された状態にあるの
で、投入蓋によって容器が外方から遮断されることにな
り、塵芥収集車の見栄えが良好なものとなる上、衛生的
にも優れたものとなる。
投入蓋は、その投入蓋への分別塵芥の当接により分別塵
芥投入時にのみ開放するので、分別義務のある塵芥(使
用済みの乾電池類等)を回収袋などに回収する収集方法
を採る必要がなく、容器内への分別塵芥の収集作業が簡
単に行われる。一方、投入蓋は、容器内への投入口を介
した分別塵芥の投入時以外は閉塞された状態にあるの
で、投入蓋によって容器が外方から遮断されることにな
り、塵芥収集車の見栄えが良好なものとなる上、衛生的
にも優れたものとなる。
【0010】また、容器内の分別塵芥を廃棄する際に
は、カバーを車幅方向外側に向けて外開きさせるだけで
ケースから容易に容器が取り外されるので、この容器内
の分別塵芥を塵芥収集車から離れた場所へ廃棄するとい
う作業が簡単に行える。
は、カバーを車幅方向外側に向けて外開きさせるだけで
ケースから容易に容器が取り外されるので、この容器内
の分別塵芥を塵芥収集車から離れた場所へ廃棄するとい
う作業が簡単に行える。
【0011】さらに、容器内に対し車幅方向外側から投
入口を介して行われる分別塵芥の投入作業は、塵芥収集
容器に対しその車体後方側において投入される塵芥の投
入作業とは互いに向きが異なり、塵芥収集容器内への塵
芥の投入作業及び分別塵芥の投入作業が、そのうち一方
が中断されるなどして悪影響を及ぼすことなく円滑に行
われる。
入口を介して行われる分別塵芥の投入作業は、塵芥収集
容器に対しその車体後方側において投入される塵芥の投
入作業とは互いに向きが異なり、塵芥収集容器内への塵
芥の投入作業及び分別塵芥の投入作業が、そのうち一方
が中断されるなどして悪影響を及ぼすことなく円滑に行
われる。
【0012】また、請求項2記載の考案では、透明な樹
脂材よりなる投入蓋により、外方から投入蓋を介して容
器内の分別塵芥の収集状態を確認することが可能とな
り、容器の管理が円滑に行える。
脂材よりなる投入蓋により、外方から投入蓋を介して容
器内の分別塵芥の収集状態を確認することが可能とな
り、容器の管理が円滑に行える。
【0013】
【考案の効果】以上の如く、請求項1記載の考案におけ
る塵芥収集車の分別塵芥収集装置によれば、既存の塵芥
収集車の塵芥収集容器下方のデッドスペースに設けたケ
ースに対して着脱可能な容器により、少量の再利用不能
な瀬戸物および栓などや、分別義務のある乾電池類等の
塵芥を分別塵芥として容器内に分別収集でき、近来の傾
向とする分別収集のニーズに応えることができる。しか
も、カバーの投入口を開閉する投入蓋を分別塵芥投入時
にのみ開放させたので、容器内への分別塵芥の収集作業
を簡単に行うことができる一方、分別塵芥投入時以外に
閉塞する投入蓋によって塵芥収集車の見栄えおよび衛生
上の向上を図ることができる。また、カバーを車幅方向
外側に向けて外開きさせるだけでケースから容易に容器
を取り外すことができ、この容器内の分別塵芥を塵芥収
集車から離れた場所へ廃棄するという作業を簡単に行う
ことができる。さらに、塵芥収集容器に対する塵芥の投
入作業とは向きが異なる車幅方向外側から容器内に分別
塵芥を投入でき、互いの投入作業を円滑に行うことがで
きる。
る塵芥収集車の分別塵芥収集装置によれば、既存の塵芥
収集車の塵芥収集容器下方のデッドスペースに設けたケ
ースに対して着脱可能な容器により、少量の再利用不能
な瀬戸物および栓などや、分別義務のある乾電池類等の
塵芥を分別塵芥として容器内に分別収集でき、近来の傾
向とする分別収集のニーズに応えることができる。しか
も、カバーの投入口を開閉する投入蓋を分別塵芥投入時
にのみ開放させたので、容器内への分別塵芥の収集作業
を簡単に行うことができる一方、分別塵芥投入時以外に
閉塞する投入蓋によって塵芥収集車の見栄えおよび衛生
上の向上を図ることができる。また、カバーを車幅方向
外側に向けて外開きさせるだけでケースから容易に容器
を取り外すことができ、この容器内の分別塵芥を塵芥収
集車から離れた場所へ廃棄するという作業を簡単に行う
ことができる。さらに、塵芥収集容器に対する塵芥の投
入作業とは向きが異なる車幅方向外側から容器内に分別
塵芥を投入でき、互いの投入作業を円滑に行うことがで
きる。
【0014】また、請求項2記載の考案における塵芥収
集車の分別塵芥収集装置によれば、透明な樹脂材よりな
る投入蓋により、容器の管理を円滑に行うことができ
る。
集車の分別塵芥収集装置によれば、透明な樹脂材よりな
る投入蓋により、容器の管理を円滑に行うことができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0016】図1は本考案の第1実施例に係る分別塵芥
収集装置を備えた塵芥収集車を示し、この塵芥収集車V
1の車体枠1上には、傾動枠Kを介して塵芥収集容器3
が傾動可能に搭載されており、この塵芥収集容器3に
は、車体後部上面位置より塵芥、例えば燃えないゴミな
どの塵芥を積込むための塵芥積込口2が開口されてな
る。また、上記塵芥収集容器3には、車体後方側より塵
芥を排出するための塵芥排出口4が開口されてなる。さ
らに、上記塵芥収集容器3の後端上部位置には、上記塵
芥排出口4を閉塞する蓋体5が水平軸(図示せず)を介
して揺動自在に枢支されている。この場合、蓋体5は、
車体枠1後端に対して固縛機構(図示せず)を介して固
縛されるようになっている。尚、FWおよびRWは、塵
芥収集車V1の前輪および後輪である。
収集装置を備えた塵芥収集車を示し、この塵芥収集車V
1の車体枠1上には、傾動枠Kを介して塵芥収集容器3
が傾動可能に搭載されており、この塵芥収集容器3に
は、車体後部上面位置より塵芥、例えば燃えないゴミな
どの塵芥を積込むための塵芥積込口2が開口されてな
る。また、上記塵芥収集容器3には、車体後方側より塵
芥を排出するための塵芥排出口4が開口されてなる。さ
らに、上記塵芥収集容器3の後端上部位置には、上記塵
芥排出口4を閉塞する蓋体5が水平軸(図示せず)を介
して揺動自在に枢支されている。この場合、蓋体5は、
車体枠1後端に対して固縛機構(図示せず)を介して固
縛されるようになっている。尚、FWおよびRWは、塵
芥収集車V1の前輪および後輪である。
【0017】上記蓋体5には、上記塵芥排出口4に沿っ
てバケットCの昇降路11が設けられているとともに、
