JP3034510B1 - 回転排出式ごみ容器 - Google Patents

回転排出式ごみ容器

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JP3034510B1 JP10364957A JP36495798A JP3034510B1 JP 3034510 B1 JP3034510 B1 JP 3034510B1 JP 10364957 A JP10364957 A JP 10364957A JP 36495798 A JP36495798 A JP 36495798A JP 3034510 B1 JP3034510 B1 JP 3034510B1
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武夫 吉田
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有限会社リョウケ鉄工
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Abstract

【要約】 【目的】 内容器を排出位置まで回転させると、自動的
にごみが押し出されるようにする。 【構成】 内容器20にごみを投入するための投入部1
4を外筐10の上部に有し、内容器20は同投入部14
へ向く投入開口23を有する。内容器20へのごみの投
入時には、投入開口23が外筐10の投入部14へ向い
た投入位置にて内容器20を停止させ、内容器内のごみ
の排出時には、回転する内容器20の排出開口24を外
筐下部の排出部18へ向いた排出位置にて停止可能なよ
うに、内容器20を係合手段30により上記各位置に規
定する。排出位置においてごみは内容器底部(21)か
ら押し出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外筐内にて回転可
能な内容器を有する回転排出式ごみ容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ごみ容器には様々な構造、機構を持った
ものがあり、内外2重の容器構造を持ったものも公知で
ある。しかし、従来のごみ容器は、特にごみ容器内から
ごみを排出する作業に難点があった。人力で取り出すに
は手間がかかり過ぎる上に衛生上の問題もあり、機械的
操作で排出するには設備投資が必要であり、また取り残
しの問題が生ずるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
点に着目してなされたものであって、内部のごみの排出
のために内容器を排出位置へ回転させると自動的にごみ
が押し出されるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明のものは、内容器にごみを投入するための投
入部を外筐の上部に有し、同投入部に向けられる投入開
口を内容器が有しており、内容器へのごみの投入時には
内容器の投入開口が外筐の投入部へ向いた投入位置にて
内容器を停止させ、内容器内のごみの排出時には回転す
る内容器の排出開口を外筐下部の排出部へ向いた排出位
置にて停止可能なように、内容器を係合手段により上記
各位置にて規定するとともに、排出位置において内容器
底部からごみ押し出すために持ち上がる可動底板を有
するという手段を講じている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る回転排出式ごみ容器
は、外筐内にて回転可能な内容器を有し、この内容器の
回転によって内容器内のごみを排出可能とする形式のも
のである。
【0006】外筐は、内容器を回転可能に収める大き
さ、形状を有しており、内容器にごみを投入するための
投入部を上部に有している。投入部は開口状の部分を有
していなければならないが、使用時つまりごみの投入時
に開き、それ以外は閉じている開閉式構造を有するもの
とすることができる。
【0007】また外筐は、内容器の回転により排出され
るごみの出口として、排出部を下部に有している。排出
部もごみ出口として開口状の部分を有していなければな
らないことは当然である。またこの排出部も開閉式とす
ることは可能であるが、排出前の内容器が上向きとなっ
ておれば、外筐下部の排出部からごみが露出することは
ないので、常時開放式であっても問題はない。
【0008】内容器は、投入されたごみを溜める事実上
のごみ容器であり、外筐の投入部に向けられる投入開口
を有している。故に投入開口は、ごみ投入時には上向き
となる。ごみ排出のための排出開口は、内容器を回転さ
せたときに外筐下部の排出部を向く。ここでいう外筐下
部とは下向きであることを必要としない。外筐の側方ま
たは側方下部、或いは外筐の相対的に下の部分であっ
て、例えば、横倒し状に内容器を回転させたときに排出