その昇降路11の前壁11aには塵芥積込口2への塵芥
の積込を可能とする塵芥収集装置としてのバケットC用
昇降反転装置12(以下、昇降反転装置12と称す
る。)が設けられている。上記昇降路11と塵芥積込口
2とは、昇降路11の前壁11a上端を隔てて連通して
いて、ルーフカバー13によりそれぞれ閉塞されるよう
になっている。そして、上記昇降反転装置12は、上記
昇降路11の前壁11aに沿って中央位置を略上下方向
へ延び、上端が昇降路11の前壁11aよりも高位置に
位置する支柱14と、この支柱14に摺動自在に支持さ
れ、バケットCを固縛可能に支持するスライダ部材15
と、このスライダ部材15を支柱14に対して上下方向
へ摺動移動させる駆動モータ(図示せず)と、上記スラ
イダ部材15に連結され、支柱14の上端位置まで摺動
移動させたバケットCを略90°前方へ反転させるカム
16とを備えている。
てバケットCの昇降路11が設けられているとともに、
その昇降路11の前壁11aには塵芥積込口2への塵芥
の積込を可能とする塵芥収集装置としてのバケットC用
昇降反転装置12(以下、昇降反転装置12と称す
る。)が設けられている。上記昇降路11と塵芥積込口
2とは、昇降路11の前壁11a上端を隔てて連通して
いて、ルーフカバー13によりそれぞれ閉塞されるよう
になっている。そして、上記昇降反転装置12は、上記
昇降路11の前壁11aに沿って中央位置を略上下方向
へ延び、上端が昇降路11の前壁11aよりも高位置に
位置する支柱14と、この支柱14に摺動自在に支持さ
れ、バケットCを固縛可能に支持するスライダ部材15
と、このスライダ部材15を支柱14に対して上下方向
へ摺動移動させる駆動モータ(図示せず)と、上記スラ
イダ部材15に連結され、支柱14の上端位置まで摺動
移動させたバケットCを略90°前方へ反転させるカム
16とを備えている。
【0018】また、上記傾動枠Kは、上記車体枠1の後
端に水平軸(図示せず)を介して枢支されていて、図示
しない伸縮シリンダの伸長動作により塵芥収集容器3が
後方へ傾動可能になされている。そして、上記塵芥収集
容器3は、上記蓋体5を固縛又は解除するための固縛機
構(図示せず)の解除により蓋体5を揺動可能な状態に
してから後方へ傾動させることにより、内部に積込んだ
塵芥の排出がなされるようになっている。
端に水平軸(図示せず)を介して枢支されていて、図示
しない伸縮シリンダの伸長動作により塵芥収集容器3が
後方へ傾動可能になされている。そして、上記塵芥収集
容器3は、上記蓋体5を固縛又は解除するための固縛機
構(図示せず)の解除により蓋体5を揺動可能な状態に
してから後方へ傾動させることにより、内部に積込んだ
塵芥の排出がなされるようになっている。
【0019】そして、本考案の特徴部分として、図2お
よび図3にも示すように、上記塵芥収集容器3の後端部
下方左右位置つまり塵芥排出口4下方の下部空間左右位
置には、その塵芥収集容器3内に収集する塵芥とは分別
される分別塵芥、例えば再利用不能な瀬戸物および空瓶
回収時の栓等の塵芥や、分別義務のある使用済みの乾電
池類などの塵芥を収集可能とする分別塵芥収集装置21
(図では一方のみ示す)が設けられている。上記分別塵
芥収集装置21は、上記分別塵芥を収集するための容器
22を脱着可能に支持するケース23を備えている。上
記容器22は、底面22aを左右両側面22b,22c
(ケース装着時には前後両面)、並びに背面22dおよ
び正面22e(ケース装着時には内外両面)により囲ま
れた上方に開口する開口部22fを有する略長方形薄箱
状に形成されてなる。一方、上記ケース23は、上記容
器22の底面22aを摺接支持する底壁23aと、上記
容器22の左右両側面22b,22cの略2倍強の高さ
を有し、この容器22の左右両側面22b,22cを摺
接支持する前後両側壁23b,23cと、容器22の背
面22dを当接支持するよう鉛直面状に形成された下部
壁23dを一体的に有し、上端が前後両側壁23b,2
3cの上端に接合固着された,容器22の開口部22f
を覆う上壁23eとを有していて、容器22を上下方向
へかさ張ることなく収容するようになっている。上記前
後両側壁23b,23の上端は、上記塵芥収集容器3の
デッキ3a下面より下方に突出する車幅方向に長い前後
一対のステー24,24にボルト25a,…およびナッ
ト25b,…を介して締結固定されている。また、上記
下部壁23dへの容器22の背面22dの当接により、
ケース23に対する容器22装着時の車体内方側への摺
動移動を規制して位置決めするようになされている。さ
らに、上記ケース23の前後両側壁23b,23cに
は、左右両側面22b,22c内端部において容器22
の上方への移動を阻止する断面略矩形状の内方側ストッ
パ26(図では一方のみ示す)が互いに前後で対抗する
よう容器22側に突設されている一方、左右両側面22
b,22cの外端部において容器22の上方への移動を
阻止する外方側ストッパ27(図では一方のみ示す)が
互いに前後で対抗するよう容器22側に突設されてい
る。上記外方側ストッパ27は、ケース23の前後両側
方より人力により前後両側壁23b,23cを貫通して
締結固定されるウイングボルトよりなる。そして、上記
塵芥収集容器3の下方側部位置には、その塵芥収集容器
3の下方側部を外方から覆うよう車体前後方向へ延びる
外装板28が設けられている。
よび図3にも示すように、上記塵芥収集容器3の後端部
下方左右位置つまり塵芥排出口4下方の下部空間左右位
置には、その塵芥収集容器3内に収集する塵芥とは分別
される分別塵芥、例えば再利用不能な瀬戸物および空瓶
回収時の栓等の塵芥や、分別義務のある使用済みの乾電
池類などの塵芥を収集可能とする分別塵芥収集装置21
(図では一方のみ示す)が設けられている。上記分別塵
芥収集装置21は、上記分別塵芥を収集するための容器
22を脱着可能に支持するケース23を備えている。上
記容器22は、底面22aを左右両側面22b,22c
(ケース装着時には前後両面)、並びに背面22dおよ
び正面22e(ケース装着時には内外両面)により囲ま
れた上方に開口する開口部22fを有する略長方形薄箱
状に形成されてなる。一方、上記ケース23は、上記容
器22の底面22aを摺接支持する底壁23aと、上記
容器22の左右両側面22b,22cの略2倍強の高さ
を有し、この容器22の左右両側面22b,22cを摺
接支持する前後両側壁23b,23cと、容器22の背
面22dを当接支持するよう鉛直面状に形成された下部
壁23dを一体的に有し、上端が前後両側壁23b,2
3cの上端に接合固着された,容器22の開口部22f
を覆う上壁23eとを有していて、容器22を上下方向
へかさ張ることなく収容するようになっている。上記前
後両側壁23b,23の上端は、上記塵芥収集容器3の
デッキ3a下面より下方に突出する車幅方向に長い前後
一対のステー24,24にボルト25a,…およびナッ
ト25b,…を介して締結固定されている。また、上記
下部壁23dへの容器22の背面22dの当接により、
ケース23に対する容器22装着時の車体内方側への摺
動移動を規制して位置決めするようになされている。さ
らに、上記ケース23の前後両側壁23b,23cに
は、左右両側面22b,22c内端部において容器22
の上方への移動を阻止する断面略矩形状の内方側ストッ
パ26(図では一方のみ示す)が互いに前後で対抗する
よう容器22側に突設されている一方、左右両側面22
b,22cの外端部において容器22の上方への移動を
阻止する外方側ストッパ27(図では一方のみ示す)が
互いに前後で対抗するよう容器22側に突設されてい
る。上記外方側ストッパ27は、ケース23の前後両側
方より人力により前後両側壁23b,23cを貫通して
締結固定されるウイングボルトよりなる。そして、上記
塵芥収集容器3の下方側部位置には、その塵芥収集容器
3の下方側部を外方から覆うよう車体前後方向へ延びる
外装板28が設けられている。
【0020】上記外装板28は、塵芥収集車V1の後輪
RWの上部を外方より覆い隠すスカートの役目をなし、
その上端が、上記塵芥収集容器3の側壁3b下端に合成
樹脂および鋼板よりなるヒンジ31を介して外開き可能
に支持されている。また、図4に示すように、上記外装
板28の前後方向略中央位置には、外装板28の開放状
態を保持する外装板ストッパ32が設けられている。上
記外装板ストッパ32は、一端が外装板28に回動自在
に支持され、略中央部に軸線方向へ摺動移動可能なスラ
イド部材32aを有する第1アーム32bと、この第1
アーム32bの他端に一端部が回動自在に支持され、外
装板28開放時に上記スライダ部材32aが係合可能な
凹部32cを一端に有する第2アーム32dと、上記塵
芥収集容器3のデッキ3a下面より突設され、上記第2
アーム32dの他端を回動自在に支持する車幅方向に長
いステー材32eとを備えている。上記スライダ部材3
2aは、第2アーム32d一端の凹部32cに対して係
合する方向に付勢されていて、外装板28開放時におけ
るスライダ部材32aの凹部32cへの係合が自動的に
行われる一方、外装板28閉塞時におけるスライダ部材
32aの凹部32cからの離脱が人力による付勢力に抗
したスライド移動により人為的に行われるようになって
いる。さらに、上記外装板28の前後両位置には、外装
板28を閉塞状態に固縛する外装板固縛機構33,33
が設けられている。上記各外装板固縛機構33は、外装
板28を貫通する円形状の基体33aと、この基体33
aの外面側を略90°の範囲に亘って回動する略I字状
のハンドル33bと、このハンドル33bに一端が連携
され、ハンドル33bの回動に伴いその軸心廻りに基体
33aの内面側を回動する略I字状のロックアーム33
cと、上記塵芥収集容器3の前後両位置より下方に突設
され、上記ロックアーム33cの他端が係脱可能に係合
する係合ステー33dとを備えている。この場合、外装
板28は、後輪RWの交換時や塵芥収集容器3下方のメ
ンテナンス時にも開放されるようになっている。
RWの上部を外方より覆い隠すスカートの役目をなし、
その上端が、上記塵芥収集容器3の側壁3b下端に合成
樹脂および鋼板よりなるヒンジ31を介して外開き可能
に支持されている。また、図4に示すように、上記外装
板28の前後方向略中央位置には、外装板28の開放状
態を保持する外装板ストッパ32が設けられている。上
記外装板ストッパ32は、一端が外装板28に回動自在
に支持され、略中央部に軸線方向へ摺動移動可能なスラ
イド部材32aを有する第1アーム32bと、この第1
アーム32bの他端に一端部が回動自在に支持され、外
装板28開放時に上記スライダ部材32aが係合可能な
凹部32cを一端に有する第2アーム32dと、上記塵
芥収集容器3のデッキ3a下面より突設され、上記第2
アーム32dの他端を回動自在に支持する車幅方向に長
いステー材32eとを備えている。上記スライダ部材3
2aは、第2アーム32d一端の凹部32cに対して係
合する方向に付勢されていて、外装板28開放時におけ
るスライダ部材32aの凹部32cへの係合が自動的に
行われる一方、外装板28閉塞時におけるスライダ部材
32aの凹部32cからの離脱が人力による付勢力に抗
したスライド移動により人為的に行われるようになって
いる。さらに、上記外装板28の前後両位置には、外装
板28を閉塞状態に固縛する外装板固縛機構33,33
が設けられている。上記各外装板固縛機構33は、外装
板28を貫通する円形状の基体33aと、この基体33
aの外面側を略90°の範囲に亘って回動する略I字状
のハンドル33bと、このハンドル33bに一端が連携
され、ハンドル33bの回動に伴いその軸心廻りに基体
33aの内面側を回動する略I字状のロックアーム33
cと、上記塵芥収集容器3の前後両位置より下方に突設
され、上記ロックアーム33cの他端が係脱可能に係合
する係合ステー33dとを備えている。この場合、外装
板28は、後輪RWの交換時や塵芥収集容器3下方のメ
ンテナンス時にも開放されるようになっている。
【0021】さらに、上記外装板28は、上記容器22
の脱着時におけるケース23に対する出し入れを可能と
する開閉可能なカバーとしての機能も有している。そし
て、上記ケース23の上部つまり容器22の上方に対応
する外装板28(カバー)の後部位置には、上記容器2
2内への分別塵芥の投入を可能とする投入口41が設け
られている。上記投入口41は、上記容器22(ケース
23)の幅寸法つまり前後寸法と略一致し、かつ容器2
2の直上方とケース23の前後両側壁23b,23cの
上端部との間で開口する車体前後方向に長い略長方形状
に形成されている。また、上記容器22の上部外方に対