可能となる位置である。内容器を排出開口が概ね側方を
向いた横倒し状にしてごみを排出する方式とすれば、内
容器を上下反転する必要がないし、底面にてごみを受け
取る構成とする必要もない。
【0009】しかし、側方乃至側方下部を向いた状態で
は内容器からごみを全部排出し切ることが困難である。
そこで本発明では、排出位置にある内容器の底部からご
みが押し出されるようにする。このために、内容器は可
動底板を有するものとすることができる。可動底板は、
それ自体が内容器の底板を構成しても良いし、内容器の
底板とは別の部材であっても良い。
【0010】内容器へのごみの投入時には内容器の投入
開口が外筐の投入部へ向いた投入位置にて内容器を停止
させ、内容器内のごみを排出するときには、回転する内
容器の排出開口を外筐下部を向いた排出位置にて停止可
能なように、内容器を係合手段により上記各位置にて規
定する。係合手段は、内容器が回転しないように支える
とともに、支えを外すことにより荷重が内容器に作用
し、回転モーメントで回転を開始するようにする。
【0011】係合手段としては、内容器の投入開口がほ
ぼ上向きとなる投入位置で、内容器の回転を止めるため
の1種のストッパーが必要である。また、内容器の回転
範囲を、投入開口が外筐の投入部を向いた投入位置と、
排出開口が外筐の排出部を向いた排出位置との間に規定
する構成を具備することができる。
【0012】なお、内容器の投入開口と排出開口とは、
全く別の機能を有するものであるけれども、構造的に全
く別の位置になければならない、という訳ではない。例
えば投入開口、排出開口の一部が重なっている場合を含
む。
【0013】
【実施例】以下図示の実施例を参照して本発明を詳細に
説明する。
【0014】外筐10は、図1、2から明瞭に理解され
るように、左右の側枠11、12を所要個数の長尺架材
13…で連結したフレーム構造を持っている。図3は各
架材13に順に枝符号を付したもので、位置を区別する
必要があるときに使用する。
【0015】故に、外筐10の投入部14は、第2、第
3架材を132 、133 の間で示される。また例示の投
入部14の開口は開閉扉15によって開閉可能である。
16は外筐10の開閉天板であり、第1、第2架材13
1 、132 の間にヒンジ取り付けされており、17は広
告、宣伝等を兼ねた停止部材であり、開閉天板16及び
同様にヒンジ取り付けされた前方開閉扉15を開放時に
受け止める。
【0016】外筐10の排出部18は図2における正
面、図3における左側面に設定されており、第5、第1
架材135 、131 の間で示される。この排出部18は
常時開放である。
【0017】内容器20はごみを溜める部分が篭目を有
するいわばバスケット状のものとされ、排出時底となる
位置には可動底板21が設けられており、外筐10の内
部空間にて回転可能な形状を有する。可動底板21は外
方の端部22にてヒンジ取り付けされ、内容器20の内
方へヒンジ中心として回転可能となっている。図5参
照。
【0018】内容器20は、外筐10の投入部14に向
けられる投入開口23と、排出部18に向けられる排出
開口24とを有する。投入開口23と排出開口24と
は、内容器20の回転方向に隣接しており、投入開口2
3が外筐投入部14に向いているときには排出開口24
は上向きとなっており、内容器20が排出方向へ回転す
ると排出開口24は外筐排出部18を向く。
【0019】内容器20は、投入開口23が投入部14
を向いている投入状態から、排出開口24が排出部18
を向く排出状態まで、モーメント荷重により自動的に回
転するように、重心からはずれた位置に回転軸25を有
する。例示の内容器20は多角形断面を有し、扁心位置
にある回転軸25回りに回転する運動には、ごみの荷重
も作用する。
【0020】排出開口24が排出部18へ近付いたとき
に可動底板21を押し出すための押し出し部材26が外
筐10の下部に設けられる。例示の押し出し部材26は
可動底板21に接触して回転可能なローラーであり、外
筐10の下枠部間に設けられている。なお、可動底板2
1は、排出時底面となる部分のみならず、背面にまで延
びた部分27を有し、ごみを奥から前方へも押し出せる
ようになっている。
【0021】内容器20を投入位置と排出位置にて停止
可能なように規定するための係合手段30が設けられ
る。例示の場合、内容器20の回転軸25と同軸に回転
部材31が設けられ、回転部材31には、内容器20の
投入開口23が外筐10の投入部14を向く投入位置
と、内容器20の排出開口24が外筐10の排出部18
を向く排出位置の間での範囲の往復回転に限られるよう
にカム凹部32が形成され、そこに係合可能なカムピン
33を外筐側に設けている。
【0022】また投入開口23が投入部14にある投入
位置では、内容器20とごみの荷重に耐えて内容器20
の回転を止めるためのストッパー34を外筐側に設け、