応する外装板28の後部位置には、上記投入口41を容
器22内への分別塵芥の投入時にのみ開放させる開閉可
能な投入蓋42が設けられている。上記投入蓋42は、
透明な樹脂材により形成されてなり、外装板28の上端
部に設けられた車体前後方向へ延びる枢軸43に上端が
枢支されて略90°の範囲に亘って車体内側方へ内開き
可能に支持されている。上記投入蓋42は、投入時以外
の通常時、自重により鉛直軸方向つまり外装板28の投
入口41の内周縁に当接状態(閉塞状態)に保持される
ようになっている。
の脱着時におけるケース23に対する出し入れを可能と
する開閉可能なカバーとしての機能も有している。そし
て、上記ケース23の上部つまり容器22の上方に対応
する外装板28(カバー)の後部位置には、上記容器2
2内への分別塵芥の投入を可能とする投入口41が設け
られている。上記投入口41は、上記容器22(ケース
23)の幅寸法つまり前後寸法と略一致し、かつ容器2
2の直上方とケース23の前後両側壁23b,23cの
上端部との間で開口する車体前後方向に長い略長方形状
に形成されている。また、上記容器22の上部外方に対
応する外装板28の後部位置には、上記投入口41を容
器22内への分別塵芥の投入時にのみ開放させる開閉可
能な投入蓋42が設けられている。上記投入蓋42は、
透明な樹脂材により形成されてなり、外装板28の上端
部に設けられた車体前後方向へ延びる枢軸43に上端が
枢支されて略90°の範囲に亘って車体内側方へ内開き
可能に支持されている。上記投入蓋42は、投入時以外
の通常時、自重により鉛直軸方向つまり外装板28の投
入口41の内周縁に当接状態(閉塞状態)に保持される
ようになっている。
【0022】この場合、分別塵芥収集装置21は、容器
22,ケース23,外装板28,外装板ストッパ32,
外装板固縛機構33,投入口41および投入蓋42によ
り構成されている。
22,ケース23,外装板28,外装板ストッパ32,
外装板固縛機構33,投入口41および投入蓋42によ
り構成されている。
【0023】したがって、上記実施例では、塵芥収集容
器3の後端部下方左右両位置において外装板28により
外側方から覆われた下部空間つまりデッドスペースを有
効利用して、ケース23に対して出し入れされる脱着可
能な容器22が設けられているので、種類をさらに細か
く分別する細分別化の傾向にある,種類毎の量としては
専用車を用意するほどのものでない再利用不能な瀬戸物
および栓などや、分別が義務付けられている使用済みの
乾電池類等の塵芥が、塵芥収集容器3内に収容される塵
芥とは分別された分別塵芥として容器22内に分別収集
されることになり、近来の傾向とする分別収集のニーズ
に応えることができる。また、略長方形薄箱状の容器2
2がケース23内において上下方向へかさ張ることなく
収容されて、分別塵芥収集スペースの有効利用を図るこ
とができる。
器3の後端部下方左右両位置において外装板28により
外側方から覆われた下部空間つまりデッドスペースを有
効利用して、ケース23に対して出し入れされる脱着可
能な容器22が設けられているので、種類をさらに細か
く分別する細分別化の傾向にある,種類毎の量としては
専用車を用意するほどのものでない再利用不能な瀬戸物
および栓などや、分別が義務付けられている使用済みの
乾電池類等の塵芥が、塵芥収集容器3内に収容される塵
芥とは分別された分別塵芥として容器22内に分別収集
されることになり、近来の傾向とする分別収集のニーズ
に応えることができる。また、略長方形薄箱状の容器2
2がケース23内において上下方向へかさ張ることなく
収容されて、分別塵芥収集スペースの有効利用を図るこ
とができる。
【0024】しかも、外装板28に設けた投入口41を
開閉する投入蓋42は、その投入蓋42への分別塵芥な
どの当接により分別塵芥投入時にのみ自重に抗して内開
き状態に開放するので、分別義務のある塵芥(使用済み
の乾電池類等)を回収袋などに回収する収集方法を採る
必要がなく、容器22内への分別塵芥の収集作業を簡単
に行うことができる。また、投入蓋42は、容器22内
への投入口41を介した分別塵芥の投入時以外は自重に
より投入口41の内周縁に当接する閉塞された状態に保
持されるので、投入蓋42によって容器22が外方から
遮断されることになり、塵芥収集車V1の見栄えの向上
を図ることができるとともに、衛生的にも優れたものと
なって衛生上の向上を図ることもできる。
開閉する投入蓋42は、その投入蓋42への分別塵芥な
どの当接により分別塵芥投入時にのみ自重に抗して内開
き状態に開放するので、分別義務のある塵芥(使用済み
の乾電池類等)を回収袋などに回収する収集方法を採る
必要がなく、容器22内への分別塵芥の収集作業を簡単
に行うことができる。また、投入蓋42は、容器22内
への投入口41を介した分別塵芥の投入時以外は自重に
より投入口41の内周縁に当接する閉塞された状態に保
持されるので、投入蓋42によって容器22が外方から
遮断されることになり、塵芥収集車V1の見栄えの向上
を図ることができるとともに、衛生的にも優れたものと
なって衛生上の向上を図ることもできる。
【0025】さらに、容器22がケース23に対して脱
着可能に支持されているので、容器22内の分別塵芥を
廃棄する際には外装板28を車体外側方に跳ね上げるだ
けでケース23から容器22を取り出すことができ、塵
芥収集車V1から離れた場所へ分別塵芥を廃棄するとい
う作業を簡単に行うことができる。
着可能に支持されているので、容器22内の分別塵芥を
廃棄する際には外装板28を車体外側方に跳ね上げるだ
けでケース23から容器22を取り出すことができ、塵
芥収集車V1から離れた場所へ分別塵芥を廃棄するとい
う作業を簡単に行うことができる。
【0026】また、透明な樹脂材よりなる投入蓋42に
より、外方から投入蓋42を介して容器22内の分別塵
芥の収集状態を確認することが可能となり、容器22の
管理を円滑に行うことができる。
より、外方から投入蓋42を介して容器22内の分別塵
芥の収集状態を確認することが可能となり、容器22の
管理を円滑に行うことができる。
【0027】次に、本考案の第2実施例を図5ないし図
7に基づいて説明する。
7に基づいて説明する。
【0028】この第2実施例では、上記第1実施例の車
体後部上面位置より塵芥を積込む塵芥収集車V1に代え
て、車体後面より塵芥を積込む塵芥収集車に適用したも
のである。尚、上記実施例と同一の部分については同一
の符号を付してその詳細な説明を省略する。
体後部上面位置より塵芥を積込む塵芥収集車V1に代え
て、車体後面より塵芥を積込む塵芥収集車に適用したも
のである。尚、上記実施例と同一の部分については同一
の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0029】すなわち、塵芥収集車V2の車体枠1上
に、車体後方側に塵芥を積込むための塵芥積込口53が
開口されてなる塵芥収集容器51が搭載されており、さ
らに、その塵芥積込口53上端に、枢軸54によって塵
芥投入箱52が傾動自在に連設されている。
に、車体後方側に塵芥を積込むための塵芥積込口53が
開口されてなる塵芥収集容器51が搭載されており、さ
らに、その塵芥積込口53上端に、枢軸54によって塵
芥投入箱52が傾動自在に連設されている。
【0030】上記塵芥投入箱52は、その車体前方側が
開放されて塵芥収集容器51の塵芥積込口53に連通さ
れるとともに、背面下方に塵芥を投入する投入口55が
開口され、その下部に塵芥の貯留室56が形成されてお
り、この塵芥投入箱52内には、塵芥を圧縮し、押し潰
して塵芥収集容器51内に積込む塵芥積込装置Xが装備
されている。
開放されて塵芥収集容器51の塵芥積込口53に連通さ
れるとともに、背面下方に塵芥を投入する投入口55が
開口され、その下部に塵芥の貯留室56が形成されてお
り、この塵芥投入箱52内には、塵芥を圧縮し、押し潰
して塵芥収集容器51内に積込む塵芥積込装置Xが装備
されている。
【0031】この塵芥積込み装置Xは、塵芥投入箱52
の側壁に沿って敷設され、車体の後方下部に向って傾斜
する溝形鋼よりなる案内溝部材57を備えており、この
案内溝部材57の上端部に上記枢軸54が枢支されてい
る。一方、塵芥投入箱52内には、その全幅に亘って形
成された昇降板58が収納されていて、この昇降板58
の上下には、上記案内溝部材57の内壁に沿って転動自
在に嵌合される案内ローラ59が軸着されている(図中
破線で示す部位)。また、昇降板58の背面上部には、
ブラケットを介して枢軸66が軸支されており、この枢
軸66は上記案内溝部材57背面に沿うとともに、昇降
板58の摺動距離に合致するように塵芥投入箱52の側
壁に形成された切欠60(図では一方のみ示す)を越え
て塵芥投入箱52内側より外側に突出するようになされ
ている。そして、図中破線で示す如く、外側に突出した
枢軸66と塵芥投入箱52の下部外側との間には、一対
の昇降シリンダ61が案内溝部材57の傾斜方向に沿っ
て設けられていて、この昇降シリンダ61の伸縮作動に
より、上記昇降板58を案内溝部材57に沿って往復動
させるようになされている。
の側壁に沿って敷設され、車体の後方下部に向って傾斜
する溝形鋼よりなる案内溝部材57を備えており、この
案内溝部材57の上端部に上記枢軸54が枢支されてい
る。一方、塵芥投入箱52内には、その全幅に亘って形
成された昇降板58が収納されていて、この昇降板58
の上下には、上記案内溝部材57の内壁に沿って転動自
在に嵌合される案内ローラ59が軸着されている(図中
破線で示す部位)。また、昇降板58の背面上部には、
ブラケットを介して枢軸66が軸支されており、この枢
軸66は上記案内溝部材57背面に沿うとともに、昇降
板58の摺動距離に合致するように塵芥投入箱52の側
壁に形成された切欠60(図では一方のみ示す)を越え
て塵芥投入箱52内側より外側に突出するようになされ
ている。そして、図中破線で示す如く、外側に突出した
枢軸66と塵芥投入箱52の下部外側との間には、一対
の昇降シリンダ61が案内溝部材57の傾斜方向に沿っ
て設けられていて、この昇降シリンダ61の伸縮作動に
より、上記昇降板58を案内溝部材57に沿って往復動
させるようになされている。
【0032】また、上記昇降板58の下端には、塵芥投
入箱52の車幅方向全体に亘って延設された押込板62
が前後に揺動自在に軸支されるとともに、この押込板6
2の背面より突出した支持片64と上記昇降シリンダ6
1先端の枢軸66との間には一対の押込シリンダ65が
連結されていて、この押込シリンダ65の伸縮作動によ
り、押込板62をその軸支部63の回りに前後に揺動さ
せるようになされている。これにより、塵芥投入箱52
の投入口55から貯留室56(底部)に投入された塵芥
は、図5の仮想線(一点鎖線)で示す押込板62の後方
から前方への揺動により掻き集められた後、貯留室56
内の前壁に沿って押込板62を昇降板58を介して上方
へ移動させることにより、塵芥積込口53から塵芥収集
容器51内(後述する塵芥収容空間51a内)に積込ま
れる。
入箱52の車幅方向全体に亘って延設された押込板62
が前後に揺動自在に軸支されるとともに、この押込板6
2の背面より突出した支持片64と上記昇降シリンダ6
1先端の枢軸66との間には一対の押込シリンダ65が
連結されていて、この押込シリンダ65の伸縮作動によ
り、押込板62をその軸支部63の回りに前後に揺動さ
せるようになされている。これにより、塵芥投入箱52
の投入口55から貯留室56(底部)に投入された塵芥
は、図5の仮想線(一点鎖線)で示す押込板62の後方
から前方への揺動により掻き集められた後、貯留室56
内の前壁に沿って押込板62を昇降板58を介して上方
へ移動させることにより、塵芥積込口53から塵芥収集
容器51内(後述する塵芥収容空間51a内)に積込ま
れる。
【0033】また、上記塵芥収集容器51は、その横断
面全体に亘って設けられた排出板67によって、上記塵
芥積込装置Xから塵芥積込口53を介して詰込まれた塵
芥を収容する塵芥収容空間51aとその前方空間51b
とに区画されており、この前方空間51bの下部には、
排出板67を車軸方向に移動させるための排出シリンダ
68が設けられている。この排出シリンダ68は、基部
68aと、この基部68aに対して伸縮自在な第1シリ
ンダ68bと、この第1シリンダ68bに対して伸縮自
在な第2シリンダ68cと、この第2シリンダ68cに
対して伸縮自在な第3シリンダ68dとからなる3段式
シリンダである。そして、上記基部68aの基端は排出
板67の下方に設けられた支持部材71により回動自在
に軸支され、上記第3シリンダ68dの先端は前方空間
51bの最前部に取付けられた軸部材73により回動自