上記位置で同ストッパー34を回転部材31の係合凹部
35に係合させる構成を有する。内容器20の排出位置
への回転のためにストッパー34の係合を外すには、外
筐側に軸支されたストッパー34の他部36を押して操
作する構成とされている。
【0023】37はハンドル取り付け軸であり、排出位
置から投入位置へ内容器20を戻すためにハンドル38
を取り付ける。このハンドル38は取り付け軸37に差
し込んでストッパー34の他部36を押し、係合を解除
するための部材及び内容器20を投入位置へ戻すための
部材を兼ねる。39は回転軸25の軸受けであり、外筐
側に設置されている。回転部材31には戻し操作中の逆
転を防止するラチェット機構40が内蔵されている。な
おハンドル38は取り付け軸37と一体物でも良い。
【0024】故に、内容器20の投入開口23が外筐1
0の投入部14に向いている投入位置において、開閉扉
15を開いて中にごみを投入する動作を繰り返す。ごみ
を排出するときは、ハンドル38を取り付け軸37に差
し込んでストッパー34の回転部材31との係合を外
し、内容器20を回転させ、排出開口24が外筐10の
排出部18に位置するようにする。その間、可動底板2
1が押し出し部材26に突き上げられ、ごみを内容器2
0の下方及び背部から排出開口18へ押し出すので、内
部には全くごみが残らない。
【0025】ごみの排出が終わったならハンドル38を
操作して、内容器20を排出位置から投入位置へ押し戻
す。この戻し操作によりストッパー34が回転部材31
の凹部35に係合し、投入位置に内容器20が固定され
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、内部のごみの排出のために、内容器
を回転させると、排出位置へ到る前から内容器の底部が
持ち上げられ、ごみを中から前方へ押し出すようにする
ので、ごみをかき出す手間が不要になるばかりかワンタ
ッチ操作でごみを排出可能となり、取り残しの問題も起
こらない等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転排出式ごみ容器の実施例を示
す平面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく側面図。
【図4】ごみ投入時の側面説明図。
【図5】(a)内容器の回転途中の説明図。 (b)ごみ排出時の側面説明図。
【図6】係合手段の実施例を示す正面図。
【図7】同じく側面図。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筐内にて回転可能な内容器を有するご
    み容器であって、内容器にごみを投入するための投入部
    を外筐の上部に有し、同投入部に向けられる投入開口を
    内容器が有しており、内容器へのごみの投入時には内容
    器の投入開口が外筐の投入部へ向いた投入位置にて内容
    器を停止させ、内容器内のごみの排出時には回転する内
    容器の排出開口を外筐下部の排出部へ向いた排出位置に
    て停止可能なように、内容器を係合手段により上記各位
    置にて規定するとともに、排出位置において内容器底部
    からごみ押し出すために持ち上がる可動底板を有する
    ことを特徴とする回転排出式ごみ容器。
  2. 【請求項2】 可動底板は外方の端部22にてヒンジ取
    り付けされ、排出位置において可動底板が押し出し部材
    により内容器の内方へヒンジを中心として回転し、ご
    みを排出開口へ押し出す構成を有する請求項1記載の回
    転排出式ごみ容器。
  3. 【請求項3】 係合手段は、内容器が回転しないように
    支えるとともに、支えを外すことにより内容器の回転モ
    ーメントで回転を開始する構成を有する請求項1記載の
    回転排出式ごみ容器。
  4. 【請求項4】 内容器の回転軸と同軸に回転部材が設け
    られ、回転部材には、内容器の投入開口が外筐の投入部
    を向く投入位置と、内容器の排出開口が外筐の排出部を
    向く排出位置の間での範囲の往復回転に限られるように
    カム凹部が形成され、そこに係合可能なカムピンを外筐
    側に設け、また投入開口が投入部にある投入位置では内
    容器とごみの荷重に耐えて内容器の回転を止めるための
    ストッパーを外筐側に設け、上記位置で同ストッパーを
    回転部材の係合凹部に係合させる構成を有する請求項1
    記載の回転排出式ごみ容器。
  5. 【請求項5】 ストッパーの他部を押し、係合を解除す
    るための部材及び内容器を投入位置へ戻すための部材を
    兼ねるハンドルを有する請求項4記載の回転排出式ごみ
    容器。
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