在に軸支されており、この排出シリンダ68が伸長した
ときには排出板67を塵芥収集容器51の塵芥積込口5
3に近接させて、塵芥収容空間51aの容積を最小にす
る一方、排出シリンダ68が縮退することにより、塵芥
収容空間51aの容積を増大変更するようになされてい
る。
面全体に亘って設けられた排出板67によって、上記塵
芥積込装置Xから塵芥積込口53を介して詰込まれた塵
芥を収容する塵芥収容空間51aとその前方空間51b
とに区画されており、この前方空間51bの下部には、
排出板67を車軸方向に移動させるための排出シリンダ
68が設けられている。この排出シリンダ68は、基部
68aと、この基部68aに対して伸縮自在な第1シリ
ンダ68bと、この第1シリンダ68bに対して伸縮自
在な第2シリンダ68cと、この第2シリンダ68cに
対して伸縮自在な第3シリンダ68dとからなる3段式
シリンダである。そして、上記基部68aの基端は排出
板67の下方に設けられた支持部材71により回動自在
に軸支され、上記第3シリンダ68dの先端は前方空間
51bの最前部に取付けられた軸部材73により回動自
在に軸支されており、この排出シリンダ68が伸長した
ときには排出板67を塵芥収集容器51の塵芥積込口5
3に近接させて、塵芥収容空間51aの容積を最小にす
る一方、排出シリンダ68が縮退することにより、塵芥
収容空間51aの容積を増大変更するようになされてい
る。
【0034】そして、上記投入口55の下部空間77
は、上記押込板62の揺動軌跡に則して湾曲させてなる
塵芥投入箱52の貯留室56の底壁により、塵芥投入箱
52の貯留室56下部における押込板62の揺動範囲内
空間77aと、この揺動範囲内空間77aを除くよう下
方に位置する押込板62の揺動範囲外空間77bとに区
画されている。上記湾曲部74の最下端位置の下方に対
応する揺動範囲外空間77bには、貯留室56内に貯留
された塵芥の圧縮および押し潰しにより発生する汚水を
貯留するための汚水タンク75が設けられている。ま
た、上記塵芥収集容器51の下方位置つまり投入口55
の下方において汚水タンク75の後方に対応する揺動範
囲外空間77bの後部には、分別塵芥収集装置21が設
けられている。上記分別塵芥収集装置21は、ケース2
3と、このケース23に摺接支持される容器78と、上
記揺動範囲外空間77bの後部つまり容器78の外側方
に対応するケース23外方の外装板79に形成され、容
器78の脱着時におけるケース23に対する出し入れを
可能とする開閉可能なカバー80と、このカバー80の
前端位置に設けられ、カバー80の開放状態を保持する
カバーストッパ32と、上記外装板79の後端位置に設
けられ、カバー80を閉塞状態に固縛するカバー固縛機
構81と、上記カバー80に設けられ、上記容器78内
への分別塵芥の投入を可能とする投入口41と、この投
入口41を容器78内への分別塵芥の投入時にのみ開放
させる開閉可能な透明樹脂材よりなる投入蓋42とによ
り構成されてなる。上記容器78は、上記ケース23の
前後両側壁23b,23cおよび上壁23d(下部壁2
3d)とほぼ一致する形状に形成された左右両側面78
b,78cおよび背面78dを有し、かつ高さの低い正
面78eを有するとともに、背面78dを一部左右両側
面78b,78c内部側にオーバーラップさせた状態で
上方および外方に開口する開口部78fを有する略ボッ
クス状に形成されてなる。
は、上記押込板62の揺動軌跡に則して湾曲させてなる
塵芥投入箱52の貯留室56の底壁により、塵芥投入箱
52の貯留室56下部における押込板62の揺動範囲内
空間77aと、この揺動範囲内空間77aを除くよう下
方に位置する押込板62の揺動範囲外空間77bとに区
画されている。上記湾曲部74の最下端位置の下方に対
応する揺動範囲外空間77bには、貯留室56内に貯留
された塵芥の圧縮および押し潰しにより発生する汚水を
貯留するための汚水タンク75が設けられている。ま
た、上記塵芥収集容器51の下方位置つまり投入口55
の下方において汚水タンク75の後方に対応する揺動範
囲外空間77bの後部には、分別塵芥収集装置21が設
けられている。上記分別塵芥収集装置21は、ケース2
3と、このケース23に摺接支持される容器78と、上
記揺動範囲外空間77bの後部つまり容器78の外側方
に対応するケース23外方の外装板79に形成され、容
器78の脱着時におけるケース23に対する出し入れを
可能とする開閉可能なカバー80と、このカバー80の
前端位置に設けられ、カバー80の開放状態を保持する
カバーストッパ32と、上記外装板79の後端位置に設
けられ、カバー80を閉塞状態に固縛するカバー固縛機
構81と、上記カバー80に設けられ、上記容器78内
への分別塵芥の投入を可能とする投入口41と、この投
入口41を容器78内への分別塵芥の投入時にのみ開放
させる開閉可能な透明樹脂材よりなる投入蓋42とによ
り構成されてなる。上記容器78は、上記ケース23の
前後両側壁23b,23cおよび上壁23d(下部壁2
3d)とほぼ一致する形状に形成された左右両側面78
b,78cおよび背面78dを有し、かつ高さの低い正
面78eを有するとともに、背面78dを一部左右両側
面78b,78c内部側にオーバーラップさせた状態で
上方および外方に開口する開口部78fを有する略ボッ
クス状に形成されてなる。
【0035】この場合、本実施例においても、上記第1
実施例と同一の作用・効果が得られることに加え、カバ
ー80が分別収集容器78専用のものであることから、
塵芥収集容器51の下方位置にデッドスペースを有する
あらゆる塵芥収集車に適用でき、汎用性の拡大化を図る
ことができる。
実施例と同一の作用・効果が得られることに加え、カバ
ー80が分別収集容器78専用のものであることから、
塵芥収集容器51の下方位置にデッドスペースを有する
あらゆる塵芥収集車に適用でき、汎用性の拡大化を図る
ことができる。
【0036】尚、本考案は上記各実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記各実施例では、塵芥収集容器3の後端
部下方左右両位置に分別塵芥収集装置21を設けたが、
分別塵芥収集装置が塵芥収集容器の後端部下方左右両位
置のいずれか一箇所にのみ設けられていても良い。
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記各実施例では、塵芥収集容器3の後端
部下方左右両位置に分別塵芥収集装置21を設けたが、
分別塵芥収集装置が塵芥収集容器の後端部下方左右両位
置のいずれか一箇所にのみ設けられていても良い。
【0037】また、上記各実施例では、ケース23によ
り容器22(78)の底面22a(78a),左右両側
面22b,22c(78b,78c)および背面22d
(78d)を覆いかつ開口部22f(78f)を上壁2
3eにより覆ったが、容器は、少なくとも底面,左右両
側面および背面が覆われていればよく、上方は特に覆わ
れていなくとも良い。さらに、上記各実施例では、投入
蓋42を透明な樹脂材により形成したが、外装板又はカ
バーと同一の金属などよりなる投入蓋であっても良い。
り容器22(78)の底面22a(78a),左右両側
面22b,22c(78b,78c)および背面22d
(78d)を覆いかつ開口部22f(78f)を上壁2
3eにより覆ったが、容器は、少なくとも底面,左右両
側面および背面が覆われていればよく、上方は特に覆わ
れていなくとも良い。さらに、上記各実施例では、投入
蓋42を透明な樹脂材により形成したが、外装板又はカ
バーと同一の金属などよりなる投入蓋であっても良い。
【0038】さらに、上記第2実施例では、押込板62
を前後方向への揺動させかつ昇降板58を介して上方へ
移動させることによって塵芥を塵芥収集容器51内に積
込む圧縮型の塵芥積込装置Xを搭載した塵芥収集車V2
について述べたが、圧縮型の塵芥積込装置に限定される
ものではなく、例えば、塵芥投入箱内の上下に押込板が
それぞれ配され、塵芥投入箱の投入口から貯留室に投入
された塵芥が、下側の押込板の前後方向への揺動により
掻き集めた後、上側の押込板の前後方向への揺動により
塵芥積込口から塵芥収集容器内に積込まれる回転押込型
の塵芥積込装置を搭載した塵芥収集車にも適応できるの
は勿論である。
を前後方向への揺動させかつ昇降板58を介して上方へ
移動させることによって塵芥を塵芥収集容器51内に積
込む圧縮型の塵芥積込装置Xを搭載した塵芥収集車V2
について述べたが、圧縮型の塵芥積込装置に限定される
ものではなく、例えば、塵芥投入箱内の上下に押込板が
それぞれ配され、塵芥投入箱の投入口から貯留室に投入
された塵芥が、下側の押込板の前後方向への揺動により
掻き集めた後、上側の押込板の前後方向への揺動により
塵芥積込口から塵芥収集容器内に積込まれる回転押込型
の塵芥積込装置を搭載した塵芥収集車にも適応できるの
は勿論である。
【図1】本願考案の第1実施例に係る塵芥収集車の側面
図である。
図である。
【図2】同じく外装板の開放状態で車体側方より視た分
別塵芥収集装置付近の側面図である。
別塵芥収集装置付近の側面図である。
【図3】同外装板の閉塞状態での図2のA−A線におけ
る断面図である。
る断面図である。
【図4】同外装板ストッパ付近で切断した分別塵芥収集
装置の縦断正面図である。
装置の縦断正面図である。
【図5】本願考案の第2実施例に係る塵芥収集車の後部
側の構造を示す縦断側面図である。
側の構造を示す縦断側面図である。
【図6】同じく車体側方より視た分別塵芥収集装置付近
の側面図である。
の側面図である。
【図7】同じく図3相当図である。
1 車体枠 3,51 塵芥収集容器 21 分別塵芥収集装置 22,78 容器 22f,78f 開口部(上方開口) 23 ケース 28 外装板(カバー) 41 投入口 42 投入蓋 80 カバー V1,V2 塵芥収集車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−138201(JP,A) 実開 平5−37706(JP,U) 実開 昭61−86304(JP,U) 実開 昭60−151803(JP,U) 実開 昭63−36462(JP,U) 実開 平3−102501(JP,U) 実開 平5−75207(JP,U) 実開 昭61−154204(JP,U) 実開 平3−74501(JP,U) 実開 昭61−127102(JP,U) 実開 昭59−61104(JP,U) 特公 昭49−25689(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 3/00 - 3/28 B65F 1/00 - 1/16
Claims (2)
- 【請求項1】 車体枠上に塵芥を収集するための塵芥収
集装置を備えた塵芥収集容器が搭載されこの塵芥収集容
器に対しその車体後方側から塵芥が投入される塵芥収集
車に対し付設され、上記塵芥収集容器内に収集する塵芥
とは分別される分別塵芥を収集するようにした分別塵芥
収集装置であって、 上記塵芥収集容器の車幅方向側部の下方位置に固定され
たケースと、 上記ケースに着脱可能に支持され、上記分別塵芥が上方
に開口する上方開口を経て収集される容器と、 上記ケースの車幅方向外側を覆いかつ上端が車幅方向外
側に向けて外開き可能に支持されたカバーとを備え、 上記カバーには、 上記容器の上方開口の上部位置に車幅方向外側に臨んで
開口し分別塵芥が投入される投入口と、 この投入口を閉止するよう内開き可能に取り付けられた
投入蓋とが設けられている ことを特徴とする塵芥収集車
の分別塵芥収集装置。 - 【請求項2】 投入蓋は、透明な樹脂材よりなることを
特徴とする請求項1記載の塵芥収集車の分別塵芥収集装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070546U JP2592745Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 塵芥収集車の分別塵芥収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070546U JP2592745Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 塵芥収集車の分別塵芥収集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740608U JPH0740608U (ja) | 1995-07-21 |
JP2592745Y2 true JP2592745Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13434632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993070546U Expired - Lifetime JP2592745Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 塵芥収集車の分別塵芥収集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592745Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6360333B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2018-07-18 | 株式会社モリタホールディングス | 収納容器付き塵芥収集車 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5433434B2 (ja) * | 1972-05-30 | 1979-10-20 | ||
JPS5961104U (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-21 | 極東開発工業株式会社 | 塵芥収集車 |
JPS60151803U (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-09 | ユニチカ株式会社 | 折刃収納容器 |
JPS6186304U (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-06 | ||
JPS61127102U (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-09 | ||
JPS61154204U (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-25 | ||
JPS6336462U (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-09 | ||
JP2794020B2 (ja) * | 1989-10-20 | 1998-09-03 | 株式会社モリタエコノス | 塵芥収集車 |
JPH0752081Y2 (ja) * | 1991-09-21 | 1995-11-29 | 秀典 大地 | ゴミの回収車 |
JP3074501U (ja) * | 2000-01-04 | 2001-01-19 | エイサー コミュニケーションズ アンド マルチメディア インコーポレイテッド | レンズ切換機能を備えたスキャナ |
JP3102501U (ja) * | 2003-12-25 | 2004-07-08 | 鋒沐股▲ふん▼有限公司 | 多重弛み防止ナットアセンブリ |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993070546U patent/JP2592745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740608U (ja) | 1995-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5484246A (en) | Collecting, hauling and delivering apparatus for recyclable materials | |
CA1331587C (en) | Rubbish collection vehicle | |
US4913301A (en) | Refuse container | |
US5423448A (en) | Dumpster-type cylindrical trash container | |
JPH04500353A (ja) | くず収集車両 | |
US5448945A (en) | Combination compacting and lifting apparatus | |
AU2004200551B2 (en) | Material handling apparatus having a charging hopper and moving floor | |
JP2592745Y2 (ja) | 塵芥収集車の分別塵芥収集装置 | |
CN214113744U (zh) | 一种翻桶装置及移动式垃圾压缩机 | |
JP2741667B2 (ja) | 分別ゴミ収集車 | |
JP2581557Y2 (ja) | 塵芥収集車 | |
US6821077B2 (en) | Waste and recyclable materials compaction and handling apparatus | |
JP2842993B2 (ja) | 塵芥収集車の汚水タンク蓋開閉装置 | |
US20070122258A1 (en) | Waste packing apparatus and waste collection vehicle | |
JP2912773B2 (ja) | ごみ分別収集車 | |
JP2592730Y2 (ja) | 塵芥収集車のダストコンテナ反転装置 | |
JP3995308B2 (ja) | 塵芥収集車 | |
JPS586641B2 (ja) | ジンカイシユウシユシヤニオケル コンテナノジンカイトウニユウソウチ | |
JP3643221B2 (ja) | 塵芥収集車 | |
CA2360158C (en) | Waste and recyclable materials compaction and handling apparatus | |
EP0572512B1 (en) | Refuse-collection truck | |
JP2522597Y2 (ja) | 圧縮式塵芥収集車の塵芥積込み装置 | |
JPH0575207U (ja) | 塵芥収集車 | |
SU939340A1 (ru) | Мусоровоз | |
JPH0641921Y2 (ja) | 塵芥収集車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |